JPH04335432A - メンバーシップ関数データ作成方法および装置ならびに適合度演算方法および装置 - Google Patents

メンバーシップ関数データ作成方法および装置ならびに適合度演算方法および装置

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JPH04335432A
JPH04335432A JP3133305A JP13330591A JPH04335432A JP H04335432 A JPH04335432 A JP H04335432A JP 3133305 A JP3133305 A JP 3133305A JP 13330591 A JP13330591 A JP 13330591A JP H04335432 A JPH04335432 A JP H04335432A
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JP3133305A
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English (en)
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Hideji Ejima
江島 秀二
Masaji Miura
三浦 正次
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N7/00Computing arrangements based on specific mathematical models
    • G06N7/02Computing arrangements based on specific mathematical models using fuzzy logic
    • G06N7/04Physical realisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/02Digital function generators
    • G06F1/03Digital function generators working, at least partly, by table look-up
    • G06F1/035Reduction of table size
    • G06F1/0356Reduction of table size by using two or more smaller tables, e.g. addressed by parts of the argument
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/90Fuzzy logic

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,ファジィ推論演算の
ためのメンバーシップ関数データ作成方法および装置な
らびに適合度演算方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファジィ推論演算は,一般に,If,t
hen ルールと呼ばれるファジィ・ルールにしたがっ
て実行される。このルールは,Ifで始まる前件部と,
then以降の後件部とから構成される。前件部および
後件部のいずれにおいても,入力変数とメンバーシップ
関数との組からそれぞれなる一または複数の命題がan
d またはorで結合されている。
【0003】したがって,ファジィ推論演算装置のメモ
リには,これらのルールを表わすデータに加えて,メン
バーシップ関数を表わすデータがあらかじめ格納されて
いる。
【0004】メンバーシップ関数を表わすデータの従来
の格納方法には次のようなものがある。
【0005】その1はROM読出し方式といわれるもの
で,メンバーシップ関数の形状を表わすデータを,メン
バーシップ関数ごとに,変数に対応してROMに格納し
ておくものである。
【0006】その2はX/Y座標方式といわれるもので
,メンバーシップ関数を折線で表現し,折線の折点(変
曲点)のX,Y座標を,メンバーシップ関数ごとに,R
OMに格納しておくものである。
【0007】その3はX/傾き方式といわれるもので,
メンバーシップ関数を単純な形状,たとえば三角形によ
って表現し,三角形の頂点のX座標(頂点のグレードは
常に1)と左,右の傾きとを,メンバーシップ関数ごと
に,ROMに格納しておくものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,第1の
ROM読出し方式においては,入力変数の値に対応する
関数値データ(適合度)をROMから読出すだけで前件
部適合度演算結果が得られるから前件部適合度演算を高
速で行えるという特長をもつが,すべての関数値データ
をROMにあらかじめ格納しておくために膨大なメモリ
容量が必要で,メンバーシップ関数の分解能が低くても
よい場合以外は実用的ではなかった。
【0009】第2のX/Y座標方式はメンバーシップ関
数を表わすX,Y座標データを格納するメモリ容量は少
なくて済むが,ソフトウェアで適合度演算を行うと長い
時間が必要となる。高速化の為にハードウェアで適合度
演算回路を構成すると高価になる。
【0010】第3のX/傾き方式は処理の高速化のため
に傾きデータを用い,適合度演算に除算を使わないよう
にしている。しかしこの方式においてもROMの容量を
極端に小さくすることはできない。たとえば,8種類の
入力変数で各入力変数ごとに7種類のメンバーシップ関
数を設定した場合,200 バイト程度のメモリ容量が
必要で,ファジィ推論演算装置の低廉化には限界がある
【0011】この発明は,主に,第3のX/傾き方式を
改良してメンバーシップ関数データを格納するメモリの
容量を一層少なくしようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によるメンバー
シップ関数データ作成方法は,複数のメンバーシップ関
数のそれぞれにおけるグレードが最大値を示す頂点を境
界として複数の区間を設定し,各区間において,隣接す
る2つのメンバーシップ関数が重複しかつこれらの2つ
のメンバーシップ関数の形状が区間の中心に関して対称
となるように設定し,各頂点の座標と,各区間における
メンバーシップ関数の形状を規定するデータとを,複数
のメンバーシップ関数を表わすデータとして設定するも
のである。
【0013】この発明によるメンバーシップ関数データ
作成装置は,複数のメンバーシップ関数のそれぞれにお
けるグレードが最大値を示す頂点のデータが与えられた
ときに,この頂点を境界として複数の区間を設定する第
1の手段,および各区間において,相互に重複しかつ形
状が区間の中心に関して対称となる隣接する2つのメン
バーシップ関数の形状を規定するデータを設定する第2
の手段を備えている。
【0014】上記において,メンバーシップ関数の形状
が三角形状の場合には,上記の形状を規定するデータは
傾きデータであり,これは上記頂点のデータから算出さ
れる。
【0015】この発明による適合度演算方法は,複数の
メンバーシップ関数が設定され,これらのメンバーシッ
プ関数の頂点を境として設定された区間において隣接す
る2つのメンバーシップ関数の形状が区間の中心に関し
て対称であり,各区間ごとにメンバーシップ関数の形状
を規定するパラメータが設定されているものにおいて,
入力データが与えられたときにその入力データの属する
区間を判定し,判定された区間において,一方の第1の
メンバーシップ関数については上記頂点の座標と上記パ
ラメータとを用いて第1の適合度を求め,他方の第2の
メンバーシップ関数については求めた第1の適合度から
第2の適合度を求めるものである。
【0016】この発明による適合度演算装置は,複数の
メンバーシップ関数が設定され,これらのメンバーシッ
プ関数の頂点を境として設定された区間において隣接す
る2つのメンバーシップ関数の形状が区間の中心に関し
て対称であり,各区間ごとにメンバーシップ関数の形状
を規定するパラメータが設定されているものにおいて,
入力データが与えられたときにその入力データの属する
区間を判定する手段,および判定された区間において,
一方の第1のメンバーシップ関数については上記頂点の
座標と上記パラメータとを用いて第1の適合度を求め,
他方の第2のメンバーシップ関数については求めた第1
の適合度から第2の適合度を求める演算手段を備えてい
る。
【0017】上記において,上記第2の適合度は,1か
ら上記第1の適合度を減算することにより求めることが
できる。
【0018】この発明の一実施態様においては,各メン
バーシップ関数に重みデータが設定されているものにお
いて,求めた第1および第2の適合度に,対応するメン
バーシップ関数の重みデータをそれぞれ作用させること
により重み付け演算が行われる。
【0019】
【作用】この発明によるメンバーシップ関数データ作成
方法および装置においては,複数のメンバーシップ関数
のそれぞれにおけるグレードが最大値を示す頂点の座標
データが入力される。そしてこの頂点を境界として複数
の区間が設定される。
【0020】各区間において,隣接する2つのメンバー
シップ関数が重複しかつこれらの2つのメンバーシップ
関数の形状が区間の中心に関して対称となるようにメン
バーシップ関数が設定される。各頂点の座標データと,
各区間におけるメンバーシップ関数の形状を規定するパ
ラメータとが,複数のメンバーシップ関数を表わすデー
タとして設定される。
【0021】この発明による適合度演算方法および装置
は上記のメンバーシップ関数データ作成方法および装置
により作成されたメンバーシップ関数を表わすデータ,
すなわち上記頂点の座標データと形状を規定するパラメ
ータとを用いて適合度を演算するものである。
【0022】すなわち,入力データが与えられたときに
その入力データの属する区間がまず判定される。判定さ
れたこの区間において,この区間に存在する2つのメン
バーシップ関数のうちの一方の第1のメンバーシップ関
数については上記頂点の座標と上記パラメータとを用い
て第1の適合度が求められる。他方の第2のメンバーシ
ップ関数については求めた第1の適合度に基づいて第2
の適合度が求められる。
【0023】各メンバーシップ関数に重みデータが設定
されているものにおいては,求められた第1および第2
の適合度に,対応するメンバーシップ関数の重みデータ
をそれぞれ作用させることにより重み付け演算が行われ
る。
【0024】
【発明の効果】この発明によるメンバーシップ関数デー
タ作成方法および装置によると,メンバーシップ関数の
頂点を境として設定された区間に隣接する2つのメンバ
ーシップ関数の一部分が存在し,これら2つのメンバー
シップ関数をこの区間で表わすデータが1つの頂点座標
と1つの形状パラメータで足りるので,上述した従来の
X/傾き方式に比べて,メモリ容量を半分にすることが
できる。
【0025】また,メンバーシップ関数の形状が三角形
の場合には,各メンバーシップ関数の頂点座標を与えれ
ば形状パラメータ,すなわち傾きデータが自動的に算出
されるので,メンバーシップ関数の設定が容易となりか
つ短時間で終えることができる。
【0026】この発明による適合度演算方法および装置
によると,第1の適合度を求めれば,第2の適合度は簡
単な演算で求めることができる。第2の適合度を1から
第1の適合度を減算することにより求めることができる
ので,第2の適合度は第1の適合度を表わすデータの各
ビットをそれぞれ反転させるだけで求まり,演算時間を
従来の約1/2に短縮することができる。
【0027】1つの入力データに対して3つ以上の適合
度は存在しないので,それ以降の演算においては1入力
当り2個の適合度さえ持てばよく,演算の中間値を格納
するバッファの容量を減少することができ,コストダウ
ンを図ることが可能である。
【0028】各メンバーシップ関数に重みを付ける場合
においても,まず重み無しで演算しておきその結果に後
から重み付けを行うことにより演算時間の短縮が可能で
ある。
【0029】
【実施例】図1は知識設定装置の構成例を示している。
【0030】知識設定装置10は後述するファジィ推論
装置20(図5)の一部であってもよいし,ファジィ推
論装置20とは別個のものであってもよい。知識設定装
置10はプログラムされたコンピュータならびにそれに
接続されたキーボード等の入力装置およびCRT等の表
示装置から構成される。
【0031】知識設定装置10はルール設定部11,メ
ンバーシップ関数(MF)設定部12およびメンバーシ
ップ関数/ルール・データ作成部13から構成されてい
る。
【0032】ルール設定部11およびメンバーシップ関
数設定部12は,入力装置,表示装置およびコンピュー
タの一部によってそれぞれ実現されるであろう。
【0033】ルール設定部11では,いわゆるIf,t
hen ルールと呼ばれるルールが入力され,かつ表示
される。If,then ルールの一例を次に挙げる。
【0034】
【0035】ここでIfから始まる項が前件部,the
n以降が後件部と呼ばれる。前件部には,入力変数とメ
ンバーシップ関数との対からそれぞれなる複数の命題が
含まれる。
【0036】x1,x2,x3,x5,x6等は入力変
数,y1,y2等は出力変数,MF12,MF13,M
F22,MF25,MF31,MF32,MF53,M
F61,mf12,mf15,mf21等はメンバーシ
ップ関数である。
【0037】この実施例ではメンバーシップ関数は入,
出力変数ごとに複数種類ずつ作成される。メンバーシッ
プ関数の種類を表わす識別符号(上記のMFまたはmf
およびそれに続く添字)をラベルという。
【0038】上記のようなルールがルール設定部11か
ら入力されると,このルールはメンバーシップ関数/ル
ール・データ作成部13に与えられ,コード化される。
【0039】次に,入力変数x1について7種類のメン
バーシップ関数MF11〜MF17を設定する処理につ
いて説明する。
【0040】説明を簡単にするためにメンバーシップ関
数として三角形状のものが設定されるものとする。三角
形は,頂点の座標と両斜辺の傾き,または頂点の座標と
底辺の両端の座標によって定義可能である。頂点のグレ
ード(メンバーシップ関数の値)を常に1とすれば,頂
点の座標としては変数xのみを与えればよい。三角形状
のメンバーシップ関数のグレードが零でない範囲(すな
わち底辺の長さ範囲)をメンバーシップ関数の定義域と
いう。
【0041】この実施例においては,メンバーシップ関
数は頂点の座標と左右の斜辺の傾きによって定義される
ものとする。
【0042】図3にメンバーシップ関数設定部12とメ
ンバーシップ関数/ルール・データ作成部13における
動作が示されている。
【0043】まず設定部12において入力変数が入力さ
れることにより指定される(ステップ31)。入力変数
x1が指定されたものとする。
【0044】次に,図2に示すように,入力変数x1に
ついての7種類のメンバーシップ関数のラベルMF11
〜MF17と,それらのメンバーシップ関数の頂点のx
座標x11〜x17が設定部12から入力される(ステ
ップ32)。 頂点のグレードはすべて1である。これらの設定された
データはデータ作成部13に与えられる。
【0045】この実施例では,各メンバーシップ関数の
定義域は左右に隣接するメンバーシップ関数の頂点のx
座標間の範囲と定められている。左端または右端のメン
バーシップ関数については,右側または左側に隣接する
メンバーシップ関数の頂点のx座標と変数xのレンジの
左端または右端との間が定義域となる。
【0046】変数xのレンジが頂点の座標x12〜x1
6によって6つの区間T11〜T16に分割される。各
区間においては左右に隣接するメンバーシップ関数が重
複して定義される。そして,左右のメンバーシップ関数
は区間の中心に関して左右対称である。したがって,各
区間において1つの傾きg11〜g16のみを定めれば
よいことになる。この実施例では正の傾きが定められる
。各区間において,右側のメンバーシップ関数の左側の
斜辺の傾きはそれぞれg11〜g16のいずれかであり
,左側のメンバーシップ関数の右側の斜辺の傾きはそれ
ぞれ−g11〜−g16のいずれかとなる。
【0047】データ作成部13においては,頂点座標デ
ータx11〜x17を用いて,各区間T11〜T16に
おける傾きg11〜g16が算出される(ステップ33
,34)。傾きg1iは,g1i=1/[x1(i+1
)−x1i]として求められる。ここで分子の1はグレ
ードを表わしている。もし8ビットで表現されるならば
上記の式の分子には1に代えて256 が用いられよう
【0048】以上のようにして,入力変数x1について
の7種類のメンバーシップ関数を定義するデータがすべ
て作成されたことになる。。このメンバーシップ関数デ
ータが図4に示されている。この図から分るように,1
つのメンバーシップ関数について,それぞれ頂点の座標
と,左右両斜辺についての2つの傾きと,要すれば底辺
の両端の座標とを設定する場合に比べて,データ量がは
るかに少くなっていることが容易に理解できよう。
【0049】上記の処理はすべての入力変数について繰
返して行われる(ステップ35)。
【0050】必要ならば,図4に示すように,各メンバ
ーシップ関数ごとにその重みを示すデータw11〜w1
7も設定される。
【0051】図5はファジィ推論装置20の構成例を示
している。ファジィ推論装置20は,制御部21,入出
力部22,ルール/メンバーシップ関数メモリ23,バ
ッファ・メモリ24および四則演算部25から構成され
る。このファジィ推論装置20もまた,メモリ等を含む
コンピュータ・システム(とくにマイクロプロセッサ)
により実現されよう。
【0052】ルール/メンバーシップ関数メモリ23に
は,知識設定装置10において作成されたルールおよび
メンバーシップ関数を表わすデータが記憶される。メン
バーシップ関数データに関しては図4に示すような形態
で記憶されよう。
【0053】バッファ・メモリ24は,ファジィ推論演
算実行過程で得られる各種データを一時的に記憶するも
のであり,たとえば後述する適合度等が記憶される。
【0054】四則演算部25はファジィ推論のための各
種演算(たとえば,加減算,乗算,MIN演算,MAX
演算)等を実行するものである。
【0055】入出力部22は入力データを取込むととも
にファジィ推論演算によって得られた出力データを外部
に出力する。
【0056】制御部21は,入出力部22から入力デー
タを取込み,ルール/メンバーシップ関数メモリ23に
記憶されているルールおよびメンバーシップ関数にした
がう所定の演算を四則演算部25に実行させ,その結果
を出力データとして入出力部22から出力させるという
一連のファジィ推論処理を制御するものである。
【0057】制御部21の制御の下に四則演算部25で
実行される適合度演算処理の一例が図6に示されている
【0058】入力データが取込まれると(ステップ41
),その入力データがどの区間に属するかが判定される
(ステップ42)。たとえば図2において入力データx
1(入力データもx1で表現する)が与えられたとする
と,この入力データx1はx14よりも小さくかつx1
3よりも小さいので区間T13に属すると判定される。 このようにして判定された区間は入力変数x1に関して
バッファ・メモリ24に記憶される(ステップ43)(
図7参照)。
【0059】続いて,判定された区間T13について設
定されている傾きデータg13を用いて右側のメンバー
シップ関数MF14についての適合度aが求められる。 この適合度は,a=x13+(x1−x13)g13に
よって算出される。左側のメンバーシップ関数MF13
についての適合度は1−aとして算出される(図2参照
)。8ビット表現の場合には256 −aとなろう(ス
テップ44)。
【0060】このようにして,算出されたメンバーシッ
プ関数MF14,MF13についての入力データx1の
適合度はバッファ・メモリ24にセットされる(ステッ
プ46)(図7参照)。もし必要ならばこれらの適合度
に重みデータw14,w14が乗算され,この乗算結果
がバッファ・メモリ24にセットされる。
【0061】以上の処理はすべての入力データについて
行われる(ステップ47)。
【0062】このようにして適合度が算出されると,設
定されたルールにしたがう適合度がバッファ・メモリ2
4から選択的に読出され,それらのMIN演算等により
各ルールの前件部適合度が算出されるのは従来のやり方
と同じである。そして,前件部適合度を用いて後件部に
対する演算および確定値演算が行われて,出力データが
得られる。
【0063】上記実施例ではメンバーシップ関数が三角
形状のものとして設定されているが,図8に示すように
ガウス分布(正規分布)関数によって表現することもで
きる。この場合には,形状を規定するパラメータとして
は,好ましくは標準偏差σが用いられる。この関数の頂
点を中心として左側と右側とでは標準偏差の値が異なっ
てもよい(メンバーシップ関数MF14についてのσ1
3とσ14等)。また,この関数は中心から3σまたは
4σの位置でグレードが0になるように設定される。
【0064】さらに図9に示すように台形状のメンバー
シップ関数を考えることもできる。この場合には,台形
の上底の両端の位置に2つの頂点(メンバーシップ関数
MF13についてのx13Aとx13B等)を考えれば
よい。 上底の区間(t13,t14等)においては常にグレー
ドが1であるから,入力データがこれらの区間に属する
と判定されたときには適合度として1がセットされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】知識設定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】メンバーシップ関数を示すグラフである。
【図3】メンバーシップ関数データ作成処理手順を示す
フロー・チャートである。
【図4】作成されたメンバーシップ関数データを示す。
【図5】ファジィ推論装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】適合度演算処理を示すフロー・チャートである
【図7】バッファ・メモリの内容を示す。
【図8】メンバーシップ関数の他の例を示す。
【図9】メンバーシップ関数の他の例を示す。
【符号の説明】
10  知識設定装置 11  ルール設定部 12  MF設定部 13  MF/ルール・データ作成部 20  ファジィ推論装置 21  制御部 22  入出力部 25  四則演算部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のメンバーシップ関数のそれぞれ
    におけるグレードが最大値を示す頂点を境界として複数
    の区間を設定し,各区間において,隣接する2つのメン
    バーシップ関数が重複しかつこれらの2つのメンバーシ
    ップ関数の形状が区間の中心に関して対称となるように
    設定し,各頂点の座標と,各区間におけるメンバーシッ
    プ関数の形状を規定するデータとを,複数のメンバーシ
    ップ関数を表わすデータとして設定する,メンバーシッ
    プ関数データ作成方法。
  2. 【請求項2】  メンバーシップ関数の形状が三角形状
    であって,上記の形状を規定するデータが傾きである,
    請求項1に記載のメンバーシップ関数データ作成方法。
  3. 【請求項3】  グレードが零以外の値をとる範囲をメ
    ンバーシップ関数の定義域とし,この定義域において,
    グレードが最大値を示す頂点を境として左側または右側
    のいずれか一方に関してのみその形状を規定するデータ
    を設定し,他方に関しては隣接するメンバーシップ関数
    の形状を規定するデータによって形状を規定するように
    した,メンバーシップ関数データ作成方法。
  4. 【請求項4】  複数のメンバーシップ関数のそれぞれ
    におけるグレードが最大値を示す頂点のデータが与えら
    れたときに,この頂点を境界として複数の区間を設定す
    る第1の手段,および各区間において,相互に重複しか
    つ形状が区間の中心に関して対称となる隣接する2つの
    メンバーシップ関数の形状を規定するデータを設定する
    第2の手段,を備えたメンバーシップ関数データ作成装
    置。
  5. 【請求項5】  メンバーシップ関数の形状が三角形状
    であって,上記第2の設定手段が,上記頂点のデータか
    ら傾きのデータを算出するものである,請求項4に記載
    のメンバーシップ関数データ作成装置。
  6. 【請求項6】  グレードが最大値を示す頂点のデータ
    が与えられたときに,グレードが零以外の値をとるメン
    バーシップ関数の定義域を設定する手段,および設定さ
    れた定義域において,上記頂点を境として左側または右
    側のいずれか一方に関してのみ,そのメンバーシップ関
    数と隣接するメンバーシップ関数の形状を規定する1個
    の形状データを設定する手段,を備えたメンバーシップ
    関数データ作成装置。
  7. 【請求項7】  複数のメンバーシップ関数が設定され
    ,これらのメンバーシップ関数の頂点を境として設定さ
    れた区間において隣接する2つのメンバーシップ関数の
    形状が区間の中心に関して対称であり,各区間ごとにメ
    ンバーシップ関数の形状を規定するパラメータが設定さ
    れているものにおいて,入力データが与えられたときに
    その入力データの属する区間を判定し,判定された区間
    において,一方の第1のメンバーシップ関数については
    上記頂点の座標と上記パラメータとを用いて第1の適合
    度を求め,他方の第2のメンバーシップ関数については
    求めた第1の適合度から第2の適合度を求める,適合度
    演算方法。
  8. 【請求項8】  上記第2の適合度を,1から上記第1
    の適合度を減算することにより求める,請求項7に記載
    の適合度演算方法。
  9. 【請求項9】  各メンバーシップ関数に重みデータが
    設定されているものにおいて,求めた第1および第2の
    適合度に,対応するメンバーシップ関数の重みデータを
    それぞれ作用させることにより重み付け演算を行う,請
    求項7に記載の適合度演算方法。
  10. 【請求項10】  複数のメンバーシップ関数が設定さ
    れ,これらのメンバーシップ関数の頂点を境として設定
    された区間において隣接する2つのメンバーシップ関数
    の形状が区間の中心に関して対称であり,各区間ごとに
    メンバーシップ関数の形状を規定するパラメータが設定
    されているものにおいて,入力データが与えられたとき
    にその入力データの属する区間を判定する手段,および
    判定された区間において,一方の第1のメンバーシップ
    関数については上記頂点の座標と上記パラメータとを用
    いて第1の適合度を求め,他方の第2のメンバーシップ
    関数については求めた第1の適合度から第2の適合度を
    求める演算手段,を備えた適合度演算装置。
  11. 【請求項11】  上記演算手段は,上記第2の適合度
    を,1から上記第1の適合度を減算することにより求め
    る,請求項10に記載の適合度演算装置。
  12. 【請求項12】  各メンバーシップ関数に重みデータ
    が設定されているものにおいて,求めた第1および第2
    の適合度に,対応するメンバーシップ関数の重みデータ
    をそれぞれ作用させる重み付け演算手段をさらに備えた
    ,請求項10に記載の適合度演算装置。
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