JPH04123233A - ファジィ推論装置 - Google Patents

ファジィ推論装置

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JPH04123233A
JPH04123233A JP24451690A JP24451690A JPH04123233A JP H04123233 A JPH04123233 A JP H04123233A JP 24451690 A JP24451690 A JP 24451690A JP 24451690 A JP24451690 A JP 24451690A JP H04123233 A JPH04123233 A JP H04123233A
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JP
Japan
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centroid
value
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output
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JP24451690A
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Inventor
Kenichi Shimomura
研一 下邨
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ファジィ推論装置に関し、特にファジィ推
論結果として出力を得るため重心演算を行うファジィ推
論装置に関する。
〔従来の技術〕
ファジィ推論装置は、1つまたは複数の入力についてあ
らかじめ定められたファジィルール(推論規則、以下単
にルールと記す)に基づきファジィ演算を行い、その推
論結果を出力として導出する。
このルールであるか、これは入力をxl、X2゜x3.
・・・、出力をy 、y2.y3.・・とすれば!F 
x  −A  and  x2−B  and  x3
−A  =THEN  Y  −P、  Y2−Q、・
・■ という形で表現される。このうち−IF x 1−Aa
nd  x  −B and  x3−A  −=”を
前件部、“THEN y  −P、  3’2−Q+ 
・・”を後件部とい■ う。このルールは、“もしxlがAという値で、かっX
 がBという値で、かつx3がAという値で・・・なら
ば、y としてPという値、y2としてQという値、・
・・をそれぞれ出力する。゛ということを意味する。
ここで、A、B、P、Qなどをファジィ変数と呼ぶか、
ファジィ理論ではこれらは第6図に示すように適合度を
表わす三角形なとの関数で定義される。図において横軸
は入力値あるいは出力値を、縦軸は適合度を表わす。第
6図は変数xlについてのA、Bという2つのファジィ
変数を示したものであるか、図に示すように例えばxl
の値かX11の場合はファジィ変数A、Bについての適
合度はそれぞれWa15wb1ということになる。また
Xlの値かxl2の場合は同様にそれぞれ01wb2と
いうことになる。つまり、ファジィ理論ではXl−Aな
る記述について、それか真か偽かの2値で評価するので
はなく適合度という連続的な値で評価するわけである。
そして、このように適合度を表わす関数のことをメンバ
シップ関数と呼んでいる。
なお、上に示したルールで前件部のx 1−A”X2−
B”x3−A”という記述、後件部のy  −p”1 
“y2−Q”という記述は1以上ならいくってもかまわ
ない。
さて、ファジィ推論には数種類の考え方があるか、ここ
では最もよく用いられている mini−maX重心法
について説明する。
mini−max−重心法にかきらずファジィ推論は」
−記のルールをその意味のまま演pする。例えば第7図
のように IF x  −A  ar+dx、、 −B  TII
EN  y=P(ルール1) I F X  =Cand  X 2−D  THE\
 y=Q(ルール2) なる2つのルールに基づく推論は、まずルール1の前件
部の“x +−A”なる記述につきAを定義するメンバ
シップ関数より入力x1かAについてとれたけ適合して
いるかという適合度W11を求める。同様に次は“X2
−B′なる記述につき人力X の適合度W12を求める
。そして“and”という演算として両者の小さい方を
選択しこれをWlとする(これをminimum演算と
いう)。このWlかルール1の適合度である。ルール2
についても同様にして、“x 1−C”なる記述につい
て入力X の適合度W 1 “x2−D”なる記述につ
いて入力X の適合度W22をそれぞれ求め、両者の小
さい方を選択してこれをW2とする。以上か前件部の処
理である。
次に後件部の処理について説明する。後件部ではまずル
ール1に従ってファジィ変数Pを表わすメンパンツブ関
数p (y)と適合度W1よりp(y)か、ルール2に
従ってファジィ変数Qを表わすメンバシップ関数q (
y)と適合度W2よりq’  (y)かそれぞれ求まる
p’  (y)−w、Xp  (y) Q ’  (y) −w2X q  (y )前件部の
処理はこの演算により後件部の関数形に影響を及はす。
ここで示したように後件部メンパンツブ関数と適合度の
積をとる以外に、後件部メンバシップ関数と適合度との
最小値をとる方法もあるがこの場合はどちらでもよい。
各yの値について、p’  (y)とq’  (y)の
うち大きい方の値をとるものを選択して合成し、これを
出力用メンバシップ関数f (y)とする(これを *
axtmum演算という)。
最後に、得られた関数f (y)から出力とじての確定
値を得るために一種の平均操作である重心演算を行い、
重心値gを推論結果としてyの出力値とするわけである
(これを重心演算という)。
次に、従来における後件部演算及び重心演算の方法につ
いて、2つの例について説明する。
まず第1例として、出力用メンバシップ関数f(′y)
を離散値で表現する方法をとるファジィ演算について説
明する。
この場合においては、後件部演算及び重心演算を行うに
あたり、各ルールの後件部メンバシップ関数p (y)
 、  q (y)についてまず適合度Wとの積をとる
必要かある。これは仮にp(y)、q(y)を離散値で
表している場合、各離散値についてWとの積をとるとい
う形になる。
次に、この結果得られたp’  (y)、q’  (y
)についてnax Imum演算を行うが、同様にこれ
は離散値同士について互いに比較を行い大きい方をとる
という操作を意味する。
maxjigun演算により得られた出力用メンバシッ
プ関数f  (y)を第8図のように離散値y (y=
屹 1..2. ・=n)における値f、f、f2゜・
・f て表わすと、この関数の重心値は下記の演算によ
り求杓られる。
M  −fox□+f、xi + f 2X 2 +−+ f nX fiN  −f
o+fl+f2+−+fn G  −M/N 以上が従来の第1例である。
次に第2例であるが、出力用メンバシップ関数f (y
)の関数形かルール作成時に分っているため、前もって
f (y)を不定積分した関数式に前件部で得られた適
合度を代入することにより重心値を求めるという考え方
がある。この考え方はつまり、関数f (y)に対して
重心演算を次式に示すように解析的に実行するものであ
る。
M −fyf (y)dy N  −If (y) dy G  −M/N この考え方を用いた特開昭63−113734では、後
件部メンバシップ関数の形状が三角形である場合につい
て次のような方法で重心値を求めている。
前件部処理により7つの後件部ファジィ変数に対して適
合度が決まり、第9図(a)に示すような出力用メンバ
シップ関数f (y)が得られた場合、まず第9図(b
)のようにいくつか(図では8つ)の領域■〜■に分け
てやると、■と■の領域において関数f (y)は−次
式で表わされる。■〜■の各領域に関しては、さらに交
点を求め領域を分割する事により同様に一次式で表わす
ことができる。このようにして得られる各領域について
左から若い番号を付は直すと、領域■〜0となる。各領
域での一次式の関数f (y)を f   (y)−a−y+b、   U−1,2,−,
14)(j)      JJ と表すと、上記の重心の式は次のように表すことかでき
る。
M=fyf    (y)dy +fyf    (y)ay十・・・ +fyf    (y)dV −f (a  y  十bly) dy■ +f(a  y  + b 2 y )  dy+・・
・+f  (a  y  +b、4y)  dyN−f
f(y)dy +f  f     (y)  dy +・・・−+−
f f     (y)dy −/  (ay + b t )  dV十f (a 
 y十b2)dy+・・ +・j(a  y+b14)  d yG−M/N 但し、係数a 、 、  b −(j−1,2,−,1
4)、及び積J 分区間は前件部処理により決定される。
ここで、yに関する不定積分を前もって行っておき、推
論時にはこの不定積分によって得られた関係式に前件部
演算で決まった各積分区間の両端点の座標を代入するこ
とにより重心値を求めている。以上が従来の第2例であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記第1例においては、出力用メンバシップ関数形を多
数の離散値で表すためその値を保持するのに大容量の記
憶装置を必要とし、また後件部演算1重心演算に多くの
積和演算を行うため演算に要する時間も長くなるという
不都合があった。
また、これを解決しようとして提案された上記第2例で
は、やはり多くの積和演算を行うため演算に要する時間
が長くなるという不都合かあった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、演算の実行に関連した記憶装置の容量を削減
することができ、かつその演算に要する時間も短縮する
ことかできるファジィ推論装置を得ることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るファジィ推論装置は、前件部処理で得ら
れた適合度を反映させつつ、後件部メンバシップ関数各
々について、及びメンバシップ関数同士qオーバラップ
部分各々について、重心値と面積を求め、その値に基づ
いて出力用メンバシップ関数の重心値を求めるように構
成されている。
〔作用〕
この発明におけるファジィ推論装置では、重心演算にお
いて出力用メンパンツブ関数を離散値で保持しないため
大容量の記憶装置を必要とせす、また、前色部処理によ
り得られた適合度を反映させつつ、後(1部メンハンソ
ブ関数おのおのについて、及びメンバシップ関数同士の
オーバランプ部分各々について、重心値と面積を求めた
上で、出力用メンバシップ関数の重心値を求めるため、
積和演算の回数か減り、演算に要する時間か短くて済む
ようになる。また、結果と[2てmaximum演算か
不要となるため、比較器等のハードウェア資源を節約す
ることか可能となる。
〔実施例〕 本発明によるファジィ推論装置は、前件部処理で得られ
た適合度を反映させつつ、後件部メンパンツブ関数各々
について、及びそのメンバシップ関数同士のオーバラッ
プ部分各々について、重心値と面積を求めた上で、出力
用メンバシップ関数の重心値を求めるものであるか、ま
ずその基本的な考え方を以下に説明する。
一般に、図形aかn個の図形a h  (k−1,−2
,・・n)に分かれるとき、図形a全体の重心Gは、各
図形a の重心G に面積Skを重みとして乗した重k
          k ろ付き型物となる。すなわち、第2図に示qような図形
に対しても次式の関係か成り立つ。
(2゜ Σ y  f  (y)  +Σ y  f  (y)
  +   +Σ y  f  (y)そこで、出力用
メンバシップ関数として第3図に示すものか与えられた
場合を考える。この関数を図形的にみた場合、後件部フ
ァジィ変数H−Jに対応する3つの三角形とそのオーバ
ラップ部分の2つの三角形の合わせて5つの三角形かあ
ることが分かる。ここで上記の性質を使うと、目的の出
力用メンバシップ関数の重心値Gを各三角形の重心値で
表すことができる。
すなわち、 G −一                    ・
・・(2)但し、 K−3,G、 十S、、G2+53G3+ (512)
 G12+ (523) G2s・・(3)S−31+
S2+S3+ (−512)+ (−523)・・ (
4) ここで81〜S3はそれぞれ三角形H−Jの面積であり
、S12はHとIの、S23はIとJのそれぞれオーバ
ラップ三角形の面積である。同様にGl〜G3は三角形
H〜Jの重心値てあり、G12はHとlの、G23はI
とJのオーバラップ三角形の重心値である。また、Sは
出力用メンバシップ関数全体の面積である。
上に示すように、オーハラツブ部分かマイナス上なる点
に注意する必要かある。
次に後件部のメンバシップ関数を指定するパラメータを
定義し、各関数の重心と面積を求める方法の一例につい
て説明する。以下の例では、関数形か三角形の場合でか
つ、前件部の適合度を後件部に反映させるために一例と
して後件部のメンバシップ関数と適合度との積をとる場
合について説明する。
第4図(a)に示すようにメンバシップ関数の三角形の
3頂点の横軸座標(L、T、R)でその関数形を表すこ
とができる。メンバシップ関数に適合度Wをかけた場合
も、11.  rの長さは同しままであるため、第4図
(b)に示すように重心値Gは変化しない。面積Sは元
の面積をAとするとwAとなる。なお一定鎖線は中線で
ある。
第3図で例示したように後件部ファジィ変数が3つの場
合は例えば第5図に記述しているように添え字により各
関数のパラメータを区別する。すなわち、第3図の三角
形H−Jに対しそれぞれ添え字1〜3を使う。また、H
と1のオーバラップ部分については添え字]2を使い、
lとJのオバラップ顔分については添え字23を使う。
さて、まず重心であるが、これは次のように計算できる
G  −(1/3)  (Lk+Tk+Rk)(k−1
,2,3)   ・・・(5)オーバラップ部分につい
ても同様に、次のように計算できる。
G、、−(1/3)(L、+T、j+R1j)IJ ((i、j)=(1,2)、(2,1))・・(6)こ
こてLlj−Lj 、Rlj−RIであるので、前件部
に依存しない部分をgo、とすると、IJ G、、wg、、+(1/3)T、。
IJ      IJ               
  IJ((i、j)−(1,2)、(2,3))  
・・ (7)g、j−(1/3)(Lj+R,) ((i、j)−(1,2)、(2,3))  ・・・(
8)と表せる。
T9.は、前件部の推論結果である適合度W 。
iJ                       
                  ]W、に依存す
る。これは以下のように計算できる。
=T。
=R。
(j−2,3) (il 、2) (10〉 ((i、j)−(1,2)、(2,3))   ・・ 
(11)結局、オーバラップ部分の重心は、次式で求め
られる。
((i j)−(1,2)、(2,3)) 第5図(b)のG はり、T、R1により規定されるメ
ンバシップ関数の三角形の重心値てあ12  2  1
2、R1により規定されるオリ、G はL  、T −バラツブ部分の三角形の重心値である。なお一点鎖線
は中線を示す。
次に面積であるか、 る。
Sk″″wkAk これは次のように計算でき (k−1,2,3) ・・・(■3) 但し、A、は適合度との積をとる前の面積であり、A、
−(1/2)(Rk−L、) (k−1,2,3>   ・・・(14)である。
また、オーバラップ部分についても次のように計算でき
る。但し、オーバラップ部分の面積を正負逆にすれば後
の計算に都合がよいため、これ以降の式においてのSl
、は (3)式および(4)式のIJ S1jに対応するものとする。
((f、j)=(1,2)、(2,3))  ・・・(
I5)a、j−−(1/2)(R,−Lj) ((i、j)−(1,2)、(2,3))  ・・・(
16)推論以前のルール決定時に計算できるパラメタ、
すなわちG  、 G  、 G  、  g129g
23.R2””1”2  1  2 3       、A、A、A3° a12823は推
論時に計算する必要はなくRkやLkと同様に定数とし
て扱える。
以下、上記の考え方に基づいたファジィ推論装置の具体
的構成例について説明する。第1図は本発明の一実施例
であるファジィ推論装置を示すブロック図である。
図において、1はルールメモリ、2は前件部処理部、3
は後件部処理・重心演算処理部、4は外部入力信号、5
は外部出力信号、6は前件部処理部2へのルール入力信
号、7は後件部処理・重心演算処理部3へのルール入力
信号、8は前件部処理部2から出力され後件部処理・重
心演算処理部3へ人力される適合度信号、9は重心演算
器、10は面積演算器、11は乗算器、12.13は加
算器、14.15は累算器、16は除算器、17は後件
部処理・重心演算処理部3の制御回路である。なお、制
御回路17の入出力関係の記述は省略している。
次に第1図の装置の動作について説明する。ルールメモ
リ1にはファジィ推論を行うべきルールが記憶されてい
る。このルールとは、具体的には上述の後件部処理・重
心演算処理部3の処理に関わるパラメータと前件部処理
部2の処理に必要なパラメータを意味する。前件部処理
部2において、人力される外部入力信号4に対してルー
ルメモリ1の内容にしたかって前件部処理か行われる。
この処理の結果、ルールの適合度か各変数ことに決まり
、Wk(k−1〜n)として前件部処理部2から後件部
処理・重心演算処理部3に適合度信号8として順次人力
される。後件部処理・重心演算処理部3の内部でこの信
号は重心演算器9、及び面積演算器〕0に入力される。
重心演算器9は、適合度信号8を入力されるとともに、
ルールメモリ1から後件部メンバシップ関数の形状に関
するパラメータ(gl、なと)をルJ ル入力信号7として受は取り、各後件部変数に対応する
二角形及びそのオーバラップ三角形についてそれぞれ重
心を求め順次出力する。上述したように、各後件部変数
に対応する重心はルールメモリ1から読み出すたけてよ
く、オーバラップ部分の重心は(12)式の計算により
求められる。
同様に面積演算器10は、適合度信号8を入力されると
ともに、ルールメモリーから後件部メンハシツブ関数の
面積に関するパラメータ(Akなと)をルール入力信号
7として受は取り、各後件部変数に対応する三角形及び
そのオーツ・う・ノブ角形についてそれぞれ面積を求め
順次出力する。
各後件部変数に対応する面積は(13)式の=1算によ
り求められ、オーバラップ部分の面積は(15)式によ
り求められる。
重心演算器9から出力される重心G  (m−1,2,
3「 12.23)と面積演算器10から出力される面積S 
 (m−1,2,3,12,23)は、ともに同し後件
部変数に対応するもの同士が同期的に乗算器11に人力
され、対応する重心と面積の積K  −8,Gfflが
■ 出力される。
この重心と面積の積K は累算器14の出力とともに加
算器12に人力される。累算器]4の初期値はゼロであ
り、加算器12との間のループで全ての入力か加算され
、最終的に (3)式のKか累算器14に入る。
面積演算器10から出力される面積S は加算器1゛3
にも入ノjされ、加算器13と累算器15においても同
様にそのループで全ての入力が加算され、最終的に (
4)式のSか累算器]5に入る。
このようにして計算されたに、Sの値が累算器14 〕
5から除算器]6に人力され、 (2)式のG、すなわ
ち推論結果としての重心値が求められ、外部出力信号5
として出力される。
なお以上は、後件部ファジィ変数か3つの場合について
示したか、これが幾つであっても同様に計算可能である
。また、メンバシップ関数の形状が三角の場合について
示したが、これが台形またはつりがね形など、任意の形
状の場合でも適合度との積により各後件部変数の重心は
移動しないため、同様に効率のよい計算が可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明におけるファジィ推論装置では
、重心演算において出力用メンバシップ関数を離散値で
保持しないため大容量の記憶装置を必要とせず、また、
前件部処理により得られた適合度を反映させつつ、後件
部メンバシップ関数各々について、及びメンバシップ関
数同士のオーラップ部分各々について、重心値と面積を
求めた上で出力用メンパンノブ関数の重心値を求めるよ
うにしているため、積和演算の回数が減り演算に要する
時間か短くて済むようになるという効果かある。また、
結果としてmaximum演算が不要となるため、比較
器等のハードウェア資源を節約することか可能となる効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるファジィ推論装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は図形における重心の性質を示す
ための図、第3図は本発明における出力用メンバシップ
関数の重心値を求める方法を示すための図、第4図およ
び第5図はメンバシップ関数とそれを定義するパラメー
タの関係を示す図、第6図はメンパンツブ関数の一例を
示す図、第7図はファジィ推論の方法を示す図、第8図
は離散値での関数の表現を示す図、第9図は従来の重心
演算の方法を示す図である。 図において、1はルールメモリ、2は前件部処理部、3
は後件部処理・重心演算処理部、4は外部入力信号、5
は外部出力信号、6.7はルール人力信号、8は適合度
信号、9は重心演算器、10は面積演算器、]1は乗算
器、12.13は加算器、1.4.15は累算器、16
は除算器、17は制御回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1つまたは複数の入力についてあらかじめ定めら
    れた複数のファジィルールに基づいてファジィ推論を行
    いその推論結果を出力するファジィ推論装置において、 前件部処理により得られた適合度を反映させつつ、複数
    の後件部ファジィ変数に対応するメンバシップ関数各々
    について、及びそのメンバシップ関数同士のオーバラッ
    プ部分各々について、重心値と面積を求め、その値に基
    づいて出力用メンバシップ関数の重心値を求めることを
    特徴とするファジィ推論装置。
JP24451690A 1990-09-14 1990-09-14 ファジィ推論装置 Pending JPH04123233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07129405A (ja) * 1993-04-26 1995-05-19 Ind Technol Res Inst 非ファジイ化システム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07129405A (ja) * 1993-04-26 1995-05-19 Ind Technol Res Inst 非ファジイ化システム及び方法

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