JPH0433534A - ステッピングモータ用ヨークおよびそのヨークのインサート成形法 - Google Patents

ステッピングモータ用ヨークおよびそのヨークのインサート成形法

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JPH0433534A
JPH0433534A JP13917790A JP13917790A JPH0433534A JP H0433534 A JPH0433534 A JP H0433534A JP 13917790 A JP13917790 A JP 13917790A JP 13917790 A JP13917790 A JP 13917790A JP H0433534 A JPH0433534 A JP H0433534A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステッピングモータ用ヨークおよびそのヨー
クのインサート成形法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ステッピングモータは、複数のヨークを有して
なり、この複数のヨークとボビンとを一体成形している
。この複数のヨ〜りとボビンとを一体成形するには第7
図で示すように4枚のヨークを順に金型に糾み込んで成
形する。
すなわち、この場合の金型は、芯金1、下型2、および
横型3からなり、横型3は芯金1を中心として左右に分
かれた一対の分割型4a、4bと、これの上に重なり同
じく左右に分がれた一対の分割型5a、5bとの2組の
もので構成されている。
なお、分割型4a、5aの内面には後述する各ヨク6a
、6b、6c、66aに形成した位置決め用の切欠き部
7に入り込んでそのヨーク6a6b、6c、6dの位置
出しを行う凸部8が設けられている。また、各ヨーク6
a、6b  6c6dは、第10図および第11図で示
すようにリング部9aを有し、この内縁にはそのリング
部9aの面に対して直角な向きに複数のヨーク南部9b
か所定の等間隔て設けられている。これらのヨーク歯部
9bは上述したように金型に組み込んだときおいて、他
のヨーク6a、6b、6c。
6dのもののヨーク歯部9bの間に入り込み、隣り合う
ヨーク歯部9bか所定の間隔を作って配置される。
次に、成形を行う際の型組み手順を述べる。まず、第7
図(A)で示すように横型3の分割型4a、4b、5a
、5bを側方へ退避させた状態で1枚1月のヨーク6a
を芯金1に差し込んでリング部9aをド型2の表面に突
き当てる。ついて、第7図(B)で示すように下側の左
右一対の分割型4a、4bを芯金1側へ進める。この後
、上側の一対の分割型4a、4bの上に支持させるよう
にして2枚目のヨーク6bを際し込んで載置する。
このとき、2枚目のヨーク6bはそのリング部9aを上
側にする。したかって、1枚[1のヨーク6aと2枚1
−1のヨーク6bの向きは逆であり、各ヨーク歯部9b
は互いにその間に交互に位置する。
このとき、下側の一対の分割型4a、4bは芯金1と1
枚目のヨーク6bと第2枚目のヨーク6cとの間で成形
用チャビティ10aを形成している。
さらに、第7図(B)で示すように2枚目のヨーク6b
の上に、リング部9aをドにして第3枚目のヨーク6b
を差し込んで載置する。
ついで、第7図(C)で示すように上側の一対の分割型
5a、5bを芯金1側へ進め、リング部9aを上にして
第4枚目のヨーク6dを差し込む。
各ヨーク6c、6dの向きは逆であり、これにより−に
側の一対の分割型5a、  5bは芯金1と3枚目のヨ
ーク6cと第4枚目のヨーク6dとの間においても成形
用チャビテイ10bを形成する。
そして、上記チャビティ10a、10bに樹脂を注入し
て各ヨーク6a、6b、6c、6dとボビンとを一体に
インサート成形して一体的なステータ組立体を構成する
ところで、各ヨーク6a、6b、6c、6dには、第1
0図および第11図で示すように複数のヨーク歯部9b
が所定の等間隔で設けられており、これらのヨーク歯部
9bは上述したように金型に組み込んたときおいて、対
応する他のヨーク6a。
6b、6c、6dのものの間に入り込み、隣同士のヨー
ク歯部9bの間か角度θになるように位置関係を定めな
ければならない。このため、ヨーク6a、6b、6c、
6dには切欠き部7を設け、これに対応する横型3の分
割型5a、5cの内面部位にはその切欠き部7に入り込
んで各ヨーク6a、6b、6c、6dの位置決めをする
凸部8を形成している。そして、第7図で示すようにこ
の凸部8は各分割型4a、4b、5a、5bに対して芯
金1に沿って直線的に配置されている。
さらに、ヨーク6a、6b、6c、6dの位置出しを行
う場合、互いに入り込み合うヨーク歯部9bの位置関係
が、それぞれ隣り合うものとが同じ角度θで全周にわた
り配置される必要がある。
この関係を得るためには、第12図で示すように交互に
逆向き組み合わせた関係から知れるように、各ヨーク6
a、6b、6c、6dの切欠き部7の位置は基準位置g
に対して1枚目のヨーク6aと4枚目のヨーク6dとて
はθ/2の位置に設け、2枚目」のヨーク6bと3枚目
のヨーク6Cとではθ+θ/2の位置に設ける必要かあ
る。つまり、必然的に2種類のヨー・りか必要となる。
なお、各ヨーク6a、6b、6c、6dか1種類のもの
で足りるためにはその共通のヨークにθ/2の位置とθ
十θ/2の位置の2個所に同形の切欠き部7を設けれる
とよい。しかし、その同形の切欠き部7を確実に峻別し
て組み込まなければならないため、慎重で面倒な組立て
作業が要求される。また、仮に、誤って別の切欠き部7
を使用して組み立てると、各ヨーク6a、6b、6c。
6dのヨーク歯部8の間の角度が所定の角度θにならな
い。
故に、従来においてはこの組立てミスを未然に防止する
ために切欠き部7の位置の異なる2種類のヨークを用意
して使用していた。
〔発明か解決しようとする課題〕
以上のように従来においてのヨークは少なくとも2種類
にものを用意し2て組立てミスを防止するようにしてい
る。したがって、ヨークの種類か多くなり、部品の共通
化が図れなかった。
本発明は上記課題に石目してなされたもので、その目的
とするところはヨークの共通化が図れるとともに、その
インサート成形の組立てミスを防1Fできるステッピン
グモータ用ヨークおよびそのヨークのインサート成形法
を提供することにある。
〔課題を解決するだめの手段および作用〕−1−記目的
を達成するため本発明は、リング部に複数のヨーク南部
をそれぞれ有した複数のヨークを用いて、ヨーク歯部を
向き合わせるとともに互いのヨーク歯部を相手のヨーク
部間に入り込ませて位置決めしてヨーク本体を組立て、
さらに2つのヨーク本体を少な(とも2組み合わせて、
これをホビンと一体に成形するステッピングモータのヨ
ークにおいて、成形型の位置決め部に係合する切欠き部
を有し、この切欠き部は成形型の対応する位置決め部に
特定される深さおよび幅に形成した2つの異なる切欠き
部を設けたものである。
さらに、本発明は、リング部に複数のヨーク南部をそれ
ぞれ有した複数のヨークを用いて、これをボビンと一体
にインサート成形法るステッピングモータにおけるヨー
クのインサート成形法において、成形型の対応する位置
決め部に特定される深さおよび幅に形成した2つの異な
る第1および第2の切欠き部を設けたヨークの1枚]」
を成形型に差し込んで対応した位置決め部に第1の切欠
き部を係合し、1枚目のヨークと逆向きに2枚目のヨー
クをkし7込んて万いのヨーク歯部を相手のヨク歯部間
に入り込ませるとともに対応した成形型の位置決め部に
第2の切欠き部を係合し、次に3枚目のヨークを1枚目
のヨークと同じ向きで成形型に差し込んで対応した成形
型の位置決め部に第2の切欠き部を係合し、次に4枚目
のヨークを3枚目のヨークと逆向きて成形型に差し込み
、互いのヨーク山部を相手のヨーク歯部間に入り込ませ
るとともに対応した成形型の位置決め部に第1の切欠き
部を係合して4枚にヨークを位置決めするようにしたも
のである。
しかして、」1記構成によれば、共通のヨークを用いて
成形型に組み込む際、ヨークの組み合わせミスを誘発す
ることなく組み込むことができる。
〔実施例〕
以上、本発明について、第1図ないし第6図に示す実施
例にもとづき説明する。
モータフレーム11はカップフレームllaとベースフ
レーム1 ]、 bとて構成されている。カップフレー
ムllaは板金をプレス成形して有底円筒形に形成され
ており、このカップフレーム11aの底部中央部には取
り付は孔]3が形成されている。カップフレームlla
の周壁にはり1・線引き出し溝14が切欠状に形成され
ている。
カップフレーム11a内にはステータ20およびロータ
40が収容されている。
ステータ20は、軸方向に分離された2つのヨク本体2
1.22と、これらヨーク本体21゜22の外周囲を包
囲する合成樹脂などの絶縁体からなるボビン23を備え
てなり、このボビン23はヨーク本体21.22の周囲
を被覆した巻胴部24.25を有している。これら巻胴
部2425には巻線26.27か巻装されている。
上記絶縁体からなるボビン23には端子ピン取付は部2
8.29が突出して形成されており、これら端子ピン取
付は部28.29にはそれぞれ端子ピン30が植設され
ている。これら端子ピン30には前記巻線26.27の
端末がそれぞれ接続されている。また、これら端子ピン
30にはそれぞれリード線31が接続されており、これ
らリド線31はモータ外部に導出されて例えばパルス信
号を供給する図示しないプリント配線基板に接続されて
いる。
この場合、上記端子ピン取(−1け部28.29は、上
記カップフレームllaの周壁に形成したリド線引き出
し溝14から外部に臨まされており、したかってリード
線31は実質的に上記リード線引き出し溝14から引ぎ
出されている。
」1記合成樹脂からなるボビン23は、一方のヨク本体
21の一端部に位置してフランジ部32を一体に設けて
あり、かつ他方のヨーク本体22の他端部に位置して閉
塞板兼用の軸受ボルダ33を一体に備えている。
したかって、これらフランジ部32と軸受ホルダー3′
3により−1−記軸方向に分離された一対のヨク本体2
1.22か一体に保持され、アッセンブリされている。
」−記軸受ホルダー33は、前記カップフレーム11a
の底部中央部に形成した取り付は孔13に嵌め込まれて
この取り付は孔13を略閉塞しており、この軸受ポルグ
ー33は中央部に軸受34を備えている。この軸受34
は取り付は孔]3の中心部に配置されている。
他方のフランジ部32にはベースフレーム11、 bに
対向する端面に位置して、周方向に離間した例えば3個
の係止凹部35が形成されている。
このように形成されたステータ20には、ロータ40か
収容されている。ロータ4oは、円筒形をなすパーメネ
ントマグネット41の中心部にモルト樹脂42を介して
モータ軸15が貫通して取り(Jけられている。」1記
マグネット41には軸方向に沿うS極とN極か、交互に
周方向に沿って多数着磁されている。
] 2 モータ軸]5の一端は上記軸受34に回転自在に支持さ
れており、また他端は前記ベースフレム11bに取り付
けた他の軸受16に回転自在に支持されている。
ベースフレームllbも板金をプレス成形して構成され
たもので、」1記カップフレーム]、 1 aの開口部
に嵌り込む略円板形をなしている。
このベースフレーム11bの中央部には上記軸受16が
取り付けられている。
上記カップフレーム11aに収容されたロータ40のモ
ータ軸15はこの軸受16を貫通しており、したかって
モータ軸15は上記閉塞板兼用軸受ホルダー33に取り
付けた軸受34と、ベースフレーム1 l bに取り付
けた軸受]6とて回転自在に支持され、このためロータ
40はステータ20に対して同心状に支持されている。
なお、37.38はスペーサである。
ベースフレームllaは径方向に伸びる一対の取り付は
部17.17を設けてあり、これら取り(−1け部17
,17にはそれぞれ固定孔1818か形成されている。
これら一対の取り付は部17.17はカップフレームl
laの周面よりも外径方向に伸びるようになっており、
これら取り付は部17.17の固定孔18.18にねじ
舌の固定具を挿通して、これを機器のモータ固定部に固
定することにより該モータか機器に固定されるようにな
っている。
さらに、ベースフレーム11bには、軸受16の回りに
位置して内側に凹む複数の位置決め突起1つか同一円周
上に形成されている。これら位置決め突起]9は、ステ
ータ20における上記フランジ部32の開口部に嵌合し
、このため、ベースフレーム11bはステータ20に対
してセンター合わぜかなされている。また、同時にベー
スフレム11bはステータ20に対して径方向に移動不
能に係合されている。
このベースフレームllbには、上記フランジ部32に
形成した係止四部35に対向し、これらいづれかの係止
凹部35に選択的に嵌り込んで係合する係止凸部36が
形成されている。この係止凸部36かいづれかの係市凹
部35に係合することにより、ベースフレームllbは
ステータ20に対して周方向の回動か阻止される。
一方、上記各ヨーク本体21.22を構成するヨーク5
0は、第3図および第4図で示すような単一で同一の寸
法形状のヨーク50を2個づつ組み合わせて構成されて
いる。すなわち、このヨーク50は外周部を形成する板
状のリング部51を有し、このリング部51の内縁には
複数のヨーク歯部52をそのリング部51の板面に直角
に同じ側へ等間隔で櫛歯状に突き出して設けられている
そして、従来のものと同様にヨーク歯部52を向き合わ
せて力、いのものの間に入り込ませて配置することによ
り櫛歯状に突出したステータ電極を構成している。なお
、これら櫛1東状に突出する各電極部分は」1記ボビン
23の巻胴部24.25内側で周方向へステップ角度θ
に対応した所定の間隔を存して配置されている。
さらに、各ヨーク50のリング部5]の周縁には、基準
位置Ωからの角度がθ/2の位置において形成した第1
の切欠き部53と、基準位置Ωからの角度がθ十θ/ま
たけ離れた位置において形成した第2の切欠き部54と
か形成されている。この第1の切欠き部53と第2の切
欠ぎ部54における幅Wと深さ工(は異なり、第1の切
欠ぎ部53における幅はWl、深さはHlである。第2
の切欠き部54における幅はW2、深さはH2である。
そして、上記幅W1は幅W2より大きく、深さHlはH
2よりも小さい。もつとも、そのマ」法の大小の関係は
その逆でもよい。さらには切欠き部は成形型のり・I応
する位置決め部に特定される深さおよび幅に形成したも
のであってもよい。
一方、このヨーク50を組み込むインサート成形用金型
にはその第1の切欠き部53と第2の切欠き部54を利
用して各ヨーク50の組み込み位置を決める凸部55,
56,57.58か設けられている。
すなわち、この成形型は前述したように、芯金下型、お
よび横型からなり、横型は、上述したと同様に芯金を中
心として左右に分かれた一対の分割型64,64と、こ
れの上に重なり同じく左右に分かれた一対の分割型65
.65との2組のもので構成されている。そして、分割
型64.65の内面にはこれに対応した向きで差し込ま
れる上記ヨーク50の第1の切欠き部53と第2の切欠
き部54の一方に合致して係合する凸部5556 57
 58が設けらている。つまり、下側の分割型64にお
ける内面には、正常の向きで1枚目のヨーク50が差し
込まれたときにその第1の切欠き部53に対応して凸部
55が形成され、この凸部55の幅はWlてあり、高さ
はHlである。このため、この凸部55には第1の切欠
き部53のみしか係合しない。さらに下側の分割型64
における内面には、正常の向きて2枚目のヨーク50が
差し込まれたときにその第2の切欠き部54に対応して
凸部56か形成され、この凸部56の幅はW2であり、
高さはH2である。このため、この凸部56には第2の
切欠き部54のみしか係合しない。
また、−上側の分割型65における内面には、止]7 常の向きで3枚目のヨーク50が差し込まれたときにそ
の第2の切欠き部54に対応して凸部57が形成され、
この凸部57の幅はW2てあり、高さはH2である。こ
のため、この凸部57には第2の切欠き部54のみしか
係合しない。さらに上側の分割型65における内面には
、正常の向きで4枚目のヨーク50が差し込まれたとき
にその第]の切欠ぎ部5′3に対応して凸部58か形成
され、この凸部58の幅はW、であり、高さはH7であ
る。このため、この凸部58には第1の切欠き部53の
みしか係合しない。
しかして、上記構成において、4枚のヨーク50を型組
みしてインサート成形を行う際の手順は、前述したよう
に行われる。すなわち、まず、横型の分割型64.65
を側方へ退避させた状態で1枚目のヨーク50を芯金に
差し込んでそのリング部51を下型の表面に突き当てる
ように差し込みながら、その第1の切欠き部53を凸部
55を係合させる。この状態では第1の切欠き部53し
か凸部55に係合しないので、間違った位置合わせで組
み込むことが防止される。
ついで、第2枚目」のヨーク5oと第3枚目のヨーク5
0が」二連したと同様な手順で差し込まれるが、第2枚
目のヨーク50と第3枚目のヨーク50は逆向きながら
、分割型64.65の対応する凸部56.57に対して
その第2の切欠き部54が係合する。また、この凸部5
6.57には第1の切欠き部53が嵌まり込むことがで
きないので、誤って第1の切欠き部53が係IF、シて
間違った位置合わせで組み込むことが防止される。
最後に差し込まれる第4枚目のヨーク50は分割型65
の対応する凸部58に第1の切欠き部5Bが係合する。
この凸部58には第1の切欠き部53のみしかが嵌まり
込むことができないので、誤って第2の切欠き部54が
係止して間違った位置合わせて3枚目のヨーク50を組
み込むことが防止される。
そして、この結果形成されるチャビティに樹脂を注入し
て各ヨーク50とボビンとを一体にインサート成形して
一体的なステータ組立体を構成す]9 る。
しかして、上記構成によれば、金型内に4枚のヨーク5
0を間違いなく位置決めしてインサート成形することが
できる。このように1種類のヨーク50を使用してもそ
の組立ミスを未然に防+L、することができる。このた
め、2種類のヨークを用意する必要がない。
なお、本発明のステッピングモータは、磁気ヘッドを送
るためのステッピングモータに制約されるものではなく
、その他OA機器、FA機器を始めとする種々の分野の
適用が可能である。その他、本発明は請求の範囲に記載
された要旨の範囲で種々の変更が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、複数のヨクを組み
合せてヨーク本体を構成してこれをインサート成形する
に際して共通なヨークを使用しても、組立てミスを防止
できる。また、ヨークに共通な部品を使用できるので、
部品点数が減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はステッピングモータの分解した斜視図、第2図は
ステッピングモータの縦断面図、第3図はヨークの斜視
図、第4図はヨークの平面図、第5図は成形型の要部の
正面図、第6図はその成形型の要部の斜視図である。第
7図ないし第12図は従来のものを示し、第7図(A)
(B)(C)はそのヨークの組み込み手順の説明図、第
8図は分割型の横断面図、第9図は成形型の部分正面図
、第10図および第11図はヨークの斜視図、第12図
は各ヨークの組立て状態の関係説明図である。 2122・・・ヨーク本体、50・・ヨーク、53・・
・第1の切欠き部、54・・・第2の切欠き部、55.
56.57.58・・・凸部、64・・・分割型、65
・・・分割型。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 2 ] 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リング部に複数のヨーク歯部をそれぞれ有した複
    数のヨークを用いて、ヨーク歯部を向き合わせるととも
    に互いのヨーク歯部を相手のヨーク歯部間に入り込ませ
    て位置決めしてヨーク本体を組立て、このヨーク本体を
    少なくとも2組み合わせて、これをボビンと一体に成形
    するステッピングモータのヨークにおいて、成形型の位
    置決め部に係合する切欠き部を有し、この切欠き部は成
    形型の対応する位置決め部に特定される深さおよび幅に
    形成した2つの異なる切欠き部を設けたことを特徴とす
    るステッピングモータ用ヨーク。
  2. (2)リング部に複数のヨーク歯部をそれぞれ有した複
    数のヨークを用いて、これをボビンと一体にインサート
    成形するステッピングモータにおけるヨークのインサー
    ト成形法において、 成形型の対応する位置決め部に特定される深さおよび幅
    に形成した2つの異なる第1および第2の切欠き部を設
    けたヨークの1枚目を成形型に差し込んで対応した位置
    決め部に第1の切欠き部を係合し、1枚目のヨークと逆
    向きに2枚目のヨークを差し込んで互いのヨーク歯部を
    相手のヨーク歯部間に入り込ませるとともに対応した成
    形型の位置決め部に第2の切欠き部を係合し、次に3枚
    目のヨークを1枚目のヨークと同じ向きで成形型に差し
    込んで対応した成形型の位置決め部に第2の切欠き部を
    係合し、次に4枚目のヨークを3枚目のヨークと逆向き
    で成形型に差し込み、3枚目のヨークと4枚目のヨーク
    のヨーク歯部を互いに相手のヨーク歯部間に入り込ませ
    るとともに対応した成形型の位置決め部に第1の切欠き
    部を係合して4枚にヨークを位置決めすることを特徴と
    するヨークのインサート成形法。
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