JPH04333992A - データ駆動形計算機 - Google Patents

データ駆動形計算機

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Publication number
JPH04333992A
JPH04333992A JP13358091A JP13358091A JPH04333992A JP H04333992 A JPH04333992 A JP H04333992A JP 13358091 A JP13358091 A JP 13358091A JP 13358091 A JP13358091 A JP 13358091A JP H04333992 A JPH04333992 A JP H04333992A
Authority
JP
Japan
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data
copy
flag
packet
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP13358091A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyasu Asai
浅井 文康
Hirono Tsubota
浩乃 坪田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH04333992A publication Critical patent/JPH04333992A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巡回型パイプライン構
造を持ち、データ依存関係に従って並列に命令実行を行
うデータ駆動形(データフローとも呼ばれる)計算機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のデータ駆動形計算機としては、
図6に示すようなデータ駆動形マイクロプロセッサが既
に本出願人により提案されている(特願平3−4098
1号,平成3年2月12日出願)。図7のプログラム(
データフローグラフ)を実行する場合について、その動
作を説明する。外部から入出力インタフェース部IFを
経由して入力されたパケットは、図8に示されているよ
うに、行き先プロセッサ番号(PE#)「1」、制御情
報(SEL−CODE)、命令コード(OPC)「+」
、行き先ノード番号#1、左データ「I」を含んでいる
。制御情報SEL−CODEのうち、PAIRはマッチ
ングメモリで発火(対生成)処理をするか否か、IMは
データメモリからオペランド(被演算データ)の読み出
しを行うか否か、I/O(Oは反転,以下バーOと記す
)は演算終了後プロセッサ内で継続処理するか否か、V
ECTはベクトル演算対象データであるか否か、L/バ
ーRは発火処理以前に左データ位置に格納されているデ
ータが2項演算の左データとなるデータであるか否か、
DCOPYは行き先ノードにコピーがあるか否か,すな
わちプログラムメモリ部PMでコピーパケットを生成す
るか否かを示している。
【0003】外部から入力されたパケット「I」は、入
出力インターフェース部IFを経由してマッチングメモ
リ部MMに到るが、図8(a)に示すように、SEL−
CODEのIMフラッグが「1」であるため、2項演算
の相手のデータはデータメモリ部DMから読み出すもの
と解釈されて何も処理されずにデータメモリ部DMに送
られる。データメモリ部DMにおいては、IMフラグが
「1」であるため、パケットの右データ位置に格納され
ている値「n」に相当するアドレスに記憶されているデ
ータが読み出され、「n」の代わりに右データ位置に格
納される。
【0004】データメモリ部DMからは、演算部FAL
Uとプログラムメモリ部PMに同時にパケットが送出さ
れる。演算部FALUでは、命令コード「+」に従って
2項演算が実行され、結果データがパケットの左データ
位置に格納される。
【0005】一方、プログラムメモリ部PMでは、パケ
ットの行き先ノード番号「#1」に従ってプログラムメ
モリの読み出しが行われ、次の行き先ノード番号「#2
」、次の命令コード「×」、次の制御情報などが読み出
されてパケット中の相当部分が更新される。なお、コピ
ーフラグDCOPYが「1」で行き先ノード番号が複数
あれば、それぞれのノード番号に対してコピーによるパ
ケットの連続発生が行われる。
【0006】演算部FALU、およびプログラムメモリ
部PMで更新されたこれらの情報は、コピー部KCOP
Yで連結併合され再び入出力インターフェース部IFに
送られる。コピー部KCOPYでは、1つのノードの演
算結果に対して複数の行き先ノードが存在するような場
合に、演算結果データのコピーが行われ、プログラムメ
モリ部PMで読み出された複数のタグ情報に付与されて
、同一の結果データをもつ複数のパケットが出力される
【0007】この演算結果パケットが入出力インターフ
ェース部IFを経由して再びマッチングメモリ部MMに
到着したとき、すでにデータ「J」をもつパケット(図
8(b)参照)がマッチングメモリ部MMに到着して格
納されていれば、これら2つのパケットの行き先ノード
番号が何れも「#2」であることから、発火処理が行わ
れ、2項演算のためのパケットが生成される。このとき
、対応するアドレスの内容の有効性を示すプレゼンスビ
ットを無効化する。一方、相手となるパケットが未到着
であれば、マッチングメモリ部MMにおいて相手パケッ
トの待ち合わせを行う。マッチングメモリ部MMで生成
された前記パケットは、IMフラグが「0」であること
から、データメモリ部DMを通過し、演算部FALUと
プログラムメモリ部PMに送られる。演算部FALUで
は乗算が実行される。また、プログラムメモリ部PMで
は、次のタグ情報が読み出され、図8(c)に示すよう
なパケットに付与される。これらの情報は、コピー部K
COPYで連結併合された後インタフェース部IFに送
られるが、図8(c)に示されているようにSEL−C
ODEのI/バーOフラグが「0」であることから外部
に出力される。
【0008】以上説明したように、2つの入力を受け入
れたプログラム(データフローグラフ)は、所定の処理
を完了し、結果をパケットの形で出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この種のデータ駆動形
計算機は以上のように構成され、プログラムメモリ部P
Mでは、前述したように、タグ情報の更新の際に行き先
ノード番号が複数あれば、それぞれのノード番号に対し
てコピーによるパケットの連続発生を行う。また、パケ
ットはマッチングメモリ部MMで待ち合わせを行ない、
待ち合わせの完了しないパケットはマッチングメモリ部
MMに格納される。しかし、コピーパケットの大量発生
等により、マッチングメモリ部MMの容量を超えて待ち
合わせの完了しないパケットが生じた時には、これらあ
ふれたパケットが巡回パイプライン上にスルーパケット
として出力されるので、パイプライン上のパケット数が
増大して、デッドロックを起こす問題点があった。
【0010】これを解決するものとしては、マッチング
メモリ部と同様の発火機能を有するバッファメモリをチ
ップ外部に追加し、マッチングメモリ部であふれたパケ
ットは巡回パイプライン上に出力せずに、上記発火機能
を有するバッファメモリに退避させるようにしたものが
本出願人により既に提案されている。しかし、あふれた
パケットを外部に退避させることによって、プロセッサ
外部とのパケット送受信回数が増加し、処理性能の低下
を招く問題点があった。
【0011】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、コピーパケットの大量発生による
パケットのあふれを抑止することができるデータ駆動形
計算機を実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ駆動
形計算機は、パケット形式のデータに付属しているタグ
情報の内、少なくとも行き先ノード番号が一致する2つ
のデータを検出して対生成を行い、対応するアドレスの
内容の有効性を示すプレゼンスビットを無効化するマッ
チングメモリ部と、データに付属している行き先ノード
番号を入力アドレスとしてメモリの内容を読み出し、読
み出した内容に基づいてタグ情報の内、少なくとも行き
先ノード番号と命令コードの更新を行うとともに、デー
タに付属しているコピーフラグに基づき行き先ノード番
号が複数あれば、それぞれのノード番号に対してコピー
によるパケットの連続発生を行うプログラムメモリ部と
を有する巡回型パイプライン構造のデータ駆動形計算機
において、パイプライン経路に各処理部での処理を禁止
して入力パケットをそのまま通過させるためのスルーフ
ラグを設けるとともに、マッチングメモリ部のメモリ空
き容量を検知し、メモリ空き容量が設定値以下で、かつ
パケットのコピーフラグがコピー生成を示すとき上記ス
ルーフラグをセットするコピー一時中止手段を備えたも
のである。
【0013】
【作用】本発明においては、マッチングメモリ部でのメ
モリ空き容量が設定値以下で、かつパケットのコピーフ
ラグがコピー生成を示すときスルーフラグがセットされ
るので、このパケットに対するプログラムメモリ部での
コピー生成は一時中止され、パイプラインの各処理部を
スルーパケットとして巡回する。この間にマッチングメ
モリ部で他のパケットの対生成処理が行なわれて、メモ
リ空き容量が設定値以上になるとスルーフラグがリセッ
トされるので、当該パケットに対するプログラムメモリ
部でのコピー生成が行なわれる。従って、コピーパケッ
トの大量発生によるパケットのあふれを抑止することが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明におけるマッチングメモリ部MMの一
実施例を示すブロック図である。前述したようにマッチ
ングメモリ部MMでは、二項演算に必要な2つのオペラ
ンドの対を生成して出力する。つまり、入力パケットの
タグ情報から計算したメモリ上の待ち合わせアドレスに
先に到着したパケットのオペランドを格納しておき、同
一のタグ情報を有するパケットが到着した時に演算可能
な実行パケットを生成する。マッチングメモリ部MMで
は、この待ち合わせメモリとしてハッシュメモリ等が用
いられ、そのアドレスの生成には、入力パケットのタグ
情報の行き先ノード番号等が用いられる。
【0015】マッチングメモリ部MMは、図示のように
6段のパイプラインステージに分割されている。各ステ
ージにおける従来からの処理は次のようになっている。 第一段:アドレスの生成 第二段:アドレス比較によるメモリの事前競合検知第三
段:■アドレスのプリデコード ■メモリの事前競合回避 第四段:メモリの読み出し 第五段:■メモリ読み出し結果と入力パケットのタグ情
報の比較 ■右オペランドの選択(入力パケット/メモリ読み出し
データ) ■第六段の処理の決定(メモリへの書き込み/メモリ読
み出し結果と対生成) 第六段:■第五段での決定結果によるメモリ書き込みの
実行(対生成の場合にもプレゼンスビットPBへの“0
”書き込みが行なわれる。 ■左右オペランドの交換
【0016】図1に示すように、マッチングメモリ部M
Mは、待ち合わせメモリ1、各パイプライン段間に設け
られたデータラッチd1〜d6及び自己同期型のデータ
転送制御回路(C素子)c1〜c6、アドレス生成器2
、アドレス比較器3、プリデコーダ4、タグ比較器5、
PB(プレゼンスビット)セット/リセット制御回路6
、セレクタ7、コピーペンディング回路8、オペランド
交換器9、遅延回路10及びその他の論理回路で構成さ
れている。ここで、PBセット/リセット制御回路6、
コピーペンディング回路8及び遅延回路10は、本実施
例を実現するための構成要素であり、他は従来と同様な
ものである。入力データは、左の入力部よりパケット形
式で入力される。各データ転送制御回路c1〜c6は、
隣接する回路間でやり取りされるデータ転送制御信号に
基づき、対応するデータラッチd1〜d6にラッチ制御
信号を出力する。ラッチされる内容には、アドレス、タ
グ、データ等があり、アドレスは、待ち合わせメモリ1
をアクセスするためのアドレスで、入力パケットのタグ
情報に含まれる行き先ノード番号等により生成される。 タグは入力パケットのタグ情報が、データはオペランド
情報がそれぞれ入力される。なお、データの上側の経路
には左オぺランドが、下側の経路には右オペランドがそ
れぞれ入力される。入力されたデータは、左から右へと
データラッチd1〜d6間をデータ転送制御回路c1〜
c6により順次転送されつつ処理が施されていく。デー
タラッチとデータラッチに挟まれた部分が各パイプライ
ンステージの1段分に相当し、データラッチ間を転送さ
れる間にそのステージでの処理が実行される。
【0017】PBセット/リセット制御回路6は、比較
器5で入力パケットのタグとメモリ読み出しデータのタ
グを比較した結果EQ(一致のとき“1”、不一致のと
き“0”)とメモリ読み出しデータに含まれるプレゼン
スビットPBとに基づき、図2に示す真偽値表に従って
新プレゼンスビットPBとカウンタイネーブル信号を出
力する。プレゼンスビットPBは、データが有意のとき
“1”,有意でないとき“0”となり、カウンタイネー
ブル信号は、カウント許可のとき“1”,カウント禁止
のとき“0”となる。これらの信号及び比較結果EQを
インバータ11を介して反転したタグ不一致フラグはデ
ータラッチd5に一旦ラッチされる。
【0018】一方、本願のコピー一時中止手段に相当す
るコピーペンディング回路8は、初期値設定可能なアッ
プ/ダウンカウンタ8aとANDゲート8bとORゲー
ト8cとにより構成され、アップ/ダウンカウンタ8a
のカウンタイネーブル端子とUP/バーDOWN端子に
は前述したカウンタイネーブル信号と新プレゼンスビッ
トPBが入力され、カウンタイネーブル信号が“1”の
ときカウント動作を行ない、新PBが“1”のときカウ
ントアップ、“0”のときカウントダウンする。また、
初期設定時には、メモリ空き容量の設定値に基づく初期
値がデータパスを介して設定される。カウント動作は、
データ転送制御回路c5からのラッチ制御信号を遅延回
路10で一定量遅延したタイミング信号T1に従って行
なわれ、メモリ空き容量が設定値以下になると、キャリ
ーアウト端子が“1”となり、このキャリーアウト信号
がANDゲート8bの一端に入力される。ANDゲート
8bの他端には、入力パケットに含まれ当該パケットが
プログラムメモリ部PMでコピー生成を行なうとき“1
”となるコピーフラグDCOPYが入力されており、各
入力が“1”のとき,すなわちメモリ空き容量が設定値
以下で、かつパケットのコピーフラグDCOPYがコピ
ー生成を示すとき、このANDゲート8bの出力が“1
”となり、この出力はORゲート8cの一端に入力され
る。ORゲート8cの他端には前述したタグ不一致フラ
グが入力されている。12は、プロセッサ内の各処理部
での処理を禁止して入力パケットを素通りさせるために
、パイプライン経路に新たに設けられた1ビットのスル
ーフラグであり、前記ORゲート8cの出力が書き込ま
れることにより、メモリ空き容量が設定値以下で、かつ
パケットのコピーフラグDCOPYがコピー生成を示す
とき、及びタグ不一致フラグがセットされているとき当
該スルーフラグ12がセットされる。
【0019】図3は、本プロセッサにおけるパイプライ
ン構成の各処理部を示す概念図である。図において、3
1は処理部、32は入力パケットのタグ情報をデコード
して入力パケットに対してここで処理を行うか否かを判
定するデコーダであり、処理を行う場合はその旨を示す
デコード結果を出力して処理部31を起動し、処理を行
わない場合は処理部31での処理を禁止して入力パケッ
トをスルーさせる。これらの処理部31,デコーダ32
はパイプライン構成として従来より備えられているもの
である。一方、33は本実施例で処理部31,デコーダ
32間に設けられたANDゲートであり、一方の入力端
にはデコーダ32からのデコード結果が入力され、他方
の反転入力端には入力パケットに付加されているスルー
フラグが入力されおり、スルーフラグが“1”にセット
されているときは、ANDゲート33が開かず、デコー
ダ32のデコード結果如何にかかわらず、処理部31で
の処理が禁止され、入力パケットは何の処理も施されず
に素通りする。
【0020】次に、図4,図5に示すフローチャートに
基づき本実施例の動作について説明する。図4はマッチ
ングメモリ部MMにおけるプレゼンスビットPBの操作
,すなわちPBセット/リセット制御回路6に関する動
作を示すフローチャートであり、前述したように、プレ
ゼンスビットPBは、マッチングメモリ部MMに有意な
データが存在するとき“1”,有意なデータが存在しな
いとき“0”となり、比較結果EQは、入力パケットと
メモリ読み出しデータのタグ情報が一致したとき“1”
となる。まず、初期設定時、マスターリセットによりメ
モリ1の全アドレスのプレゼンスビットPBが“0”に
リセットされる(ステップ41)。パケットが投入され
ると(ステップ42)、そのタグ情報から生成されるア
ドレスのメモリ内容が読み出され、比較器5により入力
パケットと読み出しデータのタグ部が比較され(ステッ
プ43)、比較結果EQが出力される。次に、読み出し
データのプレゼンスビットPBが“1”か否かを判定し
(ステップ44)、“1”でなければメモリ1の対応す
るアドレスに有意なデータがなく発火処理できないので
、入力パケットをメモリ1に書き込むとともに、当該ア
ドレスのプレゼンスビットPBに“1”を書き込み、カ
ウンタイネーブル信号を“1”としてカウンタをカウン
トアップし(ステップ45)、ステップ42に戻る。一
方、ステップ44でプレゼンスビットPBが“1”であ
れば、比較結果EQが“1”か否かを判定し(ステップ
46)、“1”でそれぞれのタグ情報が一致していれば
、当該アドレスのプレゼンスビットPBに“0”を書き
込むとともにカウンタイネーブルを“1”としてカウン
タをカウントダウンし(ステップ47)、オペランド対
を生成してマッチングメモリ部MMより出力する(ステ
ップ48)。一方、ステップ46で比較結果EQが“0
”でそれぞれのタグ情報が不一致であれば、入力パケッ
トをそのまま出力するとともに、カウンタイネーブルを
“0”とし、タグ不一致フラグを“1”としてスルーフ
ラグ12をセットし(ステップ49)、終了する。
【0021】図5はマッチングメモリ部MMにおけるコ
ピーペンディング回路8の動作を示すフローチャートで
ある。まず、初期設定時、コピーペンディング回路8に
備えられたアップ/ダウンカウンタ8aにメモリ空き容
量の設定値に応じた初期値を設定する(ステップ51)
。マッチングメモリ部MMにパケットが入力され、メモ
リ読み出しが行なわれると(ステップ52)、PBセッ
ト/リセット制御回路6からの新PBが“1”か否かを
判定し(ステップ53)、“1”であればアップ/ダウ
ンカウンタ8aを「UP」に設定し(ステップ54)、
カウントアップを行なう(ステップ55)。また、ステ
ップ53で新PBが“0”であれば、アップ/ダウンカ
ウンタ8aを「DAWN」に設定し(ステップ56)、
カウントダウンを行なう。このようにしてカウントアッ
プまたはカウントダウンを行なった後、カウンタのキャ
リーアウトが“1”になったか否かを判定し(ステップ
58)、“1”であれば更にコピーフラグDCOPYが
“1”であるか否かを判定し(ステップ59)、“1”
であればスルーフラグ12を“1”にセットする(ステ
ップ60)。一方、ステップ58でカウンタのキャリー
アウトが“1”でないとき、またはステップ59でコピ
ーフラグDCOPYが“1”でないときは、スルーフラ
グ12を“0”にリセットする。
【0022】すなわち、コピーペンディング回路8は、
カウンタイネーブル信号,新PBの値に従って、T1の
立ち上がりをタイミングとしてカウントし、カウントし
た結果,キャリーアウト信号が“1”のときスルーフラ
グ12を“1”にセットする。なお、PB=“1”,E
Q=“0”の場合は、マッチングメモリ部MMに有意な
データが存在したが、タグが不一致になったときであり
、このときもスルーフラグ12を“1”にセットする。 スルーフラグ12が“1”となったパケットは、プログ
ラムメモリ部PMを含む各処理部をスルーする。従って
、プログラムメモリ部PMでは、コピーフラグDCOP
Y=“1”で本来コピーパケットを生成するパケットで
あっても、スルーフラグ=“1”のパケットはコピーパ
ケットを生成しない。このパケットのスルーフラグが“
0”となるのは、マッチングメモリ部MMでの発火処理
によりメモリ空き容量が設定値以上となって余裕ができ
たときであり、このとき初めてプログラムメモリPMで
のコピー生成が行なわれる。これにより、コピーパケッ
トの大量発生によるパケットのあふれが抑止され、あふ
れパケットが生じることによるデッドロックを回避する
ことができる。また、外部にあふれパケットを退避させ
るのに比べて処理性能が向上する。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、パイプ
ライン経路に各処理部での処理を禁止して入力データを
そのまま通過させるためのスルーフラグを設けるととも
に、マッチングメモリ部のメモリ空き容量を検知し、メ
モリ空き容量が設定値以下で、かつパケットのコピーフ
ラグがコピー生成を示すとき上記スルーフラグをセット
するコピー一時中止手段を備えたので、コピーパケット
の大量発生によるパケットのあふれが抑止され、あふれ
パケットが生じることによるデッドロックを回避でき、
また、外部にあふれパケットを退避させるより処理性能
が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるマッチングメモリ部
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるPBセット/リセット制御回路の
入出力の真偽値表を示す図である。
【図3】本実施例におけるパイプライン構成の各処理部
を示す概念図である
【図4】本実施例におけるのプレゼンスビットの操作を
示すフローチャートである。
【図5】本実施例におけるコピーペンディング回路の動
作を示すフローチャートである。
【図6】データ駆動形計算機の全体構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】データ駆動形計算機で実行するプログラム(デ
ータフローグラフ)の一例を示す図である。
【図8】データ駆動形計算機で図7に示すプログラムを
実行した場合のパケットの変遷を示す図である。
【符号の説明】
1  メモリ 6  PBセット/リセット制御回路 8  コピーペンディング回路(コピー一時中止手段)
12  スルーフラグ MM  マッチングメモリ部 PM  プログラムメモリ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パケット形式のデータに付属している
    タグ情報の内、少なくとも行き先ノード番号が一致する
    2つのデータを検出して対生成を行い、対応するアドレ
    スの内容の有効性を示すプレゼンスビットを無効化する
    マッチングメモリ部と、データに付属している行き先ノ
    ード番号を入力アドレスとしてメモリの内容を読み出し
    、読み出した内容に基づいてタグ情報の内、少なくとも
    行き先ノード番号と命令コードの更新を行うとともに、
    データに付属しているコピーフラグに基づき行き先ノー
    ド番号が複数あれば、それぞれのノード番号に対してコ
    ピーによるパケットの連続発生を行うプログラムメモリ
    部とを有する巡回型パイプライン構造のデータ駆動形計
    算機において、パイプライン経路に各処理部での処理を
    禁止して入力データをそのまま通過させるためのスルー
    フラグを設けるとともに、マッチングメモリ部のメモリ
    空き容量を検知し、メモリ空き容量が設定値以下で、か
    つパケットのコピーフラグがコピー生成を示すとき上記
    スルーフラグをセットするコピー一時中止手段を備えた
    ことを特徴とするデータ駆動形計算機。
JP13358091A 1991-05-09 1991-05-09 データ駆動形計算機 Pending JPH04333992A (ja)

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