JPH0433373Y2 - - Google Patents

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JPH0433373Y2
JPH0433373Y2 JP16209785U JP16209785U JPH0433373Y2 JP H0433373 Y2 JPH0433373 Y2 JP H0433373Y2 JP 16209785 U JP16209785 U JP 16209785U JP 16209785 U JP16209785 U JP 16209785U JP H0433373 Y2 JPH0433373 Y2 JP H0433373Y2
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JP
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housing
elastic ring
shell
catalyst carrier
exhaust gas
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JP16209785U
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車エンジンの排ガスを浄化する
触媒をケーシング内に保持するための装置に関す
るものである。
(従来の技術) 触媒担体を弾性環体によりハウジング内に弾性
支持するものにおいて、触媒担体の遊動を防止す
るために、ハウジング内面から内向きに突出する
複数個の突起を設け、この突起を環状空間を越え
て弾性環体に係止させるようにしたものは知られ
ており(特公昭54−40690号、米国特許第3692497
号)、また、ハウジングを貫通するピン、ねじ等
の先端を弾性環体に係止させるものも知られてい
る(実開昭57−87112号)。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の従来技術において、前者の内向きの突起
は、その先端のみが弾性環体に係合するので係止
力が弱く、また、この突起は、環状空間を越える
長さでなければならず、しかもハウジングの円筒
曲面と反対方向に突出しているため成形の際の変
形率が大きく、成形が困難であり、後者の従来技
術では、係止力を大きくしようとすればピン、ね
じ等の部品点数を多くしなければならず、高価に
なるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記の従来技術の各問題点を解決し
たものであつて、外周に弾性環体を嵌着した触媒
担体を、係止部をもつハウジング内に収容し、弾
性環体によつて触媒担体を半径方向に弾性支持す
ると共にハウジングに係止するようにした排ガス
浄化用触媒保持装置において、ハウジング1を形
成する断面半円状の殻体2,2の内面に、多数の
穴5をあけた断面半円状の係止板4を溶接し、両
殻体をその長手方向両端縁に設けた結合フランジ
3,3で結合することを特徴とする。
(作用) 触媒担体7を弾性環体8に嵌着して殻体2,2
に入れて結合フランジ3,3を結合すると、弾性
環体8は、係止板4又は10で加圧されて一部が
穴5又は11の中に入り込んで穴と結合し、係止
板4,10の端面6又は14とも結合するため、
殻体内で遊動することができなくなり、したがつ
て、触媒担体7は、ケーシング1内に係止される
ことになる。
(実施例) 第1図ないし第3図の実施例において、筒状の
ハウジング1は、断面半円状の殻体2,2を結合
することにより形成され、殻体2の長手方向の端
縁に設けたフランジ3,3を図示しないねじ、リ
ベツト等の適宜の結合手段によつて、分解可能又
は不能に結合される。殻体2の内面には、あらか
じめ、多数の穴5をパンチにより開口した弧状断
面をもつ係止板4をスポツト溶接によつて固着し
ておく。
触媒担体7は、円柱状の多孔体であり、その周
面には、従来と同様に弾性をもつ金網で作られた
弾性環体8が嵌着されている。これを殻体2,2
をかぶせて結合フランジ3,3を結合すると、弾
性環体8は、係止板4で加圧されて一部が穴5に
入り込んで穴と係合し、係止板4の端面6にも係
合するため、殻体内で遊動することができなくな
り、したがつて、触媒担体8は、ケーシング1内
に係止されることになる。
第4図ないし第6図の実施例では、穴の構造の
みが前記実施例と異なる。係止板10に設けた穴
11は、2本の切込線12,12を入れて切込線
間の部分をU字状に押出して膨出部13を残した
ものであつて、この穴も平行の剪断面をもつパン
チの1ストロークによつて開口することができ
る。各膨出部13の頂部は殻体2の内面に当接
し、そのうちの数個をスポツト溶接することによ
り殻体2に固定する。
この殻体内に弾性環体8を嵌着した触媒担体7
を収容しフランジ3,3を結合することにより、
前記実施例と同様に、弾性環体8の一部は、穴1
1の内面及び係止板10の端面14に結合して、
触媒担体8をケーシング1に係止するが、この場
合、係合深さは前記実施例のものよりも深くな
る。
いずれの実施例においても、触媒担体7は、ケ
ーシング1内に弾性的に保持されると共に長手方
向及び円周方向の遊動が阻止されるので、車両の
振動に直接基因する衝撃が緩和されると共に前記
遊動に基づく衝撃は発生しないので、触媒担体7
の損傷が防止される。なお、弾性環体が短くて端
面6,14に結合しなくても係止力が不足するこ
とはない。
(考案の効果) 係止板4又は10の穴5又は11は、いずれも
簡単なパンチ及びダイスを用意することによつて
あけることができ、殻体2への固着も2〜3個所
のスポツト溶接で済むから構造が簡単で安価に製
作することができ、ケーシングに直接係止用の突
起を設けたりピンやねじを取付けるものに比べケ
ーシングを弱めることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1の
実施例の縦断正面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は係止板の斜面図、第4図は別の
実施例の縦断正面図、第5図は第4図の−線
断面図、第6図は係止板の斜面図である。 1……ケーシング、2……殻体、4,10……
係止板、5,11……穴、13……押出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外周に弾性環体を嵌着した触媒担体を、係止
    部をもつハウジング内に収容し、弾性環体によ
    つて触媒担体を半径方向に弾性支持すると共に
    ハウジングに係止するようにした排ガス浄化用
    触媒保持装置において、ハウジング1を形成す
    る断面半円状の殻体2,2の内面に、多数の穴
    5をあけた断面半円状の係止板4を溶接し、両
    殻体をその長手方向端縁に設けた結合フランジ
    3,3で結合することを特徴とする排ガス浄化
    用触媒保持装置。 (2) 係止板の穴の背面にU形の押出部13を残し
    ておき、この押出部13を殻体に溶接すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の排ガス浄化用触媒保持装置。
JP16209785U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH0433373Y2 (ja)

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JP16209785U JPH0433373Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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JP16209785U JPH0433373Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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Publication Number Publication Date
JPS6284611U JPS6284611U (ja) 1987-05-29
JPH0433373Y2 true JPH0433373Y2 (ja) 1992-08-11

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JP16209785U Expired JPH0433373Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2729041B2 (ja) * 1995-11-22 1998-03-18 新日本製鐵株式会社 耐熱疲労性に優れた自動車排ガス浄化触媒用金属基体
JP2002332821A (ja) * 2001-05-11 2002-11-22 Marusan:Kk 排気フィルタ

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JPS6284611U (ja) 1987-05-29

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