JPH0433277A - 低挿入力コネクタ - Google Patents

低挿入力コネクタ

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JPH0433277A
JPH0433277A JP2138727A JP13872790A JPH0433277A JP H0433277 A JPH0433277 A JP H0433277A JP 2138727 A JP2138727 A JP 2138727A JP 13872790 A JP13872790 A JP 13872790A JP H0433277 A JPH0433277 A JP H0433277A
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JP
Japan
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terminal
housing
male
female
spring piece
Prior art date
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Application number
JP2138727A
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English (en)
Inventor
Takehisa Ide
剛久 井出
Morihiko Taguchi
田口 守彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は例えば自動車用ワイヤーハーネス等における回
路の接続に用いられ、コネクタの挿入力を軽減しかつ端
子の外れを防止することができる低挿入力コネクタに関
する。
「従来の技術」 従来、コネクタの一例として第22図ないし第25図に
記載されたものかある。このものは、雄端子1を保持し
た雄ノ・ウジング2に、雌端子3を保持した雌ハウジン
グ4を挿入する時、雄ノ・ウジング2の係合部5に、雌
ノ\ウジング4の弾性片6に設けられたストッパ7が当
接すると、弾性片6が変位し、係合部5に形成された係
合孔5aにストッパ7が嵌入し弾性片6が復元して、係
合部5にストッパ7が係止され、このとき雌ノ1ウジン
グ4の雌端子3に雄ハウジング2の雄端子1が挿入され
て第24図に示す接続部分3aに接続され、この雄ハウ
ジング2に雌ノ1ウジング4が嵌合した状態でロックさ
れるようになされたものである。
そして、係合孔5aが形成された係合部5、ストッパ7
を有する弾性片6により/%ウジングロ・ツク機構が構
成されている。8は雌端子3を雌ノ\ウジング4に固定
するためのランス、9は雌端子3にかしめられて接続さ
れた電線、10は雄端子1を雄ハウジング2に固定する
ためのランス、11は雄端子1にかしめられて接続され
た電線、4aは挿入孔である。
ところで、雌端子3に雄端子1を挿入して接続させると
き、雌端子3への雄端子1の挿入量力(ある一定の挿入
量になるまでは、この挿入量が大きくなるほど、前記接
続部分3aがばね性をもつことによって雄ハウジング2
への雌)\ウジフグ4の挿入力が大きくなり、前記ある
一定の挿入量を越えれば雄端子1と雌端子3との接触面
の摩擦力によってほぼ一定の挿入力が発生することが知
られている。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、前述のようなコネクタにおいては、雄ハウジ
ング2への雌ハウジング4の挿入時に、雌端子3への雄
端子1の挿入量がある一定の挿入量となるまでは雌端子
3への雄端子1の挿入量が大きくなるほど雄ハウジング
2への雌ノ1ウジング4の挿入力が大きくなるため、雄
ノ\ウジング2へ雌ハウジング4を挿入して雄端子1と
雌端子3とを接続して行うワイヤー71−ネスの組み付
は性が悪くなるという問題があった。
特に、コネクタの端子極数か多くなればなるほど前記雄
ハウジング2への雌ハウジング4の挿入力も大きくなり
前記組み付は作業性を悪化させるという問題があった。
そこで、第26図に示すように、雌ハウシング4内に設
けられたカム3B、3B及び雌ハウジング4に挿脱自在
に挿入されたスライダー3Cとにより雌端子3の接続部
分3Aを広狭自在に調節し得るように構成し、雌ハウジ
ング4に挿入したスライダー3Cを接続部分3A側へ若
干移動させた状態においては第27図に示すように、カ
ム3Bが雌端子3に係合してこの雌端子3の接続部分3
A、3A間が広く開いた状態となり、この状態から第2
7図に示す矢印P方向にスライダー3Cを移動させて接
続部分3A、3Aとカム3B、3Bとの係合を解き、雌
ハウジング4からスライダー3Cを抜き去った場合には
、第28図に示すように、雌端子3からカム3Bが離間
したために雌端子3の接続部分3A、3Aのばね性によ
り雌端子3の接続部分3A、3A間が狭くなるようにし
たものが出現した。なお、12は雄ノ\ウジング2に雄
端子1を固定するための凸部である。
このものでは、雌ハウジング4にスライター30を挿入
して接続部分3A、3A側へ若干移動させ、これら接続
部分3A、3A間を広げた状態において雌端子3に雄端
子1を低挿入力で挿入し、スライダー3Cを第27図に
示す矢印P方向にカム3Bと共に若干移動させ、この後
スライダー3Cを抜き去ることにより、第28図に示す
ように、雌端子3の接続部分3A、3A間を雌端子3の
ばね性により復元させ、低挿入力で挿入した雄端子1に
接続部分3A、3Aを押し付けて雌端子3と雄端子1を
確実に接続するようにしているが、このカム3B、3B
を用いたコネクタにおいては、構造が複雑となり、コネ
クタ全体が大形となり、部品点数が多くなる上にスライ
ダー3Cを挿脱。
移動させなければならないので操作性が悪いという問題
があった。
本発明は、従来のコネクタがもつ以上のような問題点を
解決した低挿入力コネクタを提供することを目的とする
「課題を解決するための手段」 本発明は前記目的を達成させるために次のような構成と
している。即ち、第1の発明においては、内部に雄端子
が保持された雄ハウジングと、内部に雌端子が保持され
前記雄ハウジングに挿脱自在に挿入される雌ハウジング
と、前記雄ハウジングへの前記雌ハウジングの挿入時に
前記雄端子と雌端子とが接離自在に接続されるコネクタ
において、前記雌端子の先端側に設けられ前記雄端子が
挿脱目在に挿入される筒形の端子ハウジングと、該端子
ハウジングの先端から後端側へ延びるようにかつ該端子
ハウジングの先端を支点として揺動可能に前記端子ハウ
ジング内に設けられたばね片と、前記雄ハウジング、雌
ハウジング間に設けられたカム作動機構と、前記ばね片
と前記端子ハウジングの内壁面との間に作動可能に設け
られ、前記雌端子への雄端子の挿入終了間際までは、前
記端子ハウジングの内壁面とばね片との間の前記雄端子
が挿入される間隙を前記雄端子の挿入部より広い間隙と
させ、前記雌端子への雄端子の挿入終了間際においては
前記カム作動機構により作動させられ前記ばね片と協働
して前記間隙を前記雄端子の挿入部より狭い間隙に狭め
ようとして前記雄端子の挿入部に前記ばね片を押し付け
るカムとからなるものとしている。
また、第2・の発明においては、前記第1の発明におい
て、ばね片と前記端子ハウジングの内壁面との間に、前
記カム作動機構により回転させられるカムが回転自在に
設けられたものとしている。
「作用」 前記構成によれば、雄ハウジングに雌ハウジングを挿入
するときには、予めカムを作動させて雌端子の端子ハウ
ジングの内壁面とばね片との間の雄端子の挿入部が挿入
される間隙を雄端子の挿入部より広い間隙とさせ、この
状態で雄ハウジングへ雌ハウジングを挿入する。すると
、この挿入の終了間際までは、前記間隙が前記挿入部よ
り広いため、雌端子への雄端子の挿入摩擦力が著しく小
となり雌端子へ雄端子が低挿入力で挿入される。
また、雌端子への雄端子の押入部の挿入終了間際には、
カム作動機構により前記カムが作動させられ、ばね片と
協働して前記間隙を前記雄端子の挿入部より狭い間隙に
狭めようとし、雄端子の挿入部に前記ばね片を押し付け
る(この場合、実際には雄端子の挿入部にばね片が阻止
されて前記間隙が雄端子の挿入部より狭まることはない
。)。これにより雌端子と雄端子とが確実に接続する。
従って、雄ハウジングへの雌ハウジングの挿入時の挿入
力が軽減され、ワイヤーハーネスの組み付は時の作業性
が向上する。
「実施例」 以下、本発明の〜実施例を第1図ないし第1゜図に基づ
いて説明する。なお、本実施例において従来例と同一名
称部分には同一符号を付してその一部の説明を省略する
。なお、雌ハウジング4、雌端子21共、電線9側を後
端側、電線9側と反対側を先端側といい、雄ハウジング
2、雄端子l共、電線11側を後端側、電線11側と反
対側を先端側ということにする。
雌端子21の先端側には雌端子21の長さガロに延びる
筒形の端子ハウジング(導体)22が一体的に設けられ
ている。
端子ハウジング22は、その上板22aをランス8に係
止され、下板22bに明けられた孔に凸部4bを挿入さ
れて雌ハウジング4に固定されている。
端子ハウジング22は、この端子ハウジング22内に延
ばされたばね片23を宵している。このばね片23は端
子ハウジング22の下板22bが雌端子21の先端側に
延出された後、雌端子21の先端の折り返し部23aで
折り返されて端子ハウジング22内に導入され雌端子2
1の後端側へ延ばされたばね性を有するもので、折り返
し部23aを支点として揺動状に変位し得るようになさ
れている。ばね片23の折り返し部23aより雌ハウジ
ング4の後端側は波状に湾曲させられている。ばね片2
3の折り返し部23a側においては上側に凸部(湾曲部
)(接続部分)23cが形成され、ばね片23の雌端子
後端側部においては上側に凹部(湾曲部)23bが形成
されるようにつくられている。
端子ハウジング22の雌端子後端側部(第1図に示す雌
ハウジング4の左右方向の中間部)には、断面楕円形の
カム軸(カム)24が端子ハウジング22の長さ方向(
第1図における左右方向)と直交する方向に延ばされか
つ水平軸線を中心に回転自在に取り付けられている。
カム軸24はその一端に設けられた第5図に示すランス
24aを端子ハウジング22の側壁及び雌ハウジング4
の側壁に回転可能に貫通させられて支持され、他端を、
端子ハウジング22の側壁及び雌ハウジング4の側壁に
形成れた断面円形の孔25に貫通させられて雌ハウジン
グ4の側壁から突出させられ端子ハウジング22の側壁
及び雌ハウジング4の側壁により支持されている。カム
軸24の他端側外周には、カム軸24の中心を通る直交
線上に位置するレバー24b、24cが突出状に設けら
れている。レバー24bは断面楕円からなるカム軸24
の楕円の長軸方向に突出し、レバー24cは断面楕円か
らなるカム軸24の楕円の短軸方向に突出している。
また、雌ハウジング4にカム軸24を挿入し、第2図に
示すようにカム軸24の前記長軸が上下方向に向き、レ
バー24bがカム軸24の上部に位置した状態で、雄ハ
ウジング2に雌ハウジング4を挿入したとき、第7図に
示す雄ハウジング2の凹部2・aの側壁内面に形成され
た爪26にレバー24bが当接して押され、カム軸24
が第7図に示す矢印入方向に回転し始め、その後はばね
片23の復原付勢力を補助力として第10図に示す前記
長軸が水平でレバー24cがカム軸24の上部に位置す
るまで回転して停止するようになされている。
なお、雄ハウジング2の凹部2aに雌ハウジング4を挿
入した状態においては、第9図に示すように、凹部2a
の内壁面と、凹部2aに挿入される雌ハウジング4の挿
入部外周面との間には若干の間隙が設けられており、こ
の間隙内に前記ランス24a、爪26.レバー24b、
24cが位置するようになされている。なお、前記レバ
ー24b、24c及び爪26によりカム作動機構が構成
されている。
そしで、雌端子21に雄端子1の挿入部1aが挿入され
ていない場合、端子ハウジング22の上板22aとばね
片23の折り返し部23a側の接続部分23cとの間隙
23dは、カム軸24の横断面部の楕円の長軸が第1図
に示すように水平となった状態で雄端子1の先端側の挿
入部1aの板厚(雄端子1の先端側の第1図における上
下方向寸法)より小さい寸法の最小寸法となり、カム軸
24の横断面部の楕円の長軸が第2図に示すように垂直
となった状態で雄端子1の先端側の挿入部Iaの板厚よ
り若干大きい寸法の最大寸法となるようになされている
次に、前記のように構成された低挿入力コネクタの作用
について説明する。
雄ハウジング2に雌ハウジング4を挿入する場合、雄ハ
ウジング2と雌ハウジング4とが離間した状態において
、予め第2図に示すように、カム軸24を、前記長軸か
上下方向に同いた状態に回転させる。これによりばね片
23が下方へ撓められ、端子ハウジング22の上板22
aとばね片23の接続部分23cとの間隙23dは、雄
端子1の先端側の挿入部1aの板厚より若干大きい最大
寸法となる。
この状態で雄ハウジング2の凹部2aに雌ハウジング4
を挿入する。すると、この挿入終了間際までは、前記間
123dが挿入部1aの板厚より大であるため上板22
a2ばね片23間の間隙23dに雄端子1の先端の挿入
部1aが、雌端子21、雄端子1開の摩擦力が著しく小
さいため低挿入力で挿入される。
そして、雄ハウジング2への雌ハウジング4の挿入終了
間際には、爪26がカム軸24のレバー24bを押し倒
し、これによりカム軸24が第7図に示す矢印A方向に
回転し始め、その後カム軸24は、ばね片23の上方へ
の復元付勢力を補助力として前記長軸が水平に位置しレ
バー24cがカム軸24の上部に位置するまで回転し、
第10図に示すようにレバー24cに爪26が当接した
状態で停止し、ばね片23の上方への復原付勢力により
雌端子21の前記間隙23dを雄端子1の挿入部1aよ
り狭めようとしくこの場合、実際には挿入部1aに阻止
されて間隙23dが挿入部1aの板厚より小となること
はないが)雄端子1の挿入部1aにばね片23の接続部
分23cが押し付けられ、雄端子1と雌端子21との接
続が確実となり、このとき係合孔5aにストッパ7が嵌
入して弾性片6が復原して保合部5にストッパ7が係止
され、雄ハウジング2に雌ハウジング4がロックされ、
雄ハウジング2への雌ハウジング4の挿入が終了する。
従って、本実施例においては、雄ハウジング2への雌ハ
ウジング4の挿入時の挿入力が軽減され、ワイヤーハー
ネスの組み付は時の作業性が向上する。
また、本実施例においては、雄ハウジング2へノ雌ハウ
ジング4の挿入時にカム軸24を回転させるだけで雄ハ
ウジング2に雌ハウジング4を挿入すれば、雌端子21
に雄端子1を自動的に低挿入力で挿入することができか
つこの挿入終了時に自動的に雄端子1の挿入部1aにば
ね片23を押し付けることができるので操作性に優れて
いる。
また、このようにするには、雄ハウジング2に爪26を
、雌端子21にばね片23及びカム軸24を設けるだけ
でよいので、構造が簡単となり、部品点数も比較的少な
くて済み、小形化することができる。
また、雌ハウジング4と雌端子3とにカム軸24を挿入
するので、雌ハウジング4へ雌端子3がランス8とカム
軸24とで二重に係止されるので、雌ハウジング4への
雌端子3のロックが確実となると共に、雌ハウジング4
に雌端子3が確実に挿入されないと雌ハウジング4.雌
端子3にカム軸24を挿入することができないので、雌
ハウジング4への雌端子3の不完全挿入が防止される(
以上第1実施例)。
なお、前記第1実施例においては、雌端子21の上板2
2aとばね片23との間にカム軸24を設けたが、これ
に限られることなく、例えば第11図ないし第20図に
示す実施例のように、端子ハウジング31の下板31b
とばね片32との間にカム軸(カム)33を設けてもよ
い。即ち、第12図及び第13図に示すように、前記第
1実施例のばね片23の電線9側部分に段部32aを設
けて一段下方へ下げてばね片32を形成し、段部32a
より雌端子後端側下面に凹部32bを設ける一方、第1
5図及び第16図に示すように断面楕円からなるカム軸
33の軸方向の一端にランス33aを設けかつ軸方向他
端側外周にレバー33bを、前記楕円の長軸方向の一端
にこの長軸と直交する方向に向けて突出状に設け、雌ハ
ウジング4、雌端子30にカム軸33を装着し、第12
図。
第17図に示すようにカム軸33の前記長軸が水平方向
に向き、レバー33bがカム軸33の上部に位置した状
態で、雄ハウジング2に雌ハウジング4を挿入したとき
、第17図に示す雄ハウジング2の凹部2aの側壁内面
に形成した爪34がレバー33bを押し倒し、カム軸3
3を第17図に示す矢印B方向に回転させ、第20図に
示す前記長軸か上下方向に向きレバー33bがカム軸3
3の上部に位置するまで前記回転を継続させるようにし
てもよい。なお、レバー33bと爪34とによりカム作
動機構が構成されている。
この実施例において、雄ハウジング2に雌ハウジング4
を挿入する場合、雄ハウジング2と雌ハウジング4とが
離間した状態において、予め第12図に示すように、カ
ム軸33の前記長軸が水平方向に向いた状態にカム軸3
3を回転させる。すると、ばね片32がそのばね力によ
り下板31bとの間にカム軸33を挾持し、雌端子30
の端子ハウジング31の上板31aとばね片32の接続
部分32cとの間隙32dは、雄端子1の先端側の挿入
部1aの板厚より若干大きい最大寸法となる。この状態
で雄ハウジング2に雌ハウジング4を挿入すると、挿入
部1aより広い間隙32.dに挿入部1aを挿入するの
で、その挿入力は低挿入力となる。
また、雄ハウジング2への雌ハウジング4の挿入終了時
及び挿入終了後は、第13図に示すようにカム軸33は
前記長軸が上下方向に向いた状態となり、端子ハウジン
グ31の前記間隙32dは、雄端子1の先端側の挿入部
1aの板厚より小さい寸法となろうとして挿入部1aに
ばね片32を押し付けた状態(この場合、実際には挿入
部1aに阻止されて間隙32dが挿入部1aの板厚より
小となることはない)となり、これにより雄端子lと雌
端子30の接続が確実となる(以上第2実施例)。
また、前記各実施例においては、カム軸24またはカム
軸33を回転させるように構成したが、これに限られる
ことな(、雄ハウジングへの雌ハウジングの挿入時に、
予めカム軸を雌ハウジングの先端側に移動させておくこ
とにより、前記間隙を雄端子の挿入部1aより広くあけ
、雄ハウジングへの雌ハウジングの挿入終了間際にはカ
ム軸をカム作動機構により自動的に移動させて雄端子1
の挿入部1aにばね片を押し付けるように構成してもよ
い(第3実施例)。
なお、前記各実施例においては、接続端子が一段1極で
ある場合について説明したが、これらに限られることな
く、これら各実施例の雄端子と雌端子との接続構成と同
様な構成をとれば、例えば接続端子が二段多極であるコ
ネクタのように、接続端子が多極であるコネクタにおい
ても、各雄ハウジングへの各雌ノ・ウジングの挿入力が
低挿入力で極めて小さいために、コネクタ接続時の挿入
力を従来より軽減しかつコネクタの接続が確実となる。
また、この例の場合においても前記各実施例同様、第2
1図に示すように、雌ハウジング41と雌端子42とに
カム軸(カム)43を挿通するので、雌ハウジング41
へ雌端子42が、ランスとカム軸43とで二重に係止さ
れるので、雌ハウジング41への雌端子42のロックが
確実となると共に、雌ハウジング41に雌端子42が確
実に挿入されないと雌ハウジング41.雌端子42にカ
ム軸43を挿入することができないので、改めて挿入し
直すため、雌ハウジング41への雌端子42の不完全挿
入が防止される(以上第4実施例)。
「発明の効果」 本発明によれば、内部に雄端子が保持された雄ハウジン
グと、内部に雌端子が保持され前記雄ハウジングに挿脱
自在に挿入される雌ハウジングと、前記雄ハウジングへ
の前記雌ハウジングの挿入時に前記雄端子と雌端子とが
接離自在に接続されるコネクタにおいて、 前記雌端子の先端側に設けられ前記雄端子が挿脱自在に
挿入される筒形の端子ハウジングと、該端子ハウジング
の先端から後端側へ延びるようにかつ該端子ハウジング
の先端を支点として揺動可能に前記端子ハウジング内に
設けられたばね片と、前記雄ハウジング、雌ハウジング
間に設けられたカム作動機構と、前記ばね片と前記端子
ハウジングの内壁面との間に作動可能に設けられ、前記
雌端子への雄端子の挿入終了間際までは、前記端子ハウ
ジングの内壁面とばね片との間の前記雄端子が挿入され
る間隙を前記雄端子の挿入部より広い間隙とさせ、前記
雌端子への雄端子の挿入終了間際においては前記カム作
動機構により作動させられ前記ばね片と協働して前記間
隙を前記雄端子の挿入部より狭い間隙に狭めようとして
前記雄端子の挿入部に前記ばね片を押し付けるカムとか
らなるものとしたので、 雄ハウジングに雌ハウジングを挿入するときには、予め
カムを適宜作動させるだけで雌端子の端子ハウジングの
内壁面とばね片との間の雄端子か挿入される間隙を雄端
子の挿入部より広い間隙とさせることができ、この状態
で雄ハウジングへ雌ハウジングを挿入することにより、
雄ハウジングへの雌ハウジングの挿入時には、雌端子へ
の雄端子の挿入摩擦力を著しく小さくして雌端子への雄
端子の挿入力を低挿入力とすることができ、雌端子への
雄端子の挿入終了時には、カム作動機構により自動的に
カムを作動させ、ばね片と協働して雄端子の挿入部に前
記ばね片を押し付けることができ、これにより雌端子と
雄端子とを確実に接続させることができる。
従って、雌ハウジングへの雄ハウジングの挿入時の挿入
力が軽減され、ワイヤーハーネスの組み付は時の作業性
を向上させることができる。
マタ、雄ハウジングへの雌ハウジングの挿入時にカムを
作動させるだけで雄ハウジングに雌ハウジングを挿入す
れば、雌端子に雄端子を自動的に低挿入力で挿入するこ
とができかつこの挿入終了時に自動的に雄端子の挿入部
にばね片を押し付けることができるので特に操作性に優
れている。また、このようにするには、雄ハウジング、
雌ハウジング間にカム作動機構を設けるだけでよいので
、構造が簡単となり、部品点数も比較的少なくて済み、
小形化することができる。
また、接続端子が多極であるコネクタにおいても、各雌
端子への各雄端子の挿入力が低挿入力で極めて小さく各
雌端子と雄端子との接続が確実であるなめ、本発明を適
用して十分な低挿入力接続効果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の第1実施例を示すもの
で、第1図は雄ハウジングへ雌ハウジングが挿入された
状態を示す側断面図、第2図は雄ハウジングと雌ハウジ
ングとの分解側断面図、第3図は要部の一部切欠斜視図
、第4図は雌ハウジングの概略斜視図、第5図はカム軸
の平面図、第6図はカム軸の斜視図、第7図はカム軸の
レバーと雄ハウジングの爪との位置関係を示した雄ハウ
ジングと雌ハウジングとの分解側面図、第8図は雌ハウ
ジングの側面図、第9図は雄ハウジングに雌ハウジング
が挿入された状態を示す要部の概略断面図、第10図は
雄ハウジングに雌ハウジングが挿入された状態における
カム軸と爪との関係を示す側面図、第11図ないし第2
0図は本発明の第2実施例を示すもので、第11図は要
部の一部切欠斜視図、第12図は雄端子挿入前の雌端子
状態を示す一部切欠側断面図、第13図は雄端子挿入後
の雌端子状態を示す一部切欠側断面図、第14図は雌ハ
ウジングの概略斜視図、第15図はカム軸の平面図、第
16図はカム軸の斜視図、第17図はカム軸のレバーと
雄ハウジングの爪との位置関係を示した雄ハウジングと
雌ハウジングとの分解側面図、第18図は雌ハウジング
の側面図、第19図は雄ハウジングに雌ハウジングか挿
入された法曹を示す概略断面図、第20図は雄ハウジン
グに雌ハウジングが挿入された状態におけるカム軸と爪
との関係を示す側面図、第21図は本発明の第4実施例
を示す雌ハウジングの要部の横断平面図、第22図ない
し第25図は従来のコネクタの一例を示すもので、第2
2図は雌端子が保持された雌ハウジングの側断面図、第
23図は雄端子が保持された雄ハウジングの側断面図、
第24図は雌端子と雄端子との分解斜視図、第25図は
雌端子と雄端子とが接続された状態を示す斜視図、第2
6図ないし第28図は従来のコネクタの他の例を示すも
ので、第26図は雄ハウジングと雌ハウジングとの分解
側断面図、第27図は雄端子とカムとスライダーの関係
を示す雌端子の要部の側断面図、第28図は雄端子とカ
ムの関係を示す雌端子の要部の側断面図である。 ジング、4.41・・・・・雌ハウジング、21.30
42・・・雌端子、23.32−−ばね片、23d。 32d・・・・・間隙、24,33,4.3・・・−カ
ム軸(カム)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に雄端子(1)が保持された雄ハウジング(
    2)と、内部に雌端子(21、30、42)が保持され
    前記雄ハウジングに挿脱自在に挿入される雌ハウジング
    (4、41)と、前記雄ハウジングへの前記雌ハウジン
    グの挿入時に前記雄端子と雌端子とが接離自在に接続さ
    れるコネクタにおいて、前記雌端子の先端側に設けられ
    前記雄端子が挿脱自在に挿入される筒形の端子ハウジン
    グ(22、31)と、該端子ハウジングの先端から後端
    側へ延びるようにかつ該端子ハウジングの先端を支点と
    して揺動可能に前記端子ハウジング内に設けられたばね
    片(23、32)と、前記雄ハウジング、雌ハウジング
    間に設けられたカム作動機構と、前記ばね片と前記端子
    ハウジングの内壁面との間に作動可能に設けられ、前記
    雌端子への雄端子の挿入終了間際までは、前記端子ハウ
    ジングの内壁面とばね片との間の前記雄端子が挿入され
    る間隙(23d、32d)を前記雄端子の挿入部(1a
    )より広い間隙とさせ、前記雌端子への雄端子の挿入終
    了間際においては前記カム作動機構により作動させられ
    前記ばね片と協働して前記間隙を前記雄端子の挿入部よ
    り狭い間隙に狭めようとして前記雄端子の挿入部に前記
    ばね片を押し付けるカム(24、33、43)とからな
    ることを特徴とする低挿入力コネクタ。
  2. (2)前記ばね片と前記端子ハウジングの内壁面との間
    に、前記カム作動機構により回転させられるカムが回転
    自在に設けられたことを特徴とする請求項1記載の低挿
    入力コネクタ。
JP2138727A 1990-05-29 1990-05-29 低挿入力コネクタ Pending JPH0433277A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5411406A (en) * 1992-11-30 1995-05-02 Yazaki Corporation Electrical connector requiring low insertion force
KR100383992B1 (ko) * 2000-12-28 2003-05-14 한국단자공업 주식회사 차량용 커넥터
JP2012064532A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Denso Corp 電子装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100383992B1 (ko) * 2000-12-28 2003-05-14 한국단자공업 주식회사 차량용 커넥터
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