JPH04330754A - 半導体基板用キャリアボックスの判別装置 - Google Patents

半導体基板用キャリアボックスの判別装置

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Publication number
JPH04330754A
JPH04330754A JP3061129A JP6112991A JPH04330754A JP H04330754 A JPH04330754 A JP H04330754A JP 3061129 A JP3061129 A JP 3061129A JP 6112991 A JP6112991 A JP 6112991A JP H04330754 A JPH04330754 A JP H04330754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier box
identification code
carrier
elements
code mark
Prior art date
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Pending
Application number
JP3061129A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Sato
佐藤 満雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04330754A publication Critical patent/JPH04330754A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板(ウェーハ
)を納めたキャリアを収納したキャリアボックスに関す
るもので、さらに詳細には、キャリアボックスの表面に
形成された突起の有無配列から成る該キャリアボックス
固有の識別コード(BCDコード)を読み取る半導体基
板用キャリアボックスの判別装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程のうち、ウェーハ
に素子を形成するいわゆるウェーハプロセスにおいては
、複数枚(例えば25枚)のウェーハを単位として製造
工程が行なわれる。この場合図7に示すように、ウェー
ハ103は、キャリア102に複数枚並列に納められ、
1つのロットとして各種の加工処理が行なわれる。 このためウェーハプロセスにおける工程管理では、キャ
リアごとにロット番号が決められ、各キャリアに文字を
刻印したり、バーコードマークを貼着あるいは刻印した
りしてキャリアのロット番号を識別している。ウェーハ
を納めたキャリア102は、さらにキャリアボックス1
01に収納されるが、これはウェーハを清浄な雰囲気の
製造工程から、次の製造工程へ運ぶとき、ウェーハにダ
ストが付着しないようにするためである。
【0003】従来のウェーハプロセスにおいては、キャ
リアボックス101上に、工程票104が添付されてい
る。工程票には、キャリア102に収納されているウェ
ーハのロット番号及びウェーハの処理履歴等が記録され
ている。作業者は、この工程票のロット番号を目視確認
のうえ、ウェーハ処理を行なったり、次の工程へ流した
りしている。
【0004】このような従来の作業方法では、製造工程
内及び次の工程へのキャリアボックスの自動搬送化がで
きない。またクリーンルームでの各製造工程におけるロ
ットの進捗管理は、すべて作業者が各製造室(例えばC
VD室、拡散室、エッチング室等)の出入り口で工程票
を見て、ロット番号を各製造室に設けられた工程管理用
コンピュータへ入力し、それをもとに管理を行なってい
るが、キー入力のミスが多いのと、多品種大量生産して
いるので、大変な労力を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまで述べたように
,クリーンルームにおけるロットの流れ状況は、キャリ
アボックスに添付される工程票のロット番号を使用して
知ることができる。従来は、このロット番号は作業者の
目視によって認識され、人手により工程管理用コンピュ
ータに入力される。このため工程管理の自動化が困難で
あり、労力を必要とするとともに人為的なミスもあり、
随時適切な工程管理ができないという問題点があった。 他方、半導体装置の応用分野の急激な拡大にともない、
ますます多品種大量生産となり、各製造工程におけるロ
ットの進捗管理は重要な課題となっている。
【0006】本発明は、クリーンルームでのロットの工
程管理において、工程票を不要とし、作業者の省人化及
び工程管理の自動化を可能とするキャリアボックスの判
別装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板を
納めたキャリアを収納するキャリアボックスの表面に、
突起の有無で2進数1ビットを表わす該キャリアボック
スと同材質の突起の有無箇所を所定数配列し、該突起の
有無配列を、2進化10進数で表わした該キャリアボッ
クス固有の識別コードとするとき、該識別コードマーク
を、発光素子と受光素子とを組とする前記所定数と等し
い組数の光センサーまたはTVカメラにより、非接触で
読み取る手段を具備することを特徴とする半導体基板用
キャリアボックスの判別装置である。
【0008】
【作用】本発明の主な特徴の1つは、クリーンルームで
のウェーハのロットの工程管理において、該ロット番号
を、キャリアではなくて、キャリアボックス表面に表示
したことである。半導体装置の高密度集積化にともない
、ウェーハを取り扱う雰囲気の清浄度レベルも高度化を
要求されている。キャリアボックス内にキャリアを収納
し、外部よりそのロット番号を識別できるので、ごみが
付着するおそれのある雰囲気にウェーハをさらす機会を
大幅に軽減できる。
【0009】他の特徴は、ウェーハのロット番号を2進
化10進数(binary coded decima
lnumber. いわゆるBCDコード)で表わした
ことである。これにより、ロット番号を容易に10進数
に読み替え、取り扱うことができる。
【0010】また他の特徴は、キャリアボックス固有の
識別コード(ウェーハのロット番号)を、該キャリアボ
ックスと同材質の突起の有無配列により表わしたことで
ある。これにより、キャリアボックスと突起とを樹脂モ
ールドにより、同時に成形することが可能であり、突起
有無配列を付設しても、キャリアボックスのコストアッ
プは無視できるほど低い。また樹脂のため、突起の切り
欠きが容易である.さらにキャリアボックスの洗浄等の
取扱いに際し、識別コードマークがはがれたり、消えた
りすることがない。
【0011】次の特徴は、キャリアボックスの識別コー
ドのビット数(桁数)と等しい個数の光センサーまたは
TVカメラにより、非接触で、識別コードマークを読み
取ることである。これは、識別コードの読取りを自動化
するとともに、クリーンルームにおけるウェーハのロッ
トの流れ及び工程管理の自動化を可能とする。光センサ
ーまたはTVカメラとキャリアボックスとは非接触であ
り、両者の摩擦等による新たなごみの発生もなく、また
キャリアボックスの汚染もなくなる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図1ないし図5を参
照して以下説明する。
【0013】図1は、光センサーを使用した場合の本発
明の装置全体の構成と使用状態を示す図である。符号1
はキャリアボックス、2は光センサーヘッド、3はセン
サー制御ユニットである。
【0014】図2は、キャリアボックス1の斜視図であ
る。樹脂モールドで成形され、その内部には、図示して
ないが、ウェーハを納めたキャリアが収納されている。 キャリアボックス1の側面1a上に、突起4の有無で2
進数1ビットを表わす突起の有無箇所が所定数配列され
ている。すなわち例えば、突起があれば1、突起が切り
欠かれて無いときは0となる2進数1ビットの突起有無
箇所が、所定数(12箇所×2行=24箇所)すなわち
24ビット配列されている。この24ビットから成る突
起の有無配列を、2進化10進数(2進数4ビットによ
って10進数の1桁分を表現する)により、10進法で
表現して6桁の数とし、この6桁の数を表わすBCDコ
ードをキャリアボックス固有の識別コードとする。
【0015】突起4は、キャリアボックス1を成形する
際に同時成形するものである。この場合、各キャリアボ
ックスごとに固有の識別コードを付与しなければならな
いが、成形時にこれを行なうことは、生産性を著しく低
下させるので、24ビットすべてに突起を成形した後、
キャリアボックスの固有識別コードに対応して、一部突
起を適宜切断することが望ましい。
【0016】図3は、図2に示す突起有無配列によるキ
ャリアボックス1の識別コードマークの拡大図である。 上下二行、各行12ビットで、左上隅の突起有無箇所5
aを最上位桁(MSB)、右下隅の突起有無箇所5xを
最下位桁(LSB)としてBCDコードを10進数で表
現すると、(A)群は9、(B)群は6、(C)群は7
,(D)群は8、(E)群は3及び(F)群は5を表わ
し、このキャリアボックス1の識別番号は、10進数で
967835となる。
【0017】上記識別コードマークを読み取る手段は、
図1に示すように、光センサーヘッド2及びセンサー制
御ユニット3等からなる。図4及び図5は、光センサー
ヘッド2の投受光状態を示す部分斜視図及び側面図であ
る。同図において、光センサーヘッド2は、赤外光の発
光素子(発光ダイオード)6及び受光素子(シリコンフ
ォトトランジスタ)7を1つずつ組にした光センサー8
を24組配列したものである。配列方法は、上から一行
目及び二行目は受光素子7a及び7b,三行目及び四行
目は発光素子6a及び6bで、各列には、発光素子6a
及び6bと受光素子7a及び7bとをそれぞれ組にした
2組の光センサー8a及び8bが設けられる。素子相互
の間隔等は、光センサーヘッドをキャリアボックスの識
別コードマークの突起群に非接触で対向して置いたとき
、例えば発光素子6aからの投射光が、識別コードマー
ク上段の突起4a面で反射し,受光素子7aに受光され
るように配列する。
【0018】光センサー2では、発光素子から識別コー
ドマークの突起面に向けて投射される赤外光の強さは、
すべての素子について等しい。しかし突起有無箇所で反
射し、受光素子に入射される赤外光の強さは、突起の有
無によってその値が異なる。本発明の光センサーでは、
突起有の受光信号をオンすなわち1、突起無の受光信号
をオフすなわち0として検知し、これらの受光信号を、
センサー制御ユニット3で数値化するものである。
【0019】図6は、本発明の他の実施例、すなわちT
Vカメラにより識別コードマークを読み取る場合の半導
体基板用のキャリアボックス判別装置の構成と使用状態
の概要を示す図である。同図において、キャリアボック
ス1の側面に形成される突起有無の識別コードマーク1
0は、光源12により照射され、TVカメラ11により
撮像される。TVカメラ11からのビデオ信号は、A/
D変換器等からなる画像入力装置13によりディジタル
信号に変換され、画像処理装置14の濃淡画像メモリに
ストアされる。画像処理装置14は、ミニコンピュータ
を内蔵し、公知技術により前記ストアされた画像データ
より識別コードマーク画像を抽出し、これを二値画像に
変換して識別コードを得る。識別コードデータは、各製
造室の入り口に設けられる工程管理用コンピュータ15
に出力され、記録されるとともに、そのデータは図示し
てないホストコンピュータに送られる。
【0020】上記本発明の判別装置においては、次のよ
うな利点がある。(1)キャリアボックス表面の識別コ
ードマーク(収納するウェーハのロット番号)を外部よ
り識別するので、キャリアに識別コードマークを付けた
従来技術に比べ、ウェーハの汚染される機会を、大幅に
減少でき、半導体装置の高集積化に伴う清浄度レベルア
ップの要求に対応できる。(2)クリーンルームでウェ
ーハ収納のキャリアボックスのロット番号を自動的に判
別して所定の工程へ自動搬送させるとともに、そのデー
タをホストコンピュータに集めることができ、常に正確
にロットの所在がわかる。半導体装置の応用分野の著し
い拡大と多様化により、複雑化したロットの流れに対し
、臨機適切な管理ができるようになった。(3)工程票
が不要になり、作業者はロット番号をキー入力する必要
がなくなり、大幅な省人化を計ることが可能となった。 (4)バーコードラベルを貼って管理する方式も考えら
れるが、キャリアボックスの洗浄時、はがれやすい。本
発明ではキャリアボックスと同材質で一体成形している
ので、はがれることもなく、洗浄に注意する必要もない
。(5)キャリアボックスの識別コードマークを非接触
で読み取るので、キャリアボックスを汚したり、ごみを
発生したりすることがない。
【0021】
【発明の効果】本発明により、クリーンルームでのロッ
トの工程管理において、工程票を不要とし、作業者の省
人化及び工程管理の自動化を可能とするキャリアボック
スの判別装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャリアボックス判別装置の一実施例
の構成と使用状態を示す図である。
【図2】本発明のキャリアボックスの一例を示す斜視図
である。
【図3】図2に示す突起有無配列による識別コードマー
クの拡大図である。
【図4】光センサーヘッドの投受光状態を示す部分斜視
図である。
【図5】光センサーヘッドの投受光状態を示す側面図で
ある。
【図6】本発明のキャリアボックス判別装置の他の実施
例の構成と使用状態を示す図である。
【図7】従来のキャリアボックスの斜視図である。
【符号の説明】
1  キャリアボックス 2  光センサーヘッド 4  突起 6  発光素子 7  受光素子 8a  光センサー 10  識別コードマーク 11  TVカメラ 101  キャリアボックス 102  キャリア 103  半導体基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板を納めたキャリアを収納するキ
    ャリアボックスの表面に、突起の有無で2進数1ビット
    を表わす該キャリアボックスと同材質の突起の有無箇所
    を所定数配列し、該突起の有無配列を2進化10進数で
    表わした該キャリアボックス固有の識別コードとすると
    き、該識別コードマークを、発光素子と受光素子とを組
    とする前記所定数と等しい組数の光センサーまたはTV
    カメラにより、非接触で読み取る手段を具備することを
    特徴とする半導体基板用キャリアボックスの判別装置。
JP3061129A 1991-03-02 1991-03-02 半導体基板用キャリアボックスの判別装置 Pending JPH04330754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3061129A JPH04330754A (ja) 1991-03-02 1991-03-02 半導体基板用キャリアボックスの判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3061129A JPH04330754A (ja) 1991-03-02 1991-03-02 半導体基板用キャリアボックスの判別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04330754A true JPH04330754A (ja) 1992-11-18

Family

ID=13162163

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3061129A Pending JPH04330754A (ja) 1991-03-02 1991-03-02 半導体基板用キャリアボックスの判別装置

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JP (1) JPH04330754A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003092069A1 (en) * 2002-04-26 2003-11-06 Eo Technics Co., Ltd. Method of calibrating marking in laser marking system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003092069A1 (en) * 2002-04-26 2003-11-06 Eo Technics Co., Ltd. Method of calibrating marking in laser marking system
CN100358142C (zh) * 2002-04-26 2007-12-26 Eo技术株式会社 校准激光标记系统中的标记的方法

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