JPH0433059A

JPH0433059A - 自然画表現方式

Info

Publication number: JPH0433059A
Application number: JP2132608A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Yanagisawa; 猛柳沢
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-05-24
Filing date: 1990-05-24
Publication date: 1992-02-04
Anticipated expiration: 2015-02-28
Also published as: US5272543A; JP3013089B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕プログレッシブ表現形式で自然画像を記憶して表示、印
刷等を行う場合の自然画像の表現方式に関し、ハードコピー画面の印刷時間を短縮することができる自
然画表現方式を提供することを目的とし、自然画像を符
号化し圧縮して、画面の内容を把握するための検索画面
と、表示を行うためのソフトコピー画面と、印刷を行う
ためのハードコピー画面との少なくとも３段階の段階的
プログレッシブ表現形式によって記憶する記憶手段と、
記憶された画像を復元して表示する表示手段と、記憶さ
れた画像を復元して印刷する印刷手段とを備えた装置に
おいて、ソフトコピー画面を表示する際にその一部にハ
ードコピー画面を表示するとともに、ハードコピー画面
を表示する際にソフトコピー画面で既に表示した部分を
除く領域を表示するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は自然画像（静止画像）の表現方式に係り、特に
表示、印刷等を行う場合の自然画像の表現方式に関する
ものである。

イメージ情報である自然画像は、文字情報や図形情報と
異なり、情報量が著しく多いため、通常、画像を符号化
しさらに圧縮して保存される。

このように自然画像情報を圧縮して保存する場合、表示
、印刷する際の処理時間を短縮できることが要望される
。

〔従来の技術〕

従来、自然画像を符号化し圧縮して保存する場合の符号
化方式としては、例えばＡ　Ｄ　ＣＴ　（Ａｄａｐｔｉ
ｖｅ　Ｄｉｓｃｒｅｔｅ　Ｃｏ５１ｎｅ　Ｔｒａｎｓｆ
ｏｒｍ）符号化方式や、Ｇ　Ｂ　Ｔ　Ｃ（Ｇｅｎｅｒａ
ｌｉｚｅｄ　Ｂｌｏｃｋ　Ｔｒｕｎｃａｔｉｏｎ　Ｃｏ
ｄｉｎｇ）符号化方式等が用いられており、これらの場
合の平均画像圧縮率は１／１０である。

しかしながら、このようにして符号化しても情報量は依
然として多く、例えば６００Ｘ４００画素で約８０ｋＢ
である。これに対して、単純に符号化データを順次復元
して表示すると長時間を要し、例えば６００Ｘ４００画
素の場合、約１０秒かかる。そこで符号化する際に、ま
ず画面全体の粗い画像を対象として行い、次に細い画像
を符号化するようにする。

そして表示する場合には、初期段階で粗い画像によって
全体が認識できるようにし、時間の経過とともに徐々に
細部まで復元する。このような表現方法をプログレッシ
ブ表示と呼んでいる。

第５Ａ図、第５Ｂ図、第５Ｃ図はそれぞれプログレッシ
ブ画面を例示した写真であって、Ａ−Ｂ→Ｃの順に精細
になる画像が示されている。

プログレッシブ表示は、大別して３つの段階に区分する
ことができる。

第６図（ａ）、　（ｂ）、（Ｃ）は、従来のプログレッ
シブ画面の表現形式を例示したものであって、（ａ）→
（ｂ）→（Ｃ）の順に精細な画面になる。（ａ）は画像
内容の把握を行うための検索画面であって、その表示に
要する時間は３秒である。（ｂ）はＣＲＴ等のデイスプ
レィ画面上に表示するためのソフトコピー画面を示し、
その表示に要する時間は１０秒である。（Ｃ）は印刷用
の画面であるハードコピー画面を示し、その表示に要す
る時間は２０秒である。これら各画面の情報量は、検索
画面を１とすると、ソフトコピー画面は２．５０であっ
て、ハードコピー画面は３．７５である。また（ａ）の
画面に対応するファイルの内容は検索画面の符号化情報
であり、（ｂ）の画面に対応するファイルの内容は、ソ
フトコピー画面と検索画面の差分を符号化した情報であ
り、（Ｃ）の画面に対応するファイルの内容は、ハード
コピー画面とソフトコピー画面の差分を符号化した情報
である。

ソフトコピー画面とハードコピー画面とは、デイスプレ
ィ画面上では区別が出来ない。これはデイスプレィ画面
の解像度が低いためである。しかしながら印刷する場合
には、高い解像度を必要とｆＸためソート５Ｉ＝′−画
面を使用す墨巳と（よできず、ハードコピー画面を使用
しなければならない。

そのため、印刷時には、ハードコピー画面の復元をまっ
て、プリンタを起動する必要があり、印刷時間が増大す
るという問題があった。

本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、プログレッシブ表現方式で自然画像を記
憶する情報処理装置において、ハードコピー画面を印刷
する場合に、印刷時間の増大を防止することができる自
然画表現方式を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は第１図にその原理的構成を示すように、記憶手
段１において、自然画像を符号化し圧縮して、画面の内
容を把握するための検索画面と、表示を行うためのソフ
トコピー画面と、印刷を行うためのハードコピー画面と
の少なくとも３段階の段階的プログレッシブ表現形式に
よって記憶し、表示手段２によってこの記憶された画像
を復元して表示し、印刷手段３によってこの記憶された
画像）復元しで印１１する装置において、′ソフトコヒ
ー西面を表示する際にその一部にハードコピー画面を表
示するとともに、ハードコピー画面を復元する際にソフ
トコピー画面で既に表示した部分を除く領域を復元する
ようにしたものである。

またこの際、表示手段２においてソフトコピー画面に表
示されるハードコピー画面の表示開始と同時に印刷手段
３を起動してこのハードコピー画面の印刷を行い、さら
に記憶手段１内の残りのハードコピー画面を復元して印
刷手段３に転送する。

これらの場合、ソフトコピー画面の一部にハードコピー
画面を表示するために、記憶手段１がらソフトコヒー西
面の情報を送出したのちハードコピー画面の一部を自動
的に送出することによってソフトコピー画面の一部にハ
ードコピー画面を表示する。または、ソフトコヒー西面
にハードコピー画面の一部を組み込んで記憶手段工にお
いて記憶し、このハードコピー画面を含んだソフトコピ
ー画面を表示することによってソフトコピー画面の一部
にハードコピー画面を表示する。

また、ソフトコピー画面の表示後にハードコピー画面を
送出して印刷するためには、記憶手段ｌにおいて、ソフ
トコピー画面とハードコピー画面とを別個のファイルに
格納し、ハードコピー画面に対応するファイルの内容を
読み出すことによってハードコピー画面の印刷を行う。

または、記憶手段１において、ソフトコピー画面とハー
ドコピー画面とを１つのファイルとして管理し、ソフト
コピー画面送出後はハードコピー画面送出の待ち状態と
して印刷時、ハードコピー画面の内容を送出することに
よってハードコピー画面の印刷を行つ。

〔作用］自然画像を符号化し圧縮して、画面の内容を把握するた
めの検索画面と、表示を行うためのソフトコピー画面と
、印刷を行うためのハードコピー画面との少なくとも３
段階の段階的プログレッシブ表現形式によって記憶して
、この記憶された画像を復元して表示し、印刷する。

この場合、ソフトコピー画面を表示する際にその一部に
ハードコピー画面を表示するとともに、ハードコピー画
面を復元する際にソフトコピー画面で既に表示した部分
を除く領域を復元するので、ソフトコピー画面の復元が
終了すれば、印刷装置を起動することができ、残りのハ
ードコピー画面を復元して印刷装置へ転送すればよいの
で、印刷に先立ってソフトコピー西面の表示を行う°よ
うな場合、印刷時の処理速度を向上できる。

この際、ソフトコピー画面に表示されるハードコピー画
面の表示開始と同時に印刷手段３を起動してハードコピ
ー画面の印刷を行い、さらに記憶手段１内の残りのハー
ドコピー画面を復元して、表示手段２と印刷手段３に同
時に転送するようにしてもよい。

この場合、記憶手段１からソフトコピー画面の情報を送
出したのちハードコピー画面の一部を自動的に送出する
ようにしたので、ソフトコピー画面の一部にハードコピ
ー画面を表示することができる。あるいは、ソフトコピ
ー画面にハードコピー画面の一部を組み込んで記憶手段
１に記憶し、このハードコピー画面を含んだソフトコピ
ー画面を表示するようにしたので、ソフトコピー画面の
一部にハードコピー画面を表示することができる。

また、ソフトコピー画面とハードコピー画面とを記憶手
段１において別個のファイルに格納し、ハードコピー画
面に対応するファイルの内容を読み出すようにしたので
、ソフトコピー画面の表示後にハードコピー画面の印刷
を行うことができる。

あるいは、ソフトコピー画面とハードコピー画面とを記
憶手段１において１つのファイルとして管理し、ソフト
コピー画面送出後はハードコピー画面送出の待ち状態と
して印刷時、ハードコピー画面の内容を送出するように
したので、ソフトコピー画面の表示後にハードコピー画
面の印刷を行うことができる。

〔実施例〕

第２図（ａ）、　（ｂ）、　（Ｃ）は、本発明の一実施
例における画面の表現形式を示したものである。第２図
において（ａ）は検索用画面を示し、この画面に対応す
るファイルの内容は、第６図において（ａ）で示された
画面と同様の符号化情報である。■）はソフトコピー画
面を示し、この画面に対応するファイルの内容は、第６
図において師）で示された画面と同様の符号化情報と、
第６図において（ａ）で示された画面と同様の符号化情
報との差分を符号化した情報である。ただし、画面の上
部Ａは第６図において（Ｃ）で示された印刷用のデータ
とする。第２図（Ｃ）はハードコピー画面を示し、この
画面に対応するファイルの内容は、第６図において（Ｃ
）で示された画面と同様の符号化情報と、第６図におい
て（ｂ）で示された画面と同様の符号化情報との差分を
符号化した情報である。ただし、画面の上部Ｂのデータ
はない。

第３図は本発明の一実施例における装置構成を示したも
のであって、１１は中央処理装置（ＣＰＵ）、１２はＣ
ＰＵＩ　１のバス、１３は画像入力装置、１４は外部記
憶装置、１５は表示用メモリ、１６はＣＲＴ等のデイス
プレィ、１７はカラープリンタ等の印刷装置である。

画像を格納する際には、矢印■に示すように、画像入力
装置１３は自然画を読み込んで第２図に示されたように
して符号化を行って、外部記憶装置１４に格納する。

画像を表示する際には、矢印■に示すように、外部記憶
装置１４からデータを読み出して符号化した順序に復号
処理を行い、復元した自然画のデータを表示用メモリ１
５に書き込む、さらに表示用メモリ１５から画像データ
を読み出して、デイスプレィ１６において表示を行う。

そして、画像を印刷する際には、矢印■に示すように表
示用メモリ１５から画像データを読み出して、カラープ
リンタ等の印刷装置１７に転送して印刷の処理を行う。

なお第３図に示された装置においては、ＣＰＵのバスエ
２を時分割で使用する機構を設けて、画像の格納と表示
の処理を同時に行うようにしてもよい。

以下、この場合における表示、印刷の動作を詳細に説明
する。

（１）ソフトコピー画面表示まず、はじめに検索画面に対応する符号化情報を復元し
て表示メモリへ書込み、デイスプレィにおいて表示を行
う。検索画面は１通りでなく、複数段階に分けて表示す
る方式をとってもよい。

そして、検索画面で表示すべき画像の内容を確認し、該
当画面と異なる場合には、その画面をキャンセルして、
別の検索画面を表示する。検索画面が正しい場合には、
引き続いてソフトコピー画面を復元してその表示を行う
。この際、ソフトコピー画面の一部にハードコピー画面
の情報を合わせて送る。この場合の送り方には、いくと
おりかの方法が可能である。

（送り方の例１）ソフトコピー画面を送出したのち、ハードコピー画面の
一部を自動的に送出する。

（送り方の例２）符号化する際に、ソフトコピー画面にハードコピー画面
の一部を組み込み、復元の際、−度にハードコピー画面
を含んだソフトコピー画面を表示する。

〔２）ハードコピー画面表示（印刷）はじめに、表示メモリ内のハードコピー画面の情報を印
刷装置に転送し、印刷処理を起動する。

また、この処理と同時に外部記憶装置内の残りのハード
コピー画面を復元して、表示メモリに書き込み、さらに
この表示メモリ内のハードコピー画面を印刷装置に送る
。同時にデイスプレィ１６において、ハードコピー画面
によって表示を行う。

ハードコピー画面の送り方にも、いくとおりかの方法が
可能である。

（送り方の例１）ソフトコピー画面とハードコピー画面とを別ファイルと
し、印刷時点でハードコピー画面に対応したファイルを
読み出す。

（送り方の例２）ソフトコピー画面とハードコピー画面とを１つのファイ
ルとして管理し、ソフトコピー画面送出後はハードコピ
ー画面の送出の待ち状態として、印刷要求があった時点
で、ハードコピー画面の送出を行う。

以上のような表示、印刷の方式によれば、ソフトコピー
画面の表示時間は従来とあまり変わらないだけでな（、
ハードコピー画面を表示する前に印刷装置の起動が可能
となり、かつハードコピー画面を復元しながら、印刷を
行うことが可能となる。さらにハードコピー画面の一部
はソフトコピー画面とともに事前に復元しているので、
ハードコピー画面の復元時間も従来より短縮されるので
、印刷時間が大幅に短縮される。

すなわち本発明の方式では、ソフトコピー画面を復元し
たのちにハードコピー画面の印刷処理を行う場合、ソフ
トコピー画面の復元によってハードコピー画面の一部が
既に復元されているので、ソフトコピー画面の復元終了
後に印刷装置を起動した場合、残りのハードコピー画面
の復元を行う時間は１画面分の復元を行う場合より短く
、従って印刷時間が短縮される。通常、印刷に先立って
ソフトコピー画面の表示が行われるので、本発明の方式
によれば、従来のように、印刷開始後に１画面分のハー
ドコピー画面を復元する場合と比べて、印刷時間が速く
なる。

第４図は本発明の具体的構成例を示したものであって、
第３図におけると同じものを同じ番号で示し、２１はＤ
ＭＡ転送部、２２は符号化、復号化処理部、２３はカラ
ースキャナ、２４はハードディスク、２５はディジタル
アナログ（Ｄ／Ａ）変換部、２６は映像重畳部、２７は
カラープリンタである。

第４図において、ＤＭＡ転送部２１は、ＣＰＵ１１のバ
ス１２を時分割で使用して、データのＤＭＡ　（Ｄｉｒ
ｅｃｔ　Ｍｅ＋５ｏｒｙ　Ａｃｃｅｓｓ）転送を行う、
また符号／復号処理部２２は、画像の符号化と復号とを
高速に実行するハードウェアから構成されている。

画像を格納する際には、カラースキャナ２３がＤ　Ｍ′
Ａ転送部２１の制御に基づいて自然画像を読み込み、符
号／復号処理部２２において第２図に示されたように符
号化と圧縮を行って、ハードディスク２４に格納する。

画像を表示する際には、ＤＭＡ転送部２１を介してハー
ドディスク２４からデータを読み出して、符号／復号処
理部２２において復号を行い、復元した自然画のデータ
を表示用メモリ１５に書込み、さらに表示用メモリ１５
から読み出してＤ／Ａ変換部２５を介してアナログ信号
に変換したのち、デイスプレィ１６において表示する。

この際、Ｄ／Ａ変換部２５からの画像データに対して、
映像重畳部２６においてパソコンの映像信号を重畳する
ことによって、デイスプレィ１６において重畳した画像
を表示することができる。

さらに、画像を印刷する際には、表示用メモリ１５から
ＤＭＡ転送部２１を介して画像データを読み出して、カ
ラープリンタ２７に転送することによって、所定の印刷
形式によって印刷を行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、自然画をプログレ
ッシブ表現形式で記憶して表示、印刷を行う際に、ソフ
トコピー画面の一部に予めハードコピー画面を重ねて表
示することによって、ソフトコピー画面の復元終了によ
って印刷装置を起動し、残りのハードコピー画面を復元
して表示装置と印刷装置へ同時に転送することができる
ので、印刷に先立ってソフトコピー画面の表示を行うよ
うな場合、印刷時の処理速度を向上することが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成を示す図、第２図（ａ）、
　（ｂ）、　（Ｃ）は本発明の一実施例における画面の
表現形式を示す図、第３図は本発明の一実施例における
装置構成を示す図、第４図は本発明の具体的構成例を示
す図、第５Ａ図、第５Ｂ図、第５Ｃ図はそれぞれプログ
レッシブ画面を例示する写真、第６図（ａ）、　（ｂ）
、　（ｃ）は従来のプログレンシブ画面の表現形式を示
す図である。１は記憶手段、２は表示手段、３は印刷手段である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）自然画像を符号化し圧縮して、画面の内容を把握
するための検索画面と、表示を行うためのソフトコピー
画面と、印刷を行うためのハードコピー画面との少なく
とも３段階の段階的プログレッシブ表現形式によって記
憶する記憶手段（１）と、該記憶された画像を復元して
表示する表示手段（２）と、該記憶された画像を復元して印刷する印刷手段（３）と
を備えた装置において、前記ソフトコピー画面を表示する際にその一部にハード
コピー画面を表示するとともに、ハードコピー画面を復
元する際にソフトコピー画面で既に表示した部分を除く
領域を復元することを特徴とする自然画表現方式。
（２）請求項第１項記載の自然画表現方式において、表
示手段（２）における、前記ソフトコピー画面に表示さ
れるハードコピー画面の表示開始と同時に印刷手段（３
）を起動して該ハードコピー画面の印刷を行い、さらに
前記記憶手段（１）内の残りのハードコピー画面を復元
して印刷手段（３）に転送することを特徴とする自然画
表現方式。
（３）請求項第１項または第２項記載の自然画表現方式
において、記憶手段（１）からソフトコピー画面の情報
を送出したのちハードコピー画面の一部を自動的に送出
することによってソフトコピー画面の一部にハードコピ
ー画面を表示することを特徴とする自然画表現方式。
（４）請求項第１項または第２項記載の自然画表現方式
において、ソフトコピー画面にハードコピー画面の一部
を組み込んで記憶手段（１）において記憶し、該ハード
コピー画面を含んだソフトコピー画面を表示することに
よってソフトコピー画面の一部にハードコピー画面を表
示することを特徴とする自然画表現方式。
（５）請求項第１項または第２項記載の自然画表現方式
において、ソフトコピー画面とハードコピー画面とを記
憶手段（１）において別個のファイルに格納し、ハード
コピー画面に対応するファイルの内容を読み出すことに
よってハードコピー画面の印刷を行うことを特徴とする
自然画表現方式。
（６）請求項第１項または第２項記載の自然画表現方式
において、ソフトコピー画面とハードコピー画面とを記
憶手段（１）において１つのファイルとして管理し、ソ
フトコピー画面送出後はハードコピー画面送出の待ち状
態として、印刷時、ハードコピー画面の内容を送出する
ことによってハードコピー画面の印刷を行うことを特徴
とする自然画表現方式。