JPH0433044Y2 - - Google Patents

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JPH0433044Y2
JPH0433044Y2 JP1986012855U JP1285586U JPH0433044Y2 JP H0433044 Y2 JPH0433044 Y2 JP H0433044Y2 JP 1986012855 U JP1986012855 U JP 1986012855U JP 1285586 U JP1285586 U JP 1285586U JP H0433044 Y2 JPH0433044 Y2 JP H0433044Y2
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JP
Japan
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lid
saucer
locking
sliding body
protrusion
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JP1986012855U
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JPS62123713U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクトの開閉係止装置に係り、
特にスライド式であつて、蓋体の閉状態を確実に
ロツクできる開閉係止装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、コンパクトにおいてスライド式の開閉係
止装置としては、実開昭59−122807号公報に記載
されたもの等が知られている。
これは、図示しないが、コンパクトの受皿の一
側に磁石を摺動自在に設けるとともに、蓋体の一
側にも磁石を設け、そして、受皿側の磁石はN極
とS極とを蓋体側に向けており、これに対して蓋
体側の磁石はS極のみを受皿側に向け、蓋体を閉
じた時、受皿側の磁石を摺動させて蓋体側のS極
の磁石に受皿側の磁石のN極が吸着させると蓋体
が閉状態にロツクされ、この状態で受皿側の磁石
を摺動そせ、蓋体側の磁石に受皿側の磁石のS極
を対向させると、両者の反発により蓋体の係止が
解除されるとともに蓋体が開かれるようになつて
いる。
さらに実開昭60−64711号公報に記載のものは、
蓋体と一体の係合片の傾斜面と、容器本体と一体
の壁に形成した傾斜面との接合部を備え、これら
の接合部の接合度合を調整して前記係合片を上下
させ、この係合片に形成した突起と、前記壁に形
成した突起とを着脱自在に係合させるようにした
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前者のように磁石による場合は、その
吸着による係止力は必ずしも強くなく、確実な係
止を保証しえない。
また後者の突起同士の係合では、互いにこれら
が水平方向に移動し、他方の突起を乗り越えて着
脱する構造であるので、突起自体の高さに限界が
ある。
よつて蓋と容器本体との間にわずかなずれが生
じても、蓋体を閉じた状態に保持する力が著しく
低下するか、蓋体のロツクが全く不能となる場合
があつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、蓋体を閉状態に確実にロツクできるコンパク
トの開閉係止装置とすることを技術的課題とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、ヒ
ンジで受皿1と蓋体2とを開閉自在としたコンパ
クトにおいて次のような技術的手段をとつた。
すなわち、受皿1の一側に沿つて摺動体4を摺
動自在に設けるとともに、この摺動体4に摺動方
向に向かう係止片7を形成し、また受皿1の一側
に係止突起8を突設して、この係止突起8と前記
係止片7とに係脱するフツク9を蓋体2に設けた
コンパクトの開閉係止装置とした。
〔作用〕
蓋体2を閉じ、摺動体4を摺動させて、その係
止片7がフツク9に係止すると、蓋体2は閉状態
にロツクされる。
また同時にフツク9は、摺動体4の係止片7だ
けでなく、受皿1の一側に設けた係止突起8にも
係脱する。
また、前記受皿1と摺動体4とのいずれか一方
に板ばね片11を突設するとともに、受皿1と摺
動体4とのいずれか他方における前記板ばね片1
1の対向位置に、先端が板ばね片11に接触する
突起12を突設すると、突起12が板ばね片11
を乗り越えない限り摺動体4が摺動しないので、
さらにロツクが確実となる。また乗り越え時に板
ばね片11がクリツク音を発生させる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に
基づいて説明する。
化粧料を収容すべき受皿1の後側にヒンジで蓋
体2が回動開閉自在に取付られており、また、受
皿1の前側に凹部3が形成され、この凹部3内に
摺動体4が受皿1の前側に沿う方向に摺動自在に
収容されている。この摺動体4は前面板4a、天
板4b、両側板4c,4cからなる箱形をなし、
摺動方向の両側たる両側板4c,4cにガイド突
起5を突設してあり、このガイド突起5が受皿1
側に挿入されることにより摺動体4が摺動自在に
保持され、かつ、凹部3内から抜け出さないよう
になつている。
さらに、摺動体4は蓋体2側の天板4bに切欠
き6が形成され、その切欠き6の残余の天板4b
部分が摺動体4の摺動方向に向かう係止片7とな
つている。
また、受皿1の凹部3内の前面上部に係止突起
8が突設されている。
そして、この係止突起8に係脱するフツク9が
蓋体2の内面に垂設されており、このフツク9は
さらにその先端が鈎状に曲がつて前記係止片7に
係脱するようになつている。
そして、摺動体4を退行させておいて蓋体2を
閉じるとフツク9が摺動体4の切欠き6から摺動
体4内に挿入されるとともに、受皿1の係止突起
8に係止する。そこで、摺動体4を進出させると
摺動方向に向いていた係止片7がフツク9の先端
に引つ掛かるので蓋体2は閉状態にロツクされ
る。このように、蓋体2はフツク9が係止突起8
と係止片7とに引つ掛かつて閉じられているので
ロツクが確実である。
なお、図示しないが、摺動体4をばねで進出方
向に付勢するとともに、フツク9の先端面を蓋体
2を閉じる際に係止片7を押して摺動体4を退行
させるようテーパーにしておくと、ロツクがばね
で保持されるとともに、蓋体2を閉じる際に摺動
体4を指で退行させる手間が省けて扱いやすくな
る。
次に、第5図に示すように、凹部3内において
受皿1側に板ばね片11を設け、これに対向して
摺動体4に突起12を突設し、摺動体4の進出・
退行時に突起12が板ばね片11を乗り越えるよ
うに形成すると、板ばね片11を乗り越えるだけ
の力が加わらない限り摺動体4は摺動しないの
で、ロツク状態の保持がより一層確実となる。ま
た、板ばね片11を乗り越える時、クリツク音が
発せられるため、摺動体4による蓋体2の開閉係
脱が小気味良い音で確認できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、蓋体2を閉じてから摺動体4
の摺動させると、係止片7と係止突起8との双方
にフツク9が係止するので、蓋体2の閉状態が保
持され、ロツクが確実になされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の係止装置の一実施例を示す、
第2図はロツク状態を示す縦断正面図、第3図は
ロツク状態を示す縦断側面図、第4図は本考案の
装置を使用したコンパクトの斜視図、第5図は他
の実施例を示す斜視図である。 1……受皿、2……蓋体、4……摺動体、7…
…係止片、8……係止突起、9……フツク、11
……板ばね片、12……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒンジで受皿1と蓋体2とを開閉自在としたコ
    ンパクトにおいて、受皿1の一側に沿つて摺動体
    4を摺動自在に設けるとともに、この摺動体4に
    摺動方向に向かう係止片7を形成し、また受皿1
    の一側に係止突起8を突設して、この係止突起8
    と前記係止片7とに係脱するフツク9を蓋体2に
    設けたことを特徴とするコンパクトの開閉係止装
    置。
JP1986012855U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0433044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986012855U JPH0433044Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986012855U JPH0433044Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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Publication Number Publication Date
JPS62123713U JPS62123713U (ja) 1987-08-06
JPH0433044Y2 true JPH0433044Y2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=30801374

Family Applications (1)

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JP1986012855U Expired JPH0433044Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP (1) JPH0433044Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064711U (ja) * 1983-10-06 1985-05-08 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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Publication number Publication date
JPS62123713U (ja) 1987-08-06

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