JP2550815Y2 - シャッタのロック装置 - Google Patents

シャッタのロック装置

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JP2550815Y2
JP2550815Y2 JP1990115219U JP11521990U JP2550815Y2 JP 2550815 Y2 JP2550815 Y2 JP 2550815Y2 JP 1990115219 U JP1990115219 U JP 1990115219U JP 11521990 U JP11521990 U JP 11521990U JP 2550815 Y2 JP2550815 Y2 JP 2550815Y2
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JP
Japan
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shutter
opening
mold
locking
groove
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宏信 金沢
敦 西尾
洋一 鹿志村
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はシヤツタのロツク或はスライドを良好にし
たシヤツタのロツク装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、此種シヤツタのロツク装置を別紙第7図に従っ
て説明する。
図において1は電子機器のモールドであり、該モール
ド1の開口部2上面にシヤツタ3が設けられている。該
シヤツタ3はガイド4,4に案内され、図中左右方向へス
ライドして前記開口部2を開閉する。
又、該シヤツタ3の後部の両側には突部5,5,5,5を突
設して係止部6,6を形成している。更に、ガイド4,4には
シヤツタ3をスライドして開口部2を閉じた位置の突部
5,5,5,5の間に固定部7,7を内側へ突設してあり、該固定
部7,7と係止部6,6とを係合して開口部2を閉じた状態で
シヤツタ3をロツクできるように構成してある。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来のシヤツタのロツク装置はシヤツタの側
方に突設した係止部と、ガイドより内側へ突設した固定
部とを係合させてシヤツタをロツクしていた。
しかし、シヤツタの側方にて前記係止部をガイドの固
定部へ係合する構成としているため、該シヤツタとガイ
ドとに間隙を生じる。従って、シヤツタをスライドさせ
る際等に該シヤツタにガタを生じる。又、該間隙を可及
的に小とするので前記固定部及び係止部の突出量を小と
することが要求されるため、係止応力が弱くロツクした
シヤツタが外衝等によりスライドしてしまうことがあ
る。
そこで、シヤツタのガタを防止すると共に、確実にロ
ツクできるようにするために解決せられるべき技術的課
題が生じてくるのであり、本考案は該課題を解決するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために提案せられたもの
であり、電子機器の開口部にスライド自在なシヤツタを
設けて該開口部を開閉自在に構成したシヤツタの開閉装
置であって、電子機器のモールドと、該モールド上にシ
ャッタを介して冠着されたカバーとに夫々相互に対峙す
る開口部を設け、且つ、前記シャッタの両縁に鍔部を突
設して、該鍔部が前記カバーの内側面に凹設されたガイ
ドに案内され乍らスライドするように構成するととも
に、前記シャッタの下面にスライド方向に沿って溝を刻
設して、該溝が前記モールドの一側に設けたフック状の
固定部先端の爪に案内され乍らスライドするように構成
し、更に、前記溝内の一側端部に係止部を突設して、前
記シャッタにて前記開口部を閉塞したときは、前記係止
部が前記爪を乗り越えることにより、前記シャッタがロ
ックされるように構成したことを特徴とするシヤツタの
ロツク装置を提供せんとするものである。
[作用] この考案は、シヤツタの上面或は下面に係止部を設
け、該係止部に係合してシヤツタをロツクする固定部を
電子機器本体或はカバー等に設けている。
従って、シヤツタの上下方向に該係止部及び固定部が
配設されるため、側方に配設されるガイド部がこれらに
干渉されることはない。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃
至第6図に従って詳述する。
図において、10はコンピユータ等に装着されるコネク
タユニツトであり、第1図に示すようにモールド11,11
にコンタクトピン12,12…が固定され、該コンタクトピ
ン12,12…の下端部を回路基板13へ接続している。又、
一方のモールド11の収容室14に端子部15を収容し、該収
容室14の上面を開放している。該モールド11の上面には
カバー16が冠着されてあり、該カバー16には該収容室14
の開口部17に対峙して開口部18を開穿してある。そし
て、コネクタユニツト10の上面より他のコネクタ(図示
せず)を該収容室14に挿入して前記端子部15へ接続でき
るように構成してある。又、前記モールド11の上面とカ
バー16との間には図中左右方向へスライド自在なシヤツ
タ19が設けられ、該シヤツタ19により前記開口部17,18
を開閉自在に構成している。そして、該シヤツタ19は収
容室14に他のコネクタを接続する際には開口部17,18を
開口し、不使用時には閉塞してロツクする。
該シヤツタ19は第2図及び第3図に示すように板状に
形成され、第2図中前後縁部にやや下方へ段設した鍔部
20,20を側方へ突設している。該鍔部20,20は第1図に示
したモールド11上面を摺動するように形成されている。
又、上面左側部には巾方向へ引掛部21が突設され、該引
掛部21を使用者が操作してシヤツタ19をスライドさせ
る。又、該シヤツタ19の裏面中央の長手方向に溝22を刻
設し、該溝22を後述する第1図に示したモールド11の固
定部が摺動するように設けられてある。更に、該溝22の
右側部には巾方向に係止部23が突設されている。
一方、前記モールド11は第4図及び第5図に示すよう
に、上面を図中右方へ延設してあり、該延設部24の中央
部位即ち、前記収容室14の右側方にフツク状の固定部25
が形成されている。該固定部25は一体成形されて弾性力
を有し、且つ、該固定部25の爪26が上方へ突設されてい
る。更に、該爪26は第1図に示すシヤツタ19を閉とした
状態において、該シヤツタ19の係止部23の右側に対峙す
るように設けられている。
而して、第1図及び第6図に示すように、モールド11
の上面にシヤツタ19を載置して該シヤツタ19の上面より
カバー16をモールド11へ冠着すれば、シヤツタ19の鍔部
20がカバー16のガイド27,27に案内され、該シヤツタ19
のスライドが可能となって前記開口部17,18の開閉がで
きると共に、上方への移動が規制される。尚、図中符号
28はシヤツタ19の第1図中右方への移動を規制するスト
ツパである。更に、モールド11の固定部25の爪26はシヤ
ツタ19の溝22に係合し、前記ガイド27,27と共にシヤツ
タ19のガタを防止する。
又、該シヤツタ19を第1図中左側へ移動した際には、
シヤツタ19の係止部23が固定部25の爪26を乗り上げて左
側へ移動し、該爪26が係止部23を係止する。従って、シ
ヤツタ19は閉の状態でロツクされる。該モールド11の固
定部25はシヤツタ19の下面に設けられているため、ガイ
ド27,27への干渉等を考慮する必要がなくなり、該固定
部25へ適宜弾性力を付与して上下動させることができ
る。更に、係止部23と爪26との突出量等を調整してシヤ
ツタの安定した係止応力を得ることができる。
又、前記係止部23をシヤツタ19の上面に設けると共
に、固定部25をカバー16に形成しても同様の動作をな
し、更に固定部25及び係止部23の形状はこの一実施例に
限定されることはない。
尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種
々の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せ
られたものに及ぶことは当然である。
[考案の効果] この考案は、上記一実施例に詳述したように、シヤツ
タの上面或は下面に係止部を設けて該シヤツタの上下方
向においてロツクするように構成しているため、シヤツ
タを案内するガイドが係止部や固定部に干渉されること
はない。
従って、シヤツタとガイドとの間隙を可及的に小とし
てガタを防止することができる。又、該係止部や固定部
の突出量等を適宜設定して充分なるシヤツタの係止応力
を得ることができるので、安定したシヤツタのロツクが
可能となると共に、使用者に良好なクリツク感覚を付与
することができる等、実用的価値のある考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はコネクタユニツトの一部切欠側面図、第2図は
シヤツタの拡大平面図、第3図は第2図のA−A線断面
矢視図、第4図はモールドの平面図、第5図は同一部切
欠側面図、第6図は第1図のB−B線拡大断面矢視図、
第7図は従来例を示すシヤツタ部位の一部切欠平面図で
ある。 10……コネクタユニツト 11……モールド 16……カバー 17,18……開口部 19……シヤツタ 23……係止部 25……固定部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の開口部にスライド自在なシャッ
    タを設けて該開口部を開閉自在に構成したシャッタの開
    閉装置であって、電子機器のモールドと、該モールド上
    にシャッタを介して冠着されたカバーとに夫々相互に対
    峙する開口部を設け、且つ、前記シャッタの両縁に鍔部
    を突設して、該鍔部が前記カバーの内側面に凹設された
    ガイドに案内され乍らスライドするように構成するとと
    もに、前記シャッタの下面にスライド方向に沿って溝を
    刻設して、該溝が前記モールドの一側に設けたフック状
    の固定部先端の爪に案内され乍らスライドするように構
    成し、更に、前記溝内の一側端部に係止部を突設して、
    前記シャッタにて前記開口部を閉塞したときは、前記係
    止部が前記爪を乗り越えることにより、前記シャッタが
    ロックされるように構成したことを特徴とするシャッタ
    のロック装置。
JP1990115219U 1990-10-31 1990-10-31 シャッタのロック装置 Expired - Fee Related JP2550815Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60163779U (ja) * 1984-04-06 1985-10-30 株式会社日立製作所 スライド扉のロツク機構

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JPH0472189U (ja) 1992-06-25

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