JPH0123295Y2 - - Google Patents

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JPH0123295Y2
JPH0123295Y2 JP2570685U JP2570685U JPH0123295Y2 JP H0123295 Y2 JPH0123295 Y2 JP H0123295Y2 JP 2570685 U JP2570685 U JP 2570685U JP 2570685 U JP2570685 U JP 2570685U JP H0123295 Y2 JPH0123295 Y2 JP H0123295Y2
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JP
Japan
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latch
protrusion
recesses
locking device
long
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JP2570685U
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JPS61143428U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、本体と蓋体のように一対の半体で構
成される容器等の係止装置に関するものである。
従来の技術 本体と蓋体のように一対の半体で構成される容
器において、突起とラツチからなり、ラツチは係
止解除する係止装置は、例えば、実公昭53−
37997号公報に記載されているように、既に知ら
れている。
考案が解決するための問題点 上記公報に記載されている容器の係止装置にお
いては、長さの異なる突起を並列に抱持してスラ
イドするラツチを係止位置または係止解除位置に
それぞれ停止保持するため、長い突起に2つの凹
部に形成し、ラツチにはその凹部を嵌合させる凸
起を設けて、ラツチのスライドによつてその凸起
が2つの凹部のうちの1つに嵌合する構成となつ
ている(第8図参照)。ところが、このような構
成のものでは、ラツチのスライドを円滑にするた
め凹部と凸部の嵌合を浅くすれば、スライドの停
止保持機能の確実性が期待できず、また、ラツチ
の停止保持機能を確実にするため嵌合を深くすれ
ば、ラツチを円滑にスライドさせる機能がそこな
われる欠点がある。
そこで、本考案は、このような従来のものの欠
点に鑑み、ラツチの停止保持機能にすぐれ、しか
も、ラツチを円滑にスライドさせることができる
容器等の係止装置を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記目的を達成するための技術的手
段を次のように構成した。すなわち、 一対の半体で構成される容器等の一方の半体の
壁面に長い突起を、他方の半体の壁面に少くとも
1つの短い突起をそれぞれ形成し、これら両突起
を抱持し、かつ長い突起に係合してスライドする
ラツチを設け、ラツチのスライドによつて上記両
突起を係合させ、またはその係合を解除する構成
の係止装置において、上記長い突起とラツチとの
間に、ラツチを係合位置または係合解除位置にそ
れぞれ停止保持させる2つの凹部およびそれに嵌
合する凸部を形成し、2つの凹部間の凸部スライ
ド面を他の面より低く形成したことを特徴とする
容器等の係止装置。
としたものである。
作 用 本考案に係る容器等の係止装置において、長い
突起に係合してスライドするラツチを長い突起と
短い突起にともに係合する位置にスライドさせれ
ば係止状態となり、また、ラツチを短い突起から
外れる位置にスライドさせれば係止解除状態とな
る。そして、上記係止位置および係止解除位置に
ラツチをスライドさせると、それぞれの凹部に凸
部が嵌合して停止保持される。
このように、ラツチを係止解除位置から係止位
置まで、またそれと逆方向にスライドさせると、
2つの凹部間をスライドするが、2つの凹部間の
凸部スライド面は他の面より低く形成されている
ので、ラツチは円滑にスライドする。しかし、2
つの凹部間の凸部スライド面以外の面は高く形成
されており、凹部と凸部の嵌合は深いので、ラツ
チが係止位置または係止解除位置から不用意にス
ライドするおそれがなく、また、ラツチの係止位
置および係止解除位置の停止保持も確実である。
実施例 本考案の一実施例を図面について説明する。
容器は本体1およびそれと開閉自在の蓋体2か
らなる一対の半体で構成されたプラスチツク製で
あり、本体1の開放側壁面には長い突起3が、ま
た蓋体2の開放側壁面には2つの短い突起4,4
がそれぞれ形成されている。5はラツチであつ
て、このラツチ5は長い突起3および短い突起
4,4を抱持する形状をなし、かつその一側面6
と舌片7とによつて長い突起3にスライド自在に
係合されており、他側面8が短い突起4,4と係
合している。ラツチ5の上記他側面8には切欠部
9が形成されており、ラツチ5の一端を一方の短
い突起4から外れた位置までスライドさせると、
その切欠部9が他方の短い突起4と対応するよう
になつている。また、長い突起3のラツチ5と対
応する面10には2つの凹部11,11が間隔を
おいて形成されており、ラツチ5の裏面には凹部
11,11に嵌合する凸部12が形成されてい
る。これら2つの凹部11,11と凸部12の位
置関係は、ラツチ5が長い突起3および短い突起
4,4にともに係合する係止位置で一方の凹部1
1に凸部12が嵌合し、ラツチ5が一方の短い突
起4から外れ、かつその切欠部9が他方の短い突
起4と対応する係止解除位置で他方の凹部11に
凸部12が嵌合するようになつていて、ラツチ5
の係止位置または係止解除位置にラツチ5が停止
保持されるようになつている。上記2つの凹部1
1,11間の凸部12がスライドする面13は他
の面10より低く形成されている。このため、ラ
ツチ5を係止解除位置から係止位置に、またその
逆方向にスライドさせる操作が円滑にできる。し
かし、上記凸部12がスライドする面13以外の
面10は高く形成されているので、凹部11,1
1と凸部12の嵌合が深く、ラツチ5が各停止保
持位置から不用意に移動することはない。
なお、長い突起3とラツチ5の一側面6および
舌片7には噛合段部14,14および噛合部1
5,15がそれぞれ形成されており、ラツチ5側
の噛合部15,15が長い突起3の噛合段部1
4,14に噛合して、ラツチ5がスライド自在に
係合されているが、第4図のようにラツチ5の開
放状態の位置でラツチ5を突起3に係合する際、
長い突起3の内側の角部16が丸みを帯びるよう
に形成されているので、ラツチ5の舌片7の弾性
変位量が少なくてすみ、長い突起3に対してラツ
チ5の係合が容易である。
また、2つの凹部11,11と凸部12の形状
は非対称となつており、具体的には、凹部11,
11の曲率半径に対して凸部12の曲率半径が大
となつている。そして、このように凹部11,1
1および凸部12を形成することにより、長い突
起3とラツチ5の成形上多少の位置ずれがあつて
も、凹部11,11に確実に凸部12を嵌合させ
ることができ、係止装置の製造時寸法調整が簡便
である。
考案の効果 本考案は、前記の如く構成され、かつ作用する
ものであるから、ラツチの停止保持機能にすぐ
れ、しかも、ラツチを円滑にスライドさせること
ができ、容器等において係止装置の係脱操作を円
滑に行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の一実施例を示
し、第1図は要部の分解図、第2図は容器の全体
斜視図、第3図および第4図はそれぞれ係止状態
および係止解除状態の要部の平面図、第5図は第
4図におけるA−A線断面図、第6図は同上ラツ
チ取付態様を示す断面図、第7図は第4図におけ
るB−B線断面図である。第8図は従来例を示す
要部の断面図である。 1……本体、2……蓋体、3……長い突起、
4,4……短い突起、5……ラツチ、9……切欠
部、10……長い突起3のラツチ5と対応する
面、11,11……2つの凹部、12……凸部、
13……2つの凹部11,11間の凸部12がス
ライドする面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の半体で構成される容器等の一方の半体
    の壁面に長い突起を、他方の半体の壁面に少く
    とも1つの短い突起をそれぞれ形成し、これら
    両突起を抱持し、かつ長い突起に係合してスラ
    イドするラツチを設け、ラツチのスライドによ
    つて上記両突起を係合させ、またはその係合を
    解除する構成の係止装置において、上記長い突
    起とラツチとの間に、ラツチを係合位置または
    係合解除位置にそれぞれ停止保持させる2つの
    凹部およびそれに嵌合する凸部を形成し、2つ
    の凹部間の凸部スライド面を他の面より低く形
    成したことを特徴とする容器等の係止装置。 (2) 2つの凹部と凸部を非対称形状としたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の容器等の係止装置。 (3) 2つの凹部の曲率半径に対して凸部の曲率半
    径を大きくしたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第2項記載の容器等の係止装置。
JP2570685U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH0123295Y2 (ja)

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JP2570685U JPH0123295Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

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JPS61143428U JPS61143428U (ja) 1986-09-04
JPH0123295Y2 true JPH0123295Y2 (ja) 1989-07-18

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JPS61143428U (ja) 1986-09-04

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