JPH043291Y2 - - Google Patents

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JPH043291Y2
JPH043291Y2 JP1983194414U JP19441483U JPH043291Y2 JP H043291 Y2 JPH043291 Y2 JP H043291Y2 JP 1983194414 U JP1983194414 U JP 1983194414U JP 19441483 U JP19441483 U JP 19441483U JP H043291 Y2 JPH043291 Y2 JP H043291Y2
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JP
Japan
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optical
half mirror
optical axis
lens
objective lens
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JP1983194414U
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JPS60107816U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は変倍光学系、特に変倍前後の結像位置
における光軸すなわち結像光軸が厳密に一致させ
ることができる変倍光学系に関し、本考案は、例
えば、1Cパターンを複数の倍率で検査測定する
装置に利用されるものである。
〔従来技術〕
従来の変倍光学系の例としては、ズーム光学系
が知られているが、これはレンズの光軸上の移動
によつて変倍を行うため、レンズの偏心やレンズ
移動機構の製作誤差に起因して変倍時に結像光軸
が移動する問題があつた。
従来の変倍光学系の他の例としては、レンズ交
換式のものが知られているが、これはレンズ光軸
の位置精度を必要な精度に押えることが困難であ
り、レンズ変換時に光軸ずれを起こして結像光軸
が移動する問題があつた。
従来の変倍光学系の他の例としては、投影光学
系に揺動ミラーを配置して、該揺動ミラーによつ
て2つの倍率の異なる投影光学系を構成したもの
が知られている。しかしこの光学系においては揺
動ミラーの位置及び傾斜角度が結像光軸に影響を
与え、特に傾斜角度は2倍になつて影響を与える
ため、精度の高い投影光学系を構成することが困
難である問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は従来の変倍光学系の上記問題に鑑みな
されたものであつて、半導体検査装置のように極
めて高精度なアライメントを必要とする装置にお
いて、倍率の変換によつても光軸ずれすなわちア
ライメント状態の狂いを生じない変倍光学系を提
供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案は上記目的を達成するため次の構成上の
特徴を有する。すなわち、本考案は、固定レンズ
部材のみからなる対物レンズと、該対物レンズの
光軸上に配置され対物レンズからの光路を2つの
光路に分割するための第1ハーフミラーと、分割
された前記2つの光路を1つの結像面に導くため
の第2ハーフミラーと、第1ハーフミラーにより
形成された2つの光路内にそれぞれ配置され、同
一被検物の像を異なつた倍率で前記1つの結像面
に形成するための2つのリレーレンズ系と、前記
2つの光路を選択的に遮光するためのシヤツター
とを備えたことを特徴とする変倍光学系である。
従つて、ハーフミラーの透過光路と反射光路によ
る投影倍率の異なる2つの投影光束の結像光軸を
厳密に一致させて調整後、上記シヤツタにより上
記2つの投影光束を選択することにより、結像光
軸が厳密に一致した倍率の異なる2つの投影光束
を得ることができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図にもとづいて説明す
る。被検物である1Cパターン1は対物光軸3上
であつてかつ対物レンズ2の前側焦点位置に配置
される。対物レンズ2の後方には第1ハーフミラ
ー4が斜設され、対物レンズ2から射出された光
束を分割する。第1ハーフミラー4の透過光束の
第1光軸8には、第1シヤツタ10、及び凹レン
ズ12と凸レンズ14からなる光束拡大光学系1
6が配置され、さらにその後方に第2ハーフミラ
ー18が斜設される。
第1ハーフミラー4の反射光束の第2光軸20
には、凸レンズ22と凹レンズ24からなる光束
縮小光学系26、ミラー28,30、及び第2シ
ヤツタ32が配置される。
第2ハーフミラー18を通過した第1光軸8の
延長部と、第2ハーフミラー18で反射された第
2光軸20の延長部とは完全に一致して第3光軸
30となり、第3光軸30上には結像レンズ32
と撮像管34が配置される。第1シヤツタ10と
第2シヤツタ32とはシヤツタ制御装置(図示せ
ず)によつて選択的に開閉される。
以上の構成において、第1シヤツタ10が開い
ている場合には、対物光軸3、第1光軸8及び第
3光軸30からなる光軸上に配置された光学部材
によつて拡大投影光学系を構成し、対物レンズ2
によつてつくられた平行光束を光束拡大光学系1
6によつて拡大し、さらに結像レンズ32によつ
て撮像管34上に1Cパターン1の像を結像する。
一方、第2シヤツタ10が開いている場合に
は、対物光軸3、第2光軸20及び第3光軸30
からなる光軸上に配置された光学部材によつて縮
小投影光学系を構成し、対物レンズ2によつてつ
くられた平行光束を光束縮小光学系26により縮
小し、さらに結像レンズ32によつて撮像管34
上に1Cパターン1の像を結像する。すなわち第
2シヤツタ10が開いている場合には、第1シヤ
ツタ10が開いている場合と異なる投影倍率で、
撮像管34上に1Cパターン1の像を結像する。
撮像管34からの電気信号は観察するためのテレ
ビモニター及び各種寸法測定のための測定電気処
理部に送られ、各種の検査測定に用いられる。
〔考案の効果〕
本考案は以上述べたように構成されるから、投
影倍率の異なる2つの投影光学系の結像光軸を一
致させて構成し、それぞれの投影光学系に配置さ
れたシヤツタを選択的に開閉することにより、結
像光軸を一致させたまま被検物像を異なつた倍率
で結像させることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例の光学図である。 1……1Cパターン、2……対物レンズ、3…
…対物光軸、4……第1ハーフミラー、8……第
1光軸、10……第1シヤツタ、16……光束拡
大光学系、18……第2ハーフミラー、20……
第2光軸、26……光束縮小光学系、32……第
2シヤツタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定レンズ部材のみからなる対物レンズと、該
    対物レンズの光軸上に配置され対物レンズからの
    光路を2つの光路に分割するための第1ハーフミ
    ラーと、分割された前記2つの光路を1つの結像
    面に導くための第2ハーフミラーと、第1ハーフ
    ミラーにより形成された2つの光路内にそれぞれ
    配置され、同一被検物の像を異なつた倍率で前記
    1つの結像面に形成するための2つのリレーレン
    ズ系と、前記2つの光路を選択的に遮光するため
    のシヤツターとを備えたことを特徴とする変倍光
    学系。
JP19441483U 1983-12-17 1983-12-17 変倍光学系 Granted JPS60107816U (ja)

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JP19441483U JPS60107816U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 変倍光学系

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JP19441483U JPS60107816U (ja) 1983-12-17 1983-12-17 変倍光学系

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JPS60107816U JPS60107816U (ja) 1985-07-22
JPH043291Y2 true JPH043291Y2 (ja) 1992-02-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2713403B2 (ja) * 1987-07-23 1998-02-16 株式会社ニコン 倍率変換可能な光学装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359429U (ja) * 1976-10-22 1978-05-20

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JPS60107816U (ja) 1985-07-22

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