JPH04329031A - 音声通信装置および音響エコーキャンセラのトレーニング方法 - Google Patents

音声通信装置および音響エコーキャンセラのトレーニング方法

Info

Publication number
JPH04329031A
JPH04329031A JP3099128A JP9912891A JPH04329031A JP H04329031 A JPH04329031 A JP H04329031A JP 3099128 A JP3099128 A JP 3099128A JP 9912891 A JP9912891 A JP 9912891A JP H04329031 A JPH04329031 A JP H04329031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
training
echo canceller
acoustic echo
acoustic
speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3099128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3253646B2 (ja
Inventor
Kimitake Otsuka
大塚 公毅
Yuji Umemoto
梅本 祐司
Koichi Ito
公一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP09912891A priority Critical patent/JP3253646B2/ja
Priority to KR1019920006834A priority patent/KR0138642B1/ko
Priority to EP92909994A priority patent/EP0537370B1/en
Priority to DE69232054T priority patent/DE69232054T2/de
Priority to US07/962,589 priority patent/US5400399A/en
Priority to CA002086522A priority patent/CA2086522C/en
Priority to PCT/JP1992/000564 priority patent/WO1992020170A1/ja
Publication of JPH04329031A publication Critical patent/JPH04329031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3253646B2 publication Critical patent/JP3253646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車無線電話
装置のように、ハンズフリー通話時に発生する音響エコ
ーをキャンセルするための音響エコーキャンセラを備え
た音声通信装置および音響エコーキャンセラの動作状態
を初期設定するためのトレーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車無線電話装置等の車
載用の無線電話装置の中には、ハンドセット通話モード
とは別にハンズフリー通話モードを備えたものがある。 ハンズフリー通話モードとは、ハンドセットとは別に通
信機もしくはダッシュボード等に受話用のスピーカと送
話用のマイクロホンとを設け、これらのスピーカおよび
マイクロホンを送受話器として使用して通話を行なえる
ようにしたものである。このハンズフリー通話モードを
使用すると、話者はハンドセットを持たずに通話を行な
うことができるので、運転中でも片手運転になることな
く通話を行なうことができ、運転中の安全性を高く保つ
上で著しく有用である。
【0003】しかし、この様なハンズフリー通話モード
を使用すると、通話中にスピーカから出力された受話音
声がマイクロホンに回り込み、これが相手側に送られて
音響エコーが発生することがある。このため、この種の
電話装置には一般に上記音響エコーを打ち消すためのエ
コーキャンセラが設けられている。この音響エコーキャ
ンセラは、特に音声信号をディジタル化して伝送する無
線電話装置においては、コーデック等による信号遅延が
大きいため必要不可欠である。
【0004】図6は、この種のエコーキャンセラの構成
の一例を示すものである。このエコーキャンセラ10′
は、適応形フィルタ11、加算器12およびキャンセル
情報記憶用のRAM13を有している。スピーカ22か
ら出力された受話音声の一部が音響エコーECとなって
マイクロホン23に入力され、そのエコー信号がA/D
変換器21Sでディジタル信号に変換されたのちエコー
キャンセラ10′に入力されると、このエコー信号ES
は加算器12を経て残差信号TSとなって適応形フィル
タ11に入力される。適応形フィルタ11では、上記残
差信号TSを零にするための適応動作が行なわれ、この
適応動作により使用空間の音響特性、つまりエコー経路
が推定されて、その推定結果および受話信号RSを基に
疑似エコー信号EESが生成される。加算器12では、
上記エコー信号ESから疑似エコー信号EESを差し引
くための演算処理が行なわれ、これにより上記エコー信
号ESは打ち消される。
【0005】ところで、このエコーキャンセラ10′を
効果的に動作させるためには、使用に先立ちエコーキャ
ンセラ10′にトレーニングを行なわせて使用空間の音
響特性つまりエコー経路を推定させ、この推定結果に基
づいて音響エコーのキャンセル情報を作成してRAM1
3に予め記憶しておく必要がある。そこで、従来では例
えば次のようにエコーキャンセラ10′のトレーニング
を行なっている。
【0006】すなわち、例えば自動車無線電話装置であ
れば、乗車した時点や途中で同乗者が加わった場合等の
ように車内の音響特性が変化した場合に、使用者がトレ
ーニング用のキーを操作する。そうすると、無線電話装
置の制御回路の制御により、切換スイッチ14が切換わ
ってスピーカ22にトレーニング信号発生器16が接続
される。そして、この状態でトレーニング信号発生器1
6からトレーニング信号が発生され、このトレーニング
信号の音がスピーカ22から出力される。この状態でエ
コーキャンセラ10′では、上記トレーニング音により
使用空間のエコー経路を推定するための適応化動作が行
なわれる。そして、その推定結果に基づいて車内の音響
特性をキャンセルするための情報が生成され、このキャ
ンセル情報はRAM13に記憶される。
【0007】このように使用前に予めトレーニングを行
なっておけば、エコーキャンセラ10′ではRAM13
に記憶されているキャンセル情報に応じて、通話開始時
点から即時最適なエコー信号ESの打ち消しが行なわれ
ることになり、これにより高品質の通話が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な従
来のトレーニング方法を採用した装置には、次のような
解決すべき課題があった。 (1) 使用者が手動にてトレーニングキーを操作して
エコーキャンセラ10′のトレーニングを行なわなけれ
ばならない。このため、操作が面倒である。
【0009】(2) 一度トレーニングを行なっても、
その後に例えば車内の人員構成が変化すると、使用空間
の音響特性が変化するためにエコー信号ESのキャンセ
ル動作が適切に行なわれなくなる。したがって、使用者
は車内の人員構成等が変化した場合にも、その都度トレ
ーニングキーを操作してエコーキャンセラ10′をトレ
ーニングし直さなければならない。このため、操作が著
しく面倒であるとともに、トレーニングを忘れることも
多い。トレーニングを忘れると、通話が開始されてから
エコーキャンセラ10′が安定化するまでの期間に、打
消し切れなかったエコー信号ESが送話信号として通話
相手に送られることになり、通話品質の低下を招き非常
に好ましくない。
【0010】(3) 車のエンジン停止等に伴う装置の
電源断によってRAM13に記憶されているキャンセル
情報が消去されるのを防ぐために、RAM13にはバッ
クアップ電源15を付設する必要がある。このため、エ
コーキャンセラ10′の回路構成が複雑で大形化する。 また、バックアップ電源15を設けない場合には、車の
エンジン始動時にもその都度使用者がトレーニングキー
を操作してエコーキャンセラ10′のトレーニングを行
なわなければならず、操作がさらに面倒になる。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、トレーニングのための操
作を一切不要にして使用者の操作上の負担を軽減し、か
つ使用空間の音響特性が変化してもまた電源断になって
も、トレーニング操作やバックアップ電源を必要とする
ことなくエコーキャンセラの動作状態を常に最適な状態
に設定することができ、これにより通話品質の向上およ
び回路の簡単小形化を図り得る音声通信装置および音響
エコーキャンセラのトレーニング方法を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ハンドセットとは別に、受話音声信号を拡
声出力するスピーカおよび送話音を集音して送話信号を
出力するマイクロホンを有し、これらのスピーカおよび
マイクロホンを用いてハンズフリー通話を行なう手段を
備えた音声通信装置において、上記スピーカから出力さ
れた音が上記マイクロホンに入力されることにより発生
する音響エコーをキャンセルするための音響エコーキャ
ンセラと、そのトレーニング手段とを備え、このトレー
ニング手段により、上記スピーカから出力される音に基
づいて、上記音響エコーキャンセラの音響特性をトレー
ニングするようにしたものである。
【0013】また本発明は、トレーニングを行なう際に
、ハンドセットによる通話モードが選択されているかハ
ンズフリー通話モードが選択されているかを判定し、ハ
ンドセットによる通話モードが選択されている場合には
、この通話モードを少なくともトレーニング期間中だけ
ハンズフリー通話モードに変更して所定の音をスピーカ
から出力させ、この音に基づいて音響エコーキャンセラ
の音響特性をトレーニングすることもと特徴とする。
【0014】さらに本発明は、報知音をトレーニングに
必要な周波数成分を含んだ音により構成し、この報知音
をスピーカから出力させて音響エコーキャンセラの音響
特性をトレーニングすることも特徴とする。
【0015】
【作用】この結果本発明によれば、例えば着信や発信等
に伴う通話路接続時に、着信音やダイヤル確認音等の通
常使用される報知音を利用して音響エコーキャンセラの
トレーニングが自動的に行なわれることになる。このた
め、操作者はトレーニングのためのキー操作は一切不要
になり、これにより操作者の操作上の負担を軽減するこ
とができる。
【0016】また、発着信毎に自動的にトレーニングが
行なわれて、その都度最新のキャンセル情報がエコーキ
ャンセラに設定されるので、例えば乗車人員の構成が変
化して使用空間の音響特性が変化しても、通話開始時に
はその時における最適なキャンセル情報に従って音響エ
コーキャンセラを動作させることができる。このため、
通話開始時に音響エコーが通話相手へ送出される不具合
はなくなり、これにより常に高品質の通話を行なうこと
が可能となる。
【0017】さらに、電源断により設定中のキャンセル
情報が消去された場合でも、通話開始時にはその時点で
の最適なキャンセル情報に従って音響エコーキャンセラ
を動作させることができる。したがって、キャンセル情
報を記憶する記憶素子のバックアップ電源は不要となり
、またEEPROM等の高価な記憶素子も必要がないの
で、回路構成を簡単で安価なものにすることができる。
【0018】また本発明によれば、ハンドセット通話モ
ードが選択されている場合でも、この通話モードは一時
ハンズフリー通話モードに変更され、この状態で音響エ
コーキャンセラのトレーニングが行なわれることになる
。このため、例えば通話中にハンドセット通話モードか
らハンズフリー通話モードに切替わった場合でも、音響
エコーキャンセラは最新のキャンセル情報に応じて音響
エコーのキャンセル動作を行なうことができ、これによ
り高品質のハンズフリー通話を行なうことができる。
【0019】さらに、既存の着信音やダイヤル確認音を
トレーニング用としてそのまま利用するのではなく、ト
レーニングに必要な周波数成分を含んだ音に置換もしく
は変換して出力するようにすれば、最適なキャンセル情
報を得ることができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における自動車無
線電話装置の構成を示す回路ブロック図である。
【0021】同図において、所定の無線通話チャネルに
より搬送波信号は、アンテナ1で受信されたのち共用器
(DUP)2を介して受信回路(RX)3に入力される
。この受信回路3では、上記受信搬送波信号が周波数シ
ンセサイザ4から出力された局部発振信号と合成されて
中間周波信号に変換される。そして、この受信中間周波
信号はディジタル復調回路(DEM)6Rに入力される
。ディジタル復調回路6Rでは、上記受信中間周波信号
がディジタル復調されてアナログベースバンド信号に変
換される。このベースバンド信号は、A/D変換器7R
でディジタル信号に変換されたのち、誤り訂正符号復号
回路(CH−COD)8で誤り訂正処理が行なわれ、続
いて音声符号復号回路(SP−COD)9で復号化処理
される。そして、この音声符号復号回路9から出力され
たディジタル受話信号は、音響エコーキャンセラ(EC
−CAN)10を経たのち、D/A変換器21Rでアナ
ログ信号に変換されたのちスピーカ22から拡声出力さ
れる。
【0022】一方、マイクロホン23で集音された送話
音声の信号は、A/D変換器21Sでディジタル信号に
変換されたのち音響エコーキャンセラ10でエコーキャ
ンセル処理が行なわれる。そして、このエコーキャンセ
ル処理が行なわれた送話信号は、音声符号復号回路9に
入力される。この音声符号復号回路9では上記ディジタ
ル送話信号の符号化処理が行なわれ、その信号は続いて
誤り訂正符号復号回路8で誤り訂正符号化処理される。 そして、この符号化されたディジタル送話信号は、D/
A変換器7Sでアナログ信号に変換されたのちディジタ
ル変調回路(MOD)6Sに入力される。このディジタ
ル変調回路6Sでは、上記ディジタル送話信号を変調信
号として搬送波のディジタル変調が行なわれる。ディジ
タル変調方式としては、例えばQPSK方式が用いられ
る。このディジタル変調回路6Sから出力された送信信
号は、送信回路(TX)5で周波数シンセサイザ4から
出力された局部発振信号と合成され、これにより無線周
波帯の信号に変換されたのち共用器2を介してアンテナ
1から送信される。
【0023】尚、24はコンソールユニット(CU)で
あり、このコンソールユニットには発信スイッチやダイ
ヤルキー等のスイッチ群と、装置の動作状態を表示する
ための発光ダイオードや液晶表示器等の表示部が配設さ
れている。また、26は電源回路であり、例えばカーバ
ッテリ25の出力電圧を基に電源電圧Vccを生成して
各回路に供給する。
【0024】ところで、上記音響エコーキャンセラ10
は次のように構成される。図2はその構成を周辺回路と
ともに示した回路ブロック図である。尚、同図において
前記図6と同一部分には同一符号を付してある。この音
響エコーキャンセラ10は、適応形フィルタ11と、加
算器12と、キャンセル情報を記憶するためのRAM1
3と、受話信号路切換用の切換スイッチ14とを備えて
いる。
【0025】適応形フィルタ11は、加算器12から出
力された残差信号TSを取り込み、この残差信号TSを
零にするための適応動作を行なって、これにより使用空
間の音響特性、つまりエコー経路を推定する。そして、
このエコー経路の推定結果からエコーのキャンセル情報
を作成し、このキャンセル情報と受話信号RSとを基に
疑似エコー信号EESを生成して、この疑似エコー信号
EESを加算器12に供給する。また、上記キャンセル
情報はRAM13に書込む。加算器12は、A/D変換
器21Sから出力されたエコー信号ESから上記疑似エ
コー信号EESを差し引くためのディジタル演算を行な
い、その残差信号TSを送話信号として音声符号復号回
路9へ出力する。切換スイッチ14は、例えば半導体ス
イッチからなり、制御回路30から出力された切換制御
信号SSに従って切換動作して、D/A変換器21Rに
対し音声符号復号回路9と制御回路30とを択一的に接
続する。
【0026】制御回路(CONT)30は、例えばマイ
クロコンピュータを主制御部として備えたもので、発着
呼等に伴う無線通話チャネルの設定制御手段や通話制御
手段等の通常の制御機能に加えて、音響エコーキャンセ
ラ10のトレーニング制御手段31を有している。
【0027】このトレーニング制御手段31は、発信お
よび着信に伴う通話路接続制御中において、着信音の出
力期間およびダイヤル確認音の出力期間に音響エコーキ
ャンセラ10の切換スイッチ14を制御回路30側に切
換え、この状態で制御回路30内に設けられているRO
Mから着信音データおよびダイヤル確認音データを読み
出して、これらのデータHDを上記切換スイッチ14を
介してD/A変換器21Rへ供給し、スピーカ22から
着信音およびダイヤル確認音を出力させる。ここで、上
記着信音データおよびダイヤル確認音データは、その断
続周期や出力時間については従来の着信音データおよび
ダイヤル確認音データと同一に設定されるが、周波数に
ついては音響エコーキャンセラ10のトレーニングに必
要な周波数を有効的に含んだ音になるように設定されて
いる。次に、以上のように構成された装置の動作を制御
回路30の制御手順にしたがって説明する。
【0028】待受状態において、無線電話装置の制御回
路30は、図3に示す如くステップ3aおよびステップ
3bで着信データの到来監視および発信スイッチの操作
監視を繰り返し行なっている。
【0029】この状態で、いま仮に図示しない無線電話
基地局から着信データが到来したとする。そうすると制
御回路30は、この着信データが自局に対するものであ
り、かつ自局が受付可能な状態であれば、図4に示す如
くステップ4aで着信応答データを返送する。そして、
ステップ4bで基地局からの無線チャネル指定データの
到来を待ち、無線チャネル指定データが受信されるとス
テップ4cでこの指定データにより指定された無線通話
チャネルを設定するための制御を実行する。
【0030】さて、そうして無線通話チャネルの設定が
完了すると、制御回路30は音響エコーキャンセラ10
のトレーニング制御を開始する。すなわち、制御回路3
0はステップ4dで音響エコーキャンセラ10の切換ス
イッチ14に対し切換制御信号SSを出力し、これによ
り受話信号路を切り離して代わりに制御回路30を接続
する。そして、ステップ4eでROMから着信音データ
を読み出し、この着信音データを上記切換スイッチ14
を介してD/A変換器21Rに供給する。したがってス
ピーカ22からは着信音が出力され、これにより使用者
に対し着信が発生した旨が報知される。
【0031】また、このとき上記着信音の一部は音響エ
コーECとなってマイクロホン23に入力され、そのエ
コー信号ESはA/D変換器21Sでディジタル化され
たのち音響エコーキャンセラ10に入力される。そうす
ると音響エコーキャンセラ10では、上記着信音を基に
トレーニングが行なわれ、このトレーニングにより推定
されたエコー経路のキャンセル情報がRAM13に書き
込まれる。そしてRAM13に使用空間のエコー経路に
対応した最適なキャンセル情報が記憶されると、制御回
路30はトレーニングが終了したと判断してステップ4
fからステップ4gに移行し、ここでオフフック操作を
監視する。そして、この状態で使用者がオフフック操作
して応答すると、制御回路30はステップ4hで切換ス
イッチ14を受話信号路側に復帰させたのち通話制御に
移行する。
【0032】したがって通話状態では、音響エコーキャ
ンセラ10は上記着信音を利用したトレーニングにより
RAM13に記憶された最適なキャンセル情報に基づい
て、エコー信号をキャンセルするための動作を開始する
。このため、通話中に発生する音響エコーECは通話の
開始時点から確実にキャンセルされ、通話相手へは伝送
されない。このため、話者は通話開始時から良好な品質
で通話を行なうことができる。
【0033】尚、音響エコーキャンセラ10は、通話中
にも使用空間のエコー経路の変化に追従してキャンセル
情報を更新しながらエコー信号のキャンセル動作を行な
う。したがって、通話中に例えば同乗車が車の窓を開け
たり座席を移動することによりエコー経路が変化しても
、このエコー経路の変化に追従してその時々で最適なキ
ャンセル動作を行なうことができる。
【0034】また、上記トレーニングが終了する前に、
使用者がオフフック操作した場合には、制御回路30は
その時点で即時ステップ4hに移行して切換スイッチ1
4を復帰させ、通話制御に移行する。したがって、この
場合には音響エコーキャンセラ10が不十分な状態で通
話が開始されることになる。しかし、音響エコーキャン
セラ10は不十分な状態になっているとはいえ、上記ト
レーニングによりエコー経路の推定はある程度進んでい
る。このため、この推定により得られたキャンセル情報
を基に通話に対するエコーキャンセル動作を開始するこ
とにより、トレーニングが全く行なわれていない場合に
比べて、大きな音響エコーを発生させることなく比較的
スムーズに通話を開始することができる。また、音響エ
コーキャンセラ10は通話中の追従動作により逸早く最
適な状態に収束する。
【0035】一方、待受状態において例えば使用者が発
呼を行なうべく発信スイッチを操作したとする。そうす
ると制御回路30は、図5に示すごとく先ずステップ5
aで発信データを作成して無線電話基地局へ向け送出す
る。そして、ステップ5bで基地局からの発信応答デー
タの返送を監視し、発信応答データが受信されるとこの
データに含まれる無線チャネル指定情報に基づいてステ
ップ5cで無線通話チャネルを設定するための制御を行
なう。
【0036】さて、そうして無線通話チャネルの設定が
完了すると、制御回路30は続いて音響エコーキャンセ
ラ10のトレーニング制御を開始する。すなわち、ステ
ップ5dで音響エコーキャンセラ10の切換スイッチ1
4に対し切換制御信号SSを出力し、これにより受話信
号路を切り離して代わりに制御回路30を接続する。そ
して、ステップ5eでダイヤルキーの入力を監視し、ダ
イヤルキーが操作されるとステップ5fによりこのキー
に対応するダイヤルデータを発生して基地局へ送出する
。またこのとき制御回路30は、ステップ5gでROM
からダイヤル確認音データを読み出し、このデータを上
記切換スイッチ14を介してD/A変換器21Rに供給
する。したがって、スピーカ22からはダイヤル確認音
が出力され、これにより使用者はダイヤル操作が確実に
なされたことを確認することができる。
【0037】一方、このとき上記ダイヤル確認音の一部
は音響エコーECとなってマイクロホン23に入力され
、そのエコー信号ESはA/D変換器21Sでディジタ
ル化されたのち音響エコーキャンセラ10に入力される
。そうすると音響エコーキャンセラ10では、上記ダイ
ヤル確認音を基にトレーニングが行なわれ、このトレー
ニングにより推定されたエコー経路のキャンセル情報が
RAM13に書き込まれる。そしてRAM13に使用空
間のエコー経路に対応した最適なキャンセル情報が記憶
されると、制御回路30はトレーニングが終了したと判
断してステップ5hからステップ5iに移行し、ここで
切換スイッチ14を受話信号路側に復帰させる。そして
、この状態で相手話者がオフフックして応答すれば、装
置は通話動作状態となる。
【0038】したがって通話状態では、音響エコーキャ
ンセラ10はダイヤル確認音を利用した上記トレーニン
グによりRAM13に記憶された最適なキャンセル情報
に基づいて、エコー信号をキャンセルするための動作を
開始する。このため、通話中に発生する音響エコーEC
は通話の開始時点から確実にキャンセルされ、通話相手
へは伝送されない。このため、話者は通話開始時から良
好な品質で通話を行なうことができる。
【0039】このように本実施例であれば、着信時およ
び発信時に各々着信音およびダイヤル確認音を利用して
音響エコーキャンセラ10のトレーニングが自動的に行
なわれることになる。このため、使用者はトレーニング
のための操作を一切行なわずに済むことになり、これに
より操作上の負担を軽減することができる。
【0040】また、着信毎および発信毎にその都度自動
的にトレーニングが行なわれるので、通話時には常にそ
の時々で最適なキャンセル情報に基づいて音響エコーの
キャンセル動作が行なわれることになる。したがって、
待受中に例えば車内の人員構成が変化してこれにより使
用空間の音響特性が変化しても、常に最良の品質で通話
を行なうことができる。また、この場合にも使用者はト
レーニングのための面倒な操作を一切行なう必要がない
ので、使用者の負担は軽減される。さらに、電源断とな
ってRAM13に記憶されているキャンセル情報が消去
されても、通話時には自動的にトレーニングが行なわれ
てその時点で最適なキャンセル情報がRAM13に書き
込まれるので、RAM13の記憶情報をバックアップ電
源を用いて保護する必要はなくなり、これにより回路構
成を簡単小形化することができる。また、EEPROM
等の高価な記憶素子を用いる必要もないので、回路を安
価にすることができる。
【0041】さらに、本実施例であれば、着信音の発生
期間およびダイヤル確認音の発生期間を利用してトレー
ニングを行なっているので、通話路の接続所要時間が不
必要に長くなる心配がない。
【0042】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、ハンズフリー通話モードとハンドセ
ット通話モードとを備えた無線電話装置において、通話
開始前に、ハンドセット通話モードが選択されているか
ハンズフリー通話モードが選択されているかを判定し、
ハンドセットによる通話モードが選択されている場合に
はこの通話モードを少なくともトレーニング期間中だけ
ハンズフリー通話モードに変更して報知音をスピーカか
ら出力させ、この報知音に基づいて音響エコーキャンセ
ラの音響特性をトレーニングするようにしてもよい。
【0043】このようにすると、次のような効果を奏す
る。すなわち、一般にハンドセット通話モードにより通
話を行なう場合には音響エコーキャンセラは使用しない
のでトレーニングは不要である。しかるに、通話開始時
がハンドセット通話モードであるからといって、音響エ
コーキャンセラのトレーニングを省略すると、通話途中
でハンドセット通話モードからハンズフリー通話モード
に切換えられた場合に、切換え直後の音響エコーが打ち
消されずにそのまま送出されてしまう。しかし、上記し
たように通話開始前に、ハンドセット通話モードの場合
でも一時的にハンズフリー通話モードに切換えて音響エ
コーキャンセラのトレーニングを行なえば、たとえ通話
中にモードが切換わっても音響エコーが含まれない送話
信号を送出することができ、これにより通話品質を高く
保つことができる。
【0044】また前記実施例では、発信時のトレーニン
グ信号としてダイヤル確認音を使用したが、他にリング
バックトーンを使用してもよい。また、ダイヤル確認音
とリングバックトーンとをそれぞれ用いてトレーニング
を行なってもよい。この様にすれば、十分に長いトレー
ニング期間を確保することができる。さらに、音声合成
回路を用いて着信音やリングバックトーンの代わりにそ
の旨の音声メッセージを出力するようにしてもよい。こ
の様にすれば、着信音やリングバックトーン等の音を利
用する場合に比べて正確なトレーニングを行なうことが
できる。
【0045】さらに前記実施例では、ディジタル無線電
話装置に適用した場合を例にとって説明したが、ディジ
タルモードとアナログモードとを選択的に使用して通信
を行なういわゆるデュアルモードの装置に適用してもよ
く、またアナログモードのみを有する装置に適用しても
よい。また、無線電話装置ばかりでなくハンズフリー通
話モードを備えた有線電話装置に適用してもよい。
【0046】その他、音響エコーキャンセラの回路構成
やトレーニング制御手段の制御手順および制御内容等に
ついても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ハ
ンズフリー通話用のスピーカから出力された音がマイク
ロホンに入力されることにより発生する音響エコーをキ
ャンセルするための音響エコーキャンセラと、そのトレ
ーニング手段とを備え、このトレーニング手段により、
上記スピーカから出力される音に基づいて、上記音響エ
コーキャンセラの音響特性をトレーニングするようにし
たことによって、トレーニングのための操作を一切不要
にして使用者の操作上の負担を軽減することができ、か
つ使用空間の音響特性が変化してもまた電源断になって
も、トレーニング操作やバックアップ電源を必要とする
ことなくエコーキャンセラの動作状態を常に最適な状態
に設定することができ、これにより通話品質の向上およ
び回路の簡単小形化を図り得る音声通信装置および音響
エコーキャンセラのトレーニング方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる無線電話装置の構成
を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置の要部構成を示す回路ブロッ
ク図。
【図3】図1に示した装置中の制御回路の待受制御手順
および制御内容を示すフローチャート。
【図4】図1に示した装置中の制御回路の着信制御手順
および制御内容を示すフローチャート。
【図5】図1に示した装置中の制御回路の発信制御手順
および制御内容を示すフローチャート。
【図6】従来の音響エコーキャンセラの構成を示す回路
ブロック図。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…共用器(DUP)、3…受信回路(
RX)、4…周波数シンセサイザ(SYN)、5…送信
回路(TX)、6R…ディジタル復調回路(DEM)、
6S…ディジタル変調回路(MOD)、7R,21S…
A/D変換器、7S,21R…D/A変換器、8…誤り
訂正符号復号回路(CH−COD)、9…音声符号復号
回路(SP−COD)、10…音響エコーキャンセラ(
EC−CAN)、11…適応形フィルタ、12…加算器
、13…キャンセル情報記憶用のRAM、14…切換ス
イッチ、22…スピーカ、23…マイクロホン、24…
コンソールユニット(CU)、25…バッテリ、26…
電源回路、30…制御回路(CONT)、31…トレー
ニング制御手段、EC…音響エコー、RS…受話信号、
ES…エコー信号、EES…疑似エコー信号、TS…送
話信号(残差信号)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハンドセットとは別に、受話音声信号
    を拡声出力するスピーカおよび送話音を集音して送話信
    号を出力するマイクロホンを有し、これらのスピーカお
    よびマイクロホンを用いてハンズフリー通話を行なう手
    段を備えた音声通信装置において、前記スピーカから出
    力された音が前記マイクロホンに入力されることにより
    発生する音響エコーをキャンセルするための音響エコー
    キャンセラと、前記スピーカから出力される音に基づい
    て前記音響エコーキャンセラの音響特性をトレーニング
    するためのトレーニング手段とを具備したことを特徴と
    する音声通信装置。
  2. 【請求項2】  トレーニング手段は、ハンドセットに
    よる通話モードが選択されているかハンズフリー通話モ
    ードが選択されているかを判定し、ハンドセットによる
    通話モードが選択されている場合にはこの通話モードを
    少なくともトレーニング期間中だけハンズフリー通話モ
    ードに変更して、報知音をスピーカから出力させ、この
    報知音に基づいて音響エコーキャンセラの音響特性をト
    レーニングすることを特徴とする請求項1に記載の音声
    通信装置。
  3. 【請求項3】  トレーニング手段は、通話路接続中に
    その動作状態を報知するための報知音をトレーニングに
    必要な周波数成分を含んだ音により構成し、この音をス
    ピーカから出力させて音響エコーキャンセラの音響特性
    をトレーニングすることを特徴とする請求項1または2
    に記載の音声通信装置。
  4. 【請求項4】  スピーカから出力された音がマイクロ
    ホンに入力されることにより発生する音響エコーをキャ
    ンセルする音響エコーキャンセラのトレーニング方法に
    おいて、所定の音を前記スピーカから出力させ、この報
    知音により発生する音響エコーに基づいて前記音響エコ
    ーキャンセラの音響特性をトレーニングするようにした
    ことを特徴とする音響エコーキャンセラのトレーニング
    方法。
JP09912891A 1991-04-30 1991-04-30 音声通信装置および音響エコーキャンセラのトレーニング方法 Expired - Fee Related JP3253646B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09912891A JP3253646B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 音声通信装置および音響エコーキャンセラのトレーニング方法
KR1019920006834A KR0138642B1 (ko) 1991-04-30 1992-04-23 에코제거기를 갖는 음성통신장치
DE69232054T DE69232054T2 (de) 1991-04-30 1992-04-30 Sprachübertragungseinrichtung mit echokompensator
US07/962,589 US5400399A (en) 1991-04-30 1992-04-30 Speech communication apparatus equipped with echo canceller
EP92909994A EP0537370B1 (en) 1991-04-30 1992-04-30 Voice communication device provided with echo canceler
CA002086522A CA2086522C (en) 1991-04-30 1992-04-30 Speech communication apparatus equipped with echo canceller
PCT/JP1992/000564 WO1992020170A1 (fr) 1991-04-30 1992-04-30 Appareil de radiotelephonie avec eliminateur d'echo

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09912891A JP3253646B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 音声通信装置および音響エコーキャンセラのトレーニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04329031A true JPH04329031A (ja) 1992-11-17
JP3253646B2 JP3253646B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=14239118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09912891A Expired - Fee Related JP3253646B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 音声通信装置および音響エコーキャンセラのトレーニング方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3253646B2 (ja)
KR (1) KR0138642B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061444A (en) * 1994-05-07 2000-05-09 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Echo canceler and method for learning for the same
JP2002353863A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Toyo Commun Equip Co Ltd エコーキャンセラ
JP2005269546A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Pioneer Electronic Corp エコーキャンセル装置、エコーキャンセル方法、およびエコーキャンセルプログラム
JP2007325073A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Konica Minolta Holdings Inc エコーキャンセル回路、音響装置、ネットワークカメラ、及びエコーキャンセル方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061444A (en) * 1994-05-07 2000-05-09 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Echo canceler and method for learning for the same
JP2002353863A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Toyo Commun Equip Co Ltd エコーキャンセラ
JP2005269546A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Pioneer Electronic Corp エコーキャンセル装置、エコーキャンセル方法、およびエコーキャンセルプログラム
JP2007325073A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Konica Minolta Holdings Inc エコーキャンセル回路、音響装置、ネットワークカメラ、及びエコーキャンセル方法
JP4725422B2 (ja) * 2006-06-02 2011-07-13 コニカミノルタホールディングス株式会社 エコーキャンセル回路、音響装置、ネットワークカメラ、及びエコーキャンセル方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR920020873A (ko) 1992-11-21
JP3253646B2 (ja) 2002-02-04
KR0138642B1 (ko) 1998-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2921804B2 (ja) 無線通信装置
US5400399A (en) Speech communication apparatus equipped with echo canceller
JPH06216811A (ja) エコーキャンセラを備えた音声通信装置
JPH06232957A (ja) 音声通信装置
JP3222503B2 (ja) 無線電話機および無線電話システム
JPH07264279A (ja) エコーキャンセラ装置
JP3253646B2 (ja) 音声通信装置および音響エコーキャンセラのトレーニング方法
JPH04108246A (ja) ハンズフリー電話装置
JP2004128751A (ja) ハンズフリー通話装置及びハンズフリー通話用プログラム
JP3238528B2 (ja) 音声通信装置
JPH05292174A (ja) エコーキャンセラ
JP3412988B2 (ja) 音響エコーキャンセラを備えた音声通信装置
JP4357096B2 (ja) 移動通信端末装置
JP3310070B2 (ja) エコーキャンセラを備えた音声通信装置
JPH07297901A (ja) 無線電話装置
JPH0984131A (ja) 携帯電話ハンズフリー装置
JPS63294018A (ja) 拡声電話機
JP2622867B2 (ja) 自動車電話装置
JP3718418B2 (ja) 車載用音響装置
JPH07183958A (ja) ハンズフリーインターホンシステム
JP4130876B2 (ja) 通信システム、無線通信装置及びエコーキャンセル方法
JP3298865B2 (ja) 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム
JP2997663B2 (ja) 回線接続装置
JPH06224839A (ja) 移動体電話装置
JPH04354449A (ja) 音声通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees