JPH04328982A - 高能率符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

高能率符号化装置及び復号化装置

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JPH04328982A
JPH04328982A JP3125393A JP12539391A JPH04328982A JP H04328982 A JPH04328982 A JP H04328982A JP 3125393 A JP3125393 A JP 3125393A JP 12539391 A JP12539391 A JP 12539391A JP H04328982 A JPH04328982 A JP H04328982A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号の処理
を行なう記録,伝送,表示装置において、画像信号をよ
り少ない符号量で効率的に符号化する高能率符号化装置
及び復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像の相関を利用する高能率符号化手法
として、近年最も一般的なものとして、「予測」や「直
交変換」が知られている。これらの技術は動画像の符号
化において、「予測」はフレーム間処理に、「直交変換
」はフレーム内処理に用いられる。さらにフレーム間の
予測では、画像の動きに合わせて予測信号も動かす「動
き補償」を行ない、直交変換され量子化された予測残差
信号は「可変長符号」に置き換えられる場合が多い。こ
の場合の符号化装置及び復号化装置について以下説明す
る。
【0003】図8は従来例の符号化装置を示すブロック
図である。図8において、画像入力端子1より入力され
た原画像信号は、減算器2及び動ベクトル検出器3へ供
給されている。減算器2は、原画像信号から後述する予
測信号を減算し、予測残差を得て、直交変換器4へ供給
している。直交変換器4は、DCTなどの手法によって
、8×8程度のブロック毎に、この予測残差を直交変換
し、量子化器5へ供給している。量子化器5は、入力信
号を適当な精度で量子化している。入力信号は、元々ほ
とんど0に近い値のものが多いので、量子化器5の出力
信号は、その大半が0になる。
【0004】量子化器5の出力信号は、可変長符号化器
6及び逆量子化噐7へ供給されている。可変長符号化器
6は、入力信号の0はその連続数を、0以外の値はその
値をハフマン符号などの可変長符号に変換し、圧縮され
たデータとして、バッファ8へ供給している。バッファ
8は、可変長符号化器6から出力されるデータのレート
は一定でないので、メモリに入れて一定レートにし、圧
縮データ出力端子9より復号装置側へ出力している。一
方、前記減算器2へ供給される予測信号は、1フレーム
前の信号であるが、復号装置側と同じ信号とするため、
次のように処理される。
【0005】逆量子化噐7は、量子化器5の出力信号で
ある量子化までされた信号を逆量子化し、量子化の代表
値に置き換えて、逆直交変換器10へ供給している。逆
直交変換器10は、直交変換の逆変換処理を行ない、そ
の出力信号を加算器11へ供給している。加算器11は
、逆直交変換器10の出力信号と切り換えスイッチ12
の端子cより供給される予測信号を加算し、再生画像信
号を得て、フレームメモリ13へ供給している。フレー
ムメモリ13は、再生画像信号を1フレーム遅延させた
後、動ベクトル検出器3及び動き補償器14へ供給して
いる。
【0006】動ベクトル検出器3は、画像入力端子1か
らの原画像信号と、フレームメモリ13からの1フレー
ム前の信号との間で画像の動きを16×16画素程度単
位でサーチし、最も確からしい動ベクトル情報を得て、
動ベクトル情報出力端子15を介して復号装置側へ伝送
すると共に、動き補償器14へも供給している。動き補
償器14は、フレームメモリ13の出力信号を、動ベク
トル検出器3より供給される動ベクトル値に合わせて動
き補償し、予測信号を得て、切り換えスイッチ12の端
子b,cを介して、減算器2へ減算信号として供給して
いる。
【0007】切り換えスイッチ12は、適切なフレーム
間予測ができない場合にそれを行わなくするためのもの
であり、以下その動作を説明する。動ベクトル検出器3
は、最適とされた動ベクトルでも、フレーム間のマッチ
ング誤差が大きな場合に予測を行わないで独立に符号化
するための独立情報を出力し、独立情報出力端子16を
介して復号装置側に伝送すると共に、切り換えスイッチ
12へも供給している。この独立情報により、切り換え
スイッチ12は、b側(動き補償器14の出力)ではな
く、a側の固定値(0)の方に切り換えられ、フレーム
間予測を行なわないこととなる。
【0008】図9は従来例の復号化装置を示すブロック
図である。図9において、図8に示す符号化装置側より
伝送された圧縮データは、圧縮データ入力端子17,バ
ッファ18を介して入来し、可変長復号器19へ供給さ
れている。可変長復号器19は、圧縮データの可変長符
号を固定長に変換し、逆量子化器20へ供給している。 逆量子化器20は、入力信号を逆量子化して、逆直交変
換器21へ供給している。
【0009】逆直交変換器21は、入力信号を逆直交変
換して、予測残差信号を得て、加算器22へ供給してい
る。加算器22は、再生された予測残差信号と、切り換
えスイッチ23より供給される予測信号を加算し、再生
画像信号を得て、再生画像出力端子24を介して出力す
ると共に、フレームメモリ25へも供給している。フレ
ームメモリ25は、再生画像信号を1フレーム遅延した
後、動き補償器26へ供給している。動き補償器26は
、動ベクトル情報入力端子27を介して符号化装置側よ
り伝送された動ベクトル情報により、再生画像信号を動
き補償し、予測信号を得て、切り換えスイッチ23の端
子b,cを介して、加算器22へ加算信号として供給し
ている。
【0010】又、独立情報入力端子28を介して符号化
装置側より伝送された独立情報により、切り換えスイッ
チ23は、b側(動き補償器26の出力)ではなく、a
側の固定値(0)の方に切り換えられ、フレーム間予測
を行なわないこととなる。以上で説明した符号化装置及
び復号化装置は、CCITT(国際電信電話諮問委員会
)でテレビ会議,テレビ電話用に標準化されたもの(H
.261)が具体例としてあげられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなフレーム
間予測符号化では、フレーム間の相関が有効に利用され
効率が高いが、蓄積(記録)系メディアに適用するため
にはランダムアクセスや高速サーチ,画像編集を行なう
ために、数フレーム間予測をやめ、フレーム内で独立に
符号化する必要がある。独立にするフレームの割合を多
くすると、それだけ編集などに対応し易くなるが、効率
が低下して発生する符号量が増加してしまう。特に1フ
レーム単位の編集(画像の入れ換え)をしようとすると
、各フレームが独立である必要があり、フレーム間予測
は使えなくなるという不具合が発生していた。
【0012】又、フレーム間予測処理では、フレーム間
の画像相関がある程度低くなると、予測残差の符号量は
予測を用いないでフレーム内で独立に符号化したものよ
り多くなってしまい、フレーム内で独立に符号化した方
が良い場合がある。この場合には、予測残差とそのまま
の画像で、フレーム内符号化の特性を変える必要がある
という不具合が発生していた。
【0013】本発明は、以上の点に着目してなされたも
のであり、各フレームをフレーム内で独立に符号化し、
原画像信号と符号化再生画像信号の間に生じる誤差を他
フレームに波及させ、復号側でフレーム間加算を行うこ
とで誤差信号を軽減することにより、各フレームが独立
に扱えるので、蓄積系のメディアなどで必要とされるラ
ンダムアクセス,高速サーチ,画像編集が画質劣化なし
に容易に行え、且つ誤差軽減によりフレーム間予測符号
化に近い符号化効率が得られ、特にフレーム間相関の低
い場合には予測よりむしろ改善され、視覚的に望ましい
再生画像が得られ、しかも構成が簡単である高能率符号
化装置及び復号化装置を提供することを目的とするもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、(1)画像信号のフレームやフィールド
間の相関を利用する符号化処理において、フレームやフ
ィールド内符号化処理の行われる前の原画像信号から符
号化復号化して得られた再生画像信号を減算して得られ
る負の誤差信号を含む信号成分を得る手段と、前記負の
誤差信号を含む信号成分を他のフレームやフィールドの
入力画像信号に加算する手段とを有することを特徴とす
る高能率符号化装置を提供し、(2) フレームやフィ
ールド間の処理が行われるフレームやフィールド間の画
像のブロック又は画素毎のマッチングの程度を検出する
手段と、前記マッチングの程度が高い場合には負の誤差
信号を含む信号成分の割合を多くし、逆に、マッチング
の程度が低い場合には負の誤差信号を含む信号成分の割
合を少なくして加算する手段とを有することを特徴とす
る請求項1記載の高能率符号化装置を提供し、
【001
5】(3) フレームやフィールド間の処理が行われる
フレームやフィールド間の画像のブロック又は画素毎の
マッチングの程度を検出する手段と、前記マッチングの
程度が高い場合には量子化ステップを粗くし、逆に、マ
ッチングの程度が低い場合には量子化ステップを細かく
する量子化手段とを有することを特徴とする請求項1記
載の高能率符号化装置を提供し、(4) フレームやフ
ィールド間の処理が行われるフレームやフィールド間の
画像のブロック又は画素毎のマッチングの程度を検出す
る手段と、量子化ステップを制御する手段と、前記量子
化ステップが粗くされた場合には負の誤差信号を含む信
号成分の割合を多くし、逆に、量子化ステップが細かく
された場合には負の誤差信号を含む信号成分の割合を少
なくして加算する手段とを有することを特徴とする請求
項1記載の高能率符号化装置を提供し、
【0016】(
5) 他のフレーム又はフィールドの誤差信号が含まれ
た画像の符号化データを復号する際に、現在の再生画像
信号に他のフレームやフィールドの再生画像信号を加算
する手段を有することを特徴とする高能率復号化装置を
提供し、(6) フレームやフィールド間の処理が行わ
れるフレームやフィールド間の再生画像のブロック又は
画素毎のマッチングの程度を検出する手段と、前記マッ
チングの程度が高い場合には他のフレームやフィールド
の再生画像信号の割合を多くし、逆に、マッチングの程
度が低い場合には現在の再生画像信号の割合を多くして
加算する手段とを有することを特徴とする請求項5記載
の高能率復号化装置を提供するものである。
【0017】
【作用】各フレーム内で独立に符号化し、量子化誤差に
よって発生する原画像と符号化再生画像の誤差を他フレ
ームに波及させる。復号側ではフレーム間の加算処理に
より先の誤差を相殺する。具体的には、符号化側の係数
をke,復号化側の係数をkdとすると、あるフレーム
の誤差をke(0〜1)倍して次のフレームの原画像か
ら減算し、減算後の画像を符号化し、その誤差はさらに
次のフレームの原画像から減算する。復号側では前フレ
ームの画像をkd(0〜0.8)倍し、現フレームの再
生画像を(1−kd)倍して加算する。
【0018】係数ke、kdの値は、それぞれの画像の
マッチングの程度によって変え、相関が高く良くマッチ
する場合には大きく、マッチしていない場合には小さく
する。さらに、フレーム間の加減算処理では、フレーム
間予測と同様に動き補償を行なう。各フレームは独立に
符号化されるので、ランダムアクセス、サーチ、編集が
容易にできる。あるフレームの誤差を次のフレームへ波
及させることで、画像が変化していなければ次の誤差は
逆極性になり易く、復号側でフレーム間加算することで
誤差は相殺され大幅に少なくなる。画像に変化のある部
分は相関の程度に応じて加減算処理量も少なくなるので
、誤差の軽減量も減るが、動きによるボケなどを生じる
ことはない。
【0019】動き補償を用いることで画像のほとんどの
部分で高いフレーム間相関が得られ、かなりの誤差軽減
となる。従って同一画質を得ようとした場合に量子化は
かなり粗くでき、発生するデータ量を少なくできる。比
較的画像のフレーム間相関の低い場所でも、独立に符号
化したものより改善されるので、そのような場合フレー
ム間予測符号化より効率が高くなり、画像の性質により
発生するデータ量が変化する程度が少なくなる。
【0020】
【実施例】図1は本発明の高能率符号化装置の第1の実
施例を示すブロック図である。図8と同一部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。図1において、画像
入力端子1より入力された原画像信号は、加算器30,
動ベクトル検出器31及びフレームメモリ32へ供給さ
れている。加算器30は、原画像信号に後述する負の誤
差信号を加算し、直交変換器4及び減算器33へ供給し
ている。
【0021】直交変換器4以降の動作は基本的に従来例
と同じであるが、従来例のフレーム間予測は予測残差に
対する処理なのに対し、本実施例では負の誤差信号が加
算されているものの、この誤差信号は小さな値なので、
ほぼ原画像信号に対する処理になる。従って量子化ステ
ップや可変長符号などは従来例とやや異なったものにな
り、基本的にフレーム内で独立に符号化する場合と同じ
になる。一方、量子化された信号は、図8に示す従来例
と同様に逆量子化器7へ供給され、逆量子化器7と逆直
交変換器10によって再生画像信号が得られる。
【0022】逆直交変換器10の出力信号は、従来例で
は予測残差の再生画像信号であったが、本実施例では原
画像の再生画像信号となる。減算器33は、加算器30
の出力信号から逆直交変換器10の出力信号を減算し、
フレーム内符号化復号化処理で発生する負の誤差信号を
得て、フレームメモリ13へ供給している。フレームメ
モリ13は、負の誤差信号を1フレーム遅延させた後、
動き補償器14へ供給している。
【0023】ここで、負の誤差信号の振幅は原画像信号
に対して非常に小さくなっているので、フレームメモリ
13に入力する前に振幅を制限すると、フレームメモリ
のビット数を少なくすることができる。具体例としては
原画像信号が8bit(即ち、0〜255)だとすると
、4bit(−7〜+7)とすることができる。これに
より、フレームメモリ13の容量を半分程度にすること
が可能になる。動き補償器14は、フレームメモリ13
の出力信号を、動ベクトル検出器31より供給される動
ベクトル値に合わせて動き補償し、動き補償された負の
誤差信号を得て、乗算器34へ供給している。
【0024】又、動ベクトル検出器31は、マッチング
情報を出力し、マッチング情報出力端子35を介して復
号装置側に伝送すると共に、量子化器36及び乗算器3
4へも供給している。これは、マッチングが良い場合に
は、復号装置側でフレーム間加算が行なわれ誤差が軽減
されるが、マッチングが悪い場合には誤差の軽減が少な
くなったり,誤差の軽減が無くなるため、画質が低下し
てしまうことを改善しようとするもので、マッチングが
悪い場合には量子化ステップを細かくして画質を向上さ
せ、画質の全体バランスを良くする動作をする。
【0025】但し、マッチングが悪くなる部分は画像が
激しく変化している部分であり、この様な部分は視覚的
に画質劣化が目立ち難いということもあるので、フレー
ム間加算による画質改善を全て補う必要はない。マッチ
ングの程度は、2つの画像の画素差を絶対値化し平均し
たもので、この絶対値平均値が0から2増える毎に、量
子化ステップは相対的に15%程度づつ細かくし、絶対
値平均値が6以上は同じとする。
【0026】乗算器34は、前記動き補償された負の誤
差信号に、動ベクトル検出器31から出力される最適動
ベクトルのマッチングの程度の情報によって決まる係数
Ke(0〜1)を乗算し、加算器30へ供給している。 マッチングの程度により、前記絶対値平均値が約3以下
ならkeは1とし、絶対値平均値が約3より大きくなる
とkeは1より小さくし、絶対値平均値が約7でkeが
0となる。なお、2つの画像の画素差の絶対値平均は、
動ベクトルを求めるために計算されるので、動ベクトル
検出器31では最適ベクトルに対応するその最小値を各
ブロック毎に出力するだけで処理の追加は特に必要ない
【0027】動ベクトル検出器31は、画像入力端子1
からの原画像信号と、フレームメモリ32からの1フレ
ーム前の信号との間で画像の動きを16×16画素程度
単位でサーチし、最も確からしい動ベクトル情報を得て
、動ベクトル情報出力端子15を介して復号装置側へ伝
送すると共に、動き補償器14へも供給している。ここ
で、動ベクトル検出器31では1フレーム前の信号が必
要になるが、この信号は原画像に対応するものでなけれ
ばならないので、負の誤差信号の1フレーム遅延である
フレームメモリ13の出力信号は使えず、それとは別に
原画像信号のフレームメモリ32を設ける必要がある。 そのためフレームメモリは計2個必要になるが、誤差信
号用のフレームメモリ13は前記したように半分程度の
容量でよいのでメモリ容量としては従来例の1.5倍程
度で済む。以上説明したような処理により、画像の相関
が高い部分で前フレームの誤差信号が減算された画像信
号は、直交変換以降の処理でフレーム内符号化される。
【0028】図2は本発明の高能率復号化装置の実施例
を示すブロック図である。図9と同一部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。図2において、バッファ
18から逆直交変換器21までの動作は図9に示す従来
例と同様であるが、符号化装置に合わせて、フレーム内
独立符号化に対応したパラメータ設定とする。逆直交変
換器21は、入力信号を逆直交変換して、再生画像信号
を得て、減算器37へ供給している。減算器37は、動
き補償器26から出力される動き補償された前フレーム
の再生画像信号から、逆直交変換器21の出力信号であ
る再生画像信号を減算し、非線形変換器38へ供給して
いる。
【0029】一方、マッチング情報入力端子39を介し
て符号化装置側より伝送されたマッチング情報は、非線
形変換器38及び逆量子化器40へ供給されている。非
線形変換器38は、マッチング情報により制御されて、
入力信号を非線形変換し、加算器41へ供給している。 加算器41は、逆直交変換器21の出力信号である再生
画像信号と、非線形変換器38の出力信号を加算し、再
生画像信号として、再生画像出力端子24を介して出力
すると共に、フレームメモリ25へも供給している。
【0030】フレームメモリ25は、再生画像信号を1
フレーム遅延した後、動き補償器26へ供給している。 動き補償器26は、動ベクトル情報入力端子27を介し
て符号化装置側より伝送された動ベクトル情報により、
前フレームの再生画像信号を動き補償し、動き補償され
た前フレームの再生画像信号を得て、減算器37へ供給
している。
【0031】ここで、減算器37,非線形変換器38,
加算器41は、原画像信号を(1−kd)倍、1フレー
ム前の信号をkd倍して加算するためのもので、非線形
変換器38で乗算される係数がkdとなる。kdが0即
ち、非線形変換器38の出力信号が0のとき、原画像信
号がそのまま出力され、kdが1即ち、非線形変換器3
8の出力信号が入力信号と同じ場合には、原画像信号は
減算と加算で相殺され、1フレーム前の信号がそのまま
出力信号となる。但し、kdは非線形変換特性に合わせ
て、非線形変換器38の入力信号即ち、フレーム間差信
号によって変わることになる。
【0032】図3は非線形変換の特性例を示す図である
。横軸は入力、縦軸は出力を表している。この図は、符
号化装置及び復号化装置の両方に共用であり、従って、
係数は符号化装置の場合はke、復号化装置の場合はk
dとなる。入力の絶対値が小さいとke(kd)は1に
近い値となるが、入力の絶対値が大きくなるとke(k
d)は小さくなり、入力の絶対値が8以上でke(kd
)は0となる。変換特性は量子化ステップと連動してマ
ッチング情報によって変化させ、マッチングが悪く量子
化が細かくなっている場合(図3中a側)には、ke(
kd)はすぐ小さくなるようにする。なお、符号化装置
の係数keがブロック単位でラフなのに対し、復号化装
置の係数kdが画素単位で変えられるのは、符号化装置
で加算されるのが振幅の小さな誤差信号であるのに対し
、復号化装置ではフレームの異なる画像信号であるので
、ブロック内でも部分によって画像がかなり異なる可能
性があり、加算処理によって画質劣化を生じやすいため
である。
【0033】以上で説明した本発明の手法と従来の予測
処理とを比較してみる。フレーム間相関の利用方法とし
て、フレーム間予測ではフレーム間の差を取るとその値
が小さいので少ない符号量で符号化できると言う考えで
あるのに対し、本手法では復号側でフレーム間加算処理
ができるのを前提に、比較的粗く量子化して誤差をフレ
ーム間に波及させるものである。
【0034】図5は本発明の手法と従来の予測処理にお
ける符号化効率を示す図である。横軸は画像相関を、縦
軸は発生データ量を表している。図5において、本発明
の手法と従来の予測処理の両者とも、フレーム間相関が
高い(相関が1に近い)ほどデータ量は少なくなる。画
像が全く同じ場合に、予測残差は0となるので発生デー
タ量は0近くまで少なくすることが可能であるのに対し
、本手法では量子化を粗くしたとしても、原画像を符号
化するためにある程度のデータ発生はやむを得ず、予測
より不利となる。
【0035】一方、相関が低い(相関が0に近い)場合
には予測では差成分となるため、フレーム内独立の場合
よりむしろデータ量は多くなってしまうが、本手法では
悪くても独立と同じで、少しでも相関が利用できればそ
れだけデータ量を少なくでき、むしろ予測より有利にな
る。従って本手法を用いた場合、固定レートの時の画質
変動が少なくなる。
【0036】又、符号化及び復号化の両方の処理により
、誤差が大幅に軽減されるが、符号化側又は復号化側の
みの単独の処理ではどうなるか検討してみる。まず、符
号化のみの場合には、誤差が時間高域に拡散された形と
なり、視覚特性に適合したものとなるが、画像が静止し
てもノイズが動くことになる。又、復号化側のみの場合
には、ランダムな誤差ならある程度軽減されるが、画像
が同じだと誤差も同じ値になるので、加算しても改善さ
れない。一方、予測符号化で復号側で加算処理をするの
は、フレーム間予測残差を小さくしていることに他なら
ず、無意味である。これらの点から、本手法は符号化側
と復号化側の両方で成り立つといえる。
【0037】図4は本発明の高能率符号化装置の第2の
実施例を示すブロック図である。図1,図8と同一部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。図1の符号
化装置との主な相違点は、図1では負の誤差信号(符号
化誤差)のみをフィードバックに使用していたが、図4
では負の誤差信号を含む信号成分、即ち、原画像信号に
負の誤差信号が加算されているものを使用する点である
。これにより、フレームメモリが1つで済み、誤差の加
算も画素単位でできるようになる。図4において、画像
入力端子1より入力された原画像信号は、加算器30,
動ベクトル検出器3及びアクティビティ検出器43へ供
給されている。加算器30は、原画像信号に後述する非
線形変換器38の出力信号を加算し、直交変換器4及び
2倍化器44へ供給している。
【0038】直交変換器4から逆直交変換器10までの
動作は基本的に図8に示す従来例と同じである。逆直交
変換器10の出力信号は、原画像の再生画像信号即ち、
(原画像信号+誤差信号)となる。2倍化器44は加算
器30の出力信号を2倍に増幅して、減算器33へ供給
している。減算器33は、2倍化器44の出力信号から
逆直交変換器10の出力信号を減算し、即ち、2×原画
像信号−(原画像信号+誤差信号)の動作をし、負の誤
差信号を含む信号成分、即ち、(原画像信号−誤差信号
)を得て、フレームメモリ13へ供給している。フレー
ムメモリ13は、入力信号を1フレーム遅延させた後、
動き補償器14及び動ベクトル検出器3へ供給している
【0039】動ベクトル検出器3は、画像入力端子1か
らの原画像信号と、フレームメモリ13からの1フレー
ム前の(原画像信号−誤差信号)との間で画像の動きを
16×16画素程度単位でサーチし、最も確からしい動
ベクトル情報を得て、動ベクトル情報出力端子15を介
して復号装置側へ伝送すると共に、動き補償器14へも
供給している。動き補償器14は、フレームメモリ13
の出力信号を、動ベクトル検出器3より供給される動ベ
クトル値に合わせて動き補償し、動き補償された1フレ
ーム前の(原画像信号−誤差信号)を得て、減算器45
へ供給している。減算器45は、前記動き補償された1
フレーム前の(原画像信号−誤差信号)から、画像入力
端子1より入力された原画像信号を減算し、非線形変換
器38へ供給している。
【0040】一方、アクティビティ検出器43は、直交
変換又は動き補償のブロック毎に画像のアクティビティ
を求め、量子化ステップ設定器46へ供給している。ア
クティビティは、2次元BPF(帯域通過フィルタ)の
出力信号の絶対値平均などで与えられ、その結果は4段
階くらいの情報として量子化ステップ設定器46へ供給
される。量子化ステップ設定器46は、バッファ8より
供給されるデータ量の情報及びアクティビティの2つの
パラメータによって制御され、量子化ステップの情報を
得て、量子化ステップ情報出力端子47を介して復号化
装置側へ出力すると共に、非線形変換器38及び量子化
器36へも供給している。
【0041】量子化ステップ設定器46の動作としては
、バッファ8に蓄えられているデータ量が多い場合には
、発生するデータ量を減らす必要があるので、量子化ス
テップを粗くする。さらに、各ブロックのアクティビテ
ィが高いところは視覚的に劣化が目立ちにくいので、量
子化ステップを粗くする。減算器45,非線形変換器3
8,加算器30の動作は、図2に示す復号化装置におけ
る減算器37,非線形変換器38,加算器41の動作と
同じであり、原画像信号と1フレーム前の(原画像信号
−誤差信号)を画素毎に比較して、その差が小さい場合
には1フレーム前の(原画像信号−誤差信号)が、その
差が大きい場合には原画像信号が被符号化信号となる。
【0042】即ち、図1の場合には負の誤差信号のみが
加算されたが、図4の場合には画像信号ごと入れ替わる
動作をする。これにより、画像のフレーム加算動作が行
われ、時間方向フィルタとして動作してノイズ成分が軽
減される。非線形変換器38は、データレートの制御や
画像のアクティビティに応じて変化する量子化ステップ
に対応して、入力信号を非線形変換し、加算器30へ供
給している。
【0043】非線形変換器38の動作としては、量子化
ステップが粗くなった場合に、大きな係数keとなる入
力値の範囲を広め、ある程度の差があっても時間フィル
タがより多く掛かるようにする(図3中のd側)。逆に
量子化が細かな場合には、符号化によって生じる誤差は
小さくなるので、フィルタリングする差信号の範囲を狭
くして、画像の変化がフィルタリングされないようにす
る(図3中のa側)。なお、量子化器36は、量子化ス
テップ設定器46より供給される量子化ステップ情報に
応じた量子化ステップで入力信号を量子化している。
【0044】又、図4の符号化装置に対応する復号化装
置は、図2に示す復号化装置をそのまま使用できる。こ
れは、図1におけるマッチング情報は量子化ステップの
制御も行っているからである。図1,図2,図4の処理
は、1フレーム間のものであるが、従来の予測処理と同
様に、本手法でも多様なフレーム間,フィールド間処理
構成が考えられる。
【0045】図6はノンインターレース信号のフレーム
単位の処理を説明するための図である。図6において、
4角は各フレーム、矢印は誤差を与えるフレーム間を示
している。図6(A)は基本的な、前フレームのみから
のものである。図6(B),図6(C)はISO/IE
Cの標準化で提案されているものであり、図6(B)は
数フレーム(図では3フレーム)の飛び越しとなる第1
段目の処理を表している。図6(C)は第1段目で飛ば
されたフレームに対する第1段目のフレーム(斜線で示
すもの)からの処理を表している。第2段目の処理は前
後2つのフレームからとなるので、前だけ,後だけ,前
後の加算等の複数の方法が考えられるが、その際の処理
の変更は従来の予測処理の場合の変更と同様である。
【0046】図7はインターレース信号のフィールド単
位の処理を説明するための図である。図7において、4
角は各フィールド、矢印は誤差を与えるフィールド間を
示している。インターレース信号のため、偶数フィール
ドと奇数フィールドが1/2フレームの時間ずれがある
。図7(A)はCCIR/CCITTの標準化で提案さ
れているものであり、前フレームと前フィールドからの
処理である。図7(B),図7(C)は、図6(B),
図6(C)をフィールド間に拡張させたもので、3フィ
ールドの飛び越しと、その間の処理となっている。但し
、図7(B)で3フィールド前のみでは偶奇の関係が異
なったもののみとなってしまうので、もう3フィールド
前となる3フレーム前も処理に使うのが適切となる。
【0047】一方、図7(D)は、図7(C)を発展さ
せて前後3フィールドを使うもので、偶奇が同一となる
フィールドが前後にあるので、画像の相関を高く保つこ
とができる。なお、図6における矢印は4角の外に曲線
で示し、図7における矢印は4角の内に直線で示したが
、これは作図上の都合であり、特に意味はない。この様
に、本手法のフレーム間,フィールド間処理構成は、予
測処理と同様であり、予測で使えるものは基本的に使え
る。又、2段階の方式では、1段目を本手法とし、2段
目は予測としたり、その逆とすることも可能である。 特に、飛び越しのフレーム間処理では、フレーム間相関
が低くなり易く、本手法が有効である。
【0048】一方、前後からの予測では、相関が高くな
り予測が効果的となるので、1段目を本手法とし、2段
目は予測とすると、数フレーム(フィールド)毎の独立
性を持ちながら、従来の全て予測の場合より符号化効率
がむしろ良くなる可能性もあり、極めて有効である。直
交変換によるフレーム内処理との組み合わせでは、エッ
ジ周辺でモスキートノイズと呼ばれる量子化誤差が目立
ちやすかったが、本手法では平坦部はフレーム間の差が
ないので、フレーム間加算が行われ、ノイズは大幅に軽
減される。一方、動き補償処理を行った場合には、予測
では動き補償の程度から動きが不自然になる場合がある
が、本手法では動き補償された画像が本来の画像に対し
てずれているとその分は加算されず、本来の画像の方が
とられるので加算によるノイズ低減は少なくなるが、動
きが不自然となることはない。以上のように視覚的に望
ましい再生画像が得られる。本手法は、基本的にフレー
ム内独立符号化なので、フレーム内符号化処理のための
パラメータは独立用のものだけで良く、構成が簡単にな
る。
【0049】
【発明の効果】本発明の高能率符号化装置及び復号化装
置は、各フレームをフレーム内で独立に符号化し、原画
像信号と符号化再生画像信号の間に生じる誤差を他フレ
ームに波及させ、復号側でフレーム間加算を行うことで
誤差信号を軽減することにより、各フレームが独立に扱
えるので、蓄積系のメディアなどで必要とされるランダ
ムアクセス,高速サーチ,画像編集が画質劣化なしに容
易に行え、且つ誤差軽減によりフレーム間予測符号化に
近い符号化効率が得られ、特にフレーム間相関の低い場
合には予測よりむしろ改善され、視覚的に望ましい再生
画像が得られ、しかも構成が簡単である等、極めて優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高能率符号化装置の第1の実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明の高能率復号化装置の実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】非線形変換の特性例を示す図である。
【図4】本発明の高能率符号化装置の第2の実施例を示
すブロック図である。
【図5】本発明の手法と従来の予測処理における符号化
効率を示す図である。
【図6】ノンインターレース信号のフレーム単位の処理
を説明するための図である。
【図7】インターレース信号のフィールド単位の処理を
説明するための図である。
【図8】従来例の符号化装置を示すブロック図である。
【図9】従来例の復号化装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
3,31  動ベクトル検出器 4  直交変換器 6  可変長符号化器 7,36  量子化器 8,18  バッファ 10,21  逆直交変換器 13,25,32  フレームメモリ 14,26  動き補償器 19  可変長復号器 30,41  加算器 33,37  減算器 34  乗算器 38  非線形変換器 40  逆量子化器 43  アクティビティ検出器 44  2倍化器 46  量子化ステップ設定器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号のフレームやフィールド間の相関
    を利用する符号化処理において、フレームやフィールド
    内符号化処理の行われる前の原画像信号から符号化復号
    化して得られた再生画像信号を減算して得られる負の誤
    差信号を含む信号成分を得る手段と、前記負の誤差信号
    を含む信号成分を他のフレームやフィールドの入力画像
    信号に加算する手段とを有することを特徴とする高能率
    符号化装置。
  2. 【請求項2】フレームやフィールド間の処理が行われる
    フレームやフィールド間の画像のブロック又は画素毎の
    マッチングの程度を検出する手段と、前記マッチングの
    程度が高い場合には負の誤差信号を含む信号成分の割合
    を多くし、逆に、マッチングの程度が低い場合には負の
    誤差信号を含む信号成分の割合を少なくして加算する手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載の高能率符
    号化装置。
  3. 【請求項3】フレームやフィールド間の処理が行われる
    フレームやフィールド間の画像のブロック又は画素毎の
    マッチングの程度を検出する手段と、前記マッチングの
    程度が高い場合には量子化ステップを粗くし、逆に、マ
    ッチングの程度が低い場合には量子化ステップを細かく
    する量子化手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載の高能率符号化装置。
  4. 【請求項4】フレームやフィールド間の処理が行われる
    フレームやフィールド間の画像のブロック又は画素毎の
    マッチングの程度を検出する手段と、量子化ステップを
    制御する手段と、前記量子化ステップが粗くされた場合
    には負の誤差信号を含む信号成分の割合を多くし、逆に
    、量子化ステップが細かくされた場合には負の誤差信号
    を含む信号成分の割合を少なくして加算する手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載の高能率符号化装置
  5. 【請求項5】他のフレーム又はフィールドの誤差信号が
    含まれた画像の符号化データを復号する際に、現在の再
    生画像信号に他のフレームやフィールドの再生画像信号
    を加算する手段を有することを特徴とする高能率復号化
    装置。
  6. 【請求項6】フレームやフィールド間の処理が行われる
    フレームやフィールド間の再生画像のブロック又は画素
    毎のマッチングの程度を検出する手段と、前記マッチン
    グの程度が高い場合には他のフレームやフィールドの再
    生画像信号の割合を多くし、逆に、マッチングの程度が
    低い場合には現在の再生画像信号の割合を多くして加算
    する手段とを有することを特徴とする請求項5記載の高
    能率復号化装置。
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