JPH04328914A - 音響装置 - Google Patents

音響装置

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JPH04328914A
JPH04328914A JP3124832A JP12483291A JPH04328914A JP H04328914 A JPH04328914 A JP H04328914A JP 3124832 A JP3124832 A JP 3124832A JP 12483291 A JP12483291 A JP 12483291A JP H04328914 A JPH04328914 A JP H04328914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dsp
frequency
receiver
digital signal
clock
Prior art date
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Application number
JP3124832A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kishishita
岸下 明浩
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アナログオーディオ
信号をA/D変換器を用いてディジタル信号に変換し、
ディジタルシグナルプロッセッサ(DSP)によってデ
ィジタル信号処理を行う音響装置に関し、TV、ラジオ
、BS等の受信機を内蔵しているかまたは外部に接続す
ることが可能な音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオシステムの多機能化が進むに
つれアナログオーディオ機器とディジタル機器とがシス
テムとして混在することが今後一層考えられる。
【0003】現在のオーディオシステムはこういったア
ナログオーディオ機器とディジタル機器を接続した場合
、両者の間でディジタル機器がアナログオーディオ機器
に何等かの干渉を行いアナログオーディオ機器単体の性
能に比べ接続時の性能悪化をもたらしていることがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の互いに関連性の
ないアナログオーディオ機器とディジタル機器とが近接
または電気的に接続されると、ディジタル機器から発生
されるディジタルノイズが空中および電気的に経由して
アナログオーディオ機器、特に、受信機等に悪影響を与
える場合が非常に高い。
【0005】この発明は、このようなディジタル機器が
アナログオーディオ機器に与える悪影響を回避できる音
響装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による音響装置
は、ラジオ、TV、BS等の受信機を内蔵しているかま
たは外部に接続することが可能であり、アナログオーデ
ィオ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器、デ
イジタル信号をディジタル処理するディジタルシグナル
プロセッサ、ディジタル処理されたデイジタル信号をア
ナログディジタル信号に変換するD/A変換器等のディ
ジタル信号処理回路を備えた音響装置において、現在選
択されている放送局周波数に対する受信機の受信強度に
もとづいて、ディジタル信号処理回路におけるシステム
クロックおよびサンプリング信号の周波数を制御する手
段を備えていることを特徴とする。
【0007】
【作用】現在選択されている放送局周波数に対する受信
機の受信強度にもとづいて、ディジタル信号処理回路に
おけるシステムクロックおよびサンプリング信号の周波
数が制御されることにより、受信機が選択している放送
局周波数への影響が除去される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0009】図1〜図3は、この発明の第1実施例を示
している。
【0010】図1は、音響装置の電気的構成を示してい
る。
【0011】入力切替器5によって、CDプレイヤー1
、カセットテープレコーダー2、AUX3およびラジオ
、TV、BS等のチューナ4の各種機器からの各種アナ
ログオーディオ信号の1つが選択入力される。
【0012】選択されたアナログオーディオ信号は、A
D変換器6に送られ、ディジタル信号に変換された後、
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)7に送られる。 DSP7は、送られてきたディジタル信号をディジタル
信号処理し、音質、音量、音場等を調整する。
【0013】DSP7で信号処理されたディジタル信号
は、DA変換器8によってアナログ信号に変換された後
、増幅器10で増幅され、スピーカ11に送られる。
【0014】DSP7は必要なデータを記憶するRAM
8を備えている。DSP7は、マイコンを含むDSP制
御装置12によって制御される。DSP制御装置12に
は、キー入力装置13から各種入力データが、チューナ
4から受信強度データが、入力切替器5から選択装置を
示すデータがそれぞれ送られる。
【0015】DSP制御装置12からは、DSP7、表
示装置14およびクロツク発生器15に各種制御データ
が送られる。
【0016】DSP制御装置12は、キー入力装置13
から各種入力データに基づいて、各種ディジタル信号処
理プログラム、DSP7内の各フィルタの係数変更等の
命令をDSP7に転送する。表示装置14は、キー入力
装置13からの各種入力データの内容、DSP7の動作
状態等を表示する。
【0017】また、DSP制御装置12には、入力切替
器5によってラジオ、TV、BS等の受信機のチューナ
4が選択されたときには、ラジオ受信機、TV、BS等
の受信機から、選択された放送局からの刻々変化する受
信強度データが送られる。
【0018】受信強度データには、受信機内の電界強度
電圧等のアナログデータと、チューナマイコン等から得
られるディジタルデータとがある。アナログデータはA
D変換器16によってディジタル信号に変換されたのち
、DSP制御装置12に送られる。
【0019】AD変換器6、DSP7、RAM8および
DA変換器9といったディジタル信号処理回路は、クロ
ック発生器15によって生成されたシステムクロツク(
SYSTEMCLK)、L/Rのサンプリング周波数ク
ロック(L/RCLK)、データのビットクロック(B
CK)等に基づいて同期運転される。
【0020】図2は、クロック発生器15を示している
【0021】クロック発生器15は、発振周波数の異な
る複数の発振回路21と、これらの発振回路21から1
つの発振回路を選択するための選択回路22と、選択回
路22によって選択された発振回路21の出力を分周す
る第1分周器23と、第1分周器23の出力を分周する
第2分周器24とを備えている。選択回路22は、DS
P制御装置12からの指令に基づいて、発振回路21を
選択する。
【0022】選択回路22によって選択された発振回路
21の出力がシステムクロツク(SYSTEMCLK)
として、AD変換器6、DSP7、RAM8およびDA
変換器9に送られる。
【0023】また、第1分周器23の出力がL/Rのサ
ンプリング周波数クロック(L/RCLK)として、A
D変換器6、DSP7、RAM8およびDA変換器9に
送られる。
【0024】また、第2分周器24の出力がデータのビ
ットクロック(BCK)として、AD変換器6、DSP
7、RAM8およびDA変換器9に送られる。
【0025】今、受信機が入力切替器5によって選択さ
れ、キー入力装置13によりDSP処理が開始または変
更されたときには、受信機から現在選択されている放送
局周波数の受信強度データが読み込まれる。そして、最
良の感度が得られるようなシステムクロツク(SYST
EMCLK)、L/Rのサンプリング周波数クロック(
L/RCLK)、データのビットクロック(BCK)を
得るための発振回路21を選択するように、選択指令信
号が選択回路22に送られる。これにより、システムク
ロツク(SYSTEMCLK)、L/Rのサンプリング
周波数クロック(L/RCLK)、データのビットクロ
ック(BCK)が変更される。
【0026】受信機の選択局が変更され、受信周波数が
変更された場合には、その都度上記処理が行われる。
【0027】これにより、ディジタル回路がアナログ回
路に及ぼす悪影響が低減され、受信機が受けている電波
(輻射)等の妨害が自動的に改善される。
【0028】図3は、クロック発生器の他の例を示して
いる。
【0029】このクロック発生器は、周波数可変の発振
回路32と、発振回路32の出力を分周する第1分周器
33と、第1分周器33の出力を分周する第2分周器3
4とを備えている。発振回路32は、発振周波数を変化
させる可変容量コンデンサ41、42を有する周波数可
変回路31を備えている。周波数可変回路31は、DS
P制御装置12からの指令に基づいて、可変容量コンデ
ンサ41、42の容量を制御する。
【0030】発振回路32の出力がシステムクロツク(
SYSTEMCLK)として、第1分周器33の出力が
L/Rのサンプリング周波数クロック(L/RCLK)
として、第2分周器34の出力がデータのビットクロッ
ク(BCK)として、AD変換器6、DSP7、RAM
8およびDA変換器9にそれぞれ送られる。
【0031】図4および図5は、この発明の第2実施例
を示している。
【0032】図4は、音響装置の電気的構成を示してい
る。
【0033】入力切替器55によって、CDプレイヤー
51、カセットテープレコーダー52、AUX53およ
びラジオ、TV、BS等のチューナー54の各種機器か
らの各種アナログオーディオ信号の1つが選択入力され
る。
【0034】選択されたアナログオーディオ信号は、A
D変換器56に送られ、ディジタル信号に変換された後
、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)57に送られ
る。DSP57は、送られてきたディジタル信号をディ
ジタル信号処理し、音質、音量、音場等を調整する。
【0035】DSP57で信号処理されたディジタル信
号は、3つのフィルタ60、60、60に送られる。各
フィルタ60、60、60を通過したディジタル信号は
、それぞれDA変換器61、61、61によってアナロ
グ信号に変換された後、増幅器62、62、62で増幅
され、スピーカ63、63、63、63、63、63に
送られる。
【0036】DSP57は、必要なデータを記憶するR
AM58、59を備えている。DSP57は、マイコン
を含むDSP制御装置64によって制御される。DSP
制御装置64には、キー入力装置65から各種入力デー
タが、チューナ54から受信強度データが、入力切替器
55から選択装置を示すデータがそれぞれ送られる。
【0037】DSP制御装置64からは、DSP57お
よび表示装置66に各種制御データが送られる。
【0038】DSP制御装置64は、キー入力装置65
から各種入力データに基づいて、各種ディジタル信号処
理プログラム、DSP57内の各フィルタの係数変更等
の命令をDSP57に転送する。表示装置66は、キー
入力装置65からの各種入力データの内容、DSP57
の動作状態等を表示する。
【0039】また、DSP制御装置65には、入力切替
器55によってラジオ、TV、BS等の受信機のチュー
ナ54が選択されたときには、ラジオ受信機、TV、B
S等の受信機から、選択された放送局からの刻々変化す
る受信強度データが送られる。
【0040】受信強度データには、受信機内の電界強度
電圧等のアナログデータと、チューナマイコン等から得
られるディジタルデータとがある。アナログデータはA
D変換器67によってディジタル信号に変換されたのち
、DSP制御装置64に送られる。
【0041】図5〜図7は、DSP制御装置64の処理
手順を示している。
【0042】電源がオンされると、まず、イニシャル処
理が行われ(ステップS1)、キー入力装置65からキ
ー入力があると(ステップS2)、それに応じた各種処
理が実行され(ステップS3)、ステップS2に戻る。
【0043】また、DSP処理モードか否かが判別され
(ステップS4)、DSP処理モードでなければ、ステ
ップS2に戻る。DSP処理モードである場合は、キー
入力があったか否かが判別される(ステップS5)。
【0044】キー入力があった場合には、それに応じた
各種処理が実行され(ステップS3)、ステップS2に
戻る。キー入力がない場合には、入力切替器55によっ
てチューナ54が選択されているか否かが判別され(ス
テップS6)、チューナ54が選択されていなければ、
ステップS2に戻る。チューナ54が選択されている場
合は、キー入力があったか否かが判別される(ステップ
S7)。
【0045】キー入力があった場合には、それに応じた
各種処理が実行され(ステップS3)、ステップS2に
戻る。キー入力がない場合には、TV、ラジオ受信機か
ら得られる情報、例えば、前記の電界強度に応じた電圧
値VX が読取られ(ステップS8)、読み取られた電
圧値VX が第1電圧設定値V01(例えば30dBで
3.0V)以下か否かが判別される(ステップS9)。
【0046】読み取られた電圧値VX が第1電圧設定
値V01を越えていれば、ステップS2に戻る。読み取
られた電圧値VX が第1電圧設定値V01以下であれ
ば、その状態が所定時間継続するか否かを調べるために
、タイマがクリアされた後(ステップS10)、タイマ
による計時が開始される(ステップS11)。
【0047】タイマによる計時が開始された後、キー入
力があれば(ステップS12)、DSPモード解除指令
か否かが判別され(ステップS13)、DSPモード解
除指令であればそれに応じた処理が実行され(ステップ
S3)、ステップS2に戻る。DSPモード解除指令で
なければ、それに応じた処理が実行され(ステップS1
4)、ステップS12に戻る。
【0048】キー入力がなければ、入力切替器55によ
ってチューナ54以外が選択されているか否かが判別さ
れ(ステップS15)、チューナ54以外が選択されて
いれば、ステップS2に戻る。
【0049】チューナ54が選択されており、かつ読み
取られた電圧値VX が第1電圧設定値V01以下であ
る状態が所定時間(たとえば3.0sec)継続した場
合には(ステップS16)、たとえば、TV、ラジオ放
送がマルチパス弱電界等の影響でとぎれたり雑音が目立
ったりしてくると、現在実行している音場モード(たと
えばホール、ライブハウス、スタジアム、チャーチ等)
およびDSP57内の各フィルタの係数が記憶される(
ステップS17)。
【0050】また、現在実行している音場処理モードの
プログラムおよびDSP57内の各フィルタの係数を変
更する命令がDSP57に転送される(ステップS18
)。これにより、音響効果が変化する。この際、最悪の
場合は、入力オーディオ信号を、そのままDSP処理部
を経由してスルーさせ、入力データと出力データを同一
にする命令が転送される。
【0051】この結果、電界中の過大な時間軸遅延や周
波数可変でも従来非常に聴感上不具合でかつ逆効果にな
っていた音場創生効果が電波の状況により自動的に改善
される。
【0052】この際、電界強度の影響のために自動的に
各音場モードから切換動作中である旨が表示装置66に
表示される(ステップS19)。
【0053】この後、キー入力があれば(ステップS2
0)、DSPモード解除指令か否かが判別される(ステ
ップS21)。そして、DSPモード解除指令であれば
それに応じた処理が実行され(ステップ22)、自動モ
ード切替動作表示が解除されるとともに現在のモード内
容が表示装置に表示された後(ステップS23)、ステ
ップS2に戻る。DSPモード解除指令でなければ、そ
れに応じた処理が実行され(ステップS24)、ステッ
プS20に戻る。
【0054】キー入力がなければ(ステップS20)、
入力切替器55によってチューナ54以外のものが選択
されるようになったか否かが判別される(ステップS2
5)。そして、チューナ54以外のものが選択されされ
ていれば、ステップS34に移り、上記ステップS17
で記憶された自動モード切替動作前の音場モードおよび
DSP57内の各フィルタの係数がDSP57に転送さ
れる。
【0055】これにより、転送されてきた自動モード切
替動作前の音場モードおよびDSP内の各フィルタの係
数に基づいてDSP処理が実行される。
【0056】また、自動モード切替動作表示が解除され
るとともに現在のモード内容が表示装置に表示され(ス
テップS35)、ステップS2に戻る。
【0057】入力切替器55によってチューナ54が選
択されている場合には、電界強度に応じた電圧値VX 
が読取られ、読み取られた電圧値VX が第2電圧設定
値V02(例えば40dBで4.0V)以上か否かが判
別される(ステップS26)。
【0058】読み取られた電圧値VX が第2電圧設定
値V02より低ければ、ステップS20に戻る。読み取
られた電圧値VX が第2電圧設定値V02以上であれ
ば、その状態が所定時間継続するか否かを調べるために
、タイマがクリアされた後(ステップS27)、タイマ
による計時が開始される(ステップS28)。
【0059】タイマによる計時が開始された後、キー入
力があれば(ステップS29)、DSPモード解除指令
か否かが判別される(ステップS30)。そして、DS
Pモード解除指令であればそれに応じた処理が実行され
(ステップ22)、自動モード切替動作表示が解除され
るとともに現在のモード内容が表示装置に表示された後
(ステップS23)、ステップS2に戻る。DSPモー
ド解除指令でなければ、それに応じた処理が実行され(
ステップS31)、ステップS29に戻る。
【0060】キー入力がなければ(ステップS29)、
入力切替器55によってチューナ54以外のものが選択
されるようになったか否かが判別される(ステップS3
2)。そして、チューナ54以外のものが選択されされ
ていれば、ステップS34に移り、上記ステップS17
で記憶された自動モード切替動作前の音場モードおよび
DSP57内の各フィルタの係数がDSP57に転送さ
れる(ステップS34)。これにより、転送されてきた
自動モード切替動作前の音場モードおよびDSP内の各
フィルタの係数に基づいてDSP57処理が実行される
【0061】また、自動モード切替動作表示が解除され
るとともに現在のモード内容が表示装置に表示され(ス
テップS35)、ステップS2に戻る。
【0062】チューナ54が選択されており、かつ読み
取られた電圧値が第2電圧設定値以上である状態が所定
時間(たとえば3.0sec)継続した場合には(ステ
ップS16)、すなわち、TV、ラジオ放送がマルチパ
ス弱電界等の影響がなくなって、クリアに安定して受信
できるようになると、上記ステップS17で記憶された
自動モード切替動作前の音場モードおよびDSP内の各
フィルタの係数がDSP57に転送される(ステップS
34)。これにより、転送されてきた自動モード切替動
作前の音場モードおよびDSP内の各フィルタの係数に
基づいてDSP処理が実行される。
【0063】また、自動モード切替動作表示が解除され
るとともに現在のモード内容が表示装置に表示され(ス
テップS35)、ステップS2に戻る。
【0064】以上の処理を要約すると、オーディオ信号
の入力切替器55によってチューナ54が選択され、キ
ー入力装置65の入力によりDSP処理が開始または動
作中で、たとえばコンサートホール、ライブハウス、ス
タジアム、チャーチ等の音場創生モードが選択、実行さ
れているときに、TV、ラジオ受信機から得られる情報
、たとえば、前記の電界強度に応じた電圧値が随時読取
られる。
【0065】そして、電界強度に応じた電圧値が第1電
圧設定値が設定時間連続して下回り、TV、ラジオ放送
がマルチパス弱電界等の影響で、とぎれたり雑音が目立
ったりしてくると、現在実行している音場処理モードの
プログラムおよびDSP57内の各フィルタの係数変更
等の命令が転送され、音響効果が変化する。最悪の場合
は、入力オーディオ信号をそのままDSP57を経由し
てスルーさせ、入力データと出力データを同一にするた
めの命令が転送される。
【0066】これにより、弱電界中の過大な時間軸遅延
や周波数可変でも従来非常に聴感上不具合でかつ逆効果
になっていた音場創生効果が電波の状況により自動的に
改善される。
【0067】また、移行前の音場モード(例えばホール
、ライブハウス、スタジアム、チャーチ等)が記憶され
るとともに電界強度の影響のために自動的に各音場モー
ドから切換動作中である旨が表示装置66に表示される
【0068】さらに自動モード切替機能が動作中、電界
強度に応じた電圧値が随時読み取られ、読み取られた電
圧値が第2電圧設定値を設定時間連続して上回り、TV
、ラジオ放送がマルチパス弱電界等の影響がなくなって
、クリアに安定して受信できるようになると、現在実行
している音場処理モードのプログラムおよびDSP57
内の各フィルタの係数の変更命令がDSP57に転送さ
れる。これにより、自動モード移行前の音場モードに復
帰する。この際、自動モード切替動作を解除する旨が表
示装置66に表示される。
【0069】また、自動モード切替機能動作中に入力切
替器55によって、チューナ以外のソース、たとえば、
CD51、カセットテープレコーダ52またはAUX5
3が選択された場合には、その時点で自動モード切替機
能が解除され、自動モード切替移行前のプログラムおよ
び各フィルタの係数変更等がDSP57に転送される。 また、自動モード切替動作解除が表示装置66に表示さ
れる。
【0070】さらに、自動モード切替機能動作中にキー
入力等により入力信号に対してDSP57を経由して入
力データと出力データを同一にするモード(たとえば、
DSPオフモードキー)が選択された場合、その時点で
自動モード切替機能が解除され、上記プログラムおよび
係数がDSP57に転送される。
【0071】なお、自動モード切替動作中であっても、
DSP制御に関わる各キー動作(たとえば、モード変更
きー、ディレイタイム変更キー、周波数イコライジング
キー等)は全て能動状態であり、表示機能と共に常に設
定が可能である。
【0072】上記第2実施例によれば、TV、ラジオ受
信機が、弱電界等の影響で充分な電界強度を得られずオ
ーディオ信号のS/N、歪率等の諸性能が悪化した場合
に、DSPによる音場再生モードが制御され、最良のモ
ードヘ移行されるので、弱電界中でのDSPによる音響
効果が改善される。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、現在選択されている放送局周波数に対する受信機の受
信強度にもとづいて、ディジタル信号処理回路における
システムクロックおよびサンプリング信号の周波数が制
御されることにより、受信機が選択している放送局周波
数への影響が除去され、ディジタル機器がアナログオー
ディオ機器に与える悪影響を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】音響装置の電気的構成を示すブロック図である
【図2】クロック発生器を示すブロック図である。
【図3】クロック発生器の他の例を示すブロック図であ
る。
【図4】音響装置の電気的構成を示すブロック図である
【図5】DSP制御装置による処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】DSP制御装置による処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】DSP制御装置による処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
4  チューナ 6  AD変換器 7  DSP 9  DA変換器 12  DSP制御装置 13  キー入力装置 15  クロック発生器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ラジオ、TV、BS等の受信機を内蔵
    しているかまたは外部に接続することが可能であり、ア
    ナログオーディオ信号をディジタル信号に変換するA/
    D変換器、デイジタル信号をディジタル処理するディジ
    タルシグナルプロセッサ、ディジタル処理されたデイジ
    タル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器等のデ
    ィジタル信号処理回路を備えた音響装置において、現在
    選択されている放送局周波数に対する受信機の受信強度
    にもとづいて、ディジタル信号処理回路におけるシステ
    ムクロックおよびサンプリング信号の周波数を制御する
    手段を備えていることを特徴とする音響装置。
JP3124832A 1991-04-27 1991-04-27 音響装置 Pending JPH04328914A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960036391A (ko) * 1995-03-14 1996-10-28 이데이 노부유끼 집적 회로 및 이를 포함한 송수신기
JP2012531821A (ja) * 2009-06-26 2012-12-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド 可変のデジタルアナログ変換器(dac)サンプリングレートを使用する干渉低減

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