JPH04328588A - 画像処理装置の操作表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複写機能、ファクシミ
リ機能等の複合機能をもつ画像処理装置の操作表示装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、複合機能、例えば、プリンタ機能
、画像加工機能、ファクシミリ機能等の各機能を有する
複写機の操作表示装置としては、デジタイザシートの切
換えによるモー切換え方式や、大型液晶表示使用による
画面切換えによるモード切換え方式等が一般的である。 これらは、複数のモードをもつ操作表示装置の煩わしさ
を改善しようとした方式である。この場合、その操作表
示装置に、ただ単に、全ての操作ユニットを配置したも
のや、それらの操作ユニットの前面にカバーいわゆる目
かくし蓋を設けたものなどがほとんどの方式で採用され
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
操作表示装置における不具合として、以下に述べるよう
な各場合が考えられる。その第一の場合は、複数のモー
ドに対応する操作ユニットの全てを単に配置しただけの
操作表示装置では、操作者が特定のモードを使用する時
、どの領域のキー等を操作すればよいかが判りにくく、
また、見た目もごちゃごちゃして紛らわしいものとなる
。その第二の場合は、各操作ユニットに単に目かくし用
のカバーを設けたものは、見た目の外観上の問題は改善
されるが、操作者が特定のモードを使用する時、どの利
用域のカバーを開くのかが判りにくく、しかも、そのよ
うなカバーを各動作毎に開くのが煩わしいものとなる。 その第三の場合は、大型液晶表示使用による各モードで
の画面切換え方式を採用した操作部では、上述したよう
な２つの場合の不具合は改善されるが、しかし、各種の
複雑な操作機能を備えているためコストアップにつなが
るという問題が発生する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明では
、少なくとも２つ以上の複合機能を有する画像処理装置
において、前記複合機能の各指示操作を行う少なくとも
２つ以上の操作ユニットを設け、これら各操作ユニット
にその前面を覆う開閉自在なユニットカバーを取付け、
これらユニットカバーを複合機能の各モードに応じて開
閉させるモード選択手段を設けた。

【０００５】請求項２記載の発明では、モード選択手段
は、他のモードへの切換えにより、前に選択され開いた
状態にあるユニットカバーを閉じるようにした。

【０００６】請求項３記載の発明では、ユニットカバー
は、オートクリアの作動に連動して閉じるようにした。

【０００７】請求項４記載の発明では、ユニットカバー
は、メインスイッチのオフに連動して閉じるようにした
。

【０００８】請求項５記載の発明では、ユニットカバー
は、クリアキーの作動に連動して閉じるようにした。

【０００９】

【作用】モード選択手段により選択されたモードに応じ
て、そのモードで使用する操作領域を覆っているユニッ
トカバーを自動的に開き操作可能な状態とすることによ
って、どの操作領域のキー操作をすればよいかが一目瞭
然となり、これによりキー操作が一段と簡単となり、ま
た、現在操作しない不必要なキーはユニットカバーによ
り覆い隠されているためその操作領域の外観の煩雑さを
なくすことも可能となる。

【００１０】また、ユニットカバーを、オートクリア若
しくはクリアキーの作動、又は、メインスイッチのオフ
動作に連動して閉じるようにすることによって、操作表
示装置における操作性をより単純化することができるも
のである。

【００１１】

【実施例】本発明の一実施例を図１〜図６に基づいて説
明する。ここでは、画像処理装置として、ファクシミリ
機能、プリンタ機能、コピー機能（画像加工ができる）
の３つの複合機能をもつデジタルＰＰＣを例にとって述
べる。

【００１２】図１は、その操作表示装置１の様子を示す
ものである。この操作表示装置１には、各モードにおい
て共通して使用するテンキー２ａ等を備えた操作キー群
２、表示ユニット３を備えている他に、ここでは、モー
ド選択手段としてのモード選択キー４や、操作ユニット
としてのファクシミリモード用操作ユニット５、画像加
工（コピー）用操作ユニット６、プリンタモード用操作
ユニット７が設けられている。この場合、各操作ユニッ
ト５，６，７には、その前面を覆った形で開閉自在なユ
ニットカバー５ａ，６ａ，７ａが取付けられている。こ
の場合、前記モード選択キー４は、各ユニットカバー５
ａ，６ａ，７ａを複合機能の各モードに応じて開閉させ
る働きがある。それらの開閉動作は、モータ８，９，１
０の動作に連動して駆動制御されるようになっている。

【００１３】このような構成において、図２は、操作表
示装置１において、操作者がファクシミリモードを使用
すべくモード選択キー４でファクシミリモードを選択し
た時の状態を示すものである。この場合、そのファクシ
ミリモードを選択することによって、ファクシミリモー
ド用操作ユニット５のユニットカバー５ａが自動で開き
、これによりその操作領域Ａが操作可能な状態になる。 すなわち、モード選択キー４の作動によりファクシミリ
モードが選択されると、それに応じてモータ８が回転し
、その駆動力がギヤ８ａを介して図４及び図５に示す操
作部モールドケース１１に保持されたユニットカバー５
ａのギア部１２に伝達されユニットカバー５ａが開き、
操作領域Ａが前面に現れることになり、これによりファ
クシミリモードの操作を行うことができる。このように
ファクシミリモードを選択した場合には、他の２つのユ
ニットカバー６ａ，７ａは共に閉じた状態にあるため、
使用しない余分な操作キーは前面に現れず、非常に見や
すく操作しやすいものとなる。

【００１４】また、次に、モード選択キー４によってフ
ァクシミリモードからプリンタモードが選択されたとす
ると、プリンタモード用操作ユニット７のユニットカバ
ー７ａはモータ１０により開かれ、これにより図示しな
い操作領域を用いてプリンタ操作することが可能となる
。また、このプリンタモードを選択したと同時に、ファ
クシミリモード用操作ユニット５のユニットカバー５ａ
は閉じることになり、これにより、前述したように使用
しない余分な操作キーは前面に現れず、非常に見やすく
操作しやすいものとなる。

【００１５】さらに、上述したような実施例においては
、ユニットカバー５ａ，６ａ，７ａの開閉動作はモード
選択キー４の動作に連動して行ったが、この他の方法と
して、オートクリア若しくはクリアキーの作動、又は、
メインスイッチのオフ動作に連動して行わせることもで
きる。図６は、その構成の一手段の様子を示すものであ
る。すなわち、複写動作完了信号によりタイマ１３が一
定時間後に作動するオートクリアや、クリアキー１４の
作動によって操作表示装置１をデフォルト状態にする際
、例えば、そのデフォルト状態がコピーモードであれば
、画像加工用操作ユニット６のユニットカバー６ａはＣ
ＰＵ１６により駆動制御されるモータ９によって開けら
れ、これと同時に他の２つのモードのユニットカバー５
ａ，７ａを閉じるようにすることができる。また、メイ
ンスイッチのオフ時は、どこのモードも選択されていな
いため、全てのユニットカバー５ａ，６ａ，７ａを閉じ
た状態とすることができる。

【００１６】

【発明の効果】本発明は、少なくとも２つ以上の複合機
能を有する画像処理装置において、前記複合機能の各指
示操作を行う少なくとも２つ以上の操作ユニットを設け
、これら各操作ユニットにその前面を覆う開閉自在なユ
ニットカバーを取付け、これらユニットカバーを複合機
能の各モードに応じて開閉させるモード選択手段を設け
、このモード選択手段による他のモードへの切換えによ
り、前に選択され開いた状態にあるユニットカバーを閉
じるようにしたので、モード選択手段により選択された
モードに応じて、そのモードで使用する操作領域を覆っ
ているユニットカバーを自動的に開いて操作可能な状態
とすることによりどの操作領域のキー操作をすればよい
かが一目瞭然となり、これによりキー操作を一段と簡単
とすることができ、また、現在操作しない不必要なキー
はユニットカバーにより覆い隠されているためその操作
領域の外観の煩雑さをなくすことも可能となり、さらに
、本装置は通常の操作ユニットとユットカバーという一
般的なものを組み合わせた単純な構成のものであり、特
に高価な部品等を使用していないため安価な装置を提供
することが可能となるものである。

【００１７】また、ユニットカバーは、オートクリアや
クリアキーの作動、さらには、メインスイッチのオフ動
作に連動して閉じるようにしたので、操作表示装置にお
ける操作をより単純化し容易なものとすることが可能と
なるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例である画像処理装置の操作表
示装置の様子を示す正面図である。

【図２】操作表示装置における一つのユニットカバーが
開いた状態を示す正面図である。

【図３】ファクシミリモード用操作ユニットのユニット
カバーが閉じた状態を拡大して示す正面図である。

【図４】ファクシミリモード用操作ユニットのユニット
カバーが開いた状態を拡大して示す正面図である。

【図５】カバー開閉部の様子を示す図３のＢ−Ｂ断面図
である。

【図６】各種動作機能に連動してユニットカバーを開閉
させる制御機構を示すブロック図である。

【符号の説明】

４　　　　　　モード選択手段 ５　　　　　　操作ユニット ５ａ　　　　ユニットカバー ６　　　　　　操作ユニット ６ａ　　　　ユニットカバー ７　　　　　　操作ユニット ７ａ　　　　ユニットカバー １４　　　　クリアキー １５　　　　メインスイッチ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　少なくとも２つ以上の複合機能を有す
   る画像処理装置において、前記複合機能の各指示操作を
   行う少なくとも２つ以上の操作ユニットを設け、これら
   各操作ユニットにその前面を覆う開閉自在なユニットカ
   バーを取付け、これらユニットカバーを複合機能の各モ
   ードに応じて開閉させるモード選択手段を設けたことを
   特徴とする画像処理装置の操作表示装置。
2. 【請求項２】　　モード選択手段は、他のモードへの切
   換えにより、前に選択され開いた状態にあるユニットカ
   バーを閉じることを特徴とする請求項１記載の画像処理
   装置の操作表示装置。
3. 【請求項３】　　ユニットカバーは、オートクリアの作
   動に連動して閉じることを特徴とする請求項１記載の画
   像処理装置の操作表示装置。
4. 【請求項４】　　ユニットカバーは、メインスイッチの
   オフに連動して閉じることを特徴とする請求項１記載の
   画像処理装置の操作表示装置。
5. 【請求項５】　　ユニットカバーは、クリアキーの作動
   に連動して閉じることを特徴とする請求項１記載の画像
   処理装置の操作表示装置。