JPH11254803A - 印刷装置の画像位置調整表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】各モードへ移行するための各キーのうち少なく
とも、画像位置調整モードへ移行するための画像位置調
整キーを他のキーから識別し易くするとともに、画像位
置調整モードにおいて調整後の印刷画像位置を視覚的に
把握し易い印刷装置の画像位置調整表示装置の提供。 【解決手段】各操作を開始可能な操作開始モード時に、
用紙に対する印刷画像の位置を調整する、上記各操作の
うちの１つである画像位置調整モードヘ移行するための
画像位置調整キー６を表示する液晶表示画面１を有し、
液晶表示画面１が位置調整量、移動矢印及び操作時矢印
を表示する印刷装置の画像位置調整表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置の画像位
置調整表示装置、特に液晶表示画面を有する印刷装置の
画像位置調整表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、用紙に対する印刷画像の位置を、
用紙の天地方向及び左右方向に調整可能な印刷装置が知
られている。このような印刷装置は一般に、用紙の種類
の選択、変倍、原稿の種類の選択及び画像位置調整等の
各モードへ移行するためのキーや、印刷開始を行うため
のキー並びにテンキーが配置された操作パネル上に、位
置調整のためのキーが設けられている。

【０００３】また、操作パネル上には、選択された用紙
の大きさや画像の倍率を表示する液晶表示画面が配設さ
れている場合があり、この液晶表示画面に、その表示の
自由度を生かして、位置調整を行う際の各種表示を行う
ものがある。例えば、特開平７−１３７２３４号公報に
は、液晶表示画面に、用紙及びこの用紙上に印刷される
印刷画像を重ね合わせて表示し、位置調整を行った場合
に、用紙に対する印刷画像の位置を、調整された方向に
応じてずらすことにより、大まかな印刷画像位置を視覚
的に把握できるようにしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来において
は、液晶表示画面に各操作、すなわち用紙の種類の選
択、変倍、原稿の種類の選択及び画像位置調整等の操作
を行うための各モードへ移行するためのキーが表示され
ることはなく、これらのキーは印刷開始を行うためのキ
ーやテンキーとともに、ハードキーとして操作パネル上
に配設されている。したがって操作者は、印刷を開始す
る前の準備として上記各操作を行うために各モードに移
行する必要があっても、それらキーは他のキーとともに
ハードキーとして配設されているため区別が付きにく
く、キーを選択する際に戸惑う場合があり、操作性に問
題があった。

【０００５】また、上記公報に記載された方式で用紙に
対する印刷画像位置を液晶表示画面上に表示しても、液
晶表示画面に表示される用紙のイメージの大きさは用紙
の大きさよりもかなり小さいのが普通であるから、画像
位置の調整量が小さい場合、印刷画像位置は液晶表示画
面上においては殆ど移動せず、視覚で把握するのは困難
であり、また、これを回避するために従来用いられてい
る表示方法によって液晶表示画面にその移動を誇張して
表示しようとしても表示エリアは限られており無理があ
る。

【０００６】本発明は、各モードへ移行するための各キ
ーのうち少なくとも、画像位置調整モードへ移行するた
めの画像位置調整キーを他のキーから識別し易くすると
ともに、画像位置調整モードにおいて調整後の印刷画像
位置を視覚的に把握し易い印刷装置の画像位置調整表示
装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、各操作を開始可能な操作開
始モード時に、用紙に対する印刷画像の位置を調整す
る、上記各操作のうちの１つである画像位置調整モード
ヘ移行するための画像位置調整キーを表示する液晶表示
画面を有することを特徴とする。

【０００８】請求項２記載の発明は、請求項１記載の印
刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液晶表示
画面が、上記画像位置調整モード時に、用紙及びこの用
紙上の所定位置に重ね合わされた印刷画像領域のイメー
ジを表示し、上記所定位置が、上記用紙のイメージ上
の、印刷画像の移動方向に最大限移動した位置であるこ
とを特徴とする。

【０００９】請求項３記載の発明は、請求項２記載の印
刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液晶表示
画面が、上記画像位置調整モード時に、印刷画像の標準
位置に対する位置調整量を表示することを特徴とする。

【００１０】請求項４記載の発明は、請求項１記載の印
刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液晶表示
画面が、上記画像位置調整モード時に、印刷画像の標準
位置に対する位置調整量を表示することを特徴とする。

【００１１】請求項５記載の発明は、用紙に対する印刷
画像の位置を調整する画像位置調整モード時に、印刷画
像の標準位置に対する位置調整量を表示する液晶表示画
面を有することを特徴とする。

【００１２】請求項６記載の発明は、請求項３ないし５
の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表示装置
において、上記位置調整量は、用紙の天地方向の調整量
と用紙の左右方向の調整量とからなることを特徴とす
る。

【００１３】請求項７記載の発明は、請求項３ないし５
の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表示装置
において、上記位置調整量は、用紙の天地方向の調整量
または用紙の左右方向の調整量からなることを特徴とす
る。

【００１４】請求項８記載の発明は、請求項６または７
記載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記
液晶表示画面が、印刷画像の位置の調整操作時に、この
操作方向に対応した操作時矢印を表示することを特徴と
する。

【００１５】請求項９記載の発明は、請求項８記載の印
刷装置の画像位置調整表示装置において、上記操作時矢
印を点滅表示することを特徴とする。

【００１６】請求項１０記載の発明は、請求項６ないし
９の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表示装
置において、上記液晶表示画面が、印刷画像の移動方向
に対応した移動矢印を表示することを特徴とする。

【００１７】請求項１１記載の発明は、請求項１０記載
の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記移動
矢印を印刷画像の位置の調整操作終了後に表示すること
を特徴とする。

【００１８】請求項１２記載の発明は、請求項６または
７記載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上
記液晶表示画面が、上記画像位置調整モード時に、用紙
及びこの用紙上の定位置に重ね合わされた印刷画像領域
のイメージを表示することを特徴とする。

【００１９】請求項１３記載の発明は、請求項８ないし
１１の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表示
装置において、上記液晶表示画面が、上記画像位置調整
モード時に、用紙及びこの用紙上の定位置に重ね合わさ
れた印刷画像領域のイメージを表示することを特徴とす
る。

【００２０】請求項１４記載の発明は、請求項６または
７記載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上
記液晶表示画面が、上記画像位置調整モード時に、用紙
及びこの用紙上の所定位置に重ね合わされた印刷画像領
域のイメージを表示し、上記所定位置が、上記用紙のイ
メージ上の、印刷画像の移動方向に最大限移動した位置
であることを特徴とする。

【００２１】請求項１５記載の発明は、請求項８ないし
１１の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表示
装置において、上記液晶表示画面が、上記画像位置調整
モード時に、用紙及びこの用紙上の所定位置に重ね合わ
された印刷画像領域のイメージを表示し、上記所定位置
が、上記用紙のイメージ上の、印刷画像の移動方向に最
大限移動した位置であることを特徴とする。

【００２２】請求項１６記載の発明は、請求項１３また
は１５記載の印刷装置の画像位置調整表示装置におい
て、上記矢印を上記イメージに重ね合わせて表示するこ
とを特徴とする。

【００２３】請求項１７記載の発明は、請求項１２ない
し１６の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表
示装置において、上記位置調整量を、上記イメージの、
印刷画像の移動方向に対応した側部に表示することを特
徴とする。

【００２４】請求項１８記載の発明は、請求項１ないし
１７の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表示
装置において、上記画像位置調整モードにおける上記液
晶表示画面に、給紙方向を表示することを特徴とする。

【００２５】

【実施例】図１に示す本発明を適用した印刷装置の画像
位置調整表示装置は、輪転印刷機、孔版印刷機等の印刷
装置であって、用紙に対する印刷画像の位置を、用紙の
天地方向及び左右方向に調整可能な印刷画像位置調節機
構を備えた印刷装置に適用されるものである。かかる印
刷画像位置調節機構としては、給紙台全体あるいは給紙
台上の印刷用紙を、その給紙方向と直交する方向、すな
わち用紙の左右方向となる用紙幅方向に移動することに
よる印刷用紙移動方式を用いるものと、印刷ドラムある
いは印刷ドラムをその中心軸線回りに回転自在に支持す
るドラムユニット全体を、印刷ドラムの中心軸線方向に
移動することにより行うドラム移動方式を用いるものと
が知られている。

【００２６】印刷用紙移動方式には、特開平６−２９３
１７５号公報に開示されているようなものがある。ドラ
ム移動方式のうち、版胴を左右方向に移動させるものに
は、特開平９−１０４１５９号公報（特願平７−２６１
５１８号）に開示されているようなものがあり、版胴全
体すなわち版胴と版胴の両端に配設されたドラムフラン
ジとを左右方向に移動させるものには、特開平６−７１
９９８号公報に開示されているようなものがあり、また
ドラムユニット全体を左右方向に移動させるものには、
実開昭６４−４６２５８号公報、特開平６−２９３１７
５号公報、特開平７−１８１７号公報及び特開平７−１
３７４１８号公報に記載されているようなものがある。

【００２７】印刷画像位置を用紙の天地方向に調整する
ものとしては、版胴へ向けて用紙を給紙するレジストロ
ーラの給紙タイミングを調整することにより行うもの
や、版胴側に設けられた歯車と駆動側に設けられた歯車
との間に遊星歯車を設けた機構を用い版胴の回転位相を
調整するものがある。

【００２８】このように、用紙に対する印刷画像の位置
を用紙の天地方向及び左右方向に調整可能な印刷画像位
置調節機構を備えた印刷装置は周知であるので、以下、
本発明を適用した印刷装置の画像位置調整表示装置につ
いて説明する。本発明を適用した印刷装置の画像位置調
整表示装置としての液晶表示画面１は、上述した図示し
ない印刷装置を操作するための操作パネル２に備えられ
ている。

【００２９】図１は、印刷装置の電源を投入した場合等
の、各操作を開始可能な操作開始モード時を示してお
り、本モードにおいて液晶表示画面１には原稿種類を選
択するモードに移行するための原稿種類キー３、変倍モ
ードに移行するための変倍キー４、用紙種類を選択する
モードに移行するための用紙種類キー５、用紙に対する
画像位置を調整する画像位置調整モードへ移行するため
の画像位置調整キー６を表示している。

【００３０】操作パネル２はハードキーとして、操作開
始モードにおいて液晶表示画面１に表示されている各キ
ー３、４、５、６に対応してこれら各キー３、４、５、
６の下方に配設された原稿種類ハードキー８、変倍ハー
ドキー９、用紙種類ハードキー１０、画像位置調整ハー
ドキー１１と、画像位置調整モードにおいて画像位置を
調整するための位置調整キー１２と、所望の数字を入力
するためのテンキー１３と、印刷を開始するスタートキ
ー１４と、運転状態の印刷装置を停止するためのストッ
プキー１５とを備えている。位置調整キー１２は、上キ
ー１６、下キー１７、左キー１８、右キー１９とを有し
ている。なお、操作パネル２の図１における左端側は周
知の構成であり、図示を省略している。また、ハードキ
ー８、９、１０、１１は、液晶表示画面１に表示された
内容に対応して機能するものであり、その機能は上記し
た特定の内容に限られるものではない。

【００３１】操作開始モードにおいて画像位置調整キー
６に触れると、図２に示すように、液晶表示画面１の表
示が変化して画像位置調整モードへ移行する。操作開始
モードにおいて画像位置調整キー６以外のキーを操作し
た場合は周知のものと同様である。画像位置調整モード
においては、用紙のイメージとしての用紙像２０及びこ
の用紙像２０上の定位置に重ね合わされた印刷画像領域
のイメージとしての画像像２１と、印刷画像の標準位置
すなわち、印刷画像の位置調整を行わず印刷画像位置が
天地方向にも左右方向にも０である位置に対する、天地
方向への調整量２３及び左右方向への調整量２２からな
る位置調整量と、印刷画像の移動方向すなわち天地方向
及び左右方向にそれぞれ対応した天地移動矢印２５及び
左右移動矢印２４からなる移動矢印と、画像位置調整を
行わずに操作開始モードに戻るキャンセルキー２６と、
行なった位置調整を保存して操作開始モードに戻る設定
キー２７と、「給紙方向」という文字と一体的な給紙方
向矢印Ａとが、液晶表示画面１に表示される。図３以
下、給紙方向矢印Ａは本発明の説明上必要ないので図示
を省略する。

【００３２】この場合、ハードキー１０、１１はそれぞ
れキャンセルキー２６、設定キー２７に対応し、ハード
キー１０はキャンセルキー２６と同様の機能を有し、ハ
ードキー１１は設定キー２７と同様の機能を有する。ま
た、電源投入時においては、印刷画像位置調節機構によ
る印刷画像の位置調整が天地方向にも左右方向にも０の
標準位置となっている。用紙像２０と画像像２１との区
別が容易になるよう、画像像２１には網掛けが施されて
いる。液晶表示画面１上で用紙像２０と画像像２１との
相対位置が変化することはない。

【００３３】本実施例においては、用紙像２０の右側
に、縦方向にそれぞれ天地移動矢印２５、左右移動矢印
２４が表示され、これら矢印の右側に、それぞれの方向
への移動量がミリ（ｍｍ）単位で表示される。印刷装置
本体側の図示しない印刷画像位置調節機構は位置調整キ
ー１２に連動しており、この状態において位置調整キー
１２を押下することにより、印刷画像を０．５ｍｍ刻み
で所望の位置に調整することができる。図３に示すよう
に、この調整操作時には、押下した位置調整キー１２に
調整方向すなわち操作方向に対応した白抜きの操作時矢
印２８が、画像像２１の中央部に重ねて表示される。

【００３４】図３は具体的には、右キー１９を押下し、
天地方向への調整量２３が７．５ｍｍから８．０ｍｍに
なった時を示している。この場合、天地移動矢印２５が
図３で右方向を指していることから、印刷画像位置の標
準位置からは、図３で右方向に８．０ｍｍ調整したこと
を表している。操作時矢印２８は本実施例においては位
置調整キー１２を押下しているときのみ表示されるが、
押下後所定時間表示してもよく、また点滅表示してもよ
い。調整の総和は調整量２２、２３として表示される。
図３以下、キャンセルキー２６、設定キー２７は本発明
の説明上必要ないので図示を省略する。

【００３５】図４は各移動矢印２４、２５に加えて第２
の移動矢印としての第２天地移動矢印３０及び第２左右
移動矢印２９を表示する場合を示している。この場合、
天地移動矢印２５が、図４で左方向を指していることか
ら、印刷画像位置の標準位置から図４で左方向に３．５
ｍｍ調整されていることを表している。これら第２移動
矢印２９、３０は、画像像２１上の移動方向に対応した
位置に、操作時矢印２８（図３）よりも小さく且つ白抜
きで表示される。第２移動矢印２９、３０は操作時矢印
２８が表示されている間は非表示であるが、同時に表示
してもよい。

【００３６】図５に示すように、調整量２２、２３を用
紙像２０の、印刷画像の移動方向に対応した側部に表示
すると、移動方向とその位置調整量との対応関係をさら
に把握し易い。図５においては各移動矢印２４、２５は
用紙像２０、画像像２１及び用紙像２０の外側の領域に
またがって、調整量２２、２３を指し示すように表示さ
れている。図６に示すように、この場合、位置調整キー
１２を押下すると操作時矢印２８が点滅表示されて各移
動矢印２４、２５は非表示となる。操作時矢印２８の表
示が終了すると各移動矢印２４、２５が再び表示され
る。

【００３７】画像位置調整を行なっている途中で移動方
向が天地あるいは左右で標準位置を越えて逆になると、
調整量２２、２３も用紙像２０の逆の側部に表示される
（図５と図６とにおける天地方向への調整量２３の表示
位置を比較参照されたい）。なお、調整量２２、２３に
関し、天地方向の調整量２３においては、標準位置か
ら、各図で左方向への移動を＋表示、右方向への移動を
−表示し、左右方向の調整量２２においては、標準位置
から、各図で上方向への移動を＋表示、下方向への移動
を−表示するようにしてもよい。

【００３８】さらに、図７に示すように、画像位置調整
を行なっている方向のみ、移動矢印を非表示とし、画像
位置調整を行なっていない方向については移動矢印を表
示したままとし、且つ操作時矢印２８を点滅表示するこ
とができる。図７は具体的には、位置調整キー１２のう
ちの下キー１７を押下し、左右方向への移動量２２が
０．５ｍｍとなるとともに、移動矢印２４、２５と同じ
大きさの操作時矢印２８が点滅している場合を示してい
る。この状態からさらに下キー１７を１回押下すると移
動量２２が０．０ｍｍとなり、さらに下キー１７を一回
押下すると移動量２２は用紙像２０の下方で且つ操作時
矢印２８が指し示す方向に移動して０．５ｍｍと表示さ
れる。その状態で放置すると所定時間後に操作時矢印２
８の点滅が停止し、そのまま左右移動矢印２４として表
示されることとなる。

【００３９】図８、図９に示すように、画像像２１は、
用紙像２０上の定位置に表示するのではなく、用紙像２
０上の、印刷画像の移動方向すなわち調整方向に最大限
移動した位置に表示してもよい。図８は、天地方向の同
図において左方に印刷画像の位置の調整を行なっている
ことから、画像像２１を、用紙像２０上において左方
に、最大限移動した状態で示しており、図９は、天地方
向の同図において左方におよび左右方向の同図において
上方に印刷画像の位置の調整を行なっていることから、
画像像２１を、用紙像２０上において左方かつ上方に、
最大限移動した状態で示している。画像像２１の表示位
置は、このように用紙像２０上において最大限移動した
位置であることが望ましいが、図１０に示すように、用
紙像２０の縁取りをする程度にわずかな余白を残しても
よい。画像像２１をこのように用紙像２０上において印
刷画像の調整方向に略最大限移動して表示することによ
り、オペレータは印刷画像の調整方向を視覚的に速やか
に把握することができる。調整量２２、２３、矢印２
４、２５、２８、２９、３０、Ａの表示態様は画像像２
１を用紙像２０上の定位置に表示する場合の各態様を適
用できる。なお、図８においては左右方向への調整量２
２が０であることから、左右移動矢印２４を非表示とし
ている。さらに、図８の場合においては、調整量２２が
０であるからこれを非表示としてもよい。

【００４０】以上、本発明を適用した液晶表示画面１の
様々な態様について説明したが、例えば以下のように各
構成の組み合わせは適宜自由である。各矢印２４、２
５、２８、２９、３０、Ａは白抜き、線状（図２）、網
掛けの何れでもよいし、用紙像２０、画像像２１、それ
以外の領域にどのように重ね合わせてもよく、大きさも
様々に設定でき、必ずしも必要なものではない。各移動
量２２、２３や各移動矢印２４、２５、２９、３０は、
各移動方向への移動の総量が０．０ミリのときには非表
示としてもよい。画像位置調整時には対応する移動量２
２、２３を点滅表示してもよい。ハードキー８、９、１
０、１１にそれぞれ、原稿種類ハードキー、変倍ハード
キー、用紙種類ハードキー、画像位置調整ハードキーと
しての固定した機能を持たせることもでき、この場合に
おいて、画像位置調整モードにおいて操作開始モードに
戻らず、原稿種類を選択するモード等の他のモードに直
接移行したい場合には、各ハードキー８、９、１０、１
１を押下すればよいこととなる。本実施例では液晶表示
画面１はタッチパネルであって液晶表示画面１上に表示
される各キーはタッチパネルキーとなっているが、液晶
表示画面１を単なる表示画面として液晶表示画面１上の
各キーの操作をすべてハードキー８、９、１０、１１の
押下により行なうようにしてもよい。

【００４１】また、本実施例において、電源投入時に
は、印刷画像位置調節機構は常に所定のホームポジショ
ンを占め、この場合の印刷画像の調整位置を天地方向に
も左右方向にも０の標準位置となるようにしているが、
電源投入時、印刷画像位置調節機構は電源投入前つまり
前回行なっていた位置を占め、液晶表示画面１上の調整
量は前回のものをそのまま表示してもよいし、また、標
準位置は、電源投入前つまり前回行なっていた印刷画像
の調整位置であってもよく、この場合、電源投入時にお
いて、液晶表示画面１上に表示する調整量は天地左右方
向何れも０であり、印刷画像位置調整機構は上記所定の
ホームポジションと異なる位置を占めることとなり得、
オペレータは、前回行なっていた調整位置を標準位置と
して印刷画像の位置調整を行なうこととなる。電源投入
時に印刷画像位置調節機構が常にホームポジションを占
めるか否か、標準位置を印刷画像位置調節機構のホーム
ポジションと一致させるか否かは、液晶表示装置を含む
操作パネル上で初期設定等により設定するようにするこ
とができる。

【００４２】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、各操作を
開始可能な操作開始モード時に、用紙に対する印刷画像
の位置を調整する、上記各操作のうちの１つである画像
位置調整モードヘ移行するための画像位置調整キーを表
示する液晶表示画面を有するので、画像位置調整キーが
ハードキーである場合に比べて画像位置調整モードへ移
行する際に操作すべきキーを把握し易く、操作性が向上
した印刷装置の画像位置調整表示装置を提供することが
できる。

【００４３】請求項２記載の発明によれば、請求項１記
載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液
晶表示画面が、上記画像位置調整モード時に、用紙及び
この用紙上の所定位置に重ね合わされた印刷画像領域の
イメージを表示し、上記所定位置が、上記用紙のイメー
ジ上の、印刷画像の移動方向に最大限移動した位置であ
るので、調整量が微小であっても、印刷画像の調整方向
の視認性が向上し、視覚的な把握を速やかに行なうこと
ができ、操作性が向上した印刷装置の画像位置調整表示
装置を提供することができる。

【００４４】請求項３記載の発明によれば、請求項２記
載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液
晶表示画面が、上記画像位置調整モード時に、印刷画像
の標準位置に対する位置調整量を表示するので、画像位
置調整の際に液晶表示画面上で位置調整量を確認できる
印刷装置の画像位置調整表示装置を提供することができ
る。

【００４５】請求項４記載の発明によれば、請求項１記
載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液
晶表示画面が、上記画像位置調整モード時に、印刷画像
の標準位置に対する位置調整量を表示するので、画像位
置調整の際に液晶表示画面上で位置調整量を確認できる
印刷装置の画像位置調整表示装置を提供することができ
る。

【００４６】請求項５記載の発明によれば、用紙に対す
る印刷画像の位置を調整する画像位置調整モード時に、
印刷画像の標準位置に対する位置調整量を表示する液晶
表示画面を有するので、画像位置調整の際に液晶表示画
面上で位置調整量を確認できる印刷装置の画像位置調整
表示装置を提供することができる。

【００４７】請求項６記載の発明によれば、請求項３な
いし５の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表
示装置において、上記位置調整量は、用紙の天地方向の
調整量と用紙の左右方向の調整量とからなるので、画像
位置調整の際に液晶表示画面上で天地方向の調整量と左
右方向の調整量とを同時に確認でき、天地方向の調整量
と左右方向の調整量との混同を防止できる、操作性が向
上した印刷装置の画像位置調整表示装置を提供すること
ができる。

【００４８】請求項７記載の発明によれば、請求項３な
いし５の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整表
示装置において、上記位置調整量は、用紙の天地方向の
調整量または用紙の左右方向の調整量からなるので、画
像位置調整の際に液晶表示画面上で天地方向の調整量ま
たは左右方向の調整量を確認でき、位置調整を行なわな
い方向の調整量を非表示とすることで必要な上方の視認
性を向上した印刷装置の画像位置調整表示装置を提供す
ることができる。

【００４９】請求項８記載の発明によれば、請求項６ま
たは７記載の印刷装置の画像位置調整表示装置におい
て、上記液晶表示画面が、印刷画像の位置の調整操作時
に、この操作方向に対応した操作時矢印を表示するの
で、実際に何れの方向に印刷画像位置を調整しているの
か、目視しながら印刷画像位置を調整できるので、天地
方向の調整量と左右方向の調整量とを取り違えて調整す
ることを防止でき、操作性が向上した印刷装置の画像位
置調整表示装置を提供することができる。

【００５０】請求項９記載の発明によれば、請求項８記
載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記操
作時矢印を点滅表示するので、印刷画像の位置の調整操
作時に表示される矢印が操作時矢印であることを確認し
つつ、印刷画像位置を調整できるので、矢印を他の種類
の矢印と混同することがなく、操作者にとって信頼性の
高い、操作性が向上した印刷装置の画像位置調整表示装
置を提供することができる。

【００５１】請求項１０記載の発明によれば、請求項６
ないし９の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調整
表示装置において、上記液晶表示画面が、印刷画像の移
動方向に対応した移動矢印を表示するので、液晶表示装
置が表示している位置調整量が天地方向の調整量である
のか左右方向の調整量であるのかを視覚的に把握できる
ので、操作者にとって信頼性の高い印刷装置の画像位置
調整表示装置を提供することができる。

【００５２】請求項１１記載の発明によれば、請求項１
０記載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上
記移動矢印を印刷画像の位置の調整操作終了後に表示す
るので、印刷画像の位置の調整操作時には移動矢印が表
示されることがなく、調整操作時に表示されている矢印
が操作時矢印であることが明確となり、操作者にとって
信頼性の高い印刷装置の画像位置調整表示装置を提供す
ることができる。

【００５３】請求項１２記載の発明によれば、請求項６
または７記載の印刷装置の画像位置調整表示装置におい
て、上記液晶表示画面が、上記画像位置調整モード時
に、用紙及びこの用紙上の定位置に重ね合わされた印刷
画像領域のイメージを表示するので、操作者にとって像
位置調整モードであることの把握が容易となり、どのモ
ードであるか判らなくなることが防止され、操作者にと
って信頼性が高く且つ操作性が向上した印刷装置の画像
位置調整表示装置を提供することができる。

【００５４】請求項１３記載の発明によれば、請求項８
ないし１１の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調
整表示装置において、上記液晶表示画面が、上記画像位
置調整モード時に、用紙及びこの用紙上の定位置に重ね
合わされた印刷画像領域のイメージを表示するので、操
作者にとって画像位置調整モードであることの把握が容
易となり、どのモードであるか判らなくなることが防止
されるとともに、液晶表示画面上に表示された各矢印が
どの方向を指し示しているのかを、これらイメージとの
対比により視覚的に明確に把握できるので、印刷画像を
用紙に対してどの方向に移動しているのかの把握が容易
となり、操作者にとって信頼性が高く且つ操作性が向上
した印刷装置の画像位置調整表示装置を提供することが
できる。

【００５５】請求項１４記載の発明によれば、請求項６
または７記載の印刷装置の画像位置調整表示装置におい
て、上記液晶表示画面が、上記画像位置調整モード時
に、用紙及びこの用紙上の所定位置に重ね合わされた印
刷画像領域のイメージを表示し、上記所定位置が、上記
用紙のイメージ上の、印刷画像の移動方向に最大限移動
した位置であるので、操作者にとって画像位置調整モー
ドであることの把握が容易となり、どのモードであるか
判らなくなることが防止されるとともに、調整量が微小
であっても、印刷画像の調整方向の視認性が向上し、視
覚的な把握を速やかに行なうことができ、操作者にとっ
て信頼性が高く且つ操作性が向上した印刷装置の画像位
置調整表示装置を提供することができる。

【００５６】請求項１５記載の発明によれば、請求項８
ないし１１の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調
整表示装置において、上記液晶表示画面が、上記画像位
置調整モード時に、用紙及びこの用紙上の所定位置に重
ね合わされた印刷画像領域のイメージを表示し、上記所
定位置が、上記用紙のイメージ上の、印刷画像の移動方
向に最大限移動した位置であるので、操作者にとって画
像位置調整モードであることの把握が容易となり、どの
モードであるか判らなくなることが防止されるととも
に、液晶表示画面上に表示された各矢印がどの方向を指
し示しているのかを、これらイメージとの対比により視
覚的に明確に把握できるうえ、印刷画像の調整方向の視
認性が向上し、印刷画像を用紙に対してどの方向に移動
しているのかの把握が容易となり、調整量が微小であっ
ても、調整方向の視覚的な把握を速やかに行なうことが
でき、操作者にとって信頼性が高く且つ操作性が向上し
た印刷装置の画像位置調整表示装置を提供することがで
きる。

【００５７】請求項１６記載の発明によれば、請求項１
３または１５記載の印刷装置の画像位置調整表示装置に
おいて、操作時矢印、移動矢印を、用紙や印刷画像領域
のイメージに重ね合わせて表示するので、大きさが限ら
れている液晶表示画面内のスペースを有効に使用するこ
とができ、さらには液晶表示画面の小型化を図ることが
できる印刷装置の画像位置調整表示装置を提供すること
ができる。

【００５８】請求項１７記載の発明によれば、請求項１
２ないし１６の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置
調整表示装置において、位置調整量を、用紙や印刷画像
領域のイメージの、印刷画像の移動方向に対応した側部
に表示するので、液晶表示装置が表示している位置調整
量が天地方向の調整量であるのか左右方向の調整量であ
るのか、且つ実際に何れの方向に印刷画像位置が調整さ
れているのかを、視覚的に把握できるので、天地方向の
調整量と左右方向の調整量とを取り違えて調整すること
を防止でき、操作者にとって信頼性が高く且つ操作性が
向上した印刷装置の画像位置調整表示装置を提供するこ
とができる。

【００５９】請求項１８記載の発明によれば、請求項１
ないし１７の何れか１つに記載の印刷装置の画像位置調
整表示装置において、上記画像位置調整モードにおける
上記液晶表示画面に、給紙方向を表示するので、画像位
置調整を給紙方向と対比しながら行なうことができるか
ら、天地方向、左右方向の取り違えを防止して適切な画
像位置調整を行なうことができる、操作性が向上した印
刷装置の画像位置調整表示装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用した印刷装置の画像位置調整表示
装置の操作開始モードを示す概略平面図である。

【図２】図１に示した印刷装置の画像位置調整表示装置
の画像位置調整モードを示す概略平面図である。

【図３】画像位置調整時を示す平面図である。

【図４】第２の移動矢印を用いる場合を示す平面図であ
る。

【図５】位置調整量を用紙のイメージの印刷画像の移動
方向に対応した側部に表示した場合を示す平面図であ
る。

【図６】画像位置調整時において操作時矢印を点滅表示
した場合を示す平面図である。

【図７】画像位置調整時において移動矢印と操作時矢印
とを同時に表示した場合を示す平面図である。

【図８】画像像を、用紙像上の、印刷画像の移動方向に
最大限移動した位置に表示した場合を示す平面図であ
る。

【図９】画像像を、用紙像上の、印刷画像の移動方向に
最大限移動した位置に表示した他の場合を示す平面図で
ある。

【図１０】画像像を、用紙像上の、印刷画像の移動方向
に略最大限移動した位置に表示した場合を示す平面図で
ある。

【符号の説明】

１ 液晶表示画面 ２０ 用紙のイメージ ２１ 印刷画像領域のイメージ ２２ 左右方向の調整量 ２２、２３ 位置調整量 ２３ 天地方向の調整量 ２４、２５、２９、３０ 移動矢印 ２４、２５、２８、２９、３０ 矢印 ２８ 操作時矢印 Ａ 給紙方向の表示

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 喜治 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂３ 番地の１・東北リコー株式会社内 (72)発明者 伊藤 吉則 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂３ 番地の１・東北リコー株式会社内 (72)発明者 大村 広見 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂３ 番地の１・東北リコー株式会社内

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】各操作を開始可能な操作開始モード時に、
   用紙に対する印刷画像の位置を調整する、上記各操作の
   うちの１つである画像位置調整モードヘ移行するための
   画像位置調整キーを表示する液晶表示画面を有すること
   を特徴とする印刷装置の画像位置調整表示装置。
2. 【請求項２】請求項１記載の印刷装置の画像位置調整表
   示装置において、上記液晶表示画面が、上記画像位置調
   整モード時に、用紙及びこの用紙上の所定位置に重ね合
   わされた印刷画像領域のイメージを表示し、上記所定位
   置が、上記用紙のイメージ上の、印刷画像の移動方向に
   最大限移動した位置であることを特徴とする印刷装置の
   画像位置調整表示装置。
3. 【請求項３】請求項２記載の印刷装置の画像位置調整表
   示装置において、上記液晶表示画面が、上記画像位置調
   整モード時に、印刷画像の標準位置に対する位置調整量
   を表示することを特徴とする印刷装置の画像位置調整表
   示装置。
4. 【請求項４】請求項１記載の印刷装置の画像位置調整表
   示装置において、上記液晶表示画面が、上記画像位置調
   整モード時に、印刷画像の標準位置に対する位置調整量
   を表示することを特徴とする印刷装置の画像位置調整表
   示装置。
5. 【請求項５】用紙に対する印刷画像の位置を調整する画
   像位置調整モード時に、印刷画像の標準位置に対する位
   置調整量を表示する液晶表示画面を有することを特徴と
   する印刷装置の画像位置調整表示装置。
6. 【請求項６】請求項３ないし５の何れか１つに記載の印
   刷装置の画像位置調整表示装置において、上記位置調整
   量は、用紙の天地方向の調整量と用紙の左右方向の調整
   量とからなることを特徴とする印刷装置の画像位置調整
   表示装置。
7. 【請求項７】請求項３ないし５の何れか１つに記載の印
   刷装置の画像位置調整表示装置において、上記位置調整
   量は、用紙の天地方向の調整量または用紙の左右方向の
   調整量からなることを特徴とする印刷装置の画像位置調
   整表示装置。
8. 【請求項８】請求項６または７記載の印刷装置の画像位
   置調整表示装置において、上記液晶表示画面が、印刷画
   像の位置の調整操作時に、この操作方向に対応した操作
   時矢印を表示することを特徴とする印刷装置の画像位置
   調整表示装置。
9. 【請求項９】請求項８記載の印刷装置の画像位置調整表
   示装置において、上記操作時矢印を点滅表示することを
   特徴とする印刷装置の画像位置調整表示装置。
10. 【請求項１０】請求項６ないし９の何れか１つに記載の
    印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液晶表
    示画面が、印刷画像の移動方向に対応した移動矢印を表
    示することを特徴とする印刷装置の画像位置調整表示装
    置。
11. 【請求項１１】請求項１０記載の印刷装置の画像位置調
    整表示装置において、上記移動矢印を印刷画像の位置の
    調整操作終了後に表示することを特徴とする印刷装置の
    画像位置調整表示装置。
12. 【請求項１２】請求項６または７記載の印刷装置の画像
    位置調整表示装置において、上記液晶表示画面が、上記
    画像位置調整モード時に、用紙及びこの用紙上の定位置
    に重ね合わされた印刷画像領域のイメージを表示するこ
    とを特徴とする印刷装置の画像位置調整表示装置。
13. 【請求項１３】請求項８ないし１１の何れか１つに記載
    の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液晶
    表示画面が、上記画像位置調整モード時に、用紙及びこ
    の用紙上の定位置に重ね合わされた印刷画像領域のイメ
    ージを表示することを特徴とする印刷装置の画像位置調
    整表示装置。
14. 【請求項１４】請求項６または７記載の印刷装置の画像
    位置調整表示装置において、上記液晶表示画面が、上記
    画像位置調整モード時に、用紙及びこの用紙上の所定位
    置に重ね合わされた印刷画像領域のイメージを表示し、
    上記所定位置が、上記用紙のイメージ上の、印刷画像の
    移動方向に最大限移動した位置であることを特徴とする
    印刷装置の画像位置調整表示装置。
15. 【請求項１５】請求項８ないし１１の何れか１つに記載
    の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記液晶
    表示画面が、上記画像位置調整モード時に、用紙及びこ
    の用紙上の所定位置に重ね合わされた印刷画像領域のイ
    メージを表示し、上記所定位置が、上記用紙のイメージ
    上の、印刷画像の移動方向に最大限移動した位置である
    ことを特徴とする印刷装置の画像位置調整表示装置。
16. 【請求項１６】請求項１３または１５記載の印刷装置の
    画像位置調整表示装置において、上記矢印を上記イメー
    ジに重ね合わせて表示することを特徴とする印刷装置の
    画像位置調整表示装置。
17. 【請求項１７】請求項１２ないし１６の何れか１つに記
    載の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記位
    置調整量を、上記イメージの、印刷画像の移動方向に対
    応した側部に表示することを特徴とする印刷装置の画像
    位置調整表示装置。
18. 【請求項１８】請求項１ないし１７の何れか１つに記載
    の印刷装置の画像位置調整表示装置において、上記画像
    位置調整モードにおける上記液晶表示画面に、給紙方向
    を表示することを特徴とする印刷装置の画像位置調整表
    示装置。