JPH04328410A - 位置検出方法 - Google Patents

位置検出方法

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Publication number
JPH04328410A
JPH04328410A JP12308191A JP12308191A JPH04328410A JP H04328410 A JPH04328410 A JP H04328410A JP 12308191 A JP12308191 A JP 12308191A JP 12308191 A JP12308191 A JP 12308191A JP H04328410 A JPH04328410 A JP H04328410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
signal
signals
sine
moving body
Prior art date
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Pending
Application number
JP12308191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hara
憲二 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP12308191A priority Critical patent/JPH04328410A/ja
Publication of JPH04328410A publication Critical patent/JPH04328410A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の位置に対応す
る回転角に応じて振幅が正弦波状に変化する2相位置検
出器の出力信号を使用して移動体の位置を検出する高分
解能位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術としては、例えば特
開昭60−216214号公報記載のものがある。これ
はその第2図に示すように、移動体駆動用の電動機1の
回転軸に取り付けられた検出器回転体2と位置信号ピッ
クアップ3とを用いて、検出器回転体2の回転角に対応
する位置信号eαおよびeβを生成する。位置信号eα
,eβはそれぞれ、位相がπ/2だけずれている正弦波
と余弦波より構成されていて、その位相角をθとすると eα=Esinθ,eβ=Ecosθ,(E:振幅)で
表わされる。これらは、別途ROM13から読み出され
てD/A変換器14a,14bでD/A変換された次式
の出力信号   e’α=E’sin(θ−Δθ),e’β=E’c
os(θ−Δθ),(E’:振幅、Δθ:位相差) とともに、掛算器7a,7bおよび加減算器8により用
いられて       e(Δθ)=eα×e’β−eβ×e’α
=EE’sin Δθが演算され、VCO9に入力され
る。Δθが小さい間はsin θ≒Δθと見做すことが
できるので、VCO9は位相差Δθに比例した周波数の
信号を発生する。カウンタ11は、このVCO9の出力
周波数を位相差Δθの正負にしたがいカウントアップま
たはカウントダウンして、このカウント値はラッチ12
を介してROM13の読み出し用アドレスとして用いら
れる。この閉ループは周知のPLLを構成しており、位
相差Δθの増減に応じてVCO9の出力周波数が増減し
て、出力信号e’α,e’βの位相は位置信号eα,e
βの位相に一致するように動く。すなわち、ラッチ12
の出力するカウント値が所望の電動機回転角または移動
体の位置を示す位置信号として利用される。この場合、
ROM13から読み出される正弦波と余弦波の分割数が
大きいほど、所望の回転角または位置の検出分解能を高
くすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例はPL
Lを利用した追従制御であり、これに伴う追従誤差が常
時存在し、かつ、分解能を上げると動作速度上の制限が
発生する。
【0004】本発明の目的は、上述した従来例の欠点を
解消して、LSI回路化に適した全ディジタル方式で高
速トラッキングの可能な、移動体の位置検出方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出方法は
、移動体の位置に対応する回転角に応じて振幅が正弦波
状に変化する2相位置検出器の出力信号のそれぞれをA
/D変換し、正弦波形および余弦波形を記憶しているメ
モリからその位相を指定する位相信号によりアクセスし
た余弦値と正弦値のそれぞれを、前記出力信号の正弦値
と余弦値のそれぞれに乗じてそれらの積の差を求め、今
回のアクセスに用いた位相に前記差を加算した位相を次
回のアクセスのための位相信号として、各回毎に演算し
、この演算後の位相信号を以て前記移動体の位置を示す
検出信号として出力する手段を講じている。
【0006】
【作用】本発明は、移動体の位置に対応する正弦波状に
変化する2相の位置信号(従来例のeα,eβと同一)
をA/D変換し、これらの2相信号のそれぞれに、装置
回路内のメモリから読み出した余弦、正弦の各信号(従
来例のe’β,e’αと同一)を乗じてこれらの積の差
を求めることにより、入力された位置信号とメモリから
読み出した信号との位相差を求め、この位相差を今回発
生した信号をアクセスした位相に加算して次回のアクセ
ス用位相とする。したがってΔθが小さい場合は数回の
演算で両信号の位相差を解消することができ、従来例に
見られない高速トラッキングが可能で、高分解能、高精
度の位置検出方法を実現することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】第1図は本発明の位置検出方法を実施する
装置の構成を示すブロック図である。
【0009】A/D変換器1,2はそれぞれに、上述し
た従来例の場合と同様に移動体(不図示)の位置に対応
する2相の位置信号eα(=sinθ),eβ(=co
sθ)を入力して、A/D変換を行う。乗算器4,5は
それぞれ、入力された位置信号eα,eβに別途、RO
M3から読み出された信号e’β(=cosφ),e’
α(=sinφ)をそれぞれ乗算して、これらの積をA
LU6に入力させる。但し、位置信号eα,eβと信号
e’α,e’βとの位相差をΔθとすると、Δθ=θ−
φで表わされ、これらの信号の振幅は簡単のため“1”
とする。ALU6は入力された積であるsinθcos
φとcosθsinφとの差を演算して、上述した従来
例と同様にsin(θ−φ)(=sinΔθ)を出力す
る。従来例の場合と同様に、Δθが−π/4<Δθ<π
/4の範囲内にあればsinΔθ=Δθと見做すことが
できるので、ALU6の出力は位相差Δθを表わす。D
フリップフロップ8はクロックCPにしたがって、今回
ROM3をアクセスした位相φをラッチし、ALU7は
この今回の位相φとALU6から入力された位相差Δθ
との和を取り、次回のアクセス用の位相φとする。
【0010】以上の説明から明らかなように、1回の演
算に要する時間はROM3のアクセスタイムにより下限
が定まるので、例えば100nsec以内の高速トラッ
キングが可能となる。これは、Δθが±π/4以内であ
れば数回の演算で位相差が0となることを意味しており
、ROM3をアクセスする位相信号φを、移動体の位置
を示す高分解能の誤差の小さい位置信号として利用する
ことができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、全ディジ
タル方式を採用して移動体の位置に対応する2相位置信
号と回路内部のメモリから読み出した正弦、余弦波の信
号とから両信号間の位相差を演算し、これをメモリをア
クセスする位相に加算することにより急速に位相差を減
ずることができるので、メモリをアクセスする位相を所
望の位置信号として、より高分解能、高精度で、かつ装
置のLSI化に適した位置検出方法が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出方法を実施する装置の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2    A/D変換器 3    ROM 4,5    乗算器 6,7    ALU 8    Dフリップフロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動体の位置に対応する回転角に応じ
    て振幅が正弦波状に変化する2相位置検出器の出力信号
    のそれぞれをA/D変換し、正弦波形および余弦波形を
    記憶しているメモリからその位相を指定する位相信号に
    よりアクセスした余弦値と正弦値のそれぞれを、前記出
    力信号の正弦値と余弦値のそれぞれに乗じてそれらの積
    の差を求め、今回のアクセスに用いた位相に前記差を加
    算した位相を次回のアクセスのための位相信号として各
    回毎に演算し、この演算後の位相信号を以て前記移動体
    の位置を示す検出信号とする位置検出方法。
JP12308191A 1991-04-26 1991-04-26 位置検出方法 Pending JPH04328410A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125360A1 (ja) 2010-04-02 2011-10-13 株式会社安川電機 信号処理装置、エンコーダ及びモータシステム

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EP2554951A1 (en) * 2010-04-02 2013-02-06 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Signal processor, encoder, and motor system
JP5545360B2 (ja) * 2010-04-02 2014-07-09 株式会社安川電機 信号処理装置、エンコーダ及びモータシステム
EP2554951A4 (en) * 2010-04-02 2014-09-24 Yaskawa Denki Seisakusho Kk SIGNAL, ENCODER, AND ENGINE PROCESSOR SYSTEM
US8884572B2 (en) 2010-04-02 2014-11-11 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Signal processor, encoder, and motor system

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