JPH04327625A - 壁体の建物躯体への組付構造 - Google Patents

壁体の建物躯体への組付構造

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JPH04327625A
JPH04327625A JP9687591A JP9687591A JPH04327625A JP H04327625 A JPH04327625 A JP H04327625A JP 9687591 A JP9687591 A JP 9687591A JP 9687591 A JP9687591 A JP 9687591A JP H04327625 A JPH04327625 A JP H04327625A
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JP
Japan
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wall
frame
length
building
width direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP9687591A
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English (en)
Inventor
Hiromi Tonegawa
浩巳 刀根川
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁材及びこの壁材を支
持する支持部材を備えた建物の壁体を柱及び梁を備えた
建物躯体へ組付けるための壁体の建物躯体への組付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ユニット工法により建築される住
宅が増えており、施工時間の短縮化を図るべく部材同士
をボルト接合等の接合手段によらずに組付ける構成が案
出されている(一例として、特開昭63−236841
号公報参照)。この構造によれば、内装材100及び外
装材102が枠体104で固着されて外壁パネル106
が構成されており、枠体104と基礎108とは取付具
110により組付けられ、枠体104と屋根梁112と
は取付金具114により組付けられている。取付具11
0はL字状とされ、基礎108の上端部に設けられてい
る。枠体104の下端部の取付具110に対応する部位
には溝116が形成され、この溝116に取付具110
が嵌合されることにより組付けられている。また、取付
金具114は略T字形状とされ、枠体104の上端部に
取り付けられている。そして、外壁パネル106を取付
具110を支点として回転させて嵌め込ませると、取付
金具114が弾性変形して外壁パネル106の屋根梁1
12への組付作業が完了するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造によると、住宅完成後の状態では、外壁パネル106
の枠体104が外壁パネル106の骨組材としてのみ機
能し、住宅躯体の強度部材を構成する柱、梁としては機
能しない。このため、住宅躯体の柱、梁と外壁パネルの
枠体とがそれぞれ個別に設けられることになり、その分
住宅等の建物の居住空間が狭くなるという問題点が生じ
る。
【0004】上記事実を考慮し本発明は、住宅等の建物
完成後の状態において、居住空間を広く確保することが
できる壁体の建物躯体への組付構造を得ることが目的で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱と、この柱
に組付けられた梁と、を備えた建物躯体と、前記梁に沿
って配置された支持部材と、この支持部材における前記
梁との対向面に対して反対側の面に固着された壁材と、
を備えた壁体と、を有し、この壁体を前記建物躯体へ組
付ける組付構造であって、前記梁の幅方向長さは前記柱
の幅方向長さよりも短くされ、前記支持部材は前記梁に
対向した状態で前記梁及び前記柱の少なくともいずれか
へ組付けられ、前記支持部材の組付後の状態では前記梁
と前記支持部材との幅方向長さが前記柱の幅方向長さと
略一致していることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、壁体の壁材は支持部材によ
って支持される。従って、この支持部材は、壁体が建物
躯体へ組付けられる以前の状態、例えば現場への壁体の
搬入時には、壁体の強度部材として機能する。
【0007】一方、建物躯体は柱と梁とを備えており、
この建物躯体へ壁体を組付ける場合には、壁体の支持部
材が梁に沿って配置され、梁に対向した状態で梁及び柱
の少なくともいずれかへ組付けられる。ここで、梁の幅
方向長さが柱の幅方向長さよりも短くされ、支持部材が
梁及び柱の少なくともいずれかへ組付けられた状態では
梁と支持部材との幅方向長さが柱の幅方向長さと略一致
しているので、組付後の状態では、壁体の支持部材は建
物躯体の梁として機能する。なお、組付後の状態におい
ても、支持部材は壁体の強度部材としても機能する。
【0008】このように、本発明によれば、壁体の建物
躯体への組付以前の状態では壁体の支持部材が壁体の強
度部材としての機能を有し、壁体の建物躯体への組付後
の状態では壁体の強度部材としての機能に加え、建物躯
体の強度部材としても機能する。従って、各機能が組付
後の状態においても別個独立している構造に比し、支持
部材と梁との一体化が図れることに起因して、建物の有
効な居住空間を広げることが可能になる。
【0009】
【実施例】図1には、本発明に係る壁体の建物躯体への
組付構造が適用された建物躯体10の一部及び壁体とし
ての外壁12が示されている。
【0010】外壁12は、矩形平板状の二枚の壁材とし
ての外壁パネル14、16を備えている。これらの外壁
パネル14、16の一側面の上縁及び下縁には、支持部
材としての長尺状の壁フレーム18が配置されている。 なお、図1には、上縁に配置された壁フレーム18のみ
が図示されている。壁フレーム18は長手直角断面がコ
字形状とされ、開口側の端面が外壁パネル14、16に
固着されている。これにより、二枚の外壁パネル14、
16は壁フレーム18によって連結されている。また、
壁フレーム18の外壁パネル14、16と対向する側の
面には、所定の間隔で複数の貫通孔20が形成されてお
り、後述するボルト22の貫通用とされている。これら
の貫通孔20の裏面には、図示しないウエルドナットが
固着されている。この壁フレーム18の幅方向長さは、
後述する柱32の幅方向長さの1/2とされている。
【0011】また、外壁パネル14、16の周縁部には
、長手直角断面がコ字形状とされた一対の縦フレーム2
4、26、28が平行に配置されている。縦フレーム2
4、26、28は、壁フレーム18に直交していると共
に二枚の外壁パネル14、16と固着されており、外壁
パネル14、16が受ける風圧を壁フレーム18と共に
支持している。また、これらの縦フレーム24と縦フレ
ーム26との間には、壁フレーム18に対して平行に補
強材30が配置されている。これにより、縦フレーム2
4、36同士は連結されて外壁12が補強されている。 なお、図1には縦フレーム28の相手方となる縦フレー
ムが省略されているが、前述した場合と同様に補強材3
0によって縦フレーム28と図示省略された縦フレーム
とが連結されている。
【0012】建物躯体10は、図示しない基礎上に立設
された複数本の柱32と、柱32の長手直角方向に沿っ
て配置された梁34と、を備えている。なお、図1には
、建物躯体10の一部、即ち建物躯体10のコーナーに
配置された柱32及び梁34のみが図示されている。 梁34は長手直角断面がコ字形状とされており、開口側
が建物内方へ向けられている。梁34の前記壁フレーム
18と対向する側の面には壁フレーム18に設けられた
貫通孔36と同軸上に複数の貫通孔36が形成されてお
り、ボルト22及び前記図示しないウエルドナットによ
り梁34と壁フレーム18とが強固に締結されている。 また、梁34の長手方向長さは、前記壁フレーム18の
長手方向長さと一致している。さらに、梁34の幅方向
長さは、柱32の幅方向長さの1/2とされている。
【0013】上述した外壁12が建物躯体10へ組付け
られた状態では、外壁12の壁フレーム18が建物躯体
10の梁34に沿って密着配置され、梁34の幅方向長
さと壁フレーム18の幅方向長さとをたした長さが柱3
2の幅方向長さと一致している。
【0014】以下に、外壁12の建物躯体10への組付
手順を通して、本実施例の作用を説明する。
【0015】外壁12は、工場等で予め製造される。製
造時には、外壁パネル14、16二枚分の大きさの外壁
12や外壁パネル14、16一枚分の大きさの外壁12
等、複数種類の大きさの外壁12が製造され、建物の大
きさ等により適宜外壁12の組み合わせが選択される。 選択された外壁12は、現場へ搬入される。
【0016】一方、建物躯体10が現場で構築された後
、外壁12を建物躯体10へ組付ける場合、まず外壁1
2の壁フレーム18が建物躯体10の梁34と対向する
ように配置される。次に、梁34と壁フレーム18とが
ボルト22及び図示しないウエルドナットにより互いに
強固に締結される。これにより、外壁12の建物躯体1
0への組付作業が終了する。外壁12の建物躯体10へ
の組付後の状態では、梁34と壁フレーム18とが一部
材化され、これらを合わせた幅方向長さは柱32の幅方
向長さと一致する。
【0017】このように本実施例では、建物躯体10の
梁34の幅方向長さを柱32の幅方向長さの1/2する
と共に外壁12の壁フレーム18の幅方向長さを柱32
の幅方向長さの1/2として、梁34と壁フレーム18
とをボルト22及びウエルドナットにより強固に締結す
ることにより、外壁12の建物躯体10への組付が完了
した状態では、外壁12の壁フレーム18を建物躯体1
0の梁部材(即ち、強度部材)として機能させることが
できる。しかも、組付後の状態においても、外壁12の
壁フレーム18は、外壁12の強度部材として機能させ
ることができる。従って、外壁12の建物躯体10への
組付後の状態では、壁フレーム18を外壁12自体の強
度部材として機能させることができると共に建物躯体1
0の強度部材としても機能させることができるので、各
機能が組付後の状態においても別個独立している構造に
比し、支持部材と梁との一体化を図ることができる。こ
の結果、建物の有効な居住空間を広げることが可能にな
る。建物の居住空間及び敷地内空間の犠牲度合いを低減
することができる。
【0018】また、このように壁フレーム18を梁部材
として用いることにより、梁34の幅方向長さを柱32
の幅方向長さと同一にした場合の構造に比し、骨材の総
重量を低減することができる。
【0019】さらに、壁フレーム18は建物躯体10へ
の組付以前の状態では、外壁12の強度部材として機能
するので、外壁12の運搬時の強度も確保することがで
きる。
【0020】また、外壁12の建物躯体10への組付後
の状態では、外壁12の壁フレーム18が梁34に緊密
に当接した状態でボルト22により強固に締結されてい
るので、外壁パネル14、16が受ける風荷重もしくは
地震荷重を効率良く建物躯体10へ伝達することができ
る。
【0021】なお、本実施例では、二枚の外壁パネル1
4、16を単一の壁フレーム18によって連結している
が、これに限らず、図2に示されるように壁フレーム1
8を複数本に分割してもよい。この構造によれば二枚の
壁材としての外壁パネル40、42は図1の外壁パネル
14、16よりも幅方向長さが短くされており、それに
対応して支持手段としての壁フレーム44、46の長手
方向長さも短くされている。壁フレーム44、46には
、図1の縦フレーム24、26、28と同様構成の縦フ
レーム48、50が直交して配設されている。そして、
隣接する壁フレーム44、46は添接板52を介して溶
接によって強固に接合されて連結されている。また、壁
フレーム44、46の幅方向長さ及び梁34の幅方向長
さは柱32の幅方向長さの1/2とされ、組付後の状態
ではこれらを合わせた幅方向長さが柱32の幅方向長さ
と一致している。この構造においても、前述した実施例
と同様の効果を奏する。
【0022】また、本実施例では、壁フレーム18を梁
34とボルト22により固定しているが、壁フレーム1
8を柱32と固定してもよい。勿論、壁フレーム18を
柱32と梁34の両方に固定してもよい。
【0023】さらに、本実施例では、壁フレーム18(
変形例では、壁フレーム44、46)及び梁34の幅方
向長さは共に柱32の幅方向長さの1/2とされている
が、この比率は建物の大きさ等の設計条件により適宜変
更すればよい。
【0024】また、本実施例では、コ字形断面の壁フレ
ーム18及び梁34を用いているが、これらの互いに対
向する面に凹凸等の嵌合手段若しくはフック等の係止手
段等を設け、ボルト22による締結以前の状態では位置
決めとして、締結後の状態では壁フレーム18と梁34
との一体化を向上させるための手段として用いてもよい
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る壁体の
建物躯体への組付構造は、住宅等の建物完成後の状態に
おいて、居住空間を広く確保することができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁体の建物躯体への組付構造が適
用された外壁及び建物躯体の一部を示す斜視図である。
【図2】図1の外壁の変形例を示す斜視図である。
【図3】従来例に係る壁体の建物躯体への組付構造を屋
根梁の長手方向から見た状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10    建物躯体 12    外壁(壁体) 14    外壁パネル(壁材) 16    外壁パネル(壁材) 18    壁フレーム(支持部材) 32    柱 34    梁 40    外壁パネル(壁材) 42    外壁パネル(壁材) 44    壁フレーム(支持部材) 46    壁フレーム(支持部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  柱と、この柱に組付けられた梁と、を
    備えた建物躯体と、前記梁に沿って配置された支持部材
    と、この支持部材における前記梁との対向面に対して反
    対側の面に固着された壁材と、を備えた壁体と、を有し
    、この壁体を前記建物躯体へ組付ける組付構造であって
    、前記梁の幅方向長さは前記柱の幅方向長さよりも短く
    され、前記支持部材は前記梁に対向した状態で前記梁及
    び前記柱の少なくともいずれかへ組付けられ、前記支持
    部材の組付後の状態では前記梁と前記支持部材との幅方
    向長さが前記柱の幅方向長さと略一致していることを特
    徴とする壁体の建物躯体への組付構造。
JP9687591A 1991-04-26 1991-04-26 壁体の建物躯体への組付構造 Pending JPH04327625A (ja)

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JP9687591A JPH04327625A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 壁体の建物躯体への組付構造

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JP (1) JPH04327625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07286386A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Shoji Matsuzawa 壁パネルおよびパネルの縦枠部材を構成要素とする補強複合 柱を軸組構法に組込んで築造した組立て建物およびその構築 方法。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07286386A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Shoji Matsuzawa 壁パネルおよびパネルの縦枠部材を構成要素とする補強複合 柱を軸組構法に組込んで築造した組立て建物およびその構築 方法。

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