JPH0432695Y2 - - Google Patents

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JPH0432695Y2
JPH0432695Y2 JP1354586U JP1354586U JPH0432695Y2 JP H0432695 Y2 JPH0432695 Y2 JP H0432695Y2 JP 1354586 U JP1354586 U JP 1354586U JP 1354586 U JP1354586 U JP 1354586U JP H0432695 Y2 JPH0432695 Y2 JP H0432695Y2
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JP
Japan
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roller
squeezing roller
pair
squeezing
bearings
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、圧印機構部と絞りローラを一体化し
て取外しを容易にした湿式製版機の絞りローラ機
構に関する。
(考案の背景技術) 第4図は、湿式製版機の一般的な構成の内部の
構造を示した断面図である。
湿式製版機は、印刷機用の平版を形成するため
のものであり、原稿を載置台に載せて蓋体で押さ
えて製版する。湿式製版機は、機能的には、第4
図の下側に示すように、給版部、荷電部、光学露
光部、現像部、定着部とから構成されている。
第4図において、1はロールマスタ、2は第1
給紙ローラ、3はロータリカツタ、4は第2給紙
ローラ、5は荷電器、6は搬送ベルト、7は吸着
フアン、8は光学台、9はインミラーレンズ、1
0は螢光灯、11は露光ランプ、12は現像液噴
射器、13はタンク、14はヒートプレート、1
5はクロスフアン、16は排紙受けである。
給版部では、ロールマスタ1をセツトして、コ
ピーボタンを押すと、ロールマスタ1のマスタペ
ーパが送り出される。このとき、ペーパの長さが
設定値と一致するところで、ロータリカツタ3が
働き、ペーパは所定の長さに切断される。
荷電部では、給紙部から露光部へ送られる途中
に、荷電器5によりマスタペーパの表面に(−)
の均一電荷が帯電される。
光学露光部では、ペーパが搬送ベルト6からな
る露光台上に載置され、定位置に停止する。光学
台8上のハロゲンランプ11が点灯し、原稿に光
をあてながら、光学台8が移動する。光学台8内
のレンズを通じて原稿と等倍の画像を露光台のマ
スタペーパ上に投影することにより、静電潜像が
形成される。このとき、露光台内より吸着フアン
7でマスタペーパを保持している。
現像部では、マスタペーパ上の(−)電荷より
形成されている静電潜像に現像液噴射器12より
噴き出される(+)電荷を帯びたトナーが引き寄
せられトナーによる可視像となる。液体トナーは
ポンプによりタンク13内を還流している。
定着部では、トナーによる可視像を持つたマス
タペーパは、ヒートプレート14の熱でトナーが
ペーパ上に溶融、固定される。ローラにより排紙
受け16に送られる。
前述の現像部で現像された版面上に付着した余
剰トナーを絞りとるため、または、像を安定化す
るために、絞りローラ20,30等とからなる絞
りローラ機構が取付けられている。
(考案が解決しようとする問題点) この絞りローラ20,30は汚れやいので、定
期メンテナンスは一般にユーザの作業としている
が、この作業は複雑で手間がかかるとともに、液
体トナーを使用しているため、絞りローラ20,
30の取外し時に、手や衣服等を汚すという問題
点があつた。
従来の絞りローラ機構では、圧印機構部を解除
した後、絞りローラを外すという構造のものが多
く、この2つの工程を踏まなければ、絞りローラ
を外すことはできなかつた。
本考案の目的は、簡単な操作で絞りローラの取
り外しができる湿式製版機の絞りローラ機構を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための、本考案の構成を実
施例と対応させて示すと次のとおりである。
すなわち本考案による湿式製版機の絞りローラ
機構は、 現像された版面上の余剰トナーを下絞りローラ
20とこれに従動回転する上絞りローラ30によ
り絞りとる湿式製版機の絞りローラ機構であつ
て、 前記下絞りローラに平行で間隔調節可能に支持
される支軸31と、 前記支軸31の両端に設けられている一対の係
止部材(L形レバー32,32)と、 前記上絞りローラ30の軸を受け入れて軸受け
部を形成する一対の軸受(ブツシユ35,35)
と、 前記上絞りローラ30の軸を受け入れた軸受
(ブツシユ35,35)を前記軸と直角方向に移
動可能に受け入れる溝34a,34aをもち前記
支軸20の両端に結合される一対のブラケツト3
4,34と、 前記上絞りローラ30を前記下絞りローラ20
方向に付勢する付勢手段(ばね36,36)とを
含み、 前記上絞りローラ30を前記下絞りローラ20
に押しつけた状態で前記一対の係止部材(L形レ
バー32,32)を下絞りローラ20の軸に係合
させて固定するように構成されている。
(実施例) 以下、図面等を参照して、実施例について本考
案を詳細に説明する。
第1図は、本考案による湿式製版機の絞りロー
ラ機構の実施例を示した斜視図、第2図は、同実
施例機構の組み立て手順を示した斜視図、第3図
は、同実施例機構の部分断面図である。
下絞りローラ20には、ラダーホイール21が
設けられており、案内ローラ22のラダーホイー
ル23とラダーチエン24で接続されている。下
絞りローラ20は、ローラ軸のピン結合部20a
で図示しない本体側の駆動部に接続されている。
ローラ枠25には、下電極板26が取付けられて
おり、その上側にはジエツトスプレー部27が配
置されている。下電極板26に対面して、図示し
ない上電極板が配置されている。このローラ枠2
5は、全体が製版機本体から引出しあるいは引抜
きすることができる。
下絞りローラ20には、上絞りローラ30と圧
印機構部とが一体化されたローラユニツトが着脱
可能に取付けられている。
次に、このローラユニツトついて、第2図、第
3図を参照して説明する。
支軸31の両側には、第2図aに示すように、
ボス32aでL形レバー32がねじ止めされてお
り、さらにブラケツト34がEリング33で取付
けられている。L形レバー32は、L形の鍵部
で、このローラユニツトを下絞りローラ20の軸
に係合させている。ブラケツト34は、円形の一
部に切欠のある孔34aと折曲部34bが形成さ
れている。
下絞りローラ30の両端には、第2図bに示す
ように軸受けを構成するブツシユ35が挿入され
ている。ブツシユ35には、溝35aが形成され
ており、この溝35aをブラケツト34の孔34
aの切欠に挿入することにより、上絞りローラ3
0をブラケツト34に取付けることができる。
ブツシユ35には、ばね受け部35bが形成さ
れており、第2図cに示すように、このばね受け
部35bにばね36を挿入し、さらにばね36の
上側からキヤツプ37が挿入されている。ブラケ
ツト34の折曲部34bの天板には貫通ねじ孔が
設けられており、このねじ孔にねじ39が螺合し
ており、このねじ39の先端はキヤツプ37で受
けられている。このねじ39の長さを調整し必要
な圧を設定した後、ナツト38でねじ39を折曲
部34bに固定する。この部分で圧印機構部を構
成し、上絞りローラ30を下絞りローラ20に圧
印することができる。
このように構成された絞りローラユニツトを、
現像部に取付けられた下絞りローラ20に対向し
て、第1図の白抜きの矢印の方向に挿入して、第
3図に示すように、L形レバー32を下絞りロー
ラ20の軸に係合させれば、ばね36で上絞りロ
ーラ30のブツシユ35を押圧するので、上絞り
ローラ30を下絞りローラ20に圧印することが
できる。
第3図aに示す白抜きの矢印の方向に、絞りロ
ーラユニツトを回転させながら引き抜けば、この
ユニツト全体を一動作で容易に取り外すことがで
きる。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案によれば、
絞りローラが簡単な操作で着脱できるので、定期
メンテナンスや版ジヤム時の作業が容易にできる
ようになつた。また、圧印圧の設定が組付けなく
ても設定できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による湿式製版機の絞りロー
ラ機構の実施例を示した斜視図、第2図は、同実
施例機構の組み立て手順を示した斜視図、第3図
は、同実施例機構の部分断面図である。第4図
は、湿式製版機の一般的な構成の内部の構造を示
した断面図である。 1……ロールマスタ、2……第1給紙ローラ、
3……ロータリカツタ、4……第2給紙ローラ、
5……荷電器、6……搬送ベルト、7……吸着フ
アン、8……光学台、9……インミラーレンズ、
10……螢光灯、11……露光ランプ、12……
現像液噴射器、13……タンク、14……ヒート
プレート、15……クロスフアン、16……排紙
受け、20……下絞りローラ、21……ラダーホ
イール、22……案内ローラ、23……ラダーホ
イール、24……ラダーチエン、25……ローラ
枠、26……下電極板、27……ジエツトスプレ
ー部、30……上絞りローラ、31……支軸、3
2……L形レバー、33……Eリング、34……
ブラケツト、35……ブツシユ、36……ばね、
37……キヤツプ、38……ナツト、39……ね
じ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 現像された版面上の余剰トナーを下絞りローラ
    とこれに従動回転する上絞りローラにより絞りと
    る湿式製版機の絞りローラ機構であつて、 前記下絞りローラに平行で間隔調節可能に支持
    される支軸と、 前記支軸の両端に設けられている一対の係止部
    材と、 前記上絞りローラの軸を受け入れて軸受け部を
    形成する一対の軸受と、 前記上絞りローラの軸を受け入れた前記軸受を
    前記軸と直角方向に移動可能に受け入れる溝をも
    ち前記支軸の両端に設けられている一対の軸受
    と、 前記上絞りローラを前記下絞りローラ方向に付
    勢する付勢手段とを含み、 前記上絞りローラを前記下絞りローラに押しつ
    けた状態で前記一対の係止部材を前記下絞りロー
    ラの軸に係合させて固定するように構成した湿式
    製版機の絞りローラ機構。
JP1354586U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0432695Y2 (ja)

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JP1354586U JPH0432695Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP1354586U JPH0432695Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62125248U JPS62125248U (ja) 1987-08-08
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JP1354586U Expired JPH0432695Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522953Y2 (ja) * 1992-01-17 1997-01-22 岩崎通信機株式会社 製版機の現像液絞り装置

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Publication number Publication date
JPS62125248U (ja) 1987-08-08

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