JPH0432654B2 - - Google Patents

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JPH0432654B2
JPH0432654B2 JP61028764A JP2876486A JPH0432654B2 JP H0432654 B2 JPH0432654 B2 JP H0432654B2 JP 61028764 A JP61028764 A JP 61028764A JP 2876486 A JP2876486 A JP 2876486A JP H0432654 B2 JPH0432654 B2 JP H0432654B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原子スピンモーメントの磁気共鳴を
用いて客体もしくは物体の局部分解検査のための
スピン共鳴データを高速に採取するための方法に
関する。本発明の方法は、排他的にではないが特
に、高速画像形成核スピン共鳴(NMR)断層撮
影に適している。本方法は小さいフリツプ角で実
施することができるので、「高速低角度シヨツト
(fast low angle shot)」方法(略してフラツシ
ユ「FLASH」)と称することができる。
従来技術 空間的に分解される核磁気共鳴の基本的な考え
方、例えば、西独の雑誌である「スペクトラム
デア ビツセンシヤフト(Spektrum der
Wissenschaft)」、1982年6月号、40頁ないし55
頁に掲載のI.L.ピケツト(Pykett)の論文に記述
されている。さらに詳しい解説は1982年ニユーヨ
ーク所在のアカデミツクプレス(Academic
Press)社発行のP.マンスフイールドおよびP.G.
モリス著の「NMR Imaging in Biomedicine」
に見られる。
概略的に説明すると、画像発生NMR方法にお
いては、被検客体もしくは物体は、均質は静(縦
モード)磁場(B0−場)内に置かれる。この場
合、プローブ(試料)の核スピンは、B0−場に
平衡なZ方向に配向され、この方向における磁化
が生ずる。この一定の均質なB0−場は全ての
NMR方法において全実験過程中存在する。この
ことは以下の説明において暗黙の前提としてい
る。客体は次いで、高周波パルス(RFパルス)
で照射され、その結果、古典的に考察して、スピ
ンは、高周波パルスの振幅および持続期間に依存
する角度(これをフリツプ角と称する)だけ、Z
方向から外れる。このスピンは、そこで、所謂ラ
ーモア周波数でZ方向を中心に歳差運動を開始
し、Z方向に垂直な平面(XY平面)における横
方向成分が出力信号として検出される。90゜のフ
リツプ角においてはXY平面における全磁化が反
転する際に、出力信号は最大振幅をとる。180゜の
フリツプ角で、磁化もしくはスピンの方向は反転
する。
NMR方法においては、3つの緩和時間が本質
的な役割を果す。即ち、スピン−格子緩和時間
T1と、スピン−スピン緩和時間と、実効スピン
−スピン緩和時間T2※である。出力信号におけ
る位置情報を符号化し特定の出力信号、特に所謂
グラジエントエコーを発生するために、振幅およ
び持続期間が制御可能である3つの互いに実質的
に垂直関係にある磁場グラジエントが用いられ
る。その他の詳細に関しては既述の文献ならびに
数多の特許文献を参照され度い。以下には、本発
明にとつて有意味な事項について説明する。
核スピン断層撮影技術の開発当初から常に、画
像再生に必要とされるNMRデータを得るのに必
要な時間(採取時間)を減少するための努力が払
われてきている。画像発生NMR方法のさらに重
要な特徴は、空間的分解能(即ち再生可能な画像
の絵素もしくは画素の大きさ)ならびにSN比
(SNR)である。
非常に高速なNMR断層撮影方法は、P.マンス
フイールド他の「J.Magn.Reson.」29,353−373
(1978)に記述されている「エコー プラナ イ
メージング(Echo Planar Imaging)」方法であ
り、この方法によれば唯一の高周波パルスでの励
起後特定の強さの一定のグラジエントおよび交番
するグラジエントの存在下で、FID信号(FID=
自由誘起降下)が検出される。米国特許第
4115730号および米国特許第4165479号にも記載さ
れているこの方法において、空間的分解能が物理
的に限定されており、測定時間を長くしても或る
限界を越えて改良することはできない。またSN
比も望ましくない程大きい。
刺激スピンエコーで動作する別の高速画像発生
NMR方法がヨーロツパ特許願第85115818.8号明
細書に提案されている。
発明の目的 本発明の課題は、実際的な適応に対して測定時
間が十分に短く、空間的分解能が高く、従来達さ
れていない良好なSN比が得られるという利点を
有する二次限または三次限画像表示のためのスピ
ン共鳴データを高速に得る方法を提案することで
ある。
発明の構成 本発明の方法においては、フリツプ角が90度よ
りも本質的に小さい高周波もしくは励起パルスに
より、一定のB0磁場によりXY平面内のZ方向に
配向される磁化もしくはスピンの比較的小さい部
分だけが反転されて、この反転されたスピンはグ
ラジエントの印加によりほぼ完全に、1つまたは
複数のグラジエントエコーの発生に用いられる。
スピンの多くの部分はZ方向に配向されており、
したがつてZ方向の磁化の利用可能な部分が大き
く残つているので、エコーの検出後直ちに新たな
「部分的励起パルス」を作用させて、XY平面に
おけるZ方向に配向されているスピンの小さい一
部分だけを反転することができ、従来のように予
めT1の大きさを増加する期間を設ける必要はな
い。驚くべきことに、短時間でZ方向のスピンの
平衡状態が設定され、したがつて、短かい間隔で
部分的に励起されて均等なグラジエントエコー信
号を発生するのに使用することができる実際上無
限のスピン資源が利用可能である。特定の用途に
おいてどのフリツプ角領域が合目的的であるか
は、或る程度までB0−場の強さ、スピン−格子
緩和時間T1ならびに所望のT1−コントラストに
依存する。75度より小さいフリツプ角が適してい
る。特に、10ないし50度の領域が合目的的である
ことが判つた。例えば、2ないし3テスラTの大
きさのB0−場合、一般に、15ないし30度のフリ
ツプ角が有利である。本発明の方法はまた、小さ
いフリツプ角および小さい高周波エネルギでのグ
ラジエント反転方法と称することもできB0−場
の有らゆる強度範囲で適用可能である。
一般的に述べてフリツプ角を90度よりも小さく
すればするほどしかも相続く高周波パルスの時間
間隔を残留縦方向磁化と該高周波パルスによつて
発生される横方向磁化との間に平衡状態が生ずる
ように小さくする。この平衡状態においては縦方
向磁化が優勢であり、各高周波パルスに対して少
なくともほぼ等しく、検出可能なグラジエントエ
コー信号の発生に充分な量の縦方向磁化が利用可
能となり、相続く信号発生のための高周波パルス
間に緩和時間や縦方向磁化のための再生パルスを
挿入する必要はない。
本発明の好ましい実施態様においては、予め定
められたスピン−格子緩和時間T1、予め定めら
れたスピン−スピン緩和時間T2および予め定め
られた実効スピン−スピン緩和時間T2※を有す
る原子スピン、例えば核スピンを用いて、客体の
或る局部分解検査のためにスピン共鳴データを高
速に得る方法において、 a) 客体の領域をスピンが予め定められた方向
Z方向に配向される均質な磁場B0内に配置し、 b) 客体の領域に対してスピンを予め定められ
た方向から予め定められたフリツプ角だけ回転
させる高周波パルスRFを作用させ、 c) 客体の領域に少なくとも符号化磁場グラジ
エント(G−スライス、G−位相)を作用さ
せ、 d) 高周波パルスRFの終末後少なくとも1回、 aa) 予め定められた極性を有する少なくと
も1つの読取りグラジエント(G−読取り)
を予め定められた作用期間中客体の領域に作
用させ、 bb) グラジエントエコー信号を発生するた
めに各読取りグラジエントの極性を切換し、 cc) 各切換された読取りグラジエントを所望
の読取り期間中維持し、 dd) 前記切換により発生されるグラジエン
トエコー信号を検出し、 e) 各読取りグラジエントを遮断し、そして f) 読取りグラジエントの遮断後予め定められ
た時間で前記方法段階b)ないしe)を繰返え
す段階を含み、 本質的に互いに垂直である最大3つの磁場グ
ラジエントを用いる方法を対象とする。
本発明によれば、 g) 高周波パルスRFのフリツプ角を75度より
小さくし、 h) 総ての符号化グラジエント(G−スライ
ス、G−位相)をグラジエントエコー信号の検
出(方法段階dd)の開始前に遮断し、そして、 i) 読取りグラジエントの遮断(方法段階e)
とそれに続く高周波パルスRFの印加との間の
時間間隔をスピン−格子緩和時間よりも相当に
小さくすることが提案される。
信号検出は、読取り期間に比較して短かい複数
のプローブを発生しつつグラジエントエコー信号
を標本化もしくはサンプリングすることにより行
なわれる。
方法段階i)までの時間間隔は、長くても20ミ
リ秒(ms)とするのが有利であり、さらに好ま
しくは長くとも10msとすべきである。
90゜よりも小さいフリツプ角の使用ならびに磁
場グラジエント(読取りグラジエント)の反転に
よるグラジエントエコーの発生自体ならびにそれ
と関連する他の事項は既に久しく知られている。
90゜より小さいフリツプ角は、例えば、1958年
のH.Yカー(Carr)の研究(Phys.Rev.112,
1693−1701,1958)に基ずく謂ゆるSFP(定常状
態自由歳差運動)方法で用いられている(W.S.
HinshawのJ.Appl,Phys47,No.8,1967年8月
号参照)。このSFP方法においては、プローブは、
間隔がスピン−格子緩和時間と比較して小さく、
スピン−スピン緩和時間と比較して小さい高周波
パルス列で照射される。高周波パルス間で平衡状
態に設定される信号はプローブの唯一の空間点に
関する情報しか発生しない。したがつてこの方法
の実施には、非常に大きな時間が必要とされる。
と言うのは、適当な分解能の画像を得るのに、時
間単位の採取時間が必要とされるからである。
エコープラナ撮像方法(LC方法)においても
90゜より小さいフリツプ角を有する高周波励起コ
イルを使用することができる。しかしながら、こ
の場合には、交番するグラジエントGyならびに
一定のグラジエントGzを、高周波パルスの終末
後、データ採取もしくは記録の終りまで維持しな
ければならない。この方法における画像発生は、
次の点で他の画像発生方法と本質的に異なる。即
ち、周期的に立下りかつ立上るFID信号のフーリ
エ変換により客体の離散的な透射プロフイールが
発生される点である。一定のグラジエントGz
読取りグラジエントとして働く。離散的な透射プ
ロフイールを破壊しないようにするためには、上
記一定のグラジエントGzを交番グラジエントの
強度と比較して小さくしなければならない。その
結果その方法で達成可能な空間分解能は制限され
てしまう。これとは対照的に本発明の方法によれ
ば、総てのグラジエントは同じ大きさを有するこ
とができる。
グラジエントエコーを用いての層画像の再生用
のデータの発生は、エーデルシユタイン他の論文
(Phys.Med.Biol,25,751−756,1980)および
PCT特許願公報WO81−02788およびWO81−
03789から公知である。この謂ゆるスピンワーブ
方法(SRまたはRFID方法としても知られてい
る)においては、90゜−高周波パルスならびに同
時に作用せしめられる層グラジエントによつてプ
ローブの1つの層を励起し、次いで1回または複
数回読取りグラジエントを印加もしくは切換する
ことにより1つまたは複数のエコー信号を発生す
る、このエコー信号は現在では、グラジエントエ
コーと称されている。次の高周波パルスの印加前
にシステム回復期間を設けねばならない。この期
間は、T1と比較して長くしなければならず、1
秒台にも達する。この方法は、高速にデータ記録
もしくは採取が必要とされる事例には使用不可能
である。
本発明の方法においては、比較的短かい時間に
亘る全もしくは総合実験で少なくとも1つの
NMR断層像を演算処理するのに必要な完全なデ
ータ集合が発生される。それぞれ、90度よりも相
当に小さい例えば75度あるいは50度あるいは25度
さらには15度または5度より小さい1つのフリツ
プ角を有する高周波パルス、1つの位相符号化グ
ラジエントパルスおよび/または少なくとも1つ
の交番読取りグラジエントおよび少なくとも1つ
の交番読取りグラジエントによつて発生されるエ
コー信号(グラジエントエコー)を含む一連の分
割もしくは部分実験から1つの全もしくは総合実
験が構成される。総てのグラジエント場は、励起
高周波パルスの終末とデータ捕捉開始との間で遮
断(ターンオフ)され、また読取りグラジエント
の場合にはその極性を切換される。部分もしくは
分割実験はグラジエントエコー信号のデータの記
録の終了後(即ち)約10ないし20ms後;続けて
行なうことができる。このようにして、スピン−
格子緩和時間T1(約0.5ないし2.0秒)台の待ち時
間(繰返えし時間)は完全に無くなる。
本発明による方法の主たる利点は次の通りであ
る。
(1) 各分割実験毎に90゜より相当小さいフリツプ
角を有する唯一の高周波パルスしか用いられな
いので、高周波パルス電力は非常に小さい。
(2) グラジエントエコー信号に寄与する磁化の飽
和は、分割パルスを使用することにより回避す
ることができしたがつて、実験で消費された磁
化成分のT1−緩和時間により常に平衡磁化
(定常状態)の大きな成分が得られるので、特
に良好なSN比が実現できる。
(3) 上記(2)で述べた動的平衡状態により制限され
ない連続的な画像発生に適する。
(4) したがつて、NMR断層像の時間的および空
間的分解能に完全に任意的な妥協を採用するこ
とが可能である。
(5) 所定のフリツプ角において、各T1値には他
の振幅を有する平衡状態が対応するので、発生
するNMR断層データはT1情報を含んでいる。
フリツプ角を総合実験毎に変えることによ
り、異なつたT1重み付けが達成される。
(6) 本発明の方法においては、高周波パルス毎に
唯一つのグラジエントエコーが発生されデータ
として捕捉されるので発生される投射画像の信
号強度は一様に強く、したがつて、再生画像の
分解能、特に位相符号化グラジエントの方向に
おける分解能も同等に高くなる。
(7) 層画像は多重に発生され(動起する必要はな
く)そして順次発生される層画像を互いに重畳
することにより、運動因子を大きく回避するこ
とができる。したがつて、例えば、心臓の明瞭
な環状動脈断層画像或いは腹部の断層像を発生
することができる。同じことが3D画像にも当
嵌る。と言うのは、運動因子は平均化により抑
圧されるからである。
(8) 時間/空間分解能の選択が自由である。例え
ば 約1秒で64×128絵素 約2秒で128×128絵素 約3.5秒で128×256絵素 約4秒で256×128絵素、および 約6秒で256×256絵素 この場合、これらの測定時間も、グラジエン
ト系を最適化することによりさらに約20ないし
40%減少することができる。
(9) 同じ測定時間でコントラストを変えることに
より秒領域でのNMR断層像の発生が可能にな
る。これは次のようにして実現することができ
る。
T1−コントラスト与件に対する高周波パル
スのフリツプ角の変化。
T2※コントラスト与件に対するグラジエン
トエコーの読取り時間の変化。
T2※−コントラスト与件に対する同じ位相
符号化で励起毎に多数のグラジエントエコーを
発生する。T1および/またはT2※を制御する
ために例えばNMRコントラスト剤、水電解液
のような適当な物質を使用する。1つの総合実
験の1つの時点または二、三の時点で分割もし
くは部分実験間において作用する付加的な高周
波パルス(例えば90゜、180゜、CHESS等々)を
使用する。
(10) 生体組織、特に人体に対し時間的に逐次像発
生検査(フイルム)が、秒台のNMR断層撮影
で可能になる。即ち、次のようなデータが得ら
れる。
異なつた(例えば)直接隣接する層から(例
えば第6図に示すようにして)時間的に直接相
続くNMR断層画像シーケンスのためのデータ
採取、 (例えば)第5図に示すように、1つの層か
ら時間的に直接相続くNMR断層画像シーケン
スのためのデータ採取、 上に述べたデータ採取と関連して同時にT1
および/またはT2※を制御するための例えば
NMRコントラスト剤、水あるいは電解液のよ
うな適当な物質の使用が可能である。
(11) 生体組織、特に人体における時間的に周期的
なプロセスの画像発生検査用のデータをNMR
断層法(追つて第5図および第6図を参照して
説明する)を用いて得ることができる。但しそ
の場合次の様な技術が用いられる。即ち、 トリガパルスの出現で同じ位相符号化を用い
一例の分割もしくは部分実験を開始し、次のト
リガパルスの出現で異なつた位相符号化で同様
の一連の測定シーケンスを繰返えすと言うトリ
ガ技術の採用。
トリガパルス毎に変化する位相符号化で新し
い分割もしくは部分実験シーケンスがトリガパ
ルスにより回避されるまで、部分もしくは分割
実験を実施すると言うゲート方法の使用。
上述の型の総合実験によれば、部分もしくは
分割実験の期間に対応する画像の時間間隔で画
像シーケンスが得られる。
(12) 分光技術、特に時分割実験での空間的に局限
された分光NMR方法を用いての生体組織、特
に人体に対する高速な画像発生検査の組合せが
可能であること、 (13) 第7図及び第8図を参照し後述するように、
生体組織の3次元表示のためのデータを得るこ
とができること。この場合、従来の3次元
NMR方法を陵駕する主たる利点は、測定時間
が極めて短縮されること、例えば128×128×
128絵素の画像記録の場合4分である。シーケ
ンスの単位時間当りの良好なSN比により、特
に薄い層(1MMもしくはそれ以下)の発生が
可能である。画像のコントラストは、上述の項
(9)で述べたところに従がつて変えることができ
る。特に、次のようなデータ採取が可能であ
る。
任意の配向の画像再生を可能にする等方性3
次元データ採取(第7図参照)。
上述の型の化学選択的画像発生(第8図参
照)。
多数のグラジエントエコー(第4図参照)を
用いて上述の型の多重エコー三次元像の発生。
結像される体積もしくは大きさを制限するため
に1つおよび、または2つの位相符号化方向に
おける層選択パルスの使用による部分画像発生
またはズーム三次元画像発生。
最も薄い層での小さいプローブの顕微鏡台の
三次元画像発生。
(14) 表面コイルと組合せての生体組織の画像発生
検査が可能であること。特に、そのためには、
均等な送信コイルおよび受信用の表面コイルを
使用すること。以下に述べる全ての方法におい
て送信および受信のために1つの表面コイルを
使用すること。
(15) 秒台でNMR断層法を用いて流動プロセスお
よび血管の画像発生検査のためのデータ採取が
可能であること。特に、層平面に対して垂直な
血管を、フリツプ角を変え且つ/またはグラジ
エントエコーの読取り時間を変えて上述の項(9)
で述べた方法により表示することができる。
血管の三次元再生の目的で、1−3T1の時間間
隔で多層撮影が可能であること。
当業者および医療関係者には、ここには詳細に
述べる余地のない他の多数の用途を想到すること
ができよう。
ここで、所謂「エコープラナー撮像」方法に
は、上記の項(2)、(3)および(4)で述べた本発明の利
点は得られない。しかしながら、磁場グラジエン
トの迅速な切換(即ちT2※に比較して迅速であ
る)という前提条件が満されれば、本発明の方法
において上記「エコープラナー撮像」方法も、部
分もしくは分割実験の1つとして組込むことがで
きる。また上述のヨーロツパ特許願第85115818号
明細書に開示されている方法には、上記の(2)の項
で述べた本発明の利点は達成されない。
実施例 以下添付図面を参照し本発明の特に好ましい実
施例について説明する。
図面のダイヤグラムには、理想化した簡略な表
示で、高周波パルスRF、グラジエント場(層グ
ラジエント:「G−スライス」、位相符号化グラジ
エント:「G−位層」および読出しグラジエン
ト:「G−読出し」)ならびに関連の測定信号、即
ち断層撮像シーケンスからのグラジエントエコー
(「信号」もしくは「シグナル」)が示されている。
これら波形図において、繰返し数は、破線ブロツ
クで示した分割もしくは部分実験および/または
総合実験の繰返し数によつて示されている。なお
位相符号化グラジエントの表示から、グラジエン
トパルスの振幅は分割実験毎に変化するものと理
解され度い。したがつて、分割実験の数は、位相
符号化グラジエントの異なつた振幅の数に対応す
る。矩形で示した包絡曲線を有する高周波パルス
は、対応の包絡曲線を有する非選択高周波パルス
を表す。また、ガウス分布形状の包絡線を有する
高周波パルスは、周波数選択性(即ち、CHESS
=「化学シフト」−選択性)高周波パルスまたは或
るグラジエントが存在する場合選択可能な包絡曲
線を有する層選択高周波パルスを表わす。
本発明による方法は、公知のスピン共鳴装置特
にNMR装置を用いて実施することができる。但
し、グラジエント磁場および励起高周波パルスを
発生する制御装置は、本発明の方法の一実施例に
対応する機能または本発明の方法の複数の実施例
のうちの選択的に1つの実施例に対応する機能を
実施できるように変更される。
第13図に略示してあるように、慣用のNMR
装置は、測定ヘツド10、電源部12および制御
装置14を備えている。この装置の測定ヘツド1
0は、慣用の装置の場合のように、一定で均等な
(「縦」)B0−場を発生するための磁石16ならび
に実質的に互いに垂直関係にある3つのほぼ線形
のグラジエント磁場(それらのうち通常1つのグ
ラジエント磁場はB0−場に対して平行で他の2
つのグラジエント磁場はB0−場に対して垂直で
ある)を発生するためのコイルユニツトおよび高
周波パルスが供給されるコイル装置24を備えて
いる。電源部は、B0−磁石のための給電装置2
4と、グラジエントコイル18,20および22
のための給電装置28と、HF−コイル24のた
めの高周波パルスを発生する高周波発生器30と
を備えている。制御装置14は、各グラジエント
コイルに供給される電流の持続期間および振幅な
らびに高周波および包絡曲線を制御する。HF−
コイル24は、一般にプローブ(試料)から放射
される信号の受信にも用いられる。B0−磁石1
6は超伝導コイルを有し、低温保持装置を具備す
ることができる。この種の装置は公知であり市販
品として入手可能であるので、これ以上詳細な説
明は不用であろう。なおここで用いられる術語
「高周波パルス」には、短かくて高い周波数を有
する場合に非選択性パルスと称する任意の包絡曲
線を有する予め定められた周波数の振動列を含む
ばかりでなく、さらに周波数変調高周波振動列な
らびに同じまたは異なつた周波数を有することが
でき全体として予め定められたフリツプ角を発生
する互いに離間した比較的短い高周波振動列のシ
ーケンスをも含むものであると理解され度い。ま
た、周波数選択性パルスもしくは周波数選択パル
スとは、層選択パルスまたは共鳴線選択
(CHESS=「化学シフト」−選択)パルスである。
本発明の方法においては、信号もしくはシグナ
ル発生のための励起は、基本的に、慣用の90゜の
フリツプ角の端数値に対応するフリツプ角を有す
る高周波パルスを用いて行われる。それに直ぐ続
いて分割実験が逐次行われ、スピン−格子緩和時
間T1程度の通常必要とされる待ち時間は必要と
されない。分割もしくは部分実験の長さは、最大
約3T2※に過ぎない。総合実験の長さは、最大僅
か3nT2※に対応するに過ぎない。但しnは分割
実験の数である。
第1図には、層選択を用いない透過像を発生す
る目的でNMRデータを得るための本発明の一実
施例における高周波パルスRF、信号もしくはシ
グナル(グラジエントエコー)およびグラジエン
ト場の時間的経過ならびに逐次的な順序もしくは
シーケンスが示されている。図示の分割実験は遅
延を伴うことなく、位相符号化されたグラジエン
トのn個の異なつた振幅でn回繰返される。即
ち、読取りグラジエント「G−読取り」の遮断直
後次の分割実験を開始する高周波パルスRFが発
生される。非選択性HFパルスRFのフリツプ角
は、90゜の端数値であり、例えば10゜ないし50゜の領
域内にある。読取りグラジエントは、グラジエン
トエコー信号を発生するために交番される。
グラジエントパルス「G−位相」は、HFパル
スRFの終末の立上り、データ記録前、即ちグラ
ジエントエコーシグナルの走査の開始前に終末す
る。読取りグラジエント「G−読取り」は、高周
波もしくはHFパルスRFの終末後励起され、デー
タ記録前にグラジエントエコーシグナルを発生す
るために極性を切換され、然る後データ記録中一
定に維持される。
データ記録に当つては、複数(例えば128また
は256個)の短い信号プローブを例えば20マイク
ロ秒の間隔で発生してグラジエントエコーシグナ
ルを標本化する(サンプリング)。得られた信号
プローブを復調して対応の仕方でコンピユータに
よる画像再生に用いられる。
データ記録の終了および点線矩形ブロツクで示
した分割実験の読取りグラジエントパルス「G−
読取り」の遮断後直ちに、即ち最小の時間間隔で
(即ち本質的にT、およびT2※よりも小さくする
ことができる時間間隔で読取りグラジエントの遮
断、次続の高周波もしくはHFパルスRFの発生な
らびにそれによる次続の分割実験を開始すること
ができる。このことは他の追つて説明する実施例
の場合にも当嵌る。緩和時間は必要とされない。
なぜならば、フリツプ角が小さいために、Z−ま
たはB0−方向に配向されている十分なスピンが、
次続のHFパルスにより励起に対して利用可能で
あるからである。
全ての実験において、データ記録は、数回の
「ブランク(空き)」分割実験後に開始するのが合
目的的であり得る。例えば、データ記録前に、5
回ないし50回のブランク分割実験を行うことがで
きよう。このようにすれば各フリツプ角に対応す
るZ−磁化の平衡状態を設定し、グラジエントエ
コーの均等は情報内容を確保することができるか
らである。常に実質的に同じ磁化成分が読出され
るように小さい値から立上る励起コイルフリツプ
角を有する分割実験から総合実験が構成される場
合には、ブランク分割実験は省略することができ
る。
第2図は、層選択を伴うことなく共鳴線選択
(CHESS)透過像を発生するためにNMRデータ
を得るための本発明の方法の一実施例における高
周波パルスRF、測定信号およびグラジエント場
の時間的変化を示す図である。
第3図は、断層像を発生するためにNMRデー
タを得るための本発明の方法の一実施例における
高周波パルス、測定信号およびグラジエント場の
時間的変化を示す。この目的で、周波数選択性高
周波パルスRFは、層グラジエント「G−スライ
ス」と公知の仕方で合成される。
本発明による方法にこの層選択変形実施例にお
いては、高周波パルスの開始前に層グラジエント
G−スライスがオンにされ、高周波パルスの終末
後に再集束のために切換えられ、次いでデータ記
録の開始前にオフに切換えられる。他の点は、第
1図と関連して述べた実施例の場合と同じであ
る。
第4図は、SN比および/またはコントラスト
がm個のエコー信号を用いることにより改善され
た層断層画像を発生するためにNMRデータを得
るための本発明の方法の実施例における高周波パ
ルス、測定信号およびグラジエント場の時間的変
化を示す。この目的で、読取りグラジエントは、
各高周波パルス後にm回交番される。それぞれm
個の関連のエコーからなるデータは互いに重畳も
しくは平均化される。
第5図は、同じ層のk個の断層画像のためのデ
ータが直接逐次的に発生される本発明の方法の実
施例における高周波パルス、測定信号およびグラ
ジエント場の時間的変化を示す。この目的で、n
回の分割実験からなる総合実験をk回繰返し、そ
の場合相続く分割実験または総合実験間に緩和期
間或いは繰返し期間を介在させない。この方法
は、画像を発生する核磁気共鳴で実現される。と
言うのは、信号強度における損失を伴わずに、然
も時間的制限を受けずに連続した画像発生が可能
であるからである。したがつて、動的プロセスの
検査には特に有利である。分割もしくは部分実験
の期間は、例えば、僅か約15msに過ぎない。
第6図は、k個の断層画像のためのデータが異
なつた層から直接的に逐次得られる本発明方法の
実施例における高周波パルス、測定信号およびグ
ラジエント場の時間的変化を示す。この実施例に
おいては、全ての分割実験の高周波パルスの搬送
周波数は、総合実験毎に変えられる。この実験
は、第5図に示した方法と結合することができ
る。
第7図は、三次元断層画像のためのデータを得
るための本方法の実施例における高周波パルス、
測定信号およびグラジエント場の時間的変化を示
す。この実施例においては、非選択性高周波パル
スが用いられ、層グラジエントの代りにk個の異
なつた振幅を有する第2の位相符号化グラジエン
トが用いられる。2つの位相グラジエントG−位
相1およびG−位相2は、高周波パルスの終末の
ターンオフされ、そしてデータ記録の開始前、即
ち読取りグラジエント「G−読取り」の切換前に
ターンオフされる。総合実験はこの場合、n×k
個の分割実験から成る。この方法は特に有利であ
る。と言うのは三次元異方性(k≠n)または等
方性(k=n)の被検体の空間的表示が、二次元
の断層画像のための慣用のスピン−エコー断層撮
影法で必要とされる測定時間内で行うことができ
るからである。この方法は、極めて薄い層の表示
に利用することができる。
第8図は、第7図の場合と同様に三次元の周波
数選択性(CHESS)断層画像のためのデータを
得る本発明の実施例における高周波パルス、測定
信号およびグラジエント場の時間的変化を示す。
この実施例においては、分割実験の非選択性高周
波パルスの代りに周波数選択パルスが用いられ
る。
第9図は、投射−再生方法による断層画像のた
めのデータを得るための本発明の方法の実施例に
おける高周波パルス、測定信号およびグラジエン
ト場の時間的変化を示す。この実施例において
は、位相符号化グラジエントの代りに第2の読取
りグラジエントが用いられる。この第2の読取り
グラジエントは、第1の読取りグラジエントと同
期して開閉される。2つの読取りグラジエントの
振幅は、矢印の方向で示した分割実験毎に変化す
る。これら振幅は、合成読取りグラジエントに合
成される。該合成読取りグラジエントの層平面に
おける配向は、分割実験毎に回転する。また、第
1図ないし第8図に示した実施例は相応の仕方
で、(位相符号化されたグラジエントを用いる)
フーリエ方法から(周波数符号化だけを用いる)
投射再生方法に変換することができる。
次に、本発明方法の実際的な例について説明す
る。NMR装置としては、(西独の)カールスル
ーエ(Karlsruhe)所在のブルツカ(Bruker)社
から市販品として入手可能なNMR断層写真/分
光装置を用いた。この装置は、磁場の強度が10M
Hzのプロトン共鳴周波数に対応する磁場の強度
2.3テスラ(T)と40センチメートルの直径の孔
を有するB0−磁石を備えている。
実施例 1 高速三次元画像撮影 (第7図または第8図に類似の)第10図のパ
ルスシーケンス区 間 備 考 0 HFパルスの投入。このパルスは、矩形
の包絡曲線(第7図)を有する非選択パ
ルスまたは任意の包絡曲線、好ましくは
ガウス分布形状の包絡曲線(第8図)を
有する選択性パルスとすることができ
る。高周波送信器の送信出力は、高周波
パルスが約30度のフリツプ角を発生する
ように選択される。非選択性のパルスの
長さは、20cm直径の共鳴装置および約
5kWの送出力を用いた場合には15マイ
クロ秒である。この選択性パルスの長さ
は6ミリ秒である。パルスの位相位置は
一定に留まる。高周波周波数は水素プロ
トンの共鳴周波数(2.3テスラで100M
Hz)に設定される。
1 区間3および4で投入される読取りグラ
ジエントの予備処理のための読取りグラ
ジエントの投入。振幅=−5.5mT/m位
相グラジエント2の投入。
2 読取りグラジエントはオン(投入)状態
に留まる。位相グラジエント2は遮断も
しくはオフにされる。
3 読取りグラジエントの切換。振幅=+
4.5mT/m。
4 読取りグラジエントはオン状態に留ま
る。
5 読取りグラジエントの遮断もしくはター
ンオフ。データ収集が行われないこの第
1番目の予備処理区間の終了後に、新た
に区間0でプログラムが開始される。
予備処理シーケンス0ないしは5をm回(m=
8)実施する。それにより、スピン系は一定の平
衡状態に達する。さらに、この予備処理シーケン
スで、ここで使用されているNMR装置の場合技
術的理由から必要とされる磁場グラジエントのコ
イル系の「予備処理」オン/オブ動作が実施され
る。
6 高周波パルスの投入。このパルスは、周
波数、振幅、長さおよび形状に関して、
区間「0」における高周波パルスと同じ
特性を有する。
7 位相グラジエント1の投入。区間9およ
び10で投入される読取りグラジエントの
予備処理のための読取りグラジエントの
投入。振幅=−5.5mT/m。位相グラジ
エント2の投入もしくはオン。
8 位相グラジエント1および2の遮断もし
くはオフ。読取りグラジエントはオン状
態に留まる。
9 読取りグラジエントを振幅+4.5mT/m
に切換。
10 読取りグラジエントはオン状態に残す。
読取りグラジエントの切換により発生さ
れるグラジエントエコー信号の標本化お
よび25KHzのスペクトル幅を有するプロ
ーブの直角位相検出によるそれぞれ128
個の「実」および「仮想」データの記録
(標本化周期は20KHzの標本化レートに
対応し20マイクロ秒である)。
11 読取りグラジエントの遮断・データ記録
の終了。
6aないし11a:シーケンス6ないし11の(n−
1)回の繰返し。−5.0ないし
+5.0mT/mのn個の異なつ
た振幅(この場合n=128)
で合計128回シーケンス6な
いし11を繰返し実施する。位
相グラジエント2はシーケン
ス6ないし11のn回の実施で
同じ振幅を有している。
12 n個のデータ集合の記憶。このプロセス
は、使用されている装置において技術的
に条件付けられる。ここで用いられてい
る装置においては、コンピユータの利用
可能な主メモリは128Kに制限されてい
るので、このプロセスは約150ミリ秒続
く。中断においては、区間0ないし5で
設定される平衡状態の新たな設定が要求
される。このシーケンスは「0」に跳躍
して戻る。
最適化された装置においては、記録されたデー
タは直接事後処理される。この場合には、区間12
は省略され、したがつてシーケンスは区間6に戻
る。
12a 全シーケンス「0」ないし「12」の
(k−1)回の繰返し。シーケンス「0」
ないし「12」は−5.0ないし+5.0mT/
mの位相グラジエント2のk個の異なつ
た振幅で合計k回(128回)実施する。
最適化された装置においては、全シーケンス
は、合計n×k×(区間6−11の期間)=221秒の
期間を有する。この実施例においては、この期間
は、(n+m)×(区間6−11)+(区間12)×k=
254秒である。二次元の個々の画像の層厚は1mm
であり、画像分解能(絵素の大きさ)は1mm×1
mmである。
実施例 2 m個の層からなる周期的運動を表示するために
一連の高速断層像からなるフイルムの撮影 第11図に従うパルスシーケンス(第6図に類
似) 区 間 備 考 0/1 トリガパルスの待ちループ。トリガ
パルスの受信後区間2でシーケンスは始
まる。
2 層グラジエントのターンオン。振幅=+
5.0mT/m。高周波周波数は、所望の層
における所望の核例えば水素プロトンの
共鳴周波数に設定する。
3 ガウス分布形状の包絡曲線を有する周波
数選択性高周波パルスを投入。この高周
波パルスは、約30度のフリツプ角を有す
る。パルスの周波数スペクトルの半値幅
は約90Hzである。パルスの位相位置は、
全実験中一定である。
4 層グラジエントの切換。振幅=−
5.0mT/m。区間6および7における読
取りグラジエントの予備処理として読取
りグラジエントのターンオン。振幅=−
5.5mT/m。位相グラジエントの投入も
しくはターンオン。このプロセスはシー
ケンス2ないし9のn回の実行で同じ振
幅で繰返される(この実施例ではn=
32)。シーケンス0ないし9のk回の繰
返しで、−5.0mT/mないし+5.0mT/
mのk個の異なつた振幅(この実施例で
はk=128)で位相グラジエントを128回
発生する。
5 層グラジエントの遮断もしくはターンオ
フ。位相グラジエントのターンオフ。読
取りグラジエントはオン状態に留まる。
6 読取りグラジエントの切換。振幅=+
4.5mT/m。
7 読取りグラジエントはオン状態に留ま
る。エコー信号の標本化および25kHzの
スペクトル幅で得られたプロープの直角
位相検出によるそれぞれ128個の「実」
データ点および「仮想」データ点の記録
(標本化期間=20マイクロ秒)。
8 読取りグラジエントの遮断もしくはター
ンオフ、データ記録の終了。
シーケンスはn回区間2に跳躍し戻る。区間2
においては、シーケンス2ないし9の逐次的な実
行で、m個の異なつた層に対応するm個の異なつ
た高周波周波数が設定される。区間4における位
相グラジエントのターンオンは、同じ振幅でシー
ケンス2ないし9のn回の実行で繰返される(こ
の実施例ではn=32)。全シーケンス0ないし9
のk回の繰返しで、−5.0mT/mないし+
5.0mT/mのk個の異なつた振幅を有する位相グ
ラジエントを設定する。
9 n個のデータ集合の記憶。このプロセス
は使用されている装置において技術的制
約を受ける。と言うのは、ここで用いて
いるコンピユータの主メモリに制限があ
り、150ミリ秒のアクセス時間を必要と
するからである。シーケンスは次いで、
新しいトリガパルスのための待ちループ
の区間0に跳躍し戻る。このプロセスは
m回実施される。
上のシーケンスで、トリガパルス後時間的間隔
を置くことなく直ちに、n(この実施例では例え
ばn=32)の高速断層像(k=128に対応し128×
128の画素)の記録もしくは撮影が可能である。
第1番目の画像は、トリガパルス後7ミリ秒後に
発生し、そしてそれに続く各画像は第1番目の画
像に対し17.2ミリ秒の間隔にある。
ゲート実験(Gating−Experimente)の場合
には、総合もしくは全体実験は待ちループ0/1な
しで行われる。区間0のトリガパルスは、この場
合、k個の異なつた振幅を有する位相グラジエン
トをオンし続けるのに用いられる。人体に対する
検査ではこのシーケンスは、特に心臓のEKGで
トリガ(またはゲートされる)画像発生に特に適
している。n=50で、約850ミリ秒内で、全心臓
サイクルを標本化することができ、例えば128ま
たは256のこのような標本から、1つの層に対し
50の画像或いはm個の層に対し50/m個の画像を
コンピユータにより再生もしくは再構成すること
ができる。
実施例 3 l個の層から実時間で運動、機能および像を観
察するために一連の高速断層撮影から1枚のフ
イルムに対するデータの記録 第12図に従うパルスシーケンス区 間 備考 0 層グラジエントのターンオフ。振幅=+
5.0mT/m。所望の観察層に対する高周
波周波数の設定。この周波数は、l個の
異なつた観察層を得るために、シーケン
スのk回の実施において任意に変えるこ
とができる(単一層フイルムではl=
1、多層フイルムではl=k)。
1 層グラジエントはオン状態に留まる。ガ
ウス分布形状の包絡曲線を有する周波数
選択性高周波パルスを投入もしくはオン
にする。この高周波パルスは、約30度の
フリツプ角を有する。パルスの周波数ス
ペクトルの半値幅は約900Hzである。パ
ルスの位相位置は、全実験中一定であ
る。
2 高周波パルスの遮断もしくはオフ。高周
波パルスを、例えば、水素プロトンの共
鳴周波数とすることができる観察周波数
に設定。層グラジエントの切換。振幅=
−5.0mT/m。区間4,5における読取
りグラジエントの予備処理のための読取
りグラジエントのターンオン。振幅=−
5.5mT/m。
3 層グラジエントのターンオフ。読取りグ
ラジエントはオン状態に留める。
4 読取りグラジエントの切換。振幅=+
4.5mT/m。
5 読取りグラジエントはオン状態に留め
る。
6 読取りグラジエントの遮断もしくはオ
フ。
7 層グラジエントのオン。振幅=5.0mT/
m。高周波周波数を所望の観察層に設定
する。この周波数は、l個の異なつた観
察層を得るために、k回のシーケンスの
実行において任意に変えることができる
(区間0参照)。
プログラムは区間1でm回新たに始まる。シー
ケンス1ない7はm回(m=32)実行される。こ
れにより、スピン系は一定の平衡状態に達し、こ
こで用いられている装置において技術上の理由か
ら必要とされる磁場グラジエントのコイル装置の
ための「予備」切換が行われる。
8 層グラジエントはオン状態に留める。ガ
ウス分布形状の包絡曲線を有する周波数
選択性高周波パルスのターンオン。この
高周波パルスは30度のフリツプ角を有す
る。パルスの周波数スペクトルの半値幅
は約900Hzである。パルスの位相位置は、
全実験中一定である。
9 高周波パルスの遮断もしくはオフ。高周
波パルスを、例えば、水素プロトンの周
波数とすることができる観察周波数に設
定する。層グラジエントの切換。振幅=
−5.0mT/m。区間11および12における
読取りグラジエントの予備処理のための
読取りグラジエントのターンオン。振幅
=−5.5mT/m。位相グラジエントのタ
ーンオン。このプロセスは、−5.0の
mT/mないし+5.0mT/mのn個の異
なつた振幅(この例ではn=128)でシ
ーケンス7ないし13が繰返し、合計128
回実行される。
10 層グラジエントの遮断。位相グラジエン
トの遮断。読取りグラジエントはオン状
態に留める。
11 読取りグラジエントの切換。振幅=+
4.5mT/m。
12 読取りグラジエントはオン状態に留め
る。25kHzのスペクトル幅を用いて(標
本化周期=20マイクロ秒)直角位相検出
でそれぞれ128個の「実」および「仮想」
データの記録。
13 読取りグラジエントの遮断もしくはオ
フ。データ記録の終了。
14 層グラジエントのターンオン。振幅=
5.0mT/m。高周波周波数を所望の観察
層に設定。この高周波周波数は、シーケ
ンスのk回の実行に当つて区間0に対応
し変えられる。
シーケンスはn回区間8に戻る。
15 n個のデータ集合の記憶。
方法段階および区間15は約150ミリ秒を必要と
し用いられる装置に依存する。と言うのは、コン
ピユータの主メモリに限界があるからである。中
断に際しては、区間1ないし7で設定される平衡
状態の新しい設定が要求される。シーケンスはし
たがつて、n個の画像を記録するためにn回区間
0に跳躍し戻る。最適化された装置においては、
記録されたデータは直接事後処理される。その場
合には、区間もしくはステツプ15は省略され、
したがつてシーケンスは直ちに区間8から行うこ
とができる。
第18〜23図は、人間の手の一連の撮影から
選択された画像を示す。該画像は、実施例1およ
び第10図に示した高速三次元画像記録方法に従
つて得られたデータから再生されたものである。
全測定時間は4秒であり、空間的分解能は、1mm
×1mm×1mmに対応128×128×128画素である。
図には、腱の領域(画像番号8ないし11)、筋肉
および関節(画像番号14ないし17)ならびに中手
骨(画像番号23ないし26)の領域における水平断
層像が示してある。
第24図は、実施例3および第12図に示した
方法により測定した一連のNMR断層像を示す。
即ち、具体的には、1.3秒の時間間隔での撹拌後
における水鉢における水平層の流動特性が示され
ており、aで示した左側の欄には、撹拌の終了後
における妨害されない流動特性が示してあり、そ
してbで表した右側の欄には画像の上縁部に妨害
物を挿入した直後の流動特性が示してある。個々
の画像の測定時間は1.15秒であり、空間分解能は
64×128絵素である層厚は4mmである。
第14〜17図は、2つの相続く画像間に6秒
の時間的間隔をおいて撮影したNMR断層像から
選択された画像を示す。0.25mmol/KgGd
(DTPA)の投与後における兎の腎機能が示して
ある。左側の腎臓には腫瘍がある。個々の画像の
測定時間は2.2秒であつた。この時間は2つの撮
影の平均時間である。また空間分解能は128×128
絵素であり層厚は4mmである。
上述の実施例は、種々は仕方で変更および適応
が可能である。既に、HF(高周波)パルスのフ
リツプ角を変えることにより、T1−コントラス
トを制御できることは述べた。グラジエントエコ
ーの読取り時間を変えることにより、T2※−コ
ントラストを変えることができる。
さらに、1つまたは二、三の個所(その数は分
割実験または測定プロセスの数の約10%よりも少
なくするのが有利である)、例えば、データ記録
が行われていない平衡設定シーケンスと本来の測
定シーケンスとの間或いは16または32の分割投影
の測定後、例えば、90゜−パルス、180゜−パルス
またはCHESS−パルスとすることができる「特
別」高周波パルスを作用させることによりコント
ラストを制御することが可能である。
同様にして、グラジエントの不在下で90゜のフ
リツプ角を有する追加の周波数選択高周波パルス
を使用することにより、全実験過程中の高周波部
分パルスの数に比して少なく選択された個所の前
および/または個所で「化学シフト」で重み付け
された断層画像のためのデータを得ることができ
る。
所望の断層画像の層平面外の磁化に作用したり
全実験過程中の選択された事点で作用する追加の
高周波パルスおよびまたは高周波パルスパケツト
を用いることにより流れ降下(リフロー現象)を
抑圧することができる。これによれば、例えば、
測定中の層に流入する血液を明るく表示すること
ができる。この場合例えば、所謂DANTE−パル
ス列または適当なプロフイール(高周波成分を有
する選択性パルスを使用して、関心のある層外の
全てのスピンを飽和し血液が測定層内に流入して
いる場合でも画像に表示しないようにすることが
できる。
特に合目的的な付加パルス列は、回転座標系の
(−X′)方向における層選択45゜−高周波パルス
(+X′)方向における非選択90゜−高周波パルスお
よび(−X′)方向における層選択45゜−高周波パ
ルスからなる。
分割実験毎に大きくなるフリツプ角を用い、平
衡状態を設定するための空き分割実験で要求せず
特に多層断層像のためのデータを得るのに適して
いる実験においては、例えば、T1/TR=40(但
しTR=分割実験の繰返し時間)に対し、次のよ
うなフリツプ角を使用することができる。分割実験番号 フリツプ角(度) 1 7.5 10 8.1 20 8.7 30 9.4 40 10.0 50 10.7 60 11.5 70 12.2 80 13.2 90 14.2 100 15.6 110 17.4 120 20.5 130 28.1 明細書中で述べた値は、単なる例であり、一般
に考察の対象となる大きさの表示に過ぎないもの
と理解され度い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、(層選択を用いず)透
過断層撮像のためのデータを発生する本発明の方
法の実施例の分割実験ダイヤグラム、第3図ない
し第6図は層別断層画像のためのデータを発生す
る本発明方法の実施例の対応のダイヤグラム、第
7図および第8図は、三次元断層撮像のためのデ
ータを発生する本発明方法の実施例の対応のダイ
ヤグラム、第9図は、投射再生方法による断層撮
像のためのデータを発生する本発明方法の実施例
の対応のダイヤグラム、第10図、第11図およ
び第12図は本発明の特に有利な実施例を示すダ
イヤグラム、第13図は、本発明の方法を実施す
るのに用いることができるNMR装置の概略図、
第14〜17図は第12図による方法で得られる
一連の生物の形態を表わす写真、第18〜23図
は第10図に示した方法で得られる一連の生物の
形態を表わす写真である。 10……測定ヘツド、12……電源部、14…
…制御装置、16……磁石、18,20,22…
…グラジエントコイル、24……HFコイル、T
……スピン−格子緩和時間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め定められたスピン−格子緩和時間T1
    予め定められたスピン−スピン緩和時間T2およ
    び予め定められた実効スピン−スピン緩和時間
    T2※を有する原子スピン、例えば核スピンを用
    いて、客体の或る局部分解検査のためにスピン共
    鳴データを高速に得る方法において、 a) 客体の領域を、スピンが予め定められた方
    向Z方向に配向される均質な磁場B0内に配置
    し、 b) 客体の領域に対してスピンを予め定められ
    た方向から予め定められたフリツプ角だけ回転
    させる高周波パルスRFを作用させ、 c) 客体の領域に少なくとも符号化磁場グラジ
    エント(G−スライス、G−位相)を作用さ
    せ、 d) 高周波パルスRFの終末後少なくとも1回、 aa) 予め定められた極性を有する少なくと
    も1つの読取りグラジエント(G−読取り)
    を予め定められた作用期間中客体の領域に作
    用させ、 bb) グラジエントエコー信号を発生するた
    めに各読取りグラジエントの極性を切換し、 cc) 各切換された読取りグラジエントを所望
    の読取り期間中維持し、 dd) 前記切換により発生されるグラジエン
    トエコー信号を検出し、 e) 各読取りグラジエントを遮断し、そして f) 読取りグラジエントの遮断後予め定められ
    た時間で前記方法段階b)ないしe)を繰返え
    す段階を含み、 実質的に互いに垂直関係にある最大3つの磁
    場グラジエントを使用し、 g) 高周波パルスRFのフリツプ角を75度より
    小さくし、 h) 総ての符号化グラジエント(G−スライ
    ス、G−位相)をグラジエントエコー信号の検
    出(方法段階dd)の開始前に遮断し、そして、 i) 読取りグラジエントの遮断(方法段階e)
    とそれに続く高周波パルスRFの印加との間の
    時間間隔をスピン−格子緩和時間よりも相当に
    小さくすることを特徴とするスピン共鳴データ
    の高速採取方法。 2 方法段階a)と、方法段階b)ないしf)と
    の間で、予め定められた方向Zに配向しているス
    ピンと、該方向から回転したスピンとの間に平衡
    状態を設定し、次続の読取りグラジエントの切換
    で発生されるグラジエントエコー信号が総て実質
    的に同じ大きさを有するように方法段階b)ない
    しcc),e)およびf)からなる予備シーケンス
    を複数階実施する特許請求の範囲第1項記載のス
    ピン共鳴データの高速採取方法。 3 方法段階b)ないしe)の少なくとも数回の
    繰返えしにおいて、フリツプ角を、繰返えし毎に
    逐次大きくする特許請求の範囲第1項記載のスピ
    ン共鳴データの高速採取方法。 4 高周波パルスのフリツプ角が最大50度、好ま
    しくは最大30度または25度である特許請求の範囲
    第1項、第2項および第3項のいずれかに記載の
    スピン共鳴データの高速採取方法。 5 高周波パルスのフリツプ角が最小でも10度で
    ある特許請求の範囲第1項または第2項、第3項
    および第4項のいずれかに記載のスピン共鳴デー
    タの高速採取方法。 6 読取りグラジエントの遮断と後続の高周波パ
    ルスの印加との間の時間間隔が最大20ミリ秒、好
    ましくは最大10ミリ秒である特許請求の範囲第1
    項ないし第5項のいずれかに記載のスピン共鳴デ
    ータの高速採取方法。 7 第1の符号化グラジエントとして高周波パル
    スの印加中、層グラジエント(G−スライス)を
    作用させ、前記高周波パルスの終末後切換し、デ
    ータ採取開始前に遮断し、そしてさらに、第2の
    符号化グラジエントとして位相グラジエント(G
    −位相)を作用させ、該位相グラジエントは、高
    周波パルス後に印加し、グラジエントエコー検出
    開始前に遮断する特許請求の範囲第1項ないし第
    6項のいずれかに記載のスピン共鳴データの高速
    採取方法。 8 符号化グラジエントとして2つの位相グラジ
    エント(G−位相1;G−位相2)を作用させ、
    方法段階d)を、段階的に変る第1の位相グラジ
    エント(G−位相1)および一定の第2の位相グ
    ラジエント(G−位相2)で予め定められた第1
    の回数nだけ繰返えし、そしてこの全方法段階
    を、段階的に変る第2の位相グラジエント(G−
    位相2)を用いて予め定められた第2の回数Rだ
    け繰返えす特許請求の範囲第1項ないし第6項の
    いずれかに記載のスピン共鳴データの高速採取方
    法。 9 符号化グラジエントとして層グラジエント
    (G−スライス)を、高周波パルス印加中、予め
    定められた極性で客体の領域に作用させ、高周波
    パルスの終末で極性を切換え、グラジエントエコ
    ー検出前に遮断し、そして2つの読取りグラジエ
    ントを作用させ、切換前の作用期間中および切換
    後の読取り期間中における該読取りグラジエント
    の振幅を、それぞれ方法段階e)とf)との間で
    反対方向に切換する特許請求の範囲第1項ないし
    第6項のいずれかに記載のスピン共鳴データの高
    速採取方法。 10 高周波パルスの開始と第1回目の読取りグ
    ラジエント切換との間における時間間隔が、実効
    スピン−スピン緩和時間の1倍と3倍の間の領域
    内にある特許請求の範囲第1項ないし第9項のい
    ずれかに記載のスピン共鳴データの高速採取方
    法。 11 読取りグラジエントの遮断とそれに続く高
    周波パルスの印加との間の或る時間中、付加的な
    高周波パルスを作用させ、その間総てのグラジエ
    ント場を遮断し、前記予め定められた時間間隔の
    数が、客体の領域の予め定められた検査において
    現われる方法段階f)における総ての時間間隔の
    最大10%である特許請求の範囲第1項ないし第1
    0項のいずれかに記載のスピン共鳴データの高速
    採取方法。 12 付加的な高周波パルスとして、90度パル
    ス、180度パルス、CHESSパルスのうちの1つが
    用いられる特許請求の範囲第11項記載のスピン
    共鳴データの高速採取方法。
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