JPH04326509A - ホトレジスト処理方法および装置ならびに基板保管装置 - Google Patents
ホトレジスト処理方法および装置ならびに基板保管装置Info
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- JPH04326509A JPH04326509A JP9655391A JP9655391A JPH04326509A JP H04326509 A JPH04326509 A JP H04326509A JP 9655391 A JP9655391 A JP 9655391A JP 9655391 A JP9655391 A JP 9655391A JP H04326509 A JPH04326509 A JP H04326509A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70858—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
- G03F7/70866—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
-
- G—PHYSICS
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- G03F7/70875—Temperature, e.g. temperature control of masks or workpieces via control of stage temperature
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホトレジスト処理技術お
よび基板保管技術に関し、特に、半導体装置の製造に用
いられるホトリソグラフィにおけるホトレジスト処理工
程に適用して有効な技術に関する。
よび基板保管技術に関し、特に、半導体装置の製造に用
いられるホトリソグラフィにおけるホトレジスト処理工
程に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体装置の製造工程のホト
リソグラフィにおいては、周知のクリーンルーム内で半
導体基板(ウェハ)にホトレジストを塗布し、ベーク処
理などによって安定に硬化させた後、クリーンルーム内
に設置された周知のステッパなどの露光装置によって所
望のパターンをウェハ上のホトレジストに感光/転写し
、さらに、現像処理によってホトレジストの一部を選択
的に除去した後、当該ホトレジストをマスクとするエッ
チングなどの加工工程に供することが一般に行われてい
る。
リソグラフィにおいては、周知のクリーンルーム内で半
導体基板(ウェハ)にホトレジストを塗布し、ベーク処
理などによって安定に硬化させた後、クリーンルーム内
に設置された周知のステッパなどの露光装置によって所
望のパターンをウェハ上のホトレジストに感光/転写し
、さらに、現像処理によってホトレジストの一部を選択
的に除去した後、当該ホトレジストをマスクとするエッ
チングなどの加工工程に供することが一般に行われてい
る。
【0003】また、最近では、単位時間当たりのウェハ
の処理枚数を増加させるなどの観点から、ホトレジスト
の塗布、露光、現像の各装置を連結した一貫処理システ
ムを構築し、各連結部間における単位ウェハあたりの処
理所要時間(インデックスタイム)が異なる場合には、
当該連結部に複数のウェハを保管するバッファを設け、
インデックスタイムの差異によるウェハ待ちやウェハの
滞留に起因する処理効率の低下を回避する工夫がなされ
ている。
の処理枚数を増加させるなどの観点から、ホトレジスト
の塗布、露光、現像の各装置を連結した一貫処理システ
ムを構築し、各連結部間における単位ウェハあたりの処
理所要時間(インデックスタイム)が異なる場合には、
当該連結部に複数のウェハを保管するバッファを設け、
インデックスタイムの差異によるウェハ待ちやウェハの
滞留に起因する処理効率の低下を回避する工夫がなされ
ている。
【0004】なお、半導体装置の製造工程におけるホト
レジスト処理技術については、株式会社工業調査会、昭
和61年11月18日発行、「電子材料」1986年1
1月号別冊、P95〜P100、などの文献に記載され
ている。
レジスト処理技術については、株式会社工業調査会、昭
和61年11月18日発行、「電子材料」1986年1
1月号別冊、P95〜P100、などの文献に記載され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術では、ウェハに対するホトレジストの塗布後、およ
び露光後の待機状態などにおいてホトレジストに作用す
る光や熱などのエネルギー、さらにはホトレジストの吸
水量の制御について配慮しておらず、現像完了後のホト
レジストのパターン形状が安定しないという問題がある
。
技術では、ウェハに対するホトレジストの塗布後、およ
び露光後の待機状態などにおいてホトレジストに作用す
る光や熱などのエネルギー、さらにはホトレジストの吸
水量の制御について配慮しておらず、現像完了後のホト
レジストのパターン形状が安定しないという問題がある
。
【0006】すなわち、本発明者らの研究によれば、通
常のクリーンルームの環境中に放置した場合には、たと
えば、図3および図4などの線図において破線で示され
るように、現像後のホトレジストパターンの幅寸法や、
断面両端のテーパー角が放置時間の長短によって大きく
変動することが明らかになっている。なお、図3および
図4において、横軸は露光直後から露光後ベーク処理ま
での経過時間(TEP)を示し、縦軸は、それぞれ、現
像後レジスト寸法(相対値)、断面のテーパー角(相対
値)を示している。
常のクリーンルームの環境中に放置した場合には、たと
えば、図3および図4などの線図において破線で示され
るように、現像後のホトレジストパターンの幅寸法や、
断面両端のテーパー角が放置時間の長短によって大きく
変動することが明らかになっている。なお、図3および
図4において、横軸は露光直後から露光後ベーク処理ま
での経過時間(TEP)を示し、縦軸は、それぞれ、現
像後レジスト寸法(相対値)、断面のテーパー角(相対
値)を示している。
【0007】したがって、本発明の目的は、現像後のホ
トレジストの寸法や形状を確実に安定化することが可能
なホトレジスト処理技術を提供することにある。
トレジストの寸法や形状を確実に安定化することが可能
なホトレジスト処理技術を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、基板に対する塗布か
ら現像を経て実際の加工に供されるホトレジストの寸法
や形状の経時変化を防止することが可能な基板保管技術
を提供することにある。
ら現像を経て実際の加工に供されるホトレジストの寸法
や形状の経時変化を防止することが可能な基板保管技術
を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】すなわち、本発明のホトレジスト処理方法
は、ホトリソグラフィに用いられるホトレジスト処理方
法であって、所望の基板に対するホトレジストの塗布後
、当該ホトレジストをマスクとして基板を加工するまで
の任意の時点において、ホトレジストが塗布された基板
を待機させるとき、基板の雰囲気の温度、湿度、光およ
び待機時間の少なくとも一つを所定の値に制御するもの
である。
は、ホトリソグラフィに用いられるホトレジスト処理方
法であって、所望の基板に対するホトレジストの塗布後
、当該ホトレジストをマスクとして基板を加工するまで
の任意の時点において、ホトレジストが塗布された基板
を待機させるとき、基板の雰囲気の温度、湿度、光およ
び待機時間の少なくとも一つを所定の値に制御するもの
である。
【0012】また、本発明のホトレジスト処理方法は、
基板に対するホトレジストの塗布後、当該ホトレジスト
をマスクとして基板を加工するまでの間に、基板に塗布
されたホトレジストを所望の温度に加熱する第1ベーク
処理と、第1ベーク処理が施されたホトレジストを所望
のパターンに感光させる露光処理と、露光されたホトレ
ジストを所望の温度に加熱する第2ベーク処理と、現像
処理と、現像後のホトレジストを所望の温度に加熱する
第3ベーク処理とを順に行うものである。
基板に対するホトレジストの塗布後、当該ホトレジスト
をマスクとして基板を加工するまでの間に、基板に塗布
されたホトレジストを所望の温度に加熱する第1ベーク
処理と、第1ベーク処理が施されたホトレジストを所望
のパターンに感光させる露光処理と、露光されたホトレ
ジストを所望の温度に加熱する第2ベーク処理と、現像
処理と、現像後のホトレジストを所望の温度に加熱する
第3ベーク処理とを順に行うものである。
【0013】また、本発明のホトレジスト処理装置は、
所望の基板にホトレジストを塗布する塗布部と、基板に
塗布されたホトレジストを所望のパターンに感光させる
露光部と、露光されたホトレジストを現像する現像部と
を備えたホトレジスト処理装置であって、露光部の前段
または後段および現像部の前段または後段の少なくとも
一つに、内部の温度、湿度、光および待機時間の少なく
とも一つを所定の値に制御する制御手段を有する基板保
管装置を設け、基板を基板保管装置の中に待機させもの
である。
所望の基板にホトレジストを塗布する塗布部と、基板に
塗布されたホトレジストを所望のパターンに感光させる
露光部と、露光されたホトレジストを現像する現像部と
を備えたホトレジスト処理装置であって、露光部の前段
または後段および現像部の前段または後段の少なくとも
一つに、内部の温度、湿度、光および待機時間の少なく
とも一つを所定の値に制御する制御手段を有する基板保
管装置を設け、基板を基板保管装置の中に待機させもの
である。
【0014】また、本発明のホトレジスト処理装置は、
塗布部と露光部との間には、基板に塗布されたホトレジ
ストを所望の温度に加熱する第1ベーク処理部が設けら
れ、露光部と現像部との間には、露光後のホトレジスト
を所定の温度に加熱する第2ベーク処理部が設けられ、
現像部の後段には、現像後のホトレジストを所望の温度
に加熱する第3ベーク処理部が設けられ、基板保管装置
を、第1ベーク処理部と露光部との間、および露光部と
第2ベーク部との間に配置したものである。
塗布部と露光部との間には、基板に塗布されたホトレジ
ストを所望の温度に加熱する第1ベーク処理部が設けら
れ、露光部と現像部との間には、露光後のホトレジスト
を所定の温度に加熱する第2ベーク処理部が設けられ、
現像部の後段には、現像後のホトレジストを所望の温度
に加熱する第3ベーク処理部が設けられ、基板保管装置
を、第1ベーク処理部と露光部との間、および露光部と
第2ベーク部との間に配置したものである。
【0015】また、本発明の基板保管装置は、ホトレジ
ストが塗布された基板を収容する基板保管装置であって
、内部の温度、湿度、光および基板の待機時間の少なく
とも一つを所定の値に制御する制御手段を有するもので
ある。
ストが塗布された基板を収容する基板保管装置であって
、内部の温度、湿度、光および基板の待機時間の少なく
とも一つを所定の値に制御する制御手段を有するもので
ある。
【0016】
【作用】一般に、ホトレジストの露光時における光反応
には適度の水分が必要であることが知られている。また
、現像処理前にホトレジストが吸熱すると単波長露光の
影響による露光領域の熱拡散が生じる。また露光前後に
おけるホトレジストに対する光の照射が好ましくないこ
とはホトリソグラフィの原理上明らかである。
には適度の水分が必要であることが知られている。また
、現像処理前にホトレジストが吸熱すると単波長露光の
影響による露光領域の熱拡散が生じる。また露光前後に
おけるホトレジストに対する光の照射が好ましくないこ
とはホトリソグラフィの原理上明らかである。
【0017】上記した本発明のホトレジスト処理技術に
よれば、所望の基板に対するホトレジストの塗布後、当
該ホトレジストをマスクとして基板を加工するまでの任
意の時点において、ホトレジストのパターン精度に大き
く影響する、上述のような雰囲気の湿度(吸水量)、温
度(吸熱量)、光、さらには待機時間(放置時間)の少
なくとも一つを制御するので、露光時におけるホトレジ
ストの光反応の安定化、露光後の熱拡散の安定化が実現
する。これにより、現像後のホトレジストの寸法や形状
を確実に安定化することができる。
よれば、所望の基板に対するホトレジストの塗布後、当
該ホトレジストをマスクとして基板を加工するまでの任
意の時点において、ホトレジストのパターン精度に大き
く影響する、上述のような雰囲気の湿度(吸水量)、温
度(吸熱量)、光、さらには待機時間(放置時間)の少
なくとも一つを制御するので、露光時におけるホトレジ
ストの光反応の安定化、露光後の熱拡散の安定化が実現
する。これにより、現像後のホトレジストの寸法や形状
を確実に安定化することができる。
【0018】また、上記した本発明の基板保管装置によ
れば、同様に、上述のような雰囲気の湿度(吸水量)、
温度(吸熱量)、光、さらには待機時間(放置時間)の
少なくとも一つを制御するので、露光時におけるホトレ
ジストの光反応の安定化、露光後の熱拡散の安定化が実
現し、塗布から現像を経て実際の基板の加工に供される
ホトレジストの寸法や形状の経時変化を防止することが
できる。
れば、同様に、上述のような雰囲気の湿度(吸水量)、
温度(吸熱量)、光、さらには待機時間(放置時間)の
少なくとも一つを制御するので、露光時におけるホトレ
ジストの光反応の安定化、露光後の熱拡散の安定化が実
現し、塗布から現像を経て実際の基板の加工に供される
ホトレジストの寸法や形状の経時変化を防止することが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例であるホトレジスト
処理方法および装置、さらにはそれに用いられる基板保
管装置について、図面を用いて具体的に説明する。
処理方法および装置、さらにはそれに用いられる基板保
管装置について、図面を用いて具体的に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例である基板保管
装置の一例であるプロセスコントロールボックスを示す
斜視図であり、図2は、このプロセスコントロールボッ
クスを用いたホトレジスト処理装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
装置の一例であるプロセスコントロールボックスを示す
斜視図であり、図2は、このプロセスコントロールボッ
クスを用いたホトレジスト処理装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
【0021】まず、図1を参照しながら、本実施例のプ
ロセスコントロールボックスの構成について説明する。
ロセスコントロールボックスの構成について説明する。
【0022】本実施例のプロセスコントロールボックス
Pは、たとえば、後述のウェハに塗布されるホトレジス
トの光反応に感度を有する光を完全に遮断する遮光材か
らなる箱状の遮光筐体8を備えている。
Pは、たとえば、後述のウェハに塗布されるホトレジス
トの光反応に感度を有する光を完全に遮断する遮光材か
らなる箱状の遮光筐体8を備えている。
【0023】この遮光筐体8の内部には、一主面にホト
レジストが塗布された複数のウェハ7を上下方向に配列
収容するウェハ待機治具9が設けられている。
レジストが塗布された複数のウェハ7を上下方向に配列
収容するウェハ待機治具9が設けられている。
【0024】遮光筐体8の互いに対向する側面にはウェ
ハ出入口6およびウェハ出入口6aが開設されており、
当該ウェハ出入口6およびウェハ出入口6aの近傍には
アームエレベータ4に支持されたウェハ搬送アーム5が
それぞれ配置されている。
ハ出入口6およびウェハ出入口6aが開設されており、
当該ウェハ出入口6およびウェハ出入口6aの近傍には
アームエレベータ4に支持されたウェハ搬送アーム5が
それぞれ配置されている。
【0025】そして、この各々のウェハ搬送アーム5の
搬送動作によって、ウェハ出入口6およびウェハ出入口
6aを通じてのウェハ待機治具9に対するウェハ7の搬
入/搬出が行われるものである。
搬送動作によって、ウェハ出入口6およびウェハ出入口
6aを通じてのウェハ待機治具9に対するウェハ7の搬
入/搬出が行われるものである。
【0026】なお、図示の都合上、図1ではウェハ出入
口6aの図示は省略されている。
口6aの図示は省略されている。
【0027】遮光筐体8の内部には、温湿調コントロー
ラ1によって、湿度および温度が精密に制御された清浄
な窒素ガスN2 が、ガス流量制御弁11を介して供給
される構造となっている。遮光筐体8の一部には温湿調
センサ2が配置されており、当該遮光筐体8の内部雰囲
気の湿度および温度を測定して温湿調コントローラ1に
送出し、温湿調コントローラ1は、温湿調センサ2から
得られる測定値に基づいて遮光筐体8に供給される窒素
ガスN2 の湿度および温度を制御する。
ラ1によって、湿度および温度が精密に制御された清浄
な窒素ガスN2 が、ガス流量制御弁11を介して供給
される構造となっている。遮光筐体8の一部には温湿調
センサ2が配置されており、当該遮光筐体8の内部雰囲
気の湿度および温度を測定して温湿調コントローラ1に
送出し、温湿調コントローラ1は、温湿調センサ2から
得られる測定値に基づいて遮光筐体8に供給される窒素
ガスN2 の湿度および温度を制御する。
【0028】遮光筐体8には、圧力弁3が設けられてお
り、遮光筐体8の内部雰囲気が外部に対して常に陽圧と
なるように当該遮光筐体8の内圧を制御する動作が行わ
れる構造となっている。
り、遮光筐体8の内部雰囲気が外部に対して常に陽圧と
なるように当該遮光筐体8の内圧を制御する動作が行わ
れる構造となっている。
【0029】遮光筐体8の内部のウェハ搬送アーム5の
動作や、温湿調コントローラ1の動作は、中央制御装置
10によって制御されている。
動作や、温湿調コントローラ1の動作は、中央制御装置
10によって制御されている。
【0030】以下、本実施例のプロセスコントロールボ
ックスPの作用の一例について説明する。
ックスPの作用の一例について説明する。
【0031】まず、中央制御装置10からの指令により
、温湿調コントローラ1は、所定の温度および湿度の清
浄な窒素ガスN2 を遮光筐体8の内部に供給し、ウェ
ハ待機治具9が位置する遮光筐体8の内部を、一定の温
度および湿度の窒素ガスN2 雰囲気とする。
、温湿調コントローラ1は、所定の温度および湿度の清
浄な窒素ガスN2 を遮光筐体8の内部に供給し、ウェ
ハ待機治具9が位置する遮光筐体8の内部を、一定の温
度および湿度の窒素ガスN2 雰囲気とする。
【0032】この状態で、外部から到来するホトレジス
トが塗布されたウェハ7は、ウェハ出入口6を通じて、
ウェハ搬送アーム5によって遮光筐体8の内部に搬入さ
れ、アームエレベータ4の昇降動作とウェハ搬送アーム
5の搬送動作とを適宜組み合わせることによって、ウェ
ハ待機治具9の空き領域の収納される。
トが塗布されたウェハ7は、ウェハ出入口6を通じて、
ウェハ搬送アーム5によって遮光筐体8の内部に搬入さ
れ、アームエレベータ4の昇降動作とウェハ搬送アーム
5の搬送動作とを適宜組み合わせることによって、ウェ
ハ待機治具9の空き領域の収納される。
【0033】この時、中央制御装置10は、個々のウェ
ハ7の搬入時刻からの経過時間(待機時間)を監視して
おり、外部からの要求に応じて、待機時間が一定となる
ように個々のウェハ7を適宜選択し、前述の搬入動作と
は逆の搬出動作によって外部に払い出す。
ハ7の搬入時刻からの経過時間(待機時間)を監視して
おり、外部からの要求に応じて、待機時間が一定となる
ように個々のウェハ7を適宜選択し、前述の搬入動作と
は逆の搬出動作によって外部に払い出す。
【0034】このように、本実施例のプロセスコントロ
ールボックスPによれば、ウェハ7が待機する遮光筐体
8の内部は湿度および温度が一定に保たれているととも
に、遮光筐体8によって、外部の光がウェハ7に塗布さ
れているホトレジストに照射することもない。また、待
機時間も一定に制御される。
ールボックスPによれば、ウェハ7が待機する遮光筐体
8の内部は湿度および温度が一定に保たれているととも
に、遮光筐体8によって、外部の光がウェハ7に塗布さ
れているホトレジストに照射することもない。また、待
機時間も一定に制御される。
【0035】このため、単にクリーンルーム内に放置す
る場合などに比較して、ウェハ7に塗布されているホト
レジスト中の水分量や吸熱量、さらには吸光量が一定に
保たれ、これらの変動に起因するホトレジストの物性や
、パターンの寸法形状のばらつきなどの経時変化が確実
に防止される。
る場合などに比較して、ウェハ7に塗布されているホト
レジスト中の水分量や吸熱量、さらには吸光量が一定に
保たれ、これらの変動に起因するホトレジストの物性や
、パターンの寸法形状のばらつきなどの経時変化が確実
に防止される。
【0036】このため、ホトレジストをマスクとするウ
ェハ7に対するエッチングなどの加工精度が向上し、ウ
ェハ7にホトリソグラフィによって形成される半導体装
置の品質や歩留りが確実に向上する。
ェハ7に対するエッチングなどの加工精度が向上し、ウ
ェハ7にホトリソグラフィによって形成される半導体装
置の品質や歩留りが確実に向上する。
【0037】また、ホトレジスト処理工程において、ウ
ェハ7に塗布されたホトレジストの経時変化に起因する
運用上の制約が緩和され、ホトレジスト処理工程におけ
る生産性が確実に向上する。
ェハ7に塗布されたホトレジストの経時変化に起因する
運用上の制約が緩和され、ホトレジスト処理工程におけ
る生産性が確実に向上する。
【0038】一方、図2は、ウェハ7に対するホトレジ
ストの塗布から現像までを一貫して行うホトレジスト処
理装置の一例を示すブロックである。
ストの塗布から現像までを一貫して行うホトレジスト処
理装置の一例を示すブロックである。
【0039】本実施例のホトレジスト処理装置は、外部
から図示しないカセットなどに収納されて到来するウェ
ハ7の受け入れ作業を行う受入部21、塗布前にウェハ
7の洗浄処理などを行う前処理部22、回転塗布などに
よってウェハ7の一主面に対するホトレジストの塗布を
行う塗布部23、ウェハ7に塗布されたホトレジストを
所定の温度で所定の時間だけ加熱して硬化させるソフト
ベーク部24、ウェハ7に塗布されたホトレジストを所
望のパターンに感光させる露光装置25を備えている。
から図示しないカセットなどに収納されて到来するウェ
ハ7の受け入れ作業を行う受入部21、塗布前にウェハ
7の洗浄処理などを行う前処理部22、回転塗布などに
よってウェハ7の一主面に対するホトレジストの塗布を
行う塗布部23、ウェハ7に塗布されたホトレジストを
所定の温度で所定の時間だけ加熱して硬化させるソフト
ベーク部24、ウェハ7に塗布されたホトレジストを所
望のパターンに感光させる露光装置25を備えている。
【0040】また、露光装置25の後段には、露光後の
ウェハ7に塗布されているホトレジストを所定の温度で
所定の時間だけ加熱する露光後ベーク部26、所望の現
像液等によって、ウェハ7上のホトレジストの感光部ま
たは非感光部を選択的に除去する現像部27、現像され
たウェハ7上のホトレジストを所定の温度で所定の時間
だけ加熱することにより現像パターンの安定化などを行
うハードベーク部28、所定のパターンにホトレジスト
が被着されたウェハ7を纏めて、エッチング工程などに
払い出す払出部29などが連結されている。
ウェハ7に塗布されているホトレジストを所定の温度で
所定の時間だけ加熱する露光後ベーク部26、所望の現
像液等によって、ウェハ7上のホトレジストの感光部ま
たは非感光部を選択的に除去する現像部27、現像され
たウェハ7上のホトレジストを所定の温度で所定の時間
だけ加熱することにより現像パターンの安定化などを行
うハードベーク部28、所定のパターンにホトレジスト
が被着されたウェハ7を纏めて、エッチング工程などに
払い出す払出部29などが連結されている。
【0041】そして、ウェハ7は、前述の各部を矢印の
順に移動して、当該ウェハ7に対する一連のホトレジス
ト処理が行われる。
順に移動して、当該ウェハ7に対する一連のホトレジス
ト処理が行われる。
【0042】この場合、たとえば、ソフトベーク部24
と、露光装置25との間、および露光装置25と、露光
後ベーク部26との間には、プロセスコントロールボッ
クスPが配置されており、露光前のウェハ7および露光
後のウェハ7が、プロセスコントロールボックスPの中
で待機する構造となっている。
と、露光装置25との間、および露光装置25と、露光
後ベーク部26との間には、プロセスコントロールボッ
クスPが配置されており、露光前のウェハ7および露光
後のウェハ7が、プロセスコントロールボックスPの中
で待機する構造となっている。
【0043】プロセスコントロールボックスPのウェハ
待機治具9における収容可能枚数は、塗布部23と露光
装置25におけるインデックスタイムの差に応じて適宜
設定される。また、本実施例の場合、塗布部23から露
光装置25に移動するウェハ7と、露光装置25から現
像部27の側に移動する露光済みのウェハ7とが、プロ
セスコントロールボックスPの内部で混在することにな
るが、個々のウェハ7の処理状態の識別や待機時間は中
央制御装置10によって正確に管理されており、不具合
が発生することはない。
待機治具9における収容可能枚数は、塗布部23と露光
装置25におけるインデックスタイムの差に応じて適宜
設定される。また、本実施例の場合、塗布部23から露
光装置25に移動するウェハ7と、露光装置25から現
像部27の側に移動する露光済みのウェハ7とが、プロ
セスコントロールボックスPの内部で混在することにな
るが、個々のウェハ7の処理状態の識別や待機時間は中
央制御装置10によって正確に管理されており、不具合
が発生することはない。
【0044】なお、プロセスコントロールボックスPの
配置位置としては、上述した図2に例示される位置に限
らず、前記受入部21から払出部29までの間のいずれ
の接続部に配置してもよいことは言うまでもない。また
、露光装置25の前段および後段にそれぞれ個別のプロ
セスコントロールボックスPを配置してもよい。
配置位置としては、上述した図2に例示される位置に限
らず、前記受入部21から払出部29までの間のいずれ
の接続部に配置してもよいことは言うまでもない。また
、露光装置25の前段および後段にそれぞれ個別のプロ
セスコントロールボックスPを配置してもよい。
【0045】すなわち、塗布部23と露光装置25、露
光装置25と現像部27との間などにおいては、一般に
処理内容が大きく異なるので、インデックスタイムに差
があり、これらを連結して一貫したホトレジスト処理を
行う場合には、インデックスタイムの差を吸収すべくウ
ェハ7を待機させるバッファを配置することが必要とな
る。その場合、従来のように単に、クリーンルーム内の
環境に放置して待機させる場合には、図3や図4に破線
で例示したように、現像後のホトレジストの形状や寸法
のばらつきが大きくなることは避けられない。
光装置25と現像部27との間などにおいては、一般に
処理内容が大きく異なるので、インデックスタイムに差
があり、これらを連結して一貫したホトレジスト処理を
行う場合には、インデックスタイムの差を吸収すべくウ
ェハ7を待機させるバッファを配置することが必要とな
る。その場合、従来のように単に、クリーンルーム内の
環境に放置して待機させる場合には、図3や図4に破線
で例示したように、現像後のホトレジストの形状や寸法
のばらつきが大きくなることは避けられない。
【0046】これに対して、本実施例の場合には、イン
デックスタイムに差のある各部の間に適宜プロセスコン
トロールボックスPを配置し、このプロセスコントロー
ルボックスPの中にウェハ7を待機させるので、たとえ
ば、図3や図4において実線で例示したように、ホトレ
ジストのパターン寸法や形状は待機時間などに影響され
ることなく、安定となる。
デックスタイムに差のある各部の間に適宜プロセスコン
トロールボックスPを配置し、このプロセスコントロー
ルボックスPの中にウェハ7を待機させるので、たとえ
ば、図3や図4において実線で例示したように、ホトレ
ジストのパターン寸法や形状は待機時間などに影響され
ることなく、安定となる。
【0047】このため、ホトレジストをマスクとするウ
ェハ7に対するエッチングなどの加工精度が向上し、ウ
ェハ7にホトリソグラフィによって形成される半導体装
置の品質や歩留りが確実に向上する。
ェハ7に対するエッチングなどの加工精度が向上し、ウ
ェハ7にホトリソグラフィによって形成される半導体装
置の品質や歩留りが確実に向上する。
【0048】また、処理結果が経時的に変化するホトレ
ジスト処理の場合には、複数の装置を連結した一貫処理
において、個々の装置における保守管理作業などに対す
る制約が大きくなるが、本実施例の場合には、プロセス
コントロールボックスPをバッファとしてウェハ7を待
機させることにより、ウェハ7に被着されているホトレ
ジストの性状を劣化させることなく、個々の処理部や装
置の稼働状況を柔軟に変更することが可能となり、ホト
レジスト処理を一貫して行うホトレジスト処理工程の生
産性が向上する。
ジスト処理の場合には、複数の装置を連結した一貫処理
において、個々の装置における保守管理作業などに対す
る制約が大きくなるが、本実施例の場合には、プロセス
コントロールボックスPをバッファとしてウェハ7を待
機させることにより、ウェハ7に被着されているホトレ
ジストの性状を劣化させることなく、個々の処理部や装
置の稼働状況を柔軟に変更することが可能となり、ホト
レジスト処理を一貫して行うホトレジスト処理工程の生
産性が向上する。
【0049】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0051】すなわち、本発明のホトレジスト処理方法
によれば、現像後のホトレジストの寸法や形状を確実に
安定化できるという効果が得られる。
によれば、現像後のホトレジストの寸法や形状を確実に
安定化できるという効果が得られる。
【0052】また、本発明のホトレジスト処理装置によ
れば、現像後のホトレジストの寸法や形状を確実に安定
化できるという効果が得られる。
れば、現像後のホトレジストの寸法や形状を確実に安定
化できるという効果が得られる。
【0053】また、本発明の基板保管装置によれば、塗
布から現像を経て実際の基板の加工に供されるホトレジ
ストの寸法や形状の経時変化を防止することができると
いう効果が得られる。
布から現像を経て実際の基板の加工に供されるホトレジ
ストの寸法や形状の経時変化を防止することができると
いう効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例である基板保管装置の一例で
あるプロセスコントロールボックスを示す斜視図である
。
あるプロセスコントロールボックスを示す斜視図である
。
【図2】プロセスコントロールボックスを用いたホトレ
ジスト処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
ジスト処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明のホトレジスト処理方法および装置、基
板保管装置の作用の一例を従来の場合と比較対照して例
示した線図である。
板保管装置の作用の一例を従来の場合と比較対照して例
示した線図である。
【図4】本発明のホトレジスト処理方法および装置、基
板保管装置の作用の一例を従来の場合と比較対照して例
示した線図である。
板保管装置の作用の一例を従来の場合と比較対照して例
示した線図である。
1 温湿調コントローラ
2 温湿調センサ
3 圧力弁
4 アームエレベータ
5 ウェハ搬送アーム
6 ウェハ出入口
6a ウェハ出入口
7 ウェハ
8 遮光筐体
9 ウェハ待機治具
10 中央制御装置
11 ガス流量制御弁
21 受入部
22 前処理部
23 塗布部
24 ソフトベーク部
25 露光装置
26 露光後ベーク部
27 現像部
28 ハードベーク部
29 払出部
Claims (5)
- 【請求項1】 ホトリソグラフィに用いられるホトレ
ジスト処理方法であって、所望の基板に対する前記ホト
レジストの塗布後、当該ホトレジストをマスクとして前
記基板を加工するまでの任意の時点において、前記ホト
レジストが塗布された前記基板を待機させるとき、前記
基板の雰囲気の温度、湿度、光および待機時間の少なく
とも一つを所定の値に制御することを特徴とするホトレ
ジスト処理方法。 - 【請求項2】 前記基板に対する前記ホトレジストの
塗布後、当該ホトレジストをマスクとして前記基板を加
工するまでの間に、前記基板に塗布された前記ホトレジ
ストを所望の温度に加熱する第1ベーク処理と、前記第
1ベーク処理が施された前記ホトレジストを所望のパタ
ーンに感光させる露光処理と、露光された前記ホトレジ
ストを所望の温度に加熱する第2ベーク処理と、現像処
理と、現像後の前記ホトレジストを所望の温度に加熱す
る第3ベーク処理とを順に行うことを特徴とする請求項
1記載のホトレジスト処理方法。 - 【請求項3】 所望の基板にホトレジストを塗布する
塗布部と、前記基板に塗布された前記ホトレジストを所
望のパターンに感光させる露光部と、露光された前記ホ
トレジストを現像する現像部とを備えたホトレジスト処
理装置であって、前記露光部の前段または後段および前
記現像部の前段または後段の少なくとも一つに、内部の
温度、湿度、光および待機時間の少なくとも一つを所定
の値に制御する制御手段を有する基板保管装置を設け、
前記基板を前記基板保管装置の中に待機させてなること
を特徴とするホトレジスト処理装置。 - 【請求項4】 前記塗布部と前記露光部との間には、
前記基板に塗布された前記ホトレジストを所望の温度に
加熱する第1ベーク処理部が設けられ、前記露光部と前
記現像部との間には、露光後の前記ホトレジストを所定
の温度に加熱する第2ベーク処理部が設けられ、前記現
像部の後段には、現像後の前記ホトレジストを所望の温
度に加熱する第3ベーク処理部が設けられ、前記基板保
管装置は、前記第1ベーク処理部と前記露光部との間、
および前記露光部と前記第2ベーク部との間に配置され
てなることを特徴とする請求項4記載のホトレジスト処
理装置。 - 【請求項5】 ホトレジストが塗布された基板を収容
する基板保管装置であって、内部の温度、湿度、光およ
び前記基板の待機時間の少なくとも一つを所定の値に制
御する制御手段を有することを特徴とする基板保管装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9655391A JPH04326509A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | ホトレジスト処理方法および装置ならびに基板保管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9655391A JPH04326509A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | ホトレジスト処理方法および装置ならびに基板保管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04326509A true JPH04326509A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14168264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9655391A Pending JPH04326509A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | ホトレジスト処理方法および装置ならびに基板保管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04326509A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11145246A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-05-28 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
JP2003100621A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-04 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置及び基板処理方法 |
KR100432880B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2004-05-24 | 삼성전자주식회사 | 반도체 제조 공정에서 사용되는 스피너 시스템 |
JP2007305834A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Disco Abrasive Syst Ltd | 露光装置 |
JP2008016579A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Orion Mach Co Ltd | 板状ワークの温度調整装置及びその始動開始方法 |
SG145526A1 (en) * | 2000-02-01 | 2008-09-29 | Tokyo Electron Ltd | Substrate processing apparatus and substrate processing method |
JP2010186812A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置 |
JPWO2019159736A1 (ja) * | 2018-02-16 | 2021-01-28 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
JP2022188287A (ja) * | 2019-01-22 | 2022-12-20 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置、及び基板処理方法、及び記憶媒体 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP9655391A patent/JPH04326509A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11145246A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-05-28 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
SG145526A1 (en) * | 2000-02-01 | 2008-09-29 | Tokyo Electron Ltd | Substrate processing apparatus and substrate processing method |
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JP2008016579A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Orion Mach Co Ltd | 板状ワークの温度調整装置及びその始動開始方法 |
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JPWO2019159736A1 (ja) * | 2018-02-16 | 2021-01-28 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
JP2022188287A (ja) * | 2019-01-22 | 2022-12-20 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置、及び基板処理方法、及び記憶媒体 |
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