JPH04326505A - 電解コンデンサ用ケースおよびその加工方法 - Google Patents

電解コンデンサ用ケースおよびその加工方法

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Publication number
JPH04326505A
JPH04326505A JP3122701A JP12270191A JPH04326505A JP H04326505 A JPH04326505 A JP H04326505A JP 3122701 A JP3122701 A JP 3122701A JP 12270191 A JP12270191 A JP 12270191A JP H04326505 A JPH04326505 A JP H04326505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
groove
electrolytic capacitor
sealing plate
aperture
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3122701A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Tanaka
一郎 田中
Akiyoshi Hayashi
林 秋善
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Elna Co Ltd
Original Assignee
Elna Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Elna Co Ltd filed Critical Elna Co Ltd
Priority to JP3122701A priority Critical patent/JPH04326505A/ja
Publication of JPH04326505A publication Critical patent/JPH04326505A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解コンデンサ用ケース
およびその加工方法に関し、さらに詳しく言えば、ラグ
端子型電解コンデンサに用いられるケースであって封口
板位置決め用の絞り溝を有するものと、その絞り溝の加
工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラグ端子が用いられる大型の電解コンデ
ンサにおいては、04形などのゴム封口体とは異なり、
例えばベークライト板の片面にゴムを積層してなる封口
板が用いられている。
【0003】この関係で、アルミニウムケースには、予
めその封口板を同ケース内で位置決めするための絞り溝
が形成されている。これを形成するには図5に示されて
いるように、有底円筒状のアルミニウムケース1内に挿
入されるロール芯金2と、ケース1をその外側から叩く
ビート金型3とが用いられる。
【0004】ロール芯金2の周面には、断面コ字状の凹
溝4がその円周方向に沿って環状に形成されている。ビ
ート金型3はその凹溝4に対応する位置においてケース
1を叩きながら同ケース1の周りを回る。
【0005】このようにして、図6に示されているよう
にケース1に絞り溝5が形成され、コンデンサの組み立
て時、図7に示されているように封口板6が同絞り溝5
によってケース1内の開口部側の所定位置に位置決めさ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】封口板6は最終的にケ
ース1の開口端縁のかしめにより押し付けられるように
して固定されるのであるが、そのときの封口強度により
位置ずれが生じないようにするには、絞り溝5の角度θ
は小さいほど良い。すなわち、この角度θは図6に示さ
れているように、ケース1の軸線と直交し、かつ、凹溝
4の上壁面4aを含む仮想平面に対する絞り溝5の内壁
面の傾斜角であり、これが小さいほど封口板6の固定位
置が明確に定まる。
【0007】従来、ビート金型3の押圧肩部3aの曲率
半径Rは0.5程度とされており、上記角度θを小さく
するには、ビート金型3を凹溝4の上壁面4a側に寄せ
れば良いのであるが、あまり寄せるとケース切れという
問題が生ずる。このため、従来では上記角度θを35度
以下にすることが困難とされていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を解決するためになされたもので、その請求項1におけ
る構成上の特徴は、有底円筒状をなし、その内部にコン
デンサ素子が収納されるとともに、開口部が封口板によ
って閉塞され、かつ、その開口部側の周面に上記封口板
を位置決めするための絞り溝が形成されているアルミニ
ウム製の電解コンデンサ用ケースにおいて、上記絞り溝
の内壁面は、同ケースの軸線と直交する仮想平面に対し
て35度以下の角度を有していることにある。
【0009】このような絞り溝は、請求項2に記載され
ているように、有底円筒状をなし、その内部にコンデン
サ素子が収納されるとともに、開口部が封口板によって
閉塞されるアルミニウムからなるケースの周面に、上記
封口板を位置決めするための絞り溝をその円周方向に沿
って形成する電解コンデンサ用ケースの加工方法におい
て、上記ケース内に挿入され、絞り溝形成部位に断面コ
字状の凹溝を有するロール芯金と、同凹溝に対応する位
置において、上記ケースをその外側から叩くビート金型
とを備え、上記ケースの板厚みをT、上記ビート金型の
ケース開口部側寄りの押圧肩部の曲率半径をR、および
上記凹溝のケース開口部側寄りの上壁面と上記ビート金
型との間のクリアランスをAとすると、同クリアランス
AをT/2≦A≦Tの範囲とし、かつ、上記押圧肩部の
曲率半径Rを0.5<R≦2.0の範囲とすることによ
り形成される。
【0010】
【作用】凹溝とビート金型との間のクリアランスAおよ
び同ビート金型の押圧肩部の曲率半径Rを上記の範囲と
することにより、ケース切れを生ずることなく角度θを
35度以下にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図1ないし図4を参照しながら本発明
の実施例を説明する。ケース1に絞り溝5を形成するに
あたって、先に説明の従来例と同様、ロール芯金2とビ
ート金型3とが用いられるのであるが、この実施例にお
いては、ケース1の板厚みをT、ビート金型3のケース
開口部側寄りの押圧肩部3aの曲率半径をR、および凹
溝4のケース開口部側寄りの上壁面4aとビート金型3
との間のクリアランスをAとすると、同クリアランスA
をT/2≦A≦Tの範囲とし、かつ、押圧肩部3aの曲
率半径Rを0.5<R≦2.0の範囲としている。
【0012】図2にはビート金型3によって絞り溝5を
形成しているときの状態が図解され、また、図3には同
絞り溝5を形成し終えた状態が示されている。このよう
に、押圧肩部3aの曲率半径Rを0.5<R≦2.0と
従来よりも大きくしたことにより、ビート金型3をT/
2≦A≦Tの範囲内において凹溝4の上壁面4a側に寄
せることができる。
【0013】これにより、先に定義した角度θを35度
以下にすることが可能となり、図4に示されているよう
に、封口板6を確実に位置決めすることができる。なお
、図1に示されているように、凹溝4の端縁4bに例え
ば0.5R程度の曲率を持たせることがより好ましい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケース切れを生じさせることなく、封口板に対してより
鋭角的に作用して、同封口板を確実に位置決めすること
が可能な絞り溝が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】絞り溝形成前の状態を示した本発明の実施例に
係る要部断面図。
【図2】絞り溝を形成している状態を示した本発明の実
施例に係る要部断面図。
【図3】絞り溝を形成し終えた状態を示した本発明の実
施例に係る要部断面図。
【図4】本発明による絞り溝にて封口板を位置決めした
状態を示す要部断面図。
【図5】ケースに絞り溝を形成する従来例を示した断面
図。
【図6】同従来例によって絞り溝を形成する状態を示し
た断面図。
【図7】従来の絞り溝にて封口板を位置決めした状態を
示す断面図。
【符号の説明】
1  ケース 2  ロール芯金 3  ビート金型 3a  押圧肩部 4  凹溝 5  絞り溝 6  封口板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底円筒状をなし、その内部にコンデンサ
    素子が収納されるとともに、開口部が封口板によって閉
    塞され、かつ、その開口部側の周面に上記封口板を位置
    決めするための絞り溝が形成されているアルミニウム製
    の電解コンデンサ用ケースにおいて、上記絞り溝の内壁
    面は、同ケースの軸線と直交する仮想平面に対して35
    度以下の角度を有していることを特徴とする電解コンデ
    ンサ用ケース。
  2. 【請求項2】有底円筒状をなし、その内部にコンデンサ
    素子が収納されるとともに、開口部が封口板によって閉
    塞されるアルミニウムからなるケースの周面に、上記封
    口板を位置決めするための絞り溝をその円周方向に沿っ
    て形成する電解コンデンサ用ケースの加工方法において
    、上記ケース内に挿入され、絞り溝形成部位に断面コ字
    状の凹溝を有するロール芯金と、同凹溝に対応する位置
    において、上記ケースをその外側から叩くビート金型と
    を備え、上記ケースの板厚みをT、上記ビート金型のケ
    ース開口部側寄りの押圧肩部の曲率半径をR、および上
    記凹溝のケース開口部側寄りの上壁面と上記ビート金型
    との間のクリアランスをAとすると、同クリアランスA
    をT/2≦A≦Tの範囲とし、かつ、上記押圧肩部の曲
    率半径Rを0.5<R≦2.0の範囲として上記ケース
    の周面に上記絞り溝をその円周方向に沿って形成するこ
    とを特徴とする電解コンデンサ用ケースの加工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016027470A1 (ja) * 2014-08-22 2016-02-25 日本ケミコン株式会社 コンデンサおよびその製造方法
JP2016046387A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 日本ケミコン株式会社 コンデンサ

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