JP2568505Y2 - グロメット - Google Patents

グロメット

Info

Publication number
JP2568505Y2
JP2568505Y2 JP1991044327U JP4432791U JP2568505Y2 JP 2568505 Y2 JP2568505 Y2 JP 2568505Y2 JP 1991044327 U JP1991044327 U JP 1991044327U JP 4432791 U JP4432791 U JP 4432791U JP 2568505 Y2 JP2568505 Y2 JP 2568505Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
grommet
hole
lead wire
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991044327U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04128572U (ja
Inventor
博 幸 西ノ薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP1991044327U priority Critical patent/JP2568505Y2/ja
Publication of JPH04128572U publication Critical patent/JPH04128572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568505Y2 publication Critical patent/JP2568505Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ソレノイド,センサ等のリード線
取り出し部のシールに利用されるグロメットに利用され
る。
【0002】
【従来の技術】ソレノイド等の内部電極から外部へリー
ド線等を取り出す場合、従来図2に示すように、ソレノ
イド102の貫通孔104に挿し込まれて、ソレノイド
102内部102aと外部102bとの間のシールを行
う外周リップ面110を備えたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、耐水性の条件が厳しくなるとグロメッ
ト101の外周リップ面110と貫通孔104との間よ
り水が侵入し、ソレノイド102内部の正負の電極の間
の絶縁や、コイルとケース103間の絶縁がなされなく
なるという不具合が生じる。
【0004】本考案は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、シール性の良いグ
ロメットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案にあっては、貫通孔に当接する外周リップ面
と、該外周リップ面によって囲まれる差し込み方向側端
面と、該差し込み方向側端面と該差し込み方向反対側端
面とを貫通するリード線挿入穴と、を有する弾性部材製
のグロメットにおいて、前記外周リップ面の内周と前記
リード線挿入穴の内周面とで囲まれる部分に前記差し込
み方向側端面より所定深さの溝を設け、該溝に該溝と略
同形状で該溝の幅よりも厚肉で、前記外周リップ面を前
記貫通孔に圧接させると共に、前記リード線挿入穴の内
径を縮径させてリード線に圧接させる圧入部材を嵌め入
れてなることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の本考案にあっては、貫通孔にグロメ
ットを嵌め入れた後に、グロメットの溝に圧入部材を圧
入する。このとき、圧入部材は溝の幅よりも肉厚に作ら
れているので外周リップ面に弾発力を付与することにな
り、外周リップ面と孔との間のシール性が向上される。
【0007】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例に基いて説明す
る。
【0008】図1は本考案の一実施例に係るグロメット
1を示し、同図(a) はソレノイド2にグロメット1が挿
し込まれた状態を示す平面図で、同図(b) は同図(a) の
A−A線断面図である。
【0009】グロメット1は、ソレノイド2の外壁3に
設けられた貫通孔4に嵌入される嵌入部5と、嵌入部5
の差し込み方向C反対側の端部に嵌入部5と一体で形成
された嵌入部5よりも大径のフランジ部6と、より構成
される。なお、グロメット1には、嵌入部5の差し込み
方向C側端面7からフランジ部6の差し込み方向C反対
側の端面8に向けて貫通するリード線挿入穴9が空けら
れている。
【0010】嵌入部5は貫通孔4に当接する外周リップ
面10と、外周リップ面10によって囲まれる差し込み
方向側端面7とを有し、外周リップ面10の内周とリー
ド線挿入穴9の内周面とで囲まれる部分には差し込み方
向側端面7より所定深さの溝11が設けられ、溝11に
は溝11と略同形状で溝11の幅よりも肉厚の圧入部材
としての金属製のリング12が、溝11の最深部である
リング固定位置13まで圧入されて、嵌入部5の一構成
要素を成す。
【0011】フランジ部6の差し込み方向側端面は、貫
通孔4を囲む外壁3内面と当接することで、グロメット
1の位置決めを行う位置決め面14を形成している。
【0012】リード線挿入穴9の所定位置には、リード
線挿入穴9の他の部分よりも縮径された内側シール用リ
ブ15が設けられている。なお、内側シール用リブ15
がリード線挿入穴9内に設けられる位置は、リング12
が固定されるリング固定位置13と対向する部分であ
る。
【0013】上記構成の本実施例の作用・効果を以下に
説明する。
【0014】リード線挿入穴9にリード線16が挿通さ
れたグロメット1を外壁3の貫通孔4に嵌入していく。
あるところまで嵌入するとフランジ部6の位置決め面1
4によってグロメット1の貫通孔4に対する位置が決め
られる。
【0015】グロメット1の位置決めがなされたら、溝
11にリング12を圧入してゆき、リング固定位置13
に位置させる。このとき、リング12は溝11の幅より
も肉厚に作られているので、リング固定位置13に対向
する嵌入部5に弾発力を付与することとなり、その弾発
力によって外周リップ面10は貫通孔4に圧接すること
になり、単に外周リップ面10を備えた従来のグロメッ
トに比べてシール性が向上する。さらに、リング固定位
置13に対向する位置に内側シール用リブ15を設けた
ので、リング12をリング固定位置13に位置させる
と、内側シール用リブ15の内径を縮径させる方向に弾
発力を付与することになり内側シール用リブ15とリー
ド線16との間のシール性も向上する。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案にあっては、
貫通孔にグロメットを嵌め入れた後に、グロメットの溝
に圧入部材を圧入すると、圧入部材は溝の幅よりも肉厚
に作られているので、外周リップ面に弾発力を付与する
ことになり、従来の外周リップ面を有するだけのグロメ
ットに比べて外周リップ面と孔との間のシール性が向上
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) は本考案の一実施例に係るグロメット
を装着した状態を示す平面図、同図(b) は同図(a) のA
−A線断面図である。
【図2】図2(a) は従来のグロメットを装着した状態を
示す平面図、同図(b) は同図(a) のB−B線断面図であ
る。
【符号の説明】
1 グロメット 4 貫通孔 7 差し込み方向側端面 10 外周リップ面 11 溝 12 リング(圧入部材)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔に当接する外周リップ面と、該外
    周リップ面によって囲まれる差し込み方向側端面と、
    差し込み方向側端面と該差し込み方向反対側端面とを貫
    通するリード線挿入穴と、を有する弾性部材製のグロメ
    ットにおいて、 前記外周リップ面の内周と前記リード線挿入穴の内周面
    とで囲まれる部分に前記差し込み方向側端面より所定深
    さの溝を設け、該溝に該溝と略同形状で該溝の幅よりも
    厚肉で、前記外周リップ面を前記貫通孔に圧接させると
    共に、前記リード線挿入穴の内径を縮径させてリード線
    に圧接させる圧入部材を嵌め入れてなることを特徴とす
    るグロメット。
JP1991044327U 1991-05-16 1991-05-16 グロメット Expired - Fee Related JP2568505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991044327U JP2568505Y2 (ja) 1991-05-16 1991-05-16 グロメット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991044327U JP2568505Y2 (ja) 1991-05-16 1991-05-16 グロメット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04128572U JPH04128572U (ja) 1992-11-24
JP2568505Y2 true JP2568505Y2 (ja) 1998-04-15

Family

ID=31924499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991044327U Expired - Fee Related JP2568505Y2 (ja) 1991-05-16 1991-05-16 グロメット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568505Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547360Y2 (ja) * 1973-12-27 1979-04-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04128572U (ja) 1992-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2785695B2 (ja) コネクタ用防水シール
JPH0822862A (ja) 防水ゴム栓
JP2575409Y2 (ja) 防水コネクタ用ゴム栓
JP2568505Y2 (ja) グロメット
US5235230A (en) Miniature motor terminal
JPS6011745Y2 (ja) モ−タ−用ケ−ス
JPH0331071Y2 (ja)
JP2563514Y2 (ja) ナット付きコネクタ
JPS62124781U (ja)
JP2560818B2 (ja) プラグチューブガスケットの取付け方法
JPS607921Y2 (ja) ホイ−ルカバ−
JPH0211741Y2 (ja)
JPS6012260Y2 (ja) 内燃機関用点火コイルの防滴カバ−
JPS6321778Y2 (ja)
JPS6020282Y2 (ja) 電池の安全弁装置
JPH08130131A (ja) 内燃機関用点火装置のゴムキャップ
JPS6234019Y2 (ja)
JPS59491Y2 (ja) 環体のクリ−プ防止装置
JPH0318906Y2 (ja)
JPH0596550U (ja) ベアリングシール
JPH0511665Y2 (ja)
JPH0115173Y2 (ja)
JPH0438510Y2 (ja)
JPH0219642Y2 (ja)
JPS6210552Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971125

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees