JPH04326289A - 移動機の通話中ゾーン切替方式 - Google Patents

移動機の通話中ゾーン切替方式

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JPH04326289A
JPH04326289A JP9528091A JP9528091A JPH04326289A JP H04326289 A JPH04326289 A JP H04326289A JP 9528091 A JP9528091 A JP 9528091A JP 9528091 A JP9528091 A JP 9528091A JP H04326289 A JPH04326289 A JP H04326289A
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Shuichi Sagawa
佐川 修一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動無線交換機が収容
する複数の無線基地局のそれぞれが形成する一つの無線
ゾーンで通話中の移動機が他の無線ゾーンへ移動すると
き通話ゾーンを切り替えて通話を継続する移動機の通話
ゾーン切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動機の通話ゾーン切替
方式は、移動機からの通信レベルの低下を基地局が検出
して交換機へ通知し、交換機がこの基地局の周辺局へレ
ベル測定指示をした結果、受信した測定値により、一つ
の基地局を選定し、この基地局およびレベル低下通知基
地局のそれぞれにチャンネルの切り替えを指示していた
【0003】これについて、図3および図5を参照して
説明する。図3は移動通信方式の一例を示す中継方式図
、また図5は図3による従来の一例を示す手順図である
。(例えば、電子情報通信ハンドブック、電子情報通信
学会編、1988年版P2189)。
【0004】図3に示すように、ゾーンAの移動機10
は基地局A21から交換機30および固定電話網40を
介して相手機50までの通話路をもち、ゾーンBへ移動
したとき基地局A21を基地局B22へ切り替えて交換
機30に接続する。
【0005】移動機10と基地局A21,B22との間
は無線回線70で、基地局A21,B22と交換機30
との間は有線回線60でそれぞれ接続されている。有線
回線60は通話路61および制御路62で構成され、一
方、無線回線70も、図示されないが、通話路と制御路
を有する。
【0006】交換機30から相手機50までの通話路は
、移動機10の移動によりゾーンが切り替っても、従来
通り不変で固定される。
【0007】移動機10の移動によるゾーンの切り替え
は、基地局A21および基地局B22のそれぞれが交換
機30と制御路を介し、例えば共通線信号方式により情
報を授受して実行される。
【0008】次に、図5に図3を伴せ参照して説明する
。図5に示すように、移動機10はゾーンAの基地局A
21−交換機30を介して相手機50までの通話路で通
話中である。
【0009】基地局A21は、ゾーンAからゾーンBへ
移動中の移動機10からの受信レベルを測定し、規定値
以下を検出(201)したとき制御路で交換機30へレ
ベル低下情報を移動機10のデータとともに通知(20
2)する。
【0010】手順202の通知を受けた交換機30は移
動機10のデータで基地局A21の周辺基地局を検索(
203)し、移動機10の通話中チャンネル情報を含む
レベル測定指示を、検索された周辺基地局へ送信(20
4)する。
【0011】レベル測定の指示を受けた周辺基地局は指
示に従い受信レベルを測定(205)し、それぞれの基
地局が測定値を交換機30へ制御路経由で報告(206
)する。
【0012】交換機30は、報告された測定値の最高レ
ベルをもつ基地局から一つの基地局B22を選定すると
共に、一つの通話チャンネルを選定(207)し、基地
局A21へ通話チャンネルの切替指令を、制御路を介し
て通知(208)する一方、基地局B22へは新通話チ
ャンネルを通知(211)する。
【0013】基地局A21は、手順208で切替指令の
通知を受けたとき無線チャンネルを介して移動機10へ
通話チャンネルの切替指令を送信(209)してチャン
ネルの切り替え(210)をさせる。
【0014】基地局B22は、手順211で受けた新通
話チャンネルを移動機10から交換機30へ接続すると
ともに、移動機10からの受信レベルを測定して受信レ
ベルが規定値以上になったことを確認し(212)した
とき通話チャンネル切替え完了を知り、交換機30へ切
替完了を通知(213)する。
【0015】交換機30は、切替完了通知を受け、移動
機10から基地局B22を介して接続された通話路を相
手機50までの固定通話路に切り替え接続(214)し
、通話中チャンネルの切り替えを終了する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
移動機の通話中ゾーン切替方式は、基地局が通話中の全
無線チャンネルの受信レベルを測定し規定値以下を検出
したとき交換機へ通知すると共に、交換機から無線チャ
ンネルの指示があったとき受信レベルの規定値以上を検
出して交換機へ通知し、かつ交換機が受信レベルの低下
通知を受けたとき発信元基地局の周辺局を探してレベル
測定を指示し、測定値の報告を受けて一つの基地局を選
定し関係する通話チャンネルを各関係基地局へ通知する
ような構成をもつので、端末の一部に無線電話機のよう
な移動機を収容接続する小規模の汎用交換機、例えば構
内交換機としては制御が繁雑となり、端末回線当りの負
荷も増大するという問題点があった。
【0017】本発明の目的は、端末となる移動機に通話
中の無線チャンネルの切替制御をさせることにより、上
記問題点を解決した移動機の通話中ゾーン切替方式を提
供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明による移動機の通
話中ゾーン切替方式は、移動無線交換機が収容する複数
の無線基地局のそれぞれが形成する無線ゾーンで通話中
の移動機が他の無線ゾーンへ移動するとき通話ゾーンを
切り替えて通話を継続する移動機の通話中ゾーン切替方
式において、通話中の前記移動機が、切替要求を発生し
たとき通話中のチャンネルを接続する基地局を介して、
接続中通話路の回線番号を受信するとともに、全基地局
で常時監視するレベル測定信号を所定レベルで送信した
結果、これら基地局から返信される測定レベル値を受信
比較し基地局の一つを選定して発呼するときこの発呼を
受けた基地局により設定された一つの無線チャンネルの
通知を受け、この無線チャンネルにそれまで通信中の無
線チャンネルを切り替えて新しい通話路を形成させる一
方、それまでの通話路をこの新通話路に切り替える要求
を発信する。
【0019】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1および図2は本発明の一実施例を示す手順図、
図3は既に説明した移動通信方式の一例を示す中継方式
図、また図4は図3の交換機と基地局との通話路の接続
の一例を示すブロック図である。
【0020】図3に示すと同一の構成要素には同一番号
符号を付与してその説明は省略する。
【0021】図4に示すように、有線回線60(図3)
の通話路61は、基地局A21,B31のそれぞれから
、電話機23がライン回路33に接続すると同様、ライ
ン回路31,32に接続している。ライン回路31〜3
3にはそれぞれ識別符号として、例えば回線番号が付与
されている。
【0022】基地局A21,B22と交換機30との間
の有線回線60はディジタル回線でもアナログ回線でも
よい。
【0023】通話路61は通話のための音声信号伝送路
であり、交換機30のライン回路および通話路スイッチ
を介して、移動機10を相手機50に接続する。制御路
62は制御のための信号伝送路で、交換機30の制御部
と、各基地局A21…の制御部とを接続する、例えば共
通線信号路である。
【0024】ここで、図1,図2に図3,図4を伴せ参
照して移動機の移動によるゾーンの切り替え手順につい
て説明する。
【0025】まず、移動機10はゾーンA内を移動し、
基地局A21から交換機30、固定電話網40を介して
相手機50まで通話路を形成して通話中である。
【0026】移動機10は、基地局A21との無線回線
70で通話中、受信レベルの規定値以下およびゾーン切
替要求ボタン操作の何れか一方が発生したとき、切替要
求の発生(手順101)として、無線回線70の通話チ
ャンネルまたは制御チャンネルを介して基地局A21へ
、ゾーン切替要求を送信(手順102)する。
【0027】基地局A21は、このゾーン切替要求を受
信したとき有線回線60の制御路62を介して交換機3
0へ転送(手順103)する。
【0028】交換機30は、ゾーン切替要求を受信した
とき、要求に含まれる要求元移動機10の識別番号(例
えば発信元番号)から移動機データの記憶領域を検索(
手順104)して発信元移動機10の通話中通話路61
の回線番号を取り出し、接続中のライン回路A31の回
線番号を含めて基地局A21へ送信(手順105)する
【0029】基地局A21は、受信した回線番号を移動
機10から受信した「ゾーン切替要求」に対する応答信
号の「切替応答」として発信元移動機10へ転送(手順
106)する。
【0030】次に、移動機10はレベル測定信号を放送
(手順107)する。このレベル測定信号は移動機10
の位置の登録手順の開始となるもので「位置登録起動」
といえる。
【0031】基地局A21,B22を含む周辺基地局は
、レベル測定信号を受信したとき受信レベルを測定(手
順108)し、規定値以上の場合、測定値を応答信号と
して返信,報告(手順109)する。
【0032】移動機10は、順次受信する測定値から最
大レベル値を報告した一つの基地局B22を選定(手順
110)し、この基地局B22へ発呼(手順111)す
る。
【0033】基地局B22は、発呼を受けたとき、使用
する無線通話チャンネルを設定(手順112)すると共
に、受信した発呼に応じる発呼受付として、設定する無
線通話チャンネルのデータを移動機10へ送信(手順1
13)し、かつ新通話路61を介して発呼(手順114
)して交換機30のライン回路B32を起動する。
【0034】移動機10は、受信した発呼受付をチャン
ネル切替要求とし、発呼受付が含む新設定チャンネルに
、それまで使用中の無線チャンネルを切り替え(手順1
15)すると共に、基地局B22へチャンネルの切り替
え済みを通知(手順116)する。
【0035】基地局B22は、受信したチャンネル切替
えの通知を、切替要求として交換機30へ転送(手順1
17)する。
【0036】交換機30は、切替要求を基地局B22か
ら受信したとき、この切替え要求により受信した新通話
無線チャンネルの番号,手順114の発呼で起動された
新通話路61の回線番号など、移動機10の新通話路に
関するデータを登録(手順118)して切替要求応答を
基地局B22へ送信(手順119)する。
【0037】基地局B22は受信した切替要求応答を、
位置情報更新要求として移動機10へ転送(手順120
)する。
【0038】移動機10は、受信した位置情報更新要求
により位置情報を、ゾーンBの基地局B22の基地局番
号および使用するチャンネル番号に更新(手順121)
するとともに、以前使用していた通話路61の回線番号
を含む更新応答を、基地局B22へ返信(手順122)
する。
【0039】基地局B22は、受信した更新応答を、更
新通知として交換機30へ転送(手順123)する。
【0040】交換機30は、基地局B22からライン回
路B32を介して更新通知を受信したとき、以前の通話
路の回線番号を受信するので、相手機50との通話路を
新通話路61に切り替え(手順124)すると共に、そ
れまで接続中のライン回路A31を介して基地局A21
へ復旧指令を送信(手順125)する。
【0041】基地局A21は受信した復旧指令により移
動機10に対する情況をすべて復旧(手順126)し、
復旧応答を交換機30へ返信(手順127)する。
【0042】交換機30も復旧応答を受信したライン回
路A31が復旧を確認して、処理手順はすべて終了する
【0043】本実施例の情報・信号の授受が制御路で実
施される場合、手順114の移動機でのチャンネル切替
から手順124の交換機での通話路の切り替えまで通話
路が瞬断される。相手機へ切替中を保留音などで通知す
るならば、手順104で交換機がゾーン切替を要求され
たときから手順123で通話路を切り替えるまで通話は
中断してよい。
【0044】本実施例では自動車電話を参照にした移動
通信方式で説明したが、移動機としてコードレス電話す
なわち無線電話機を使用する構内電話交換機の場合、無
線ゾーンを形成する基地局は無線接続装置であり、この
無線接続装置を有線回線で接続収容する交換機は無線回
線制御装置となる。
【0045】また、交換機と基地局との間を有線回線が
接続すると図示し説明したが、谷間または離れたビルに
設置された基地局に対しては無線回線で接続してもよい
。移動局が選定する基地局は測定レベル値が最大の一つ
と図示し説明したが、全チャンネル使用中の基地局から
は測定値の報告がないことを前提条件とした。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による移動
機の通話中ゾーン切替方式は、移動機がゾーン切替要求
を発生し、この要求に応じて使用中通話路の回線番号を
受信したのち周辺基地局へレベル測定信号を送信して測
定値を受信したとき高い測定値を発信した基地局の一つ
を選定し、この基地局との新通話無線チャンネルを指示
されてチャンネル切り替えすることにより、基地局が使
用中のすべての無線チャンネルの受信レベルの規定値以
下を検出すること、および指示された新無線チャンネル
の受信レベルの規定値以上を確認することをなくし、ま
た交換機が基地局の選択を制御することをなくすという
交換機の移動機制御の簡略化および端末回線当りの負荷
軽減の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要動作の一実施例の前半を示す手順
図である。
【図2】図1の動作手順に続く後半を示す手順図である
【図3】移動通信方式の一例を示す中継方式図である。
【図4】図3で基地局と交換機とを結ぶ通話路接続の一
例を示すブロック図である。
【図5】従来の主要動作の一例を示す手順図である。
【符号の説明】
10    移動機(無線電話機) 21,22    基地局(無線接続装置)30   
 交換機(無線回線制御装置)61    通話路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動無線交換機が収容する複数の無線
    基地局のそれぞれが形成する無線ゾーンで通話中の移動
    機が他の無線ゾーンへ移動するとき通話ゾーンを切り替
    えて通話を継続する移動機の通話中ゾーン切替方式にお
    いて、通話中の前記移動機が、切替要求を発生したとき
    通話中の無線チャンネルを接続する基地局を介して、接
    続中通話路の回線番号を受信すると共に、全基地局で常
    時監視するレベル測定信号を所定レベルで送信した結果
    、これら基地局から返信される測定レベル値を受信比較
    し基地局の一つを選定して発呼するときこの発呼を受け
    た基地局により設定された一つの無線チャンネルの通知
    を受け、この無線チャンネルにそれまで通話中の無線チ
    ャンネルを切り替えて新しい通話路を形成させる一方、
    それまでの通話路をこの新通話路に切り替える要求を発
    信することを特徴とする移動機の通話中ゾーン切替方式
JP9528091A 1991-04-25 1991-04-25 移動機の通話中ゾーン切替方式 Expired - Lifetime JP2679438B2 (ja)

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