JPH04326090A - 肉盛補修されたインコアモニタハウジングの残留応力除去方法 - Google Patents

肉盛補修されたインコアモニタハウジングの残留応力除去方法

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Publication number
JPH04326090A
JPH04326090A JP3122495A JP12249591A JPH04326090A JP H04326090 A JPH04326090 A JP H04326090A JP 3122495 A JP3122495 A JP 3122495A JP 12249591 A JP12249591 A JP 12249591A JP H04326090 A JPH04326090 A JP H04326090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
monitor housing
stress
core monitor
repaired
Prior art date
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Pending
Application number
JP3122495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Hirata
平田 久人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04326090A publication Critical patent/JPH04326090A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子力プラント
、化学プラントなどで使用されるインコアモニタハウジ
ングの肉盛補修後の残留応力の除去方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば図5に示すような原子力プラント
では、ペデスタル7によって支持されている原子力圧力
容器1に、図示しない原子炉内監視用モニタのケーブル
を内部収納し得るインコアモニタハウジング3を設けて
おり、該インコアモニタハウジング3は上端部4(固定
部)を燃焼室5の下部に固定し、又下端部6を図6に示
すように原子炉圧力容器1の底部2に挿通させてその挿
通部8(固定部)を溶接固定するようにしている。
【0003】インコアモニタハウジング3は金属製の管
状ハウジングで、長期間使用すると内周面9に応力腐食
割れや亀裂が発生するため、一定期間が経過したら例え
ばレーザークラッドなどの肉盛手段により内周面9に肉
盛補修が行われる。
【0004】図中、符号10はインコアモニタハウジン
グ3の肉盛部を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インコアモ
ニタハウジング3は、前述したように図5に示す上端部
4が燃焼室5の下部に、又下部が原子炉圧力容器1の底
部2にそれぞれ固定されているため、例えばレーザーク
ラッドなどにより内周面9に肉盛補修を行うと前記イン
コアモニタハウジング3の軸線方向へ向う引っ張りの残
留応力が発生し、補修したにもかかわらず、前記亀裂が
進展する恐れがあった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みなされたもので
、補修後のハウジングに引張応力に代えて圧縮応力を発
生させることで残留応力の低減を図り、亀裂の進展を防
止することができる肉盛補修されたインコアモニタハウ
ジングの残留応力除去方法を提供することを目的とする
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、両端部が固定
され、かつ内周面が肉盛補修が施されたインコアモニタ
ハウジングに、外周からの押圧力により変形を与えて一
時的に肉盛部に降伏点を超える引張荷重をかけ、前記押
圧力の除荷により前記インコアモニタハウジングの肉盛
部に圧縮応力を発生させたものである。
【0008】
【作用】内周面が肉盛補修が施されたインコアモニタハ
ウジングの固定部間に、外周からの押圧力により変形を
与えて一時的に降伏点を超える引張荷重をかけ、前記押
圧力の除荷により前記インコアモニタハウジングに圧縮
応力を発生させることで残留応力の低減を図り、亀裂の
進展を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0010】図中、図5、6のものと同一物には同じ符
号を付する。
【0011】本発明の実施例の肉盛補修されたインコア
モニタハウジングの残留応力除去方法は、一例を図1に
示すように、原子炉圧力容器1の挿通部8上の肉盛補修
されたインコアモニタハウジング3の上端部4,8間に
、図2に示すように例えばフランジ17で連結できる2
つ割構造の本体リング11を外装配置し、該本体リング
11に90度毎にナット孔12を放射状に設け、各ナッ
ト孔12には先端に前記インコアモニタハウジング3の
押圧部13が固定されたクランプボルト14をそれぞれ
螺着し、各クランプボルト14を所定方向へ回転させる
ことで外部からインコアモニタハウジング3を押圧自在
になしたものである。
【0012】本発明の肉盛補修されたインコアハウジン
グの残留応力除去方法は、まず図3に示すように各クラ
ンプボルト14を締めてインコアモニタハウジング3の
一部に外周から一時的にインコアモニタハウジング3の
降伏点を超える押圧力Pをかけて変形させる。このとき
、図5に示すようにインコアモニタハウジング3は上端
部4と挿通部8の固定部で固定されているためインコア
モニタハウジング3には一時的に図3に示す矢印15方
向の引張応力がかかる。
【0013】そののち、各クランプボルト14を緩めて
押圧力Pを解除して除荷すると、除荷前に前記インコア
モニタハウジング3に降伏点を超える押圧力Pがかかっ
ていたため、矢印15方向の引張応力が図4に示す矢印
16方向の圧縮応力に変化する。これにより、残留応力
の低減を図ることができ、例えば肉盛補修前にインコア
モニタハウジング3に応力腐食割れや亀裂などがあった
場合の亀裂の進展を防止することができる。
【0014】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定するものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内での設計変更などがあっても本発明に含まれ
る。
【0015】例えば、実施例では、インコアモニタハウ
ジングの押圧箇所を原子炉圧力容器の挿通部上としたが
、必ずしもこれに限定しなくとも任意の箇所とすること
ができる。
【0016】また、実施例では、押圧治具としてクラン
プボルトを有するものを示したが、必ずしもこれに限定
しなくとも例えばロープなどの締着部材で締着したり、
他のクランプ方式等にてインコアモニタハウジングに降
伏点を超える押圧力を加えてもよい。
【0017】さらにまた、実施例では、原子炉圧力容器
に使用されるインコアモニタハウジングを例にとったが
、必ずしもこれに限定されなくとも例えば化学プラント
などに使用されるものなど、どのようなインコアモニタ
ハウジングにも採用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、このように内周面が肉盛補修
が施されたインコアモニタハウジングに外周からの押圧
力により変形を与えて一時的に降伏点を超える引張荷重
をかけ、前記押圧力の除荷により前記インコアモニタハ
ウジングに圧縮応力を発生させることで、残留応力の低
減を図り、亀裂の進展を防止することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の肉盛補修されたインコアモニ
タハウジングの残留応力除去方法のハウジング引張応力
付与工程を示す要部拡大縦断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の実施例の残留応力除去方法のインコア
モニタハウジングの引張応力付与状態を示す要部拡大断
面図である。
【図4】本発明の実施例の残留応力除去方法のインコア
モニタハウジングの圧縮応力付与状態を示す要部拡大断
面図である。
【図5】インコアモニタハウジングが装備された原子炉
圧力容器の概略図である。
【図6】図5のVI部の拡大図である。
【符号の説明】
3 インコアモニタハウジング 4 上端部(固定部) 8 挿通部(固定部) 9 内周面 P 押圧力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  両端部が固定され、かつ内周面が肉盛
    補修が施されたインコアモニタハウジングに、外周から
    の押圧力により変形を与えて一時的に肉盛部に降伏点を
    超える引張荷重をかけ、前記押圧力の除荷により前記イ
    ンコアモニタハウジングの肉盛部に圧縮応力を発生させ
    ることを特徴とする肉盛補修されたインコアモニタハウ
    ジングの残留応力除去方法。
JP3122495A 1991-04-25 1991-04-25 肉盛補修されたインコアモニタハウジングの残留応力除去方法 Pending JPH04326090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0597244A1 (en) * 1992-11-13 1994-05-18 Aea O'donnell, Inc. Process for reducing tensile welding stresses in a nozzle in a nuclear reactor shell
JP2003028786A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 管内面の応力腐食割れ形成方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0597244A1 (en) * 1992-11-13 1994-05-18 Aea O'donnell, Inc. Process for reducing tensile welding stresses in a nozzle in a nuclear reactor shell
JP2003028786A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 管内面の応力腐食割れ形成方法及び装置
JP4706814B2 (ja) * 2001-07-18 2011-06-22 株式会社Ihi 管内面の応力腐食割れ形成方法及び装置

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