JP4472815B2 - 下降管連結装置及び方法 - Google Patents

下降管連結装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4472815B2
JP4472815B2 JP36387399A JP36387399A JP4472815B2 JP 4472815 B2 JP4472815 B2 JP 4472815B2 JP 36387399 A JP36387399 A JP 36387399A JP 36387399 A JP36387399 A JP 36387399A JP 4472815 B2 JP4472815 B2 JP 4472815B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
downcomer
wedge
coupling device
flange
lower flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP36387399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001183488A (ja
JP2001183488A5 (ja
Inventor
ジョン・ゲッデス・アーブス
デイヴィッド・リー・ラウザー
マイケル・ロイ・シュラッグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Priority to JP36387399A priority Critical patent/JP4472815B2/ja
Publication of JP2001183488A publication Critical patent/JP2001183488A/ja
Publication of JP2001183488A5 publication Critical patent/JP2001183488A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4472815B2 publication Critical patent/JP4472815B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【0001】
【発明の背景】
本発明は原子炉に関するものであって、更に詳しく言えば、かかる原子炉の原子炉圧力容器内において配管を連結するための装置及び方法に関する。
【0002】
沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容器(RPV)は概して円筒形の形状を有するのが通例であって、それの両端はたとえば下部鏡板及び着脱自在の上部鏡板によって密閉されている。通例、炉心は炉心シュラウド(又はシュラウド)によって包囲され、そして炉心シュラウドはシュラウド支持構造物によって支持されている。
【0003】
沸騰水型原子炉は多数の配管系を含んでいて、かかる配管系はたとえばRPVを通して水を輸送するために使用される。たとえば、炉心スプレー配管はRPVの外部からの水をRPVの内部の炉心スプレースパージャに送るために使用される。炉心スプレー配管及び炉心スプレースパージャは、炉心に水流を供給するために役立つ。
【0004】
応力腐食割れ(SCC)は、高温の水に暴露された原子炉部品(たとえば、構造部材、配管、ファスナ及び溶接部)において起こる公知の現象である。原子炉部品は、たとえば熱膨張の差、原子炉冷却水の閉込めのために必要な運転圧力、及びその他の原因(たとえば、溶接、冷間加工及びその他の不均質金属処理に由来する残留応力)に関連した様々な応力を受ける。更にまた、水の化学的性質、溶接、熱処理及び放射線が部品中の金属のSCC感受性を高めることがある。
【0005】
Tボックスや炉心スプレー管路の下降管のごとき原子炉の内部配管は、SCCの結果として交換を必要とする場合がある。炉心スプレー配管の交換に際しては、炉心スプレー管路の下降管の取外し及び交換が必要となることが多い。しかるに、シュラウドに対する炉心スプレー管路の下降管の取付部は、当初の原子炉建設に際して設置されるのが通例であり、従って接近が困難である。更にまた、炉心スプレー管路の下降管の交換は利用可能な作業空間が限られていることによって一層面倒になる。
【0006】
炉心スプレー管路の下降管は、シュラウドの炉心スプレースパージャTボックスに固定された下部エルボを含んでいる。原子炉内に交換用の下降管を設置するためには、交換用の下部エルボをシュラウドに溶接することが必要となる。しかるに、上記に説明した通り、原子炉のこの区域に接近することは困難である。
【0007】
従って、シュラウドの炉心スプレースパージャのTボックスに取付けられた炉心スプレー管路の下降管の交換を容易にする装置を提供することは望ましいわけである。また、現場溶接の必要なしに設置される上記のごとき装置を提供することも望ましいのである。
【特許文献1】
米国特許第4048267 号 1977年9月発行
【特許文献2】
米国特許第4238291 号 1980年12月発行
【特許文献3】
米国特許第4452474 号 1984年6月発行
【特許文献4】
米国特許第4647084 号 1987年3月発行
【特許文献5】
米国特許第4648632 号 1987年3月発行
【特許文献6】
米国特許第4832379 号 1989年5月発行
【特許文献7】
米国特許第4840409 号 1989年6月発行
【特許文献8】
米国特許第4887849 号 1989年12月発行
【特許文献9】
米国特許第5466107 号 1995年11月発行
【特許文献10】
米国特許第5735551 号 1998年4月発行
【特許文献11】
米国特許第5737380 号 1998年4月発行
【特許文献12】
米国特許第5806833 号 1998年9月発行
【特許文献13】
米国特許第5912936 号 1999年6月発行
【0008】
【発明の概要】
現場溶接なしに下降管の下部エルボ部分を交換することは、下降管連結装置の使用によって達成することができる。かかる下降管連結装置は、実施の一態様に従えば、くさび、くさびフランジ及びくさびハウジングを含んでいる。くさびは、長さ方向に延びる複数の柔軟な薄肉セグメントを有するテーパ付きの割りスリーブである。独立したくさびフランジは、くさびの上方に配置されるように構成されていると共に、くさびフランジボルトを受入れるように寸法決定された2つの穴を含んでいる。なお、各々の穴はボルトの緩み止めカラーと嵌合し合う正方形のくぼみを有している。くさびハウジングは実質的に円錐台形の形状を有するものであって、大径端に位置するくさびハウジングフランジ、くさびに対応したテーパ付きの内腔、及びだぼボルトを受入れるようにねじを切った2つの対向するだぼボルト穴を有している。各々のだぼボルト穴は、ボルトの緩み止めカラーと嵌合し合う正方形のくぼみを有している。
【0009】
下降管は、2本のくさびフランジボルト及び2本のだぼボルトを用いて装置に連結される。詳しく述べれば、くさびフランジボルトはくさびフランジを貫通してくさびハウジングにねじ込まれる。その結果、くさびフランジボルトが固定された場合、くさびはくさびハウジングに対して下降管をしっかりと締付ける。だぼボルトはだぼボルト穴及び下降管を貫通して延び、そしてくさびハウジングと下降管との間に剪断方向の連結部を形成する。締付けられたくさび、くさびハウジング及び下降管は強固な連結部を形成するが、それは下降管及びだぼボルト穴と整列している。
【0010】
かかる装置はまた、くさびハウジングの小径端に連結された実質的に円筒形の管、円筒形の管の第2の末端に連結されたエルボ、及びエルボの第2の末端に連結された実質的に円形の下部フランジを含んでいる。下部フランジはシュラウドから延びるTボックスの一部を受入れるように寸法決定された内径を有するTボックス開口を含むと共に、下部フランジ面上にはシュラウドの座ぐり溝と係合して配管に加わる剪断荷重及び継手の予荷重力を伝動するための円形リップが形成されている。下部フランジはまた、下部フランジボルトを受入れるように寸法決定された8つの下部フランジボルト穴をも有している。なお、各々の下部フランジボルト穴はボルトの緩み止めカラーと嵌合し合う正方形のくぼみを有している。下部フランジボルトは、利用可能な接近空間に応じて8つの可能な位置のうちの3つに設置される。
【0011】
更にまた、連結装置はナットバーを含むと共に、1本の下部フランジボルトを受入れるように寸法決定されたボルト穴を有する実質的にL字形のクランプを含んでいる。ナットバーは、2本の下部フランジボルトを受入れるように寸法決定されていて、2個のナットを用いた連結により回転防止機構として働く。クランプはTボックスをシュラウドに対し軸方向に拘束するように寸法決定されている結果、Tボックスが炉心に向かって内方に移動することはない。
【0012】
連結装置の2つの連結端には、漏れを抑制するためのシールが備わっている。管シール及びTボックスシールはいずれも二重ダイアフラム型の封止装置であって、それらは自動補力機能を有するため、漏れを引起こす傾向のある圧力差がシール表面の接触力を増大させてシールを密着させる。かかる柔軟なタイプのシールは封止を達成するために必要な追加の継手荷重を最小限に抑える結果、所要のボルト及びボルト穴の寸法を最小にして利用可能な接近空間内に納めることができる。特に、シュラウドの内側への接近は多数の炉心スプレースパージャノズルの存在によって制限される。
【0013】
連結装置は、配管系の荷重を顕著に変化させることなく地震、重量、熱膨張及び水圧条件に基づいて元来規定された配管荷重に抵抗するのに十分な強度及び剛性をもってシュラウド及び下降管に対して機械的に接合される。くさび及びくさびハウジングは、連続管の曲げ強さ及び剛性を完全に再現するのに十分な長さにわたって下降管をしっかりと把持する。
【0014】
だぼボルトは、軸方向ねじり及び鉛直荷重に抵抗するように寸法決定されている。ボルト締めによるシュラウドへの下部フランジの連結は同様に強固な連結であって、ボルトによる予荷重はシュラウドからの下部フランジの分離を防止するのに十分なものである。下降管の外側に下部フランジボルトを配置したことは、下降管内の流体の過渡的な温度変化に原因する予荷重の変化を最小限に抑える。
【0015】
連結装置は、付随する下降管及びシュラウドの熱的性質に整合した材料(たとえば、タイプ316ステンレス鋼)で作製されるのが通例である。連結装置の構成部品は、組立てを容易にし、強度を付与し、かつ最適の耐食性を付与するように作製される。連結装置を設置するためには、既存の下降管の下方部分が取除かれる。そのためには、たとえば、下部エルボの近くで下降管の一部を切り放し、そして下部エルボをシュラウドから取外せばよい。次に、シュラウドの外面及び下降管の末端と整列した位置において、下降管に2つのだぼボルト穴が機械加工される。次いで、シュラウドの外面側かつTボックスの切断端側においてTボックスを取巻く円形の溝が適正な深さまで座ぐり加工される。次いで、接近可能な位置において、3つの下部フランジボルト穴がシュラウド中に機械加工される。
【0016】
くさびハウジング及び下部フランジの溝の中に管シールを挿入した後、下降管の末端を覆うようにして交換用の連結装置、くさびフランジ、くさび及びくさびハウジングが設置される。その結果、下降管はくさびハウジングの底部の内側において管シールに接して配置される。次いで、くさびハウジングを貫通しながら2本のだぼボルトを下降管のボルト穴にねじ込めば、連結装置はシュラウドの外面と整列し、かつ管シールに管理された圧縮力が加えられることになる。
【0017】
次に、連結装置がシュラウドに連結される。下部フランジのリップがシュラウドの座ぐり溝と係合しかつTボックスが下部フランジの開口内に延びてTボックスシールに接触するようにしながら、下部フランジがシュラウドに隣接して配置される。次いで、下部フランジのボルト穴、シュラウドのボルト穴、及びナットバーを貫通して2本の下部フランジボルトが挿入される。第3の下部フランジボルトは、下部フランジのボルト穴、シュラウドのボルト穴、クランプのボルト穴、及びナットを貫通して挿入される。これらの下部フランジボルトは、連結装置の下部フランジをシュラウドに固定する。次に、くさびフランジを貫通しながら2本のくさびフランジボルトをくさびハウジングにねじ込んでくさびを圧縮することにより、下降管が連結装置に固定される。くさびフランジボルトをねじ込むと、くさびはくさびフランジとくさびハウジングとの間に締付けられる。その結果、くさびはくさびハウジング内に挿入され、そして下降管に接しながら圧縮されるため、下降管は連結装置に対してしっかりと連結されることになる。ねじ込みの完了後、ボルトの頭部に設けられた溝の中に緩み止めカラーを圧入することにより、くさびフランジボルト、だぼボルト及び下部フランジボルトの回転が防止される。
【0018】
上記の装置は、下降管の下方部分の交換を容易にする。かかる連結装置はシュラウド及び下降管に対して機械的に接合されるから、下降管を取巻く限られた空間内において、元の取付溶接に由来する亀裂が認められた材料に対して現場溶接を行う必要がない。更にまた、このようして下降管とシュラウドのTボックスとの間に得られた連結部は恒久的な交換品である。
【0019】
【好適な実施の態様の詳細な説明】
図1は、原子炉圧力容器(RPV)10の部分切欠き斜視図である。RPV10は、シュラウド12、炉心スプレー管路の側管14A及び14B、下降管20A及び20B、Tボックス接合部24、Tボックス28、並びに炉心スプレースパージャ(図1には示さず)を含んでいる。また、下降管20A及び20Bは下部エルボ32A及び32Bを含んでいる。通例、下部エルボ32A及び32Bはシュラウド12に溶接されている。
【0020】
図2に示されるごとく、下降管20Aはシュラウド12と原子炉圧力容器10の側壁との間に配置されている。詳しく述べれば、下降管20Aは約12〜15インチの幅を有するシュラウド12とRPV側壁との間の環状空間内かつ高放射線区域内において約60フィートの水面下に配置されている。このように接近可能性が限られていたため、交換用下降管の溶接はこれまで実行できなかった。
【0021】
本発明に従って構成された下降管連結装置は、下降管の交換を容易にする。図2、3、4、5及び6を参照しながら詳しく述べれば、本発明の実施の一態様に従って構成された下降管連結装置36は、くさびフランジ40、くさび44、くさびハウジング48、管シール50、実質的に円筒形の管52、エルボ56、Tボックスシール60、下部フランジ62、ナットバー64及びクランプ68を含んでいる。下降管連結装置36はまた、くさびフランジボルト72A及び72B、だぼボルト74A及び74B、並びに下部フランジボルト76A、76B及び76Cをも含んでいる。くさびフランジ40は、くさびフランジボルト穴(図示せず)及び下降管20Aを受入れるように寸法決定された開口(図示せず)を有している。くさび44は、実施の一態様に従えば、実質的に長さ方向に沿って延びる柔軟な薄肉セグメント84A、84B、84C、84D、84E、84F、84G及び84H並びに下降管20Aを受入れるように寸法決定された実質的に円形の開口(図示せず)を有するテーパ付きの割りスリーブである。
【0022】
くさびハウジング48は、円錐台形部分92、円錐台形部分92の大径端100に設けられたくさびハウジングフランジ96、並びにだぼボルト穴102A及び102B(一方のみを示す)を含んでいる。くさびハウジングフランジ96は、くさびフランジボルト72A及び72Bを受入れるように寸法決定された2つのくさびフランジボルト穴(図示せず)を有している。管シール50は二重ダイアフラム型の封止装置であって、これをくさびハウジング48内の円錐台形の小径端106に隣接した位置に配置した場合、下降管20Aがシール50をくさびハウジング48に対して締付ける寸法になっている。柔軟なシール50は自動補力機能を有しているため、漏れを引起こす傾向のある圧力差がシール表面の接触力を増大させてシールを密着させる。シール50は封止を達成するために必要な追加の継手荷重を最小限に抑える結果、所要のだぼボルト74A及び74B、くさびフランジボルト72A及び72B、だぼボルト穴102A及び102B、並びにくさびフランジボルト穴の寸法を最小にして利用可能な接近空間の範囲内に納めることができる。
【0023】
管52は、第1の末端108及び第2の末端112を有する実質的に円筒形のものである。管の第1の末端108は、くさびハウジング48の小径端106に連結されている。管の第2の末端112は、下部エルボの第1の末端116に連結されている。下部エルボの第2の末端118は、下部フランジ62に連結されている。下部フランジ62は、Tボックス開口(図示せず)、8つの下部フランジボルト穴(図示せず)、並びにテーパピン穴122A、122B及び122C(2つだけを示す)を有する円形リップ120を含んでいる。下部フランジのTボックス開口は、Tボックス28の一部を受入れるように寸法決定されている。8つの下部フランジボルト穴の各々は、ボルトの緩み止めカラー(図示せず)と嵌合し合う正方形のくぼみ(図示せず)を有している。Tボックスシール60は、管シール50と同じ二重ダイアフラム型の封止装置である。
【0024】
下部フランジボルト76A、76B及び76Cは、利用可能な接近空間に応じて下部フランジボルト穴の3つを貫通して延びるように寸法決定されている。テーパピン穴98A、98B及び98Cは、下部フランジのリップ120を半径方向に貫通して延び、そしてテーパピン124A、124B及び124C(2本だけを示す)を受入れるように寸法決定されている。テーパピン124A、124B及び124Cは、下部フランジのテーパピン穴122A、122B及び122Cを貫通して延びかつ設置に際してTボックスシール60を適当な位置に保持するように寸法決定されている。
【0025】
ナットバー64は、部材126並びにナット128A及び128Bを含んでいる。部材126は、下部フランジボルト76A及び76Bを受入れるように寸法決定された2つの穴(図示せず)を有している。クランプ68は実質的にL字形のものであって、一方の脚132を貫通しかつ下部フランジボルト76Cを受入れるように寸法決定されたボルト穴(図示せず)を有している。くさびフランジボルト72A及び72Bは、くさびフランジ40及びくさびハウジングフランジ96のくさびフランジボルト穴を貫通して延びるように形成されている。だぼボルト74A及び74Bは、くさびハウジングのだぼボルト穴102A及び102B並びに下降管のだぼボルト穴136A及び136B(1つだけを示す)を貫通して延びるように形成されている。
【0026】
下部エルボ32Aを含めた下降管20Aの下方部分を交換する際には、炉心スプレー管路の側管14Aと下部エルボ32Aとの間で下降管20Aが切り放される。次いで、シュラウドのTボックス28から下部エルボ32Aが取除かれる。連結装置36と連結されるべき下降管20Aの末端の近傍に、だぼボルト穴136A及び136Bが通例は機械加工によって形成される。次いで、通例は適正な深さまでの座ぐり加工により、Tボックス28の周囲のシュラウドの外面に円形の溝154が形成される。溝154は連結装置36に対して剪断方向の拘束をもたらすものであって、下部フランジのリップ120を受入れて下部フランジ62がシュラウド12に隣接するように寸法決定されている。シュラウド12から延びるTボックス28の一部は、たとえば座ぐり加工によって適当な長さに切断される。次いで、8つの下部フランジボルト穴(図示せず)の3つと整列した接近可能な位置において、通例は機械加工により、シュラウド12中に3つの下部フランジボルト穴(図示せず)が形成される。
【0027】
交換を継続するため、管シール50を下降管20Aとくさびハウジング48との間に配置しながら下降管20Aがくさびハウジング48内に挿入される。ねじを切ったくさびハウジングのだぼボルト穴102A及び102B並びに下降管のだぼボルト穴136A及び136Bの中に、だぼボルト74A及び74Bがそれぞれ挿入される。
【0028】
Tボックス28が下部フランジ62内に収容されるようにしながら、下部フランジ62がシュラウド12に隣接して配置される。下部フランジ62及びシュラウド12に設けられた下部フランジボルト穴の中に下部フランジボルト76A、76B及び76Cが挿入される。次いで、シュラウド12の内側にナットバー64が配置され、そして下部フランジボルト76A及び76Bがナットバーの部材124中に挿入されかつナットバーのナット128A及び128Bと係合させられる。次に、下部フランジボルト76Cがクランプのボルト穴を貫通するようにしてクランプ68が配置されると共に、クランプ68がTボックス28に隣接して配置される。その後、ナット140を用いて下部フランジボルト76Cを固定することによってTボックス28が拘束される。
【0029】
次に、くさびフランジボルト72A及び72Bをねじ込めば、くさび44がくさびフランジ40とくさびハウジング48との間に締付けられ、それによって連結装置36と下降管20Aとの間に強固な継手が形成される。だぼボルト74A及び74B並びに下部フランジボルト76A、76B及び76Cをねじ込んだ後、緩み止めカラー160A、160B、160C、160D、160E、160F及び160G(4個だけを示す)を正方形のくぼみの中に配置し、そしてボルト72A、72B、74A、74B、76A、76B及び76Cの頭部に設けられた溝(図示せず)の中に圧入することによって回転が防止される。
【0030】
上記に説明した通り、連結装置36は配管系の荷重を顕著に変化させることなく地震、重量、熱膨張及び水圧条件に基づいて元来規定された配管荷重に抵抗するのに十分な強度及び剛性をもってシュラウド12及び下降管20Aに対して機械的に接合される。くさび44及びくさびハウジング48は、連続管の曲げ強さ及び剛性を完全に再現するのに十分な長さにわたって下降管20Aをしっかりと把持する。
【0031】
だぼボルト74A及び74Bは、軸方向ねじり及び鉛直荷重に抵抗するように寸法決定されている。ボルト締めによるシュラウド12への下部フランジ62の連結は同様に強固な連結であって、ボルトによる予荷重はシュラウド12からの下部フランジ62の分離を防止するのに十分なものである。下降管20Aの外側に下部フランジボルト76A、76B及び76Cを配置したことは、下降管20A内の流体の過渡的な温度変化に原因する予荷重の変化を最小限に抑える。下降管20Aは通例500°Fを越えるシュラウド12内に低温(約50°F)の非常用冷却水を注入するために使用されることを考えれば、このような過渡的変化は顕著なものであり得る。従って、下部フランジボルト76A、76B及び76Cの温度は付随する下部フランジ62及びシュラウド12の温度に応じて変化する傾向があるから、下部フランジとシュラウドとの継手は熱膨張の差による過大応力や緩みを生じることがない。
【0032】
連結装置36はタイプ316ステンレス鋼で作製されるのが通例であり、従って付随する下降管20A及びシュラウド12の熱的性質に整合している。溶接時の残留応力を除去して最適の耐食性を付与するため、連結装置36には溶体化熱処理が施される。また、かじりや膠着を生じることなく組立てを容易にすると共に完全な締付けが起こるのを防止するため、くさび44の表面には窒化物硬化処理が施される。シール50及び60並びにボルト72A、72B、74A、74B、76A、76B及び76Cは時効硬化Ni−Cr−Fe合金X−750から成るのが通例であるが、これは高い強度を付与することによって限られた利用可能な接近空間内におけるそれらの寸法を最小にするためである。合金X−750はまた、良好な耐食性と共に、ねじ式連結部の係合時におけるかじり抵抗性をも付与する。
【0033】
本発明の様々な実施の態様に関する上記の説明から、本発明の目的が達成されることは明らかである。本発明が詳細に記載されかつ例示されているとは言え、上記の説明はもっぱら例示を目的としたものに過ぎないのであって、本発明を制限する意図は存在しないことを明確に理解すべきである。従って、本発明の精神及び範囲は前記特許請求の範囲のみによって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】シュラウドの上部に連結された炉心スプレー管路の下降管の斜視図である。
【図2】炉心スプレー管路の一部と、本発明の実施の一態様に係わる交換用下降管連結装置とを示す側面図である。
【図3】シュラウドの内側から見た部分切欠き半径方向立面図であって、Tボックス及び下降管連結装置を示している。
【図4】図2に示された管シールの上面図である。
【図5】図4に示された管シールの側面図である。
【図6】図2に示されたくさびの上面図である。
【符号の説明】
10 原子炉
12 炉心シュラウド
20 下降管
28 Tボックス
36 下降管連結装置
40 くさびフランジ
44 くさび
48 くさびハウジング
50 管シール
52 管
56 エルボ
60 シュラウドシール
62 下部フランジ
64 ナットバー
68 クランプ
72 くさびフランジボルト
74 だぼボルト
76 下部フランジボルト
84 セグメント
102 だぼボルト穴
108 管の第1の末端
112 管の第2の末端
118 エルボの第2の末端
128 ナット
136 だぼボルト穴
160 緩み止めカラー

Claims (20)

  1. 少なくとも1つの第1のだぼボルト穴(136)を有する炉心スプレー管路の下降管(20)を、原子炉(10)内の炉心シュラウド(12)に連結するための下降管連結装置(36)において、
    前記下降管(20)と係合すべきくさびハウジング(48)であって、少なくとも1つの第2のだぼボルト穴(102)を有するくさびハウジング(48)と、
    前記くさびハウジング(48)と係合すべきくさびフランジ(40)と、
    前記くさびハウジング(48)内に配置された複数のセグメント(84)を有するくさび(44)と、
    各々が前記くさびハウジング(48)内の前記第2のだぼボルト穴(102)と前記第1のだぼボルト穴(136)とを貫通するように構成された少なくとも1つのだぼボルト(74)、
    とを含むことを特徴とする下降管連結装置(36)。
  2. 前記くさびフランジ(40)及び前記くさびハウジング(48)の各々が少なくとも1つのくさびフランジボルト穴を有すると共に、前記装置(36)が互いに整列した前記くさびフランジボルト穴を貫通して延びるように形成された少なくとも1本のくさびフランジボルト(72A,72B)を更に含む請求項1記載の下降管連結装置(36)。
  3. 円筒形の管(52)及びエルボ(56)を更に含み、前記管(52)の第1の末端(108)は前記くさびハウジング(48)に連結され、かつ前記エルボ(56)は前記管の第2の末端(112)に連結されている請求項1または2に記載の下降管連結装置(36)。
  4. 前記エルボの第2の末端(118)に連結された下部フランジ(62)を更に含んでいて、前記エルボの第2の末端(118)は前記炉心シュラウド(12)に連結されるように構成されている請求項3記載の下降管連結装置(36)。
  5. 前記下部フランジ(62)が少なくとも1つの下部フランジボルト穴を有すると共に、前記下降管連結装置(36)が前記下部フランジボルト穴を貫通して延びる少なくとも1本の下部フランジボルト(76)を更に含む請求項4記載の下降管連結装置(36)。
  6. 前記下部フランジボルト(76)と係合すべき少なくとも1個のナット(128)を有するナットバー(64)を更に含む請求項5記載の下降管連結装置(36)。
  7. 前記下部フランジボルト(76)と係合すべきクランプ(68)を更に含む請求項6記載の下降管連結装置(36)。
  8. 前記くさびハウジング(48)及び前記下降管(20)と係合すべき管シール(50)を更に含む請求項1乃至7に記載の下降管連結装置(36)。
  9. 前記管シール(50)が柔軟な二重ダイアフラム型の封止装置である請求項8記載の下降管連結装置(36)。
  10. 前記下部フランジ(62)及び前記シュラウド(12)と係合すべきシュラウドシール(60)を更に含む請求項4記載の下降管連結装置(36)。
  11. くさびフランジ(40)及びくさび(44)を有する下降管連結装置(36)を用いて原子炉(10)内の炉心シュラウド(12)に炉心スプレー管路の下降管(20)を連結するための方法において、
    前記下降管連結装置(36)に前記下降管(20)を連結し、前記くさびフランジ(40)及び前記くさび(44)内に前記下降管(20)を挿入する工程と、
    前記炉心シュラウド(12)に前記下降管連結装置(36)を連結する工程とを含むことを特徴とする方法。
  12. 前記下降管連結装置(36)が少なくとも1つの第2のフランジボルト穴(102)を有するくさびハウジング(48)及び少なくとも1本の第1のフランジボルト(72)を含み、かつ前記くさびフランジ(40)が少なくとも1つの第2のフランジボルト穴(102)を有していて、前記下降管連結装置(36)に前記下降管(20)を連結する前記工程が前記くさびフランジ(40)及び前記くさびハウジング(48)のボルト穴(102)の中に前記くさびフランジボルト(72)を挿入する工程を更に含む請求項11記載の方法。
  13. 前記下降管連結装置(36)が管シール(50)を含んでいて、前記下降管連結装置(36)に前記下降管(20)を連結する前記工程が前記下降管(20)と前記下降管連結装置(36)との間に前記管シール(50)を係合させる工程を更に含む請求項12記載の方法。
  14. 前記下降管連結装置(36)が少なくとも1つのボルト穴を有する下部フランジ(62)を含み、前記下降管連結装置(36)が少なくとも1本の下部フランジボルト(76)を含み、かつ前記炉心シュラウド(12)が少なくとも1つのボルト穴を有していて、前記炉心シュラウド(12)に前記下降管連結装置(36)を連結する前記工程が前記下部フランジのボルト穴及び前記炉心シュラウドのボルト穴の中に前記下部フランジボルト(76)を挿入する工程を含む請求項11記載の方法。
  15. 前記下降管連結装置(36)がシュラウドシール(60)を含んでいて、前記炉心シュラウド(12)に前記下降管連結装置(36)を連結する前記工程が前記下部フランジ(62)と前記炉心シュラウド(12)との間に前記シュラウドシール(60)を係合させる工程を更に含む請求項14記載の方法。
  16. 前記下降管連結装置(36)が少なくとも1個のナット(128)を有するナットバー(64)を含んでいて、前記炉心シュラウド(12)に前記下降管連結装置(36)を連結する前記工程が前記炉心シュラウド(12)の内側に前記ナットバー(64)を配置して前記下部フランジボルト(76)を前記ナットバーのナット(128)に係合させる工程を更に含む請求項14記載の方法。
  17. 前記下降管連結装置(36)が少なくとも1個の圧入式緩み止めカラー(160)を含んでいて、前記炉心シュラウド(12)に前記下降管連結装置(36)を連結する前記工程が前記圧入式緩み止めカラー(160)を用いて前記下部フランジボルト(76)を固定する工程を更に含む請求項14記載の方法。
  18. 前記下降管連結装置(36)がクランプ(68)を含んでいて、前記炉心シュラウド(12)に前記炉心スプレー管路(20)を連結する前記工程が前記炉心シュラウド(12)の内側に前記クランプ(68)を配置して前記下部フランジボルト(76)を前記クランプ(68)に係合させる工程を更に含む請求項10記載の方法。
  19. 少なくとも1つの第1のだぼボルト穴(136)を有する炉心スプレー管路の下降管(20)を原子炉(10)内の炉心シュラウド(12)に連結するための下降管連結装置(36)において、
    円錐台形部(92)と前記円錐台形の大径端(100)に位置するハウジングフランジ(96)とを有するくさびハウジング(48)であって、さらに、少なくとも1つのねじ切りされた第2のだぼボルト穴(102)を有し、このだぼボルト穴(102)の各々が、下降管(20)内に設けられた前記第1のだぼボルト穴(136)と略整合するように構成されたくさびハウジング(48)と、
    前記くさびハウジング(48)内に配置された複数のセグメント(84)を有するくさび(44)と、
    くさびフランジ(40)と、
    各々が前記くさびハウジング(48)内の前記第2のだぼボルト穴(102)と前記下降管(20)を貫通するように構成された少なくとも1つの第1のだぼボルト(74)、
    とを含むことを特徴とする下降管連結装置(36)。
  20. 前記くさびフランジ(40)及び前記くさびハウジング(48)の各々が少なくとも1つのくさびフランジボルト穴を有すると共に、前記装置(36)が互いに整列した前記くさびフランジボルト穴を貫通して延びるように形成された少なくとも1本のくさびフランジボルト(72)を更に含む請求項19記載の下降管連結装置(36)。
JP36387399A 1999-12-22 1999-12-22 下降管連結装置及び方法 Expired - Lifetime JP4472815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36387399A JP4472815B2 (ja) 1999-12-22 1999-12-22 下降管連結装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36387399A JP4472815B2 (ja) 1999-12-22 1999-12-22 下降管連結装置及び方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001183488A JP2001183488A (ja) 2001-07-06
JP2001183488A5 JP2001183488A5 (ja) 2007-02-08
JP4472815B2 true JP4472815B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=18480408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36387399A Expired - Lifetime JP4472815B2 (ja) 1999-12-22 1999-12-22 下降管連結装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4472815B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7802825B2 (en) * 2007-11-15 2010-09-28 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Method and system for repairing a downcomer pipe in a core spray for a nuclear reactor

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001183488A (ja) 2001-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5288767B2 (ja) ジェットポンプディフューザ溶接部補修装置
US5839192A (en) Method and apparatus for repairing cracked core spray supply piping in a boiling water reactor
US7798535B2 (en) Pipe clamp
EP0164524B1 (en) Boundary seal for vessel penetration
EP1241680B1 (en) Core spray sparger T-Box attachment with clamp
US7623611B2 (en) Core spray apparatus and method for installing the same
JP3130018B2 (ja) 炉心噴霧管結合装置
US6264203B1 (en) Methods and apparatus for repairing a cracked jet pump riser in a boiling water reactor utilizing a spacer camp
US5737380A (en) Core spray line assembly
US5793828A (en) Method and apparatus for repair of nuclear reactor shroud
JP2001201588A (ja) 原子炉内の炉心スプレーtボックス/熱スリーブを交換するための装置及び方法
US6195892B1 (en) Method for replacing cracked core spray supply piping in a boiling water reactor
US6131962A (en) Core spray line coupling apparatus and methods
US5600689A (en) Method and apparatus for repairing boiling water reactor shrouds utilizing tie-rods with multiple longitudinal members
US5619546A (en) Resistance temperature detector nozzle mechanical clamp
US6236700B1 (en) Downcommer coupling apparatus and methods
JP4472815B2 (ja) 下降管連結装置及び方法
US5901192A (en) Core spray line riser apparatus and methods
JP4444411B2 (ja) 原子炉容器への炉心スプレー上部tボックスの取付
US6481757B1 (en) Core spray system attachment assemblies
US6293593B1 (en) Collar clamp assembly for repairing core spray piping
US6390509B1 (en) Shroud connection for replacement core spray pipe
US5687206A (en) Method of replacing a boiling water reactor core shroud
US5828713A (en) Replacement core shroud assembly for a boiling water reactor
JPH07325189A (ja) 振動監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090727

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4472815

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term