JPH04325229A - カラーを備えるヒンジ蓋付きパックを製造する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、カラ−前面パネルとカ
ラ−側面タブからなるカラ−が、ヒンジ蓋パックのパッ
ク部分から突出するヒンジ蓋パックの製造方法に関し、
その方法においては、前記カラ−が、別体のブランクの
形態でシガレットブロック（錫箔製の内部ブランク中に
包装されたシガレット集合体）の頂部上に置かれ、突出
するカラ−側面タブが、シガレットブロックの側面に対
向して折り畳まれ、次いで当該シガレットブロックは、
折り畳まれたカラ−と一緒にヒンジ蓋パック内に導入さ
れる。さらに、本発明は、前記方法を実行する装置にも
関連する。

【０００２】

【従来の技術】ヒンジ蓋パックはシガレットパックとし
て広く用いられている。それは、パック部分とパック部
分の背面パネルにヒンジされた蓋からなる。パック部分
に配置されるカラ−は、通常は分離されたブランクで形
成され、カラ−前面パネルとカラ−側面タブからなる。

【０００３】近年になって、この種の、長手方向のエッ
ジに斜角が付されているか多角形状をなすヒンジ蓋パッ
クが出現した（ＵＳ−Ａ−４，７５３，３８３およびＵ
Ｓ−Ａ−４，７５３，３８４）　。このタイプのパック
では、一方にあるカラ−前面パネルと、他方にあるカラ
−側面タブの間に形成される直立する長手方向エッジが
、パックの長手方向エッジの形状と対応しなければなら
ない、すなわち、長手方向エッジは丸みがつけられるか
、斜角が付されるか、多角形状でなければならない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、カラ−用の
（分離した）ブランクを、カラ−のパック（ヒンジ蓋パ
ック）内への導入が、あらゆる包装方法と都合よく統合
されるように、製造し準備することに係わる。本発明は
、丸みがつけられるか、斜角が付されるか、多角形状で
あるエッジを有するヒンジ蓋パックのカラ−のためのブ
ランクを、たとえエッジが従来とは異なる構造をしてい
ても、従来通りのやり方でカラ−がパックの内容物（シ
ガレットブロック）とともにパック内に導入されるよう
に、製造し、準備し、供給するための目的に基づくもの
である。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の方法は、丸みを帯びた、または多角形状の
エッジを形成するために、カラ−側面タブを長手方向エ
ッジの近傍において枢動させることによってカラ−に予
備変形を施す点、および（殆ど）広がった平坦な形状を
回復するためにカラ−を再変形し、その後シガレットブ
ロック（パック内容物）に供給する点に特徴を有する。

【０００６】

【作用】本発明の知見によれば、特別に設計された長手
方向エッジを有するパック用カラ−は、もしそれが特別
のやり方で予備処理されていても、例えば特に、カラ−
の長手方向エッジが、丸みを帯びまたは多角形状になる
ように予備変形され、その後で、カラ−を従来通りのや
り方でさらに移送し取り扱うために必要となる平坦な形
状を回復するために再変形を施す場合であっても、従来
通りに処理することができる。

【０００７】本発明の次の特徴によれば、カラ−は２つ
の段階を経て予備変形される。カラ−を裁断する材料の
ウエッブは、（後の段階で形成される）長手方向エッジ
の近傍において予備処理される。特に、材料のウエッブ
は、エンボス加工が施される次の段階に引き続く予備変
形段階のために準備される。丸みを付されたエッジの場
合には、このエンボスは、平行な、長手方向を向く複数
の溝からなり、２つのストリップの近傍において、適当
な賦形具によって材料のウエッブの長手方向に適用され
る。好ましくは、この溝は、材料の両面すなわち、表と
裏の両面に形成される。その後で、個々のカラ−が材料
のウエッブから裁断され、カラ−側面タブを（水平方向
を向く）カラ−前面パネルに対して偏向させる手段によ
って変形ステ−ションの近くで予備変形される。したが
って、カラ−側面タブは、水平方向の、すなわち平坦な
形状を回復すべく後退する。

【０００８】カラ−を予備処理し、または製造する装置
は、材料のウエッブを予備処理するエンボスステ−ショ
ン、カラ−を製造する裁断ステ−ションおよびこれに続
く変形ステ−ションからなっており、変形ステ−ション
では、カラ−の実際の予備変形が遂行される。こうして
処理されたカラ−は、次いで、パックの内容物（シガレ
ットブロック）に供給される。

【０００９】

【実施例】本発明によれば、エンボスステ−ションと変
形ステ−ションは特定の態様に設計され特定の手段を具
備する。

【００１０】以下に、添付図面と関連させて本発明の模
範的な具体例を説明する。

【００１１】図に示す模範的な実施例は、丸みを帯びた
エッジを有するヒンジ蓋パック、特にＵＳ−Ａ−４，７
５３，３８３に記載のタイプのパックの製造に関連する
。特に、この実施例は、丸みを帯びた長手方向エッジを
有するヒンジ蓋パック内へ導入するのに適したカラ−１
０の製造と準備に関する。カラ−１０は、カラ−前面パ
ネル１１とカラ−側面タブ１２からなる。パック内にお
いて、または側面パネルの導入に先立ち、カラ−側面パ
ネル１２はカラ−前面パネル１１を横切る位置に動くの
で、長手方向エッジ１３に丸みが付される。

【００１２】カラ−１０は、薄いカ−ドボ−ドから作ら
れる材料のウエッブ１０から連続的に裁断され、予備変
形されるために処理される。その後で、カラ−１０はさ
らに包装ユニット、カラ−コンベヤ１５によって例えば
ＵＳ−Ａ−４，６１２，７５６に開示されている装置に
供給される。

【００１３】図示の装置は、搬送方向において、裁断ス
テ−ション１７がその後に続くエンボスステ−ション１
６と、変形ステ−ション１８からなる。

【００１４】材料のウエッブ１４は、（図示しない）リ
−ルから巻き戻されて、特に、搬送方向において、エン
ボスステ−ション１６の下流に配置された牽引ロ−ル１
９によって巻き戻されて製造されるカラ−１０と同一の
幅である。このようにして、材料のウエッブ１４は、牽
引ロ−ル１９によってエンボスステ−ション１６を連続
して通過牽引される。

【００１５】エンボスステ−ション１６の帯域では、材
料のウエッブ１４は狭い間隔で並んだ溝２０に連続的に
供給される。材料のウエッブ１４は、エンボス加工され
た２つのストリップ２１、２２の領域において複数の溝
が互いに密接するように変形を受ける。この場合、溝２
０は材料の表裏両側から形成される。さらに後続する製
造工程においては、丸みを帯びた長手方向エッジ１３が
、溝２０の領域または溝２０からなるエンボス加工され
たストリップ２１、２２に形成される。

【００１６】エンボスステ−ション１６は、適当なエン
ボス加工具、特に、下位エンボスロ−ラ２３と上位エン
ボスロ−ラ２４および２５を有する。ここに示す場合は
、材料のウエッブ１４の直下に配置されるエンボスロ−
ラ２３は、カウンタロ−ラとして働くエンボスロ−ラ２
４および２５よりも大きな直径を持つ。材料のウエッブ
は、エンボスロ−ラ２３のジャケット壁２７の凹部内に
案内される。縦方向のリム２８は凹部２６の限界を定め
る。２つの刻印リング２９、３０は、凹部２６内におい
てジャケット壁２７の外側に形成される。これらの刻印
リング２９、３０はロ−ラの全周に亘っており、エンボ
ス加工されたストリップ２１、２２の間の距離に相当す
る距離だけ隔たっている。

【００１７】上位（カウンタ）エンボスロ−ラ２４およ
び２５は、単純な円筒形に設計され、それぞれが、それ
ぞれの外周に刻印リング３０、３１を具備する。これら
の上位刻印リング３０、３１は、エンボスリブ３３（第
５図）が互いにずれて配列されているため、溝が、材料
が受ける変形に当て嵌まるよう、エンボスロ−ラ２３の
刻印リング２９、３０と係合する。

【００１８】一方にあるエンボスロ−ラ２３と他方にあ
るエンボスロ−ラ２４および２５とは、静止軸３４、３
５のまわりを空転する。上位エンボスロ−ラ２４および
２５は、単独のロ−ラとして設計され、縦のガイド（肩
部３６）に対して公差を生じるように軸３５に装着され
る。公差は、エンボスロ−ラ２３、２４、２５に縦方向
の多少の変位を許容する。この挙動の結果として、エン
ボス加工具、すなわち、刻印リング２９、３１または３
０、３２と対面するエンボスリブ３３は、それぞれ互い
に対して自己調節することができる。一方にあるエンボ
スロ−ラ２３、および他方にあるエンボスロ−ラ２４、
２５は、カラ−１０の材料を変形させる力が作用する程
度の距離だけ隔てられる。平行な溝２０を創出するため
に、相互に作用し合うエンボスロ−ラ２３、２４、２５
は、互いにずれて配置される。

【００１９】図５の極端な拡大表現は、刻印リング２９
、３０、３１を詳細に示す。エンボスリブは、その半径
方向外端に平坦部３７を持っているので、刃のように作
用することはなく、カラ−のカ−ドボ−ドを切り込むこ
とはしない。エンボスリブ３３のピッチはおよそ１ｍｍ
である。平坦部３７の幅は、今の場合は、約０．１ｍｍ
　である。

【００２０】材料１４のウエッブは、エンボスステ−シ
ョン１６の下流にある牽引ロ−ラ１９によって、一方に
あるエンボスロ−ラ２３、および他方にあるエンボスロ
−ラ２４、２５の間を通って牽引される。搬送方向にお
いて、牽引ロ−ラ１９の後に、この場合、２つの対向す
る裁断ロ−ラ３８、３９からなる裁断ステ−ション１７
が続く。これらの裁断ロ−ラ３８、３９の外周に位置す
る刃は、カラ−１０の裁断輪郭およびその特定のデザイ
ンと一致する。個々のカラ−１０は、材料１４のウエッ
ブが裁断ロ−ラ３８、３９の間を通って搬送されるとき
に製造され、製造されたカラ−はさらに、後続の搬送ロ
−ラ４０によって、材料１４のウエッブよりもやや早い
速度で搬送される。その結果、カラ−１０は、お互いの
間の距離を増加しつつ変形ステ−ション１８に供給され
る。

【００２１】搬送ロ−ラ４１は、カラ−を、変形ステ−
ション１８内において、端部で支持されているだけの片
持ち変形プレ−ト４２へと搬送する。この変形プレ−ト
４２は、カラ−１０のデザインおよび寸法と合致する。 変形プレ−ト４２の長手方向エッジは、エンボス加工さ
れたストリップ２１、２２に沿って伸びている丸いエッ
ジと一致するように設計されており、結局カラ−に形成
すべき丸いエッジと合致する。このことは、カラ−の側
面パネル１２が変形プレ−ト４２から縦方向に突出する
ことを意味する。

【００２２】変形プレ−ト４２の両側で、変形具が、カ
ラ−側面パネル１２を丸いエッジ４３を軸線として、変
形プレ−ト４２の下方へ押圧する。この目的で、変形プ
レ−ト４２を横切る方向に変位しうる２つの変形ロ−ラ
４５からなる特別な変形ユニット４４が提供される。こ
れらの変形ロ−ラ４５の回転軸はカラ−１０の搬送方向
に伸びている。

【００２３】カラ−側面パネル１２を既に説明したやり
方で変形するために、２つの変形ロ−ラ４５は、まず、
変形プレ−ト４２上に休止するカラ−１０のほぼ中心位
置に上方から載置され、次にエッジ側へ、すなわち丸い
エッジ４３側へ向かって互いに反対方向に動かされる。 そして２つの変形ロ−ラ４５はさらに、エッジ部に沿っ
て変形プレ−ト４２の裏側へと動かされる。この工程に
おいて、カラ−側面パネル１２は、エンボス加工された
２つストリップ２１、２２の領域に丸みを帯びた部分が
形成され、この部分が丸いエッジ４３の形と一致するよ
うに折り畳まれる。

【００２４】この変形工程の後、２つの変形ロ−ラ４５
は、互いに反対の方向に動き、原位置、特に変形プレ−
ト４２の上方で変形プレ−ト４２と一定の距離を置く原
位置に復帰する。この目的のため、各変形ロ−ラ４５は
変形ユニット４４の作動ア−ム４６に取り付けられる。 各作動ア−ム４６は、トランスミションケ−ス５０に収
容され往復運動を発生する駆動機構４９により駆動され
る２つのクランク機構４７、４８により平行的な変位を
行うことができる。

【００２５】材料自身の復元力が作用する結果、前記の
やり方で変形を受けたカラ−側面パネル１２は、カラ−
前面パネル１１と鈍角をなす位置に復帰する。カラ−１
０はこの位置で、送出プレ−ト５１上に押し出される。 カラ−のこの間欠的な搬送運動は、カラ−１０の搬送面
の直下に実質的に位置する搬送レバ−５２によって遂行
される。搬送レバ−５２は、変形プレ−ト４２上にある
カラ−１０と１度に１枚の割合で係合して、反時計方向
の回動によってカラ−を送出プレ−ト５１側へ押し出す
。

【００２６】これら２つの搬送レバ−５２は、そのうち
の１つが変形プレ−ト４２の両側に沿って可動であるよ
うに設けられる。そればかりでなく、２つの２つの搬送
レバ−５２は、搬送方向を横断する方向にも可動であり
、このことは、前記２つのレバ−が拡がることができる
ことを意味する。その結果、搬送レバ−５２は、それら
が初期位置であるカラ−１０の後端の位置に復帰すると
き、変形プレ−ト４２上にある後続カラ−１０の背後に
縦方向に動かされる。

【００２７】この実施例においては、実質的に変形プレ
−ト４２の下方に装着された枢着レバ−５４は、カラ−
１０を変形プレ−ト４２上の正確な位置に搬送する機能
を備えている。好都合にも、これら２つの枢着レバ−５
４があり、これらは、フック形の操作端とともに変形プ
レ−ト４２の両側に伸びる。枢着レバ−５４は、図１に
示すように、搬送ロ−ラ４１の領域内の初期位置から、
変形プレ−ト４２上のカラ−１０の正確な位置と一致す
る図４の位置に動くことができる。

【００２８】変形を受けたカラ−１０が、送出プレ−ト
５１上へ押し出される際、下方を向いているカラ−側面
パネル１２は、送出プレ−ト５１の端部の傾斜変形面５
５に這い上がって、ほぼ水平な位置に再変形される。

【００２９】この殆ど水平な姿勢、とはいうものの予備
変形で付された長手方向エッジ１３を有するこの殆ど水
平な姿勢で、送出プレ−ト５１上に載置されるカラ−１
０は、カラ−コンベヤ１５によって、それまでの搬送方
向と直角な向きに送り出される。この目的のため、カラ
−コンベヤ１５は、コンベヤベルト、好ましくはその外
周に駆動歯５７を有する歯つきベルト５６を具備する。 これら駆動歯５７の各々は、対向するカラ−の１つのエ
ッジと係合する。歯つきベルト５６は、カラ−１０が歯
つきベルト５６の下側帯と一緒に搬送されるように、送
出プレ−ト５１上に配置される。送出プレ−ト５１は、
歯つきベルト５６の領域内で、チャンネル状凹部５８を
備える。

【００３０】歯つきベルト５６用の駆動機構５９はカラ
−コンベヤ１５に隣接して縦方向に配置される。

【００３１】形成すべき長手方向エッジ１４の領域で、
すなわちエンボス加工されたストリップ２１、２２の領
域において、すでに説明したやり方で予備変形されたカ
ラ−１０は、いまやさらに従来通りの態様で処理するこ
とができる。特に、それらは、シガレットブロック（錫
箔ブランクで包装されたシガレット集合体）上に置くこ
とができる。さらにもっと先の製造工程においては、縦
方向に突出するカラ−側面パネル１２は、シガレットブ
ロックの両側面に対向して折り畳まれる。シガレットブ
ロックは、ついで、たとえば、ＵＳ−Ａ−４，６１２，
７５６に述べられている態様でパック（ヒンジ蓋パック
）内に導入される。

【００３２】たとえば多角形断面を有するパック、すな
わちＵＳ−Ａ−４，７５３，３８４に開示されたような
傾斜した長手方向エッジを有するパックのカラ−の製造
にあったっては、傾斜をなす２つの長手方向エッジは、
−　　既に説明した模範的な実施例とは対照的に、−材
料のエンボスまたは刻印によってではなく、パ−フォレ
−ションと似た穿孔列によって作られる。各長手方向エ
ッジのための２つの平行な穿孔列は、裁断ステ−ション
領域１７に都合よく当て嵌まる。各穿孔列に沿って裁断
３９は、パ−フォレ−ション列をカラ−１０に当て嵌め
る裁断縁を備えることができる。

【００３３】それ以降、このやり方で準備されたカラ−
は、既述のやり方でさらに処理される。

【００３４】

【発明の効果】本発明によれば、特別に設計された長手
方向エッジを有するパック用カラ−は、もしそれが特別
のやり方で予備処理されていても、例えば特に、カラ−
の長手方向エッジが、丸みを帯びまたは多角形状になる
ように予備変形され、その後で、カラ−を従来通りのや
り方でさらに移送し取り扱うために必要となる平坦な形
状を回復するために再変形を施す場合であっても、従来
通りに処理することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】カラ−用のブランクを製造し予備変形する装置
を図式的に示す側面図。

【図２】図１の装置の平面図。

【図３】図１をＩＩＩ　−ＩＩＩ　線に沿って拡大して
示すエンボスステ−ション手段の断面図。

【図４】変形スステ−ションの拡大側面図。

【図５】エンボス加工具の断面の細部を極端に拡大して
示す図。

【符号の説明】

１０…カラ−，１１…前面パネル，１２…側面タブ（パ
ネル），１３…長手方向エッジ，１４…材料，１７…裁
断ステ−ション，１８…変形ステ−ション，１９…牽引
ロ−ラ，２０…溝，２１，２２…ストリップ，（２３；
２４，２５）…エンボスロ−ラ，３５…静止軸，４２…
変形プレ−ト，４３…エッジ，４５…変形ロ−ラ，５１
…送出プレ−ト，５２…搬送レバ−，５４…枢着レバ−
，５５…傾斜変形面，５６…歯つきベルト，５７…駆動
歯，

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　丸みを帯びるか多角形の長手方向エッ
   ジを有するヒンジ蓋パックを製造するために、カラ−（
   １０）が、丸みを帯びるか多角形をなす長手方向エッジ
   （１３）を形成するために、長手方向エッジの領域にお
   いてカラ−側面パネル（１２）を枢動する手段によって
   予備変形される点、およびカラ−がほぼ拡がった偏平な
   形状を回復するために再変形され、次いでシガレットブ
   ロックに供給される点に特徴を有する、カラ−が、分離
   されたブランクの形態でシガレットブロック（錫箔製の
   薄いブランクに包装されたシガレット集合体）上に置か
   れ、突出したカラ−側面タブが、次に折り畳まれたカラ
   −とともにヒンジ蓋パック内に導入されるシガレットブ
   ロックの側面に対向して折り畳まれる、カラ−前面パネ
   ルとカラ−側面タブからなるカラ−がヒンジ蓋パックの
   パック部分から部分的に突出するヒンジ蓋パックの製造
   方法。
2. 【請求項２】　　カラ−（１０）が予備変形される前に
   、丸みを帯びるか多角形をなす長手方向エッジ（１３）
   の領域内において、エンボス手段によって、好ましくは
   、カラ−（１０）を製造するために材料（１４）のウエ
   ッブが、後の段階で形成されるべき長手方向エッジ（１
   ３）の領域内において、エンボスストリップ（２１，２
   ２）に連続的に供給されるようにカラ−を予備処理する
   ことからなる請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】　　後の段階で形成されるべき長手方向エ
   ッジ（１３）の領域内において、材料（１４）のウエッ
   ブが、その両側面に適用される連続した溝（２０）を備
   える請求項２に記載の方法。
4. 【請求項４】　　カラ−（１０）が材料（１４）のウエ
   ッブから分離可能であり、パックの内容物を形成するシ
   ガレットブロックに供給可能であり、シガレットブロッ
   クとともにヒンジ蓋パック内に導入可能であり、丸みを
   帯びるか多角形をなす長手方向エッジを有するヒンジ蓋
   パックを製造するために、前記材料（１４）のウエッブ
   が、長手方向エッジ（１３）の領域において、長手方向
   の溝（２０）を、カラ−前面パネル（１１）とカラ−側
   面パネル（１２）の間に適用するためにエンボスユニッ
   トを通って搬送可能である点、およびカラ−（１０）用
   のブランクを分離するための裁断具が、前記エンボスユ
   ニットの下流に配置されている点に特徴を有するヒンジ
   蓋パックのパック部分に挿入されるカラ−前面パネル（
   １１）およびカラ−側面パネル（１２）からなるカラ−
   を有するヒンジ蓋パックの製造装置。
5. 【請求項５】　　エンボスユニットが、材料（１４）の
   ウエッブの対向する両面に配置された少なくとも２つの
   エンボスロ−ラ（２３；２４，２５）からなり、また、
   適用されるべき溝（２０）の領域において、前記ロ−ラ
   の周に沿って伸びる凹部と凸部を有しており、材料（１
   ４）のウエッブがエンボスロ−ラ（２３；２４，２５）
   の間を通って搬送可能である請求項４に記載の装置。
6. 【請求項６】　　エンボスロ−ラ（２３；２４，２５）
   が、自由回転するように、また、前記エンボスロ−ラ（
   ２３；２４，２５）の間を搬送される材料（１４）のウ
   エッブによって駆動されて回転するように取り付けられ
   ており、材料（１４）のウエッブを前記のように搬送す
   る巻き戻し用の牽引ロ−ラ（１９）が、好ましくは搬送
   方向にあるエンボスロ−ラ（２３；２４，２５）の下流
   に配置される請求項５に記載の装置。
7. 【請求項７】　　前記材料（１４）のウエッブの片面に
   配置された、特に前記材料（１４）のウエッブの上方に
   配置されたエンボス具として作用する２つのエンボスロ
   −ラ（２４，２５）が、縦方向に小さく変位できるよう
   に共通の軸（３５）に回転可能に取り付けられた請求項
   ５に記載の装置。
8. 【請求項８】　　裁断ステ−ション（１７）または裁断
   具の下流に変形ステ−ション（１８）が配置されており
   、変形ステ−ションにおいては、溝（２０）によって規
   定され、かつ、カラ−（１０）の丸みを帯びた、または
   傾斜した長手方向エッジを形成すべき（エンボスストリ
   ップ２１、２２の）部分が、カラ−の側面パネル（１２
   ）を、変形プレ−ト（４２）の丸みを帯びた、または傾
   斜したエッジ（丸いエッジ４３）の周りに回動すること
   によって予備変形されることが可能である請求項４また
   は他の請求項のいずれか１項以上の項に記載の装置。
9. 【請求項９】　　カラ−（１０）が、カラ−前面パネル
   （１１）とともに変形ステ−ション（１８）中の変形プ
   レ−ト（４２）上で休止し、またカラ−側面パネル（１
   ２）が、変形プレ−ト（４２）の底面とほぼ隣接するま
   で回動するように、変形ロ−ラ（４５）によって、カラ
   −（１０）の長手方向エッジの形状と一致するように設
   計された変形エッジ（丸いエッジ４３）の両側へ押圧可
   能である請求項８に記載の装置。
10. 【請求項１０】　　カラ−（１０）が、変形ステ−ショ
    ン（１８）で処理された後さらに搬送される場合に、カ
    ラ−側面パネル（１２）が、縦方向にそしてほぼ偏平な
    姿勢に再変形が可能である、特に、前記カラ−側面パネ
    ル（１２）を、傾斜変形面（５５）を備えるプラットフ
    ォ−ムまたは送出プレ−ト（５７）上に押し出すことに
    よって前記再変形が可能である請求項８に記載の装置。
11. 【請求項１１】　　カラ−前面パネル（１１）とほぼ同
    一の平面内で拡がる予備変形されたカラ−側面パネル（
    １２）は、それまでの搬送方向と直角をなすカラ−コン
    ベヤ（１５）により、特に、カラ−（１０）と１度に１
    つずつ係合する駆動歯（５７）を有する回転コンベヤベ
    ルト（歯つきベルト５６）により、直角方向に送出可能
    である請求項１０または他の請求項のいずれか１項以上
    の項に記載の装置。
12. 【請求項１２】　　カラ−（１０）は、カラ−（１０）
    の搬送方向において後方にまた前方に可動である押し具
    によって、特に、カラ−（１０）の搬送平面の下方に配
    置された枢着レバ−（５４）の形態を取る押し具によっ
    て、変形ステ−ション（１８）の変形プレ−ト（４２）
    上の必要な位置に押し出し可能である請求項８または他
    の請求項のいずれか１項以上の項に記載の装置。
13. 【請求項１３】　　カラ−（１０）は、カラ−（１０）
    の搬送方向において後方にまた前方に可動である押し具
    によって、特に、搬送レバ−（５２）によって、変形プ
    レ−ト（４２）から送出プレ−ト（５１）へと変形ステ
    −ション（１８）の外側へ押し出すことができる請求項
    １０または他の請求項のいずれか１項以上の項に記載の
    装置。