JPH0432459Y2 - - Google Patents

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JPH0432459Y2
JPH0432459Y2 JP17217084U JP17217084U JPH0432459Y2 JP H0432459 Y2 JPH0432459 Y2 JP H0432459Y2 JP 17217084 U JP17217084 U JP 17217084U JP 17217084 U JP17217084 U JP 17217084U JP H0432459 Y2 JPH0432459 Y2 JP H0432459Y2
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JP
Japan
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gusset
horizontal
warehouse
horizontal bars
hanging
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JP17217084U
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JPS6185666U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、大量の貨物を頻繁に出入れするのに
適した吊下げ式倉庫におけるコーナー構造に関す
るものである。
(従来の技術) この種の吊下げ式倉庫は、主として生鮮食料品
等のように温度や湿度を一定に保持し、しかもそ
の出し入れを早急かつ頻繁に行なわなければなら
ないような貨物を収納する場合に使用されもので
ある。すなわち、この吊下げ式倉庫はその上端を
天井に固定しておき、貨物を収納して保冷等をす
る場合には膜体を展開させてその下端を床に固定
して置く。また、この倉庫内から貨物を取出す場
合には、当該倉庫を折り畳んで天井側に支持させ
ることによつて貨物全体を露出させ、この露出さ
れた貨物の出し入れを床面上にて自由に行なえる
ようにしたものである。(第1図参照) ところで、この吊下げ式倉庫は上述のように貨
物の出し入れを行なう場合に、その全体を折り畳
んだり或は展開しなければならないが、この操作
が頻繁に行なわれると、この吊下げ式倉庫を構成
している膜体が破損し易くなる。特に、この吊下
げ式倉庫のコーナー部においては、膜体が重なる
ためもあつてこの現象が顕著に現れる。
また、従来の吊下げ式倉庫にあつては、そのコ
ーナー部における膜体が破損しないまでも互いに
きちんと折り重ならないため、その部分だけ突出
して見ばえもよくない。特に、保冷を必要とする
倉庫にあつては、膜体自体に保温効果を持たせる
ためにこの膜体を比較的厚い材料のもので構成す
るためもあつて、この現象が顕著に現れる。
以上の現象を解決する十分なものは、未だ提案
されていないというのが実状であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上のような実状に鑑みてなされたも
ので、その解決しようとする問題点は、この種の
吊下げ式倉庫におけるコーナー部を改良すること
によつて、破損しにくく、かつ折り畳んだ場合に
は膜体の突出部分がなくきちんと折り畳むことが
できる簡単な構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために本考案が採つて
手段は、 上端を天井14側に吊下される複数の膜体12
と、これらの膜体12の左右両端部を互いに連結
する複数のマチ20と、膜体12の内面側に連結
されて互いに平行に配置される複数の横杆と、こ
れらの横杆の内の最下端に位置する横杆に下端が
連結されて天井14側に巻き上げられるワイヤー
13とを備えた吊下げ式倉庫において、 各マチ20を、その各頂点が上下及び左右に位
置するものとするとともに、前記左右の頂点を結
ぶ横方向折り目21と前記上下の頂点を結ぶ縦方
向折り目22とを有するものとして構成して、 前記横杆を、各マチ20の前記左右の頂点に端
部が配置される長尺横杆11aと、これらの長尺
横杆11a間に配置されて各マチ20の上下に頂
点に端部が配置される短尺横杆11bとにより構
成したことを特徴とするコーナー構造 である。
以下にこの手段を図面に示した具体例に従つて
説明する。第1図には、本考案に係る構造を採用
した吊下げ式倉庫10の一部分が示してある。こ
の吊下げ式倉庫10は略箱型のもので、その一つ
の壁面は複数の長尺横杆11a及び短尺横杆11
bを交互に配置し、これらの外面側に膜体12を
張設することによつて形成してある。そして、最
下端に位置する下枠11cにワイヤー13を連結
し、このワイヤー13の上端を天井14側に取り
付けた図示しない巻き上機に連結してある。これ
により、このワイヤー13を巻き上げまたは巻き
もどすことによつて、膜体12を天井14側にま
とめて折り畳み、あるいは膜体12を天井14か
ら床にかけて展開するようになつている(第2図
参照)。
長尺横杆11aは短尺横杆11bに対してやや
長くしてあり、これによりこれらの長尺横杆11
a及び短尺横杆11bを交互に配置したとき、こ
れらの左右に後述するマチ20を取り付けるのに
十分な空間を形成する。膜体12は、可撓性を有
する材料によつて形成されており、本例の場合に
は中間に断熱材料を介在させてあるため、比較的
厚くなつている。そして、互いに隣接する面を構
成する各膜体12間にこれらの膜体12と同じ材
料によつて形成したマチ20が取り付けてある。
マチ20は、長尺横杆11a及びその上下の短
尺横杆11bの端部によつて形成された方形枠状
のコーナー部の空間内に配置されるもので、本例
の場合には、第3図に示すように略ヒシ形形状に
裁断されている。また、このマチ20の対角線上
には横方向折り目21及び縦方向折り目22が形
成されており、これらの横方向折り目21及び縦
方向折り目22はマチ20の一部を熱圧着するこ
とによつて形成され、これによつてこれらの横方
向折り目21及び縦方向折り目22は所定の強度
を有して前後いずれにも折れ曲るものとなつてい
る。また、各マチ20を膜体12に取り付けた場
合には、第4図及び第6図に示すように、その左
右の各頂点に長尺横杆11aの端部が位置し、一
方各マチ20の上下の各頂点には各短尺横杆11
bの端部が位置するようにしてある。
(考案の作用) 以上のように構成した吊下げ式倉庫10のコー
ナー部にあつては、各面を構成する膜体12が各
マチ20によつて隙間無く互いに連結されてい
る。そして、当該吊下げ式倉庫10が第1図のよ
うに展開された場合には、各マチ20は、第6図
に示したように、長尺横杆11aの端部による張
り出し部分より内側に位置し、その縦横方向の折
り目22,21において僅かに外側に膨くらんだ
状態になつている。
また、当該吊下げ式倉庫10はワイヤー13を
天井14側に巻き上げることによつて折り畳まれ
るのであるが、この場合各マチ20は第5図に示
したように、その横方向折り目21において完全
に折られた状態となる。すなわち、各マチ20を
とつて見てみると、マチ20の横方向折り目21
を中心にして、この横方向折り目21が外方に位
置するように二つの三角形が重なつた状態で折り
畳まれているのである。なお、この場合、各長尺
横杆11a及び短尺横杆11bはそれぞれそれ毎
に重なつているのである。
上記の展開から折り畳み操作の間においては、
上下の長尺横杆11aが互いにその間隔をせばめ
接近するが、この際各マチ20は常に外側に少し
折られた状態にあり、かつ、各膜体12には一定
の強度と腰があるため、長尺横杆11aは外方に
拡がりながら互いに接近する。このため、コーナ
ー部のマチ20の左右の頂点は、第7図の状態か
ら第8図の状態に外方に引ぱられつつ上下の頂点
が接近するので、第2図下端及び第5図に示すよ
うに、横方向折り目21を外側にして完全に折ら
れた状態に移行するのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る構造を採用
した吊下げ式倉庫10にあつては、各マチ20に
よつて各膜体12間が密閉されていることは勿論
のこと、吊下げ式倉庫10を展開或いは折り畳む
場合に必ず所定の形状に展開或いは折り畳まれる
ので、吊下げ式倉庫10のコーナー部において従
来のような見ばえのよくない突出部分が生ずるよ
うなことはない。また、各マチ20にあつては、
所定の強度を保たせるように加工した各横方向折
り目21及び縦方向折り目22において折りぐせ
が付けられていることから、当該吊下げ式倉庫1
0のコーナー部において破損を生ずるようなこと
はない。しかも、このような効果を持たせるため
に採用された本考案に係る構造は極めて簡単に実
施できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る構造を採用した吊下げ式
倉庫の部分正面図、第2図は吊下げ式倉庫のコー
ナー部の正面斜視図、第3図はマチを別個に取り
出して見た展開正面図、第4図は各マチを吊下げ
式倉庫に取り付けてこれを展開した状態の部分正
面図、第5図は吊下げ式倉庫が折り畳まれた場合
のマチを中心とした部分正面図、第6図は第4図
のA−A断面図、第7図は第4図のB−B断面
図、第8図は第5図のC−C断面図である。 符号の説明、10……吊下げ式倉庫、11a…
…長尺横杆、11b……短尺横杆、12……膜
体、13……ワイヤー、14……天井、20……
マチ、21……横方向折り目、22……縦方向折
り目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上端を天井側に吊下される複数の膜体と、これ
    らの膜体の左右両端部を互いに連結する複数のマ
    チと、膜体の内面側に連結されて互いに平行に配
    置される複数の横杆と、これらの横杆の内の最下
    端に位置する横杆に下端が連結されて天井側に巻
    き上げられるワイヤーとを備えた吊下げ式倉庫に
    おいて、 各マチを、その各頂点が上下及び左右に位置す
    るものとするとともに、前記左右の頂点を結ぶ横
    方向折り目と前記上下の頂点を結ぶ縦方向折り目
    とを有するものとして構成して、 前記横杆を、各マチの前記左右の頂点に端部が
    配置される長尺横杆と、これらの長尺横杆間に配
    置されて各マチの上下に頂点に端部が配置される
    短尺横杆とにより構成したことを特徴とするコー
    ナー構造。
JP17217084U 1984-11-13 1984-11-13 Expired JPH0432459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17217084U JPH0432459Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17217084U JPH0432459Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185666U JPS6185666U (ja) 1986-06-05
JPH0432459Y2 true JPH0432459Y2 (ja) 1992-08-04

Family

ID=30729845

Family Applications (1)

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JP17217084U Expired JPH0432459Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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JPS6185666U (ja) 1986-06-05

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