JPH04323852A - 集積回路装置の回路要素間分離構造 - Google Patents

集積回路装置の回路要素間分離構造

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JPH04323852A
JPH04323852A JP3092481A JP9248191A JPH04323852A JP H04323852 A JPH04323852 A JP H04323852A JP 3092481 A JP3092481 A JP 3092481A JP 9248191 A JP9248191 A JP 9248191A JP H04323852 A JPH04323852 A JP H04323852A
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JP
Japan
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circuit elements
semiconductor region
film
integrated circuit
insulating film
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JP3092481A
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English (en)
Inventor
Isao Sano
功 佐野
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路装置とくにM
OS集積回路装置に適するその回路要素間の分離構造,
より正確には集積回路装置の共通の半導体領域の範囲内
に複数個並設される回路要素を相互に分離するための構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、集積回路装置ではそれを
構成するトランジスタ,ダイオード,抵抗等の回路要素
間に干渉が起きないよう、相互に接合分離ないしは誘電
体分離された半導体領域にできるだけ回路要素を振り分
けて作り込むようにされるが、半導体領域の相互分離に
はかなりのチップ面積が必要でかつ分離プロセス上でも
それなりの手間が掛かるので、同電位上で動作が可能な
電界効果トランジスタ等の回路要素は共通の半導体領域
内に組み込むのが経済的に有利になる。本発明はこのよ
うに共通の半導体領域の中に複数個の回路要素を組み込
む場合にそれらの動作電圧等を相互に分離するための構
造に関する
【0003】かかる場合の回路要素の相互分離用には半
導体領域の表面に L0COS法等による比較的厚い絶
縁膜を各回路要素を取り囲むパターンで設けるのがふつ
うである。しかし、共通の半導体領域内に並設される回
路要素は同電位上で動作が可能でもそれらの半導体層に
は回路動作上互いに独立な電圧が掛かり得るので、この
分離絶縁膜の下の半導体領域の表面にチャネリングが発
生して隣接する回路要素間が導通してしまうことがある
。このため、従来から半導体領域のかかる表面部分に分
離拡散層をそれと同導電形で設けてチャネリングを防止
することが行なわれている。以下、かかる分離絶縁膜と
分離拡散層を用いる従来の回路要素の分離構造の例を図
5を参照して簡単に説明する。
【0004】図5において、集積回路装置のウエハない
しチップである半導体基体10の基板やその上に成長さ
せたエピタキシャル層であるn形の半導体領域3を共通
のサブストレートとしてpチャネル形電界効果トランジ
スタTpである回路要素が複数個作り込まれる。分離絶
縁膜5はこの半導体領域3の表面に各回路要素を取り囲
むパターンで L0COS法等によって付けられ、その
下側の半導体領域3の表面部分に同じn形の分離拡散層
5がそれより高い不純物濃度でかつ各回路要素を取り囲
むパターンで拡散される。これら分離絶縁膜20と分離
拡散層5により取り囲まれた半導体領域3の表面から作
り込まれる電界効果トランジスタTpは、通例のように
ゲート酸化膜41とゲート42とソース層43とドレイ
ン層44を備え、ソース端子Sとドレイン端子Dとゲー
ト端子Gが導出される。 なお、図の例では電界効果トランジスタTpに高い耐圧
を持たせかつ任意の態様で集積回路内に接続できるよう
そのソース層43とドレイン層44はいずれも二重拡散
構造になっている。
【0005】これら電界効果トランジスタTpを集積回
路内に接続した状態で例えばそれらのドレイン端子Dの
相互間に高圧が掛かると、それらのp形のドレイン層4
4の相互間の図の中央の分離絶縁膜20の下側のn形の
半導体領域3の表面にチャネリングが発生し得るが、こ
のチャネルはp形なので、n形の分離拡散層5はこれを
阻止して両ドレイン層44間の導通を防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の分離構造
では、分離拡散層5をいわゆるチャネルストッパとして
分離絶縁膜20の下の半導体領域3の表面のチャネリン
グを有効に阻止できるが、集積回路装置の使用電圧が高
くなると回路要素の相互間に配設する分離絶縁膜20の
図の左右方向の幅をそれに応じてかなりの程度広げる必
要があるため従来から高集積化上の隘路になっている。
【0007】この原因は分離拡散層5がチャネリングを
阻止はするものの防止まではしない点にある。すなわち
、図5の例では図の中央の分離拡散層5のチャネリング
阻止作用によりその両側のドレイン層44の相互間が導
通することはないが、チャネルが発生するとそれを介し
ドレイン層44と半導体領域3の間に電流が流れるので
、チャネルにこの電流が過大にならない程度の長さを持
たせるようドレイン層44と分離拡散層5の間の距離を
広げる必要があり、例えば回路要素の耐圧が数十Vの場
合この距離に最低5μm程度が必要になる。
【0008】また、分離拡散層5はもちろん分離絶縁膜
20を付ける前に拡散ないしそれ用の不純物を導入して
置く必要があり、このための工程を要するほか、分離絶
縁膜20を半導体領域3の高温酸化により成長させる間
に分離拡散層5の拡散幅がかなり広がるのでその拡散パ
ターン幅にも最低5μm程度が必要になる。従って、上
述と合わせると隣接する回路要素のドレイン層44等の
半導体層の相互間隔に15μmが最低必要になり、回路
要素の作り込みに必要なスペースと比べて分離絶縁膜2
0に要するスペースがかなり大きく、高集積化された集
積回路装置では前者よりも後者の方がむしろ大きくなっ
てしまう。
【0009】本発明の目的は、従来技術がもつかかる問
題を解決して、集積回路装置の回路要素間の分離に必要
なスペースないしチップ面積を減少させて、とくに高電
圧用集積回路装置の回路要素間分離構造を合理化しかつ
集積回路装置の高集積化上の隘路を克服することにある
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上述の目
的は、冒頭記載のように集積回路装置の共通の半導体領
域の範囲内に複数個並設される回路要素を相互に分離す
るため、各回路要素を取り囲むパターンで半導体領域の
表面上に配設された分離絶縁膜と、分離絶縁膜の隣合う
回路要素の相互間部分の上に配設され半導体領域と同電
位が賦与された導電性の静電遮蔽膜とを設けることによ
って達成される。
【0011】上記の構成中の分離絶縁膜は従来と同様に
 L0COS膜を利用するのがよく、静電遮蔽膜はMO
S集積回路装置の場合は多結晶シリコン膜を利用するの
が有利で、一般には集積回路内の配線用の金属膜を利用
できる。この静電遮蔽膜に対し回路要素に共通の半導体
領域と同電位を賦与するための具体的手段は様々である
が、その若干の有利な態様は実施例の項で述べるとおり
である。
【0012】なお、本発明はMOS集積回路装置への適
用にとくに有利であり、この場合の半導体領域は回路要
素としての電界効果トランジスタの共通のサブストレー
トを構成する基板, エピタキシャル層ないしはウエル
となる。
【0013】
【作用】本発明においても前項の構成にいうように分離
絶縁膜を利用するが、その下側の半導体領域の表面部に
チャネリングが発生する主な原因は分離絶縁膜内の電界
に基づく静電誘導にあることに着目して、本発明では分
離絶縁膜上に静電遮蔽膜を配設してこれに半導体領域と
同電位を与えることにより分離絶縁膜の内部電界をなく
し、静電誘導により半導体領域の表面にチャネリングが
発生しないようにして問題を解決する。換言すれば、本
発明では従来のようにチャネリングを阻止するのでなく
その発生自体を防止するので原理的にチャネルを通って
流れる電流が皆無かあっても極めて僅かであり、従って
従来のようにチャネル長を延ばして電流を制限する必要
がなくなり、分離絶縁膜の幅を従来の半分ないしそれ以
下に短縮して回路要素間の分離用スペースを減少させる
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、図を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1は本発明による分離構造の最も原理的な実
施例を図5に対応する要領で示し、図2〜図4にそのよ
り具体的なそれぞれ異なる実施例が示されており、これ
らの図中の図5と対応する部分には同じ符号が付けられ
ている。なお、これらの実施例では集積回路装置はMO
S集積回路でその回路要素は電界効果トランジスタであ
るとするが、本発明はもちろんこれに限らず集積回路装
置全般に適用できる。
【0015】図1の実施例では、集積回路装置用の半導
体基体10としてp形の基板1の表面にn形の埋込層2
を高不純物濃度で拡散して置いた上で半導体領域3とし
てn形のエピタキシャル層を例えば1016原子/cm
3 の不純物濃度で10〜20μmの厚みに成長させた
ものを用い、その表面から回路要素としてこの例では3
0V程度の耐圧のpチャネル形電界効果トランジスタT
pを半導体領域3を共通のサブストレートとして図のよ
うに複数個並べて作り込む。分離絶縁膜20は半導体領
域3の表面に従来と同様に L0COS法等によりこれ
らの各回路要素を取り囲むパターンでふつう1μm程度
の膜厚で付けるが、本発明では回路要素Tpの耐圧が上
述の程度の場合これを従来の約半分の7〜8μmのパタ
ーン幅に形成する。
【0016】次に、この分離絶縁膜20によって取り囲
まれた半導体領域3の表面を酸化してゲート酸化膜41
を 0.1μm程度の膜厚で付け、その上に通例のよう
に多結晶シリコンからなるゲート42を配設するが、こ
の実施例ではそのパターンニングと同時に同じ多結晶シ
リコンからなる静電遮蔽膜30を分離絶縁膜20の上に
3〜4μmのパターン幅で形成する。電界効果トランジ
スタTpのソース層43とドレイン層44はゲート42
をマスクとするイオン注入と熱拡散によりp形で作り込
まれるが、この実施例でも耐圧を上げるため図5の場合
と同様にいずれも二重拡散層とされる。例えばこの二重
拡散層中の外側層は1018〜1019原子/cm3 
の不純物濃度で2μm程度の深さに拡散し、内側層は1
020原子/cm3 以上の不純物濃度で1μm程度の
深さに拡散することでよい。
【0017】以降は、ゲート42および静電遮蔽膜30
を覆うように燐シリケートガラス等からなる層間絶縁膜
50を全面に被着し、さらにそれに明けた窓の中で要所
と接続するようにアルミ等の配線膜60を被着しかつパ
ターンニングして図示の状態とする。この配線膜60の
配設時に静電遮蔽膜30は半導体領域3と同じ電位に接
続され、図では前述の埋込層2との接続線によって模式
的に示されている。この同電位接続はもちろん実際には
半導体領域3の図示以外の個所の表面から埋込層2まで
拡散された接続層を介して行なわれる。また、実際には
図示の状態からさらに全面が保護膜により覆われるが図
では省略されている。
【0018】このように構成された本発明の回路要素間
分離構造では、半導体領域3と静電遮蔽膜30が同電位
で両者間の分離絶縁膜20に電圧が掛からないから半導
体領域3の表面にチャネルが静電誘導されることがない
。従って本発明では分離絶縁膜20の幅を例えば図1の
ドレイン層44の相互間に掛かる電圧を負担するに足る
空乏層がその下側の半導体領域3の表面に沿って延び得
る程度にすればよく、その幅を図1の実施例のように従
来の半分程度に短縮して回路要素間の分離用スペースを
節約することができる。
【0019】図2は静電遮蔽膜30をそのごく近傍の半
導体領域3と同電位に接続する実施例を図1に対応する
上面図で示すものである。各電界効果トランジスタTp
は図示のように分離絶縁膜20により囲まれた窓部に作
り込まれ、その中央部に配置された短冊状パターンのゲ
ート42の両側にソース層43とドレイン層44とが周
縁の一部をゲート42の下に潜り込ませて拡散されてお
り、これらと接続された配線膜60が図の上下に振り分
けてソース端子S, ドレイン端子Dおよびゲート端子
G用に導出されている。静電遮蔽膜30は電界効果トラ
ンジスタTpの相互間の分離絶縁膜20の上に短冊状パ
ターンで配設される。また、図の上下部に示すように分
離拡散層5が電界効果トランジスタTpが並ぶ方向に沿
う細長いパターンで前の図5の場合と同様に分離絶縁膜
20の下側の半導体領域3の表面からn形で拡散され、
電界効果トランジスタTpを他の回路要素から分離して
いる。
【0020】ゲート42のパターンの上下の端部は図示
のようにこの分離拡散層5のパターンと若干重ねられ、
これによりソース層43とドレイン層44の間にゲート
42の端部を迂回するチャネリングが発生するのが防止
されている。静電遮蔽膜30のパターンの上下の端部も
図のように分離拡散層5のパターンと若干重ねるのがよ
く、かつこの実施例ではこの重ね合わせ部で静電遮蔽膜
30が配線膜60用のアルミ膜を利用した接続膜61を
介して分離拡散層5と接続することにより半導体領域3
と同電位に接続される。
【0021】このように図2の実施例では、静電遮蔽膜
30をその近傍の半導体領域3と同じ電位に接続するこ
とにより分離絶縁膜30の電界効果トランジスタTpの
相互間部分に掛かる電圧を完全になくし、下側の半導体
領域3の表面のチャネリング発生を前実施例より一層確
実に防止できる。
【0022】図3は静電遮蔽膜30を例えばソース端子
用の配線膜60を利用してそのごく近傍の半導体領域に
同電位接続する実施例を断面図で示すものである。さら
に、この図3には半導体基体10がn形のエピタキシャ
ル層3等の中にp形のウエルを拡散した例が示されてお
り、このウエルを共通の半導体領域4ないしサブストレ
ートとしてnチャネル電界効果トランジスタTnが複数
個作り込まれる。これらの電界効果トランジスタTnの
n形のソース層43やドレイン層44は高耐圧用の二重
拡散層に限らず、例えばソース端子Sを接地して使用す
る時はn形のソース層45を図示のようにその隣にp形
で拡散したサブストレート接続層46と配線膜60で短
絡するのが通例である。
【0023】この実施例ではこのサブストレート接続層
46を介し半導体領域4と接続された配線膜60を利用
して、静電遮蔽膜30をこれと図示のように層間絶縁膜
50に明けた窓内で接続することにより半導体領域4と
同電位に置く。従って、図3の実施例では静電遮蔽膜3
0を前実施例よりもさらにそれに近い個所で半導体領域
4と接続してチャネリング防止効果を高めることができ
る。
【0024】図4は接続膜用のアルミ膜を延長して静電
遮蔽膜を構成する実施例を断面図で示すものである。図
示の例では、半導体領域3は再びn形のエピタキシャル
層であり、これを共通のサブストレートとしてpチャネ
ル電界効果トランジスタTpが複数個作り込まれる。こ
の実施例でもp形のソース層45とn形のサブストレー
ト接続層46がソース端子S用の配線膜60によって短
絡されるので、この配線膜60を図のように横方向に延
長して分離絶縁膜20を層間絶縁膜50の上から覆うパ
ターンで静電遮蔽膜31を形成する。
【0025】この実施例では静電遮蔽膜31と分離絶縁
膜20との間に層間絶縁膜50が介在するので図3の実
施例よりも遮蔽効果が若干弱くなるが、図2の実施例な
みのチャネリング防止効果を得ることができ、図3の実
施例よりも積層構造を簡単化しかつ層間絶縁膜50への
窓明けの手間を省くことができる。
【0026】以上説明した実施例からわかるように、本
発明はこれらの例示に限らず種々の態様で実施をするこ
とができる。例えば、静電遮蔽膜を半導体領域と同電位
接続すべき個所は実施例からわかるように集積回路装置
の構造や必要なチャネリング防止効果の程度に応じて種
々の選択が可能である。また、図4の実施例においてソ
ース層が二重拡散層とされる場合でも、アルミの静電遮
蔽膜31を図2の実施例における分離拡散層5と接続さ
れた形で設けることができる。かかる静電遮蔽膜は配線
膜用のアルミ膜を利用できるのでMOS形以外の集積回
路装置に本発明を適用する場合に非常に有利である。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり本発明では、共通の半導体
領域内に複数個並設される回路要素を相互に分離するた
め、分離絶縁膜を各回路要素を取り囲むパターンで半導
体領域の表面上に配設し、分離絶縁膜の隣合う回路要素
の相互間部分上に静電遮蔽膜を配設してこれに半導体領
域と同じ電位を賦与することによって、次の効果を得る
ことができる。
【0028】(a) 分離絶縁膜を半導体領域と同電位
の静電遮蔽膜で遮蔽してその内部電界をなくすので、静
電誘導により分離絶縁膜下の半導体領域の表面にチャネ
リングが発生しなくなり、分離絶縁膜の幅を従来の半分
ないしはそれ以下に短縮して回路要素間の分離に必要な
スペースを大幅に減少させることができる。なお、MO
S集積回路の場合、分離絶縁膜の幅は電界効果トランジ
スタのソース・ドレイン間の相互間隔と同程度で済む。
【0029】(b) 静電遮蔽膜は従来の分離拡散層の
ようにチャネリングを阻止するのでなくその発生自体を
防止するので、分離絶縁膜の下側の半導体領域の表面に
は原理的にチャネルを通って流れる電流が皆無か,あっ
ても極めて些少であり、集積回路装置にとって有害無益
な漏洩電流を防止してその消費電流を減少させ、かつ長
期信頼性を向上することができる。
【0030】なお、本発明の回路要素間分離構造の組み
込みに必要となる追加工程はなく、従来と同じ工程数で
集積回路装置を製造することができる。かかる特長を備
える本発明は集積回路装置の高耐圧化を進める上でとく
に有利であり、さらには分離構造を合理化して集積回路
装置を高集積化する上で従来からの隘路の克服に貢献し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路要素間分離構造の原理的な第
1実施例を示す集積回路装置の一部拡大断面図である。
【図2】本発明による回路要素間分離構造の第2実施例
を示す集積回路装置の一部拡大上面図ないしはパターン
配置図である。
【図3】本発明による回路要素間分離構造の第3実施例
を示す集積回路装置の一部拡大断面図である。
【図4】本発明による回路要素間分離構造の第4実施例
を示す集積回路装置の一部拡大断面図である。
【図5】従来の回路要素間分離構造を示す集積回路装置
の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
3      半導体領域ないしはエピタキシャル層4
      半導体領域ないしはウエル20     
 分離絶縁膜 30      多結晶シリコンの静電遮蔽膜31  
    アルミの静電遮蔽膜 Tn      回路要素としてのnチャネル電界効果
トランジスタ Tp      回路要素としてのpチャネル電界効果
トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路装置の共通の半導体領域の範囲内
    に複数個並設される回路要素を相互に分離するための構
    造であって、各回路要素を取り囲むパターンで半導体領
    域の表面上に配設された分離絶縁膜と、この分離絶縁膜
    の隣合う回路要素の相互間部分の上に配設され半導体領
    域と同電位が賦与された導電性の静電遮蔽膜とを備えて
    なる集積回路装置の回路要素間分離構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の構造において、回路要素
    が電界効果トランジスタであり、半導体領域が複数の電
    界効果トランジスタに共通のサブストレートであること
    を特徴とする集積回路装置の回路要素間分離構造。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の構造において、
    静電遮蔽膜が多結晶シリコン膜であることを特徴とする
    集積回路装置の回路要素間分離構造。
JP3092481A 1991-04-24 1991-04-24 集積回路装置の回路要素間分離構造 Pending JPH04323852A (ja)

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