JPH04323814A - 塗装器具 - Google Patents
塗装器具Info
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- JPH04323814A JPH04323814A JP9253391A JP9253391A JPH04323814A JP H04323814 A JPH04323814 A JP H04323814A JP 9253391 A JP9253391 A JP 9253391A JP 9253391 A JP9253391 A JP 9253391A JP H04323814 A JPH04323814 A JP H04323814A
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- painting
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品に塗料（例え
ば、外装樹脂等）を付与する際に使用される塗装器具に
関する。
ば、外装樹脂等）を付与する際に使用される塗装器具に
関する。
【０００２】
【従来の技術と課題】電子部品を塗装する１つの方法と
して、電子部品を溶融した塗料に浸漬して部品表面に溶
融塗料を付与する、いわゆる浸漬法が知られている。そ
して、従来は金属製塗装器具の凹部内に溶融塗料を満た
し、この溶融塗料に電子部品を浸漬して部品表面に溶融
塗料を付与するものであった。しかし、塗装器具が金属
製であるため、以下の問題点があった。
して、電子部品を溶融した塗料に浸漬して部品表面に溶
融塗料を付与する、いわゆる浸漬法が知られている。そ
して、従来は金属製塗装器具の凹部内に溶融塗料を満た
し、この溶融塗料に電子部品を浸漬して部品表面に溶融
塗料を付与するものであった。しかし、塗装器具が金属
製であるため、以下の問題点があった。
【０００３】（１）一般に金属は溶融塗料との濡れ性が
良く、電子部品を凹部内の溶融塗料に浸漬した際に塗料
が凹部から外にあふれて塗料の盛り上がりが少なくなり
、電子部品に塗料が充分付与されない場合があった。 （２）塗装器具の上面に圧接した状態で移動するスキー
ジブレードの先端部が金属製凹部の開口縁部によって摩
耗させられ、スキージブレードの寿命が短かった。
良く、電子部品を凹部内の溶融塗料に浸漬した際に塗料
が凹部から外にあふれて塗料の盛り上がりが少なくなり
、電子部品に塗料が充分付与されない場合があった。 （２）塗装器具の上面に圧接した状態で移動するスキー
ジブレードの先端部が金属製凹部の開口縁部によって摩
耗させられ、スキージブレードの寿命が短かった。
【０００４】そこで、本発明の課題は、電子部品に安定
して塗料を付与するとともに、スキージブレードの寿命
が長い塗装器具を提供することにある。
して塗料を付与するとともに、スキージブレードの寿命
が長い塗装器具を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係る塗装器具は、溶融塗料を入れるための
凹部を有し、該凹部形成側が前記溶融塗料に対して濡れ
性の悪い弾性材にて構成されていることを特徴とする。
め、本発明に係る塗装器具は、溶融塗料を入れるための
凹部を有し、該凹部形成側が前記溶融塗料に対して濡れ
性の悪い弾性材にて構成されていることを特徴とする。
【０００６】
【作用】塗装器具の凹部形成側が溶融塗料に対して濡れ
性の悪い弾性材にてできているため、電子部品を凹部内
の溶融塗料に浸漬しても溶融塗料が凹部から外にあふれ
にくくなり、塗料の表面張力によって塗料が大きく盛り
上がる。従って、溶融塗料の電子部品への濡れ上がりが
促進され、塗装位置及び塗装量が安定する。また、凹部
の開口縁部は弾性材からできているため、従来の金属材
の場合と比較してスキージブレードの先端部の摩耗が少
なくなる。
性の悪い弾性材にてできているため、電子部品を凹部内
の溶融塗料に浸漬しても溶融塗料が凹部から外にあふれ
にくくなり、塗料の表面張力によって塗料が大きく盛り
上がる。従って、溶融塗料の電子部品への濡れ上がりが
促進され、塗装位置及び塗装量が安定する。また、凹部
の開口縁部は弾性材からできているため、従来の金属材
の場合と比較してスキージブレードの先端部の摩耗が少
なくなる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係る塗装器具の一実施例につ
いて添付図面を参照して説明する。図１及び図２に示す
ように、塗装器具１はその上面に凹部２が縦横に整列し
て設けられている。凹部２の開口部は後述のドラム型電
子部品１０の外形より大きく開けられている。塗装器具
１はベース材３と弾性材４とからなる。ベース材３には
、例えばステンレス板等の機械的強度の大きい材質のも
のが使用されている。弾性材４には、溶融塗料に対して
濡れ性の悪い材質のものが使用され、例えば硬度が４０
゜程度のシリコンゴム等が使用される。縦横に整列した
穴を設けた弾性材４は、接着剤を介してベース材３に固
着されている。弾性材４に設けた穴はベース材３を底部
とする凹部２とされる。
いて添付図面を参照して説明する。図１及び図２に示す
ように、塗装器具１はその上面に凹部２が縦横に整列し
て設けられている。凹部２の開口部は後述のドラム型電
子部品１０の外形より大きく開けられている。塗装器具
１はベース材３と弾性材４とからなる。ベース材３には
、例えばステンレス板等の機械的強度の大きい材質のも
のが使用されている。弾性材４には、溶融塗料に対して
濡れ性の悪い材質のものが使用され、例えば硬度が４０
゜程度のシリコンゴム等が使用される。縦横に整列した
穴を設けた弾性材４は、接着剤を介してベース材３に固
着されている。弾性材４に設けた穴はベース材３を底部
とする凹部２とされる。
【０００８】次に、この塗装器具１を使用してドラム型
電子部品１０に外装樹脂を付与する場合について説明す
る。まず、図３に示すように、凹部２とその周囲部に溶
融樹脂５が供給される。次に、図４に示すように、スキ
ージブレード６を塗装器具１の上面に圧接した状態で左
から右へ移動させ、余分な溶融樹脂５を塗装器具１の上
面から除去する。このとき、凹部２の開口縁部、即ちエ
ッジ部が弾性材からできているので、従来の金属材の場
合と比較してスキージブレード６の先端部の摩耗が少な
くてすむ。従って、スキージブレード６の寿命が長くな
る。
電子部品１０に外装樹脂を付与する場合について説明す
る。まず、図３に示すように、凹部２とその周囲部に溶
融樹脂５が供給される。次に、図４に示すように、スキ
ージブレード６を塗装器具１の上面に圧接した状態で左
から右へ移動させ、余分な溶融樹脂５を塗装器具１の上
面から除去する。このとき、凹部２の開口縁部、即ちエ
ッジ部が弾性材からできているので、従来の金属材の場
合と比較してスキージブレード６の先端部の摩耗が少な
くてすむ。従って、スキージブレード６の寿命が長くな
る。
【０００９】次に、図５に示すように、頭部を下側にし
て電極が形成されている底面を支持台１１に仮付けされ
たドラム型電子部品１０が凹部２の上方に配置される。 そして、図６に示すように、支持台１１が電子部品１０
と凹部２の底面とが近接するまで降ろされる。凹部２に
入っている溶融樹脂５は弾性材４に対して濡れ性が悪い
ので、凹部２から外にあふれにくく、樹脂５の表面張力
によって盛り上がる。この盛り上がりは正規の塗装位置
Ｙにまで達する。こうして、電子部品１０の胴部は完全
に溶融樹脂５で被覆され、正規の塗装位置Ｙに一定の量
の溶融樹脂５が濡れ上がる。この状態で電子部品１０は
凹部２から引き上げられ、余剰樹脂を掻き取るために次
工程へ送り込まれる。
て電極が形成されている底面を支持台１１に仮付けされ
たドラム型電子部品１０が凹部２の上方に配置される。 そして、図６に示すように、支持台１１が電子部品１０
と凹部２の底面とが近接するまで降ろされる。凹部２に
入っている溶融樹脂５は弾性材４に対して濡れ性が悪い
ので、凹部２から外にあふれにくく、樹脂５の表面張力
によって盛り上がる。この盛り上がりは正規の塗装位置
Ｙにまで達する。こうして、電子部品１０の胴部は完全
に溶融樹脂５で被覆され、正規の塗装位置Ｙに一定の量
の溶融樹脂５が濡れ上がる。この状態で電子部品１０は
凹部２から引き上げられ、余剰樹脂を掻き取るために次
工程へ送り込まれる。
【００１０】なお、本発明に係る塗装器具は、前記実施
例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変形することができる。特に、塗装器具の表層部にのみ
溶融塗料に対して濡れ性の悪い弾性材を配設してもよい
し、塗装器具全体を溶融塗料に対して濡れ性の悪い弾性
材で作製してもよい。
例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変形することができる。特に、塗装器具の表層部にのみ
溶融塗料に対して濡れ性の悪い弾性材を配設してもよい
し、塗装器具全体を溶融塗料に対して濡れ性の悪い弾性
材で作製してもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、塗装器具の凹部形成側が溶融塗料に対して濡れ
性の悪い弾性材にてできているので、溶融塗料が凹部か
ら外へあふれにくくなる。従って、溶融塗料の盛り上が
りが惹起され、安定した塗装位置及び塗装量が得られる
。この結果、電子部品の外観不良率を下げ、品質の高い
ものを製造することができる。
よれば、塗装器具の凹部形成側が溶融塗料に対して濡れ
性の悪い弾性材にてできているので、溶融塗料が凹部か
ら外へあふれにくくなる。従って、溶融塗料の盛り上が
りが惹起され、安定した塗装位置及び塗装量が得られる
。この結果、電子部品の外観不良率を下げ、品質の高い
ものを製造することができる。
【００１２】また、凹部の開口縁部は弾性材からできて
いるので、従来の金属材の場合と比較してスキージブレ
ードの摩耗が少なくなり、スキージブレードの寿命が長
くなる等コストダウンを図ることができる。
いるので、従来の金属材の場合と比較してスキージブレ
ードの摩耗が少なくなり、スキージブレードの寿命が長
くなる等コストダウンを図ることができる。
【図１】本発明に係る塗装器具の一実施例である平面図
。
。
【図２】図１のＸ−Ｘ’の一部垂直断面図。
【図３】図２に示した塗装器具を使用した塗装方法を工
程順に示す一部垂直断面図。
程順に示す一部垂直断面図。
【図４】図２に示した塗装器具を使用した塗装方法を工
程順に示す一部垂直断面図。
程順に示す一部垂直断面図。
【図５】図２に示した塗装器具を使用した塗装方法を工
程順に示す一部垂直断面図。
程順に示す一部垂直断面図。
【図６】図２に示した塗装器具を使用した塗装方法を工
程順に示す一部垂直断面図。
程順に示す一部垂直断面図。
１…塗装器具
２…凹部
４…弾性材
５…溶融樹脂
１０…電子部品
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融塗料を入れるための凹部を有し、
該凹部形成側が前記溶融塗料に対して濡れ性の悪い弾性
材にて構成されていることを特徴とする塗装器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9253391A JP2666599B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 塗装器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9253391A JP2666599B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 塗装器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04323814A true JPH04323814A (ja) | 1992-11-13 |
| JP2666599B2 JP2666599B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=14057003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9253391A Expired - Lifetime JP2666599B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 塗装器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2666599B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003272927A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-26 | Koa Corp | チップインダクタおよびその製造方法 |
| JP2009290178A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Murata Mfg Co Ltd | 導電ペースト塗布治具及び導電ペースト塗布方法 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP9253391A patent/JP2666599B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003272927A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-26 | Koa Corp | チップインダクタおよびその製造方法 |
| JP2009290178A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Murata Mfg Co Ltd | 導電ペースト塗布治具及び導電ペースト塗布方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2666599B2 (ja) | 1997-10-22 |
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Legal Events
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