JPH0432341Y2 - - Google Patents

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JPH0432341Y2
JPH0432341Y2 JP1986026200U JP2620086U JPH0432341Y2 JP H0432341 Y2 JPH0432341 Y2 JP H0432341Y2 JP 1986026200 U JP1986026200 U JP 1986026200U JP 2620086 U JP2620086 U JP 2620086U JP H0432341 Y2 JPH0432341 Y2 JP H0432341Y2
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conveyance
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はワーク整列搬送装置に関し、特に、
無作為に位置したワークを搬送過程で1個ずつ整
列させて反転させて搬送することのできるワーク
整列搬送装置に関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
一般に、無作為に位置したワークを1個ずつ整
列させて搬送するワーク整列搬送装置にあつて
は、第3図に示すようにベルトコンベヤ20の上
面の搬送方向手前側に幅寄せガイド21を設けて
ベルトコンベヤ20上面のワークAを搬送し得る
幅を徐々に狭めてワーク1個分とし、この部分を
通過する際にワークは1個ずつベルトコンベヤ2
0上に位置するようになり、また、ベルトコンベ
ヤ20の終端側に達したワークは順次シユータ2
2を介して他のベルトコンベヤ23上に位置し、
この他のベルトコンベヤ23で第4図に示すよう
な反転装置へ搬送されるようになつている。
そして、この反転装置はワークAを搬送するた
めのベルトコンベヤ24の終端側を支持している
プーリ25がマグネツトプーリとなつているため
にベルトコンベヤ24上に位置し、かつ、終端で
反転されたワークAは落下することなく搬送され
たのちにベルトコンベヤ24の内部に位置するマ
グネツト26によつて反転された状態でさらに搬
送され、こののちマグネツト上下動シリンダ27
の作動によつて前記マグネツト26が上昇された
際に、ベルトコンベヤ24の下面に吸着されてい
るワークAの吸着力が低下し、ワークAは自重に
よつてシユータ28上に落下し、待機部で前後の
ワークAが隣接されたのちに他の搬送部材29の
上部に位置するようになつている。
しかしながら、上記のように構成されているワ
ーク整列搬送装置にあつては、まず、幅寄せガイ
ド21でワークAのブリツジ(詰まり)が発生
し、円滑なる整列ならびに搬送がなされないとい
う問題点を有し、また、反転装置にあつても第5
図aで示すように、矢印の部分で前後のワーク
Aの重なりが発生する場合や、または第5図bの
矢印で示すようにマグネツト上下動シリンダ2
7でマグネツト26を上昇させた場合であつても
残留磁気によつてベルトコンベヤ24からワーク
Aが離れない場合や、さらに、第5図cの矢印
で示すようにマグネツト上下動シリンダ27でマ
グネツト26を上昇させてワークAをシユータ2
8上に落下させた場合に、シユータ28上のワー
クAが重なり合つたりする場合があつた。
また、前記ワーク整列搬送装置の他の例として
は第6図に示すようにベルトコンベヤ20の幅を
狭めることなくベルトコンベヤ20上に1個ずつ
のワークAに対応するような星形タイミンドラム
30や、あるいは図示しないがスパイラルシヤフ
ト等の部材を設けたものがあるが、これらのもの
の場合にはワークの大きさに対応させなければな
らないためにワークの大きさに装置自体を合致さ
せねばならず非常に煩雑なこととなり、また、反
転装置としては第7図に示すようなものも存在し
ているが、このものにあつては搬送されたワーク
Aが位置しているベルトコンベヤ24の終端に、
前記ベルトコンベヤ24の搬送面よりも上面に位
置するようなマグネツトドラム31が設けられる
とともに、シユータ28が連設され、搬送された
ワークAを上方に立ち上がらせつつ反転させ、反
転完了後にはワーク自体の自重がマグネツトの吸
着力に打ち勝つて落下するようになつているが、
このような反転装置であつても第8図aで示すよ
うに立ち上がる部分でワークAの重なり、すなわ
ち、詰まりが発生したり、あるいは第8図bで示
すように反転が完了した部分で重なりが発生した
りしてしまうという問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、無作為に位置したワ
ークをその搬送過程において1個ずつ整列させて
反転させて搬送することのできるワーク整列搬送
装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、一
対のプーリ間に張設されたベルトコンベヤを有
し、フレームで両側からの落下が防止されるとと
もに、複数のワークを載置して水平方向に搬送可
能であり、かつ、搬送方向先方側のプーリがマグ
ネツトプーリとなつている搬送部材の内部に、複
数のマグネツトの列を下側に位置するベルトコン
ベヤに隣接して配設するとともに、最後のマグネ
ツトに脱磁板を設け、また、前記搬送部材の上部
に、ワークを搬送部材の一側方向に案内する案内
部材と、水平方向に回転可能、かつ、その回転数
を変更可能であるとともに、前記案内部材との水
平方向の間隔がワーク1個分となつていて、前記
案内部材との間に位置したワークが当接した際
に、そのワークに前記搬送部材の搬送方向と反対
方向の力を作用させるようになつている間欠送り
部材とを配設し、前記案内部材と間欠送り部材と
で1個ずつに整列されたワークが搬送部材の終端
に達した後、前記マグネツトプーリおよびマグネ
ツトによつてベルトコンベヤの下面に吸着した状
態で反転されて搬送され、こののち前記脱磁板に
よつて落下されることを特徴とするワーク整列搬
送装置を構成したものである。
〔作用〕
この考案は前記の手段を採用したことにより、
無作為に位置した複数のワークを、その搬送過程
において1個ずつ整列させて反転させて順次搬送
することができ、したがつて、後段に位置した他
の装置に反転したワークを1個ずつ順次供給する
ことができることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図および第2図にはこの考案によるワーク
整列搬送装置が示されていて、一対のプーリ1
a,1bによつて支持されたベルトコンベヤ2の
上面の終端部に、中央部よりも一側に寄つた位置
に、回転数を変更し得る可変モータ3によつて矢
印方向に回転され、かつ、外周面に突起が設けら
れたベルト4が環状に設けられている間欠送り部
材5が設けられ、しかも、この間欠送り部材5の
ベルト4は全体が首振り動作ができるように取付
けられているとともに、ベルト4の下面とベルト
コンベヤ2の上面との間に間隙を有するように設
けられ、さらに、前記間欠送り部材5はベルトコ
ンベヤ2の上面の任意の位置、すなわち、ベルト
コンベヤ2の他側との間隔を調整可能となつてい
る。
そして、前記間欠送り部材5とベルトコンベヤ
2の他側との間の前記ベルトコンベヤ2の上面に
は搬送方向前方が前記ベルトコンベヤ2の一側に
近づくようになつている非磁性体からなる案内部
材であるガイド部材16が設けられている。この
ガイド部材16と前記間欠送り部材5との間隔は
ワークAが1個だけ通過可能な間隔となつてい
る。また、ベルトコンベヤ2の終端側のプーリ1
bはマグネツトプーリとなつており、また、前記
ベルトコンベヤ2の内部には複数のマグネツト7
がベルトコンベヤ2の下部に沿つて設けられ、そ
して、このマグネツト7の列の最後の部分には、
それとベルトコンベヤ2との間に位置する脱磁板
8が設けられている。
この脱磁板8はベルトコンベヤ2のプーリ1
a,1bを支持しているフレーム9に設けられた
エアーシリンダ10によつてベルトコンベヤ2の
進行方向と直交する水平方向に移動可能となつて
おり、そして、前記脱磁板8の下方にはシユータ
11、またはベルトコンベヤ12が設けられ、こ
のシユータ11、またはベルトコンベヤ12の後
段には他のベルトコンベヤ13が設けられてい
る。
そして、上記のものを作動させる場合には、ま
ず、ベルトコンベヤ2の搬送方向手前側の上面に
複数のワークを無作為に位置する。
すると、このワークはベルトコンベヤ2によつ
て順次搬送されて、間欠送り部材5に至る。
この間欠送り部材5は外周面に突起が設けられ
ているベルト4が環状に設けられているととも
に、このベルト4は、それとベルトコンベヤ2の
他側との間に位置したワークをベルトコンベヤ2
の搬送方向と逆方向に移動させるような回転方向
となつており、しかも、ガイド部材6によつて複
数のワークが間欠送り部材5のベルト4とガイド
部材6との間に搬送された際は1個のワークのみ
が、その間を通過できるとともに、間欠送り部材
5のベルト4の作用によつて詰まりが発生するこ
となく順次1個ずつ整列されることとなる。そし
て、この場合、ワークはその周面が丸状であるた
めに特に、詰まりが発生する恐れは全くないもの
である。
このようにして1個ずつ整列されてベルトコン
ベヤ2の終端に搬送されたワークは、終端側のプ
ーリ1bがマグネツトプーリとなつていて、しか
もワークを吸着するのに充分な吸着力を有してい
るので終端側に達しても落下することなくさらに
搬送される。
すなわち、前記ベルトコンベヤ2の終端で反転
されたワークは引続きベルトコンベヤ2の内部に
位置しているマグネツト7の列によつて吸着状態
のままで搬送される。
そして、マグネツト7の列の最後の部分に達す
ると、マグネツト7とベルトコンベヤ2との間に
はエアーシリンダ10で出没可能な脱磁板8が位
置しているのでエアーシリンダ10による脱磁板
8の前記マグネツト7の列とベルトコンベヤ2と
の間への突入時にマグネツト7によるワークAの
吸着力は弱められることにより、ワークAは自重
にて落下し、第1図に示すシユータ11または第
2図に示すベルトコンベヤ12の上面に反転され
た状態で位置し、こののち他のベルトコンベヤ1
3の上面に搬送されるものである。
なお、前記実施例においては間欠送り部材5は
外周面に突起が設けられたベルト4を環状とし、
これを可変モータ3によつて回転するようにした
が、外周面に突起があるベルトではなく歯付きベ
ルトを用いても良く、さらに、間欠送り部材5の
位置を変更してガイド部材6との間隔を変更する
ことにより任意の大きさのワークを整列させるこ
とができるとともに,ワークとして周面が丸状の
ものを示したが、周面が多角形状のワークをベル
トコンベヤの上面に位置させても搬送過程で整列
させて順次搬送することができ、したがつて、後
段の装置に1個ずつワークを供給することができ
るものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
ベルトコンベヤ上に無作為にワークを位置するだ
けの作業で、ベルトコンベヤ上のワークを1個ず
つ整列させたのちに反転して搬送することができ
るので、後段に配設した装置に反転したワークを
1個ずつ供給することができ、したがつて、供給
作業を非常に簡略化することができるなどのすぐ
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるワーク整列搬送装置に
反転装置とシユータとを付加した状態を示す概略
斜視図、第2図は第1図に示すワーク整列搬送装
置に反転装置とベルトコンベヤとを付加した状態
を示す概略説明図、第3図は従来のものを示す概
略斜視図、第4図は反転装置を示す概略斜視図、
第5図a,b,cは第4図に示す反転装置のワー
クの反転状態を示す概略説明図、第6図は第3図
に示すものの他の例を示す概略斜視図、第7図は
第4図に示すものの他の例を示す概略斜視図、第
8図a,bは第7図に示す反転装置のワークの反
転状態を示す概略説明図である。 1a,1b,25……プーリ、2,12,1
3,20,23,24……ベルトコンベヤ、3…
…可変モータ、4……ベルト、5……間欠送り部
材、6……ガイド部材、7,26……マグネツ
ト、8……脱磁板、9……フレーム、10……エ
アーシリンダ、11,22,28……シユータ、
21……幅寄せガイド、27……マグネツト上下
動シリンダ、29……搬送部材、30……星形タ
イミングドラム、31……マグネツトドラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のプーリ1a,1b間に張設されたベルト
    コンベヤ2を有し、フレーム9で両側からの落下
    が防止されるとともに、複数のワークAを載置し
    て水平方向に搬送可能であり、かつ、搬送方向先
    方側のプーリ1bがマグネツトプーリとなつてい
    る搬送部材の内部に、複数のマグネツト7の列を
    下側に位置するベルトコンベヤ2に隣接して配設
    するとともに、最後のマグネツト7に脱磁板8を
    設け、また、前記搬送部材の上部に、ワークAを
    搬送部材の一側方向に案内する案内部材6と、水
    平方向に回転可能、かつ、その回転数を変更可能
    であるとともに、前記案内部材6との水平方向の
    間隔がワーク1個分となつていて、前記案内部材
    6との間に位置したワークAが当接した際に、そ
    のワークAに前記搬送部材の搬送方向と反対方向
    の力を作用させるようになつている間欠送り部材
    5とを配設し、前記案内部材6と間欠送り部材5
    とで1個ずつに整列されたワークAが搬送部材の
    終端に達した後、前記マグネツトプーリ1bおよ
    びマグネツト7によつてベルトコンベヤ2の下面
    に吸着した状態で反転されて搬送され、こののち
    前記脱磁板8によつて落下されることを特徴とす
    るワーク整列搬送装置。
JP1986026200U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0432341Y2 (ja)

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JP1986026200U JPH0432341Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JP1986026200U JPH0432341Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JPS62140018U JPS62140018U (ja) 1987-09-03
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313848Y1 (ja) * 1964-07-02 1968-06-12
JPS525142A (en) * 1975-06-26 1977-01-14 Mitsubishi Electric Corp Hydraulic elevator
JPS55161715A (en) * 1979-05-25 1980-12-16 Nichicon Capacitor Ltd Mechanism for aligning articles

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JPS62140018U (ja) 1987-09-03

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