JPS62221455A - ベルト式セパレ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （関連技術分野） 本発明は、ベルトコンベヤ上の搬送物中に混入する鉄片
を除去する際に用いて好適なベルト式セパレータに関す
るものである。

（従来技術） 搬送コンベヤによって搬送される搬送物中に混入する鉄
片を除去する装置として電磁石を用いたベルト式セパレ
ータが用いられている。このセパレータは、搬送物の上
面に臨ませるように設けられた電磁石を囲繞してベルト
を設け、該ベルトの下面に吸着した鉄片をベルトの回転
により移動させてベルト先端から除去する構成になって
いる。

この様な型式のセパレータでは、ベルト下面に吸着した
鉄片は、電磁石の磁力が作用している領域間だけ保持さ
れるものであるから、その搬送距離は短く、磁力から離
れるとベルト下面から離脱して分離された搬送物上に落
下して混入されることになる。

そこで、従来は第２図に示すように電磁石４と鉄片排出
用駆動プーリ５との間に鉄片保持用の永久磁石９を設け
、捕捉した鉄片８の搬送距離Ｌ２を伸長させる手段がと
られている。

このため、鉄片保持用の永久磁石が必要で、製造コスト
アップの要因ともなっており、更に永久磁石の磁力で吸
着保持された状態での搬送となることから、ｉａ送送中
鉄片の落下を完全には防止できない等の問題点がある。

（発明の解決しようとする問題点） 本発明は、こうした従来の問題点に対処するためなされ
たもので、電磁石に捕捉された鉄片の搬送距離を伸長さ
せることを目的とする。

（発明による解決手段） 鉄片を吸引するための直流電磁石もしくは永久磁石と、
その外側に磁気誘導型駆動プーリと従動プーリと、これ
ら両プーリ間に巻掛けられた無端状の鉄片排出ベルトと
により構成され、排出用ベルト下面に吸着した鉄片を排
出用ベルトの駆動回転により、該ベルトの上面に載せて
排出位置まで移動させるようにしたことを特徴とする。

（実施例） 以下図面に示した実施例について説明する。第１図は本
発明の構成を示し、図中１は搬送原料３を搬送するコン
ベヤ、４は搬送原料３の上方に臨ませた直流電磁石又は
永久磁石で、その外側には磁気誘導型駆動プーリ５と、
該駆動プーリ５に所定の間隔を隔てて従動プーリ６が設
けられ、これら両プーリ５，６間に鉄片排出用ベルト７
が無端状に巻掛けられている。そして駆動プーリ５の回
転方向は、コンベヤプーリ２の回転方向と同方向に回転
するように植成されている。

（作用） 次に作用について説明する。コンベヤ１によって運ばれ
る搬送原料３中に鉄片８が混入していると、搬送原料３
の上方に臨ませた電磁石４により。

排出用ベルト７の下面に吸着され、鉄片排出ベルト磁気
誘導型駆動プーリ５の駆動回転により矢印ａ方向に移動
する。

さらに、鉄片８は磁気誘導型駆動プーリ５の外周に巻回
された鉄片排出用ベルト７に吸着されたまき駆動プーリ
５を半周し、鉄片排出用ベルト７の上に乗って移送され
、ベルト末端部から排出されることになる。

（効果） 本発明は以上詳述したとおり、ベルト下面に吸着した鉄
片をベルト上に乗せて排出位置に搬送するようにしたた
め、これまでのように、吸着した鉄片の搬送距ｌ！１ｉ
Ｌ１を長くする必要がある場合でも、鉄片保持用の永久
磁石等を必要とせず、駆動ブーりと従動プーリ間の距離
を調整するだけで目的を達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるベルト式セパレータの実施例を示
す正面断面図。 第２図は従来装置の正面断面図である。 図において； １　コンベヤ　　　　２　コンベヤプーリ３　搬送原料
　　　　４　電磁石 ５　駆動プーリ　　　　６　従動プーリ７　鉄片排出用
ベルト　８　鉄片 ９　永久磁石 以上 出願人　住友重機械工業株式会社 復代理人　弁理士　大　橋　　　勇 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鉄片を吸引するための直流電磁石もしくは永久磁石と、
   その外側に磁気誘導型駆動プーリと従動プーリと、これ
   ら両プーリ間に巻掛けられた無端状の鉄片排出用のベル
   トとにより構成され、排出用ベルト下面に吸着した鉄片
   を排出用ベルトの駆動回転により該ベルトの上面に載せ
   て排出位置まで移動させるようにしたことを特徴とする
   ベルト式セパレータ。