JPH05269402A - 磁性部品の分別装置 - Google Patents

磁性部品の分別装置

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JPH05269402A
JPH05269402A JP4098707A JP9870792A JPH05269402A JP H05269402 A JPH05269402 A JP H05269402A JP 4098707 A JP4098707 A JP 4098707A JP 9870792 A JP9870792 A JP 9870792A JP H05269402 A JPH05269402 A JP H05269402A
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JP
Japan
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roller
magnetic
belt
parts
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4098707A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Kogure
博道 木暮
Kunihiro Ito
国博 伊藤
Masahiro Arai
正浩 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 磁性部品と非磁性または弱磁性のダミーとが
混在する中から、そらを破損すること無く確実に分別す
る。 【構成】 磁性部品aと非磁性または弱磁性のダミーb
とが混在してコンベア1上を搬送される。第一のローラ
ー3と第二のローラー10との間にベルト11を周回さ
せると共に、磁石4を取り付けた第一のローラー3の周
面をコンベア1の搬送面2に近接して配置する。ローラ
ー3の磁石4からベルト11を介して作用する磁力によ
り、コンベア1上の磁性部品がローラー3の周面に吸着
され、その上側に搬送される。さらに、ベルト11が第
一のローラー3から離れるとき、磁性部品aがベルト1
1に載ったまま第一のローラー3の磁石4の磁力から強
制的に離され、第二のローラー3側でシュート7に落下
し、排出される。一方、ダミーbは、第一のローラー3
の先でシュート14で排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性部品と非磁性また
は弱磁性のダミーとが混在した部品の集合から磁性部品
とダミーとを選別するのに好適な分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バレルメッキ法による部品の電解メッキ
では、メッキを施す部品と電極との通電状態を得るため
に、導電体質で、且つ上記部品と同形の非磁性材料から
なるダミーがバレルの中に多数投入される。そして、上
記ダミーはメッキ終了後、メッキを施した部品から分別
される。
【0003】従来、上記のごとき小物品の分別装置は、
例えば特願昭61−218471のに開示されている。
この従来の分別装置の概要について、図5により説明す
ると、従来の分別装置は、ホッパ8から混在された磁性
部品a、a…と非磁性または弱磁性のダミーb、b…と
を搬送するコンベア1と、その移送面2に近接して配置
された回転するローラー3とで構成される。そして、非
磁性のローラー3の周面には、間隙5をおいて磁石が円
周方向に一定の間隔で埋め込まれていると共に、上記ロ
ーラー3の周面にブレード6が当てられている。更に上
記ブレード6には、部品排出用のシュート7が接続され
ている。
【0004】この様に構成された分別装置は、コンベア
1の移送面2によって搬送された部品a、a…、b、b
…がローラー3の所に来ると、ローラー3の周面に設け
られた磁石4に磁性部品a、a…のみが吸着される。こ
れによって、コンベア1の移送面2の上には磁性または
弱磁性のダミーb、b…のみが残り、コンベア1の末端
まで搬送される。一方、磁石4に吸着された磁性部品
a、a…がローラー3の回転によって移動し、ブレード
6に当たると、同部品a、a…は押されてローラー3の
周面を僅かに滑り、磁石4と隣接する間隙5へ移動す
る。ここでは、磁性部品a、a…に磁力が及ばないた
め、磁性部品a、a…はローラー3の周面から離れ、ブ
レード6の上の落ち、更にシュート7へ送られる。な
お、図5に示すように、上記したローラー3を複数段備
えることにより、分別機能をより向上させる事ができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
上記した部品は益々小形化が進み、相当小さくなってい
る。このため、磁性部品a、a…がローラー3の回転に
よって移動し、ブレード6に当たる時、磁性部品a、a
…がローラー3の周面とブレード6の先端部との間の僅
かのギャップに挟み込まれ、それによって、部品が破損
したり、場合によっては分別装置が停止してしまったり
する事もある。
【0006】本発明は上記した問題を解決するために成
されたものであって、その目的とするところは、部品を
破損すること無く、確実に分別することができる磁性部
品の分別装置を提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するための要旨は、磁性または弱磁性のダミーと磁性部
品とを分別する装置において、ダミーと磁性部品とが混
在した部品を搬送するコンベアと、少なくとも一部が帯
磁された磁気面となった周面を上記コンベアの移送面に
近接して配置された第一のローラーと、上記第一のロー
ラーに対向して設けられた第二のローラーと、上記第一
のローラーと第二のローラーとの間に周回され、これら
ローラの回転により上側周回部分で第一のローラーから
第二のローラーへ向けて走行するベルトと、該ベルトの
第二のローラー側と上記コンベア上の第一のローラーよ
り先側で各々部品を回収する回収手段とを備えることを
特徴とする磁性部品の分別装置である。
【0008】
【作用】本発明からなる分別装置によれば、周面に磁気
面を有する第一のローラーと第二のローラーとの間を周
回するベルトを設けているため、磁性部品と磁性または
弱磁性のダミーとが混在してコンベア上を搬送される
時、第一のローラーの磁性面からベルトを介して作用す
る磁界により、コンベア上の磁性部品のみが第一のロー
ラーの磁気面に吸着される。こうして吸着されたベルト
上の磁性部品は、ベルトの走行に伴って第一のローラー
の上側に移動し、ベルトが第一のローラーから離れ、第
二のローラー側へ向かうとき、ベルト上に載ったまま上
記第一のローラーの磁気面の磁力から強制的に離され
る。その後、磁性部品がベルトで第二のローラー側に送
られ、回収される。一方、コンベア上に残ったダミー
は、第一のローラーを通過した後で回収される。このよ
うに、磁性部品はベルトに載ったまま上記第一のローラ
ーの磁気面の磁力から強制的に離されるため、従来のブ
レードを用いたもののように、部品がブレードによって
破損するおそれがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1は本発明の実施例を説明するための側面図で
ある。コンベア1の始点側にホッパ8が配置され、コン
ベア1の移送面2の上に混合状態の磁性部品a、a…と
磁性または弱磁性のダミーb、b…とが供給される。減
速機付電動機9は、コンベア1を駆動させ、コンベア1
の移送面2に上記部品を搭載させて図示の矢印方向に低
速で搬送される。移送面2の上に所定の間隔をあけて第
一のローラー3、3’が設置されている。上記二つの第
一のローラー3、3’の周面に間隙5をおいて磁石4を
円周方向に一定の間隔で埋め込み、同周面に帯磁されて
いない非磁気面とが円周方向に交互に配置されている。
そして上記二つの第一のローラー3、3’のそれぞれに
は、近接して小型の第二のローラー10、10’が配置
されており、上記第一と第二のローラーの間にベルト1
1、11’が周回している。また、二つの第一のローラ
ー3、3’は、それぞれ減速機付電動機12、12’で
回転され、それによってベルト11、11’に連結され
た第二のローラー10、10’も回転される。第二のロ
ーラー10、10’の下にシュート7、7’が各々配置
され、傾斜したシュート7、7’の先に容器13が配置
されている。一方、コンベア1の末端の下に別のシュー
ト14が配置され、傾斜したシュート14の先に同様に
容器15が配置されている。
【0010】次に、上記装置の分別動作に付いて説明す
る。今、ホッパ8から混合された磁性部品a、a…とダ
ミーb、b…とがコンベア1の移送面2の上に供給され
ると同時に、前述した各減速機付電動機9、及び12、
12’が始動すると、上記部品が移送面2によって搬送
され、第一のローラー3に接近してくる。そこで図2に
示すごとく、第一のローラー3の円周方向に交互に配置
された磁石4からベルト11を介して作用する磁力によ
り、上記部品の中の磁性部品a、a…のみが第一のロー
ラー3の周面に吸着される。吸着された磁性部品a、a
…は、ベルト11の上に搭載されたまま搬送されて第一
のローラー3の上側に移動する。さらにベルト11が走
行すると、やがてそれが第一のローラー3の周面から離
れ、第二のローラー10へ向かうため、磁性部品a、a
…はベルト11に載ったまま、磁石4の磁力から強制的
に離され、開放される。そして、磁石4の磁力から解放
された磁性部品a、a…は第二のローラー10側に搬送
され、ベルト11が第二のローラー10の周面を旋回す
る時に、その下に備えられたシュート7に自然落下して
容器13の中に収納される。さらに、図1の実施例では
前述した第一のローラー3、第二のローラー10、及び
ベルト11と同様のもう1組の分別手段、すなわち、第
一のローラー3’、第二のローラー10’及びベルト1
1’を設置している。従って、前段の分別手段で取り残
した磁性部品a、a…は、後段の分別手段によって完全
に取り除かれる。
【0011】図3は第一のローラーの高さを調節する高
さ調節手段を示す部分拡大側面図である。すなわち、第
一のローラー3の回転軸は軸受リンク19に固定された
軸受け16によって支承されている。一方、第二のロー
ラー10の回転軸は軸受け17によって支承されてお
り、上記軸受リンク19の一端は上記第二のローラー1
0側の軸受け17を中心に回動可能に構成され、その他
端は例えばネジ等からなる高さ調節手段18によって上
下方向に調節される。これによって、移送面2によって
搬送される部品の大きさ、或いは搬送状態(部品の粗密
状態)に合わせて、第一のローラー3を最適な高さに調
節することが出来るので、磁性部品a、a…を確実に第
一のローラー3の磁石4に吸着させることができる。
【0012】図4は、更に第一のローラー3の磁性面4
に吸着された磁性部品a、a…が第二のローラー10側
に設けられたシュート7に容易に落下する事ができるよ
うに、上記ベルト11の表面に、先端が軽く当接する羽
根車20を備えた例を示すものである。すなわち、二つ
の第一のローラー3、10の間を周回するベルト11
は、長期間の使用によってその表面が汚れ、或いは水分
等が表面に付着する場合がある。この様な場合、多数の
磁性部品a、a…はベルト11の表面に付着したまま、
シュート7に落下せず、再びローター3側に戻る事があ
り、分別機能が低下する。上記した問題を解決するため
に、ベルト11の表面で、且つ第一のローラー3の磁石
4の磁力が影響されない位置に、羽根車20の羽根21
の先端が、ベルト11の表面に軽く当接する程度に図示
の矢印方向に低速で回転させる事により、ベルト11に
吸着されていた磁性部品a、a…は、上記羽根車20に
よって送られ、容易にシュート7に落下する。なお、こ
の羽根車20を設置する位置は第二のローラー10側の
近くでも良い。また、羽根車20の回転速度は、ベルト
11の周速よりもやや速することで、磁性部品a、a…
がベルト11の上で補助的に送りが与えられる程度の速
度が望ましい。なお、前記の実施例では、第一のローラ
ー3、3’の周面に磁石4を円周方向に間隔をおいて配
置したが、本発明の場合、ローラー3、3’の周面全体
に磁石を張り、同周面全体を磁気面としてもよいことは
もちろんである。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によっ
て、分別処理中に磁性部品を破損すること、また、それ
によって分別装置を停止させるような事がない、磁性部
品と磁性または弱磁性のダミーとを確実に分別する事が
できる分別装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明からなる分別装置の実施例を示す側面図
である。
【図2】本発明からなる分別装置の部分拡大図である。
【図3】本発明からなる分別装置のローター付近の部分
拡大側面図である。
【図4】本発明からなる分別装置のローター付近の部分
拡大側面図である。
【図5】従来の分別装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 コンベア 2 移送面 3、3’ 第一のローラー 4 磁石 7 シュート 10、10’ 第二のローラー 11、11’ ベルト 14 シュート 18 高さ調節手段 20 羽根車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性または弱磁性のダミーと磁性部品
    とを分別する装置において、ダミーと磁性部品とが混在
    した部品を搬送するコンベアと、少なくとも一部が帯磁
    された磁気面となった周面を上記コンベアの移送面に近
    接して配置された第一のローラーと、上記第一のローラ
    ーに対向して設けられた第二のローラーと、上記第一の
    ローラーと第二のローラーとの間に周回され、これらロ
    ーラの回転により上側周回部分で第一のローラーから第
    二のローラーへ向けて走行するベルトと、該ベルトの第
    二のローラー側と上記コンベア上の第一のローラーより
    先側で各々部品を回収する回収手段とを備えることを特
    徴とする磁性部品の分別装置。
JP4098707A 1992-03-25 1992-03-25 磁性部品の分別装置 Pending JPH05269402A (ja)

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JP4098707A JPH05269402A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 磁性部品の分別装置

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JP4098707A Pending JPH05269402A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 磁性部品の分別装置

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JP (1) JPH05269402A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003275734A (ja) * 2002-03-22 2003-09-30 Ohbayashi Corp 有害化学物質除去装置
CN105381879A (zh) * 2015-12-01 2016-03-09 天紫再生资源加工(天津)有限公司 一种改进型垃圾分选系统
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JPH0328920U (ja) * 1989-07-31 1991-03-22

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971104