JPH0432327Y2 - - Google Patents

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JPH0432327Y2
JPH0432327Y2 JP1987174645U JP17464587U JPH0432327Y2 JP H0432327 Y2 JPH0432327 Y2 JP H0432327Y2 JP 1987174645 U JP1987174645 U JP 1987174645U JP 17464587 U JP17464587 U JP 17464587U JP H0432327 Y2 JPH0432327 Y2 JP H0432327Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホツパーの内面、その他、早期に摩
耗する各種工業機材の表面に取付け、耐摩耗性を
向上させるための摩耗防止用ラギング材に関す
る。
〔従来の技術〕
ホツパーの内面等の早期摩耗を防止し、又は摩
耗と併せて騒音を防止するためには、当該個所に
摩耗防止用ラギング材を取付けることが知られて
いる。例えば、実公昭54−36456号公報に記載の
ラギング材は、金属板の表面にゴムシートを介し
て複数のセラミツク片を焼付固着しており、前記
セラミツク板により摩耗防止を図ると共に、ゴム
層によりセラミツク片に衝当する衝当物の衝撃を
緩衝することにより騒音防止を期待している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の公知例において、セラミツク片は金属板
に対して未加硫ゴムシートを用いた焼付固着手段
によつてのみ固着されている。従つて、ラギング
材が極めて衝撃の激しい個所に使用された場合、
ゴム層の破壊その他により、セラミツク片が金属
板から剥離脱落する危険がある。
この点について、セラミツク片の脱落を防止す
るため、各セラミツク片にテーパ孔を穿設し、該
テーパ孔に挿入したテーパコアを金属板に熔接固
着したラギング材が提案されている。然しなが
ら、このラギング材の場合、セラミツク片のテー
パ孔を介してテーパコアを金属板に熔接するもの
であるため、該熔接時にセラミツク片に割れを生
じる問題があり、また、熔接後においてセラミツ
ク片のテーパ孔がテーパコアに対してガタツキを
有するため、ホツパー等に取付けて使用するに際
しセラミツク片が振動してテーパ孔の部分から割
れを生じる問題がある。しかも、このラギング材
では、テーパコアを金属板に直接熔接するため、
セラミツク片と金属板との間に緩衝層を介装する
ことができず、衝撃の緩衝と騒音防止を全く期待
できないという問題がある。
また、セラミツク片の脱落防止の目的のため、
例えば、実開昭59−71205号公報に示されるよう
に、セラミツク片の下面に形成した蟻溝に断面台
形の金属製ロツドを嵌合せしめる技術が公知であ
る。然しながら、この公知技術では、ロツドが取
付基板の上に直接固着されているため、取付基板
の振動がそのままロツドの振動となり、該ロツド
がセラミツク片の蟻溝内面から剥離し、衝撃と振
動を受けるうちに、前記蟻溝部分からセラミツク
片に亀裂を生じる虞れがある。
更に、従来のラギング材においては、取付基板
と工業機材における取付面との間に緩衝手段を有
しないため、衝当物から受けるラギング材の衝撃
がホツパー等の工業機材に伝達され増幅されると
いう問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記問題を解決した摩耗防止用ラギン
グ材を提供するものであり、その手段として構成
したところは、取付基板1の上面に緩衝層2を介
して複数の耐摩耗片3を敷設したものにおいて:
前記耐摩耗片3は、該耐摩耗片3の下面に形成し
た蟻溝状の被係止部7を通じて長尺の係止部材9
に係止すると共に、係止部材9を被係止部7の蟻
溝開口よりも突出しないように該蟻溝内に没入せ
しめ、複数の係止部材9を介して列設された複数
の耐摩耗片3の複数列を緩衝層2上に配列し、更
に、係止部材9の端部に折曲形成した固定部9a
により取付基板1の周縁近傍を抱持せしめると共
に、該固定部9aを取付基板1の下面に固着する
ことにより、耐摩耗片3を列設状に係止した係止
部材9と取付基板1との間の全面に介装された緩
衝層2を上下より挟持固定して成り;前記緩衝層
2は、前記挟持状態の未加硫ゴムシートを加硫す
ることにより形成されると共に、被係止部7を含
む耐摩耗片3の下面と、係止部材9と、取付基板
1の上面に焼付固着されるゴム層から構成され、
該緩衝層2の一部を被係止部7の蟻溝開口内に充
填せしめることにより係止部用ベツド2bを形成
して成り;前記取付基板1の下面から周縁を覆い
前記緩衝層2と一体に結合された弾性被覆層12
を有し、該弾性被覆層12は、係止部材9の固定
部9aを被覆する被覆部12aと、取付基板1の
下面に位置する取付緩衝部12bとを構成して成
る;点にある。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の1実施例を詳述す
る。
(基本的実施例) 摩耗防止用ラギング材は、矩形金属製の取付基
板1の上面に緩衝層2を介して複数の矩形小片盤
状の耐摩耗片3を敷設している。取付基板1の下
面には、取付ボルト4が突出して植設されてお
り、該取付ボルト4の皿状頭部4aを取付基板1
の皿状孔5に嵌合すると共に熔接等により固着し
ている。尚、取付基板1の下面には皿状孔5に連
通する座金6が熔接等により固着されており、該
座金6に取付ボルト4を挿通せしめている。
前記耐摩耗片3は、図例では、取付基板1に縦
横に整列して敷設される9個のセラミツクタイル
から成り、各耐摩耗片3は、第5図示のように、
下面に蟻溝から成る被係止部7を形成しており、
複数列に配列された耐摩耗片3のうち、各列の中
間に位置する耐摩耗片3aは、蟻溝7を該耐摩耗
片3aに長さいつぱいに亘つて形成している。一
方、各列の端部に位置する耐摩耗片3bは、該耐
摩耗片3bの端縁に薄肉となる段部8を形成し、
該段部8から他端の端縁に至つて蟻溝7を形成し
ている。
前記各列の耐摩耗片3は、長尺の係止部材9に
より連繋される。この係止部材9は、前記蟻溝
(被係止部)7に挿通される帯状金属板から成り、
両端を固定部9aとし、中間部を係止部9bとし
ており、耐摩耗片3を整列した状態で蟻溝(被係
止部)7に挿通される。この挿通状態で、係止部
材9の係止部9bが蟻溝(被係止部)7の溝底近
傍に位置する。即ち、係止部材9は、蟻溝7の開
口よりも突出しないように該蟻溝内に没入せしめ
られている。この状態で、耐摩耗片3は、係止部
材9の長手方向には移動可能であるが、長手方向
に直交する方向には蟻溝(被係止部)7と係止部
9bとが係止しており離脱不能である。尚、係止
部材9は、図例では、長手方向に間隔をおいて孔
9cを開設している。
前記緩衝層2は、例えば、第5図に示すような
未加硫のゴムシート10を加硫することにより形
成され、取付基板1の全面にわたり緩衝層2を形
成する。
図示実施例の摩耗防止用ラギング材を製作する
に際しては、第5図に示すように、各列の耐摩耗
片3,3b,3a,3bを係止部材9により蟻溝
(被係止部)7を通じて連繋状に連結し、この連
結された耐摩耗片3の所定列を裏向きにして整列
させる(耐摩耗片3の上向きとされた裏面及び周
縁、蟻溝7の内面、係止部材9の全表面には、ゴ
ム焼付固着用の接着助剤(例えば商品名ケムロツ
ク)が予め塗装されている)。次いで、耐摩耗片
3上に未加硫のゴムシート10を設置すると共
に、更に、その上に取付基板1を裏向きにして設
置する(取付基板1の表裏両面及び周縁にも前記
と同様の接着助剤が予め塗装されている)。この
状態で、係止部材9の両端固定部9aを略U形に
折曲げ、該固定部9aにより取付基板1の周縁を
抱持せしめると共に、該固定部9aを取付基板1
の下面に熔接又はビス等により固着する。次に、
取付基板1の上に未加硫のゴムシート11を重合
する(この未加硫ゴムシート11には取付ボルト
4を挿通せしめるための孔11aが予め開設され
ている)。その後、このようにして得られた積層
体を金型内に設置し、該金型をホツトプレスに装
入して加熱加圧することにより前記未加硫のゴム
シート10,11を加硫せしめる。
これにより、第3図及び第4図に示すように、
耐摩耗片3は取付基板1に対して未加硫ゴムシー
ト10を介して焼付固着され、該未加硫ゴムシー
ト10は加硫後にゴム弾性を有する緩衝層2を形
成し、この際、蟻溝(被係止部)7内に進入して
充填され、この部分における緩衝層2を肉盛状に
表す係止部用ベツド2bを構成すると共に、係止
部材9の孔9c内に進入結合し、更に、各耐摩耗
片3の隣接間隔内に進入して目地2aを形成し、
端部の耐摩耗片3bの段部8内にも進入し結合さ
れる。一方、取付基板1の下面側の未加硫ゴムシ
ート11は、加硫接着された弾性被覆層12を形
成し、取付基板1の下面から周縁を覆い、緩衝層
2と一体に結合する。そこで、この弾性被覆層1
2は、係止部材9の前記折曲げられた固定部9a
を被覆する被覆部12aと、取付基板1の下面に
位置する取付緩衝部12bとを構成する。
(変形実施例) 本考案が上記実施例に限定されないことは勿論
であり、種々の変形実施例を構成することが可能
である。
例えば、上記実施例では、耐摩耗片3を矩形盤
状のものとして示したが、その形状はラギング材
の用途に応じて任意に変更することができる。
また、係止部材9の1例として図例では帯状金
属板を示したが、金属以外の種々の材質により形
成することが自由であり、その形態も、帯状板の
外、棒状や紐状等、任意に形成することができ
る。また、該係止部材9の固定部9aを取付基板
1に固着する態様についても、上述のように熔接
又はボルト等で固着する外、このような付加的固
着手段を用いないで、単に折曲げられた固定部9
aを取付基板1の裏面側に挟持状に係止するだけ
でも良い。更に、図例では、係止部材9の両端固
定部9aのU形折曲部を取付基板1の周縁に対し
て直接に抱持せしめる構成を示したが、多数の耐
摩耗片3を敷設する大面積のラギング材を形成す
るに際しては、所定数の耐摩耗片3を連繋する係
止部材9の両端固定部9aを、取付基板1に貫通
して形成したスリツトを挿通して該基板1の下面
側に挿出せしめ且つU字形に折曲する等、取付基
板1の周縁近傍部を抱持せしめる構成としても良
い。
更に、緩衝層2について、上記実施例では未加
硫ゴムシート10を加硫成形したものを示した
が、ゴムシート10に代えて、液状剤を注入又は
塗布し、該液状剤を固化せしめて形成したエラス
トマー状の緩衝層2を介して取付基板1に耐摩耗
片3を接着しても良い。また、未加硫ゴムシート
を用いる場合又は液状剤を注入する場合の何れに
あつても、耐摩耗片2の蟻溝7の底部と係止部材
9との間に未加硫ゴム又は前記液状剤を介装すれ
ば、耐摩耗片3と係止部材9との間においても緩
衝作用を期待できる。
尚、上記実施例では、取付基板1の下面に取付
ボルト4を植設したものを示したが、このような
取付ボルト4は設けなくても良い。
〔考案の効果〕 本考案によれば、複数の耐摩耗片3が係止部
材9を介して取付基板1に固着されているの
で、極めて大きい衝撃を受ける個所に使用され
たり、また長期使用により緩衝層2が疲労し破
断容易な状態になつても、耐摩耗片3が取付基
板1から剥離脱落することはない。しかも、こ
のように係止部材9を介して耐摩耗片3を取付
基板1に機械的に固着しつつも、取付基板1と
耐摩耗片3との間に緩衝層2を介在しているの
で、衝撃の緩衝と騒音防止という所期の目的を
達することができる。
また、本考案によれば、耐摩耗片3を各別に
独立して緩衝層2に接着せしめる場合に比し、
複数の耐摩耗片3を係止部材9により連繋して
いるので、製造工程に際し該耐摩耗片3の複数
個を所定の状態に配列することが容易であり、
生産性を向上することができ、しかも、連繋さ
れた複数個の耐摩耗片3の全体が協働して緩衝
層2に接着保持されるので、一方の耐摩耗片3
に接着不良があつたとしても他方の耐摩耗片3
に依存して固着状態を維持し、この点からも剥
離脱落の危険を確実に防止できる。
そして、特に本考案によれば、係止部材9が
耐摩耗片3の被係止部とした蟻溝7内に没入さ
れ、しかも、緩衝層2が該蟻溝7に充填される
ことにより係止部用ベツド2bを構成するの
で、この係止部用ベツド2bにより係止部材9
を蟻溝7内に向けて弾性的に支持することがで
き、このため、係止部材9と蟻溝7の相互の遊
動ガタツキを確実に防止し、就中、激しい振動
のために耐摩耗片3が溝底から亀裂を発生する
ことを防止できるという効果がある。
また、本考案によれば、取付基板1の周縁及
び係止部材9の固定部9aが弾性被覆層12の
被覆部12aにより被覆されているので、ホツ
パー等の工業機材の表面に複数のラギング材を
隣接して敷設するに際し、隣合うラギング材相
互が前記被覆部12aを介して弾性的に接合さ
れるので、隣接するラギング材の接合部分を相
互に緩衝せしめ、振動が相互に伝達して増幅さ
れることを防止できる効果があり、しかも、前
記固定部9aを好適に保護し、隣接するラギン
グ材の相互に及ぼされる振動により固定部9a
の固着部が剥離することを防止できるという効
果がある。
更に、前記弾性被覆層12は、取付基板1の
下面に位置する取付緩衝部12bを構成してい
るので、ホツパー等の工業機材の取付面と取付
基板1との間の緩衝を可能とし、振動吸収と防
音という所期の目的を達することができる。し
かも、工業機材の取付面から前記固定部9aに
伝達する振動を取付緩衝部12bにおいて緩衝
するので、該固定部9aを保護しつつその固着
部分の剥離を好適に防止し、更には、前記取付
面からの振動が固定部9aを介して係止部材9
の全体に伝達することを防止するという効果が
ある。
そして、何よりも本考案によれば、長尺の係
止部材9の端部を折曲することにより固定部9
aを形成せしめ、該固定部9aにより取付基板
1の周縁近傍を抱持せしめ且つ該取付基板1の
下面に固着することにより、耐摩耗片3を列設
状に係止した係止部材9と取付基板1との間に
緩衝層2を上下より挟持固定する構成であるか
ら、摩耗防止用ラギング材の製品の製造が極め
て容易になる。
即ち、従来、取付基板上にゴム層を介して耐
摩耗片を敷設したラギング材を製造するに際し
ては、金型内に、裏向きとした多数の耐摩耗片
を一つずつ碁盤目状に配置し、その上に順次、
未加硫ゴムシートと取付基板を積層せしめ、こ
の状態で金型をホツトプレスに装入する作業が
行われているが、このような作業は、煩雑であ
り長時間を要した。そして、ホツトプレスによ
る加硫時間を要するため、結局、一つの摩耗防
止用ラギング材を製造するためには、前記金型
内に各部材を逐次装填する作業時間と、ホツト
プレス時間との合計時間を要することになる。
これに対して、本考案によれば、前述のよう
に、金型に装填する前に、係止部材9により列
設係止した複数の耐摩耗片3の複数列を裏向き
に載置し、その上に順次、未加硫ゴムシート1
0と取付基板1を積層した後、係止部材9の両
端を折曲すると共に、該折曲された固定部9a
を介して、未加硫ゴムシート10を挟みつつ取
付基板1に抱持固着することにより、該金型の
外で、予めこのようにプリセツト状態に固定さ
れた積層物を準備することができる。
従つて、本考案によれば、金型への装填に際
しては、単に前記プリセツト状態に固定された
積層物を金型に装填すると共に、その上に弾性
被覆層12を形成するための未加硫ゴムシート
11を装填する作業だけで足りるため、これら
の部材の金型への装填が極めて容易であるばか
りか、装填作業は一挙に行うことができ極めて
短時間で終了する。
このように本考案では、金型外で準備した固
定積層物を金型に一挙に装填できるため、一つ
の摩耗防止用ラギング材を製造するに際し、前
記積層物を金型に装填する作業時間は無視でき
る程に短時間となるから、製造開始から終了ま
でには、ホツトプレス時間に概ね相当する時間
があれば足りる。即ち、ホツトプレス中に、金
型の外で、次の積層物のプリセツト作業を行う
ことができるから、ホツトプレスと前記プリセ
ツト作業を同時並行的に行うことが可能であ
り、従来に比し、製造に要する時間を大幅に短
縮することができ、生産性を顕著に向上できる
という極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を一部破断して示す
斜視図、第2図は同実施例の裏返した状態を一部
破断して示す斜視図、第3図は第1図の−線
断面拡大図、第4図は第1図の−線断面拡大
図、第5図は同実施例を裏返して示す分解斜視図
である。 1……取付基板、2……緩衝層、2b……係止
部用ベツド、3……耐摩耗片、7……被係止部
(蟻溝)、9……係止部材、9a……固定部、9b
……係止部、10……未加硫ゴムシート、12…
…弾性被覆層、12a……被覆部、12b……取
付緩衝部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付基板1の上面に緩衝層2を介して複数の耐
    摩耗片3を敷設したものにおいて: 前記耐摩耗片3は、該耐摩耗片3の下面に形成
    した蟻溝状の被係止部7を通じて長尺の係止部材
    9に係止すると共に、係止部材9を被係止部7の
    蟻溝開口よりも突出しないように該蟻溝内に没入
    せしめ、複数の係止部材9を介して列設された複
    数の耐摩耗片3の複数列を緩衝層2上に配列し、
    更に、係止部材9の端部に折曲形成した固定部9
    aにより取付基板1の周縁近傍を抱持せしめると
    共に、該固定部9aを取付基板1の下面に固着す
    ることにより、耐摩耗片3を列設状に係止した係
    止部材9と取付基板1との間の全面に介装された
    緩衝層2を上下より挟持固定して成り; 前記緩衝層2は、前記挟持状態の未加硫ゴムシ
    ートを加硫することにより形成されると共に、被
    係止部7を含む耐摩耗片3の下面と、係止部材9
    と、取付基板1の上面に焼付固着されるゴム層か
    ら構成され、該緩衝層2の一部を被係止部7の蟻
    溝開口内に充填せしめることにより係止部用ベツ
    ド2bを形成して成り; 前記取付基板1の下面から周縁を覆い前記緩衝
    層2と一体に結合された弾性被覆層12を有し、
    該弾性被覆層12は、係止部材9の固定部9aを
    被覆する被覆部12aと、取付基板1の下面に位
    置する取付緩衝部12bとを構成して成る;こと
    を特徴とする摩耗防止用ラギング材。
JP1987174645U 1987-11-16 1987-11-16 Expired JPH0432327Y2 (ja)

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