JPH0432302Y2 - - Google Patents

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JPH0432302Y2
JPH0432302Y2 JP1987002138U JP213887U JPH0432302Y2 JP H0432302 Y2 JPH0432302 Y2 JP H0432302Y2 JP 1987002138 U JP1987002138 U JP 1987002138U JP 213887 U JP213887 U JP 213887U JP H0432302 Y2 JPH0432302 Y2 JP H0432302Y2
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pocket
pockets
piece
bending
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JP1987002138U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はフアイルに関し、特に多種類のたと
えば書類などを分類して収納することができる、
フアイルに関する。
(従来技術) この考案の背景となる多層仕切収納具の一例
が、実公昭61−39575号公報に開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の多層仕切収納具では、多層仕
切袋が複数の仕切袋の端部を互いに溶着すること
によつて形成される。このように、複数の仕切袋
を溶着するためには手間がかかる。そのため、従
来の多層仕切収納具では、その製造コストが高く
なつてしまう。さらに、従来の多層仕切収納具で
は、多数の溶着作業が必要なため、その生産性が
悪かつた。また、複数の仕切袋は溶着することに
よつて連結されるため、多層仕切収納具の仕切袋
の数を変更することができなかつた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、簡単に
かつ安価に製造することができ、ポケツトの数を
自由に変更することができる、フアイルを提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、開口された収納部を有する複数の
ポケツトと、ポケツトの開口側の端部に形成され
る片部材と、ポケツトおよび片部材に形成される
孔と、こうに挿通される綴じ具とを含み、複数の
ポケツトは重ねられ、さらに、ポケツトの片部材
は隣接するポケツトの開口から収納部に挿入され
た状態で、孔に綴じ具を挿通することによつて、
複数のポケツトが連結される、フアイルである。
(作用) ポケツトに形成された片部材が隣接するポケツ
トの収納部に挿入され、それによつて、複数のポ
ケツトが連結される。
(考案の効果) この考案によれば、溶着することなく複数のポ
ケツトを連結することが可能であるため、フアイ
ルを簡単に製造することができる。そのため、フ
アイルの生産性がよくなり、かつそのコストダウ
ンを図ることができる。その上、複数のポケツト
が、隣接するポケツトの収納部に片部材を挿入す
ることによつて連結されるため、ポケツトの数を
自由に変更することができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
る。このフアイル10は複数のポケツト12,1
2…を含む。ポケツト12は、その展開図を第2
図に示すように、2つの面部材14aおよび14
bを含む。面部材14aの左端15aおよび右端
15bには、それぞれ側部材16aおよび16b
が折り曲げ可能に形成される。また、面部材14
bの左端17aおよび右端17bにも、側部材1
6cおよび16dが折り曲げ可能に形成される。
この場合、側部材16bおよび16cは連続して
形成され、かつ折り曲げ可能に形成される。ま
た、これらの側部材16a〜16dの下端には、
後述の綴じ具を通すための孔18,18…が形成
される。さらに、側部材16aの左端19には、
側部材16aと側部材16dとを接合するための
接合部材20が折り曲げ可能に形成される。そし
て、面部材14aおよび14bが重なるように、
側部材16bと16cとの間21で折り曲げられ
る。さらに、接合部材20が折曲部分19で側部
材16dに重なるように折り曲げられる。それか
ら、側部材16dと接合部材20とが溶着され、
第3図に示すように、開口された収納部22を有
するポケツト12が形成されるのである。
さらに、各ポケツト12の開口側の端部には、
それぞれ、片部材24が折り曲げ可能に形成され
る。すなわち、面部材14aの上端15cからの
びて、折り曲げ可能に片部材24が形成される。
これらのポケツト12および片部材24は、たと
えばポリプロピレンなどの合成樹脂で一体的に形
成される。この片部材24には、片部材24を折
り返したとき面部材14aおよび14bに形成さ
れる孔18,18,…に対応する位置に、孔1
8,18が形成される。この片部材24によつ
て、複数のポケツト12,12,…が連結され
る。この場合、ポケツト12の片部材24は、折
曲部分15cで収納部22の外側に折り返され、
そして、隣接するポケツト12の収納部22に挿
入される。この状態では、各ポケツト12,1
2,…は重なり合い、その重なる方向の一端側の
ポケツト12に形成された片部材24は、他のポ
ケツト12の収納部22に挿入されていない。そ
して、この片部材24は、後述するように、表装
材32に取り付けられている。
さらに、重なる方向の他端側のポケツト12に
は、取付部材26が連結される。すなわち、取付
部材26は、第4図に示すように、片部材24と
同じ形状の挿入片26aを含む。この挿入片26
aの一端には、取付片26bが、折り曲げ可能に
形成されている。この取付片26bは、ポケツト
12の一方面を構成する面部材14a、側部材1
6aおよび16bと同じ大きさ同じ形状に形成さ
れる。そして、挿入片26aがポケツト12の収
納部22に挿入されることによつて、取付部材2
6がポケツト12に連結されるのである。なお、
この取付部材26には、ポケツト12の孔18,
18,…に対応して、孔27,27,…が形成さ
れている。また、この取付部材26の取付片26
bは、後述するように、表装材32に取り付けら
れるのである。
このように、複数のポケツト12,12,…お
よび取付部材26を連結した状態を、第5図に図
解的に示した。なお、この取付部材26は、ポケ
ツト12と同様に、たとえばポリプロピレンなど
の合成樹脂で形成される。
このようにして連結された複数のポケツト1
2,12,…は、第6図に示すように、保持部材
28に保持される。保持部材28は、矩形のシー
ト材を断面「コ」字状に折り曲げることによつて
形成される。この保持部材28には、ポケツト1
2,12,…の孔18,18,…に対応する部分
に、孔28a,28a,…が形成される。そし
て、保持部材28の孔28a,28a,…および
ポケツト12,12,…の孔18,18,…にパ
イプ状の綴じ具30,30が通され、それによつ
て、複数のポケツト12,12,…が保持部材2
8に保持される。すなわち、綴じ具30の一端は
鍔状に形成される。そして、綴じ具30の他端に
鍔状部を有する係止部材13が嵌め込まれる。こ
れらの綴じ具30および係止部材31によつて、
ポケツト12,12,…が保持部材28に保持さ
れる。なお、この綴じ具30は、可撓性を有する
たとえばポリプロピレンなどの合成樹脂で形成さ
れる。このような可撓性のある材料で綴じ具30
が形成されているので、ポケツト12の収納部2
2を大きく開くことができる。
さらに、フアイル10には、複数のポケツト1
2,12,…を覆うように表装材32が形成され
る。この表装材32は、たとえばポリプロピレン
などの合成樹脂で一体的に形成される。第7図は
表装材32の展開図であり、第8図は第7図に示
す展開図の折り曲げ部分を折り曲げた場合を示す
平面図である。表装材32は底面部材34を含
む。この底面部材34の下端34aから延びて、
折り曲げ可能に正面部材36が形成される。ま
た、底面部材34の上端34bから延びて、折り
曲げ可能に背面部材38が形成される。したがつ
て、これらの折曲部分34aおよび34bで折り
曲げることによつて、正面部材36および背面部
材38は対向するように配置される。
さらに、底面部材34の左端34cおよび右端
34dから延びて、底面折曲部材40,40が形
成される。底面部材34部分には、保持部材28
が配置される。そして、底面折曲部材40,40
を折曲部分34cおよび34dで保持部材28上
に折り曲げることによつて、保持部材28が底面
部材34と底面折曲部材40,40とに挟まれ
る。このようにして、表装材32が保持部材28
に取り付けられる。
また、正面部材36の左端36aおよび右端3
6bから延びて、正面折曲部材42,42が折り
曲げ可能に形成される。この正面折曲部材42,
42を折曲部分36aおよび36bで折り曲げる
ことによつて、ポケツト12,12,…の一端側
の片部材24が、正面部材36と正面折曲部材4
2,42とに挟み込まれる。さらに、背面部材3
8の左端38aおよび右端38bから延びて、背
面折曲部材44,44が形成される。この背面折
曲部材44,44を折曲部分38aおよび38b
で折り曲げることによつて、連結されたポケツト
12,12,…の他端側の取付部材26の取付片
26bが、背面部材38と背面折曲部材44,4
4とに挟み込まれる。このようにして、表装材3
2の正面部材36および背面部材38がポケツト
12,12,…に取り付けられる。
また、背面部材38には、その上端38cから
外側に延びて蓋部材46が折り曲げ可能に形成さ
れる。さらに、蓋部材46の上端46aから上方
に延びて蓋補強部材48が形成される。そして、
蓋補強部材48が折曲部分46aで折り曲げられ
ることによつて、蓋部材46が補強される。これ
らの蓋部材46および蓋補強部材48には、雌ホ
ツク50,50が取り付けられる。
一方、正面部材36には、その下端36cから
外側に延びて正面補強部材52が折り曲げ可能に
形成される。そして、正面補強部材52が折曲部
分36cで折り曲げられることによつて、正面部
材36が補強される。これらの正面部材36およ
び正面補強部材52には、雌ホツク50,50に
嵌まり合う雄ホツク54,54が取り付けられ
る。これらの雌ホツク50,50と雄ホツク5
4,54とを嵌め合わすことによつて、フアイル
10を綴じることができる。
このフアイル10では、ポケツト12の収納部
22に片部材24を挿入することによつて複数の
ポケツト12,12,…が連結されるため、綴じ
具30を取り外すことにより、ポケツト12の数
を自由に変更することができる。したがつて、ポ
ケツト12の数を増減することによつて、フアイ
ル10に収納する書類の数に対応することができ
る。
さらに、このフアイル10では、溶着すること
なく複数のポケツト12,12,…が連結され
る。そのため、ポケツト12を連結することが簡
単になり、その生産性を上げることができる。そ
して、生産性が上がることによりコストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
る。第2図はポケツトを示す展開図である。第3
図は第2図に示すポケツトの斜視図である。第4
図は取付部材を示す斜視図である。第5図は複数
のポケツトおよび取付部材を連結した状態を示す
図解図である。第6図は保持部材およびその周辺
部分を示す分解斜視図である。第7図は表装材を
示す展開図である。第8図は第7図の表装材の折
曲部分を折り曲げた状態を示す平面図である。 図において、10はフアイル、12はポケツ
ト、24は片部材を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開口された収納部を有する複数のポケツト、 前記ポケツトの開口側の端部に形成される片部
    材、 前記ポケツトおよび前記片部材に形成される
    孔、および 前記孔に挿通される綴じ具を含み、 前記複数のポケツトは重ねられ、さらに、前記
    ポケツトの前記片部材は隣接する前記ポケツトの
    開口から前記収納部に挿入された状態で、前記孔
    に前記綴じ具を挿通することによつて、複数の前
    記ポケツトが連結される、フアイル。
JP1987002138U 1987-01-09 1987-01-09 Expired JPH0432302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987002138U JPH0432302Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987002138U JPH0432302Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

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Publication Number Publication Date
JPS63112076U JPS63112076U (ja) 1988-07-19
JPH0432302Y2 true JPH0432302Y2 (ja) 1992-08-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523887Y2 (ja) * 1976-12-13 1980-06-07
JPS60132368U (ja) * 1984-02-14 1985-09-04 服部 敏彦 ドキユメンテ−シヨンフアイル

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JPS63112076U (ja) 1988-07-19

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