JPH04322153A - モータの回転位相検出機構 - Google Patents

モータの回転位相検出機構

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JPH04322153A
JPH04322153A JP3088755A JP8875591A JPH04322153A JP H04322153 A JPH04322153 A JP H04322153A JP 3088755 A JP3088755 A JP 3088755A JP 8875591 A JP8875591 A JP 8875591A JP H04322153 A JPH04322153 A JP H04322153A
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JP
Japan
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magnetized
motor
signal
magnet
magnetic flux
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JP3088755A
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Hisao Mihashi
三橋 久雄
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転位相を検
出する機構に係り、より詳しくは、磁気テープ等の磁気
記録媒体に情報を記録し再生するための回転磁気ヘッド
に好適なモータの回転位相検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトカセットテープ等の磁
気テープの記録再生用磁気ヘッドとしては、固定式ヘッ
ドが用いられていた。しかし、近年、VTR(Vide
o Tape Recorder )用テープや、DA
T(Digital Audio Taperecor
der)用テープの記録再生にあたり、テープとヘッド
間の記録相対速度を速くするため、回転磁気ヘッドが用
いられるようになった。
【0003】図5に従来の回転磁気ヘッドの構成の例を
概要図で示す。この回転磁気ヘッドは、ブラシレスモー
タ直結型回転ヘッドの例を示している。図5において、
この回転磁気ヘッド100は、大別して磁気ヘッドHと
、この磁気ヘッドHを駆動するため駆動モータMとを備
えている。駆動モータMは、コイル1と、基板4と、ロ
ータ3とを備えている。また、ロータ3は、駆動マグネ
ット2と、信号用マグネット13と、ロータヨーク11
とを有している。
【0004】次に、図6に、従来の回転磁気ヘッドのモ
ータの回転位相検出機構の構成を詳細図で示す。図6(
A)は断面図を、図6(B)は平面図を示している。 図に示すように、このロータ3は、ロータヨーク11と
、駆動マグネット2と信号用マグネット13とを有して
いる。また、ホール素子6は基板4上に設けられている
。図に示すように、ホール素子6は信号用マグネット1
3に対面して配置されている。信号用マグネット13に
はPG(Pulse Generator )用の着磁
部15が施され、これをホール素子6により検出してP
G信号を発生し、回転位相を制御していた。すなわち、
ホール素子6とPG着磁部15を含む信号用マグネット
及びロータヨークとは駆動モータMの回転位相検出機構
を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すよ
うに、従来例においてはPG信号の出力レベルが低いた
め、回路側での充分なスレッショルドレベルが得られず
、ヒステリシス幅が大きくできなかった。このため、回
路の誤動作を招いていた。このPG信号は温度特性を持
ち、高温の場合は出力が低下するため、高温動作時には
特に深刻な問題となっていた。
【0006】そこで、本発明は、高レベルのPG信号を
出力しうるモータの回転位相検出機構を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、請求項1記載の発明は、モータを構成する金属製回転
体と、当該回転体上に設けられた駆動用磁石と、前記回
転体上に設けられその一部が着磁された着磁体と、回転
する当該着磁体の前記着磁部に対面して設けられ回転位
相検出用の磁束信号を検出するホール素子と、を備えた
モータの回転位相検出機構であって、前記着磁部に対応
する前記回転体の部分が切欠かれて構成される。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
モータの回転位相検出機構において、前記着磁体は前記
回転体の切欠き部に嵌合するような凸部を有して構成さ
れる。
【0009】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明によれば
、着磁体が設けられている金属製回転体の着磁部に対応
する部分を切欠くことにより、回転体の磁気抵抗が高く
なり、回転体に設けられている着磁体を貫通する磁束が
減少する。このため、ホール素子を貫通する駆動用磁石
からの漏洩磁束が増加する。従って、着磁体の着磁部か
らの磁束と、この駆動用磁石からの漏洩磁束とが合成さ
れ、ホール素子の検出する磁束信号のレベルは高くなる
。このことにより、充分なスレッショルドレベル、ヒス
テリシス幅をとることが可能となる。
【0010】さらに、請求項2記載の発明によれば、着
磁体が回転体の切欠き部に嵌合するような凸部を設ける
ことにより、この凸部を基準として着磁部の着磁を行い
、さらに回転体の切欠き部を基準として駆動用磁石の着
磁を行うことができるので特別な位置決め方法等は不要
となる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。 第1実施例 図1に本発明の第1実施例の構成を示す。図1(A)は
断面図を、図1(B)は平面図を示している。図1は、
本発明をモータの回転位相検出機構について開示した例
を示している。図に示すように、3Aはロータを示し、
このロータ3Aは、ロータヨーク11Aと、駆動マグネ
ット2と、信号用マグネット13とを備えている。6は
ホール素子を示しており、ホール素子6は基板4上に設
けられている。
【0012】図1(B)に示すように、ロータヨーク1
1Aは亜鉛メッキ鋼板などの金属製で円板状に構成され
ている。駆動マグネット2はリング状で、交互にN極と
S極に数等分に着磁されている。信号用マグネット13
はリング状で、その一部15がN極に着磁されている。 また、ロータヨーク11Aの、着磁部15に対応する部
分8は図のように切欠かれている。ここに、ロータヨー
ク11Aは金属製回転体に相当し、駆動マグネット2は
駆動用磁石に相当し、信号用マグネット13は着磁体に
相当している。
【0013】次にこの第1実施例の動作を図3を用いて
説明する。図3は、従来のモータの回転位相検出機構と
本発明の実施例との動作を示した図であり、図3(A)
は従来例の場合の磁力線図、図3(B)は本発明の第1
実施例の磁力線図である。矢印線は磁力線を示している
。また、各部の符号のうち図1又は図6と同一の符号は
同一の部分を表している。図1又は図6に示していない
部分は、FG/PG検出基板4のホール素子とは逆の面
に設けられるコイル1と、当該コイル1をFG/PG検
出基板4を互いにはさむように設けられるステータヨー
ク17である。
【0014】図1(A)に示すように、従来例の場合は
、駆動マグネット2からの磁束は、ホール素子を貫通し
信号用マグネット13とロータヨーク11を経て再び駆
動マグネット2に戻る。従って、信号用マグネット13
のN極着磁部15からの磁束は一部妨げられるため、ホ
ール素子6により検出されるPG信号のレベルは低下す
る。一方、図1(B)に示すように、本発明の第1実施
例の場合は、着磁部15に対応するロータヨーク11A
の一部8が切欠かれることにより切欠部8においてロー
タヨーク11Aの磁気抵抗が高くなるため、図1(B)
に示すように、信号用マグネット13を貫通する磁束が
減少する。このことにより、逆に、駆動マグネット2か
らホール素子6を通る漏洩磁束が増加する。従って、N
極に着磁された着磁部15の磁束に、この漏洩磁束が合
成されることになるため、ホール素子で検出されるPG
信号レベルは増加する。この場合のPG信号のレベルを
図4に示す。
【0015】第2実施例 図2に本発明の第2実施例の構成を示す。図2は着磁部
15の付近のみを示した図である。第2実施例が第1実
施例と異なる点は、信号用マグネット13Bには、切欠
き部8において、ロータヨーク11Bに嵌合しうるよう
に凸部18が設けられている点である。このように構成
することにより、この凸部18を基準として着磁部15
の着磁を行うことができ、ロータヨーク11Bの切欠き
部8を基準として駆動マグネット2の着磁を行うことが
できる。これにより、マグネットの特別な位置決め方法
等は不要になる。また、ロータヨーク11Bと信号用マ
グネット13Bとの組立ても容易となる。
【0016】上記実施例において、駆動マグネット2の
着磁は図1のように行い、着磁部15はN極に着磁され
ることとしているが、これは逆であってもよい。すなわ
ち、駆動マグネットの着磁を図1とは逆にし、着磁部1
5をS極に着磁してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれは、
高レベルのPG信号を出力することができ、さらに着磁
のための特別な位置決めが不要で、マグネットの組立て
が容易となるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例と従来の動作を示す図であり、
図3(A)は従来例の磁力線図、図3(B)は本発明の
第1実施例の磁力線図である。
【図4】本発明の実施例におけるPG信号の出力を示す
図である。
【図5】従来の回転磁気ヘッドの構成を示す図である。
【図6】従来の回転磁気ヘッドのモータの回転位相検出
機構の構成を示す概要図である。
【図7】従来例におけるPG信号の出力を示す図である
【符号の説明】
1…コイル 2…駆動マグネット 3、3A、3B…ロータ 4…基板 6…ホール素子 8…切欠き部 11、11A、11B…ロータヨーク 13、13B…信号用マグネット 15…着磁部 17…ステータヨーク 18…凸部 H…磁気ヘッド M…駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モータを構成する金属製回転体と、当
    該回転体上に設けられた駆動用磁石と、前記回転体上に
    設けられその一部が着磁された着磁体と、回転する当該
    着磁体の前記着磁部に対面して設けられ回転位相検出用
    の磁束信号を検出するホール素子と、を備えたモータの
    回転位相検出機構であって、前記着磁部に対応する前記
    回転体の部分が切欠かれたことを特徴とするモータの回
    転位相検出機構。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のモータの回転位相検
    出機構において、前記着磁体は前記回転体の切欠き部に
    嵌合するような凸部を有して構成されたことを特徴とす
    るモータの回転位相検出機構。
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