JPH0937590A - モータの速度サーボ装置 - Google Patents
モータの速度サーボ装置Info
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- JPH0937590A JPH0937590A JP7207863A JP20786395A JPH0937590A JP H0937590 A JPH0937590 A JP H0937590A JP 7207863 A JP7207863 A JP 7207863A JP 20786395 A JP20786395 A JP 20786395A JP H0937590 A JPH0937590 A JP H0937590A
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- JP
- Japan
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- rotor
- magnet
- motor
- stator
- servo
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータの軽量化およびコストダウンを図るこ
とができるモータの速度サーボ装置を提供すること。 【解決手段】 モータのロータ10に設けられて、異な
る磁極が交互に多極着磁されたロータ10の駆動用のマ
グネット11と、モータのステータ20に配置されて、
マグネットに対面している駆動用のコイル22と、モー
タのステータ20に配置されて、ステータ20に対して
ロータ10が回転する際にマグネットの磁界の強さの変
化を検出する複数のセンサHU,HV,HWと、複数の
センサから得られるマグネット11の磁界の強さの変化
に対応する検出信号に基づいてロータ10の速度をサー
ボ制御するためのサーボ信号を生成するサーボ信号生成
回路100と、を備える。
とができるモータの速度サーボ装置を提供すること。 【解決手段】 モータのロータ10に設けられて、異な
る磁極が交互に多極着磁されたロータ10の駆動用のマ
グネット11と、モータのステータ20に配置されて、
マグネットに対面している駆動用のコイル22と、モー
タのステータ20に配置されて、ステータ20に対して
ロータ10が回転する際にマグネットの磁界の強さの変
化を検出する複数のセンサHU,HV,HWと、複数の
センサから得られるマグネット11の磁界の強さの変化
に対応する検出信号に基づいてロータ10の速度をサー
ボ制御するためのサーボ信号を生成するサーボ信号生成
回路100と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオテー
プレコーダ(VTR)のテープ走行系のキャプスタンモ
ータなどとしても用いられるモータに用いられる速度サ
ーボ装置に関するものである。
プレコーダ(VTR)のテープ走行系のキャプスタンモ
ータなどとしても用いられるモータに用いられる速度サ
ーボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6と図7は、従来のビデオテープレコ
ーダのキャプスタンモータを示している。ビデオテープ
レコーダは、テープ状記録媒体であるビデオテープを搬
送するためにキャプスタンモータを用いる。このキャプ
スタンモータは、モータの駆動力をビデオテープに伝え
るキャプスタン軸を備えていて、このキャプスタン軸と
キャプスタンローラはビデオテープを所定方向に摩擦力
で送るようになっている。図6と図7のモータは、ロー
タRとステータSを備えている。ロータRは、ステータ
Sに対して軸1を中心に回転できるようになっている。
ロータRの外周囲には、周波数発生用のマグネット2が
その外周面に沿って設けられている。この周波数発生用
のマグネット(FGマグネットともいう)2は、外周面
に沿って、図8に示すようにN極とS極が交互に多極着
磁されたものである。
ーダのキャプスタンモータを示している。ビデオテープ
レコーダは、テープ状記録媒体であるビデオテープを搬
送するためにキャプスタンモータを用いる。このキャプ
スタンモータは、モータの駆動力をビデオテープに伝え
るキャプスタン軸を備えていて、このキャプスタン軸と
キャプスタンローラはビデオテープを所定方向に摩擦力
で送るようになっている。図6と図7のモータは、ロー
タRとステータSを備えている。ロータRは、ステータ
Sに対して軸1を中心に回転できるようになっている。
ロータRの外周囲には、周波数発生用のマグネット2が
その外周面に沿って設けられている。この周波数発生用
のマグネット(FGマグネットともいう)2は、外周面
に沿って、図8に示すようにN極とS極が交互に多極着
磁されたものである。
【0003】図7のステータSのステータ基板3の上に
は、磁気抵抗素子4が設けられている。この磁気抵抗素
子4は、ロータRがステータSのステータ基板3に対し
て回転した場合に、周波数発生用のマグネット2の磁界
の強さの変化をとらえるために、ステータ基板3の上で
しかもロータRに近接した位置に配置されている。その
他ステータ基板3の上には、駆動用のコイル5が配置さ
れている。この駆動用コイル5は、ロータRの駆動用の
多極着磁されたマグネット6と対応して配置されてい
る。これにより、コイル5に通電することにより、ロー
タRはステータSに対して軸1を中心に回転駆動するよ
うになっている。
は、磁気抵抗素子4が設けられている。この磁気抵抗素
子4は、ロータRがステータSのステータ基板3に対し
て回転した場合に、周波数発生用のマグネット2の磁界
の強さの変化をとらえるために、ステータ基板3の上で
しかもロータRに近接した位置に配置されている。その
他ステータ基板3の上には、駆動用のコイル5が配置さ
れている。この駆動用コイル5は、ロータRの駆動用の
多極着磁されたマグネット6と対応して配置されてい
る。これにより、コイル5に通電することにより、ロー
タRはステータSに対して軸1を中心に回転駆動するよ
うになっている。
【0004】ロータRが回転すると、磁気抵抗素子(M
R素子)4は、図9に示すように、周波数発生信号FG
1とFG2を発生する。周波数発生信号FG1とFG2
は、図10に示すように、差動アンプ6に入力されて、
必要とする周波数発生信号(FG信号)7を発生するよ
うになっている。この周波数発生信号7は、図6と図7
のコイル5に通電する駆動電流を制御してロータRの回
転速度を制御するためのサーボ信号である。
R素子)4は、図9に示すように、周波数発生信号FG
1とFG2を発生する。周波数発生信号FG1とFG2
は、図10に示すように、差動アンプ6に入力されて、
必要とする周波数発生信号(FG信号)7を発生するよ
うになっている。この周波数発生信号7は、図6と図7
のコイル5に通電する駆動電流を制御してロータRの回
転速度を制御するためのサーボ信号である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
比較的大きな周波数発生用のマグネット2が、ロータの
回転速度のサーボ信号を作るために必要であるために、
ロータRの材料費などのコストの低減が図れない。また
ロータRの重量が重くなってしまう。しかも、磁気抵抗
素子ヘッドや比較的大型な磁気抵抗素子4を、ステータ
基板3のしかもコイル5の外側の領域において、周波数
発生用のマグネット2に近接するようにして配置する必
要があるので、ステータ基板3の面積を広くする必要が
ある。そこで本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、モータの軽量化およびコストダウンを図
ることができるモータの速度サーボ装置を提供すること
を目的としている。
比較的大きな周波数発生用のマグネット2が、ロータの
回転速度のサーボ信号を作るために必要であるために、
ロータRの材料費などのコストの低減が図れない。また
ロータRの重量が重くなってしまう。しかも、磁気抵抗
素子ヘッドや比較的大型な磁気抵抗素子4を、ステータ
基板3のしかもコイル5の外側の領域において、周波数
発生用のマグネット2に近接するようにして配置する必
要があるので、ステータ基板3の面積を広くする必要が
ある。そこで本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、モータの軽量化およびコストダウンを図
ることができるモータの速度サーボ装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、発明にあっ
ては、モータのロータに設けられて、異なる磁極が交互
に多極着磁されたロータの駆動用のマグネットと、モー
タのステータに配置されて、マグネットに対面している
駆動用のコイルと、モータのステータに配置されて、ス
テータに対してロータが回転する際にマグネットの磁界
の強さの変化を検出する複数のセンサと、複数のセンサ
から得られるマグネットの磁界の強さの変化に対応する
検出信号に基づいて、ロータの速度をサーボ制御するた
めのサーボ信号を生成するサーボ信号生成回路と、を備
えるモータの速度サーボ装置により、達成される。
ては、モータのロータに設けられて、異なる磁極が交互
に多極着磁されたロータの駆動用のマグネットと、モー
タのステータに配置されて、マグネットに対面している
駆動用のコイルと、モータのステータに配置されて、ス
テータに対してロータが回転する際にマグネットの磁界
の強さの変化を検出する複数のセンサと、複数のセンサ
から得られるマグネットの磁界の強さの変化に対応する
検出信号に基づいて、ロータの速度をサーボ制御するた
めのサーボ信号を生成するサーボ信号生成回路と、を備
えるモータの速度サーボ装置により、達成される。
【0007】ロータの駆動用のマグネットは、モータの
ロータに設けられており、異なる磁極が交互に多極着磁
されている。このマグネットは、駆動用コイルと対面し
ている。複数のセンサは、ステータに配置されていて、
ステータに対してロータが回転する際に、マグネットの
磁界の強さの変化を検出する。この際に、サーボ信号生
成回路は、これらの複数のセンサから得られるマグネッ
トの磁界の強さの変化に対応する検出信号に基づいて、
サーボ信号を生成するようになっている。このサーボ信
号は、ロータの速度をサーボ制御するための信号であ
る。ロータの駆動用のマグネットは、駆動用コイルに通
電することによりロータを回転するのに用いられるとと
もに、複数のセンサとの関係で、サーボ信号生成のため
にも用いられている。このために、従来必要であった磁
気抵抗素子は不要であり、また従来ロータに特別に設け
られていた周波数発生用のマグネットも不要となる。
ロータに設けられており、異なる磁極が交互に多極着磁
されている。このマグネットは、駆動用コイルと対面し
ている。複数のセンサは、ステータに配置されていて、
ステータに対してロータが回転する際に、マグネットの
磁界の強さの変化を検出する。この際に、サーボ信号生
成回路は、これらの複数のセンサから得られるマグネッ
トの磁界の強さの変化に対応する検出信号に基づいて、
サーボ信号を生成するようになっている。このサーボ信
号は、ロータの速度をサーボ制御するための信号であ
る。ロータの駆動用のマグネットは、駆動用コイルに通
電することによりロータを回転するのに用いられるとと
もに、複数のセンサとの関係で、サーボ信号生成のため
にも用いられている。このために、従来必要であった磁
気抵抗素子は不要であり、また従来ロータに特別に設け
られていた周波数発生用のマグネットも不要となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】図1のモータは、例えば一般的なビデオテ
ープレコーダ(VTR)に用いられるブラシレスモータ
であり、ビデオテープの搬送用に用いられる。このモー
タは、ロータ10とステータ20を有していて、ロータ
10がステータ20に対面している平面対向型のモータ
である。まずロータ10について説明する。ロータ10
は、永久磁石のマグネット11、ロータボス14、軸1
5およびロータハウジング12などを有している。この
ロータハウジング12の内側には破線で示すように駆動
用のマグネット11が設けられている。この駆動用マグ
ネット11は、N極とS極が交互に多極着磁されたマグ
ネットである。軸15はキャプスタン軸であり、ロータ
ボス14を介してロータヨーク12の中央部に取付けら
れている。
ープレコーダ(VTR)に用いられるブラシレスモータ
であり、ビデオテープの搬送用に用いられる。このモー
タは、ロータ10とステータ20を有していて、ロータ
10がステータ20に対面している平面対向型のモータ
である。まずロータ10について説明する。ロータ10
は、永久磁石のマグネット11、ロータボス14、軸1
5およびロータハウジング12などを有している。この
ロータハウジング12の内側には破線で示すように駆動
用のマグネット11が設けられている。この駆動用マグ
ネット11は、N極とS極が交互に多極着磁されたマグ
ネットである。軸15はキャプスタン軸であり、ロータ
ボス14を介してロータヨーク12の中央部に取付けら
れている。
【0010】次に、ステータ20を説明する。図1のス
テータ20は、ステータ基板21と、複数の駆動用コイ
ル22と、3つのホール素子HU,HV,HWを有して
いる。ステータ基板21は、例えば6つの駆動用コイル
22を円形状に配置したものである。励磁コイルともい
う駆動用のコイル22に対しては、図3の制御回路11
0からの駆動電流を順次供給することにより、駆動用マ
グネット11の磁界との相互作用により、ロータ10を
ステータ20に対して回転駆動することができるように
なっている。これらのコイル22は、3相の通電方式を
採用している。すなわち、駆動用コイル22は、3相で
120度毎の通電方式で通電されるようになっている。
図1のホール素子HU,HV,HWは、それぞれ隣接す
るコイル22の中空部においてステータ基板21に対し
て配置されている。ステータ基板21は、コイル22の
バックヨークの役割を果たしていて、透磁性材料、例え
ば鉄板により作られている。従ってステータ基板21の
鉄板には、所定の駆動用コイル22やホール素子を電気
的に接続するための配線部が形成されている。
テータ20は、ステータ基板21と、複数の駆動用コイ
ル22と、3つのホール素子HU,HV,HWを有して
いる。ステータ基板21は、例えば6つの駆動用コイル
22を円形状に配置したものである。励磁コイルともい
う駆動用のコイル22に対しては、図3の制御回路11
0からの駆動電流を順次供給することにより、駆動用マ
グネット11の磁界との相互作用により、ロータ10を
ステータ20に対して回転駆動することができるように
なっている。これらのコイル22は、3相の通電方式を
採用している。すなわち、駆動用コイル22は、3相で
120度毎の通電方式で通電されるようになっている。
図1のホール素子HU,HV,HWは、それぞれ隣接す
るコイル22の中空部においてステータ基板21に対し
て配置されている。ステータ基板21は、コイル22の
バックヨークの役割を果たしていて、透磁性材料、例え
ば鉄板により作られている。従ってステータ基板21の
鉄板には、所定の駆動用コイル22やホール素子を電気
的に接続するための配線部が形成されている。
【0011】図2に示すように、3つのホール素子H
U,HV,HWは、それぞれθの設定角度で配置されて
いる。この設定角度θは、例えば60度である。駆動用
マグネット11は、N極とS極がそれぞれ4つずつ交互
に配置されたものである。この駆動用マグネット11
は、3つのホール素子HU,HV,HWにより磁界の強
さの変化を検出させて、ロータ10の回転速度のサーボ
を制御するためのサーボ信号を得るようにするための周
波数発生マグネットの役割を兼用している。また3つの
ホール素子HU,HV,HWは、ステータ20に対する
ロータRの位置の検出用に用いられるものである。
U,HV,HWは、それぞれθの設定角度で配置されて
いる。この設定角度θは、例えば60度である。駆動用
マグネット11は、N極とS極がそれぞれ4つずつ交互
に配置されたものである。この駆動用マグネット11
は、3つのホール素子HU,HV,HWにより磁界の強
さの変化を検出させて、ロータ10の回転速度のサーボ
を制御するためのサーボ信号を得るようにするための周
波数発生マグネットの役割を兼用している。また3つの
ホール素子HU,HV,HWは、ステータ20に対する
ロータRの位置の検出用に用いられるものである。
【0012】図3は、3つのホール素子HU,HV,H
Wから得られる駆動用のマグネット11の磁界の強さの
変化に対応する検出信号に基づいて、サーボ信号を生成
する回路系を示している。3つのホール素子HU,H
V,HWは、ホール電源44に接続されていて、ホール
電源44はこれら3つのホール素子に電源を供給してい
る。3つのホール素子HU,HV,HWは、サーボ信号
生成回路100に接続されている。サーボ信号生成回路
100は、3つのホール素子HU,HV,HWから得ら
れるマグネット11の磁界の強さの変化に対応する検出
信号に基づいて、ロータ10の回転速度をサーボ制御す
るためのサーボ信号を生成するものである。サーボ信号
生成回路100は、このようなサーボ信号SSを制御回
路110に与える。制御回路110はこのサーボ信号S
Sに基づいて、図1のステータ基板21の3相を構成し
ている6つのコイル22に対して制御電流を与えてその
ロータ10の回転速度をサーボ制御することができる。
Wから得られる駆動用のマグネット11の磁界の強さの
変化に対応する検出信号に基づいて、サーボ信号を生成
する回路系を示している。3つのホール素子HU,H
V,HWは、ホール電源44に接続されていて、ホール
電源44はこれら3つのホール素子に電源を供給してい
る。3つのホール素子HU,HV,HWは、サーボ信号
生成回路100に接続されている。サーボ信号生成回路
100は、3つのホール素子HU,HV,HWから得ら
れるマグネット11の磁界の強さの変化に対応する検出
信号に基づいて、ロータ10の回転速度をサーボ制御す
るためのサーボ信号を生成するものである。サーボ信号
生成回路100は、このようなサーボ信号SSを制御回
路110に与える。制御回路110はこのサーボ信号S
Sに基づいて、図1のステータ基板21の3相を構成し
ている6つのコイル22に対して制御電流を与えてその
ロータ10の回転速度をサーボ制御することができる。
【0013】図3のサーボ信号生成回路100は、例え
ば図4のような構成となっている。サーボ信号生成回路
100の第1部分150は、3つのホール素子HU,H
V,HWから例えば1回転で12Hzのサーボ信号を得
るようになっている。また第2部分170は、3つのホ
ール素子HU,HV,HWの検出信号からやはり1回転
で12Hzのサーボ信号SBを出力できるようになって
いる。第1部分150は、コンパレータ151,15
2,153および排他的論理和ゲート(Exclusi
ve OR)154,155を有している。ホール素子
HUの出力端子HU1とHU2は、コンパレータ151
の入力端子に接続されている。ホール素子HVの出力端
子HV1とHV2は、コンパレータ152の入力端子に
接続されている。コンパレータ151,152の出力
は、排他的論理和ゲート154の入力端子に接続されて
いる。またホール素子HWの出力端子HW1,HW2
は、コンパレータ153の入力端子に接続されている。
コンパレータ153の出力端子は、別の排他的論理和ゲ
ート155に接続されている。
ば図4のような構成となっている。サーボ信号生成回路
100の第1部分150は、3つのホール素子HU,H
V,HWから例えば1回転で12Hzのサーボ信号を得
るようになっている。また第2部分170は、3つのホ
ール素子HU,HV,HWの検出信号からやはり1回転
で12Hzのサーボ信号SBを出力できるようになって
いる。第1部分150は、コンパレータ151,15
2,153および排他的論理和ゲート(Exclusi
ve OR)154,155を有している。ホール素子
HUの出力端子HU1とHU2は、コンパレータ151
の入力端子に接続されている。ホール素子HVの出力端
子HV1とHV2は、コンパレータ152の入力端子に
接続されている。コンパレータ151,152の出力
は、排他的論理和ゲート154の入力端子に接続されて
いる。またホール素子HWの出力端子HW1,HW2
は、コンパレータ153の入力端子に接続されている。
コンパレータ153の出力端子は、別の排他的論理和ゲ
ート155に接続されている。
【0014】ホール素子HUの検出信号SU1,SU2
と、ホール素子HVの検出信号SV1,SV2と、ホー
ル素子HWの検出信号SW1とSW2は、図5に示して
いる。しかも、図5には、8極着極型のロータ10が回
転したときに各ホール素子HU,HV,HWにかかって
くる磁束の変化も示している。ホール素子HUの検出信
号SU1とSU2は、コンパレータ151で比較され
て、パルス信号PUとなって排他的論理和ゲート154
に入力される。同様に、ホール素子HVの検出信号SV
1,SV2は、コンパレータ152で比較されて、パル
ス信号PVとなって排他的論理和ゲート154に入力さ
れる。これにより、排他的論理和ゲート154はパルス
信号PZを出力する。
と、ホール素子HVの検出信号SV1,SV2と、ホー
ル素子HWの検出信号SW1とSW2は、図5に示して
いる。しかも、図5には、8極着極型のロータ10が回
転したときに各ホール素子HU,HV,HWにかかって
くる磁束の変化も示している。ホール素子HUの検出信
号SU1とSU2は、コンパレータ151で比較され
て、パルス信号PUとなって排他的論理和ゲート154
に入力される。同様に、ホール素子HVの検出信号SV
1,SV2は、コンパレータ152で比較されて、パル
ス信号PVとなって排他的論理和ゲート154に入力さ
れる。これにより、排他的論理和ゲート154はパルス
信号PZを出力する。
【0015】またホール素子HWの検出信号SW1,S
W2は、コンパレータ153で比較されて、パルス信号
PWを排他的論理和ゲート155に入力される。排他的
論理和素子155は、パルス信号PZとPWに基づい
て、サーボ信号SAを出力する。
W2は、コンパレータ153で比較されて、パルス信号
PWを排他的論理和ゲート155に入力される。排他的
論理和素子155は、パルス信号PZとPWに基づい
て、サーボ信号SAを出力する。
【0016】次に、第2部分170は次のようになって
いる。基準電圧VCCは、コンパレータ171,17
2,173に対してアンプ174を介して与えられてい
る。
いる。基準電圧VCCは、コンパレータ171,17
2,173に対してアンプ174を介して与えられてい
る。
【0017】ホール素子HUの出力端子HU1,HU2
は、コンパレータ171の入力端子に接続されている。
ホール素子HVの出力端子HV1,HV2は、コンパレ
ータ172に接続されている。ホール素子HWの出力端
子HW1,HW2は、コンパレータ173に接続されて
いる。コンパレータ171,172,173は、コンパ
レータ181,182,183にそれぞれ接続されてい
る。ホール素子HUからの検出信号SU1とSU2が入
力すると、コンパレータ181からパルス信号QUが排
他的論理和ゲート194に入力される。またホール素子
HVから検出信号SV1,SV2が入力されると、コン
パレータ182からパルス信号QVが排他的論理和ゲー
ト194に入力される。ホール素子HWからの検出信号
SW1,SW2が入力されると、コンパレータ183か
らパルス信号QWが排他的論理和ゲート195に入力さ
れるようになっている。
は、コンパレータ171の入力端子に接続されている。
ホール素子HVの出力端子HV1,HV2は、コンパレ
ータ172に接続されている。ホール素子HWの出力端
子HW1,HW2は、コンパレータ173に接続されて
いる。コンパレータ171,172,173は、コンパ
レータ181,182,183にそれぞれ接続されてい
る。ホール素子HUからの検出信号SU1とSU2が入
力すると、コンパレータ181からパルス信号QUが排
他的論理和ゲート194に入力される。またホール素子
HVから検出信号SV1,SV2が入力されると、コン
パレータ182からパルス信号QVが排他的論理和ゲー
ト194に入力される。ホール素子HWからの検出信号
SW1,SW2が入力されると、コンパレータ183か
らパルス信号QWが排他的論理和ゲート195に入力さ
れるようになっている。
【0018】排他的論理和ゲート194は、パルス信号
QUとQVに基づいて、パルス信号QZをもう1つの排
他的論理和ゲート195に入力する。排他的論理和ゲー
ト195は、パルス信号QZとパルス信号QWに基づい
て、サーボ信号SBを出力する。
QUとQVに基づいて、パルス信号QZをもう1つの排
他的論理和ゲート195に入力する。排他的論理和ゲー
ト195は、パルス信号QZとパルス信号QWに基づい
て、サーボ信号SBを出力する。
【0019】このようにして、第1部分150で得られ
たサーボ信号SAと第2部分170で得られたサーボ信
号SBは、それぞれロータ10の1回転について例えば
12Hzのパルスである。従って、これらのサーボ信号
SAとSBは、排他的論理和ゲート200を介して、サ
ーボ信号SSを出力する。このサーボ信号SSは、図1
のロータ10がステータ20に対して1回転する毎に2
4Hzのパルスを発生するものである。
たサーボ信号SAと第2部分170で得られたサーボ信
号SBは、それぞれロータ10の1回転について例えば
12Hzのパルスである。従って、これらのサーボ信号
SAとSBは、排他的論理和ゲート200を介して、サ
ーボ信号SSを出力する。このサーボ信号SSは、図1
のロータ10がステータ20に対して1回転する毎に2
4Hzのパルスを発生するものである。
【0020】なお、ロータ10がステータ20に対して
1回転する毎に12Hzのパルスを発生するようにして
もよい。このようにして得られたサーボ信号SSは、図
3に示すようにサーボ信号生成回路100から制御回路
110に与えられる。この制御回路110は、このサー
ボ信号SSに基づいて、6つのコイル22に対して3相
型で駆動できるように所定の組合せで通電していく。こ
れによりコイルから発生する磁力と各コイル22から発
生する磁力と、ロータ10のマグネット11の磁力との
相互作用により、ロータ10は、ステータ20に対して
連続回転することができる。
1回転する毎に12Hzのパルスを発生するようにして
もよい。このようにして得られたサーボ信号SSは、図
3に示すようにサーボ信号生成回路100から制御回路
110に与えられる。この制御回路110は、このサー
ボ信号SSに基づいて、6つのコイル22に対して3相
型で駆動できるように所定の組合せで通電していく。こ
れによりコイルから発生する磁力と各コイル22から発
生する磁力と、ロータ10のマグネット11の磁力との
相互作用により、ロータ10は、ステータ20に対して
連続回転することができる。
【0021】ところで本発明で使用されているホール素
子は、ロータ10のマグネット11の各N極とS極の磁
束密度の変化を電圧に変換するようになっているのであ
るが、本発明で用いるセンサは、このホール素子に限ら
ず他の方式のセンサを用いても勿論構わない。本発明の
実施の形態では、従来必要であった周波数発生用のマグ
ネットをロータの外周囲に特別に設定する必要がないの
でロータ10を軽く作ることができるとともにその大き
さも小さくすることができる。またロータ10の製造部
品を減らしロータの製造コストを減少させることができ
る。またステータ基板21に対して周波数発生用の高価
な磁気抵抗素子を設定する必要がなくなるので、コスト
低減および部品の点数の削減が図れる。
子は、ロータ10のマグネット11の各N極とS極の磁
束密度の変化を電圧に変換するようになっているのであ
るが、本発明で用いるセンサは、このホール素子に限ら
ず他の方式のセンサを用いても勿論構わない。本発明の
実施の形態では、従来必要であった周波数発生用のマグ
ネットをロータの外周囲に特別に設定する必要がないの
でロータ10を軽く作ることができるとともにその大き
さも小さくすることができる。またロータ10の製造部
品を減らしロータの製造コストを減少させることができ
る。またステータ基板21に対して周波数発生用の高価
な磁気抵抗素子を設定する必要がなくなるので、コスト
低減および部品の点数の削減が図れる。
【0022】本発明の実施の形態では、本発明の速度サ
ーボ装置が、ビデオテープレコーダのキャプスタンモー
タに適用されている。しかしこれに限らず、他の分野に
おけるモータに対しても適用することができる。例えば
ビデオテープレコーダの回転磁気ヘッド装置の回転ドラ
ムを回転するためのモータや、ビデオテープレコーダの
リールモータあるいはフロッピーディスクドライブのモ
ータあるいはハードディスクドライブのモータあるいは
光磁気ディスクのモータなどに対しても適用することが
可能である。
ーボ装置が、ビデオテープレコーダのキャプスタンモー
タに適用されている。しかしこれに限らず、他の分野に
おけるモータに対しても適用することができる。例えば
ビデオテープレコーダの回転磁気ヘッド装置の回転ドラ
ムを回転するためのモータや、ビデオテープレコーダの
リールモータあるいはフロッピーディスクドライブのモ
ータあるいはハードディスクドライブのモータあるいは
光磁気ディスクのモータなどに対しても適用することが
可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればモ
ータの軽量化およびコストダウンを図ることができる。
ータの軽量化およびコストダウンを図ることができる。
【図1】本発明のモータの速度サーボ装置を備えるモー
タの一例を示す分解斜視図。
タの一例を示す分解斜視図。
【図2】図1のモータのステータ基板に設定されている
センサであるホール素子と、ロータの多極着磁されたマ
グネットの位置関係を示す図。
センサであるホール素子と、ロータの多極着磁されたマ
グネットの位置関係を示す図。
【図3】本発明のモータの速度サーボ装置を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図4】図3の速度サーボ装置のサーボ信号生成回路の
回路例を示す図。
回路例を示す図。
【図5】図4のホール素子HU,HV,HWの検出信号
などの例を示す図。
などの例を示す図。
【図6】従来のキャプスタンモータの一例を示す断面
図。
図。
【図7】図6のキャプスタンモータの一部切欠平面図。
【図8】従来の着磁パターンを示す断面図。
【図9】図9の磁気抵抗素子ヘッドから得られる信号の
例を示す図。
例を示す図。
【図10】図9の信号を合成して得られる周波数発生信
号の例を示す図。
号の例を示す図。
10 ロータ 11 駆動用のマグネット(周波数発生用
のマグネット) 20 ステータ 22 駆動用のコイル 100 サーボ信号生成回路 HU,HV,HW センサ
のマグネット) 20 ステータ 22 駆動用のコイル 100 サーボ信号生成回路 HU,HV,HW センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 モータのロータに設けられて、異なる磁
極が交互に多極着磁されたロータの駆動用のマグネット
と、 モータのステータに配置されて、マグネットに対面して
いる駆動用のコイルと、 モータのステータに配置されて、ステータに対してロー
タが回転する際にマグネットの磁界の強さの変化を検出
する複数のセンサと、 複数のセンサから得られるマグネットの磁界の強さの変
化に対応する検出信号に基づいて、ロータの速度をサー
ボ制御するためのサーボ信号を生成するサーボ信号生成
回路と、 を備えることを特徴とするモータの速度サーボ装置。 - 【請求項2】 複数のセンサは、ホール素子であり、モ
ータのステータに配置されたロータの駆動用のコイルの
中空部に配置されている請求項1に記載のモータの速度
サーボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207863A JPH0937590A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | モータの速度サーボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207863A JPH0937590A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | モータの速度サーボ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0937590A true JPH0937590A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16546798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7207863A Pending JPH0937590A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | モータの速度サーボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0937590A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112787562A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-11 | 白贺冰 | 一种节能电机 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP7207863A patent/JPH0937590A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112787562A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-11 | 白贺冰 | 一种节能电机 |
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