JPH04321066A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH04321066A
JPH04321066A JP3090185A JP9018591A JPH04321066A JP H04321066 A JPH04321066 A JP H04321066A JP 3090185 A JP3090185 A JP 3090185A JP 9018591 A JP9018591 A JP 9018591A JP H04321066 A JPH04321066 A JP H04321066A
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JP
Japan
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belt
image
photoreceptor
writing
color
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Pending
Application number
JP3090185A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yagi
八木 道生
Masaru Nagai
優 永井
Takashi Tsutsumi
堤 敬
Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Satoru Haneda
羽根田 哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Priority to JP3090185A priority Critical patent/JPH04321066A/ja
Publication of JPH04321066A publication Critical patent/JPH04321066A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームを用いた
光書込み装置によってベルト状感光体上に潜像形成を行
うカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。例えば特開昭6
1−100770 号公報に開示されているように、像
担持体たる感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた
潜像形成と現像を行い、現像の都度転写ドラム上に転写
して転写ドラム上に多色像を形成したのち、記録紙上に
転写してカラーコピーを得る方法がある。この方法によ
る装置は、感光体ドラムの他に1枚分の画像をその周面
上に転写できる大きさをもった転写ドラムを設ける必要
があり、装置が大型でかつ複雑な構造となることは避け
られない。
【0003】また例えば特開昭61−149972 号
公報に開示されているように、感光体ドラム上に原稿像
の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度
転写材上に転写して多色のカラーコピーを得る方法があ
る。この方法にあっては多色の画像を精度よく重ねるこ
とは困難で、良質のカラー画像を得ることはできない。
【0004】また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に
応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰返し、
感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写して
カラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の基本
プロセスは本出願人による特開昭60−75850号、
同60−76766号、同60−95456号、同60
−95458号、同60−158475 号公報等によ
って開示されている。
【0005】このような重ね合わせによってカラー画像
を得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体
ドラムの周縁に色の異なったカラートナーを収納した複
数の現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複
数回回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー
画像を得るようにしている。
【0006】また像形成体については、上記に説明した
ようにドラム周面に光導電体を塗布あるいは蒸着した感
光体ドラムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗
布あるいは蒸着したベルト状感光体も提案されている。 ベルト状感光体(以後感光体ベルトともいう)は駆動ロ
ーラを含む回動ローラ間に張架することで形状が決まる
ので、空間を有効に利用してコンパクトな形状としたカ
ラー画像形成装置を構成する場合には有効である。また
感光体ベルトは小さな曲率に沿って走行することができ
るので、小径の回動ローラを用いこの曲率部分を利用し
て転写材の分離を行うことで転写材の分離不良等を防止
することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ベルト状感光体を用い
る技術について本願発明者がさらに検討した結果、以下
の問題点が明らかとなった。
【0008】(1)多色画像を形成するためにレーザビ
ームを用いた光書込み装置によって多重書込みする場合
(感光体上に各色の像を重ね合わせて書込む場合)等に
おいて、ベルト状感光体の横方向の位置ずれ(寄り)に
より書込み位置のずれが生じ、主走査方向(書込みビー
ムのライン走査方向)の色ずれや解像度の低下等が生じ
ることがある。また、ベルト状感光体の移動(縦)方向
にも位置ずれが生じ、副走査方向の色ずれや解像度の低
下を生じるという問題点があった。これは、ベルトを別
体のローラで駆動するために、滑り等によって縦横両方
向に相対的な位置ずれが生じ易いためである。
【0009】(2)上述の問題点を解決するためには機
械的な精度を向上させることが必要であるが、これのみ
で十分な対策とするのは困難であり、高精度部品を使用
することによるコストアップも問題となり、機械的な対
策だけでは限界がある。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、多重書込みを行う際、感光体
の主副両走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく
書込み位置のずれを精度良く防止し、主副両走査方向の
色ずれや解像度の低下を防止し、ベルト状感光体の有感
部に不必要な書込みを行わないようにすることにある。 また、他の目的は、装置の複雑化を極力抑制しつつ上述
の目的を達成するようにしたカラー画像形成装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベルト状感
光体上にレーザビームを書込み光とする光書込み装置に
よって主走査を行い、該ベルト状感光体の移動に伴う副
走査によって、該ベルト状感光体上に潜像を形成し、現
像して得られるトナー画像を該ベルト状感光体上に複数
回重ねて多色のカラー画像を得るようにしたカラー画像
形成装置において、前記ベルト状感光体の一方の側端部
に反射マークを設け、該ベルト状感光体の該反射マーク
を設けた側の前記主走査部裏側近傍に反射鏡を設け、前
記書込み光の該反射マーク及び該反射鏡による反射光を
受光する位置に光検出手段を設け、該光検出手段が前記
反射光の検出を行って検出したタイミングを基準にして
、副走査方向及び主走査方向の書込みの開始及び終了等
のタイミングを制御することを特徴とするカラー画像形
成装置によって達成される。
【0012】また、前記カラー画像形成装置は、前記ベ
ルト状感光体の周縁に複数組の画像形成手段を設け、該
ベルト状感光体の1回転中に複数のトナー画像を該ベル
ト状感光体上に重ね合わせてカラー画像を形成すること
を特徴とするカラー画像形成装置も好ましい態様とする
ことができる。
【0013】
【実施例】本発明は、ベルト状感光体の縦横両方向の位
置ずれを検出し、この検出結果に基づいて、位置ずれに
対応させて光書込み位置を補正するとともにベルト状感
光体の有感部(トナー付着可能部)に不必要な書込みを
行うことがないようなレーザビームを用いた光書込み装
置の制御を行うカラー画像形成装置であるが、光書込み
装置の制御は(A)ベルト状感光体の複数回の回転によ
ってトナー像を重ね合わせるカラー画像形成装置につい
ても、(B)ベルト状感光体の1回転中にトナー像を重
ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装置に
ついても適用されるものであるので、以下の実施例につ
いて説明を行う。
【0014】(実施例1)実施例1として図1及び図2
に示すのはベルト状感光体の複数回の回転によってトナ
ー像を重ね合わす方式によるカラー画像形成装置である
【0015】図1において、1は光導電体を塗布あるい
は蒸着した可撓性のベルト状像形成体である感光体ベル
トで、該感光体ベルト1は回動ローラ2および3の間に
架設されていて回動ローラ2の駆動により時計方向に搬
送される。1Aは例えばアルミニウム箔等からなる反射
マークで感光体ベルト1の側端部に設けられる。
【0016】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1は
テンションローラ5の作用によって緊張状態とされるこ
とによりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦させる。
【0017】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザビームを用いた光書込み装置、
8ないし11はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数
の現像手段たる現像器であって、これ等の画像形成手段
は感光体ベルト1の前記ガイド部材4に接する部分に配
設される。
【0018】前記各現像器8,9,10,11 は例え
ばイエロー,マゼンタ,シアン,黒色 の各現像剤をそ
れぞれ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙
を保つ各現像スリーブ8A,9A,10A,11A を
備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触の反転現像法に
より顕像化する機能を有している。この非接触現像は接
触現像と異なり、感光体ベルトの移動を妨げない長所を
有する。
【0019】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13A とトナー搬
送ローラ13B は画像形成中には感光体ベルト1の表
面より離間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング
時のみ図示のように感光体ベルト1の表面に圧接される
【0020】図2において、21は感光体ベルト1の反
射マーク1Aを設けた側の側端部裏側(感光体を挟んで
書込み光源と反対側)の主走査部(書込み部)近傍に設
けた反射鏡である凹面鏡、FSはフォトダイオード等の
受光素子、Lは書込み光であるレーザビームである。反
射鏡としては勿論平面鏡も用いることができるが、凹面
鏡21を用いると、感光体ベルト1が主走査方向の寄り
によって移動しても、その側端部付近を通過する書込み
光を常に受光素子FSの受光部中央に反射することがで
きるので受光素子FSの受光面積を小さくでき、コスト
低減と応答性能の向上を図ることができるという利点が
ある。
【0021】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0022】即ち、前記カラー画像形成装置とは別体の
画像読取装置から出力される色別の画像データが前記光
書込み装置7に入力されると、光書込み装置7において
は図示しない書込み光源であるレーザダイオードで発生
されたレーザビームはコリメータレンズ及びシリンドリ
カルレンズを通過し、駆動モータにより回転されるポリ
ゴンミラー7Cにより回転走査され、fθレンズ7Dと
シリンドリカルレンズ7Eを経てその間3個のミラー7
Fにより光路を曲げられて、予め帯電手段たるスコロト
ロン帯電器6によって一様な電荷を付与された感光体ベ
ルト1の周面上に投射され主走査がなされて輝線を形成
する。
【0023】レーザ走査は後に説明するようにして制御
がなされ走査がなされる。第1の色の画像データにより
変調されたビームが前記感光体ベルト1の周面上を走査
する。従ってレーザビームによる主走査と感光体ベルト
1の搬送による副走査により感光体ベルト1の周面上に
第1の色に対応する潜像が形成されて行く。この潜像は
現像手段の内イエロー(Y)のトナー(顕像媒体)の装
填された現像器8により現像されて、ベルト表面にトナ
ー像が形成される。得られたトナー像はベルト面に保持
されたまま感光体ベルト1の周面より引き離されている
清掃手段たるクリーニング装置13の下を通過し、次の
画像形成サイクルに入る。
【0024】即ち、前記感光体ベルト1は前記帯電器6
により再び帯電され、次いで画像データ処理部から出力
された第2の色の画像データが前記光書込み装置7に入
力され、前述した第1の色の場合と同様にしてベルト表
面への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の
色としてマゼンタ(M)のトナーを装填した現像器9に
よって現像される。
【0025】このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形
成されている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下
に形成される。
【0026】10はシアン(C)のトナーを有する現像
器で、画像データ処理部で発生される制御信号に基づい
てベルト表面にシアン(C)のトナー像を形成する。
【0027】さらに11は黒色のトナーを有する現像器
であって、同様の処理によりベルト表面に黒色のトナー
像を重ね合わせて形成する。これ等各現像器8,9,1
0及び11の各スリーブ8A,9A,10A及び11A
には直流あるいはさらに交流のバイアスが印加され、顕
像手段である2成分現像剤による非接触現像が行われ、
基体が接地された感光体ベルト1には非接触で現像が行
われるようになっている。
【0028】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部においてトナーと逆
極性の高電圧が印加されて、給紙カセット14より給紙
ガイド15を経て送られてきた転写材に転写される。
【0029】即ち、給紙カセット14に収容された転写
材は給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬出
されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1上の
像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給され
る。
【0030】画像の転写を受けた転写材は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して吸着式の搬送手段17Aによって上方に
搬送され、定着ローラ18によって画像を溶着したのち
排紙ローラ19を経てトレイ20上に排出される。
【0031】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに搬送を続けてブレード13A とトナー搬
送ローラ13B を圧接状態とした前記クリーニング装
置13において残留したトナーの除去を行いその終了を
まって再び前記ブレード13A を引き離し、それより
少し後にトナー搬送ローラ13B を引き離し新たな画
像形成のプロセスに入る。
【0032】実施例1に示したかかる画像形成装置で、
本発明は光書込み装置7によって光走査を行う書込み光
を、従来一般に用いられていたインデックスセンサに代
えて、図2に示すように感光体ベルト1の側端部裏側に
設けた凹面鏡21と反射マーク1Aに照射し、その照射
光が感光体ベルト1に遮られて感光体位置検出センサで
ある受光素子FSがONからOFF に切換わるタイミ
ングと、反射マーク1Aから反射して受光素子FSに入
射するタイミングから、感光体ベルト1の回動ローラ軸
方向である主走査方向の移動である寄りと、感光体ベル
ト1の移動方向(副走査方向)の基準位置を検出して、
画像信号の書込みタイミングを補正するもので、これに
より感光体ベルト1が回転し潜像形成を行う過程で主副
両走査方向にずれが生じることがあっても、主副両走査
方向の色ずれを同時に防止するようにしたものである。
【0033】なお感光体ベルト1の側端部裏側に設ける
凹面鏡21及び反射マーク1A並びに受光素子FSは、
主走査を行う書込み光の初期位置近傍に設けた場合は、
まず凹面鏡21からの反射光が受光素子FSに入射して
OFFからONへ切り換わり、次に、書き込み光が感光
体ベルト1に遮られてOFFに戻るタイミングにより感
光体ベルト1の寄りを検出し、次に反射マーク1Aが感
光体ベルト上の書込み光走査位置にある時は、反射マー
ク1Aからの反射光を受光して受光素子FSは再び短時
間ONになる。また、凹面鏡21及び反射マーク1A並
びに受光素子FSを終末位置近傍に設けた際は、反射マ
ーク1Aが感光体ベルト上の書込み光走査位置にある時
は反射マーク1Aからの反射光が先に検出され、その後
凹面鏡21からの反射光によるOFF からONへの切
換わるタイミングにより感光体ベルト1の寄りを検出す
る。いずれの場合も上記タイミングを基準として書込み
タイミングを制御し補正することができる。  図4は
受光素子FSからのON,OFF情報に基づいて光書込
み装置7の発光部であるレーザダイオード7Aの制御を
行う回路の1例を示したもので、実施例1では図2に示
すように、凹面鏡21は書込み光の初期位置近傍の感光
体ベルト1の側端部裏側位置に設けられているので、O
FF タイミングにより感光体ベルト1の寄りの検出が
なされる。
【0034】この回路は、光書込み全体の制御を行う全
体制御部41からの指令と、受光素子FSよりの情報に
よって、色信号である画像データをメモリした画像メモ
リ部42から出力し、この出力はパルス幅変調器(PW
M)44によってパルス幅変調され、レーザダイオード
ドライバ45を介してレーザダイオード7Aの出力を制
御するものである。図3はかかる回路によって制御され
た光書込み装置7による光書込みのタイミングチャート
を示している。図3において、aは感光体ベルト1の側
端によって書込み光Lが遮られてOFFとなる側端検出
のタイミングを、bは上記側端より所定距離の位置にあ
る主走査方向の画像形成範囲の始点に書込み光Lが達す
るタイミングを、cは上記画像形成範囲の終点に書込み
光Lが達するタイミングを、e,fは書込み光Lが反射
マーク1Aを照射する始点及び終点のタイミングを、g
はタイミングfよりα遅れたタイミングを示している。 また、t1はタイミングaからタイミングeまでの時間
を、t2はタイミングaからタイミングfまでの時間を
、t3はタイミングaからタイミングbまでの時間を、
t4はタイミングaからタイミングcまでの時間を、t
0はタイミングaから次の走査のタイミングaまでの時
間を、t5は(t0−t2)より若干短い時間を、αは
タイミングaからタイミングeまでの時間より短い時間
を、それぞれ表すこととする。
【0035】図4において、41は全体の画像形成プロ
セスを制御する全体制御部、42は各色の画像データを
格納する画像メモリ部、43は受光素子FSの出力を増
幅し所定値未満のときはL(OFF)また所定値以上の
ときはH(ON)を出力する増幅・2値化回路、44は
パルス幅変調器(PWM)、45はレーザダイオード7
Aを駆動するレーザダイオードドライバ、46は画素1
個分を1周期とするドットクロックパルスを発生するド
ットクロックパルス発生器でカウンタ47,画像メモリ
部42,PWM44にドットクロックパルスを供給する
。47はカウンタ、48はカウンタ47のカウント値が
+αに相当する値よりt2+α(タイミングg)に相当
する値までH(ON)信号S4を出力するデコーダ1、
49はカウンタ47のカウント値が+α(タイミングg
)に相当する値よりt5に相当するカウント値までの間
L(OFF)信号S7を出力する(言い換えるとタイミ
ングdよりタイミングgまでH(ON)信号を出力する
)デコーダ2、50はカウンタ47のカウント値が所定
時間t3経た画像形成範囲始点であるタイミングbに相
当するカウント値より画像形成範囲終点であるタイミン
グcに相当するカウント値までの間H(ON)信号S6
を出力するデコーダ3である。
【0036】説明を判り易くするため、反射マーク1A
が書込み部に到達した後の場合を先に説明する。反射マ
ーク1Aが書込み部に到達していると、増幅・2値化回
路43を経た受光素子FSからの信号S1は図3(a)
に示すようになる。デコーダ1の出力する信号S4はA
ND回路A2に入力され、また反転回路52を経て反転
された信号S2はAND回路A1に入力される。従って
、AND回路A1からは受光素子FSからのOFF信号
のみが信号S3となってカウンタ47のRESET及び
全体制御部41に入力される。そして、書込み光Lが感
光体ベルト1の側端部を通過する時点であるタイミング
aでL(OFF)となるので、カウンタ47はタイミン
グaでカウント値が0となる。即ち前記デコーダ1,2
,3はタイミングaを基準にして作動することになる。 また、AND回路A2の出力は反射マーク1Aによる信
号のみが出力され全体制御部41に入力される。即ち全
体制御部41には感光体ベルト1の側端部検出信号と反
射マーク1Aの検出信号が区別されて入力されることに
なる。全体制御部41は反射マーク1Aの信号S5を所
定数受けた時点又は最初のS5信号より所定時間経た時
点から画像書き込みを開始すべく画像メモリ部42にメ
モリ読み出し信号を送出する。全体制御部41からOR
回路O1にはL(OFF)信号がAND回路A4にはH
(ON)信号が後で説明するようすでに出力されている
。画像メモリ部42には、またデコーダ3からの信号S
6が入力されるので、タイミングaより一定時間t3を
経過したタイミングbに画像書込みの開始信号が出力さ
れる。 またAND回路A3の入力側には前記S6信号とPWM
44を経てパルス幅変調された画像データが入力される
のでタイミングbよりパルス幅変調された画像データが
、OR回路O1及びAND回路A4を経てレーザダイオ
ードドライバ45に送出される。これによりレーザダイ
オード7Aはタイミングdよりタイミングgまでは定常
発光し、タイミングbよりタイミングcまでは画像デー
タに従った発光を行い画像書込みがなされる。図3(a
)のタイミングチャートにおいて信号S8はこれを示し
たものである。
【0037】画像書き込みに先立ち、全体制御部41は
OR回路O1及びAND回路A4にH信号を送出し、レ
ーザダイオード7Aを定常点灯する。書込み光Lが走査
され受光素子FSの位置に達すると前述したようにカウ
ンタ47が0にリセットされ、以後カウンタ47、デコ
ーダ1,2,3は前述した通りに作動することとなる。 全体制御部41は側端部検出信号S5を検出した後、O
R回路O1へ出力していたH信号をL(OFF)にする
が、デコーダ2の出力S7によりレーザダイオード7A
はタイミングdよりタイミングgまでの間定常点灯する
こととなる。反射マーク1Aが書込み部に到達しない間
は全体制御部41に反射マーク1Aの検出信号が入力さ
れないので、全体制御部41の制御によって回動ローラ
2の駆動が行われ感光体ベルト1の搬送が開始されるが
、画像メモリ部42には画像データ読み出しの信号は送
出されない。従って、レーザダイオード7Aは信号S7
のHの区間だけ定常点灯し、すでに回転しているポリゴ
ンミラー7Cによって反射して主走査がなされるが、レ
ーザダイオード7Aの点灯は図3(b)に示すS8のよ
うになり感光体ベルト1の側端部近傍を照射する間のみ
点灯することになる。この後反射マーク1Aが書込み部
に到達すると、上述のように作動し、画像書込みが開始
する。全体制御部41は画像書き込みを開始した後、側
端部検出信号S5をカウントし、形成すべき画像の副走
査方向の長さに相当する一定数をカウントしたら、画像
メモリ部42に送出していたメモリ読み出し信号をOF
Fにする。この一連の動作を4回繰り返すことによりカ
ラー画像を形成するが、かかる簡単な回路による制御に
よって多色トナー画像の主副両方向の位置ずれを確実に
防止することとなる。
【0038】(実施例2)実施例2に示すのは、ベルト
状感光体の1回転中に感光体上にトナー像を重ね合わせ
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置である。
【0039】図5において、感光体ベルト101 は回
動ローラ102 、103 の間に張架され、テンショ
ンローラ105 の作用によって固定したガイド部材1
04 に沿って移動する。感光体ベルト101の側端部
所定の位置には反射マーク101Aが設けられ、感光体
ベルト101 の周縁部には複数組(本実施例では4組
)の帯電器・光書込み装置・現像器、(106A,10
7A,108A),(106B,107B,108B)
,(106C,107C,108C),(106D,1
07D,108D) が、また書込み部近傍には図2に
示す凹面鏡121A〜121D、受光素子FSA〜FS
Dが順次配設されている。帯電器106A,106B,
106C,106D は何れもスコロトロン帯電器で、
光書込み装置107A,107B,107C,107D
 は何れもレーザダイオードを光源としポリゴンミラー
によって回転走査するレーザ書込み装置である。また現
像器108A,108B,108C,108D には異
なる色の現像剤、例えばイエロー(Y),マゼンタ(M
),シアン(C)およびブラック(BK)の各色トナー
(現像剤)をそれぞれ収容していて、非接触の反転現像
法により顕像化する機能を有している。
【0040】このような構成を有するカラー画像形成装
置によるカラー画像形成のプロセスは次のようにして行
われる。即ち第1の色(イエロー)の画像信号による光
書込み装置107Aのレーザダイオードの変調が開始さ
れ、レーザダイオードで発生されたレーザビームは、予
め帯電器106Aによって所定の電荷に一様帯電がなさ
れた感光体ベルト101 上に投射され主走査がなされ
て輝線を形成する。感光体ベルト101の搬送による副
走査により一様帯電された感光体ベルト101 の表面
上に第1の色に対応する潜像が形成される。この潜像は
、イエロートナーを収容した現像器108Aにより現像
されて、感光体ベルト101 の表面上にイエロートナ
ー像が形成される。その後感光体ベルト101 は、そ
の表面上にイエロートナー像を保持したまま搬送され、
引き続き第2の色の画像形成に入る。
【0041】即ち、イエロートナー像が形成している感
光体ベルト101 は、前述した第1の色の画像信号の
場合と同様に、次の帯電器106Bの位置にまで搬送さ
れると再び帯電器106Bにより一様に帯電され、つい
で感光体ベルト101 の特定位置に対応して第2の色
の画像信号による光書込み装置107Bのレーザダイオ
ードの変調が開始され、レーザダイオードで発生された
レーザビームは感光体ベルト101 の周面上に投射さ
れ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼンタト
ナーを収容した現像器108Bによって現像される。マ
ゼンタトナー像は、すでに形成されているイエロートナ
ー像の存在下に形成される。
【0042】同様にして、第2の色であるマゼンタトナ
ー像が形成された感光体ベルト101はさらに搬送され
、上述の第2の色の画像信号の場合と同様に、引き続き
帯電器106Cにより一様帯電され、光書込み装置10
7Cにより潜像が形成され、第3の色としてシアントナ
ーを収容する現像器108Cで現像しシアントナー像が
形成される。シアントナー像が形成された感光体ベルト
101 はさらに搬送され、上述の第2,第3の色の画
像信号の場合と同様に、帯電器106Dにより一様帯電
され、光書込み装置107Dにより潜像が形成され、ブ
ラックトナーを収容する現像器108Dで現像しブラッ
クトナー像を重ね合わせて、カラートナー画像が感光体
ベルト101 の表面上に形成される。即ち、感光体ベ
ルト101 が1回転する間にカラートナー画像が形成
される。
【0043】上述の如く感光体ベルト101 の表面上
に形成されたカラートナー画像は、給紙カセット114
から給紙ローラ116により供給されタイミングローラ
117 により前記カラートナー画像とタイミングを合
わせた転写材上に転写される。転写器112 は、トナ
ーと逆極性の高電圧を印加して転写を行う。
【0044】かくして、カラートナー画像を転写された
転写材は、回動ローラ102 に沿って急激に方向変換
をする感光体ベルト101 より確実に分離され、定着
手段118 によってトナーを溶融固着された後、排紙
ローラ119 により装置本体から排紙される。
【0045】一方、転写材へカラートナー画像の転写を
終えた感光体ベルト101 はさらに時計方向に搬送さ
れて、クリーニングブレード113Aおよびクリーニン
グローラ113Bを圧接状態としたクリーニング手段1
13 によって残留したトナーの除去、清掃が行われる
。クリーニング終了後は、再び新たな画像形成のプロセ
スに入る。
【0046】ここで光書込み装置107A〜107Dは
、何れもレーザダイオードを光源とし、レーザダイオー
ドから発した光ビームをポリゴンミラー等によって走査
する露光方式であって、ポリゴンミラーおよびポリゴン
ミラー回転用モータについては共用することは可能であ
るが、レーザダイオードは独立して制御がなされる。
【0047】独立して発光制御がなされる光書込み装置
107A〜107D は、それぞれ図4に示す回路によ
って制御される。受光素子FSA〜FSDからの反射マ
ーク101Aの検出信号によって画像メモリ部42A〜
42Dへの読み出し信号を順次ずらして出力し、光書込
み装置107A〜107Dによる画像書込みタイミング
を順次ずらしていくことによって、副走査方向の色ずれ
を防止すると共に、実施例1と同様な画像データ書込み
タイミング補正を各色の画像書込み手段に施すことによ
り主走査方向の色ずれを防止した画像形成装置が提供さ
れることとなる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果が得られる。
【0049】(1)ベルト状感光体を用いたカラー画像
形成装置においても、書込み位置の自動補正機構を設け
ることにより、カラー画像の多重書込みを行う際、感光
体の主副両走査方向の位置ずれを厳しく規制することな
く、書込み位置のずれを防止でき、主副両走査方向の色
ずれや解像度の低下を確実に防止できる。
【0050】(2)感光体位置検出用光源として、画像
書込み用のレーザ光源を流用することにより、新たに反
射鏡、フォトダイオード等の受光素子を追加するだけで
多重書込み時の書込み位置ずれを主副両走査方向とも確
実に防止できる。従来のインデックスセンサや発光素子
と受光素子の対からなる反射マーク検出センサを用いる
方式と比較して部品点数が少なくコストダウンが可能で
ある。
【0051】(3)感光体の有感部(トナー付着可能部
)に不必要な書込みを行うことがないので、画像範囲外
への露光現像防止手段を省略できる。
【0052】(4)機械的精度を極端に向上させる必要
がないため、装置コストの上昇を抑制でき、装置を小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すカラー画像形成装置の
全体構成図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の光書込み装置による光書込みのタイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の光書込み装置の発光部であるレーザダ
イオードの制御を行う回路の1例を示したブロック図で
ある。
【図5】本発明の実施例2を示すカラー画像形成装置の
全体構成図である。
【符号の説明】
1,101…感光体ベルト             
 1A,101A…反射マーク 2,3,102,103 …回動ローラ       
 4,104…ガイド部材 6,106…帯電器                
    7,107…光書込み装置 7A…レーザダイオード              
7B…コリメータレンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベルト状感光体上にレーザビームを書
    込み光とする光書込み装置によって主走査を行い、該ベ
    ルト状感光体の移動に伴う副走査によって、該ベルト状
    感光体上に潜像を形成し、現像して得られるトナー画像
    を該ベルト状感光体上に複数回重ねて多色のカラー画像
    を得るようにしたカラー画像形成装置において、前記ベ
    ルト状感光体の一方の側端部に反射マークを設け、該ベ
    ルト状感光体の該反射マークを設けた側の前記主走査部
    裏側近傍に反射鏡を設け、前記書込み光の該反射マーク
    及び該反射鏡による反射光を受光する位置に光検出手段
    を設け、該光検出手段が前記反射光の検出を行って検出
    したタイミングを基準にして、副走査方向及び主走査方
    向の書込みの開始及び終了等のタイミングを制御するこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】  前記カラー画像形成装置は、前記ベル
    ト状感光体の周縁に複数組の画像形成手段を設け、該ベ
    ルト状感光体の1回転中に複数のトナー画像を該ベルト
    状感光体上に重ね合わせてカラー画像を形成することを
    特徴とする請求項1のカラー画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0619528A1 (en) * 1993-04-07 1994-10-12 Hewlett-Packard Company Laser scanner imaging belt encoding system in electrostatographic printing and method for its use
US6064499A (en) * 1997-08-01 2000-05-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Color registration adjusting method in image forming apparatus using an edge forming algorithm
US6466243B2 (en) * 2000-03-31 2002-10-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Color image forming apparatus and image forming timing control method
US6493010B1 (en) * 1998-10-30 2002-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Color image forming apparatus for forming a plurality of single-color images on a latent image carrier

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