JPH04326373A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH04326373A
JPH04326373A JP3097020A JP9702091A JPH04326373A JP H04326373 A JPH04326373 A JP H04326373A JP 3097020 A JP3097020 A JP 3097020A JP 9702091 A JP9702091 A JP 9702091A JP H04326373 A JPH04326373 A JP H04326373A
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JP
Japan
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belt
exposure
color
photoreceptor
image
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Pending
Application number
JP3097020A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yagi
八木 道生
Masaru Nagai
優 永井
Takashi Tsutsumi
堤   敬
Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDアレイ等のアレ
イ状露光用光源を用いた光書込み装置によってベルト状
感光体上に潜像形成を行うカラー画像形成装置に関する
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。例えば特開昭6
1−100770 号公報に開示されているように、像
形成体たる感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた
潜像形成と現像を行い、現像の都度転写ドラム上に転写
して転写ドラム上に多色像を形成したのち、記録紙上に
転写してカラーコピーを得る方法がある。この方法によ
る装置は、感光体ドラムの他に1枚分の画像をその周面
上に転写できる大きさをもった転写ドラムを設ける必要
があり、装置が大型でかつ複雑な構造となることは避け
られない。
【0003】また例えば特開昭61−149972 号
公報に開示されているように、感光体ドラム上に原稿像
の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度
転写材上に転写して多色のカラーコピーを得る方法であ
る。この方法にあっては多色の画像を精度よく重ねるこ
とは困難で、良質のカラー画像を得ることはできない。
【0004】また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に
応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰返し、
感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写して
カラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の基本
プロセスは本出願人による特開昭60−75850号、
同60−76766号、同60−95456号、同60
−95458号、同60−158475 号公報等によ
って開示されている。
【0005】このような重ね合わせによってカラー画像
を得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体
ドラムの周縁に色の異なったカラートナーを収納した複
数の現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複
数回回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー
画像を得るようにしている。
【0006】また像形成体については、上記に説明した
ようにドラム周面に光導電体を塗布あるいは蒸着した感
光体ドラムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗
布あるいは装着したベルト状感光体も提案されている。 ベルト状感光体(以後感光体ベルトともいう)は駆動ロ
ーラを含む回動ローラ間に張架することで形状が決まる
ので、空間を有効に利用してコンパクトな形状としたカ
ラー画像形成装置を構成する場合には有効である。また
感光体ベルトは小さな曲率に沿って走行することができ
るので、小径の回動ローラを用いこの曲率部分を利用し
て転写材の分離を行うことで転写材の分離不良等を防止
することもできる。
【0007】上記装置にアレイ状露光用光源を用いるこ
とは、装置を小型化し制御回路を簡略化する上に有効で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ベルト状感光体を用い
る技術について本願発明者がさらに検討した結果、以下
の問題点が明らかとなった。
【0009】(1)多色画像を形成するためにアレイ状
露光用光源を用いた光書込み装置によって多重書込み(
多重露光)をする場合(感光体上に各色の像を重ね合わ
せて露光する場合)等において、ベルトを別体のローラ
で駆動するために滑り等によって縦方向に相対的な位置
ずれが生じ、ベルト状感光体の移動(縦)方向に位置ず
れが生じ、副走査方向の色ずれや解像度の低下を生じる
という問題点があった。 (2)上述の問題点を解決するためには機械的な精度を
向上させることが必要であるが、これのみで十分な対策
とするのは困難であり、高精度部品を使用することによ
るコストアップも問題となり、機械的な対策だけでは限
界がある。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、多重書込みを行う際、感光体
の副走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく露光
位置のずれを精度良く防止し、副走査方向の色ずれや解
像度の低下を防止し、ベルト状感光体の有感部に不必要
な露光を行わないようにすることにある。また、他の目
的は、装置の複雑化を極力抑制しつつ上述の目的を達成
するようにしたカラー画像形成装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベルト状感
光体上にLEDアレイ等のアレイ状露光用光源を用いて
1ライン分の露光を一定周期で多数回行い、該ベルト状
感光体の移動に伴う副走査によって、該ベルト状感光体
上に2次元の潜像を形成し、現像して得られる色の異な
るトナー画像を該ベルト状感光体上に複数回重ねて多色
のカラー画像を得るようにしたカラー画像形成装置にお
いて、前記ベルト状感光体の一箇所に設けたマークと、
所定位置に設けた前記マークを検出するマーク検出手段
と、該マーク検出手段が各色の露光毎に前記マークを検
出したマーク検出信号により、前記露光の開始タイミン
グを制御する露光制御部とを備えたことを特徴とするカ
ラー画像形成装置。
【0012】また、前記露光制御部は、前記露光の周期
の1/Nの周期を有するクロックパルスを発生する発振
器と、該クロックパルスをN倍の周期に分周するN倍分
周器とを備え、該N倍分周器を前記マーク検出信号によ
ってリセットして露光開始タイミングを制御することを
特徴とするカラー画像形成装置。さらにまた、前記カラ
ー画形成装置は、前記ベルト状感光体の周縁に複数組の
画像形成手段及びマーク検出手段を設け、該ベルト状感
光体の1回転中に複数のトナー画像を該ベルト状感光体
上に重ね合わせてカラー画像を形成することを特徴とす
るカラー画像形成装置も好ましい態様として挙げること
ができる。
【0013】
【実施例】本発明は、ベルト状感光体の縦方向の定位置
を検出し、この検出結果に基づいて、ベルト状感光体の
縦方向の位置ずれが発生してもこれに対応させて露光位
置を補正するとともにベルト状感光体の有感部(トナー
付着可能部)に不必要な露光を行うことがないようなア
レイ状露光用光源を用いた書込み手段(露光手段)の制
御を行うカラー画像形成装置であるが、露光手段の制御
は、(A)ベルト状感光体の複数回の回転によってトナ
ー像を重ね合わせるカラー画像形成装置についても、(
B)ベルト状感光体の1回転中にトナー像を重ね合わせ
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置についても
適用されるものであるので、以下の実施例について説明
を行う。
【0014】(実施例1)実施例1として図1に示すの
はベルト状感光体の複数回の回転によってトナー像を重
ね合わす方式によるカラー画像形成装置である。
【0015】図1において、1は光導電体を塗布あるい
は蒸着した可撓性のベルト状感光体である感光体ベルト
で、該感光体ベルト1は回動ローラ2および3の間に架
設されていて回動ローラ2の駆動により時計方向に搬送
される。1Aは感光体ベルト1の所定箇所に少なくも特
定範囲の反射率の高い塗料又は材質を用いて設けたマー
クである。4は前記感光体ベルト1に内接するよう装置
本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1はテ
ンションローラ5の作用によって緊張状態とされること
によりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦させる。
【0016】6は帯電手段たるスコロトロン型の帯電器
、7は帯電器6と現像器8との間に露光手段を設けた露
光部、8ないし11はそれぞれ特定色の現像剤を収容し
た複数の現像手段たる現像器であって、これ等の画像形
成手段は感光体ベルト1の前記ガイド部材4に接する部
分に配設される。前記各現像器8,9,10,11 は
例えばイエロー,マゼンタ,シアン,黒色 の各現像剤
をそれぞれ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の
間隙を保つ各現像スリーブ8A,9A,10A,11A
 を備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触の反転現像
法により顕像化する機能を有している。なお、現像とし
ては、一成分現像剤を用いた非接触現像を用いることも
できる。この非接触現像は接触現像と異なり、感光体ベ
ルトの移動を妨げない長所を有する。12は転写器、1
3はクリーニング装置で該クリーニング装置13のブレ
ード13Aとトナー搬送ローラ13Bは画像形成中には
感光体ベルト1の表面より離間した位置に保たれ画像転
写後のクリーニング時のみ図示のように感光体ベルト1
の周面に圧接される。
【0017】23は例えば発光素子にLED等を、受光
素子にフォトトランジスタ等を用いた光学的なマーク検
出手段であるマークセンサである。マークセンサ23の
設置位置は図1に示す位置に限らずスペースのある所な
らばどこでもよい。
【0018】25はセルフォックと呼ばれるロッドレン
ズを一直線上に配列したロッドレンズアレイ、26は多
数のLEDを一直線上に配列したLEDアレイで、この
ロッドレンズアレイ25とLEDアレイ26とからなる
露光手段はその長手方向が感光体ベルト1の移動方向と
直交する方向に配設される。LEDアレイ26は露光制
御部42によって発光制御され、LEDアレイ26の発
光点はロッドレンズアレイ25によって感光体ベルト1
上に投射され露光(書込み)が行われる。
【0019】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0020】即ち、前記カラー画像形成装置とは別体の
画像読取装置から出力される色別の画像データが前記露
光制御部42の画像メモリに入力されると、露光制御部
42は露光用光源であるLEDアレイ26の各LEDを
第1の色の画像データに従って点灯し、その発光点はロ
ッドレンズアレイ25によって予め帯電器6によって一
様な電荷を付与された感光体ベルト1の周面上に投射さ
れて1走査分の露光がなされ、感光体ベルト1の移動に
よる副走査により感光体ベルト1の周面上に第1の色に
対応する潜像が形成されて行く。露光開始のタイミング
は、マークセンサ23によってマーク1Aを検出したマ
ーク検出信号から後に説明する制御によってなされる。
【0021】上記潜像は現像手段の内イエロー(Y)の
トナー(顕像媒体)の装填された現像器8により現像さ
れて、ベルト表面にトナー像が形成される。得られたト
ナー像はベルト面に保持されたまま感光体ベルト1の周
面より引き離されている清掃手段たるクリーニング装置
13の下を通過し、次の画像形成サイクルに入る。
【0022】即ち、前記感光体ベルト1は前記帯電器6
により再び帯電され、次いで画像データ処理部から出力
された第2の色の画像データが前記露光制御部42に入
力され、前述した第1の色の場合と同様にしてベルト表
面への露光が行われ潜像が形成される。潜像は第2の色
としてマゼンタ(M)のトナーを装填した現像器9によ
って現像される。
【0023】このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形
成されている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下
に形成される。
【0024】10はシアン(C)のトナーを有する現像
器で、全体制御部の制御によってベルト表面にシアン(
C)のトナー像を形成する。
【0025】さらに11は黒色のトナーを有する現像器
であって、同様の処理によりベルト表面に黒色のトナー
像を重ね合わせて形成する。これ等各現像器8,9,1
0及び11の各スリーブには直流あるいはさらに交流の
バイアスが印加され、顕像手段である2成分現像剤によ
る非接触現像が行われ、基体が接地された感光体ベルト
1には非接触で現像が行われるようになっている。
【0026】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部においてトナーと逆
極性の高電圧が印加されて、給紙カセット14より給紙
ガイド15を経て送られてきた転写材に転写される。
【0027】即ち、給紙カセット14に収容された転写
材は,給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬
出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1上
の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給さ
れる。
【0028】画像の転写を受けた転写材は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して上方に向かい、定着ローラ18によって
画像を溶着したのち排紙ローラ19を経てトレイ20上
に排出される。
【0029】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1は,さらに搬送を続けてブレード13Aとトナー搬
送ローラ13Bを圧接状態とした前記クリーニング装置
13において残留したトナーの除去を行いその終了をま
って再び前記ブレード13Aを引き離し、それより少し
後にトナー搬送ローラ13Bを引き離し新たな画像形成
のプロセスに入る。
【0030】実施例1に示したかかるカラー画像形成装
置で、本発明は、感光体ベルト1上のマーク1Aをマー
クセンサ23が検知したマーク検出信号により、LED
アレイ26の発光を制御して画像データの露光タイミン
グを精度良く補正するもので、これにより感光体ベルト
1が回転し潜像形成を行う過程で副走査方向のずれが生
じることがあっても、副走査方向の色ずれを防止するよ
うにしたものである。
【0031】図2はマークセンサ23からのON,OF
F情報に基づいて露光用光源のLEDアレイ26の発光
制御を行う回路図の1例を示したブロック図であり、図
3は図2のLED 駆動回路47の1例を示すブロック
図である。図2において、41は全体制御部、42は露
光制御部、43は画像メモリ、44は露光周期tsの1
/Nの周期のクロックパルスを発振する発振器、45は
N倍分周器、46はLEDアレイ制御回路、47はLE
Dアレイ駆動回路である。また、図3において、261
〜26nはLEDアレイ26の各素子、271〜27n
はLEDアレイ26の各素子261〜26nのスイッチ
ング素子、281〜28nはナンドゲート、29はラッ
チ回路、30はシフトレジスタである。
【0032】図4(a)、(b)はN=4の場合の図2
の回路によって制御された第1色目と第2色目の露光の
タイミングチャートを示している。
【0033】画像記録が開始されると全体制御部41よ
りの信号によって回動ローラ2は回転し感光体ベルト1
は移動を開始する。マークセンサ23はマーク1Aがマ
ークセンサ23の検出位置に達すると出力はONになり
,検出位置を通過するとOFFとなるマーク検出信号(
図4の信号S2)を出力する。発振器44が出力する露
光周期tsの1/Nの周期を有するクロックパルスS1
はN倍分周器45に供給される。N倍分周器45はその
リセット端子に入力される信号S2がOFFになった直
後のクロックパルスS1の立ち上がり時点よりそのN倍
の周期であるtsの周期を有するクロックパルスS3を
LEDアレイ制御回路46に送出する。これによりLE
Dアレイ制御回路46は、LEDアレイ駆動回路47の
各端子471、472、473、474に次のようなク
ロックパルス及び信号を送出する。即ち、ロードクロッ
ク端子471には1画素あたり1パルスの周期を有する
クロックパルスS4を、ロードデータ端子472には画
像メモリ43より呼び出した画像データS5を、ラッチ
端子473にはラッチ信号S6を、ストローブ端子47
4には周期tsのストローブ信号S7を入力する。従っ
て、シフトレジスタ30に1ライン分の画像データが入
力されると、ラッチ信号S6によってラッチされる。ナ
ンドゲート281〜28nにストローブ信号S7が入力
されると画像データがHの部分のスイッチング素子27
1〜27nはONになり、画像データに従ってLED素
子261〜26nの発光が行われる。このようにして、
第1ライン、第2ライン…と露光周期tsで第1色目の
各ラインの露光が行われる。第1色目の露光が終了して
感光体ベルト1が1回転すると、再びマーク1Aがマー
クセンサ23の位置に達してマーク1Aの検出が行われ
、第1色目と同様の露光開始タイミングの制御によって
第2色目以降の露光が順次行われる。
【0034】以上のような制御によって露光が行われる
ので図4(a),(b)より分かるように各色の画像の
位置ずれはts/4に対応する1/4画素以内に止どま
り、Nが大きい程小さな位置ずれとなる。N倍分周器4
5を用いないで周期tsのクロックパルスのみによって
露光開始タイミングを取る場合の最大誤差は1画素とな
るのに比べ極めて小さい位置誤差で露光が行われ、殆ど
色ずれのない重ね合わせを行うことができることとなる
【0035】(実施例2)実施例2に示すのは、ベルト
状感光体の1回転中に感光体上にトナー像を重ね合わせ
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置である。
【0036】図5において、感光体ベルト101は回動
ローラ102、103の間に張架され、テンションロー
ラ105の作用によって固定したガイド部材104に沿
って移動する感光体ベルト101の周縁部には複数組(
本実施例では4組)の帯電器・露光部・現像器・マーク
センサ、(106A,107A,108A,124A)
,(106B,107B,108B,124B),(1
06C,107C,108C,124C),(106D
,107D,108D,124D) が順次配設されて
いる。帯電器106A,106B,106C,106D
 は何れもスコロトロンの帯電器で、露光部107A,
107B,107C,107D にはロッドレンズアレ
イ125A〜125DとLEDアレイ126A〜126
Dとからなる露光手段が設けられている。また現像器1
08A,108B,108C,108D には異なる色
の現像剤、例えばイエロー(Y),マゼンタ(M),シ
アン(C)およびブラック(BK)の各色トナー(現像
剤)をそれぞれ収容していて、非接触の反転現像法によ
り顕像化する機能を有している。また感光体ベルト10
1の所定箇所にはマーク101Aが設けられ、マーク1
01Aの検出手段であるマークセンサ123A,123
B,123C,123Dは、感光体ベルト1の周縁で上
流から下流に向かって順に露光部107A,107B,
107C,107Dの間隔と等しい間隔で配設されてい
る。マークセンサ123A〜123Dの設置位置は図5
に示す位置に限ることはなく、上記順序と上記間隔が守
られるならばいずれの位置でもよい。
【0037】LEDアレイ126A〜126Dのそれぞ
れには独立した図2に示す露光制御部42に等しい露光
制御部142A〜142Dが接続され、全体制御部41
のみは共用とし、全体の像形成プロセスを制御する全体
制御部41からの出力信号によってそれぞれの露光制御
部142A〜142Dは制御される。
【0038】以上のような構成を有するカラー画像形成
装置によるカラー画像形成のプロセスは次のようにして
行われる。
【0039】画像形成が開始され感光体ベルト101が
回転を始めると、マークセンサ124A〜124Dから
のマーク101Aのマーク検出信号により実施例1と同
様に独立して露光制御部142A〜142Dによる露光
開始タイミング制御と発光制御がなされ、LEDアレイ
126A〜126Dは副走査方向露光開始タイミングを
副走査方向有効画像範囲に合わせて126A,126B
…と順次ずらして発光し、まず、第1の色(イエロー)
の画像信号による露光が予め帯電器106Aによって所
定の電荷に一様帯電がなされた感光体ベルト101上に
行われ、感光体ベルト101 の移動による副走査によ
り第1の色に対応する潜像が形成される。この潜像は、
イエロートナーを収容した現像器108Aにより現像さ
れて、感光体ベルト101 の周面上にイエロートナー
像が形成される。その後感光体ベルト101 は、その
周面上にイエロートナー像を保持したまま移動され、引
き続き第2の色の画像形成に入る。
【0040】即ち、イエロートナー像を形成している感
光体ベルト101は、前述した第1の色の画像信号の場
合と同様に、次の帯電器106Bの位置にまで移動され
ると再び帯電器106Bにより一様に帯電され、ついで
マークセンサ124Bによるマーク検出信号が入力され
る露光制御部142Bによって制御されるLEDアレイ
126B及びロッドレンズアレイ125Bによって、感
光体ベルト101の特定位置に対応して第2の色の画像
データによる露光が行われる。この露光により形成され
た潜像は第2の色としてマゼンタトナーを収容した現像
器108Bによって現像される。マゼンタトナー像は、
すでに形成されているイエロートナー像の存在下に形成
される。
【0041】同様にして、第2の色であるマゼンタトナ
ー像が形成された感光体ベルト101はさらに移動され
、上述の第2の色の画像信号の場合と同様に、引き続き
帯電器106Cにより一様帯電され、露光部107Cに
おいて露光制御部142Cによって制御されるLEDア
レイ126C及びロッドレンズアレイ125Cにより潜
像が形成され、第3の色としてシアントナーを収容する
現像器108Cで現像しシアントナー像が形成される。 シアントナー像が形成された感光体ベルト101はさら
に移動され、上述の第2,第3の色の画像信号の場合と
同様に、帯電器106Dにより一様帯電され、露光部1
07Dにおいて露光制御部142Dによって制御される
LEDアレイ126D及びロッドレンズアレイ125D
により潜像が形成され、ブラックトナーを収容する現像
器108Dで現像しブラックトナー像を重ね合わせて、
カラートナー画像が感光体ベルト101の周面上に形成
される。 即ち、感光体ベルト101が1回転する間にカラートナ
ー画像が形成される。
【0042】上述のように感光体ベルト101の周面上
に形成されたカラートナー画像は、給紙カセット114
から給紙ローラ116により供給されタイミングローラ
117 により前記カラートナー画像とタイミングを合
わせた転写材上に転写される。転写は転写器112 に
トナーと逆極性の高電圧を印加して行われる。
【0043】かくして、カラートナー画像を転写された
転写材は、回動ローラ102 に沿って急激に方向変換
をする感光体ベルト101 より確実に分離され、定着
手段118 によってトナーを溶融固着された後、排紙
ローラ119により装置本体上部に設けたトレイ120
上に排紙される。
【0044】一方、転写材へカラートナー画像の転写を
終えた感光体ベルト101はさらに時計方向に移動され
て、クリーニングブレード113Aおよびクリーニング
ローラ113Bを圧接状態としたクリーニング手段11
3によって残留したトナーの除去、清掃が行われクリー
ニング終了後は、再び新たな画像形成のプロセスに入る
【0045】以上のようにして、実施例1と同様に露光
(画像データ書込み)開始タイミング補正を各色につい
て施すことにより副走査方向の色ずれを防止した画像形
成装置が提供されることとなる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果が得られる。
【0047】(1)ベルト状感光体を用いたカラー画像
形成装置においても、露光位置の自動補正機構を設ける
ことにより、カラー画像の多重露光を行う際、感光体の
副走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく、露光
開始位置のずれを防止でき、副走査方向の色ずれや解像
度の低下を確実に防止できる。
【0048】(2)露光開始のタイミングを決定するた
めのクロックパルスの周期を露光周期tsの1/Nとし
、N倍分周器を用いてtsの周期を有するクロックパル
スをマークセンサによって検出したマーク検出信号のO
FFとなる時点より出力するよう位相を補正したので、
上記副走査方向の露光開始位置ずれの誤差をts/N以
内に小さくすることができる。
【0049】(3)感光体の有感部(トナー付着可能部
)に不必要な露光を行うことがないので、画像範囲外へ
の露光現像防止手段を省略できる。
【0050】(4)機械的精度を極端に向上させる必要
がないため、装置コストの上昇を抑制でき、装置を小型
化することができる。
【0051】(5)複数組みの露光手段を使用する場合
、各露光手段の位置を厳しく規制することなく副走査方
向の色ずれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すカラー画像形成装置の
全体構成図である。
【図2】本発明のLEDアレイの発光制御を行う回路の
1例を示すブロック図である。
【図3】図2のLED駆動回路の1例を示すブロック図
である。
【図4】本発明の露光時のタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施例2を示すカラー画像形成装置の
全体構成図である。
【符号の説明】
1,101…感光体ベルト             
 1A,101A…マーク2,3,102,103 …
回動ローラ        4,104…ガイド部材 6,106…帯電器                
    7,107…露光部8,108…現像器   
                 23、123…マ
ークセンサ 25,125…ロッドレンズアレイ        2
6,126…LEDアレイ 41…全体制御部                 
   42…露光制御部43…画像メモリ      
              44…発振器45…N倍
分周器                    46
…LEDアレイ制御回路 47…LEDアレイ駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルト状感光体上にLEDアレイ等のアレ
    イ状露光用光源を用いて1ライン分の露光を一定周期で
    多数回行い、該ベルト状感光体の移動に伴う副走査によ
    って、該ベルト状感光体上に2次元の潜像を形成し、現
    像して得られる色の異なるトナー画像を該ベルト状感光
    体上に複数回重ねて多色のカラー画像を得るようにした
    カラー画像形成装置において、前記ベルト状感光体の一
    箇所に設けたマークと、所定位置に設けた前記マークを
    検出するマーク検出手段と、該マーク検出手段が各色の
    露光毎に前記マークを検出したマーク検出信号より、前
    記露光の開始タイミングを制御する露光制御部とを備え
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記露光制御部は、前記露光の周期の1/
    Nの周期を有するクロックパルスを発生する発振器と、
    該クロックパルスをN倍の周期に分周するN倍分周器と
    を備え、該N倍分周器を前記マーク検出信号によってリ
    セットして露光開始タイミングを制御することを特徴と
    する請求項1のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記カラー画像形成装置は、前記ベルト状
    感光体の周縁に複数組の画像形成手段及びマーク検出手
    段を設け、該ベルト状感光体の1回転中に複数のトナー
    画像を該ベルト状感光体上に重ね合わせてカラー画像を
    形成することを特徴とする請求項1のカラー画像形成装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5799235A (en) * 1994-01-20 1998-08-25 Hitachi, Ltd. Electrophotographic apparatus having an intermediate transfer device and registration controlling methods therefor
EP0903242A2 (en) 1997-08-27 1999-03-24 Nec Corporation Image forming device using photoconductor belt and LED array
JP2009008798A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US9331772B2 (en) 2009-11-13 2016-05-03 Koninklijke Philips N.V. Quick re-connect diversity radio system for communicating patient data out of a shielded MR room

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