JPH04274467A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH04274467A
JPH04274467A JP3036221A JP3622191A JPH04274467A JP H04274467 A JPH04274467 A JP H04274467A JP 3036221 A JP3036221 A JP 3036221A JP 3622191 A JP3622191 A JP 3622191A JP H04274467 A JPH04274467 A JP H04274467A
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JP
Japan
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image
belt
photoreceptor
timing
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP3036221A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yagi
八木 道生
Masaru Nagai
優 永井
Takashi Tsutsumi
堤   敬
Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Satoru Haneda
哲 羽根田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH04274467A publication Critical patent/JPH04274467A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームを用いた
光書込み装置によってベルト状感光体上に潜像形成を行
うカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。例えば特開昭6
1−100770 号公報に開示されているように、像
担持体たる感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた
潜像形成と現像を行い、現像の都度転写ドラム上に転写
して転写ドラム上に多色像を形成したのち、記録紙上に
転写してカラーコピーを得る方法がある。この方法によ
る装置は、感光体ドラムの他に1枚分の画像をその周面
上に転写できる大きさをもった転写ドラムを設ける必要
があり、装置が大型でかつ複雑な構造となることは避け
られない。
【0003】また例えば特開昭61−149972 号
公報に開示されているように、感光体ドラム上に原稿像
の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度
転写材上に転写して多色のカラーコピーを得る方法であ
る。この方法にあっては多色の画像を精度よく重ねるこ
とは困難で、良質のカラーコピーを得ることはできない
【0004】また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に
応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰り返し
、感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写し
てカラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の基
本プロセスは本出願人による特開昭60−75850号
、同60−76766号、同60−95456号、同6
0−95458号、同60−158475号公報等によ
って開示されている。
【0005】このような重ね合わせによってカラー画像
を得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体
ドラムの周縁に色の異なったカラートナーを収納した複
数の現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複
数回回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー
画像を得るようにしている。
【0006】また像形成体については、上記に説明した
ようにドラム周面に光導電体を塗布あるいは蒸着した感
光体ドラムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗
布あるいは装着したベルト状感光体も提案されている。 ベルト状感光体(以後感光体ベルトともいう)は駆動ロ
ーラを含む回動ローラ間に張架することで形状が決まる
ので、空間を有効に利用してコンパクトな形状としたカ
ラー画像形成装置を構成する場合には有効である。また
感光体ベルトは小さな曲率に沿って走行することができ
るので、小径の回動ローラを用いこの曲率部分を利用し
て転写材の分離を行うことで転写材の分離不良等を防止
することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ベルト状感光体を用い
る技術について本願発明者がさらに検討した結果、以下
の問題点が明らかとなった。
【0008】(1)多色画像を形成するためにレーザビ
ームを用いた光書込み装置によって多重書込みする場合
(感光体上に各色の像を重ね合わせて書込む場合)等に
おいて、ベルト状感光体の横方向の位置ずれ(寄り)に
より書込み位置のずれが生じ、主走査方向(書込みビー
ムのライン走査方向)の色ずれや解像度の低下等が生じ
ることがある。これは、ベルトを別体のローラで駆動す
るために、滑り等によって相対的な位置ずれが生じ易い
ためである。
【0009】(2)上述の問題点を解決するためには機
械的な精度を向上させることが必要であるが、これのみ
で十分な対策とするのは困難であり、高精度部品を使用
することによるコストアップも問題となり、機械的な対
策だけでは限界がある。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、多重書込みを行う際、感光体
の主走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく書込
み位置のずれを精度良く防止し、主走査方向の色ずれや
解像度の低下を防止し、ベルト状感光体の有感部に不必
要な書込みを行わないようにすることにある。また、他
の目的は、装置の複雑化を極力抑制しつつ上述の目的を
達成するようにしたカラー画像形成装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベルト状感
光体上にレーザビームを用いた光書込み装置によって主
走査を行い、該ベルト状感光体の移動に伴う副走査によ
って、該ベルト状感光体上に潜像を形成し、現像して得
られるトナー画像を該ベルト状感光体上に複数回重ねて
多色のカラー画像を得るようにしたカラー画像形成装置
において、前記ベルト状感光体の主走査方向における位
置を光検出する感光体位置検出手段を設け、該感光体位
置検出手段が書き込み光の検出を行って検出したタイミ
ングを基準にして、書込み光源の消灯と点灯並びに画像
書込みの開始と終了等のタイミングを制御し、このタイ
ミング決定用のクロックパルスの周波数は、画素の大き
さを決定するドットクロックパルスの周波数の2倍以上
とすることを特徴とするカラー画像形成装置によって達
成される。
【0012】なおかかる画像形成装置において、前記タ
イミング決定用のクロックパルスには、前記ドットクロ
ックパルスを含み該ドットクロックパルスの1/N 周
期ずつ位相のずれたN種類のクロックパルスを使用する
ことすることも好ましい態様として挙げられる。
【0013】
【実施例】本発明は、ベルト状感光体の位置ずれを検出
し、この検出結果に基づいて、位置ずれに対応させて光
書込み位置を補正するとともにベルト状感光体の有感部
(トナー付着可能部)に不必要な書込みを行うことがな
いようなレーザビームを用いた光書込み装置の制御を行
うカラー画像形成装置であるが、光書込み装置の制御は
(A)ベルト状感光体の複数回の回転によってトナー像
を重ね合わせるカラー画像形成装置についても、(B)
ベルト状感光体の1回転中にトナー像を重ね合わせてカ
ラー画像を形成するカラー画像形成装置についても適用
されるものであるので、以下の実施例について説明を行
う。
【0014】(実施例1)実施例1として図1に示すの
はベルト状感光体の複数回の回転によってトナー像を重
ね合わす方式によるカラー画像形成装置である。
【0015】図1において、1は光導電体を塗布あるい
は蒸着した可撓性のベルト状感光体である感光体ベルト
で、該感光体ベルト1は回動ローラ2および3の間に架
設されていて回動ローラ2の駆動により時計方向に搬送
される。
【0016】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1は
テンションローラ5の作用によって緊張状態とされるこ
とによりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦させる。
【0017】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザビームを用いた光書込み装置、
8ないし11はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数
の現像手段たる現像器であって、これ等の像形成手段は
感光体ベルト1の前記ガイド部材4に接する部分に配設
される。
【0018】前記各現像器8,9,10,11 は例え
ばイエロー,マゼンタ,シアン,黒色 の各現像剤をそ
れぞれ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙
を保つ各現像スリーブ8A,9A,10A,11A を
備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触の反転現像法に
より顕像化する機能を有している。この非接触現像は接
触現像と異なり、感光体ベルトの移動を妨げない長所を
有する。
【0019】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13A とトナー搬
送ローラ13B は画像形成中には感光体ベルト1の表
面より離間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング
時のみ図示のように感光体ベルト1の表面に圧接される
【0020】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0021】即ち、前記カラー画像形成装置とは別体の
画像読取装置から出力される色信号が前記光書込み装置
7に入力されると、光書込み装置7においては図示しな
い書込み光源である半導体レーザ7Aで発生されたレー
ザビームはコリメータレンズ及びシリンドリカルレンズ
を通過し、駆動モータにより回転されるポリゴンミラー
7Cにより回転走査され、fθレンズ7Dとシリンドリ
カルレンズ7Eを経てその間2個のミラー7Fにより光
路を曲げられて、予め帯電手段たるスコロトロンの帯電
器6によって一様な電荷を付与された感光体ベルト1の
周面上に投射され主走査がなされて輝線を形成する。
【0022】レーザ走査は後に説明するようにして制御
がなされ走査がなされる。第1の色信号により変調され
たビームが前記感光体ベルト1の周面上を走査する。従
ってレーザビームによる主走査と感光体ベルト1の搬送
による副走査により感光体ベルト1の周面上に第1の色
に対応する潜像が形成されて行く。この潜像は現像手段
の内イエロー(Y)のトナー(顕像媒体)の装填された
現像器8により現像されて、ベルト表面にトナー像が形
成される。得られたトナー像はベルト面に保持されたま
ま感光体ベルト1の周面より引き離されている清掃手段
たるクリーニング装置13の下を通過し、次の画像形成
サイクルに入る。
【0023】即ち、前記感光体ベルト1は前記帯電器6
により再び帯電され、次いで信号処理部から出力された
第2の色信号が前記光書込み装置7に入力され、前述し
た第1の色信号の場合と同様にしてベルト表面への書込
みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマ
ゼンタ(M)のトナーを装填した現像器9によって現像
される。
【0024】このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形
成されている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下
に形成される。
【0025】10はシアン(C)のトナーを有する現像
器で、信号処理部で発生される制御信号に基づいてベル
ト表面にシアン(C)のトナー像を形成する。
【0026】さらに11は黒色のトナーを有する現像器
であって、同様の処理によりベルト表面に黒色のトナー
像を重ね合わせて形成する。これ等各現像器8,9,1
0及び11の各スリーブには直流あるいはさらに交流の
バイアスが印加され、顕像手段である2成分現像剤によ
る非接触現像が行われ、基体が接地された感光体ベルト
1には非接触で現像が行われるようになっている。
【0027】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部においてトナーと逆
極性の高電圧が印加されて、給紙カセット14より給紙
ガイド15を経て送られてきた転写材に転写される。
【0028】即ち、給紙カセット14に収容された転写
材は、給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬
出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1上
の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給さ
れる。
【0029】画像の転写を受けた転写材は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して上方に向かい、定着ローラ18によって
画像を溶着したのち排紙ローラ19を経てトレイ20上
に排出される。
【0030】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1は,さらに搬送を続けてブレード13A とトナー
搬送ローラ13B を圧接状態とした前記クリーニング
装置13において残留したトナーの除去を行いその終了
をまって再び前記ブレード13A を引き離し、それよ
り少し後にトナー搬送ローラ13B を引き離し新たな
画像形成のプロセスに入る。
【0031】第1実施例に示したかかる画像形成装置で
、本発明は光書込み装置7によって光走査を行う書込み
光を、従来一般に用いられていたインデックスセンサに
代えて、感光体ベルト1の端部裏側(感光体を挟んで書
込み光源と反対側)に設けた感光体位置検出手段である
感光体位置検出センサFS1 に照射し、その照射光が
感光体ベルト1に遮られて感光体位置検出センサFS1
 がONからOFF 、またはOFF からONに切換
わるタイミングから感光体の駆動ローラ軸方向の移動で
あるところの寄りを検出して、画像信号の書込みタイミ
ングを補正するもので、これにより感光体ベルト1が回
転し潜像形成を行う過程で寄るようなことがあっても、
主走査方向の色ずれを防止するようにしたものである。
【0032】なお感光体ベルト1の端部裏側に設ける感
光体位置検出センサFS1 は、フォトダイオード等で
あって、主走査を行う書込み光の初期位置近傍に設けた
際はONからOFF への切換わるタイミングを基準と
し、また終末位置近傍に設けた際はOFFからONへの
切換わるタイミングを基準として書込みタイミングを制
御し補正する。
【0033】なお本実施例では感光体ベルトの端部によ
ってベルトの寄りの検出を行ったが、ベルト端部だけで
なく例えば感光体面上に基準となる反射型または透過型
の基準マークを設けてこの基準マークに書込み光を照射
して、基準マークからの反射もしくは透過した光を光セ
ンサによって検知し、ON又はOFF への切換えに基
づいて書込みタイミングを制御することもできる。
【0034】図3は感光体位置検出センサFS1 から
のON,OFF情報に基づいて光書込み装置7の発光部
である半導体レーザ7Aの制御を行う回路図の1例を示
したもので、図3に示した実施例では、感光体位置検出
センサFS1 は、書込み光の初期位置近傍の感光体ベ
ルト1の端部裏面位置に設けられているので、OFF 
タイミングの検出がなされる。図2はかかる回路によっ
て制御された光書込み装置7による光書込みのタイミン
グチャートを示している。
【0035】この回路では特にOFF タイミング検出
のために使用するクロックパルス(以下クロックという
)を、画素の大きさを決定するドットクロックパルス(
以下ドットクロックという)の周波数(fs )のN倍
の周波数(4fs )にしてある。通常の装置において
はドットクロックが共用して使用されるのでタイミング
検出精度は最悪の場合ほぼドットクロックの1周期に近
い誤差を伴うことになり、主走査方向の色ずれは最大1
画素分になる。図3に示した回路ではN=4とした場合
を示していて、クロックの周波数をドットクロックの周
波数の4倍にしたので検出誤差を1/4 とすることが
でき、主走査方向の色ずれを1/4画素以下に抑えるこ
とができる。
【0036】この回路は、光書込み全体の制御を行う全
体制御部S1からの指令と、センサOFF タイミング
検出部S3よりの情報によって、色信号である画像信号
をメモリした画像メモリS2から出力し、パルス幅変調
器(PWM)S4によってパルス幅変調され、レーザド
ライバS5によって半導体レーザ7Aの出力を制御する
ものである。全体制御部S1よりの副走査方向有効画像
範囲を示す信号によって半導体レーザ7Aは発光し、す
でに回転しているポリゴンミラー7Cによって反射して
主走査がなされるが、走査光が感光体ベルト1の端部を
通過する時点(タイミングa)で、感光体寄り検出光セ
ンサFS1 からの信号を受けたセンサOFF タイミ
ング検出部S3はOFF 信号を検出する。このOFF
 信号は微分器S14、カウンタS6及びデコーダS8
を経て、タイミングaより一定時間Pを経過したタイミ
ングbに画像書込みの開始信号が出力される。また前記
のOFF 信号はカウンタS6とデコーダS9を経て、
タイミングaより書込み走査時間より若干短い一定時間
Rを経過したタイミングdに半導体レーザ7Aの発光信
号が出力される。上記微分器S14のクロックとしては
N倍クロック生成部S16からドットクロックの4倍の
周波数(4fs)を有するクロックが供給されている。 このクロックはまたN倍分周器S17を経て周波数fs
 のドットクロックとなりカウンタS6、微分器S13
、カウンタS10、画像メモリ部S2等に出力されてい
る。N倍分周器S17のRESETには微分器S14よ
りのOFF信号が入力されているので上記タイミングa
の時点で位相が補正されて出力される。先のタイミング
bに出力された画像書込み開始信号はカウンタS10と
フリップフロップS12のSET に出力する。カウン
タS10ではデコーダS11を通してタイミングbより
一定時間Qを経過したタイミングcにフリップフロップ
S12のRESET に信号を出力し、フリップフロッ
プS12からは主走査方向画像有効範囲としてタイミン
グbからタイミングcまでの間(一定時間Q)がON信
号として出力される。このON信号はPWMS4によっ
て変調した画像信号と共にAND回路A1に入力する。
【0037】また微分器S13からの副走査方向書込開
始信号は、デコーダS9からのタイミングdとともにO
R回路O1に入力し、その出力はフリップフロップS1
5のSETに入力する。一方、微分器S14から出力す
るタイミングaにおける信号はフリップフロップS15
のRESETに入力し、フリップフロップS15からは
タイミングdからタイミングaまでONした波形の感光
体位置検出センサFS1 作動用の半導体レーザ7A点
灯信号がOR回路O2 に先のAND回路A1からの主
走査方向有効画像範囲の画像信号とともに入力する。O
R回路O2 からの出力は全体制御部S1よりの副走査
方向有効画像範囲を規制する信号とともにAND回路A
2に入力し、その出力はレーザドライバS5を介して半
導体レーザ71の点滅制御を行う。図2のタイミングチ
ャートにおいて(ii)光書込み装置点灯はこれを示し
たもので、かかる従来より簡単な回路による制御によっ
て多色トナー画像の位置ずれを精度良く確実に防止する
こととなる。
【0038】なお図3に示す回路図では一定時間P,Q
,Rが経過したタイミングb,c,dを生成するのにカ
ウンタS6,S10,を用いたが、これらカウンタを共
用することが可能である。
【0039】図4は本発明の光書込み装置7の制御を行
う他の回路図で、図3に示した回路図でN倍クロック生
成部S16とN倍分周器S17を廃止し、上記タイミン
グb、c、dを決定するためのクロックを、ドットクロ
ックを含むドットクロックの1/N周期ずつずらしたN
種類のクロックを使用する回路構成でN=4の場合を示
したものである。図4でS18はD型のフリップフッロ
プ、S19はセレクタ、S20はクロック生成部、S2
1は入力信号であるクロックを1/4 周期分遅延させ
るディレイラインである。クロック生成部S20から出
力されるクロック1はディレイラインS21を1回通過
する毎に1/4 周期ずつずれて図5(a)に示すよう
なクロック1〜クロック4を生成する。フリップフッロ
プS18のD1,D2 にクロック1,クロック2が入
力され、セレクタS19のD1〜D4にはクロック1〜
クロック4が入力される。フリップフロップS18のC
LOCKにセンサOFF タイミング検出部S3 から
のOFF 信号が、例えば図5(a)に破線で示す時刻
(タイミングa)に入力されると、Q1 からはHレベ
ルQ2 からはLレベルの信号が出力される。この出力
はセレクタS19のM1,M2に入力される。セレクタ
S19は図5(b)に示す真理値表に従って動作するの
で、D2 即ちクロック2をタイミングaの時点よりド
ットクロックとして出力する。かかる方法によってタイ
ミングaから発するクロックの位相の誤差を、クロック
1種のみを用いる場合に比べ1/4に減少することがで
きる。その他の動作は図3に示す制御回路と同様である
から省略する。
【0040】(実施例2)実施例2に示すのは、ベルト
状感光体の1回転中に感光体上にトナー像を重ね合わせ
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置である。
【0041】図6において、感光体ベルト101 は回
動ローラ102 、103 の間に張架され、テンショ
ンローラ105 の作用によって固定したガイド部材1
04 に沿って移動する感光体ベルト101 の周縁部
には複数組(本実施例では4組)の帯電器・光書込み装
置・現像器、(106A,107A,108A),(1
06B,107B,108B),(106C,107C
,108C),(106D,107D,108D) が
順次配設されている。帯電器106A,106B,10
6C,106D は何れもスコロトロンの帯電器で、光
書込み装置107A,107B,107C,107D 
は何れも半導体レーザを光源としポリゴンミラーによっ
て回転走査するレーザ書込み装置である。また現像器1
08A,108B,108C,108D には異なる色
の現像剤、例えばイエロー(Y),マゼンタ(M),シ
アン(C)およびブラック(BK)の各色トナー(現像
剤)をそれぞれ収容していて、非接触の反転現像法によ
り顕像化する機能を有している。
【0042】このような構成を有するカラー画像形成装
置によるカラー画像形成のプロセスは次のようにして行
われる。即ち第1の色(イエロー)の画像信号による光
書込み装置107Bの半導体レーザの変調が開始され、
半導体レーザで発生されたレーザビームは、予め帯電器
106Aによって所定の電荷に一様帯電がなされた感光
体ベルト101 上に投射され主走査がなされて輝線を
形成する。感光体ベルト101 の搬送による副走査に
より一様帯電された感光体ベルト101 の表面上に第
1の色に対応する潜像が形成される。この潜像は、イエ
ロートナーを収容した現像器108Aにより現像されて
、感光体ベルト101 の表面上にイエロートナー像が
形成される。その後感光体ベルト101 は、その表面
上にイエロートナー像を保持したまま搬送され、引き続
き第2の色の画像形成に入る。
【0043】即ち、イエロートナー像が形成している感
光体ベルト101 は、前述した第1の色の画像信号の
場合と同様に、次の帯電器106Bの位置にまで搬送さ
れると再び帯電器106Bにより一様に帯電され、つい
で感光体ベルト101 の特定位置に対応して第2の色
の画像信号による光書込み装置107Bの半導体レーザ
の変調が開始され、半導体レーザで発生されたレーザビ
ームは感光体ベルト101 の周面上の投射され潜像が
形成される。潜像は第2の色としてマゼンタトナーを収
容した現像器108Bによって現像される。マゼンタト
ナー像は、すでに形成されているイエロートナー像の存
在下に形成される。
【0044】同様にして、第2の色であるマゼンタトナ
ー像が形成された感光体ベルト101はさらに搬送され
、上述の第2の色の画像信号の場合と同様に、引き続き
帯電器106Cにより一様帯電され、光書込み装置10
7Cにより潜像が形成され、第3の色としてシアントナ
ーを収容する現像器108Cで現像しシアントナー像が
形成される。シアントナー像が形成された感光体ベルト
101 はさらに搬送され、上述の第2,第3の色の画
像信号の場合と同様に、帯電器106Dにより一様帯電
され、光書込み装置107Dにより潜像が形成され、ブ
ラックトナーを収容する現像器108Dで現像しブラッ
クトナー像を重ね合わせて、カラートナー画像が感光体
ベルト101 の表面上に形成される。即ち、感光体ベ
ルト101 が1回転する間にカラートナー画像が形成
される。
【0045】上述の如く感光体ベルト101 の表面上
に形成されたカラートナー画像は、給紙カセット114
から給紙ローラ116により供給されタイミングローラ
117 により前記カラートナー画像とタイミングを合
わせた転写材上に転写される。転写器112 は、トナ
ーと逆極性の高電圧を印加して転写を行う。
【0046】かくして、カラートナー画像を転写された
転写材は、回動ローラ102 に沿って急激に方向変換
をする感光体ベルト101 より確実に分離され、定着
手段118 によってトナーを溶融固着された後、排紙
ローラ119 により装置本体から排紙される。
【0047】一方、転写材へカラートナー画像の転写を
終えた感光体ベルト101 はさらに時計方向に搬送さ
れて、クリーニングブレード113Aおよびクリーニン
グローラ113Bを圧接状態としたクリーニング手段1
13 によって残留したトナーの除去、清掃が行われる
。クリーニング終了後は、再び新たな画像形成のプロセ
スに入る。
【0048】ここで光書込み装置107A〜107Dは
、何れも半導体レーザを光源とし、半導体レーザから発
した光ビームをポリゴンミラー等によって走査する露光
方式であって、ポリゴンミラーについては共用すること
は可能であるが、各々は独立して発光制御がなされる。
【0049】独立して発光制御がなされる光書込み装置
107A〜107D は、それぞれ図3又は図4に示す
別個の露光制御部によって制御されるが、全体制御部S
1のみは共用とし、全体の光書込み装置を制御する全体
制御部S1からの出力によってそれぞれの光書込み装置
107A〜107Dの発光が制御される。全体制御部S
1からの副走査方向有効画像範囲を光書込み装置107
A, 107B…と感光体ベルト上の画像開始位置が各
光書込み装置間を移動するのに要する時間だけ順次ずら
して出力することによって、副走査方向の色ずれを防止
すると共に、実施例1と同様な画像データ書込みタイミ
ング補正を各色の画像書込み手段に施すことにより主走
査方向の色ずれを防止した画像形成装置が提供されるこ
ととなる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果が得られる。
【0051】(1)ベルト状感光体を用いたカラー画像
形成装置においても、書込み位置の自動補正機構を設け
ることにより、カラー画像の多重書込みを行う際、感光
体の主走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく、
書込みの位置のずれを防止でき、主走査方向の色ずれや
解像度の低下を確実に防止できる。
【0052】(2)書込み位置のタイミングを決定する
ためのクロックパルスを、ドットクロックパルスの周波
数のN倍としたもの、又はドットクロックパルスと、そ
の周期の1/N ずつずれたN種類のクロックパルスを
用いるようにしたので、上記位置ずれの誤差を1/Nに
小さくすることができる。
【0053】(3)感光体位置検出用光源として、画像
書込み用のレーザ光源を流用することにより、新たにフ
ォトダイオード等の受光素子を追加するだけで,多重書
込み時の書込み位置ずれを確実に防止できる。従来のイ
ンデックスセンサを用いる方式と比較して部品点数が増
加することがない。
【0054】(4)感光体の有感部(トナー付着可能部
)に不必要な書込みを行うことがないので、画像範囲外
への露光現像防止手段を省略できる。
【0055】(5)機械的精度を極端に向上させる必要
がないため、装置コストの上昇を抑制でき、装置を小型
化することができる。
【0056】(6)複数組の光書込み装置を使用する場
合、各光書込み装置の位置を厳しく規制することなく主
走査方向の色ずれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すカラー画像形成装
置の全体構成図である。
【図2】本発明の光書込み装置による光書込みのタイミ
ングチャートを示した図である。
【図3】本発明の光書込み装置の制御を行う回路図の1
例を示したものである。
【図4】本発明の光書込み装置の制御を行う他の回路図
を示したものである。
【図5】図4のクロック1〜クロック4の位相を示す波
形図及びセレクタS19の動作時の真理値表を示す図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施例を示すカラー画像形成装
置の全体構成図である。
【符号の説明】
1,101…感光体ベルト             
 2,3,102,103 …回動ローラ 4,104…ガイド部材              
  6,106…帯電器7,107…光書込み装置  
            7A…半導体レーザ7B…コ
リメータレンズ              7C…ポ
リゴンミラー 7D…fθレンズ                 
   7E…シリンドリカルレンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベルト状感光体上にレーザビームを用
    いた光書込み装置によって主走査を行い、該ベルト状感
    光体の移動に伴う副走査によって、該ベルト状感光体上
    に潜像を形成し、現像して得られるトナー画像を該ベル
    ト状感光体上に複数回重ねて多色のカラー画像を得るよ
    うにしたカラー画像形成装置において、前記ベルト状感
    光体の主走査方向における位置を光検出する感光体位置
    検出手段を設け、該感光体位置検出手段が書込み光の検
    出を行って検出したタイミングを基準にして、書込み光
    源の消灯と点灯並びに画像書込みの開始と終了等のタイ
    ミングを制御し、このタイミング決定用のクロックパル
    スの周波数は、画素の大きさを決定するドットクロック
    パルスの周波数の2倍以上とすることを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  2. 【請求項2】  前記タイミング決定用のクロックパル
    スには、前記ドットクロックパルスを含み該ドットクロ
    ックパルスの1/N 周期ずつ位相のずれたN種類のク
    ロックパルスを使用することを特徴とする請求項1のカ
    ラー画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5838465A (en) * 1994-12-02 1998-11-17 Hitachi, Ltd. Color compensating method of color image and color image generating apparatus
US6195108B1 (en) 1998-07-17 2001-02-27 Nec Corporation Image formation method for forming electrostatic latent image on photosensitive belt with laser beam and image formation apparatus of the same
US6256054B1 (en) 1998-11-06 2001-07-03 Nec Corporation Photo receptor belt edge detection apparatus

Cited By (3)

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