JPH04251874A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH04251874A
JPH04251874A JP3008619A JP861991A JPH04251874A JP H04251874 A JPH04251874 A JP H04251874A JP 3008619 A JP3008619 A JP 3008619A JP 861991 A JP861991 A JP 861991A JP H04251874 A JPH04251874 A JP H04251874A
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JP
Japan
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image
belt
timing
writing
photoreceptor
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Pending
Application number
JP3008619A
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English (en)
Inventor
Michio Yagi
八木 道生
Masaru Nagai
優 永井
Takashi Tsutsumi
堤   敬
Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Satoru Haneda
羽根田 哲
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームを用いた
光書込み装置によってベルト状感光体上に潜像形成を行
うカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。例えば特開昭6
1−100770号公報に開示されているように、像担
持体たる感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜
像形成と現像を行い、現像の都度転写ドラム上に転写し
て転写ドラム上に多色像を形成したのち、記録紙上に転
写してカラーコピーを得る方法がある。この方法による
装置は、感光体ドラムの他に1枚分の画像をその周面上
に転写できる大きさをもった転写ドラムを設ける必要が
あり、装置が大型でかつ複雑な構造となることは避けら
れない。
【0003】また例えば特開昭61−149972号公
報に開示されているように、感光体ドラム上に原稿像の
分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度転
写材上に転写して多色のカラーコピーを得る方法である
。この方法にあっては多色の画像を精度よく重ねること
は困難で、良質のカラーコピーを得ることはできない。
【0004】また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に
応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰り返し
、感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写し
てカラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の基
本プロセスは本出願人による特開昭60−75850号
、同60−76766号、同60−95456号、同6
0−95458号、同60−158475号公報等によ
って開示されている。
【0005】このような重ね合わせによってカラー画像
を得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体
ドラムの周縁に色の異なったカラートナーを収納した複
数の現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複
数回回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー
画像を得るようにしている。
【0006】また像形成体については、上記に説明した
ようにドラム周面に光導電体を塗布あるいは蒸着した感
光体ドラムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗
布あるいは装着したベルト状感光体も提案されている。 ベルト状感光体(以後感光体ベルトともいう)は駆動ロ
ーラを含む回動ローラ間に張架することで形状が決まる
ので、空間を有効に利用してコンパクトの形状としたカ
ラー画像形成装置を構成する場合には有効である。また
感光体ベルトは小さな曲率に沿って走行することができ
るので、小径の回動ローラを用いこの曲率部分を利用し
て転写材の分離を行うことで転写材の分離不良等を防止
することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ベルト状感光体を用い
る技術について本願発明者がさらに検討した結果、以下
の問題点が明らかとなった。
【0008】(1)多色画像を形成するためにレーザビ
ームを用いた光書込み装置によって多重書込みする場合
(感光体上に各色の像を重ね合わせて書込む場合)等に
おいて、ベルト状感光体の横方向の位置ずれ(寄り)に
より書込み位置のずれが生じ、主走査方向(書込みビー
ムのライン走査方向)の色ずれや解像度の低下等が生じ
ることがある。これは、ベルトを別体のローラで駆動す
るために、すべり等によって相対的な位置ずれが生じ易
いためである。
【0009】(2)上述の問題点を解決するためには機
械的な精度を向上させることが必要であるが、これのみ
で十分な対策とするのは困難であり、高精度部品を使用
することによるコストアップも問題となり、機械的な対
策だけでは限界がある。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、多重書込みを行う際、感光体
の主走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく書込
み位置のずれを防止し、主走査方向の色ずれや解像度の
低下を防止し、ベルト状感光体の有感部に不必要な書込
みを行わないようにすることにある。また、他の目的は
、装置の複雑化を極力抑制しつつ上述の目的を達成する
ようにしたカラー画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベルト状感
光体上にレーザビームを用いた光書込み装置によって主
走査を行い、該ベルト状感光体の移動に伴う副走査によ
って、該ベルト状感光体上に潜像を形成し、現像して得
られるトナー画像を該ベルト状感光体上に複数回重ねて
多色のカラー画像を得るようにしたカラー画像形成装置
において、前記ベルト状感光体の主走査方向における位
置を光検出する感光体位置検出手段を設け、該感光体位
置検出手段が書込み光の検出を行ってONからOFF、
またはOFFからONに変化するタイミングaを検出し
て位置検出を行い、該光書込み装置の書込み光源を消灯
し、タイミングaより一定時間経過後のタイミングbで
画像書込みを開始し、タイミングaまたはタイミングb
より一定時間経過後のタイミングcで画像書込みを終了
し、更にタイミングaより書込み走査時間より若干短い
一定時間経過後のタイミングdで該書込み光源を点灯す
ることを特徴とするカラー画像形成装置によって達成さ
れる。
【0012】なおかかるカラー画像形成装置において、
前記タイミングb,c,dを生成するためにカウンタを
使用し、少なくとも該カウンタの何れかは共用すること
が好ましい態様として挙げられる。
【0013】
【実施例】本発明は、ベルト状感光体の位置ずれを検出
し、この検出結果に基づいて、位置ずれに対応させて光
書込み位置を補正するとともにベルト状感光体の有感部
(トナー付着可能部)に不必要な書込みを行うことがな
いようなレーザビームを用いた光書込み装置の制御を行
うカラー画像形成装置であるが、光書込み装置の制御は
(A)ベルト状感光体の複数回の回転によってトナー像
を重ね合わせるカラー画像形成装置についても、(B)
ベルト状感光体の1回転中にトナー像を重ね合わせてカ
ラー画像を形成するカラー画像形成装置についても適用
されるものであるので、以下の実施例について説明を行
う。
【0014】(実施例1)実施例1に示すのはベルト状
感光体の複数回の回転によってトナー像を重ね合わす方
式によるカラー画像形成装置である。
【0015】図1において、1は光導電体を塗布あるい
は蒸着した可撓性の感光体ベルトで、該感光体ベルト1
は回動ローラ2および3の間に架設されていて回動ロー
ラ2の駆動により時計方向に搬送される。
【0016】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1は
テンションローラ5の作用によって緊張状態とされるこ
とによりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦させる。
【0017】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザビームを用いた光書込み装置、
8ないし11はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数
の現像手段たる現像器であって、これ等の像形成手段は
感光体ベルト1の前記ガイド部材4に接する部分に配設
される。
【0018】前記各現像器8,9,10,11は例えば
イエロー,マゼンタ,シアン,黒色の各現像剤をそれぞ
れ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙を保
つ各現像スリーブ8A,9A,10A,11Aを備え、
感光体ベルト1上の潜像を非接触の反転現像法により顕
像化する機能を有している。この非接触現像は接触現像
と異なり、感光体ベルトの移動を妨げない長所を有する
【0019】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13Aとトナー搬送
ローラ13Bは画像形成中には感光体ベルト1の表面よ
り離間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング時の
み図示の如く感光体ベルト1の表面に圧接される。
【0020】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0021】すなわち前記プリンタとは別体の画像読取
装置から出力される色信号が前記レーザ書込み系ユニッ
ト7に入力されると、レーザ書込み系ユニット7におい
ては図示しない半導体レーザ7Aで発生されたレーザビ
ームはコリメータレンズ7Bを通過し、駆動モータによ
り回転されるポリゴンミラー7Cにより回転走査され、
fθレンズ7Dとシリンドリカルレンズ7Eを経てその
間ミラー7Fにより光路を曲げられて、予め帯電手段た
るスコロトロンの帯電器6によって一様な電荷を付与さ
れた感光体ベルト1の周面上に投射され主走査がなされ
て輝線を形成する。レーザ走査は後に説明するようにし
て制御がなされ走査がなされる。第1の色信号により変
調されたビームが前記感光体ベルト1の周面上を走査す
る。従ってレーザビームによる主走査と感光体ベルト1
の搬送による副走査により感光体ベルト1の周面上に第
1の色に対応する潜像が形成されて行く。この潜像は現
像手段の内イエロー(Y)のトナー(顕像媒体)の装填
された現像器8により現像されて、ベルト表面にトナー
像が形成される。得られたトナー像はベルト面に保持さ
れたまま感光体ベルト1の周面より引き離されている清
掃手段たるクリーニング装置13の下を通過し、つぎの
コピーサイクルに入る。
【0022】すなわち、前記感光体ベルト1は前記帯電
器6により再び帯電され、次いで信号処理部から出力さ
れた第2の色信号が前記書込み系ユニット7に入力され
、前述した第1の色信号の場合と同様にしてベルト表面
への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の色
としてマゼンタ(M)のトナーを装填した現像器9によ
って現像される。
【0023】このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形
成されている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下
に形成される。
【0024】10はシアン(C)のトナーを有する現像
器で、信号処理部で発生される制御信号に基づいてベル
ト表面にシアン(C)のトナー像を形成する。
【0025】さらに11は黒色のトナーを有する現像器
であって、同様の処理によりベルト表面に黒色のトナー
像を重ね合わせて形成する。これ等各現像器8,9,1
0および11の各スリーブには直流あるいはさらに交流
のバイアスが印加され、顕像手段である2成分現像剤に
よる非接触現像が行われ、基体が接地された感光体ベル
ト1には非接触で現像が行われるようになっている。
【0026】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部においてトナーと逆
極性の高電圧が印加されて、給紙カセット14より給紙
ガイド15を経て送られてきた転写材に転写される。
【0027】すなわち、給紙カセット14に収容された
転写材は給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が
搬出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1
上の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給
される。
【0028】画像の転写を受けた転写材は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して上方に向かい、定着ローラ18によって
画像を溶着したのち排紙ローラ19を経てトレイ20上
に排出される。
【0029】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに搬送を続けてブレード13Aとトナー搬送
ローラ13Bを圧接状態とした前記クリーニング装置1
3において残留したトナーの除去を行いその終了をまっ
て再び前記ブレード13Aを引き離し、それより少し後
にトナー搬送ローラ13Bを引き離し新たな画像形成の
プロセスに入る。
【0030】第1実施例に示したかかる画像形成装置で
、本発明は光書込み装置7によって光走査を行う書込み
光を従来一般に用いられていたインデックスセンサに代
えて、感光体ベルト1の端部裏側(感光体を挟んで書込
み光源と反対側)に設けた感光体位置検出センサFS1
に照射し、その照射光が感光体ベルト1に遮られて感光
体位置検出センサFS1がONからOFF、またはOF
FからONに切換わるタイミングから感光体の駆動ロー
ラ軸方向の移動であるところの寄りを検出して、画像デ
ータの書込みタイミングを補正するもので、之により感
光体ベルト1が回転し潜像形成を行う過程で寄るような
ことがあっても、主走査方向の色ずれを防止するように
したものである。
【0031】なお感光体ベルト1の端部裏側に設ける感
光体位置検出センサFS1は、フォトダイオード等であ
って、主走査を行う書込み光の初期位置近傍に設けた際
はONからOFFへの切換わるタイミングを基準とし、
また終末位置近傍に設けた際はOFFからONへの切換
わるタイミングを基準として書込みタイミングを制御し
補正する。 なお本実施例では感光体ベルトの端部によってベルトの
寄りの検出を行ったが、ベルト端部だけでなく例えば感
光体面上に基準となる反射型または透過型の基準マーク
を設けてこの基準マークに書込み光を照射して、基準マ
ークに反射もしくは透過した光を光センサによって検知
し、ON又はOFFへの切換に基づいて書込みタイミン
グを制御することもできる。
【0032】図3は感光体位置検出センサFS1からの
ON,OFF情報に基づいて光書込み装置7の発光部で
ある半導体レーザ7Aの制御を行う回路図の1例を示し
たもので、図3に示した実施例では、感光体位置検出セ
ンサFS1は、書込み光の初期位置近傍の感光体ベルト
1の端部裏面位置に設けられているので、OFFタイミ
ングの検出がなされる。図2はかかる回路によって制御
された光書込み装置7による光書込みのタイミングチャ
ートを示している。
【0033】この回路は、光書込み全体の制御を行う全
体制御部S1からの指令と、センサOFFタイミング検
出部S3よりの情報によって、画像データを画像メモリ
S2から出力し、パルス幅変調器S4によってパルス幅
変調し、ドライバS5によって半導体レーザ7Aに出力
制御するものである。全体制御部S1よりの副走査方向
有効画像範囲を示す信号によって半導体レーザ7Aは発
光し、すでに回転しているポリゴンミラー7Cによって
反射して主走査がなされるが、走査光が感光体ベルト1
の端部を通過する時点(タイミングa)で、センサOF
Fタイミング検出部S3はOFF信号を検出する。この
OFF信号はカウンタS6とデコーダS8を経て、タイ
ミングaより一定時間Pを経過したタイミングbに画像
書込みの開始信号が出力される。また前記のOFF信号
はカウンタS7とデコーダS9を経て、タイミングaよ
り書込み走査時間より若干短い一定時間Rを経過したタ
イミングdに半導体レーザ7Aの発光信号が出力される
。光のタイミングbに出力された画像書込み開始信号は
カウンタS10とフリップフロップS12のSETに出
力する。カウンタS10ではデコーダS11を通してタ
イミングbより一定時間Qを経過したタイミングcにフ
リップフロップS12のRESETに信号を出力し、フ
リップフロップS12からは主走査方向画像範囲として
タイミングbからタイミングcまでの間(一定時間Q)
がON信号として出力される。このON信号はPWMS
4によって変調した画像データと共にAND回路A1に
入力する。
【0034】また、微分器S13からの副走査方向書込
開始信号はデコーダS9からのタイミングdの出力とと
もにOR回路O1に入力し、その出力はフリップフロッ
プS15のSETに入力する。一方、微分器S14から
出力するタイミングaにおける信号はフリップフロップ
S15のRESETに入力し、フリップフロップS15
からはタイミングdからタイミングaまでONした波形
の感光体位置検出センサFS1作動用の半導体レーザ点
灯信号がOR回路02に先のAND回路A1からの主走
査方向有効画像範囲の画像データとともに入力する。O
R回路O2からの出力は全体制御部S1よりの副走査方
向有効画像範囲を規制する信号とともにAND回路A2
に入力し、その出力はドライバS5を介して半導体レー
ザ7Aの点滅制御を行う。図2のタイミングチャートに
おいて(ii)光書込み装置点灯は之を示したもので、
かかる従来より簡単な回路による制御によって多色トナ
ー画像の位置ずれを確実に防止することとなる。なお図
3に示す回路図では一定時間P,Q,Rが経過したタイ
ミングb,c,dを生成するのにカウンタS6,S11
,S7を用いたが、之等カウンタの何れかまたはその総
てを共用することが可能である。
【0035】図4は本発明の光書込み装置の制御を行う
他の回路図で、図3に示した回路図でタイミングb及び
dを生成するカウンタS6,S7を共用のカウンタS6
7としたものである。カウンタを共用することにより、
更に安価で簡単な回路構成とすることができる。
【0036】(実施例2)実施例2に示すのは、ベルト
状感光体の1回転中に感光体上にトナー像を重ね合わせ
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置である。
【0037】図5において、感光体ベルト101は回動
ローラ102,103の間に張架され、テンションロー
ラ105の作用によって固定したガイド部材104に沿
って移動する感光体ベルト101の周縁部には複数組(
本実施例では4組)の帯電器・光書込み系ユニット・現
像器、(106A,107A,108A),(106B
,107B,108B),(106C,107C,10
8C),(106D,107D,108D)が順次配設
されている。帯電器106A,106B,106C,1
06Dは何れもスコロトロンの帯電器で、光書込み系ユ
ニット107A,107B,107C,107Dは何れ
も半導体レーザを光源としポリゴンミラーによって回転
走査するレーザ書込み系ユニットである。また現像器1
08A,108B,108C,108Dには異なる色の
現像剤、例えばイエロー(Y),マゼンタ(M),シア
ン(C)およびブラック(BK)の各色トナー(現像剤
)をそれぞれ収容していて、非接触の反転現像法により
顕像化する機能を有している。
【0038】このような構成を有するカラー画像形成装
置によるカラー画像形成のプロセスは次のようにして行
われる。即ち第1の色(イエロー)の画像信号が、予め
帯電器106Aによって所定の電荷に一様帯電がなされ
た感光体ベルト101上に投射され主走査がなされて輝
線を形成する。感光体ベルト101の搬送による副走査
により一様帯電された感光体ベルト101の表面上に第
1の色に対応する潜像が形成される。この潜像は、イエ
ロートナーを収容した現像器108Aにより現像されて
、感光体ベルト101の表面上にイエロートナー像が形
成される。その後感光体ベルト101は、その表面上に
イエロートナー像を保持したまま搬送され、引き続き第
2の色の画像形成に入る。
【0039】すなわち、イエロートナー像が形成してい
る感光体ベルト101は、前述した第1の色の画像信号
の場合と同様に、次の帯電器106Bの位置にまで搬送
されると再び帯電器106Bにより一様に帯電され、つ
いで感光体ベルト101の特定位置に対応して第2の色
の画像信号によるレーザ書込み系ユニット107Bの半
導体レーザの変調が開始され、半導体レーザで発生され
たレーザビームは感光体ベルト101の周面上の投射さ
れ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼンタト
ナーを収容した現像器108Bによって現像される。マ
ゼンタトナー像は、すでに形成されているイエロートナ
ー像の存在下に形成される。
【0040】同様にして、第2の色であるマゼンタトナ
ー像が形成された感光体ベルト101はさらに搬送され
、上述の第2の色の画像信号の場合と同様に、引き続き
帯電器106Cにより一様帯電され、レーザ書込み系ユ
ニット107Cにより潜像が形成され、シアントナーを
収容する現像器108Cで現像しシアントナー像が形成
される。さらに第3の色であるシアントナー像が形成さ
れた感光体ベルト101はさらに搬送され、上述の第2
,第3の色の画像信号の場合と同様に、帯電器106D
により一様帯電され、レーザ書込み系ユニット107D
により潜像が形成され、ブラックトナーを収容する現像
器108Dで現像しブラックトナー像を重ね合わせて、
カラートナー画像が感光体ベルト101の表面上に形成
される。すなわち、感光体ベルト101が1回転する間
にカラートナー画像が形成される。
【0041】上述の如く感光体ベルト101の表面上に
形成されたカラートナー画像は、給紙カセット114か
ら給紙ローラ116により供給されタイミングローラ1
17により前記カラートナー画像とタイミングを合わせ
た転写材上に転写される。転写器112は、トナーと逆
極性の高電圧を印加して転写を行う。
【0042】かくして、カラートナー画像を転写された
転写材は、回動ローラ102に沿って急激に方向変換を
する感光体ベルト101より確実に分離され、定着手段
118によってトナーを溶融固着された後、排紙ローラ
119により装置本体から排紙される。
【0043】一方、転写材へカラートナー画像の転写を
終えた感光体ベルト101はさらに時計方向に搬送され
て、クリーニングブレード113Aおよびクリーニング
ローラ113Bを圧接状態としたクリーニング手段11
3によって残留したトナーの除去、清掃が行われる。ク
リーニング終了後は、再び新たな画像形成のプロセスに
入る。
【0044】ここで光書込み装置107A〜107Dは
、何れも半導体レーザを光源とし、半導体レーザから発
した光ビームをポリゴンミラー等によって走査する露光
方式であって、ポリゴンミラーについては共用すること
は可能であるが、各々は独立して制御がなされる。
【0045】独立して発光制御がなされる光書込み装置
107は、それぞれ図3又は図4に示す回路図によって
制御され、全体制御部S1のみは共用とし、全体の光書
込み装置を制御する全体制御部S1からの出力によって
それぞれの光書込み装置の発光が制御される。全体制御
部S1からの副走査方向有効画像範囲を光書込み装置1
07A,107B…と順次ずらして出力することによっ
て、副走査方向の色ずれを防止すると共に、実施例1と
同様な画像データ書込みタイミング補正を各色の画像書
込み手段に施すことにより主走査方向の色ずれを防止し
た画像形成装置が提供されることとなる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果が得られる。
【0047】(1)ベルト状感光体を用いたカラー画像
形成装置に於いても、書込み位置の自動補正機構を設け
ることにより、カラー画像の多重書込みを行う際、感光
体の主走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく、
書込みの位置のずれを防止でき、主走査方向の色ずれや
解像度の低下を確実に防止できる。
【0048】(2)感光体位置検出用光源として画像書
込み用のレーザ光源を流用することにより、新たにフォ
トダイオード等の受光素子を追加するだけで、多重書込
み時の書込み位置ずれを確実に防止できる。
【0049】従来のインデクスセンサを用いる方式と比
較して部品点数が増加することがない。
【0050】(3)感光体の有感部(トナー付着可能部
)に不必要な書込みを行うことがないので、画像範囲外
への露光現像防止手段が省略できる。
【0051】(4)機械的精度を極端に向上させる必要
がないため、装置コストの上昇を抑制でき、装置を小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すカラー画像形成装
置の全体構成図である。
【図2】本発明の光書込み装置による光書込みのタイミ
ングチャートを示した図である。
【図3】本発明の光書込み装置の制御を行う回路図の1
例を示したものである。
【図4】本発明の光書込み装置の制御を行う他の回路図
を示したものである。
【図5】本発明の第2の実施例を示すカラー画像形成装
置の全体構成図である。
【符号の説明】
1,101…感光体ベルト             
 2,3,102,103…回動ローラ 4,104…ガイド部材              
  6,106…帯電器7,107…光書込み装置  
            7A…半導体レーザ 7B…コリメータレンズ             7
C…ポリゴンミラー 7D…fθレンズ                 
  7E…シリンドリカルレンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベルト状感光体上にレーザビームを用
    いた光書込み装置によって主走査を行い、該ベルト状感
    光体の移動に伴う副走査によって、該ベルト状感光体上
    に潜像を形成し、現像して得られるトナー画像を該ベル
    ト状感光体上に複数回重ねて多色のカラー画像を得るよ
    うにしたカラー画像形成装置において、前記ベルト状感
    光体の主走査方向における位置を光検出する感光体位置
    検出手段を設け、該感光体位置検出手段が書込み光の検
    出を行ってONからOFF、またはOFFからONに変
    化するタイミングaを検出して位置検出を行い、該光書
    込み装置の書込み光源を消灯し、タイミングaより一定
    時間経過後のタイミングbで画像書込みを開始し、タイ
    ミングaまたはタイミングbより一定時間経過後のタイ
    ミングcで画像書込みを終了し、更にタイミングaより
    書込み走査時間より若干短い一定時間経過後のタイミン
    グdで該書込み光源を点灯することを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】  前記タイミングb,c,dを生成する
    ためにカウンタを使用し、少なくとも該カウンタの何れ
    かは共用することを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像形成装置。
JP3008619A 1991-01-28 1991-01-28 カラー画像形成装置 Pending JPH04251874A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6064499A (en) * 1997-08-01 2000-05-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Color registration adjusting method in image forming apparatus using an edge forming algorithm
US6256055B1 (en) 1998-05-08 2001-07-03 Nec Corporation Electrophotographic printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6064499A (en) * 1997-08-01 2000-05-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Color registration adjusting method in image forming apparatus using an edge forming algorithm
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