JPH04335666A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH04335666A
JPH04335666A JP3107331A JP10733191A JPH04335666A JP H04335666 A JPH04335666 A JP H04335666A JP 3107331 A JP3107331 A JP 3107331A JP 10733191 A JP10733191 A JP 10733191A JP H04335666 A JPH04335666 A JP H04335666A
Authority
JP
Japan
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belt
photoreceptor
color
image
exposure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3107331A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yagi
八木 道生
Masaru Nagai
優 永井
Takashi Tsutsumi
堤 敬
Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Satoru Haneda
羽根田 哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH04335666A publication Critical patent/JPH04335666A/ja
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームを用いた
光書込み装置によってベルト状感光体上に潜像形成を行
うカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。例えば特開昭6
1−100770号公報に開示されているように、像形
成体たる感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜
像形成と現像を行い、現像の都度転写ドラム上に転写し
て転写ドラム上に多色像を形成したのち、記録紙上に転
写してカラーコピーを得る方法がある。この方法による
装置は、感光体ドラムの他に1枚分の画像をその周面上
に転写できる大きさをもった転写ドラムを設ける必要が
あり、装置が大型でかつ複雑な構造となることは避けら
れない。
【0003】また例えば特開昭61−149972号公
報に開示されているように、感光体ドラム上に原稿像の
分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度転
写材上に転写して多色のカラーコピーを得る方法がある
。この方法にあっては多色の画像を精度よく重ねること
は困難で、良質のカラー画像を得ることはできない。
【0004】また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に
応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰返し、
感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写して
カラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の基本
プロセスは本出願人による特開昭60−75850号、
同60−76766号、同60−95456号、同60
−95458号、同60−158475号公報等によっ
て開示されている。
【0005】このような重ね合わせによってカラー画像
を得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体
ドラムの周縁に色の異なったカラートナーを収納した複
数の現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複
数回回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー
画像を得るようにしている。
【0006】また像形成体については、上記に説明した
ようにドラム周面に光導電体を塗布あるいは蒸着した感
光体ドラムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗
布あるいは蒸着したベルト状感光体も提案されている。 ベルト状感光体(以後感光体ベルトともいう)は駆動ロ
ーラを含む回動ローラ間に張架することで形状が決まる
ので、空間を有効に利用してコンパクトな形状としたカ
ラー画像形成装置を構成する場合には有効である。また
感光体ベルトは小さな曲率に沿って走行することができ
るので、小径の回動ローラを用いこの曲率部分を利用し
て転写材の分離を行うことで転写材の分離不良等を防止
することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ベルト状感光体を用い
る技術について本願発明者がさらに検討した結果、以下
の問題点が明らかとなった。
【0008】(1)多色画像を形成するためにレーザビ
ームを用いた光書込み装置によって多重書込みする場合
(感光体上に各色の像を重ね合わせて書込む場合)等に
おいて、ベルトを別体のローラで駆動するために滑り等
によって縦方向に相対的な位置ずれが生じ、ベルト状感
光体の移動(縦)方向に位置ずれが生じ、副走査方向の
色ずれや解像度の低下を生じる。
【0009】(2)上述の問題点を解決するためには機
械的な精度を向上させることが必要であるが、これのみ
で十分な対策とするのは困難であり、高精度部品を使用
することによるコストアップも問題となり、機械的な対
策だけでは限界がある。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、多重書込みを行う際、感光体
の副走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく書込
み位置のずれを精度良く防止し、副走査方向の色ずれや
解像度の低下を防止し、ベルト状感光体の有感部に不必
要な書込みを行わないようにすることにある。また、他
の目的は、装置の複雑化を極力抑制しつつ上述の目的を
達成するようにしたカラー画像形成装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベルト状感
光体上に露光ビームを回転多面鏡等によって反復走査さ
せたのち露光位置調整ミラーによって書込み位置に投射
して主走査を行い、該ベルト状感光体の移動に伴う副走
査によって、該ベルト状感光体上に潜像を形成し、現像
して得られる色の異なるトナー像を該ベルト状感光体上
に複数回重ねて多色のカラー画像を得るようにしたカラ
ー画像形成装置において、前記ベルト状感光体の一箇所
にマークを設け、該マークを検出するマーク検出手段を
所定位置に設け、各色の露光毎に該マーク検出手段が前
記マークを検出したタイミングを基準にして、前記露光
位置調整ミラーの角度又は位置を変更し、副走査方向の
露光位置を制御することを特徴とするカラー画像形成装
置によって達成される。
【0012】また、前記カラー画形成装置は、前記ベル
ト状感光体の周縁に複数組の画像形成手段及びマーク検
出手段を設け、該ベルト状感光体の1回転中に複数のト
ナー像を該ベルト状感光体上に前記露光位置調整ミラー
によって副走査方向の露光位置を調整して重ね合わせた
カラー画像を形成することを特徴とするカラー画像形成
装置も好ましい態様として挙げることができる。
【0013】
【実施例】本発明は、ベルト状感光体の縦方向の位置ず
れを検出し、この検出結果に基づいて、位置ずれに対応
させて光書込み位置を補正するとともにベルト状感光体
の有感部(トナー付着可能部)に不必要な書込みを行う
ことがないようなレーザビームを用いた光書込み装置の
制御を行うカラー画像形成装置であるが、光書込み装置
の制御は、(A)ベルト状感光体の複数回の回転によっ
てトナー像を重ね合わせるカラー画像形成装置について
も、(B)ベルト状感光体の1回転中にトナー像を重ね
合わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装置につ
いても適用されるものであるので、以下の実施例につい
て説明を行う。
【0014】(実施例1)実施例1として図1に示すの
はベルト状感光体の複数回の回転によってトナー像を重
ね合わす方式によるカラー画像形成装置である。
【0015】図1において、1は光導電体を塗布あるい
は蒸着した可撓性のベルト状像形成体である感光体ベル
トで、該感光体ベルト1は回動ローラ2および3の間に
架設されていて回動ローラ2の駆動により時計方向に搬
送される。1Aは感光体ベルト1の所定箇所に少なくも
特定範囲の反射率の高い塗料又は材質を用いて設けたマ
ークである。4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1は
テンションローラ5の作用によって緊張状態とされるこ
とによりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦させる。
【0016】6は帯電手段たるスコロトロン型の帯電器
、7は露光部24において露光ビームであるレーザビー
ムLによって書込み(露光)を行う露光手段たる光書込
み装置、8ないし11はそれぞれ特定色の現像剤を収容
した複数の現像手段たる現像器であって、これ等の画像
形成手段は感光体ベルト1の前記ガイド部材4に接する
部分に配設される。前記各現像器8,9,10,11は
例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒色の各現像剤を
それぞれ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間
隙を保つ各現像スリーブ8A,9A,10A,11Aを
備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触の反転現像法に
より顕像化する機能を有している。この非接触現像は接
触現像と異なり、感光体ベルトの移動を妨げない長所を
有する。
【0017】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13Aとトナー搬送
ローラ13Bは画像形成中には感光体ベルト1の表面よ
り離間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング時の
み図示のように感光体ベルト1の表面に圧接される。
【0018】23は例えば発光素子にLED等を、受光
素子にフォトトランジスタ等を用いた光学的なマーク検
出手段であるマークセンサである。マークセンサ23の
設置位置は図1に示す位置に限らずスペースのある所な
らばどこでもよい。
【0019】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0020】即ち、前記カラー画像形成装置とは別体の
画像読取装置から出力される色別の画像データが前記光
書込み装置7に入力されると、光書込み装置7において
は図示しない書込み光源であるレーザダイオードで発生
されたレーザビームLはコリメータレンズ及びシリンド
リカルレンズを通過し、駆動モータにより回転される回
転多面鏡74により回転走査され、fθレンズ75とシ
リンドリカルレンズ73を経てその間2個のミラー76
及び露光位置調整ミラー77により光路を曲げられて、
露光部24において予め帯電器6によって一様な電荷を
付与された感光体ベルト1の周面上に投射され主走査が
なされて輝線を形成する。
【0021】レーザ走査はマークセンサ23によって得
られる信号から後に説明する制御によって走査がなされ
る。第1の色の画像データにより変調されたレーザビー
ムLが前記感光体ベルト1の周面上を走査する。従って
レーザビームLによる主走査と感光体ベルト1の搬送に
よる副走査により感光体ベルト1の周面上に第1の色に
対応する潜像が形成されていく。この潜像は現像手段の
内イエロー(Y)のトナー(顕像媒体)の装填された現
像器8により現像されて、ベルト表面にトナー像が形成
される。得られたトナー像はベルト面に保持されたまま
感光体ベルト1の周面より引き離されている清掃手段た
るクリーニング装置13の下を通過し、次の画像形成サ
イクルに入る。
【0022】即ち、前記感光体ベルト1は前記帯電器6
により再び帯電され、次いで画像データ処理部から出力
された第2の色の画像データが前記光書込み装置7に入
力され、前述した第1の色の場合と同様にしてベルト表
面への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の
色としてマゼンタ(M)のトナーを装填した現像器9に
よって現像される。
【0023】このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形
成されている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下
に形成される。
【0024】10はシアン(C)のトナーを有する現像
器で、画像データ処理部で発生される制御信号に基づい
てベルト表面にシアン(C)のトナー像を形成する。
【0025】さらに11は黒色のトナーを有する現像器
であって、同様の処理によりベルト表面に黒色のトナー
像を重ね合わせて形成する。これ等各現像器8,9,1
0及び11の各スリーブには直流あるいはさらに交流の
バイアスが印加され、顕像手段である2成分現像剤によ
る非接触現像が行われ、基体が接地された感光体ベルト
1には非接触で現像が行われるようになっている。
【0026】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー像は、転写部においてトナーと逆極
性の高電圧が印加されて、給紙カセット14より給紙ガ
イド15を経て送られてきた転写材に転写される。
【0027】即ち、給紙カセット14に収容された転写
材は、給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬
出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1上
の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給さ
れる。
【0028】画像の転写を受けた転写材は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して上方に向かい、定着ローラ18によって
画像を溶着したのち排紙ローラ19を経てトレイ20上
に排出される。
【0029】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1は、さらに搬送を続けてブレード13Aとトナー搬
送ローラ13Bを圧接状態とした前記クリーニング装置
13において残留したトナーの除去を行いその終了をま
って再び前記ブレード13Aを引き離し、それより少し
後にトナー搬送ローラ13Bを引き離し新たな画像形成
のプロセスに入る。
【0030】実施例1に示したかかる画像形成装置で、
本発明は、感光体ベルト1上のマーク1Aをマークセン
サ23が検知したタイミングから、光書込み装置7の露
光位置調整ミラー77の位置又は角度を変更して画像デ
ータの書込み位置を精度良く補正するもので、これによ
り感光体ベルト1が回転し潜像形成を行う過程で副走査
方向にずれが生じることがあっても、副走査方向の色ず
れを防止するようにしたものである。
【0031】図3はマークセンサ23からのON,OF
F情報に基づいて露光位置調整ミラー77の位置調整及
び光書込み装置7の発光部であるレーザダイオード71
の発光制御を行う回路の1例を示したブロック図である
。図2はかかる回路によって制御された光書込み装置7
による露光(光書込み)のタイムチャートを示している
【0032】従来かかる装置においては、感光体ベルト
1の移動方向のずれの補正は回転多面鏡74の回転位相
と無関係に行われていたので、副走査方向に最大1画素
分の誤差を伴うことになり、副走査方向の色ずれはかな
り大きな量になることがあった。図3に示した回路の制
御による場合はマークセンサ23のON信号によって感
光体ベルト1の移動方向のずれを回転多面鏡74の回転
位相に合わせて露光位置を調整するので副走査方向の色
ずれを極めて小さなものとすることができる。
【0033】図3の回路は光書込み全体の制御を行う全
体制御部41からの指令と、マークセンサ23のOFF
からONになるタイミングαを基準にして、露光位置調
整ミラー77の位置又は角度を調整するとともに、画像
メモリ42に格納した色信号である画像データを読み出
し、露光制御部43においてパルス幅変調し、レーザダ
イオードドライバ47を介してレーザダイオード71に
出力し、その発光を制御するものである。画像記録が開
始されると全体制御部41よりの信号によって基準クロ
ック発生器48からクロックパルスを供給されているフ
ェーズロックッドループ(PLL)方式のPLLモータ
ドライバ49によって回転多面鏡74の駆動モータ79
が回転を開始するとともに、感光体ベルト1の駆動モー
タも回転を開始し、感光体ベルト1は移動を開始する。 また全体制御部41は露光制御部43にレーザ発光信号
を送出しレーザダイオードドライバ47を介してレーザ
ダイオード71を発光させる。マーク1Aがマークセン
サ23の検出位置に達するとマークセンサ23の出力は
ONになり(このタイミングをαとする)、検出位置を
通過するとOFFになる(図2の信号S1)。このマー
クセンサ23が出力する信号S1は全体制御部41、副
走査方向露光タイミング生成部44及びミラー調整部4
5に送出され、まず第1色目の露光制御が開始される。
【0034】インデックスセンサ78はレーザビームL
の1走査毎に走査開始点にパルスを有する周期tsのパ
ルス信号S2を全体制御部41、主走査方向露光タイミ
ング生成部46、ミラー調整部45及び露光制御部43
に送出する。ミラー調整部45ではタイミングαからタ
イミングαの直後に立ち上がる信号S1のパルスまでの
ずれ時間t0を測定し、これよりt0/tsを演算する
。レーザビームLの走査開始点を基準にした感光体ベル
ト1の副走査方向のずれの長さは、レーザビームLの走
査ピッチ(1画素)をPとするとPt0/tsであるか
ら、この値を補正するよう露光位置調整ミラー77を移
動又は角度変更させる制御信号をミラー調整手段60に
送出する。従って、露光位置調整ミラー77はレーザビ
ームLが露光部24において補正された位置に投射され
るようその位置又は角度は調整されて待機する。一方、
副走査方向露光タイミング生成部44は、マークセンサ
23からの信号S1を受けてタイミングαより、マーク
1Aの先端より有効画像範囲の露光開始位置までに感光
体ベルト1が移動するに要する時間(t0+Nts)が
経過した時刻に立ち上がる信号S3を露光制御部43に
送出する。また、インデックスセンサ78からの信号S
2を受けた主走査方向露光タイミング生成部46は、レ
ーザビームLの各走査中の有効画像範囲に対応する時間
の間H(ON)にする信号S4を露光制御部43に送出
する。信号S3と信号S4を受けた露光制御部43は両
信号のANDを取りS3,S4両信号がHになっている
間画像メモリ42から画像データ読み出しパルス幅変調
してレーザダイオードドライバ47を介してレーザダイ
オード71に露光信号S5を送出し、画像データに従っ
た発光をさせる発光制御を行う。第2色目以下の露光も
第1色目と同様の制御によって回転多面鏡74の位相に
合わせて露光が開始されるので、殆ど色ずれのない重ね
合わせを行うことができる。従って、従来最大1画素(
P)に近い誤差があったのに比べると格段に小さい誤差
に止めることができる。かくして簡単な回路によって多
色トナー画像の位置ずれを精度良く確実に防止すること
となる。
【0035】図4(a)は本発明の光書込み装置の露光
位置調整ミラー77のミラー調整手段60の一例を示す
側面図である。図において、61は電圧が印加されると
伸縮する圧電素子、62は露光位置調整ミラー77を所
定角度で保持するミラー支持部である。圧電素子61は
ミラー調整部45からの制御信号が印加されると、その
電圧値に応じて伸長し露光位置調整ミラー77の位置を
変更し、前記感光体ベルト1の副走査方向のずれを補正
することができる。
【0036】図4(b)は本発明の光書込み装置の露光
位置調整ミラー77のミラー調整手段の他の例を示す側
面図である。図で63はミラー支持部62と支持台と連
結するバネ材薄板からなるバネ板である。圧電素子61
にミラー調整部45からの制御信号が印加されると、そ
の電圧値に応じて圧電素子61は伸長しバネ板63の抗
力に抗してミラー支持部62の角度を変化させる。従っ
て、露光位置調整ミラー77の傾斜角度が前記ずれに応
じて変化し、レーザビームLの露光部24に投射する位
置が変更され感光体ベルト1の副走査方向のずれを補正
することができる。上記圧電素子61は伸長する方向の
電圧を印加した例について説明したが、圧電素子61が
収縮する方向の電圧を印加してミラー調整を行うように
することもできるのは勿論である。 (実施例2)実施例2に示すのは、ベルト状感光体の1
回転中に感光体上にトナー像を重ね合わせてカラー画像
を形成するカラー画像形成装置である。
【0037】図5において、感光体ベルト101は回動
ローラ102、103の間に張架され、テンションロー
ラ105の作用によって固定したガイド部材104に沿
って移動する感光体ベルト101の周縁部には複数組(
本実施例では4組)の帯電器・露光部・光書込み装置・
現像器、(106A,124A,107A,108A)
,(106B,124B,107B,108B),(1
06C,124C,107C,108C),(106D
,124D,107D,108D) が順次配設されて
いる。帯電器106A,106B,106C,106D
は何れもスコロトロン型の帯電器で、光書込み装置10
7A,107B,107C,107Dは何れもレーザダ
イオードを光源とし回転多面鏡によって回転走査し、ミ
ラー調整手段160A〜160Dを有するレーザ書込み
装置である。また現像器108A,108B,108C
,108Dには異なる色の現像剤、例えばイエロー(Y
)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(B
K)の各色トナー(現像剤)をそれぞれ収容していて、
非接触の反転現像法により顕像化する機能を有している
。また感光体ベルト101の所定箇所にはマーク101
Aが設けられ、マーク101Aの検出手段であるマーク
センサ123A,123B,123C,123Dが上流
から下流に向かって順に露光部124A,124B,1
24C,124Dの間隔と等しい間隔で配設されている
【0038】以上のような構成を有するカラー画像形成
装置によるカラー画像形成のプロセスは次のようにして
行われる。即ち第1の色(イエロー)の画像信号による
光書込み装置107Aのレーザダイオードの変調が開始
され、レーザダイオードで発生されたレーザビームLは
、露光部124Aで予め帯電器106Aによって所定の
電荷に一様帯電がなされた感光体ベルト101上に、ミ
ラー調整手段160AによってレーザビームLの投射位
置を調整された主走査がなされる。感光体ベルト101
の搬送による副走査により一様帯電された感光体ベルト
101の表面上に第1の色に対応する潜像が形成される
。この潜像は、イエロートナーを収容した現像器108
Aにより現像されて、感光体ベルト101の表面上にイ
エロートナー像が形成される。その後感光体ベルト10
1は、その表面上にイエロートナー像を保持したまま搬
送され、引き続き第2の色の画像形成に入る。
【0039】即ち、イエロートナー像が形成している感
光体ベルト101は、前述した第1の色の画像信号の場
合と同様に、次の帯電器106Bの位置にまで搬送され
ると再び帯電器106Bにより一様に帯電され、ついで
マークセンサ123Bによる信号によって感光体ベルト
101の特定位置に対応して第2の色の画像信号による
光書込み装置107Bのレーザダイオードの変調が開始
され、レーザダイオードで発生されたレーザビームLは
露光部124Bにおいて感光体ベルト101の周面上に
ずれ補正をした投射がなされ潜像が形成される。潜像は
第2の色としてマゼンタトナーを収容した現像器108
Bによって現像される。マゼンタトナー像は、すでに形
成されているイエロートナー像の存在下に形成される。
【0040】同様にして、第2の色であるマゼンタトナ
ー像が形成された感光体ベルト101はさらに搬送され
、上述の第2の色の画像信号の場合と同様に、引き続き
帯電器106Cにより一様帯電され、露光部124Cに
おいて光書込み装置107Cにより潜像が形成され、第
3の色としてシアントナーを収容する現像器108Cで
現像しシアントナー像が形成される。シアントナー像が
形成された感光体ベルト101はさらに搬送され、上述
の第2,第3の色の画像信号の場合と同様に、帯電器1
06Dにより一様帯電され、露光部124Dにおいて光
書込み装置107Dにより潜像が形成され、ブラックト
ナーを収容する現像器108Dで現像しブラックトナー
像を重ね合わせて、カラートナー画像が感光体ベルト1
01の表面上に形成される。即ち、感光体ベルト101
が1回転する間にカラートナー画像が形成される。
【0041】上述のように感光体ベルト101の表面上
に形成されたカラートナー画像は、給紙カセット114
から給紙ローラ116により供給されタイミングローラ
117により前記カラートナー画像とタイミングを合わ
せた転写材上に転写される。転写器112は、トナーと
逆極性の高電圧を印加して転写を行う。
【0042】かくして、カラートナー画像を転写された
転写材は、回動ローラ102に沿って急激に方向変換を
する感光体ベルト101より確実に分離され、定着手段
118によってトナーを溶融固着された後、排紙ローラ
119により装置本体から排紙される。
【0043】一方、転写材へカラートナー画像の転写を
終えた感光体ベルト101はさらに時計方向に搬送され
て、クリーニングブレード113Aおよびクリーニング
ローラ113Bを圧接状態としたクリーニング手段11
3によって残留したトナーの除去、清掃が行われる。ク
リーニング終了後は、再び新たな画像形成のプロセスに
入る。
【0044】ここで光書込み装置107A〜107Dは
、何れもレーザダイオードを光源とし、レーザダイオー
ドから発した露光ビームであるレーザビームLを回転多
面鏡等によって走査する露光方式であって、回転多面鏡
については共用することは可能であるが、各々は独立し
て制御がなされる。
【0045】マークセンサ123A〜123Dからの信
号により独立して発光制御がなされる光書込み装置10
7A〜107Dは、それぞれ図3に示す回路によって制
御され、全体制御部41のみは共用とし、全体の光書込
み装置を制御する全体制御部41からの出力信号によっ
てそれぞれの露光制御部43を経て光書込み装置107
A〜107Dの発光が制御される。マークセンサ123
A〜123Dからの信号S1により副走査方向有効画像
範囲を光書込み装置107A,107B…と順次ずらし
て出力し、実施例1と同様のマークセンサ123A〜1
23Dからの信号とインデックスセンサ78からの信号
と、図4(a)又は(b)に示すミラー調整手段160
A〜160Dとによって、レーザビームLの投射位置を
感光体ベルト1の副走査方向のずれを補正するよう調整
し、画像データ書込み(露光)位置補正を各色の画像書
込み手段に施すことにより副走査方向の色ずれを防止し
た画像形成装置が提供されることとなる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果が得られる。
【0047】(1)ベルト状感光体を用いたカラー画像
形成装置においても、露光位置の自動補正機構を設ける
ことにより、カラー画像の多重書込みを行う際、感光体
の副走査方向の位置ずれを厳しく規制することなく、書
込みの位置のずれを防止でき、副走査方向の色ずれや解
像度の低下を確実に防止できる。
【0048】(2)感光体の有感部(トナー付着可能部
)に不必要な書込みを行うことがないので、画像範囲外
への露光現像防止手段を省略できる。
【0049】(3)機械的精度を極端に向上させる必要
がないため、装置コストの上昇を抑制でき、装置を小型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すカラー画像形成装
置の全体構成図である。
【図2】本発明の光書込み装置の露光(光書込み)時の
タイムチャートである。
【図3】本発明の光書込み装置を制御する回路の1例を
示しブロック図である。
【図4】本発明の光書込み装置の露光位置調整ミラーの
ミラー調整手段の例を示す側面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すカラー画像形成装
置の全体構成図である。
【符号の説明】
1,101…感光体ベルト             
   1A,101A…マーク 2,3,102,103…回動ローラ        
   4,104…ガイド部材 6,106…帯電器                
      7,107…光書込み装置 8,108…現像器                
      23,123…マークセンサ 24,124…露光部               
       41…全体制御部43…露光制御部  
                    49…PL
Lモータドライバ 60…ミラー調整手段               
   61…圧電素子62…支持部         
                 63…バネ板71
…レーザダイオード                
74…回転多面鏡75…fθレンズ         
             76…ミラー77…露光位
置調整ミラー              78…イン
デックスセンサ L…レーザビーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベルト状感光体上に露光ビームを回転
    多面鏡等によって反復走査させたのち露光位置調整ミラ
    ーによって書込み位置に投射して主走査を行い、該ベル
    ト状感光体の移動に伴う副走査によって、該ベルト状感
    光体上に潜像を形成し、現像して得られる色の異なるト
    ナー像を該ベルト状感光体上に複数回重ねて多色のカラ
    ー画像を得るようにしたカラー画像形成装置において、
    前記ベルト状感光体の一箇所にマークを設け、該マーク
    を検出するマーク検出手段を所定位置に設け、各色の露
    光毎に該マーク検出手段が前記マークを検出したタイミ
    ングを基準にして、前記露光位置調整ミラーの角度又は
    位置を変更し、副走査方向の露光位置を制御することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】  前記カラー画形成装置は、前記ベルト
    状感光体の周縁に複数組の画像形成手段及びマーク検出
    手段を設け、該ベルト状感光体の1回転中に複数のトナ
    ー像を該ベルト状感光体上に重ね合わせてカラー画像を
    形成することを特徴とする請求項1のカラー画像形成装
    置。
JP3107331A 1991-05-13 1991-05-13 カラー画像形成装置 Pending JPH04335666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0928982A2 (en) * 1998-01-08 1999-07-14 Xerox Corporation Moving mirror motion compensation for polygon scanner
JP2009008798A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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