JPH04321013A - スペーサー分散法 - Google Patents
スペーサー分散法Info
- Publication number
- JPH04321013A JPH04321013A JP9038091A JP9038091A JPH04321013A JP H04321013 A JPH04321013 A JP H04321013A JP 9038091 A JP9038091 A JP 9038091A JP 9038091 A JP9038091 A JP 9038091A JP H04321013 A JPH04321013 A JP H04321013A
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- JP
- Japan
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- electrode part
- substrate
- potential
- spacer
- electrode portion
- Prior art date
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- Pending
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 28
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 22
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 4
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 abstract description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置用パネル
(液晶パネル)組立に関する。特にパネルを構成する2
枚の基板間の間隙を正確に保つためのスペーサー分散法
に関する。
(液晶パネル)組立に関する。特にパネルを構成する2
枚の基板間の間隙を正確に保つためのスペーサー分散法
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは、その特性を発揮させるた
めには、精度よく対向する基板間の間隙を保つことが必
須であることは周知の事実である。このためには、径精
度のよい粒子をこの間隙間に分布させることが行われる
。この粒子をスペーサーと称する。スペーサーとしては
、樹脂球、ガラス球、やガラスファイバーが使われる(
日本学術振興会第142委員会編、「液晶ハンドブック
」参照)。
めには、精度よく対向する基板間の間隙を保つことが必
須であることは周知の事実である。このためには、径精
度のよい粒子をこの間隙間に分布させることが行われる
。この粒子をスペーサーと称する。スペーサーとしては
、樹脂球、ガラス球、やガラスファイバーが使われる(
日本学術振興会第142委員会編、「液晶ハンドブック
」参照)。
【0003】スペーサーの分散は通常、空中で分散した
スペーサー粒子を、片側の基板上に空中で沈降させる方
法が取られる。
スペーサー粒子を、片側の基板上に空中で沈降させる方
法が取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スペーサーの分散は通
常、空中で分散したスペーサー粒子を、片側の基板上に
空中で沈降させる方法が取られる。これは、従って、表
示装置の画素上にもある確率でスペーサー粒子が付着す
る。
常、空中で分散したスペーサー粒子を、片側の基板上に
空中で沈降させる方法が取られる。これは、従って、表
示装置の画素上にもある確率でスペーサー粒子が付着す
る。
【0005】スペーサー粒子は光学的には、振舞いが全
く液晶分子のそれと異なる。従って、液晶表示装置にお
いて、スペーサー粒子が原因となり、黒表示の際、若干
光が漏れるとか、白表示の際の光の利用効率が若干下が
る等の困難が生じる。
く液晶分子のそれと異なる。従って、液晶表示装置にお
いて、スペーサー粒子が原因となり、黒表示の際、若干
光が漏れるとか、白表示の際の光の利用効率が若干下が
る等の困難が生じる。
【0006】前記課題に鑑み、本発明は、非電極部のみ
に、スペーサーを分布させ得る簡易な方法を提供するこ
とを目的とする。
に、スペーサーを分布させ得る簡易な方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスペーサ分散法
は、液晶表示装置用パネル組立において、基板表面の非
電極部を正または負に帯電させ、電極部は実質的に零電
位にするか、または、非電極部と逆極性の電位を与えた
基板を、非電極部と逆極性に帯電させたスペーサー粒子
群に晒し、スペーサー粒子を非電極部に付着させること
を特徴とするものである。
は、液晶表示装置用パネル組立において、基板表面の非
電極部を正または負に帯電させ、電極部は実質的に零電
位にするか、または、非電極部と逆極性の電位を与えた
基板を、非電極部と逆極性に帯電させたスペーサー粒子
群に晒し、スペーサー粒子を非電極部に付着させること
を特徴とするものである。
【0008】より具体的には、基板表面全体を、正また
は負の極性のイオン流に晒し、帯電させ、その後、電極
部に所定の電位を与えることにより、基板表面の非電極
部のみを正または負に帯電させたままにし、電極部は実
質的に零電位にするか、または、非電極部と逆極性の電
位にすることを特徴とする。
は負の極性のイオン流に晒し、帯電させ、その後、電極
部に所定の電位を与えることにより、基板表面の非電極
部のみを正または負に帯電させたままにし、電極部は実
質的に零電位にするか、または、非電極部と逆極性の電
位にすることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、基板の非電極部のみにある極性のイ
オンを付着、帯電させ、ここに、逆極性に帯電したスペ
ーサー粒子を、選択的に付着させることを原理としてい
る。電極部に付着しないように、電極部は、零電位とす
るか、または、前記樹脂粒子と、電気的に反発するよう
な電位を与えておく。
オンを付着、帯電させ、ここに、逆極性に帯電したスペ
ーサー粒子を、選択的に付着させることを原理としてい
る。電極部に付着しないように、電極部は、零電位とす
るか、または、前記樹脂粒子と、電気的に反発するよう
な電位を与えておく。
【0010】本発明を実現する一方法としては、まず、
基板全面をある極性に帯電させる。次に、電極部に所定
の電位を与えて、電極部上の帯電イオンのみを、中和し
、かつ、電極部に所望の電位にすることにより、基板表
面の非電極部を正または負に帯電させたまま、電極部は
実質的に零電位にするか、または、非電極部と逆極性の
電位に出来る。
基板全面をある極性に帯電させる。次に、電極部に所定
の電位を与えて、電極部上の帯電イオンのみを、中和し
、かつ、電極部に所望の電位にすることにより、基板表
面の非電極部を正または負に帯電させたまま、電極部は
実質的に零電位にするか、または、非電極部と逆極性の
電位に出来る。
【0011】上の様にすることにより、表示装置の画素
内からスペーサー粒子を排除することが出来る。かつ、
非電極部には、スペーサー粒子が分散され、製造におい
て、パネルの間隙は正確に保たれる。すなわち、間隙を
保つための製造工程では、変更は全く無い。
内からスペーサー粒子を排除することが出来る。かつ、
非電極部には、スペーサー粒子が分散され、製造におい
て、パネルの間隙は正確に保たれる。すなわち、間隙を
保つための製造工程では、変更は全く無い。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0013】(図1)はこの発明の実施例を説明するた
めの図である。1は透明ガラスからなる基板、2は主面
上のITO膜からなる矩形状の透明な導電電極、3は、
直流コロナ放電による帯電器、4は基板に付着したイオ
ン(極性で表示)、5は帯電したスペーサー粒子、6は
付着した前記スペーサー粒子、7は電極部に電位を与え
るための電源である。
めの図である。1は透明ガラスからなる基板、2は主面
上のITO膜からなる矩形状の透明な導電電極、3は、
直流コロナ放電による帯電器、4は基板に付着したイオ
ン(極性で表示)、5は帯電したスペーサー粒子、6は
付着した前記スペーサー粒子、7は電極部に電位を与え
るための電源である。
【0014】市販のスペーサー、約6ミクロン径の商標
ミクロパールを積水ファインケミカル(株)から入手し
た。
ミクロパールを積水ファインケミカル(株)から入手し
た。
【0015】本実施例は、湿度約35%の所で行った。
矩形状ITO2を有する基板1を入手した。この主面を
、帯電器3から出る正イオン4に晒し、主面全体を正に
帯電させた。帯電電圧は、電位測定器によれば、約10
00Vであった(図1(a))。
、帯電器3から出る正イオン4に晒し、主面全体を正に
帯電させた。帯電電圧は、電位測定器によれば、約10
00Vであった(図1(a))。
【0016】次に、電源7を用いて矩形状ITO2に負
の電圧、−1000Vを印加した(図1(b))。電位
測定器によれば、(図1(b))の如く考えられる。
の電圧、−1000Vを印加した(図1(b))。電位
測定器によれば、(図1(b))の如く考えられる。
【0017】次に、負に帯電した、スペーサー粒子5を
この基板の主面に落下させた。前記粒子は、放電空間を
通過させることにより、落下の直前に負に帯電させる。 観察の結果、基板主面でのスペーサー粒子6の分布は(
図1(c))の如くなっていた。
この基板の主面に落下させた。前記粒子は、放電空間を
通過させることにより、落下の直前に負に帯電させる。 観察の結果、基板主面でのスペーサー粒子6の分布は(
図1(c))の如くなっていた。
【0018】次に、対向基板とこの基板とを公知の方法
で合わせ、間隙に液晶を注入した。表示での、コントラ
ストは約50%向上した。これは、主に黒表示での光の
漏れがより微小となったことが効いていることが測定の
結果、分かった。
で合わせ、間隙に液晶を注入した。表示での、コントラ
ストは約50%向上した。これは、主に黒表示での光の
漏れがより微小となったことが効いていることが測定の
結果、分かった。
【0019】
【発明の効果】以上本発明は、非電極部のみに、スペー
サーを分布させ得る簡易な方法を提供するものであり、
これにより、優れた液晶素子を比較的コスト安く得るこ
とが出来、産業に貢献するところ大である。
サーを分布させ得る簡易な方法を提供するものであり、
これにより、優れた液晶素子を比較的コスト安く得るこ
とが出来、産業に貢献するところ大である。
【図1】本発明の実施例を説明するための概略断面図で
ある。
ある。
1 透明ガラスからなる基板
2 主面上のITO膜からなる矩形状の透明な導電電
極3 直流コロナ放電による帯電器 4 基板に付着したイオン(極性で表示)5 帯電
したスペーサー粒子 6 付着したスペーサー粒子
極3 直流コロナ放電による帯電器 4 基板に付着したイオン(極性で表示)5 帯電
したスペーサー粒子 6 付着したスペーサー粒子
Claims (2)
- 【請求項1】 液晶表示装置用パネル組立において、
基板表面の非電極部を正または負に帯電させ、電極部は
実質的に零電位にするか、または、非電極部と逆極性の
電位を与えた基板を、非電極部と逆極性に帯電させたス
ペーサー粒子群に晒し、スペーサー粒子を非電極部に付
着させることを特徴とするスペーサー分散法。 - 【請求項2】 基板表面全体を、正または負の極性の
イオン流に晒し、帯電させ、その後、電極部に所定の電
位を与えることにより、基板表面の非電極部のみを正ま
たは負に帯電させたままにし、電極部は実質的に零電位
にするか、または、非電極部と逆極性の電位にすること
を特徴とする請求項1記載のスペーサー分散法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9038091A JPH04321013A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | スペーサー分散法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9038091A JPH04321013A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | スペーサー分散法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04321013A true JPH04321013A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13996966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9038091A Pending JPH04321013A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | スペーサー分散法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04321013A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5838413A (en) * | 1995-11-30 | 1998-11-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for distributing spacer particles onto the substrate of a liquid crystal display element, a jig plate and distributing apparatus for distribution therewith |
US6064461A (en) * | 1994-08-12 | 2000-05-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device and method for producing the same |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9038091A patent/JPH04321013A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6064461A (en) * | 1994-08-12 | 2000-05-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device and method for producing the same |
US5838413A (en) * | 1995-11-30 | 1998-11-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for distributing spacer particles onto the substrate of a liquid crystal display element, a jig plate and distributing apparatus for distribution therewith |
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