JPH04320620A - コンバインにおける穀粒タンクのカバー構造 - Google Patents

コンバインにおける穀粒タンクのカバー構造

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JPH04320620A
JPH04320620A JP3112443A JP11244391A JPH04320620A JP H04320620 A JPH04320620 A JP H04320620A JP 3112443 A JP3112443 A JP 3112443A JP 11244391 A JP11244391 A JP 11244391A JP H04320620 A JPH04320620 A JP H04320620A
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grain tank
radiator
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tank
space
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Sakae Sonoyama
園山 栄
Michio Horiuchi
道夫 堀内
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインにおける穀
粒タンクのカバー構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種コンバインの中には、穀粒タンクに貯留された穀
粒を、タンク底部の螺旋搬送体およびこれに連通する穀
粒排出筒を経由して運搬車両等に向けて排出する所謂グ
レンタンク方式に構成されるものがあるが、この様なコ
ンバインにおいては、穀粒タンクの容量によつて排出作
業の回数が増減することになるため、作業効率を考慮す
ればタンク容量は可及的に大きいことが望ましく、また
、穀粒タンクの穀粒量変化に伴つて機体バランスを崩す
ような不都合がないよう穀粒タンクの配置に考慮する必
要がある。そこで、機体一側方にエンジンおよびラジエ
ータを並列配置する一方、機体他側方に脱穀部を配し、
そして穀粒タンクを、エンジン、ラジエータ、および脱
穀部の上方にオーバーラツプするよう配設することが提
案される。しかるにこのものでは、ラジエータが穀粒タ
ンク下方の比較的地面に近い位置に配されることになる
ため、冷却風の吸入に伴つて塵埃、泥土、切藁等を吸い
込んでしまい、この結果、ラジエータにこれらが付着し
て冷却性能が低下するという不都合がある。また、エン
ジンの吸気についても同様の不具合が生じることになる
が、この場合には、吸入する空気を清浄するエアクリー
ナがすぐに汚れてしまうことになるため、頻繁な交換が
必要となる不都合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるコンバイ
ンにおける穀粒タンクのカバー構造を提供することを目
的として創案されたものであつて、機体の一側部にエン
ジンおよびラジエータを並列配置すると共に、エンジン
およびラジエータの上方に穀粒タンクを配設してなるコ
ンバインにおいて、前記穀粒タンクの外側面に間隙を存
してカバー体を設けると共に、該カバー体とタンク側面
との間に形成される空間を、ラジエータへの冷却風吸入
路に構成したことを特徴とするものである。また、機体
の一側部にエンジンおよびラジエータを並列配置すると
共に、エンジンおよびラジエータの上方に穀粒タンクを
配設してなるコンバインにおいて、前記穀粒タンクの外
側面に間隙を存してカバー体を設けると共に、該カバー
体とタンク側面との間に形成される空間に、エアクリー
ナの吸気口を配設したことを特徴とするものである。そ
して本発明は、この構成によつて、ラジエータの冷却風
やエンジンの吸気を可及的に高い位置から吸入可能にし
てラジエータにおける冷却性能の低下やエアクリーナに
おける早期の清浄能力低下を防止できるようにしたもの
である。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はコンバインの走行機体であ
つて、該走行機体1は、茎稈を刈取る前処理部2、該前
処理部2から搬送される茎稈を脱穀してその脱粒を選別
する脱穀部3、該脱穀部3で脱穀済の茎稈を排稈処理す
る後処理部4等を備えるが、これらの構成は何れも従来
通りである。
【0005】5はエンジンであつて、該エンジン5は、
前記脱穀部3が配設される走行機体1の左側部とは反対
の右側部で、かつ運転席6の後方位置に配設されるもの
であるが、さらにエンジン5の後方には、エンジン5か
らベルト伝動された動力によつて回転する冷却フアン7
を内側部に備えたラジエータ8が並列状に配設されてい
る。即ち、冷却フアン7がラジエータ8越しに冷却風を
吸入することによつて、エンジン5との間を循環するラ
ジエータ8内の冷却水を冷却するよう構成されるが、ラ
ジエータ8およびエンジン5の外側面は所定間隔を存し
て下部カバー9によつて覆蓋されている。
【0006】一方、10は穀粒タンクであつて、該穀粒
タンク10は、前記脱穀部3、エンジン5およびラジエ
ータ8の上方にオーバーラツプするよう略機体の全幅に
亘つて配設され、脱穀部3から揚穀筒11を経由して搬
送された選別済の穀粒を貯留するものであるが、タンク
底部に前後を向いて横設される横螺旋12回りの回動に
よつて機体外側方に向けて傾斜自在に支持されると共に
、油圧伸縮作動に基づいて穀粒タンク10を傾斜作動せ
しめる油圧シリンダ13に連繋されている。
【0007】さらに、14、15、16は前記穀粒タン
ク10の右側面部に前後方向並列状に設けられる第一〜
第三の上部カバーであつて、該上部カバー14、15、
16は前記下部カバー9と略面一となるよう配設され、
そして各上部カバー14、15、16と穀粒タンク10
側面との間には、仕切り片14a、15a、15b、1
6aによつて仕切られた第一〜第三の空間S1、S2、
S3が前後方向並列状に形成されるが、第二上部カバー
15によつて形成される第二空間S2は、下端開口から
前記ラジエータ8を臨むようになつている。つまり、第
二空間S2は、第二上部カバー15の上半部に数多く穿
設される吸気孔15cから冷却風を吸入し、これをラジ
エータ8に供給するラジエータ冷却風の吸入路に構成さ
れている。
【0008】またさらに、17はエンジン5の吸気を清
浄するエアクリーナであつて、該エアクリーナ17は、
前記第一上部カバー14によつて形成される第一空間S
1内に位置すると共に、その吸入口17aが仕切り片1
5aに形成される切欠き部15dを介して第二空間S2
を臨むべく配設されている。つまり、第二空間S2をラ
ジエータ冷却風の吸入路並びにエンジン吸気の吸入路に
構成している。
【0009】ところで、前記上部カバー14、15、1
6は、その上端部がそれぞれ支軸18を介して穀粒タン
ク10に蝶着されることにより開閉自在に構成され、そ
して内面部に突設される係止部材19が穀粒タンク10
側面に設けられる係止クリツプ20に弾性的に係止され
ることで閉鎖位置に係止される一方、閉鎖状態では折り
畳まれるリンク部材21が伸長位置でストツパ21aに
係止されることにより開放状態に係止されるが、第二お
よび第三の上部カバー15、16は一体的に開閉し、し
かも第二および第三の上部カバー15、16の開閉時に
は、単独で開閉可能な第一上部カバー14も一体的に開
閉されるようになつている。つまり、第二および第三の
上部カバー15、16を一体的に連結すると共に、第一
上部カバー14に設けられる左右一対の係止部材19の
うち一方を第二上部カバー15に一体的に設けられる係
止クリツプ20で係止するべく構成している。
【0010】また、25はエンジン5の排気を排出する
ためのマフラであつて、該マフラ25は、運転席6の下
方部においてエンジン排気を排出するべく、略冂字状に
形成されるブラケツト22内に配設されるが、該ブラケ
ツト22の上面部には、前記横螺旋12にエンジン動力
を伝動する動力伝動機構23が取付けられている。即ち
、ブラケツト22は、マフラ25および動力伝動機構2
3を取付けるための取付け部材に兼用されるようになつ
ている。尚、図中、24は上部カバー14、15、16
と下部カバー9との間の間隙を塞ぐシール部材である。
【0011】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、走行機体1の比較的下側に配設される冷却フアン
7はラジエータ8を冷却するべく冷却風を吸入すること
になるが、該冷却風は、穀粒タンク10の側面に設けら
れた第二上部カバー15によつて形成される第二空間を
経由して機体上側から吸入されることになる。従つて、
冷却風の吸入に伴つて塵埃、泥土、切藁等を吸い込んで
しまうようなことがないため、ラジエータ8にこれらが
付着して冷却性能を低下させるような不具合を確実に防
止することができる。
【0012】さらに、エアクリーナ17の吸入口17a
を第二空間S2に臨ませているので、エアクリーナ17
が塵埃、泥土、切藁等を吸い込むことも防止でき、この
ため、清浄能力の早期低下によつてエアクリーナ17を
頻繁に交換しなければならないような不都合を解消する
ことができる。
【0013】しかも、実施例においては、穀粒タンク1
0を傾斜自在に構成しているが、穀粒タンク10の傾斜
時においては、上部カバー14、15、16の下端部が
下部カバー9の上部開口に入り込むべく構成されている
ので上部カバー14、15、16を設けても何ら支障が
なく、また穀粒タンク10を傾斜自在たものでは通常デ
ツドスペースとなる穀粒タンク10の外側面部(横螺旋
12よりも外側方)を利用して上部カバーを配設したた
めスペースの有効利用を計ることができる。
【0014】また、上部カバー開閉時において、第一上
部カバー14の単独開閉と、第一〜第三上部カバー14
、15、16の一体的開閉とを選択できるように構成さ
れているので、第一上部カバー14のみの開閉が必要な
エアクリーナ17の交換時において他の上部カバーを無
駄に開閉しなければならないような不都合がない許りか
、全ての上部カバー14、15、16の開閉が必要な横
螺旋12の清掃時において各上部カバー14、15、1
6をそれぞれ開閉しなければならないような面倒もなく
、この結果、作業性の著しい向上を計ることができる。
【0015】またさらに、実施例においては、ブラケツ
ト22を、マフラ25および動力伝動機構23を取付け
るための取付け部材に兼用しているため、部品点数を削
減できて極めて都合がよい。
【0016】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、エンジンおよびラジエータの上方
に穀粒タンクを配設したものでありながら、ラジエータ
の冷却風は、穀粒タンクの側面に設けたカバー体と穀粒
タンク側面との間に形成される空間を経由して吸入され
ることになる。従つて、冷却風は可及的に機体の上部か
ら吸入されることになるため、冷却風に塵埃、泥土、切
藁等が混入してしまうことがなく、この結果、これらが
ラジエータに付着して冷却性能を低下させてしまうよう
な不具合を確実に防止することができる。
【0017】また、上記空間にエアクリーナの吸入口を
配設するように構成した場合には、エアクリーナの吸気
に塵埃、泥土、切藁等が混入してしまうことを防止する
ことができて、エアクリーナの早期の汚れに伴う頻繁な
交換を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図である。
【図2】同上内部後面図である。
【図3】上部カバーの正面図である。
【図4】同上平面図である。
【図5】同上水平断面図である。
【図6】同上右側面図である。
【図7】同上左側面図である。
【図8】同上斜視図である。
【符号の説明】
1    走行機体 5    エンジン 7    冷却フアン 8    ラジエータ 10  穀粒タンク 15  上部カバー 17  エアクリーナ S2  第二空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  機体の一側部にエンジンおよびラジエ
    ータを並列配置すると共に、エンジンおよびラジエータ
    の上方に穀粒タンクを配設してなるコンバインにおいて
    、前記穀粒タンクの外側面に間隙を存してカバー体を設
    けると共に、該カバー体とタンク側面との間に形成され
    る空間を、ラジエータへの冷却風吸入路に構成したこと
    を特徴とするコンバインにおける穀粒タンクのカバー構
    造。
  2. 【請求項2】  機体の一側部にエンジンおよびラジエ
    ータを並列配置すると共に、エンジンおよびラジエータ
    の上方に穀粒タンクを配設してなるコンバインにおいて
    、前記穀粒タンクの外側面に間隙を存してカバー体を設
    けると共に、該カバー体とタンク側面との間に形成され
    る空間に、エアクリーナの吸気口を配設したことを特徴
    とするコンバインにおける穀粒タンクのカバー構造。
JP3112443A 1991-04-17 1991-04-17 コンバインにおける穀粒タンクのカバー構造 Expired - Lifetime JP2945776B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012105564A1 (ja) * 2011-02-02 2012-08-09 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2012157337A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Yanmar Co Ltd コンバイン
WO2015020056A1 (ja) * 2013-08-07 2015-02-12 株式会社クボタ 収穫機、及び、全稈投入型コンバイン

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