JP6921887B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
図1,2,3に示すように、本発明に係るコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走する走行機体の前部に植立穀稈を刈り取る刈取部2が備えられている。走行機体の前部右側にキャビン3にて周囲が覆われた運転部4が備えられ、走行機体の後部には、刈取部2にて刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置5と、脱穀処理にて得られた穀粒を貯留する穀粒タンク6とが、横方向に並ぶ状態で備えられている。走行機体の運転部4における運転座席7の下方に位置する状態で原動部8が備えられ、穀粒タンク6に貯留された穀粒を機外に排出するアンローダ9が備えられている。尚、この実施形態では、機体の左右方向は、機体前進方向での進行方向視を基準にして右側又は左側を規定する。具体的には、図3において、刈取部2が位置する箇所が機体前部であり、脱穀装置5が位置する側が機体左側であり、穀粒タンク6が位置する側が機体右側に対応する。
運転部構造体23は支持部25を介して上下軸芯Y1周りで揺動自在に支柱24に支持されている。支持部25は、運転部構造体23の機体後方側の機体横幅方向内方側端部から後方に延設されるアーム部25aと、そのアーム部25aの後端部に連結された上下向きに貫通孔を有する枢支ボス部25bとを備えている。枢支ボス部25bが、支柱24の上端側に設けられた枢支軸部24a(図11参照)に回転自在に外嵌支持されている。枢支ボス部25bの上端は、脱穀装置5の右壁に支持されたブラケット5bによって回動自在に支持されている。支柱24は、エンジンボンネット22及びキャビン3等の大型の構造物を回動自在に支持するのに必要な支持強度を有している。
穀粒タンク6について説明する。
図12,13,15に示すように、穀粒タンク6は、機体正面視で下窄まり状に形成されるとともに、下窄まり状の底部傾斜面部分6aにおける機体前部側に、平面視で略矩形状で且つ機体正面視で略菱形の第1凹入部Q1が形成されている。第1凹入部Q1は、縦向き前後向き姿勢の内側縦面6b、縦向き姿勢で且つ内側縦面6bの前端から機体内側ほど機体前部側に位置する傾斜姿勢の後側縦面6c、底部傾斜面部分6aと略平行な斜め姿勢の上側面6dの各面により囲われた凹入部となっている。この第1凹入部Q1には、後述する第2排ガス処理装置47が入り込む状態で配備される。
以下、原動部8について説明する。
図5〜7に示すように、原動部8には、エンジンボンネット22に内装される状態でエンジン21が備えられ、このエンジン21は、クランク軸方向が機体横方向となる搭載姿勢で、弾性支持体としてのゴム式マウント機構30を介して機体フレーム14に搭載して支持されている。
第1排ガス処理装置46について説明する。
図5〜8に示すように、第1排ガス処理装置46は、エンジンボンネット22の内部に配備されており、これの全体が運転座席7に対して刈取部2側すなわち機体横幅方向内方側に偏倚しており、サイドパネル20の下方であって、且つ、エンジン21の上部における機体横幅方向内方側箇所に配備されている。
第2排ガス処理装置47について説明する。
図3〜6に示すように、第2排ガス処理装置47は、エンジンボンネット22の外側に位置するように、平面視で運転部4の機体後方側に位置する状態で備えられている。第2排ガス処理装置47は、穀粒タンク6の前部下方に位置するとともに、平面視で穀粒タンク6と重複する状態で配備されている。
図11に示すように、上部側の連結支持部58は、支柱24に一体的に連結された上部側連結ブラケット60を備えている。上部側連結ブラケット60は、機体横方向に長い帯状の縦向き連結部60aと、機体横方向に長い帯状の横向き連結部60bとを備えて断面L字形の板体にて構成されている。上部側連結ブラケット60には、支柱24が入り込む切欠き凹部60cが形成され、この切欠き凹部60cに広い接触面積で接当する状態で支柱24が溶接にて一体的に連結されている。上部側連結ブラケット60の横向き連結部60bにおける長手方向すなわち機体横方向に離間した2箇所に連結ボルト61が溶接固定されている。連結ボルト61は、頭部が下側に位置しネジ部が上側に位置する上向き姿勢で備えられている。
図11に示すように、下部側の連結支持部59は下部側連結ブラケット66を備えている。この下部側連結ブラケット66は、機体側面視で略U字形の板体にて構成され、支柱24の右側部に溶接にて一体的に固定して右側方に向けて片持ち状に延設されている。
尿素水を貯留する尿素水タンク71が、エンジン21よりも機体前部側に備えられている。具体的には、図4,8に示すように、尿素水タンク71は、運転部4の床部19の下方側に位置する状態で機体フレーム14に支持されている。尿素水タンク71よりも機体前部側にはバッテリ72が備えられている。
第1排ガス処理装置46及び第2排ガス処理装置47にて処理されて、排ガス流出管90を通して排出される排ガスを、外部に排出する排気管92が備えられている。この排気管92は、脱穀装置5と穀粒タンク6との間において、脱穀装置5の上端よりも上方に先端が位置するように後上方に向けて延設されている。排気管92の先端部に形成される排気口93は、脱穀装置5の上方に向けて排ガスを排出するように横向き開放状に形成されている。
これらの3個のステー105に第2排気管92Bがボルト連結されている。この第2排気管92Bは、脱穀装置5の上端よりも上方に位置するように後上方に向けて延設されている。
連通接続管65として、可撓性を有する筒体に代えて、変形しない材質の筒体にて構成してもよい。
5 脱穀装置
6 穀粒タンク
8 原動部
21 エンジン
46 第1排ガス処理装置
47 第2排ガス処理装置
Q1 凹入部
Y2 縦軸芯
Claims (12)
- エンジンを備えた原動部と、
脱穀処理を行う脱穀装置と、
前記脱穀装置の横側で且つ前記原動部の後方側に位置して脱穀後の穀粒を貯留する穀粒タンクと、
前記エンジンの排ガスを処理する排ガス処理装置と、が備えられ、
前記排ガス処理装置として、前記エンジンの排ガス中に含まれる粒子状物質を低減する第1排ガス処理装置と、前記第1排ガス処理装置にて処理された後の排ガス中に含まれる窒素酸化物を低減する第2排ガス処理装置と、が備えられ、
前記第2排ガス処理装置が、平面視、かつ、正面視で、前記穀粒タンクと重複する状態で配備されているコンバイン。 - 前記穀粒タンクは、
正面視で下窄まり状に形成されるとともに、その下窄まり状の傾斜面部分にタンク内方に向けて凹入する凹入部が形成され、
前記第2排ガス処理装置が、前記凹入部に入り込む状態で配備されている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記第2排ガス処理装置が、側面視で前記穀粒タンクと重複している請求項1又は2に記載のコンバイン。
- 前記第2排ガス処理装置が、平面視において、一部の領域が上方に開放されている請求項3に記載のコンバイン。
- 前記穀粒タンクは、機体内方側に引退する通常作業位置と、機体外方側に移動して張り出すメンテナンス位置とにわたって位置変更可能に構成され、
前記第2排ガス処理装置は、前記穀粒タンクが前記メンテナンス位置に移動させた状態で、機体横側外方からアクセス可能である請求項3又は4に記載のコンバイン。 - 前記第2排ガス処理装置は、前記原動部の近傍に配備されている請求項5に記載のコンバイン。
- 前記穀粒タンクが前記メンテナンス位置に位置変更されると、前記第2排ガス処理装置は、平面視において全ての領域が上方に開放される請求項5又は6に記載のコンバイン。
- 前記穀粒タンクは、後部の縦軸芯周りで回動することにより、前記通常作業位置と前記メンテナンス位置とにわたり位置変更可能である請求項5から7のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記原動部の上方を覆う状態で運転部が備えられ、
前記運転部は、前記原動部の上方を覆うように機体内方側に位置する通常姿勢と、前記原動部の上方を開放するように機体外方側に張り出すメンテナンス姿勢とに切り換え可能に構成されている請求項1から8のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 前記第2排ガス処理装置は、前記運転部が前記メンテナンス姿勢に切り換わっても位置変更することなく元の位置に保持される請求項9に記載のコンバイン。
- 前記第2排ガス処理装置は、前記運転部の姿勢変更の際に前記運転部に干渉しない請求項10に記載のコンバイン。
- 前記第2排ガス処理装置は、長手方向が機体上下方向に沿う縦向き姿勢又は横向き姿勢にて配備されている請求項1から11のいずれか一項に記載のコンバイン。
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