JP2015007397A - コンバイン - Google Patents

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西崎  宏
山本 次郎
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Yoshitaka Ueji
嘉隆 上路
健太郎 辻
Kentaro Tsuji
健太郎 辻
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Abstract

【課題】排気ガス排出における大気汚染、尿素水の凍結。【解決手段】機体フレーム1の上方の一側に脱穀装置3を他側にグレンタンク5を設け、機体フレーム1の前方に刈取部4を設け、前記グレンタンク5の前方に操縦部6を設け、走行装置2と脱穀装置3と刈取部4とを駆動するエンジン11の排気ガスを排気装置12により機外に排出する構成とする。該排気装置12はエンジン11の排気マニホールド13に接続した排気管14に排気浄化装置15を設けて構成し、排気浄化装置15はDPF16とSCR17とにより構成し、該SCR17に供給する尿素水溶液の尿素水溶液タンク25を設け、該尿素水溶液タンク25内にエンジン11の冷却水を循環させるパイプ26を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、コンバインに係るものである。
従来、機体フレームの上方の左側に脱穀装置を、右側にグレンタンクをそれぞれ設け、グレンタンクの前側にエンジンを設け、エンジンの排気装置を脱穀装置とグレンタンクの間の上方に突き出すように設けた構成は公知である(特許文献1)。
また、排気浄化装置として、尿素水溶液由来のアンモニアを窒素酸化物と反応させて浄化するSCRを備えた構成は、公知である(特許文献2)。
特開2011−206067号公報 特開2011−46320号公報
前記公知例のうち、特許文献1に記載されたものは、窒素酸化物を十分に浄化できないという課題がある。
また、前記公知例のうち、特許文献2に記載されたものは、尿素水が凍結するなど、SCRに尿素水を円滑に供給できなくなる虞があるという課題がある。
本願は、コンバインの特性に鑑み、排気浄化装置の構成を工夫し、排気ガスの浄化効率を向上させたものである。
請求項1記載の発明は、下方に駆動する走行装置2を設けた機体フレーム1の上方の一側に脱穀装置3を他側にグレンタンク5を設け、機体フレーム1の前方に刈取部4を設け、前記グレンタンク5の前方に操縦部6を設け、走行装置2と脱穀装置3と刈取部4とを駆動するエンジン11の排気ガスを排気装置12により機外に排出する構成とし、該排気装置12はエンジン11の排気マニホールド13に接続した排気管14に排気浄化装置15を設けて構成し、排気浄化装置15はDPF16とSCR17とにより構成し、該SCR17に供給する尿素水溶液の尿素水溶液タンク25を設け、該尿素水溶液タンク25内にエンジン11の冷却水を循環させるパイプ26を設けたコンバインとしたものであり、エンジン11からの排気ガスは排気装置12の排気浄化装置15のDPF16とSCR17により浄化されて排出される。
このとき、尿素水溶液が凍結するとエンジン11が停止するが、エンジン冷却水を使用して尿素水溶液タンク25内の尿素水溶液を加温して凍結防止および解凍する。
請求項2記載の発明は、前記エンジン11から尿素水溶液タンク25に至るパイプ26の所定位置に冷却水を遮断するバルブ27を設け、尿素水溶液タンク25内の温度が一定以下の場合前記バルブ27を開く構成としたコンバインとしたものであり、尿素水溶液タンク25内の温度が一定以下になると、バルブ27を開き、パイプ26によりエンジン冷却水を尿素水溶液タンク25に循環させる。
請求項3記載の発明は、機体の左右何れか一方側に前記尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43を設け、他方側に燃料タンク35の燃料給油口44を設けたコンバインとしたものであり、尿素水溶液給水口43から尿素水溶液タンク25に尿素水溶液を補給し、燃料給油口44から燃料タンク35に燃料を補給する。
請求項1記載の発明では、エンジン冷却水を使用して尿素水溶液タンク25内の尿素水溶液を加温できるので、尿素水溶液の凍結防止および解凍を容易に行うことかできる。
請求項2記載の発明では、尿素水溶液タンク25内の温度が一定以下になると、バルブ27を開いてエンジン冷却水を尿素水溶液タンク25に循環させるので、尿素水溶液の凍結防止および解凍を確実に行うことかできる。
請求項3記載の発明では、尿素水溶液給水口43から尿素水溶液を補給し、燃料給油口44から燃料を補給するので、誤って補給作業するのを抑制できる。
コンバインの側面図。 同背面図。 DPFとSCRと尿素水溶液タンクの概略図。
本発明の一実施例を図により説明すると、1は作業機の機体フレームであり、本願はコンバインの実施例である。
機体フレーム1の下方には走行装置2を設け、機体フレーム1の上方の一側には脱穀装置3を設ける。脱穀装置3の前方には刈取部4を設け、脱穀装置3の側部にはグレンタンク5を設ける。6は操縦部である。
操縦部6の運転座席10の下方にはエンジン11を設け、エンジン11には排気装置12を接続する。排気装置12は、エンジン11の排気マニホールド13に接続した排気管14に排気浄化装置15を設けて構成している。
排気浄化装置15は、排気ガス中の粒子状物質を除去するDPF16(Diesel particulate filter、ディーゼルパティキュレートフィルタ)と、窒素酸化物に尿素を触媒として加水分解されたアンモニアを窒素酸化物に反応させて窒素酸化物を無害な窒素に変えるSCR(Selective Catalytic Reduction)17とにより構成する。
前記DPF16は、ハニカム担体に触媒(Pt)を担持し、SOF成分およびNOX成分を酸化させると共に、粒子状物質を捕集するものであり、ハニカム担体と複数の隔壁から成り、多角形断面を有する貫通孔を複数持つ、蜂の巣状のセル構造体と、それを取り囲む外壁から形成される。
DPF16とSCR17の配置は任意であるが、例えば、両者を排気管14の中間接続排気管14Bにより機体進行方向と平行な略直線状で、グレンタンク5の下方の漏斗部20の下方に位置させると、グレンタンク5の漏斗部20周辺のデッドスペースに排気浄化装置15を配置して、空間を有効利用でき、好適である。
また、排気浄化装置15は脱穀装置3とグレンタンク5の間に配置され、DPF16とSCR17の何れか一方または両方の一部または全部が脱穀装置3の唐箕の吸気用開口部に臨ませると、唐箕は、エンジン11からの排気により熱っせられた排気浄化装置15が放熱した熱気を吸気して脱穀装置3内に送風することができる。
14Aはエンジン11の排気マニホールド13に接続した始端側排気管、14BはDPF16とSCR17とを接続する接続排気管、14CはSCR17に接続した終端側排気管、22は終端側排気管14Cに設けたカバーである。
SCR17に供給する尿素水溶液の尿素水溶液タンク25を設け、該尿素水溶液タンク25内にエンジン11の冷却水を循環させるパイプ26を設ける。
エンジン11から尿素水溶液タンク25に至るパイプ26の所定位置に冷却水を遮断するバルブ27を設ける。該バルブ27の開閉操作は操縦部6にて行う構成とする。
26Aはエンジン11からバルブ27を経由して尿素水溶液タンク25に至る送りパイプ、26Bは尿素水溶液タンク25からエンジン11に戻る戻りパイプである。
尿素水溶液が凍結するとエンジン11が停止するが、エンジン冷却水を使用して凍結防止および解凍する。また、尿素水溶液を温めすぎると品質劣化するが、尿素水溶液タンク25への経路中にバルブ27を設けているので、バルブ27の開閉により尿素水溶液の凍結防止と過剰加温を回避とを行える。
前記バルブ27は、尿素水溶液タンク25内の温度が一定以下になると、開く構成としている。
そのため、尿素水溶液の凍結防止を確実に行える。
28は尿素水溶液タンク25に接続したポンプである。
前記尿素水溶液タンク25内には温度センサ29を設け、温度センサ29とバルブ27とを連動するように連結して、バルブ27を自動開閉させる。
そのため、尿素水溶液を劣化させることなく、凍結防止および解凍できる。
前記操縦部6に温風を出すためにエンジン11の冷却水を循環させるパイプを設け、該パイプにエンジン11の冷却水を循環させると、前記パイプ26を介して同時に尿素水溶液タンク25内にも冷却水を循環させる。
そのため、一個のバルブ27により操縦部6と尿素水溶液タンク25の加温を行え、コストダウンになる。
図示は省略するが、前記尿素水溶液タンク25をカートリッジ式とし、尿素カートリッジ32の尿素水溶液タンク25を操縦部6の下部に設けると、エンジン11およびDPF16から尿素カートリッジ32を遠ざけることができ、熱による尿素の劣化を防止する。
また、装置を使用しないときは、尿素カートリッジ32を尿素水溶液タンク25から取り外して低温保管でき、この点でも、尿素の劣化を防止する。
しかして、機体の左右何れか一方側に前記尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43を設け、他方側に燃料タンク35の燃料給油口44を設ける。
そのため、尿素水溶液給水口43から尿素水溶液タンク25に尿素水溶液を補給し、燃料給油口44から燃料タンク35に燃料を補給するので、誤って補給作業するのを抑制できる。
また、尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43を操縦部6近傍に設置し、燃料タンク35の燃料給油口44を機体後部に設置してもよい。
尿素水溶液給水口43と燃料給油口44を離すことにより、誤った補給作業を回避できる。
前記尿素水溶液タンク25を機体内部所定位置に設置し、尿素水溶液タンク25の下部にホース50の一端を接続し、ホース50の他端は期待外部まで伸ばす。
劣化した尿素水ではエンジン始動できなくなるため、機械を使用しない期間の長いコンバインでは、尿素水の抜き替えが頻繁にあり、機体外部よりドレインであるホース50を設けることで、抜き替え作業を容易にする。
また、以下の実施形態において、一部図示は省略するが、尿素カートリッジ32を装着した尿素水溶液タンク25は、機体後部に設けた燃料タンク35近傍に設置してもよい。
尿素水溶液タンク25を、エンジン11および排気浄化装置15の高温部から離し、高温の影響を受けにくくし、尿素水の劣化を抑制する。
また、機体後方から尿素水溶液タンク25のメンテナンス作業が行え、尿素水溶液タンク25のメンテナンス作業も容易にできる。
また、尿素水溶液タンク25を操縦部6の運転座席10の下方に設置し、燃料タンク35を機体後部に設置してもよい。
また、前記尿素カートリッジ32を装着した尿素水溶液タンク25は、操縦部6とグレンタンク5の間に設置してもよい。
また、尿素水溶液タンク25または前記尿素カートリッジ32を装着した尿素水溶液タンク25は、脱穀装置3からグレンタンク5へ穀粒を揚穀供給する揚穀装置36の後方に設置してもよい。
また、尿素水溶液タンク25または前記尿素カートリッジ32を装着した尿素水溶液タンク25は、グレンタンク5の下部に設置してもよい。
また、尿素水溶液タンク25または前記尿素カートリッジ32を装着した尿素水溶液タンク25は、刈取装置4と脱穀装置との間に設置してもよい。
また、尿素水溶液タンク25または前記尿素カートリッジ32を装着した尿素水溶液タンク25は、エンジン11の上方で操縦部6の運転座席10の後方下部に設置し、前記DPF16はエンジン11近傍に設けてもよい。
なお、尿素水溶液タンク25と燃料タンク35とは任意箇所に夫々設置し、尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43と燃料タンク35の燃料給油口44とを互いに近傍に設置してもよい。
そもそも、燃料給油2回に1回ほどの頻度で尿素を補給する必要があり、燃料タンク35近傍に尿素水溶液タンク25を設置することで、尿素水の給水作業の効率アップが図れ、また、尿素水の給水作業の忘れも抑制できる。
尿素水溶液タンク25は、機体後部に設けた燃料タンク35近傍に設置してもよい。
そもそも、燃料給油2回に1回ほどの頻度で尿素を補給する必要があり、燃料タンク35近傍に尿素水溶液タンク25を設置することで、さらに使い勝手がよくなり、尿素水の給水作業の効率アップが図れ、また、尿素水の給水作業の忘れも抑制できる。
また、前記尿素水溶液タンク25を操縦部6とグレンタンク5の間に設置し、燃料タンク35を機体後部に設置してもよい。
また、尿素水溶液タンク25を、前記穀粒をグレンタンクに揚穀供給する揚穀装置(図示省略)の後方に設け、尿素水溶液タンク25は縦長に形成する。
そのため、スペースを有効利用できる。
また、尿素水溶液タンク25は、脱穀装置3の後方に設けたカッター40とグレンタンク5内の穀粒を排出する排出縦オーガ41との間に設置してもよい。
また、前記尿素水溶液給水口43を操縦部6とグレンタンク5の間に設置し、燃料給油口44を機体後部に設置してもよい。
また、尿素水溶液給水口43を、グレンタンク5と排出縦オーガ41の間に設け、尿素水溶液タンク25は縦長に形成する。
また、尿素水溶液給水口43を、前記カッターカッター40の右側であって前記排出縦オーガ41の後方に設置してもよい。
また、尿素水溶液給水口43を、刈取装置4と脱穀装置との間に設置してもよい。
機体の左右何れか一方側に尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43を設け、他方側に燃料タンク35の燃料給油口44を設ける。
そのため、誤った補給作業を回避できる。
少なくとも、尿素水溶液給水口43をグレンタンク5の後方で排出縦オーガ41近傍に設けると、グレンタンク5を外側オープンさせなくても、補給作業を容易に行える。
尿素水溶液タンク25を、グレンタンク5の下部内側傾斜面51の下方であって、機体後方に設ける。
そのため、尿素水溶液給水口43と尿素水溶液タンク25とSCR17との配管をUターンさせずに直線状に配置でき、コスト削減、省スペース化となる。
(実施例の作用)
エンジン11を始動し、エンジン11の回転により脱穀装置3と刈取部4の各部を駆動し、走行装置2を駆動して走行して刈取脱穀作業を行う。
エンジン11は供給された燃料を燃焼させて得た駆動力を各部に伝達し、燃焼した燃料は排気ガスとして排気装置12を通して機外に排出される。
排気浄化装置15は、DPF16とSCR17とを有しているので、DPF16により窒素酸化物を昇温させて吸着除去すると共に、SCR17により窒素酸化物に尿素を触媒として加水分解されたアンモニアを窒素酸化物に反応させて窒素酸化物を無害な窒素に帰して排出する。
SCR17に供給する尿素水溶液の尿素水溶液タンク25を設け、該尿素水溶液タンク25内にエンジン11の冷却水を循環させるパイプ26を設けているので、尿素水溶液が凍結するとエンジン11が停止するが、エンジン冷却水を使用して尿素水溶液タンク25内の尿素水溶液を加温して凍結防止および解凍する。
また、尿素水溶液を温めすぎると品質が劣化するが、エンジン11から尿素水溶液タンク25に至るパイプ26の所定位置に冷却水を遮断するバルブ27を設けているので、バルブ27の開閉により、尿素水溶液タンク25へのエンジン冷却水の循環を入り切りさせて尿素水溶液の過剰な加温を防止し、尿素水溶液の品質劣化を防止する。
バルブ27は、尿素水溶液タンク25内の温度が一定以下になると、開く構成としているので、尿素水溶液の凍結防止を確実に行える。
尿素水溶液タンク25内には温度センサ29を設け、温度センサ29とバルブ27とを連動するように連結して、バルブ27を自動開閉させる構成としているので、尿素水溶液を劣化させることなく、凍結防止および解凍できる。
操縦部6に温風を出すためにエンジン11の冷却水を循環させるパイプ30を設け、該パイプ30にエンジン11の冷却水を循環させると、パイプ26を介して同時に尿素水溶液タンク25内にも冷却水を循環させる。
そのため、一個のバルブ27により操縦部6と尿素水溶液タンク25との加温を行え、コストダウンになる。
尿素水溶液タンク25はカートリッジ式とし、尿素カートリッジ32を操縦部6の下部に設けると、エンジン11およびDPF16から尿素カートリッジ32を遠ざけることで、熱による尿素水溶液の劣化を防止する。
また、装置を使用しないときは、尿素カートリッジ32を尿素水溶液タンク25から取り外して低温保管でき、この点でも、尿素水溶液の劣化を防止する。
しかして、機体の左右何れか一方側に前記尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43を設け、他方側に燃料タンク35の燃料給油口44を設けているので、尿素水溶液給水口43から尿素水溶液タンク25に尿素水溶液を補給し、燃料給油口44から燃料タンク35に燃料を補給し、誤って補給作業するのを抑制できる。
尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43を操縦部6近傍に設置し、燃料タンク35の燃料給油口44を機体後部に設置すると、尿素水溶液給水口43と燃料給油口44を離すことにより、誤った補給作業を回避できる。
尿素水溶液タンク25を機体内部所定位置に設置し、尿素水溶液タンク25の下部にホース50の一端を接続し、ホース50の他端は期待外部まで伸ばすと、劣化した尿素水溶液ではエンジン始動できなくなるため、機械を使用しない期間の長いコンバインでは、尿素水溶液の抜き替えが頻繁にあり、機体外部よりドレインであるホース50を設けることで、抜き替え作業を容易にする。
尿素カートリッジ32を装着した尿素水溶液タンク25は、機体後部に設けた燃料タンク35近傍に設置すると、尿素水溶液タンク25を、エンジン11および排気浄化装置15の高温部から離れ、高温の影響を受けにくくし、尿素水溶液の劣化を抑制する。
また、機体後方から尿素水溶液タンク25のメンテナンス作業が行え、尿素水溶液タンク25のメンテナンス作業も容易にできる。
尿素水溶液タンク25は、機体後部に設けた燃料タンク35近傍に設置すると、そもそも、燃料給油2回に1回ほどの頻度で尿素水溶液を補給する必要があるが、燃料タンク35近傍に尿素水溶液タンク25を設置することで、さらに使い勝手がよくなり、尿素水溶液の給水作業の効率アップが図れ、また、尿素水溶液の給水作業の忘れも抑制できる。
また、尿素水溶液タンク25と燃料タンク35とは任意箇所に夫々設置し、尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43と燃料タンク35の燃料給油口44とを互いに近傍に設置すると、尿素水溶液の給水作業の効率アップが図れ、また、尿素水溶液の給水作業の忘れも抑制できる。
また、尿素水溶液タンク25を、穀粒をグレンタンクに揚穀供給する揚穀装置36の後方に設け、尿素水溶液タンク25は縦長に形成すると、スペースを有効利用でき、好適である。
機体の左右何れか一方側に尿素水溶液タンク25の尿素水溶液給水口43を設け、他方側に燃料タンク35の燃料給油口44を設けると、誤った補給作業を回避できる。
少なくとも、尿素水溶液給水口43をグレンタンク5の後方で排出縦オーガ41近傍に設けると、グレンタンク5を外側オープンさせなくても、補給作業を容易に行える。
尿素水溶液タンク25を、グレンタンク5の下部内側傾斜面の下方であって、機体後方に設けると、尿素水溶液給水口43と尿素水溶液タンク25とSCR17との配管をUターンさせずに直線状に配置でき、コスト削減、省スペース化となる。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの実施例は夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
また、DPF16とSCR17とは、理解を容易にするために、図中のDPF16とSCR17に斜線を付しているが、これにより構成が限定されることはない。
また、DPF16とSCR17は、理解を容易にするために、DPF16とSCR17の順に設置し、これにより排気ガスの浄化効果を向上させているが、順序を入れ替えても良い。
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取部、5…グレンタンク、10…運転座席、11…エンジン、12…排気装置、13…排気マニホールド、14…排気管、15…排気浄化装置、16…DPF、17…SCR、25…尿素水溶液タンク、26…パイプ、27…バルブ、29…温度センサ、30…パイプ、32…尿素カートリッジ、35…燃料タンク、40…カッター、41…排出縦オーガ、43…尿素水溶液給水口、44…燃料給油口、50…ホース。

Claims (3)

  1. 下方に駆動する走行装置(2)を設けた機体フレーム(1)の上方の一側に脱穀装置(3)を他側にグレンタンク(5)を設け、機体フレーム(1)の前方に刈取部(4)を設け、前記グレンタンク(5)の前方に操縦部(6)を設け、走行装置(2)と脱穀装置(3)と刈取部(4)とを駆動するエンジン(11)の排気ガスを排気装置(12)により機外に排出する構成とし、該排気装置(12)はエンジン(11)の排気マニホールド(13)に接続した排気管(14)に排気浄化装置(15)を設けて構成し、排気浄化装置(15)はDPF(16)とSCR(17)とにより構成し、該SCR(17)に供給する尿素水溶液の尿素水溶液タンク(25)を設け、該尿素水溶液タンク(25)内にエンジン(11)の冷却水を循環させるパイプ(26)を設けたコンバイン。
  2. 請求項1において、前記エンジン(11)から尿素水溶液タンク(25)に至るパイプ(26)の所定位置に冷却水を遮断するバルブ(27)を設け、尿素水溶液タンク(25)内の温度が一定以下の場合前記バルブ(27)を開く構成としたコンバイン。
  3. 請求項1または請求項2において、機体の左右何れか一方側に前記尿素水溶液タンク(25)の尿素水溶液給水口(43)を設け、他方側に燃料タンク(35)の燃料給油口(44)を設けたコンバイン。
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