JPH0432024Y2 - - Google Patents

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JPH0432024Y2
JPH0432024Y2 JP12886486U JP12886486U JPH0432024Y2 JP H0432024 Y2 JPH0432024 Y2 JP H0432024Y2 JP 12886486 U JP12886486 U JP 12886486U JP 12886486 U JP12886486 U JP 12886486U JP H0432024 Y2 JPH0432024 Y2 JP H0432024Y2
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JP
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conveyor belt
scraper
seedling
opening
seedlings
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JP12886486U
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JPS6336214U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、マツト苗を縦送りする搬送ベルトに
付着した屑根・泥土等を除去できるスクレーパを
設けるようにしたた田植機に関するものである。
〔従来技術〕
田植機を構成する苗載台の底面には、苗載台の
横移動中は土付苗を係止し横移動終端で土付苗を
間欠縦送りするため搬送ベルトが設けられてお
り、この搬送ベルトの表面には土付苗の底面を係
止する多数の突起が突出されている。この搬送ベ
ルト上には、落下した屑根・泥土、または新聞紙
等が付着し易く、これらが搬送ベルト上に蓄積さ
れると突起による土付苗の係止機能が低下するの
で、スリツプによる土付苗の搬送不良による欠株
が発生したり、係止不良により土付苗のずり落ち
現象による分割不良等の問題点発生の原因になつ
ている。
これらの問題点を解消するために、移送ベルト
にスクレーパを対設したものとして実開昭59−
90325号公報が提案されており、また搬送ベルト
に除去ブラシを対設したものとして実開昭57−
158316号公報が提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これら公報のものは、いずれも
別体のスクレーパ、または除去ブラシを付設した
もので、これを取付けるための取付ブラケツト等
を苗載台に設ける構造となつているため、苗載台
の構造が複雑化するという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述した従来の問題点を解消すべく創
案されたもので、苗載台8の底面9に開口された
搬送ベルト16収納用の開口部17を利用し、こ
の開口部17に底面9に一体形成のスクレーパ2
0を設けた構造が簡単な田植機を提供することを
目的とし、この開口部17のローラ15に対向す
る部位に、搬送ベルト16側に向けて突出すると
共に苗載台8の底面9に一体形成されたスクレー
パ20を設けたものである。
〔作用〕 苗載台8の底面9に開口した開口部17のロー
ラ15に対向する部位に設けたスクレーパ20に
より、搬送ベルト16上に蓄積しようとする屑
根・泥土、または新聞紙等を除去し、搬送ベルト
16による土付苗の搬送および係止機能を安定さ
せ得るものでありながら、しかも、このスクレー
パ20は搬送ベルト収納用の開口部17を利用し
て苗載台8の底面9に一体形成できるので、従来
の別体に設けたスクレーパまたはブラシ等を取付
けるための取付ブラケツト等を不要となし、苗載
台の構造を簡素化し得る。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例として示す図面につい
て説明する。
第4図に示すように、田植機1は機体前方にエ
ンジン2が搭載され、このエンジン2から駆動さ
れる伝動装置(図外)により駆動される車軸3の
両端には、車軸3を中心として上下に揺動する左
右一対の伝動ケース4,4が各別に設けられ、こ
の各伝動ケース4の後端には伝動ケース4に内装
の伝動装置(図外)により駆動される車輪5が軸
支されており、この車輪5により田植機1が走行
するようになつている。
また、機体の下方には田面を滑走する前後方向
に延びるフロート6が配設され、機体の後方には
斜め後方に延びる左右一対の操縦ハンドル7が固
定されており、この操縦ハンドル7の前方には、
この操縦ハンドル7に沿つて斜め後方に延びる苗
載台8が左右方向に往復横移動するように配設さ
れている。
この苗載台8の底面9上には土付苗10が載置
されるようになつており、苗載台8下方の機体に
は楕円状の植付軌跡上を移動する苗植付装置11
が配設され、この苗植付装置11の先端には土付
苗10を一株分に分割すると共に挟持して田面に
植えつける植付爪12が設けられ、この植付爪1
2の先端は後述する苗受板21の苗取出口(図
外)を通過するようになつている。
この苗植付装置11および上記苗載台8は、エ
ンジン2により駆動されるる伝動装置(図外)が
内装された後部ミツシヨンケース13を経由して
駆動されるようになつている。
第1図〜第3図に示すように、苗載台8の裏面
には横方向に延びる上下の支軸14,14がそれ
ぞれ回転自在に支架され、これら両支軸14,1
4には上下一対のローラ15,15が固定されて
いる。この苗載台8の底面9には、前記上下一対
のローラ15,15に巻掛けられ土付苗10を間
欠縦送りするための搬送ベルト16が収納される
開口部17が開口されており、この開口部17の
下方側ローラ15に対向する部位には、搬送ベル
ト16に向けて突出すると共に、苗載台8の底面
9に一体形成されたスクレーパ20が設けられて
いる。また、苗載台8の下端には苗受板21が配
設され、土付苗10の下端を支持するようになつ
ており、この苗受板21に設けた苗取出口(図
外)内を苗植付装置11先端の植付爪12が通過
するようになつている。
このスクレーパ20は、搬送ベルト16の表面
に突出させた突起18が通過する間隔Hをおいて
突起18,18間に突出する複数の突片20aが
横方向に連続する櫛状に形成されており、このス
クレーパ20の上面は苗載台8の底面9上面と同
一平面となるように設けられ、スクレーパ20の
突片20aにより剥離された屑根・泥土、または
新聞紙等が土付苗10の移動に伴つて突片20a
上面を通つて下方側に移動した後、苗取出口等か
ら排出されるようになつており、また剥離された
屑根・泥土、または新聞紙等の間隔Hを通過する
小片はそのまま下方に落下させることもできる。
このスクレーパ20を構成する突片20aは搬送
ベルト16の上面との間に小間隔Sをおいて対設
されている。
また、開口部17の上下方向中間部には搬送ベ
ルト16の上面側が弛まないように下方から支持
するベルト案内板22が左右から内側に向けてそ
れぞれ突設されており、このベルト案内板22の
先端側には後述する搬送ベルト16内側のVベル
ト状の突起部23を受ける凹溝22aが形成され
ている。
上下一対のローラ15,15間は、さらに両ロ
ーラ15,15の外周にそれぞれ設けたV型溝内
に巻掛けられた搬送ベルト16内側のVベルト状
の突起部23により連動連結されている。
上方側に配設された支軸14の軸端には図示し
ない間欠駆動機構が設けられており、この間欠駆
動機構が苗載台8の横移動終端で作動することに
より、搬送ベルト16が土付苗10の一株分に相
当する長さだけ縦送りされ、これに伴い突起18
に底面が係止された土付苗10が搬送ベルト16
とともに縦搬送される。また、苗載台8の横移動
中は、停止している搬送ベルト16の突起18に
より土付苗10の底面が確実に係止され、土付苗
10が自重等でずり落ちないようになつている。
実施例では、スクレーパ20を下方側のローラ
15に対設しているか、上方側のローラ15に対
設させて底面9の裏側に突出させて設けてもよい
ものである。
〔考案の効果〕
これを要するに本考案による田植機は、苗載台
の底面に、上下一対のローラに巻掛けられ土付苗
を縦送りする搬送ベルト収納用の開口部を開口
し、この開口部の前記ローラに対向する部位に、
搬送ベルト側に向けて突出すると共に苗載台の底
面に一体形成されたスクレーパを設けたが故に、
苗載台の底面に開口した開口部のローラに対向す
る部位に設けたスクレーパにより、搬送ベルト上
に蓄積しようとする屑根・泥土を除去し、突起付
搬送ベルトによる土付苗の搬送および係止機能を
安定させることができるものでありながら、しか
も、このスクレーパは搬送ベルト収納用の開口部
を利用して苗載台の底面に一体形成することによ
り、従来の別体に設けたスクレーパまたはブラシ
等を取付けるための取付ブラケツト等を不要とな
し、苗載台の構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は苗載台の要部を示す平面図、第2図は苗
載台の要部を示す縦断面図、第3図は剥離状態を
しめす第2図の作用説明図、第4図は第1図のA
−A断面図、第5図は田植機の全体側面図であ
る。 8……苗載台、9……底面、10……土付苗、
15……ローラ、16……搬送ベルト、17……
開口部、20……スクレーパ、20a……突片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 苗載台の底面に、上下一対のローラに巻掛け
    られ土付苗を縦送りする搬送ベルト収納用の開
    口部を開口し、この開口部の前記ローラに対向
    する部位に、搬送ベルト側に向けて突出すると
    共に苗載台の底面に一体形成されたスクレーパ
    を設けたことを特徴とする田植機。 2 下方のローラに対向させたスクレーパの上面
    と、苗載台の底面とを一致させた実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の田植機。 3 スクレーパを、搬送ベルトの表面に突出する
    突起を避ける間隔をおいて突起間に臨む複数の
    突片から構成した実用新案登録請求の範囲第1
    項または2項記載の田植機。
JP12886486U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH0432024Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12886486U JPH0432024Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12886486U JPH0432024Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS6336214U JPS6336214U (ja) 1988-03-08
JPH0432024Y2 true JPH0432024Y2 (ja) 1992-07-31

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JP12886486U Expired JPH0432024Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JPS6336214U (ja) 1988-03-08

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