JPH0431944Y2 - - Google Patents

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JPH0431944Y2
JPH0431944Y2 JP20151086U JP20151086U JPH0431944Y2 JP H0431944 Y2 JPH0431944 Y2 JP H0431944Y2 JP 20151086 U JP20151086 U JP 20151086U JP 20151086 U JP20151086 U JP 20151086U JP H0431944 Y2 JPH0431944 Y2 JP H0431944Y2
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piece
floor
holding frame
bolt
floor holding
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は床材を保持するために用いる床保持
具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、床保持具は第5図に示すように床材を保
持する床保持枠12と、床保持枠12を止着する
U字状の固定片Aと、この固定片Aの底片A1と
一体化して下方に突出せしめたボルトBと、この
ボルトBの下端が挿通される孔C2を有する天壁
C1及び水平片C3より成る台形状の保持片Cを
有する。ボルトBには、保持片Cの天壁C1の上
下及び固定片Aの下部に対応してナツトD1,D
2,D3が螺着される。
この床保持具は、水平片C3を基礎コンクリー
ト上に設置して、各ナツトD2,D3を緩め、ボ
ルトBを上下方向に進退させて床保持枠12の高
さを調整した後、各ナツトD2,D3を締付けて
いる。これにより床保持枠12の上面に位置され
る床材の高さをコンクリート上面から所定の高さ
に保持できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記構成の床保持具では、水平片C
3側のナツトD1,D2は床保持材よりも深い場
所に位置するので、その操作は下側に手を伸ばし
た無理な姿勢で行なわねばならない。
特に、床保持枠12の両端をコンクリート床面
より一定の高さの位置に保持固定した後に、この
床保持具を用いて床保持枠12の中央側を保持す
るようなとき、ナツトD2,D3を互に離間方向
にゆるめた状態で、ボルト2を上動して底片A1
を床保持枠12の下面に押し当て、ナツトD3を
上方に回し床保持枠12の下面に当接させてか
ら、ナツトD2を締め付けている。しかし、ナツ
トD3は保持片Cの中に位置するので回しづら
く、このため、操作作業は容易でないという問題
があつた。そこで、本出願人により第4図に示す
ものが提案されている。すなわちこの提案に係る
床保持具は、クツシヨン体1を下面に一体化する
とともに、垂直ボルト2を螺合して植設するねじ
孔3Cを有する矩形状の保持片3と、ボルト2の
上部が螺合するねじ孔5aを有する基片5を有す
る固定片9と、基片5の下面に当接して下方向へ
の移動を阻止するボルト2に螺合されたナツト1
0と、固定片9上に設置されるパツド11と、パ
ツド11上に載置される長手状の床保持枠12
と、床保持枠12を上面から包囲するバンド14
とを備えている。
クツシヨン体1は、例えばゴム等の弾性体によ
り方形状に形成され、そのほぼ中央にはボルト2
を挿通する孔1aを備えている。このクツシヨン
体1は、保持片3に接着剤等によつて固着されて
いる。ボルト2の植設を確実化するために、ボル
ト2にナツト15が螺合され、このナツト15で
保持片3を押圧する。基片5の4辺に、立上り片
6を4個備えている。各立上り片6は基片5の少
なくとも対向する2辺に、これを上方に折曲して
形成すれば良いが、ここでは、4辺に形成したも
のである。
各立上り辺6の先端は、これを外方に折曲した
水平片8を備え、この水平片8はそれぞれの立上
り辺6と平行となつたスリツト7を有している。
また、基片5は、その下部側に配設されたナツ
ト10を緩めると下方向へ移動でき、ナツト10
をボルト2に締付けると下方向へ移動が阻止され
る。
さらに、水平片8,8には、これらの上面間を
橋絡するようにパツド11が設置されている。パ
ツド11は矩形状に形成され、スリツト7を被覆
しないような寸法となつている。
パツド11に載置される床保持枠12は、対向
する2個の水平辺8,8の突出方向と直角方向に
延長する如く位置されている。
そして、床保持枠12を上面から包囲するバン
ド14は、逆U字状に形成され、その両先端には
係止片13を備えている。
係止片13は、スリツト7に嵌入された後、外
方向に屈曲して床保持枠12を水平片8に固定す
るように形成されている。
次に、作用について説明する。
上記構成よりなる床保持具では、まず、クツシ
ヨン体1側を基礎コンクリート上に設置する。そ
して、固定片9の高さ調整は、ナツト10をゆる
めて固定片9を回すだけでよく、例えば両端がす
でに一定の高さに保持された床保持枠12の下面
に、固定片9を回し上動することによりその水平
片8側を当接させてナツト10を締付けるだけで
よい。
従つて、ナツトの操作には手を下方に一杯に延
ばした無理な姿勢をとる必要がなくなる。また床
保持枠の取付けはバンド14によるので、全体の
操作が容易となるとともに、床保持枠の高さがい
かなる寸法でもそれに合うバンドを使用すること
で、取付け可能となる。
〔問題点〕
しかしながら、以上の構成によれば各立上り片
6が互に独立して上方向に突出した状態であるの
で、床保持枠12を介して上から水平片8に大き
な荷重が加わつた際に、立上り片6が外方に開く
ような変形が生じることが考えられ、信頼性が低
くなる欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
従つて、本考案は水平片8,8の上に載置され
かつ水平片8,8に接続される補強片30を設け
て立上り片6,6の開きを防止する。
〔作用〕
水平片8,8が補強片30を介して互に一体化
されるので、床保持枠12を介して大きな荷重が
加わつても立上り片6,6が外方に変形するおそ
れがない。
〔実施例〕
第1図、第2図及び第3図は本考案による床保
持具の一実施例を示す図であり、第4図と同じも
のは同一符号を用いている。
同図において、30は全水平片8上にまたがつ
て載置固定される正方形状の補強片であり、この
補強片30の上に上記パツド11が固定され、そ
の上に床保持枠12が載置される。この補強片3
0はスリツト7に対応して四方個所にスリツト7
aを有し、このスリツト7aは、補強片30の一
部を下方に切り起こすようにして形成される。こ
のようにして形成された切り起し片31,31は
スリツト7aの短辺の両端縁7X,7Xに連なる
ように2個切り起こされたもので、スリツト7に
挿通された上で互に離反方向に折曲してスリツト
7の短辺の両端縁に加締め固定される。
なお、補強片30は水平片8にねじ止め、溶
接、接着等の他の手段を用いて固定してもよい。
以上の構成によればバンド14の両端をスリツ
ト7a,7aを介して外方に折曲することにより
床保持枠12の取付けが可能となる。水平片8,
8は補強片30を介して一体化されるので、床保
持枠12側から大きな荷重がかかつても立上り片
6が外方に開いてしまうことがなくなる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、補強片
30を介して立上り片6同士が一体化されるの
で、この立上片6が外方に開くおそれがなく、信
頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本考案による床保
持具の一実施例を示し、第1図は全体斜視図、第
2図は要部断面図、第3図は床保持材取付状態の
断面図、第4図は本出願人による先願の一例を示
す断面図、第5図は従来例を示す斜視図である。 2……ボルト、3……保持片、5……基片、6
……立上り片、7,7a……スリツト、8……水
平片、9……固定片、14……バンド、30……
補強片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方向に突出するボルト2が植設された保持片
    3と、上記ボルト2の上部側が螺合するねじ孔5
    aを有する矩形の基片5、この基片5の少なくと
    も対向する2辺より上方に折曲されて垂直に立上
    る立上り片6,6、この立上り片6,6の先端よ
    り外方に折曲されかつスリツト7,7を有する水
    平片8,8とから成る固定片9と、上記水平片
    8,8の突出方向と直角方向に延長する如く水平
    片8,8上側に位置される長手状の床保持枠12
    と、先端に上記スリツト7,7に嵌入された後外
    方向に屈曲された係止片13を有し上記床保持枠
    12を上面から包囲する逆U字状のバンド14と
    を備えた床保持具であつて、上記各水平片8上に
    またがつて位置されかつ水平片8に接続される補
    強片30を設けたことを特徴とする床保持具。
JP20151086U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0431944Y2 (ja)

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JP20151086U JPH0431944Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP20151086U JPH0431944Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS63106844U JPS63106844U (ja) 1988-07-11
JPH0431944Y2 true JPH0431944Y2 (ja) 1992-07-31

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