JPH074908U - 水平部材の連接構造 - Google Patents

水平部材の連接構造

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JPH074908U
JPH074908U JP3917793U JP3917793U JPH074908U JP H074908 U JPH074908 U JP H074908U JP 3917793 U JP3917793 U JP 3917793U JP 3917793 U JP3917793 U JP 3917793U JP H074908 U JPH074908 U JP H074908U
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JP
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JP3917793U
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Inventor
松岡  功
和雄 加藤
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Aica Kogyo Co Ltd
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Aica Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラケット本体と水平部材を取付けた後、水
平レベルの微調整を容易に行なう。 【構成】 一端に角頭部1、他端面には断面形状が真円
以外の凹部2が形成された複数個の略ボルト治具3と、
略ハット形状で貫通孔41が貫設され、深さが角頭部1
の高さと同等で、両端の受け部6に小孔42が貫設され
た支持片7と、支持片7が略ボルト治具3を介して連結
されるブラケット本体31により支えられる水平部材の
連接構造であって、略ボルト治具3は貫通孔41に遊貫
されるとともに、ブラケット本体31に固着された雌螺
子8aに螺合され、スプリングワッシャ−5、ナット8
bにより締着され、支持片7は隣合う水平部材51の継
ぎ目を股いで固着され、水平部材51が略ボルト治具3
の角頭部1により支えられている水平部材の連接構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カウンタ−、テ−ブル等の水平部材の連接構造に関し、特に隣り合 う水平部材の継ぎ目部分の段差を解消できる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、連接する水平部材のレベルを調整するために、水平器を用いて取り 付け、さらに、取り付け後、壁、水平部材の微妙な垂直、水平レベルの変化に対 応するため、例えば、レベルを調整する支持金具をボルトとナットで固定する方 法や、図7に示されるように、支持金具と水平部材との間にスペ−サ−を挾み、 木螺子を用いてレベル調整する方法が知られている。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
しかしながら、水平部材とブラケット本体を取付けた後、水平レベルを調節し ようとすると、限られた狭い空間で、スパナ、メガネレンチ等の大きな工具を用 いて再度ボルトとナット等を弛めなければならないために、作業は困難を極め、 また、木螺子でレベルを調節する場合には、木螺子の頭部にプラスドライバ−や 、マイナスドライバ−を用いるため、カウンタ−、テ−ブル等の下に人が入り込 むか、あるいは、これらの部材を持ち上げてスペ−サ−を挿入しなければならな いといった不都合が生じ、さらに、一度の作業で調整できる高低も少なかった。 従って、これらの従来の方法においては、水平部材とブラケット本体を取付けた 後、水平レベルを調節するには、これらの作業を反復しなければならず、施工上 、余り好ましくないものとなっていた。
【0004】 一方、水平部材を構成する基材、例えば化粧板、パ−チ、合板等の厚みの誤差 や、温度、湿度による経時変化によって隣合う水平部材の継ぎ目部分に段差を生 じる場合もあり、施工前のレベル調整のみではこの段差を十分吸収できるもので はなく、また、各水平部材の下方に支持金具を取り付けることは支持金具を二つ 必要とするため、スペ−ス的な観点からも得策ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の従来技術に鑑み、検討されたもので、一端に角頭部(1)、 他端面には断面形状が真円以外の凹部(2)が形成された複数個の略ボルト治具 (3)と、略ハット形状で貫通孔(41)が貫設され、深さが角頭部(1)の高 さと同等で、両端の受け部(6)に小孔(42)が貫設された支持片(7)と、 支持片(7)が略ボルト治具(3)を介して連結されるブラケット本体(31) により支えられる水平部材の連接構造であって、略ボルト治具(3)は貫通孔( 41)に遊貫されるとともに、ブラケット本体(31)に固着された雌螺子(8 a)に螺合され、スプリングワッシャ−(5)、ナット(8b)により締着され 、支持片(7)は隣合う水平部材(51)の継ぎ目を股いで固着され、水平部材 (51)が略ボルト治具(3)の角頭部(1)により支えられている構造とする ことによって、前記の課題を解決することができる。
【0006】
【作用】
本考案の水平部材の連接構造において、断面形状が真円以外の凹部(2)が回 動すると、略ボルト治具(3)は、ナット(8b)の下部より略ボルト治具(3 )の底部に到る距離を進退し、角頭部(1)は上下方向に移動する。また、水平 部材(51)は支持片(7)と一体となっているため、角頭部(1)の上下方向 の移動に追従する。従って水平部材(51)の高さを調整することができ、水平 なレベルを維持することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図2は本考案の水平部材の連接構造を示す要部拡大側面図であり、支持片(7 )は隣り合う水平部材(51)の継ぎ目を股いで木螺子(22)で固着されると ともに、一端に角頭部(1)が、他端面には断面形状が真円以外の凹部(2)が 形成された2個の略ボルト治具(3)の角頭部(1)により水平部材(51)が 支持されている。略ボルト治具(3)は、他端面に形成された真円以外の凹部( 2)と嵌合する治具を用い、回動させることができる。
【0009】 前述の略ボルト治具(3)は、ボルトの底部に断面形状が真円以外の凹部(2 )や角孔を形成したり、あるいは、角孔付き止め螺子の一端に角柱部品を溶接、 例えばナットを溶接してなるもので、略ボルト治具(3)の底部の断面形状が真 円以外の凹部(2)として、図4に示されるように特に六角孔(2a)とすれば 、市販のL字型の治具、例えば六角棒スパナを用いることができ、力も少なくて すみ容易に回動させることができる。
【0010】 略ハット形状で貫通孔(41)が貫設され、深さが角頭部(1)の高さと同等 で、両端の受け部(6)に小孔(42)が貫設された支持片(7)は、金属片を 凸状に折り曲げてなるもので、略ボルト治具(3)が遊貫されている。また、テ −ブル、カウンタ−等の水平部材(51)を支えるために、小孔(42)を通じ て木螺子(22)で固定されている。これにより遊貫されされた支持片(7)は 水平部材(51)と一体となっている。この際、木螺子(22)の代わりに釘や 、接着剤を用いてもさしつかえない。
【0011】 支持片(7)は図2に示されるように略ハット形状であるが、深さが角頭部( 1)の高さと同等であれば特にこの形状に限定されるものではなく、台形、バケ ツ形、半フィ−ルドトラック形等としてもさしつかえない。
【0012】 支持片(7)の深さが角頭部(1)の高さと同等であることの必要性は以下の 理由に基づくものである。深さが角頭部(1)の高さより浅い場合は、略ボルト 治具(3)が上方向に進んでも水平部材(51)を押し上げるまでに至らず、無 駄な距離を移動しなければならず、また、深さが角頭部(1)の高さより深い場 合は、支持片(7)と水平部材(51)との間に隙間を生ずるため好ましくない 。すなわち、支持片(7)の受け部(6)と略ボルト治具(3)の角頭部(1) は水平部材(51)と面一で当接しているのが望ましく、重要な構成要件となっ ている。
【0013】 ブラケット本体(31)は、略ボルト治具(3)が挿通するための挿通孔(4 3)が貫設され、略ボルト治具(3)を支えるために、挿通孔(43)の下に、 雌螺子(8a)が略ボルト治具(3)が回動した際に弛まないように溶接によっ て固着され、略ボルト治具(3)と螺合されている。この際、挿通孔(43)自 体が略ボルト治具(3)と螺合するように螺刻されていてもさしつかえない。
【0014】 さらに、略ボルト治具(3)の雌螺子(8a)より下方の部分は、スプリング ワッシャ−(5)、ナット(8b)により固着されており、略ボルト治具(3) が支えられている。これにより略ボルト治具(3)の微動を防ぎ、水平部材のレ ベルも安定なものとなる。
【0015】 スプリングワッシャ−(5)はナット(8b)の弛みを防ぐもので、略ボルト 治具(3)のみを回動させるためのものである。すなわち、スプリングワッシャ −(5)を用いず、雌螺子(8a)とナット(8b)とのいわゆる二重ナットの 構造にした場合は、略ボルト治具(3)が下方に移動した際、ナット(8b)は 回動し、弛むため好ましくない。
【0016】 図3は隣り合う水平部材(51)の厚みが異なる場合に略ボルト治具(3)を 回動させてレベル調整を行い、水平を維持している状態を示すものであり、支持 片(7)は若干撓み、木螺子(22)と水平部材(51)は微少隙間を有しなが ら連接する水平部材(51)の継ぎ目部分の段差が解消されている。
【0017】 図4は、略ボルト治具(3)の他端面に断面形状が真円以外の凹部として、+ 溝(2b)を形成した底面図、また、図5は−溝(2c)を形成した底面図を示 すものであり、その他四角形、楕円形等が挙げられるが、略ボルト治具(3)を 上下方向に進退しうる形状であれば、特にこれらの形状に限定するものではない 。
【0018】 水平部材(51)としては、合成樹脂製カウンタ−や、合板、パ−ティクルボ −ド等の木質芯材に従来公知の化粧板を接着加工したものが挙げられるが、支持 片(7)と固着可能なものであれば、特に限定されるものではない。
【0019】
【考案の効果】
本考案の水平部材の連接構造によれば、カウンタ−、テ−ブル等の水平部材と ブラケット本体とを取り付けた後にレベル調整することが可能で、大きなスパナ 、レンチを必要とせず、六角棒スパナやドライバ−といった小さな工具で対処で きる。
【0020】 また、一度の操作で移動する距離も大きく、多大な力を必要とせず、狭い空間 で容易にレベル調整ができるとともに、図8に示されるように二つの支持金具を 用いる必要がなく、図3に示されるが如く隣合う水平部材を一つのブラケットに より支持されているため、コスト、スペ−ス的にも有用である。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ブラケット本体の構造を示す要部の分
解斜視図。
【図2】図2は、本考案の水平部材の連接構造の要部拡
大側面図。
【図3】図3は、水平部材の厚みが異なる場合にレベル
調整を行った要部拡大側面図。
【図4】図4は、略ボルト治具の底部に六角孔を形成し
た場合の底面図。
【図5】図5は、略ボルト治具の底部に+溝を形成した
場合の底面図。
【図6】図6は、略ボルト治具の底部に−溝を形成した
場合の底面図。
【図7】図7は、従来のボルトとナットで固定され、レ
ベル調整するため薄片を介在させた場合の要部拡大側面
図。
【図8】図8は、二つの支持金具を用いた場合の要部拡
大側面図。
【0022】
【符号の説明】
1 角頭部 2 断面形状が真円以外の凹部 2a 六角孔 2b +溝 2c −溝 3 略ボルト治具 5 スプリングワッシャ− 6 受け部 7 支持片 8a 雌螺子 8b ナット 21 螺子 22 木螺子 31 ブラケット本体 41 貫通孔 42 小孔 43 挿通孔 51 水平部材 61 ボルト 62 ナット 63 支持金具 71 薄片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に角頭部(1)、他端面には断面形
    状が真円以外の凹部(2)が形成された複数個の略ボル
    ト治具(3)と、略ハット形状で貫通孔(41)が貫設
    され、深さが角頭部(1)の高さと同等で、両端の受け
    部(6)に小孔(42)が貫設された支持片(7)と、
    支持片(7)が略ボルト治具(3)を介して連結される
    ブラケット本体(31)により支えられる水平部材の連
    接構造であって、略ボルト治具(3)は貫通孔(41)
    に遊貫されるとともに、ブラケット本体(31)に固着
    された雌螺子(8a)に螺合され、スプリングワッシャ
    −(5)、ナット(8b)により締着され、支持片
    (7)は隣合う水平部材(51)の継ぎ目を股いで固着
    され、水平部材(51)が略ボルト治具(3)の角頭部
    (1)により支えられていることを特徴とする水平部材
    の連接構造。
  2. 【請求項2】 断面形状が真円以外の凹部(2)を六角
    孔(2a)としたことを特徴とする請求項1記載の水平
    部材の連接構造。
JP3917793U 1993-06-23 1993-06-23 水平部材の連接構造 Pending JPH074908U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102223A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 Toto株式会社 固定具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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